JP2003016450A - 指紋登録装置および指紋照合装置 - Google Patents

指紋登録装置および指紋照合装置

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JP2003016450A
JP2003016450A JP2001199428A JP2001199428A JP2003016450A JP 2003016450 A JP2003016450 A JP 2003016450A JP 2001199428 A JP2001199428 A JP 2001199428A JP 2001199428 A JP2001199428 A JP 2001199428A JP 2003016450 A JP2003016450 A JP 2003016450A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手がよく、機密性の高い指紋照合装置
を提供する。 【解決手段】 指紋照合装置において、登録された指紋
情報と、照合のために読み取られた指紋情報とを照合し
て不一致のときで再試行可能な場合に、ユーザーが表示
要請(C)キー211を押したときのみ、LCD表示器
31の左側指紋画像表示領域に登録されている指紋情報
を表示する。または、指紋照合装置は、最終的に指紋照
合の一致が得られないときのみ、登録された指紋情報と
照合のために読み取られた指紋情報とをLCD表示器3
1に対比して表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、効率よく指紋を登
録可能な指紋登録装置に関するものであり、特に、指紋
を登録する際に検出された指紋画像を表示する指紋登録
装置に関する。本発明はまた指紋照合装置に関するもの
であり、特に、指紋を照合したとき不一致と判断された
場合、登録された指紋画像を表示することを要請する指
示があったとき、登録されている指紋画像を表示する指
紋照合装置に関する。さらに本発明は、指紋を照合する
ために検出された指紋画像と事前に登録された指紋画像
とを照合して両者が一致しないと判断されたとき、登録
された指紋を表示する指紋照合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】指紋は個人を識別するユニークな情報で
あり、指紋を用いて個人の認識に使用することが種々行
われている。そのような技術としては、たとえば、許可
されたユーザーが家屋または室内に入るときに指紋を検
出し、そのユーザーの事前に登録してある指紋画像と今
回検出した指紋画像とを照合して両者がほぼ一致したと
きのみ、家屋または室内への扉を開けるようにした指紋
照合装置を用いた解錠装置が知られている。
【0003】このような指紋照合装置において、登録し
ている指紋画像と照合のために検出された指紋画像とを
照合した際に、両者の一致をとることが難しい場合があ
る。そのような不一致は、たとえば、(1)同一のユー
ザーでも照合の際の指の指紋検出部分への置き方が登録
時の指の置き方と異なったため不一致になる、(2)登
録時と照合するときの指の指紋検出部への押しつけ方の
強弱の相違により不一致になる、(3)指の汚れ、脂の
つき加減と検出手段の検出原理との関係で不一致になる
など種々の要因がある。そのような不一致が起こると、
指紋照合作業を反復することになるが、手間がかかり能
率的でない。もちろん、その一方で、許可されない第3
者の不正な室内への侵入を防止するため、正確な指紋照
合が要求されている。
【0004】そのような不一致を克服する試みが種々提
案されている。たとえば、特開昭58−31478号公
報は、登録された指紋画像と照合の際に検出された指紋
画像とを並べて表示するとともに、登録された指紋画像
と照合の際に検出された指紋画像とを変形させて表示し
て、両者の指紋画像の位置合わせを可能にしている。し
かしながら、画像を変形すると直観的な視覚と異なり、
分かりにくい。
【0005】また特公平6−14346号公報は、指紋
検出部分への指の置き方によって指紋照合の一致を得る
ことの難しさを克服するため、登録したときの指の置き
方を記憶していて指紋照合装置固有のパスワードを知っ
ている人のみに視角的に指の置き方が確認できるように
することを意図した指紋照合装置を開示している。この
指紋照合装置においては、照合モードにおいて、(1)
テンキー操作により個人識別用の暗証番号と指紋照合用
のパスワードを入力し、(2)入力した暗証番号が登録
されている暗証番号と一致し、かつ、入力したパスワー
ドが予め決められた指紋照合用装置固有のパスワードに
一致するか否かを判別し、(3)暗証番号およびパスワ
ードが一致したとき指の指紋をカメラで撮像し、(4)
撮像した指紋画像をモニタ画面に表示する。すなわち、
この指紋照合装置によれば、暗証番号とパスワードを知
っている人が自己の指紋をカメラで撮像してその撮像結
果をモニター画面に表示して自分の指の指紋の確認およ
び指の置き方の確認を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
6−14346号公報に開示されている指紋照合装置
は、指紋を照合する毎にいつもモニター画面に撮像され
た指紋および関連する情報が表示されるので、第3者に
対する機密性が低いという問題がある。すなわち、特公
平6−14346号公報に開示されている指紋照合装置
によれば、無条件に、あるいは、安易に、個人特有のも
のである指紋情報をモニター画面で表示しているので、
第3者に指紋情報を盗まれる機会を与え悪用される可能
性が高くなるという問題がある。
【0007】またこれまで、照合の対象となる指紋の登
録作業を効率よく行う指紋登録装置が見いだされていな
い。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みて為されたもの
で、適切かつ必要な時に指紋情報を表示する指紋照合装
置を提供することを目的とする。
【0009】本発明はまた登録作業が効率よく行える指
紋登録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点によ
れば、指紋を指紋画像情報として検出する指紋検出手段
と、前記指紋検出手段で検出された指紋画像情報を記憶
する記憶手段と、指紋の登録を行う指紋登録処理手段
と、指紋情報を表示可能な表示部とを具備し、前記指紋
登録処理手段は、前記指紋検出手段で検出した指紋画像
情報を前記記憶部に記憶するとき前記指紋検出手段で検
出された指紋画像情報を前記表示部に表示することを特
徴とする指紋登録装置が提供される。
【0011】好ましくは、前記指紋登録処理手段は、前
記指紋情報の記憶処理を複数回行い、前記記憶手段に記
憶されて指紋情報のうち他の指紋情報と最も近似の高い
指紋情報を正式の指紋情報として前記記憶手段に登録す
る。
【0012】また、好ましくは、前記指紋登録処理手段
は、前記記憶手段に記憶して登録すべき指紋情報をその
指紋を持つユーザーの識別記号に対応させて前記記憶手
段に記憶する。
【0013】本発明の第2の観点によれば、指紋を指紋
画像情報として検出する指紋検出手段と、許可されたユ
ーザーの指紋情報を予め記憶している記憶部手段と、前
記指紋検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に記
憶されている指紋情報とが一致しているか否かの照合を
行う指紋照合手段と、2つの指紋情報が表示可能な表示
部と、指紋を表示することを指示する表示要請手段とを
具備し、前記指紋照合手段における2つの指紋情報の照
合で不一致と判定されたときに前記表示要請手段により
前記指紋検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に
記憶されている指紋情報とを対比して前記表示部に表示
することを特徴とする指紋照合装置が提供される。
【0014】好ましくは、前記指紋照合手段における前
記指紋情報の照合で不一致の場合、一致するまで、前記
指紋検出手段による指紋情報の検出、および、前記指紋
照合手段における指紋照合処理を所定回数反復する照合
反復処理手段をさらに有し、該照合反復処理手段は、前
記所定回数、前記処理を反復しても前記2つの指紋情報
の一致が得られない場合、前記表示要請手段は、前記指
紋検出手段で最終的に検出された指紋情報と前記記憶部
に記憶されている指紋情報とを対比して前記表示部に表
示する。
【0015】本発明の第3の観点によれば、指紋を指紋
画像情報として検出する指紋検出手段と、許可されたユ
ーザーの指紋情報を予め記憶している記憶手段と、前記
指紋検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に記憶
されている指紋情報とが一致しているか否かの照合を行
う指紋照合手段と、指紋情報が表示可能な表示部と、指
紋を表示することを指示する表示要請手段とを具備し、
前記指紋照合手段における照合が不一致と判定されたと
きに前記表示要請手段により、前記指紋検出手段で検出
された指紋を前記表示部に表示することを特徴とする指
紋照合装置が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の指紋照合装置
の構成図である。図1に図解した指紋照合装置1は、指
紋検出手段10と、個人識別用情報入力手段20と、表
示部30と、照合手段40と、インターフェース(I/
F)50とを有している。指紋照合装置1は、本発明の
指紋照合装置として機能する他、その前段階において、
指紋登録装置としても機能する。照合手段40は、本発
明の指紋登録処理手段、指紋照合手段、照合反復処理手
段として動作する。なお、本発明の記憶手段は照合手段
40に含まれる。
【0017】図2は本発明の1実施の形態である指紋照
合装置1の操作部分の外観を示す正面図である。図2
は、指紋を検出する指紋検出手段10の正面外観と、個
人識別用情報入力手段20の正面外観と、表示部30の
正面外観とを図解している。照合手段40は図2には図
解されていず、これらの背後の筐体内に配設されてい
る。
【0018】指紋検出手段10は、たとえば、(1)特
開平2000−99731号公報に開示されている光源
・プリズム・CCDなどから構成される光学系を用いた
光学的に指紋を検出する指紋検出装置、(2)再公表特
許公報WO99/50794に開示されている圧電方式
で指紋を検出する指紋検出装置、(3)静電容量の変化
で指紋を検出する静電容量式指紋検出装置、(4)電界
強度を測定することで指紋を検出する電界強度方式指紋
検出装置などの種々の検出装置のいずれかの装置で構成
することができる。なお、本実施の形態における指紋検
出手段10は、図2に図解されているように、再公表特
許公報WO99/50794に開示されている圧電方式
で指紋を検出する圧電式指紋検出装置11を用いた場合
について述べる。
【0019】個人識別用情報入力手段20は、指紋照合
装置1を利用するユーザー毎に予め定めてある個人識別
用情報、たとえば、ID(IDentification)番号などの
暗証番号を入力する装置であり、個人識別用情報入力手
段20としては、たとえば、図2に図解したテンキー2
1で構成することができる。図2に示す実施の形態で
は、テンキー21は、0から9までの数字キーと、登録
されている指紋の表示を要請する表示要請(C)キー2
11と、入力(E:Entry)キー212とからなる。
【0020】個人識別用情報入力手段20としては、図
2に図解したテンキー21に代えて、個人識別用情報を
暗証番号として磁気カードやICカードに記憶させてお
き、それらのカードを図示しないカードリーダーに装荷
して暗証番号を読み込むようにしてもよい。または個人
識別用情報入力手段20として、個人識別用情報の暗証
番号とともに指紋照合装置のパスワードも入力すること
とし、個人識別用情報を暗証番号として磁気カードやI
Cカードに記憶させておき、それらのカードを図示しな
いカードリーダーに装荷して暗証番号を読み込むととも
に、パスワードをテンキー21で入力するようにするこ
とができる。このように、異なる方法および手段で暗証
番号とパスワードとを入力するようにすれば、機密性は
一層高まる。ただし以下に述べる実施の形態において
は、個人識別用情報入力手段20としてテンキー21を
用い、個人識別情報として暗証番号のみ用い、その暗証
番号をテンキー21から入力する場合について述べる。
【0021】表示部30は、事前に登録されている指紋
の表示や、指紋検出手段10によって検出された指紋の
表示とともに指紋照合の結果や操作手順などの操作指示
を表示する。表示部30としては、好ましくは、図2に
図解したように、テンキー21の上部に配設されている
液晶(LCD)表示器31を用いる。もちろん、表示部
30として、LCD表示器31に代えて、CRT表示器
や、プラズマ表示器を用いることができる。さらに表示
部30に加えて、音声出力手段、たとえば、スピーカを
併用するようにしてもよい。音声出力手段が付加された
ときは、下記の記述における表示部30(LCD表示器
31)への表示時にその表示に対応するメッセージが音
声出力手段から音声として出力される。以下の例示にお
いては、表示部30としてLCD表示器31を用い、音
声出力手段は設けない場合について述べる。
【0022】図3は本発明による実施の形態の指紋照合
装置1の1実施の形態のブロック構成図である。指紋照
合装置1は、指紋検出手段10と、個人識別用情報入力
手段20としてのテンキー21と、表示部30としての
LCD表示器31と、照合手段40と、インターフェー
ス(I/F)50とで構成されている。I/F50を介
して、照合手段40と、指紋検出手段10、テンキー2
1およびLCD表示器31が接続されている。I/F5
0は、照合手段40と、指紋検出手段10、テンキー2
1、LCD表示器31との間に位置させてもよいし、I
/F50を照合手段40に含めて、CPU41の前段に
位置させてもよい。照合手段40は、I/F50を介し
て、指紋検出手段10、テンキー21、LCD表示器3
1に接続されており、これらの手段と電気的に信号の授
受を行うことができるように構成されている。なお、L
CD表示器31はI/F50を介さずに、直接照合手段
40と接続させてもよい。
【0023】図3に示すように、指紋検出手段10は、
圧電式指紋検出装置11とA/D変換器12で構成され
ている。圧電式指紋検出装置11は指の指紋の凹凸に対
応して押圧された力を電気信号に変換して二次元状の指
紋画像情報としてアナログ信号として出力する。圧電式
指紋検出装置11に代えて、上述したように光学式指紋
検出装置、静電容量方式指紋検出装置、電界強度方式指
紋検出装置のいずれかに代えることもできるが、本例示
においては圧電式指紋検出装置11を用いた場合につい
て述べる。A/D変換器12は圧電式指紋検出装置11
で検出したアナログ信号の指紋画像情報をディジタル信
号の指紋画像データに変換する。A/D変換器12の出
力信号はI/F50を介して照合手段40に入力され
る。
【0024】照合手段40は、たとえば、マイクロプロ
セッサで構成され、周辺回路を含めたセントラルプロセ
ッサユニット(CPU)41、本発明の指紋照合装置1
の機能を実現するための各種プログラムが記憶されてい
るROM42、および、予め登録されたユーザー毎の個
人識別用情報や照合用の基準となる指紋情報などの個人
情報が記憶されるRAM43などから構成されている。
CPU41はROM42に記憶されている各種のプログ
ラムに従って処理を行う。ROM42に記憶されている
プログラムは、図5、図6を参照して述べる各種の処理
プログラムである。
【0025】図4はLCD表示器31に情報を表示する
場合の、利用方法の例を示した図である。たとえば、L
CD表示器31の画面を、上段のメッセージ表示領域3
1M、その下の、左側指紋画像表示領域31Lと、右側
指紋画像表示領域31Rに区分して使用する。たとえ
ば、メッセージ表示領域31Mには後述する各種のメッ
セージを表示し、左側指紋画像表示領域31Lには登録
されている指紋情報を画像として表示し、右側指紋画像
表示領域31Rには指紋検出手段10で検出された指紋
情報を表示する。
【0026】指紋情報の登録 図5を参照して指紋照合装置1のユーザーの指紋画像情
報の登録操作、および、登録操作における指紋照合装置
1を構成する各部、すなわち、照合手段40(主として
CPU41)、圧電式指紋検出装置11およびA/D変
換器12、テンキー21、LCD表示器31の動作につ
いて述べる。この場合、指紋照合装置1は本発明の指紋
登録装置として使用される。
【0027】ステップ1、2:管理モードの設定および
表示 ユーザーが個人識別用情報入力手段20としてのテンキ
ー21の入力(E)キー212を2回続けて押下する
と、I/F50を介してその操作信号が照合手段40の
CPU41に入力される(S1)。CPU41は入力
(E)キー212の2回押下動作に応答して、ROM4
2に記憶されている「管理モード設定プログラム」に従
って管理モードを設定し、表示部30としてのLCD表
示器31に管理モードが設定されたことを表示する(S
2)。具体的には、たとえば、LCD表示器31のメッ
セージ表示領域31Mに下記のメッセージが表示され
る。以下、『 』で示した内容がLCD表示器31に表
示される内容を示す。なお音声出力手段を設けて、LC
D表示器31に表示されたメッセージとともに、そのメ
ッセージの内容を音声で出力することもできるが、本実
施の形態においては省略している。
【0028】
【表1】『モードを以下から選択してください。 指紋データ管理 システム管理』
【0029】指紋データ管理とは、ユーザーの個人情
報、たとえば、指紋情報や個人識別用情報などの登録、
変更または削除を行うモードである。システム管理と
は、たとえば、指紋照合装置1への時刻の設定やスケジ
ュールの設定、指紋照合装置1に接続される電気錠など
の選択を行うモードである。
【0030】ステップ3:登録タイプの選択画面 本例は指紋情報の登録操作について述べているから、ユ
ーザーは「指紋データ管理」を選択する。ユーザーは、
指紋データ管理の選択を示すため、テンキー21の数
字キーの「1」を押す。CPU41はテンキー21の数
字キーの「1」が押されたことを入力するとROM42
に記憶されている「登録タイプの選択画面処理プログラ
ム」に従って選択された指紋データの管理に応じた内容
のメッセージをLCD表示器31の指紋照合装置1に表
示する。LCD表示器31の表示例を下記に示す。
【0031】
【表2】『管理者、ユーザー』
【0032】ステップ4、5:ユーザー選択および表示 本例においてはLCD表示器31に表示された2つのう
ち、ユーザーの登録を行う場合について述べる。ユーザ
ーがテンキー21の数字キー「2」を押してユーザー登
録を選択すると(S4)、CPU41はROM42に記
憶されている「ユーザー選択処理プログラム」に従って
ユーザー登録の選択があったことを検出し、LCD表示
器31のメッセージ表示領域31Mに、たとえば、下記
の登録操作指示のメッセージ表示を行う(S5)。
【0033】
【表3】『ID番号を入力してください。』
【0034】ステップ6:IDの入力 ユーザーは自分のID番号、たとえば、社員番号である
「12345」をテンキー21の数字キーを順次操作し
て入力する。このID番号がCPU41に入力される
と、CPU41は入力されてくる数字を順次、LCD表
示器31のメッセージ表示領域31Mに表示し、所定の
桁のID番号の入力が終了すると、CPU41は入力し
たID番号をRAM43に保存する。
【0035】ステップ7:指選択処理 CPU41はROM42に記憶されている「指選択処理
プログラム」に従ってLCD表示器31の画面を指選択
画面に変える。指選択画面とは指紋データを採取する指
の1本またはそれ以上の指を選択させる画面であり、C
PU41はLCD表示器31のメッセージ表示領域31
Mに、たとえば、下記の表示を行う。
【0036】
【表4】 『指紋を採取する指を以下から選択してください。 右手人指し指、右手中指、右手薬指、左手人指
し指、左手中指、左手薬指』
【0037】指選択は、ユーザーの1本から10本の指
の中から指紋照合に用いる任意の数の指をユーザーに選
択させて登録するように設定するために行う。CPU4
1はその設定にしたがって指選択画面の表示を行う。
【0038】ステップ8:指の選択入力 本例においては、上記指の選択のうち右手人指し指のみ
を選択するものとする。ユーザーはテンキー21の数字
キー「1」を入力する。この入力データがCPU41に
入力され、CPU41は右手人指し指の選択が行われた
ことを認識する。
【0039】ステップ9:指紋読み取りの開始 CPU41はROM42に記憶されている「指の選択入
力処理プログラム」に従ってLCD表示器31のメッセ
ージ表示領域31Mに、たとえば、下記のメッセージ表
示を行う。さらにCPU41はLCD表示器31の左側
指紋画像表示領域31Lおよび右側指紋画像表示領域3
1Rの表示をクリアする。
【0040】
【表5】『右手人指し指を置いてください。』
【0041】ステップ10:選択した指を置く ユーザーはLCD表示器31のメッセージ表示領域31
Mに表示された指示に従って選択した右手人指し指を圧
電式指紋検出装置11の検出部の上に置く。
【0042】ステップ11:指紋の検出 圧電式指紋検出装置11は検出部の上に置かれた指の指
紋を二次元状のアナログの画像データとして検出し、A
/D変換器12は検出された指紋の画像データをディジ
タルの画像ディジタルに変換して、I/F50を介して
照合手段40のCPU41に出力する。圧電式指紋検出
装置11による指紋の検出方法は、たとえば、再公表特
許公報WO99/50794に開示されている方法によ
る。
【0043】ステップ12:指紋の表示 CPU41は指紋検出手段10から送出されたディジタ
ルの指紋情報をRAM43に記憶し、二次元状の指紋画
像データとしてLCD表示器31の右側指紋画像表示領
域31Rに表示する。ユーザーはLCD表示器31の右
側指紋画像表示領域31Rに表示された画像を見て、自
分の指の指紋検出状態、指の置き方などを確認できる。
【0044】指紋の表示処理などについては下記の2方
法のいずれかを行うことができる。CPU41は、A/
D変換器12から入力されてくる指紋画像データを取り
込んでRAM43に記憶し、取り込んだ最新の指紋画像
データをLCD表示器31の右側指紋画像表示領域31
Rに表示する。したがって、ユーザーは右側指紋画像表
示領域31Rを見て自分が圧電式指紋検出装置11の検
出部に置いている現在の指の指紋の検出状態を確認する
ことができる。したがって、たとえば、指が圧電式指紋
検出装置11の検出部の中央に位置しておらず、指紋の
文様が端に寄っている場合にはユーザーは指を圧電式指
紋検出装置11の検出部の中心に置きなおすことができ
る。指紋の文様が不明瞭な場合にはユーザーは指をもう
少し強く圧電式指紋検出装置11の検出部に置くことが
できる。逆に、指紋の文様がつぶれている場合にはユー
ザーは指の力を少し抜いて圧電式指紋検出装置11の検
出部の上に置くことができる。ユーザーは必要に応じて
このような調整を行うことができる。
【0045】ステップ13:指を離す CPU41はROM42に記憶されているプログラムに
従って、LCD表示器31のメッセージ表示領域31M
に下記のメッセージを出力する。
【0046】
【表6】『指を離してください。』
【0047】CPU41はこのメッセージを出力した
後、1回の指の指紋画像データの採取を終了する。ユー
ザーはLCD表示器31に上記メッセージが出力された
ことを確認して、その指示に従って圧電式指紋検出装置
11の検出部から指を離す。
【0048】LCD表示器31の右側指紋画像表示領域
31Rに表示されている指紋の画像データは表示され続
ける。
【0049】ステップ14:繰り返し検出のチェック 必要に応じて、上記指紋の検出を複数回反復処理するこ
とができる。CPU41は所定の反復検出回数、たとえ
ば、反復検出回数が5回に到達したか否かをチェックし
て、その反復検出回数に到達しない場合、ステップ9の
処理に戻り、上述した処理を反復する。
【0050】LCD表示器31の右側指紋画像表示領域
31Rに表示されていた指紋検出画像データは、ステッ
プ9における表示消去により一旦消去されるが、ユーザ
ーは右側指紋画像表示領域31Rに消去直前までの表示
されている指紋画像データの表示状態を確認して次回の
指紋検出における圧電式指紋検出装置11の検出部の上
への指の置き方を修正できる。
【0051】ステップ15:登録すべき指紋画像データ
の決定および登録 CPU41は反復検出回数、たとえば、反復検出回数5
回の指紋画像データの読み込み処理が終了したとき、下
記のメッセージをLCD表示器31のメッセージ表示領
域31Mに出力する。
【0052】
【表7】『指紋検出は終了しました。』
【0053】CPU41は反復検出回数の中で最も良好
に採取された指紋情報を登録用に、テンキー21で設定
したID番号に対応させてRAM43に記憶する。その
他の指紋画像データはRAM43から消去する。最も良
好に採取された指紋情報の決定方法としては、たとえ
ば、複数回入力した指紋画像データ相互の比較を行い、
最も近似程度の高い指紋情報を最も良好に採取された指
紋情報とする。このように最良の指紋情報を選択するの
で、その後、正規のユーザーに対する指紋照合装置1本
来の照合作業のときの照合の一致の確立が高まることが
予想される。
【0054】ステップ16:決定した指紋情報の表示 CPU41はLCD表示器31のメッセージ表示領域3
1Mに下記のメッセージを出力するとともに、決定した
最も良好な指紋情報(指紋画像)をLCD表示器31の
左側指紋画像表示領域31Lに表示する。ユーザーは左
側指紋画像表示領域31Lに表示された自己の正規(基
準)の指紋画像を確認できる。
【0055】
【表8】『登録した指紋情報は下記の指紋です。あなた
のID番号はxxxxxです。指紋は右手の人指し指で
す。』
【0056】ステップ17:登録動作の終了 CPU41は登録動作を終了する。
【0057】指紋照合装置1のユーザーの全てに上述し
た処理を行う。その後、上記本発明の指紋登録装置とし
て使用した指紋照合装置1は、本発明の指紋照合装置と
して使用できる。
【0058】上述したように、本発明の指紋登録装置の
実施の形態としての指紋照合装置1によれば、ユーザー
の負担を軽くして、安定かつ正確な指紋情報を登録でき
る。また本発明の指紋登録装置によって登録された指紋
情報は、複数回の取り込みのうち最良の指紋情報なの
で、その後、指紋照合装置において使用する場合の照合
率を高めることができる。
【0059】照合操作 図6を参照して上記の方法で指紋情報が登録された指紋
照合装置1を用いてユーザーが特定領域に入場する場合
の照合操作について述べる。指紋照合装置1は本発明の
指紋照合装置として使用される。
【0060】ステップ21:基準画面の表示 照合手段40のCPU41はROM42に記憶されてい
るプログラムに従って、LCD表示器31のメッセージ
表示領域31Mに日時のみを表示し、左側指紋画像表示
領域31Lおよび右側指紋画像表示領域31Rはクリア
した基準画面にする。
【0061】ステップ22:照合モードの選択、設定 ユーザーは照合モードを選択するためにテンキー21の
入力(E)キー212を1回押す。CPU41は入力キ
ー212の1回押し操作が入力されたことを確認して照
合モードを設定する。
【0062】ステップ23:ID番号の入力メッセージ CPU41はLCD表示器31のメッセージ表示領域3
1Mに下記のメッセージを出力する。
【0063】
【表9】『ID番号を入力してください。』
【0064】ステップ24、25:ID番号の入力と一
致のチェック ユーザーが自己のID番号をテンキー21の数字キーを
操作して入力する(S24)。CPU41は入力された
ID番号を順次取り込んで、取り込んだ順に、LCD表
示器31のメッセージ表示領域31Mに表示していく。
所定の桁のID番号の取り込みが終了すると、CPU4
1はRAM43に記憶されている登録操作において登録
されたID番号のいずれかに一致しているか否かをチェ
ックする(S25)。ID番号の一致が得られたときC
PU41はステップ28の処理に移行する。ID番号の
一致が得られない場合はCPU41はLCD表示器31
のメッセージ表示領域31Mに下記のメッセージを出力
してステップ26の処理に移行する。
【0065】
【表10】『ID番号が誤りです。再入力して下さ
い。』
【0066】ステップ26:繰り返しチェック CPU41はこのID番号入力操作が許容回数以内、た
とえば、3回以内であるか否かを判断する(S26)。
3回以内のID番号入力操作のときは、CPU41はス
テップ23の処理に移行してID番号の入力と登録され
たID番号との一致のチェックを反復する。3回のID
番号の入力でも登録したID番号との一致が得られない
場合は、CPU41はステップ27の処理に移行する。
【0067】ステップ27:ID番号入力失敗 CPU41は下記メッセージをLCD表示器31のメッ
セージ表示領域31Mに出力して、ステップ38に移行
し、処理を終了する。
【0068】
【表11】『ID番号の一致が得られません。照合処理
を終了します。』
【0069】ステップ28:指を置く指示メッセージ CPU41は下記メッセージをLCD表示器31のメッ
セージ表示領域31Mに出力する。
【0070】
【表12】『指を置いてください。』
【0071】なお、本実施の形態においては、敢えて、
照合の対象となる指のメッセージを出力しない。その理
由は、不法の第3者による不当な照合を防止するためで
ある。たとえば、かりにID番号の一致が得られて、指
紋照合の段階まで進んだとしても、上述した指紋の登録
の際、通常はあまり照合に使用しない、利き手ではない
方の手の薬指、小指などを登録指紋にしておけば、不法
の第3者の照合が一致することはなく、照合の不一致が
継続すると、不法の第3者は照合作業を放棄する可能性
が高いので不法行為を完全に防止することができる。
【0072】ステップ29:指紋の検出 ユーザーは自分が予め登録した指、上記例示において
は、右手人指し指を圧電式指紋検出装置11の検出部の
上に置く。圧電式指紋検出装置11およびA/D変換器
12からなる指紋検出手段10は上述した方法で指の指
紋を検出して検出した指紋画像データを照合手段40の
CPU41に送出する。
【0073】ステップ30、31:指紋情報の照合 CPU41はRAM43に記憶されている指紋情報のう
ち、ID番号に対応する指紋情報を読み出し、指紋検出
手段10から送出された指紋情報とを比較照合する(S
30)。照合の結果、両者の指紋情報が一致しない場合
には、CPU41は、図示しないカウント手段にて指紋
照合回数を1進めて(S31)、ステップ32の処理に
移行する。両者の指紋情報が近似したとき(類似してい
るとき)または殆ど一致したとき、CPU41はステッ
プ37の処理に移行する。
【0074】ステップ32:指紋情報の不一致のメッセ
ージ CPU41はLCD表示器31のメッセージ表示領域3
1Mに指紋情報の照合で一致が得られないことを示す下
記のごとき、メッセージを出力する。
【0075】
【表13】『指紋情報が不一致です。』
【0076】ステップ33、34:指紋情報の表示要請
の有無チェック、登録指紋の表示 この場合、メッセージ出力から所定時間以内、たとえ
ば、メッセージ出力から10秒以内に、ユーザーがテン
キー21の表示要請(C)キー211を1回押下すると
(S33)、CPU41はLCD表示器31の左側指紋
画像表示領域31LにID番号に対応するRAM43に
登録されているユーザーの指紋情報(画像)を表示する
(S34)。これにより、ユーザーは、表示要請(C)
キー211を押すことにより、基準とする登録されてい
る指紋画像(指紋情報)を確認できる。なお、LCD表
示器31の右側指紋画像表示領域31Rにはなにも表示
されていない。
【0077】メッセージ出力から所定時間以内に表示要
請(C)キー211が押されなかったときは、CPU4
1はステップ34における登録した指紋情報の表示は行
わず、ステップ35の処理に移行する。
【0078】上記のごとくメッセージ出力から所定時間
以内に表示要請(C)キー211が押されて、CPU4
1によるLCD表示器31の左側指紋画像表示領域31
Lへの登録されている指紋情報が表示された後、ユーザ
ーがもう一度、表示要請(C)キー211を押した場
合、CPU41はLCD表示器31の右側指紋画像表示
領域31Rに、不一致とされた照合用の指紋情報(指紋
画像)を表示する。ユーザーはLCD表示器31の左側
指紋画像表示領域31Lおよび右側指紋画像表示領域3
1Rに表示された2つ指紋情報をみて相違を認識し、次
の指紋照合時に指の押す力加減や指の置く位置を調整す
ることができる。
【0079】ステップ35:指紋照合回数のチェック CPU41は指紋照合回数が所定回数、たとえば、5回
行われたか否かをチェックする。5回以内の場合はCP
U41はステップ29の処理に戻る。5回の指紋照合が
行われても指紋の一致が得られないときCPU41はス
テップ36の処理に移行する。
【0080】ステップ36:照合不一致最終処理 CPU41はLCD表示器31のメッセージ表示領域3
1Mに下記にメッセージを出力するともに、左側指紋画
像表示領域31Lに登録されている指紋情報を表示し、
右側指紋画像表示領域31Rに不一致となった最後の照
合用指紋情報を表示する。さらにCPU41は照合反復
回数をクリアして、ステップ38に移行して指紋照合処
理を終了する。ユーザーは不一致の指紋情報を対比して
観察することにより、不一致の理由を推察することがで
きる。
【0081】
【表14】『指紋照合が得られませんでした。指紋照合
を終了します。』
【0082】なお、この場合、左側指紋画像表示領域3
1Lに登録されている指紋情報を表示し、右側指紋画像
表示領域31Rに照合対象の指紋情報を表示して対比し
て確認可能にしているが、不法な第3者に対してみれ
ば、失敗した後にその失敗の原因を示しており、不法な
解錠が無理なことを示しているので、機密性は維持され
ている。このような最終的に不一致が起きた場合、たと
えば、音声警報装置を設けておき、音声で警報音を発す
るようにしてもよい。さらに、指紋照合装置1の近傍に
テレビカメラを設置しておき、指紋照合の不一致を起こ
した人を撮影するようにしてもよい。
【0083】その一方で、正当なユーザーに対しては、
左側指紋画像表示領域31Lに登録されている指紋情報
を表示し、右側指紋画像表示領域31Rに照合対象の指
紋情報を表示して対比して表示することにより、指の選
択の誤り、指の置き方の誤りなどを確認させることがで
きる。
【0084】ステップ37:解錠 登録された指紋情報と照合用の指紋情報とが近似したと
き、CPU41は指紋照合回数をクリアし、たとえば、
図示しない電気錠などに解錠信号を出力する。なお、こ
のとき、CPU41は、LCD表示器31のメッセージ
表示領域31Mに、たとえば、下記のメッセージを出力
することができる。またCPU41は、下記のメッセー
ジに対応した音声出力を行うこともできる。
【0085】
【表15】『お入りください。』
【0086】ステップ38:終了動作 CPU41はLCD表示器31を基準画面に戻して、照
合処理を終了する。
【0087】上述した本実施の形態において、ステップ
34やステップ36において、登録されている指紋画像
と不一致とされた指紋画像をLCD表示器31の左側指
紋画像表示領域31Lと右側指紋画像表示領域31Rに
同時に表示したが、これに限らず登録されている指紋画
像のみを左側指紋画像表示領域31Lに表示するように
してもよい。この表示された指紋を見ながら指の置く位
置の補正を行うようにしても良い。また、右側指紋画像
表示領域31Rに不一致とされた指紋情報のみを表示す
るようにしてもよい。この場合には指の置く圧力を調整
するようにしてもよい。また、登録されている指紋画像
か不一致と判断された指紋画像のどちらを表示するかテ
ンキー21にて入力して選択するようにしてもよい。
【0088】
【発明の効果】本発明の指紋登録装置によれば、ユーザ
ーの負担を軽くして、安定かつ正確な指紋情報を登録で
きる。また本発明の指紋登録装置によって登録された指
紋情報は、複数回の取り込みのうち最良の指紋情報なの
で、その後、指紋照合装置において使用する場合の照合
率を高めることができる。
【0089】本発明の指紋照合装置によれば、照合時に
指紋画像を見る必要性があるとき、例えば登録時や照合
の結果不一致と判断されたときに指紋画像を表示するこ
とができるので照合率を向上させることができる。また
本発明の指紋照合装置では表示要請キーで要請しない限
り、不必要なときに指紋画像を表示しないので、不法な
第三者に指紋画像を盗まれる機会を減らすことで悪用さ
れることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の指紋照合装置の構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施形態である指紋照合装置
の正面図である。
【図3】図3は指紋照合装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図4は図2に図解したLCD表示器の利用形態
例を示す図である。
【図5】図5は指紋登録装置にユーザーの指紋を登録す
る場合の操作を示すフローチャート図である。
【図6】図6は指紋照合装置を用いてユーザーの指紋照
合を行う場合の操作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1・・指紋照合装置 10・・指紋検出手段 11・・圧電式指紋検出装置 12・・A/D変換器 20・・個人識別用情報入力手段 21・・テンキー 211・・表示要請(C)キー 212・・入力(E)キー 30・・表示部 31・・LCD表示器 31M・・メッセージ表示領域 31L・・左側指紋画像表示領域 31R・・右側指紋画像表示領域 40・・照合手段 41・・CPU、42・・ROM、43・・RAM 50・・インターフェース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指紋を指紋画像情報として検出する指紋検
    出手段と、 前記指紋検出手段で検出された指紋画像情報を記憶する
    記憶手段と、 指紋の登録を行う指紋登録処理手段と、 指紋情報を表示可能な表示部とを具備し、 前記指紋登録処理手段は、前記指紋検出手段で検出した
    指紋画像情報を前記記憶部に記憶するとき前記指紋検出
    手段で検出された指紋画像情報を前記表示部に表示する
    ことを特徴とする指紋登録装置。
  2. 【請求項2】前記指紋登録処理手段は、前記指紋情報の
    記憶処理を複数回行い、前記記憶手段に記憶されて指紋
    情報のうち他の指紋情報と最も近似の高い指紋情報を正
    式の指紋情報として前記記憶手段に登録する、 請求項1記載の指紋登録装置。
  3. 【請求項3】前記指紋登録処理手段は、前記記憶手段に
    記憶して登録すべき指紋情報をその指紋を持つユーザー
    の識別記号に対応させて前記記憶手段に記憶する、 請求項1または2記載の指紋登録装置。
  4. 【請求項4】指紋を指紋画像情報として検出する指紋検
    出手段と、 許可されたユーザーの指紋情報を予め記憶している記憶
    部手段と、 前記指紋検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に
    記憶されている指紋情報とが一致しているか否かの照合
    を行う指紋照合手段と、 2つの指紋情報が表示可能な表示部と、 指紋を表示することを指示する表示要請手段と、 を具備し、 前記指紋照合手段における2つの指紋情報の照合で不一
    致と判定されたときに前記表示要請手段により前記指紋
    検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に記憶され
    ている指紋情報とを対比して前記表示部に表示すること
    を特徴とする指紋照合装置。
  5. 【請求項5】前記指紋照合手段における前記指紋情報の
    照合で不一致の場合、一致するまで、前記指紋検出手段
    による指紋情報の検出、および、前記指紋照合手段にお
    ける指紋照合処理を所定回数反復する照合反復処理手段
    をさらに有し、 該照合反復処理手段は、前記所定回数、前記処理を反復
    しても前記2つの指紋情報の一致が得られない場合、前
    記表示要請手段は、前記指紋検出手段で最終的に検出さ
    れた指紋情報と前記記憶部に記憶されている指紋情報と
    を対比して前記表示部に表示する請求項4記載の指紋照
    合装置。
  6. 【請求項6】指紋を指紋画像情報として検出する指紋検
    出手段と、 許可されたユーザーの指紋情報を予め記憶している記憶
    手段と、 前記指紋検出手段で検出された指紋情報と前記記憶部に
    記憶されている指紋情報とが一致しているか否かの照合
    を行う指紋照合手段と、 指紋情報が表示可能な表示部と、 指紋を表示することを指示する表示要請手段と、 を具備し、 前記指紋照合手段における照合が不一致と判定されたと
    きに前記表示要請手段により、前記指紋検出手段で検出
    された指紋を前記表示部に表示することを特徴とする指
    紋照合装置。
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