JP2013224163A - ウォーターサーバー - Google Patents

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Abstract

【課題】飲料水容器から冷水タンクと温水タンクとに供給された飲料水を常温使用しても衛生面での心配がないウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】このウォーターサーバーは、飲料水容器からサーバー本体内の冷水タンクと温水タンクとに空気の混入を禁止した状態で飲料水を供給するものであって、前記冷却タンクを冷却する冷却モードと、前記冷却タンクを非冷却とする非冷却モードとのいずれか一方を選択するための冷水スイッチ202と、前記温水タンクを加熱する加熱モードと、前記温水タンクを非加熱とする非加熱モードとのいずれか一方を選択するための温水スイッチ204とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、飲料水容器に充填された飲料水を冷水または温水として提供するウォーターサーバーに関するものである。
通常、ウォーターサーバーは飲料水容器に充填された飲料水を冷水または温水として提供するものであるが、例えば薬を飲むときに、常温水を使用したいことがある。
そこで、例えば特許文献1では、カートリッジ式の貯水タンクを下部空間に収納可能なサーバー本体と、貯水タンク内に挿入可能な吸水パイプと、吸水パイプを吸入口に接続した給水ポンプと、給水ポンプの吐出口に切替え弁を介して夫々接続された開閉手段付きの冷水流出管、温水流出管及び常温水流出管と、各開閉手段の操作に基づいて切替え弁を切替え、且つ給水ポンプを作動させる給水制御手段と、給水ポンプから冷水流出管に送られる水を冷却する冷却手段と、給水ポンプから温水流出管に送られる水を加熱する加温手段とを具備したウォーターサーバーが開示されている。
また、特許文献2では、飲料水容器に充填された飲料水を冷水または温水として提供する飲料水ディスペンサに併設され、飲料用の粉末原料と前記飲料水ディスペンサから提供される飲料水とをカップに吐出して飲料を供給する飲料供給装置であって、前記飲料水ディスペンサから提供される飲料水を冷水または温水の何れかに選択するために操作される飲料水選択手段と、・・・前記飲料選択手段が操作されたときに、当該操作によって選択された粉末原料を前記粉末原料供給装置から前記カップセット部にセットされたカップに吐出して供給し、前記カップに供給された粉末原料を当該カップ内で溶かすように前記飲料水吐出ノズルから吐出させる飲料水を前記飲料水ディスペンサから提供させる制御手段と、を備えた飲料供給装置が開示されている。前記飲料供給装置には、前記飲料水容器に充填されている飲料水を提供するための常温水選択手段をさらに備え、前記制御手段は、当該常温水選択手段が押圧されている間、前記飲料水ディスペンサに設けている常温水弁を開放して前記飲料水吐出ノズルから吐出させることも開示されている。
ところで、ウォーターサーバーの電源を投入していない状態では、飲料水容器、冷水タンク、温水タンクのいずれもが常温となっているが、いずれのメーカーも、かかる常温でのウォーターサーバーの使用を推奨していない。その理由は、冷水機能は制菌作用、熱水は殺菌作用があり、冷水・温水機能が働いていることで飲料水の衛生状態を保つことができるが、この冷水・温水機能を切ると、給水口から雑菌が入り込む危険性があるためである。上記特許文献1,2では、いずれも飲料水容器からの常温の飲料水が直接供給されることを前提としており、飲料水容器から冷水タンクと温水タンクとに供給された飲料水については、かかる衛生面での問題を解決できていないものと推察される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、飲料水容器から冷水タンクと温水タンクとに供給された飲料水を常温使用しても衛生面での心配がないウォーターサーバーを提供することを目的とするものである。
本発明は、飲料水容器からサーバー本体内の少なくとも冷水タンクに空気の混入を禁止した状態で飲料水を供給するウォーターサーバーであって、前記冷却タンクを冷却する冷却モードと、前記冷却タンクを非冷却とする非冷却モードとを有するとともに、前記冷却モードと前記非冷却モードとのいずれか一方を選択するための第1の選択スイッチを備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、飲料水容器からサーバー本体内の少なくとも冷水タンクに空気の混入を禁止した状態で飲料水を供給することを条件として、前記冷却タンクを冷却する冷却モードと、前記冷却タンクを非冷却とする非冷却モードとを有するとともに、前記冷却モードと前記非冷却モードとのいずれか一方を選択するための第1の選択スイッチを備えたので、そのエアレス構造によって細菌の繁殖を抑制することができる。したがって、たとえ飲料水容器から冷水タンクに供給された飲料水を常温使用しても衛生面での心配がなくなる。
ところで、温水タンクは加熱するので、個別に殺菌できるが、常温のままでの使用はやはり衛生面での問題がある。そこで、さらに前記サーバー本体内に温水タンクを備えたときには、前記温水タンクを加熱する加熱モードと、前記温水タンクを非加熱とする非加熱モードとを有するとともに、前記加熱モードと前記非加熱モードとのいずれか一方を選択するための第2の選択スイッチを備えることが好ましい。
この場合、さらに前記サーバー本体内に温水タンクを備えたときには、前記温水タンクを加熱する加熱モードと、前記温水タンクを非加熱とする非加熱モードとを有するとともに、前記加熱モードと前記非加熱モードとのいずれか一方を選択するための第2の選択スイッチを備えたので、ここでも、そのエアレス構造によって細菌の繁殖を抑制することができる。したがって、たとえ飲料水容器から温水タンクに供給された飲料水を常温使用しても衛生面での心配がなくなる。
また、各選択スイッチを別個に備えることが好ましい。
この場合、各選択スイッチを別個に備えたので、使用者の好みに応じて冷水タンクと温水タンクとのいずれでも常温使用できるようになる。
また、各選択スイッチで選択されたモードを示す表示ランプを、該各選択スイッチ付近にそれぞれ設けることが好ましい。
この場合、各選択スイッチで選択されたモードを示す表示ランプを、該各選択スイッチ付近にそれぞれ設けたので、使用者はいずれのタンクが常温使用可能であるかを認識できるようになり便利である。
本発明によれば、飲料水容器からサーバー本体内の少なくとも冷水タンクに空気の混入を禁止した状態で飲料水を供給することを条件として、前記冷却タンクを冷却する冷却モードと、前記冷却タンクを非冷却とする非冷却モードとを有するとともに、前記冷却モードと前記非冷却モードとのいずれか一方を選択するための第1の選択スイッチを備えたので、そのエアレス構造によって細菌の繁殖を抑制することができる。したがって、たとえ飲料水容器から冷水タンクに供給された飲料水を常温使用しても衛生面での心配がなくなる。
本発明の一実施形態に係るウォーターサーバーの全体構成を模式的に示す側断面図である。 本ウォーターサーバーのサーバー本体の上部付近を示す正面図である。 本ウォーターサーバーの制御系を示すブロック図である。 本ウォーターサーバーの動作例を示すフローチャートである。 本ウォーターサーバーのエアレス構造を示す説明図である。
図1は本発明の一実施形態に係るウォーターサーバー1の全体構成を模式的に示す側断面図、図2は本ウォーターサーバー1のサーバー本体3の上部付近を示す正面図である。なお、同図1中の左側が正面、右側が背面をそれぞれ示している。また、ウォーターサーバー1の材料としては、主に合成樹脂、ゴム、金属などが適所に使用されている。
図1に示すように、このウォーターサーバー1は、ボトルホルダ2とサーバー本体3とからなっている。ボトルホルダ2は、飲料水Wの入った異形容器(飲料水容器に相当する。)4を内部にセットし、或いは、このセットした異形容器4を外部に取り出すために、サーバー本体3上で開閉自在に取り付けられている(図1中の符号2は閉状態、符号2’は開状態をそれぞれ示している)。また、サーバー本体3の内部には、飲料水Wを冷却する冷水タンク5と、飲料水Wを温める温水タンク6とが上下に配置されている。
異形容器4は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂製などの可撓性に富む比較的薄い材料からなり、その内部に充填された飲料水Wの減少につれて縮小変形可能なものである。そして、飲料水Wが充填された初期状態では断面六角形状をなしている。異形容器4を支持部7で支持するために、この支持部7には貫通孔71が形成されている。
この異形容器4は、ウォーターサーバー1のボトルホルダ2内に装着した状態で、上側半分となる本体上部41と、下側半分となる本体下部42とを備えている。本体上部41は、頂部がフラットになっており、飲料水Wを入れての搬送中では上下逆向きとなっているから、この頂部でもって自立できるようになっている。また、本体上部41の側面には上下方向に伸縮自在な蛇腹が形成されている。本体下部42の底部には飲料水Wの取出口43が形成されている。
冷水タンク5には、飲料水Wを冷却するための冷凍機等の冷却手段50が備わっており、異形容器4から供給された飲料水Wは、この冷却手段50で冷却されることにより、冷水タンク5内で4〜10℃程度の温度に維持されるようになっている。
温水タンク6には、飲料水Wを加熱するためのバンドヒータやシーズヒータ等の加熱手段60が備わっており、異形容器4から供給された飲料水Wは、この加熱手段60で加熱されることにより、温水タンク6内で80〜90℃程度の温度に維持されるようになっている。
支持部7で支持された異形容器4は、その底部の取出口43を貫通孔71内でコネクタ9に係合させ、このコネクタ9にさらに接続された給水ライン10を介して、異形容器4から取り出された飲料水Wが冷水タンク5に供給されるようになっている。また、冷水タンク5に供給された飲料水Wの一部が連通管102を介して、温水タンク6にも供給されるようになっている。
すなわち、図1に示すように、冷水タンク5の頂部付近に凸部101を設けるとともに、この凸部101内と温水タンク6内とを先下がりで連通する連通管102を備えている。具体的には、略円筒状の凸部101を冷水タンク5の頂部から若干突出させるとともに、連通管102の上端を凸部101内に挿入して開口させることにより、いわゆる二重管状構造としている。そして、給水ライン10を、この凸部101から離間した部位に接続することで、給水ライン10から供給される飲料水Wが、連通管102から直接流出しないようになっており、これにより、冷水タンク5内の空気Aを温水タンク6内に流出しやすいようにもなっている。
また、冷水タンク5内の飲料水Wを該冷水タンク5の底部付近から先下がりで排出する排液管51を設けるとともに、温水タンク6内の飲料水Wを該温水タンク6の頂部付近から排出する排出管63を設けている。
また、冷水タンク5で冷された飲料水Wと、温水タンク6で温められた飲料水Wとは、それぞれの給水口11,12を開閉することにより、図示しないコップ等に所定量だけ注がれるようになっている。
図3は本ウォーターサーバー1の制御系を示すブロック図である。
本ウォーターサーバーの制御系は、図3に示すように、冷水ランプ(第1の選択スイッチに対応する表示ランプに相当する。)201と、冷水スイッチ(第1の選択スイッチに相当する。)202と、温水ランプ(第2の選択スイッチに対応する表示ランプに相当する。)203と、温水スイッチ(第2の選択スイッチに相当する。)204と、冷水調節器205と、温水調節器206と、冷却手段50の駆動回路207と、冷水センサ208と、加熱手段60の通電回路209と、温水センサ210とを備えている。
ここで、冷水スイッチ202は、冷水タンクを冷却する冷却モードと、冷水タンク5を非冷却とする非冷却モードとのいずれか一方を選択するものであり、冷水ランプ201はその選択されたモードを表示するものである。また、温水スイッチ204は、温水タンク6を加熱する加熱モードと、温水タンク6を非加熱とする非加熱モードとのいずれか一方を選択するものであり、温水ランプ203はその選択されたモードを表示するものである。
そして、ウォーターサーバー1のサーバー本体3正面上部には、操作盤200が配置されており、使用者は、この操作盤200に配置された冷水スイッチ202と温水スイッチ204とを操作する際に、これらのスイッチ近くに配置された冷水ランプ201と温水ランプ203とを視認できるようになっている。
図4は本ウォーターサーバー1の動作例を示すフローチャート、図5は本ウォーターサーバーのエア抜き構造を示す説明図である。まず、図1において、ウォーターサーバー1のボトルホルダ2を開いて、ボトルホルダ2’のようにした状態で、支持部7上に異形容器4を、その搬送中とは上下逆向きにして支持することにより、その異形容器4を所定位置にセットする。このときの異形容器4は、ほぼ断面六角形状となっており、その本体上部41の蛇腹は充填された飲料水Wの水圧(負圧)を受けて伸びきった状態となっている。
ついで、異形容器4から冷水タンク5内へ飲料水Wを供給するために、支持部7で支持された異形容器4の底面の取出口43をコネクタ9に係合させる。
すると、異形容器4の本体上部41の蛇腹が縮小する向きに働く張力と、該異形容器4内に充填された飲料水W自身の重量とが同時に作用することによって、異形容器4内の飲料水Wが、コネクタ9及び給水ライン10を通って、冷水タンク5に供給される。しかる後に、ウォーターサーバー1のボトルホルダ2’を閉めて、ボトルホルダ2のようにした状態とする。ただし、ボトルホルダ2は必ずしも開閉可能とする必要はなく、例えばサーバー本体3上に載置しただけでもよい。
ところで、初期状態においては、冷水タンク5の給水口11と、温水タンク6の給水口12がともに閉じられている。そうすると、異形容器4から冷水タンク5及び温水タンク6内に飲料水Wを供給しようとしても、冷水タンク5内と温水タンク6内とにそれぞれ大量の空気Aが入っているために、両タンク5,6内に飲料水が供給されにくい。
そこで、図5において、温水タンク6の給水口12だけを開くと、冷水タンク5内の空気Aが凸部101に集められ、そこから連通管102を通って、温水タンク6内へと流出される。温水タンク6内に流出した空気Aは排出管63を介して給水口12から外部に排出される。このため、給水ライン10から冷水タンク5内に飲料水Wが供給されるようになる。
すると、異形容器4は縮小変形を開始するわけであるが、ここでは、本体上部41の蛇腹が内側に折り畳まれていき、まるで頂部が陥没していくようになる。
そして、冷水タンク5内が飲料水Wで満たされると、今度は連通管102から温水タンク6へ飲料水Wが流出する。温水タンク6がこの飲料水Wで満たされるまで、給水口12から空気Aが出てくるので、それまでは、給水口12は開いたままとする。温水タンク6が飲料水Wで満たされた後のそれぞれのタンク5,6からの使用分は、各タンク5,6に個別に供給されるようになる。
このようにして、冷水タンク5内に飲料水Wが供給される際に、この供給される飲料水Wで冷水タンク5内の初期空気Aが連通管102を通じて温水タンク6に排出されることにより、冷水タンク5内と温水タンク6内とを速やかにエアレス状態とすることができる。しかる後に、給水口12を閉じる。
ついで、図4のステップS1に入る。電源を投入すると、冷水スイッチ202、温水スイッチ204等はいずれもデフォルト値にセットされ、冷水スイッチ202はそのデフォルト値であるonとなっているから、そのままステップS2に進む。ここでは、冷水センサ208がhigh(10℃よりも高い温度)となっているから、駆動回路207を介して冷却手段50の冷凍機をonとするとともに(ステップS3)、冷水ランプ201をonとする(ステップS4)。
ついで、ステップS5に入る。ここでも、最初は、温水スイッチ204がデフォルト値であるonとなっているから、そのままステップS7に進む。ここでは、温水センサ210がlow(80℃よりも低い温度)となっているから、通電回路209を介して加熱手段60のヒータをonとするとともに(ステップS7)、温水ランプ203をonとする(ステップS8)。
そして、ステップS1に戻り、上記ステップS1〜S8を繰り返すうちに、冷水タンク5で飲料水Wが冷やされていくと、やがて冷水センサ208がlow(4℃よりも低い温度)となるから、駆動回路207を介して冷却手段50の冷凍機をoffとするとともに(ステップS9)、冷水ランプ201をoffとする(ステップS10)。このようにして、冷水タンク5内を4〜10℃程度の温度に維持することができる。
また、温水タンク6で飲料水Wが温められていくと、やがて温水センサ210がhigh(90℃よりも高い温度)となってくるから、通電回路209を介して加熱手段60のヒータをoffとするとともに(ステップS11)、温水ランプ203をoffとする(ステップS12)。このようにして、温水タンク6内を80〜90℃程度の温度に維持することができる。
こうして冷水タンク5で冷された飲料水Wと、温水タンク6で温められた飲料水Wとは、それぞれの給水口11,12を開閉することにより、図示しないコップ等に所定量だけ注がれる。
いま、上記ステップS1で使用者が冷水スイッチ202をoffとしたとする。すると、この場合も駆動回路207を介して冷却手段50の冷凍機をoffとするとともに(ステップS9)、冷水ランプ201をoffとする(ステップS10)。しばらくすると、冷水タンク5内を常温に戻すことができる。
また、上記ステップS5で使用者が温水スイッチ204をoffとしたとする。すると、この場合も通電回路209を介して加熱手段60のヒータをoffとするとともに(ステップS11)、温水ランプ203をoffとする(ステップS12)。しばらくすると、温水タンク6内を常温に戻すことができる。
こうして冷水タンク5で常温に戻された飲料水W、又は、温水タンク6で常温に戻された飲料水Wは、それぞれの給水口11,12を開閉することにより、図示しないコップ等に所定量だけ注がれる。
異形容器4内の飲料水Wを使いきってしまうと、異形容器4の本体上部41の蛇腹が再び伸びきった状態となって、本体下部42の内側に密着してしまうから、このときの残液はほとんどなくなる。それを飲料水Wが充填された別の異形容器4と交換する必要があるが、このときには、ウォーターサーバー1のボトルホルダ2を再び開いて、ボトルホルダ2’のようにした状態で、異形容器4の取出口43とコネクタ9との係合を解除する。そして、別の異形容器4を所定位置にセットした後、再度前記ステップS1〜S12を繰り返すことにより、給水を行うことができるようになる。電源をカットすると、すべての動作は終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウォーターサーバー1によれば、異形容器4からサーバー本体3内の冷水タンク5と温水タンク6とに空気Aの混入を禁止した状態で飲料水Wを供給することを条件として、冷却タンク5を冷却する冷却モードと、冷却タンク5を非冷却とする非冷却モードとを有するとともに、前記冷却モードと前記非冷却モードとのいずれか一方を選択するための冷水スイッチ202を備え、かつ、温水タンク6を加熱する加熱モードと、温水タンク6を非加熱とする非加熱モードとを有するとともに、前記加熱モードと前記非加熱モードとのいずれか一方を選択するための温水スイッチ204を備えたので、そのエアレス構造によって細菌の繁殖を抑制することができる。したがって、たとえ異形容器4から冷水タンク5と温水タンク6とに供給された飲料水Wをそれぞれ常温使用しても衛生面での心配がなくなる。いずれのタンクを常温使用するかは、使用者の好みなどによる。
なお、上記実施形態では、飲料水Wを使用しているが、これに代えて、ジュース、酒類等のあらゆる液体を使用することができる。
また、上記実施形態では、異形容器4を断面六角形状(截頭四面錐体を上下逆向きにして合体したような形状)であるとしたが、その他の截頭多面面錐体や截頭円錐体を上下逆向きにして合体したような形状であってもよい。また、PET製の異形容器4に代えて、PET製の球形容器を使用してもよいし、さらには、ビニール袋を使用して、それにニードルを横刺しすることにより、飲料水Wを取り出すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、ウォーターサーバー1のサーバー本体3内には、冷水タンク5と温水タンク6との両方を備えており、それらを連通管102で連通させて、エアレス構造としているが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではなく、その他のエアレス構造のウォーターサーバー1に適用することもできるのはもちろんである。
また、上記実施形態では、操作盤200に冷水スイッチ202の真上に冷水ランプ201を配置するとともに、温水スイッチ204の真上に温水ランプ203を配置したが、それらの配置等は任意であって、例えば冷水スイッチ202と冷水ランプ201とを一体とするとともに、温水スイッチ204と温水ランプ203とを一体にしてもよい。さらには、冷水スイッチ202と温水スイッチ204とを1個の切替スイッチにまとめるとともに、冷水ランプ201と温水ランプ203とをその周辺に配置してもよいし、常温スイッチや常温ランプを設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では、飲料水容器としての異形容器4から冷水タンク5と温水タンク6とに給水してそれが完了してから電源を投入しているが、この間数分程度かかることになる。そこで、最初から電源を投入しておき、タイマーでこの数分程度遅れてからステップS1に自動的に入るようにしてもよい。
また、上記実施形態では、給水口12を最初は全開しておき、冷水タンク5と温水タンク6とから空気Aが完全に抜けてから、その給水口12を閉めているが、これに代えて、例えば給水口12の手前に例えばフロート弁等のエア抜き手段を設けて自動的にエア抜きを行うようにしておくとさらに便利となる。
また、上記実施形態では、電源投入によりセットされるデフォルト値として、冷水スイッチ202と温水スイッチ204とのいずれもがonとなっているので、冷水タンク5と温水タンク6とはそれぞれの設定温度になるように温度調整されてしまう。しかし、一旦温度調整されてから、冷水スイッチ202と温水スイッチ204のいずれかをoffとしたのでは、なかなか常温に戻らない。タンク周囲に保冷材や保温材が使用されている場合はなおさらである。そこで、常温使用がある程度見込まれる場合は、電源投入によりセットされるデフォルト値を上記とは逆にして、冷水スイッチ202と温水スイッチ204との少なくともいずれもかがoffとされることもある。
また、上記実施形態では、冷却手段50の冷凍機と加熱手段60のヒータとの制御方法として、冷水調節器205と温水調節器206とを用いた簡単なon/off制御を採用しているが、コンピュータ搭載により複雑な制御を行うようにしてもよい。
1 ウォーターサーバー
2,2’ ボトルホルダ
3 サーバー本体
4 異形容器(飲料水容器に相当する。)
41 本体上部
42 本体下部
43 取出口
5 冷水タンク
51 排液管
6 温水タンク
63 排出管
7 支持部
71 貫通孔
9 コネクタ
10 給水ライン
101 凸部
102 連通管
11,12 給水口
200 操作盤
201 冷水スイッチ(第1の選択スイッチに相当する。)
202 冷水ランプ(第1の選択スイッチに対応する表示ランプに相当する。)
203 温水スイッチ(第2の選択スイッチに相当する。)
204 温水ランプ(第2の選択スイッチに対応する表示ランプに相当する。)
205 冷水調節器
206 温水調節器
207 駆動回路
208 冷水センサ
209 通電回路
210 温水センサ
A 空気
W 飲料水
実開平4−85091号公報 特開2009−251772号公報

Claims (4)

  1. 飲料水容器からサーバー本体内の少なくとも冷水タンクに空気の混入を禁止した状態で飲料水を供給するウォーターサーバーであって、
    前記冷却タンクを冷却する冷却モードと、前記冷却タンクを非冷却とする非冷却モードとを有するとともに、
    前記冷却モードと前記非冷却モードとのいずれか一方を選択するための第1の選択スイッチを備えたことを特徴とするウォーターサーバー。
  2. さらに、前記サーバー本体内に温水タンクを備えたときには、
    前記温水タンクを加熱する加熱モードと、該温水タンクを非加熱とする非加熱モードとを有するとともに、
    前記加熱モードと前記非加熱モードとのいずれか一方を選択するための第2の選択スイッチを備えたことを特徴とする請求項1記載のウォーターサーバー。
  3. 各選択スイッチを別個に備えたことを特徴とする請求項2記載のウォーターサーバー。
  4. 各選択スイッチで選択されたモードを示す表示ランプを、該各選択スイッチ付近にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項3記載のウォーターサーバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016028970A (ja) * 2015-10-16 2016-03-03 Next Innovation合同会社 ウォータサーバの冷水又は温水の貯留装置及び熱伝達体

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