JP2013223853A - 粒子捕集装置およびそれを備えた粒子検出装置 - Google Patents

粒子捕集装置およびそれを備えた粒子検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安価な方法で放電能力を安定させること。
【解決手段】本発明の粒子検出装置1は、針電極12と該針電極12に対向する位置に設けられた捕集基板11との間で粒子40を帯電させて、該捕集基板11上に粒子40を捕集する装置であって、針電極12と捕集基板11とを内包する絶縁性の筐体29と、筐体29の外側の面であって、針電極12の近傍に位置する面に設けられた導電性部材30と、導電性部材30を接地するFPCケーブルとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、生物由来の粒子を検出する粒子検出装置に関する。
高電圧を針状電極と対向配置された平板電極との間に印加して、平板電極に空気中の粒子を捕集する粒子捕集装置が知られている。
また、マイナスイオンを発生するマイナスイオン発生装置が知られている。例えば、特許文献1には、電極付近にマイナスイオンが充満してマイナスイオンが発生しなくなることを、充満したマイナスイオンを除去するための送風機を設けることなく防止できるマイナスイオン発生装置が記載されている。特許文献1に記載のマイナスイオン発生装置は、電子放射を行なう高電圧電極を囲む絶縁性のダクト状構造物を備え、該ダクト状構造物を接地する手段を備える。高電圧電極を囲む絶縁性のダクト状構造物を接地することで、ダクト状構造物に付着したマイナスイオンが大地に逃がされることとなり、電極付近におけるマイナスイオンの充満を防いで、高電圧電極より安定的に放電が行われる。
特開2002−324651号公報(2002年11月8日公開)
しかしながら、特許文献1の技術は、マイナスイオン発生装置であって、対向電極を有する粒子捕集装置ではないため、その放電能力の低下を防ぐ技術をそのまま適用することはできない。つまり、粒子捕集装置では、対向電極を備え、高電圧電極を囲む絶縁性の筐体の構造は複雑なものとなる。したがって、マイナスイオン発生装置におけるダクト状構造物のように、ダクト構造物を接地する手段と接続するだけでは、放電能力の低下を防ぐことができない。筐体における接地する手段と接続する位置が重要となり、電化を帯びることで、放電能力を低下させる原因となる部分と接地する手段を接続することが重要である。もちろん、筐体全体に導電性を持たせることで、筐体全体の電荷を効率良く逃がして、放電能力の低下を抑制できるが、コスト高となることは否めない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、安価な方法で放電能力を安定させることが可能な粒子捕集装置およびそれを備えた粒子検出装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の粒子捕集装置は、高電圧電極と該高電圧電極に対向する位置に設けられた捕集電極との間で粒子を帯電させて、該捕集電極上に粒子を捕集する粒子捕集装置であって、前記高電圧電極と前記捕集電極とを内包する絶縁性の第1構造物と、前記絶縁性の第1構造物の外側の面であって、前記高電圧電極の近傍に位置する面に設けられた導電性部材と、前記導電性部材を接地する接地手段とを備える。
粒子の帯電時には、絶縁性の第1構造物内もマイナスに帯電し、高電圧電極が放電し難くなる。しかしながら、上記の構成によれば、導電性部材は、絶縁性の第1構造物の外側の面であって、高電圧電極の近傍に位置する面に設けられるので、絶縁性の第1構造物において高電圧電極の近傍の電荷を接地手段に逃がすことができる。これにより、絶縁性の第1構造物全体の電荷を逃さなくても、高電圧電極の放電能力が低下するのを防ぐことができる。したがって、安価な方法で放電能力を安定させることが可能な粒子検出装置を提供することができる。
また、本発明の粒子捕集装置において、前記導電性の第1構造物を接地する手段はFPCケーブルである。
また、本発明の粒子捕集装置において、前記高電圧電極は、針状である。
また、本発明の粒子捕集装置は、前記捕集電極に対向する向きに空気の流れを形成する吸引部材をさらに備え、前記導電性部材は、前記吸引部材によって形成される空気の流れに干渉しない位置に設けられている。
上記の構成によれば、捕集電極以外に粒子が捕集されるのを防止することができる。
また、本発明の粒子捕集装置は、前記絶縁性の第1構造物に内包された絶縁性の第2構造物をさらに備え、前記絶縁性の第2構造物は、両端に開口を有する中空部材であり、前記両端の開口の一方は、前記捕集電極に対向し、前記絶縁性の第2構造物は、前記高電圧電極の少なくとも一部を内包する。具体的には、前記絶縁性の第2構造物は、前記両端の開口以外の貫通用開口を有し、前記高電圧電極は、前記絶縁性の第2構造物に非接触の状態で、前記貫通用開口を外部から内部に貫通している。
上記の構成によれば、高電圧電極が絶縁性の第2構造物に接触することなく貫通しているので、絶縁性の第2構造物に電荷が蓄積され、表面電位が大きくなるのを抑制することができる。これにより、高電圧電極の放電安定性および放電能力を向上させることができる。
また、本発明の粒子捕集装置において、前記高電圧電極は、その先端部を除いて、前記絶縁性の第2構造物よりも誘電率が高い被覆物質によって被覆されている。
上記の構成によれば、高電圧電極で発生した電荷は絶縁性の第2構造物ではなく、被覆部材に保持されるので、さらに高電圧電極の放電安定性を向上させることができる。
本発明は、安価な方法で放電能力を安定させることができるという効果を奏する。
加熱前後における空気中の粒子の蛍光強度の変化を示す図である。 捕集工程の一例を示す図である。 加熱前の蛍光測定工程の一例を示す図である。 加熱・冷却工程の一例を示す図である。 加熱後の蛍光測定工程の一例を示す図である。 リフレッシュ工程の一例を示す図である。 加熱前後の蛍光強度の増大量ΔFと、生物由来の粒子濃度との関係を示すグラフである。 第1の実施形態における粒子検出装置の要部構成を示す図である。 第1の実施の形態における粒子検出装置を簡易的に示した図である。 導電性部材を筐体表面に配置した状態を示す簡易的な図である。 導電性部材の位置と放電電流との関係を示す図である。 第2の実施形態における粒子検出装置の一例を示す図である。 第1の実施形態における吸引筒と第2の実施形態における吸引筒との違いを説明するための図である。 平面視した状態における、針電極と捕集基板との重なりおよび針電極と捕集基板との距離を示す図である。 計測結果を示す図である。 第3の実施形態における粒子検出装置の一例を示す図である。
図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本実施の形態の粒子捕集装置を搭載した粒子検出装置は、花粉や微生物、カビといった生物由来の粒子を検出するための装置である。最初に、本実施の形態における粒子検出装置を用いて生物由来の粒子を検出する原理について説明する。
図1は、加熱前後における空気中の粒子の蛍光強度の変化を示す図である。図1(a)は、測定対象を生物由来の粒子としたものであり、図1(b)は、測定対象を粉塵としたものである。
空気中に浮遊する生物由来の粒子に紫外光または青色光を照射すると、生物由来の粒子は蛍光を発する。しかしながら、空気中には化学繊維の埃など(以下、粉塵ともいう)の粒子も浮遊しており、生物由来の粒子と同様に蛍光を発する。このため、蛍光を検出するのみでは、生物由来の粒子からのものであるのか粉塵からのものであるのかが区別されない。
生物由来の粒子および粉塵それぞれに対して加熱処理を施し、加熱前後における蛍光強度(蛍光量)の変化を測定した結果が図1(a),(b)に示されている。図1(a)に示す点線は加熱前における生物由来の粒子の蛍光強度(蛍光量)の変化を示し、実線は加熱後における生物由来の粒子の蛍光強度の変化を示す。図1(b)に示す点線は加熱前における粉塵の蛍光強度の変化を示し、実線は加熱後における粉塵の蛍光強度の変化を示す。
図1(a),(b)に示されるように、粉塵から発せられる蛍光強度が加熱処理によって変化しないのに対して、生物由来の粒子から発せられる蛍光強度は、加熱処理によって増加する。このため、本実施の形態における粒子検出装置では、生物由来の粒子と粉塵とが混合する粒子に対して、加熱前後の蛍光強度を測定し、その差分を求めることにより、生物由来の粒子の量を特定する。
図2から図6は、生物由来の粒子を検出する工程を示す図である。まず、図2に示されるように、粒子40を捕集基板(捕集電極)11に捕集する捕集工程を実行する。捕集工程においては、高圧発生回路13が針電極(高電圧電極)12に高電圧を印加することにより、アースに接続された捕集基板11と針電極12との間に電位差を生じさせる。
この時、ファン(吸引部材)17の回転により、空気を捕集基板11に向けて導入すると、空気中に浮遊する粒子40は、針電極12の周囲にて帯電される。帯電された粒子40は、静電気力によって捕集基板11の表面に吸着される。捕集基板11に吸着された粒子40には、生物由来の粒子40Aと、化学繊維の埃などの粉塵40Bとが含まれる。
次に、図3に示されるように、加熱前の粒子40から発せられる蛍光の強度を測定する加熱前の蛍光測定工程を実行する。加熱前の蛍光測定工程においては、まず、移動機構(不図示)により捕集基板11を検出位置に移動させる。そして、発光素子21から捕集基板11に捕集された粒子40に向けて励起光を照射し、励起光の照射により粒子40から発せられた蛍光をフレネルレンズ25を通じて受光素子24にて受光する。
次に、図4に示されるように、粒子40を加熱し、冷却する加熱・冷却工程を実行する。加熱・冷却工程においては、移動機構により捕集基板11の位置を捕集工程時の位置(以下、「捕集・加熱位置」という)に戻し、ヒータ19を用いて捕集基板11を介して粒子40を加熱する。加熱後、ファン17の回転により捕集基板11上の粒子40を冷却する。
次に、図5に示されるように、再度、捕集基板11を検出位置に移動させ、加熱後の粒子40から発せられる蛍光の強度を測定する加熱後の蛍光測定工程を実行する。加熱後の蛍光測定工程は、加熱前の蛍光測定工程と同様である。上述したように、粉塵40Bから発せられる蛍光の蛍光強度が加熱処理によって変化しないのに対して、生物由来の粒子40Aから発せられる蛍光の蛍光強度は、加熱処理によって増加する。このため、本工程では、生物由来の粒子40Aについて、加熱前の蛍光測定工程(図3参照)で測定された蛍光強度よりも大きい値の蛍光強度が測定される。これにより、生物由来の粒子40Aの特定が可能である。
図7は、加熱前後の蛍光強度の増大量ΔFと、生物由来の粒子濃度との関係を示すグラフである。図7を参照して、加熱前の蛍光強度と加熱後の蛍光強度との差から、蛍光強度の増大量ΔF1を算出する。予め用意した蛍光強度の増大量ΔFと生物由来の粒子濃度Nとの関係に基づき、算出された増大量ΔF1に対応する生物由来の粒子濃度N1を特定する。なお、増大量△Fと生物由来の粒子濃度Nとの対応関係は、予め実験的に決められる。
次に、図6に示されるように、再度、捕集基板11を捕集・加熱位置に移動させ、加熱後の蛍光測定工程を終えた粒子40を捕集基板11から除去するリフレッシュ工程を実行する。リフレッシュ工程においては、超音波振動子20によって捕集基板11を振動させることにより、捕集基板11上から移動させる。なお、リフレッシュ工程は、捕集・加熱位置で実施するのではなく、捕集・加熱位置および検出位置とは異なる第3の位置で実施してもよい。
[粒子検出装置の構成について]
次に、本実施の形態における粒子検出装置の構成について図8に基づいて説明する。図8は、第1の実施の形態における粒子検出装置の要部構成を示す図である。
図8に示すように、粒子検出装置1は、捕集基板11、捕集部14、ファン17、筒状の吸引筒(絶縁性の第2構造物)18、ヒータ19および超音波振動子20が内部に設けられる筐体(絶縁性の第1構造物)29と、筐体29の外部に取り付けられる導電性部材30と、蛍光検出部27とを備える。ここで、粒子捕集装置は、捕集基板11、捕集部14、ファン17、筒状の吸引筒18、ヒータ19、超音波振動子20、筐体29および導電性部材30で構成される。また、粒子検出装置1は、上記の移動機構を備えていてもよいが、発明の特徴点とは関係がないため当該部材を図示していない。
なお、本実施の形態における粒子検出装置1は、生物由来の粒子40Aを検出するための装置単体として用いられてもよいし、空気清浄機やエアーコンディショナ、加湿器、除湿機、掃除機、冷蔵庫、テレビなどの家電製品に組み込まれてもよい。
捕集基板11は、生物由来の粒子40Aと化学繊維の埃などの粉塵40Bとが混合した粒子40が捕集される捕集部材として設けられている。捕集基板11は、ガラス板と、ガラス板の表面に形成された導電性の透明被膜とから構成され、アースに接続される。
なお、ガラス板の形状は特に限定されないが、粒子40を捕集できる程度の面積を有するのであればどのような形状であっても良い。また、ガラス基板の表面に形成される被膜は、透明被膜に限定されず、例えば、セラミック等で構成される金属被膜であってもよい。また、捕集基板11は金属で構成されていてもよい。この場合、被膜の形成は、不要である。
また、捕集基板11は、不図示の移動機構により、捕集・加熱位置と検出位置との間を移動させられる。
捕集部14は、捕集工程(図2参照)を実行し、空気中に含まれる粒子40を捕集基板11に捕集する。捕集部14は、電源部としての高圧発生回路13と、放電電極としての針電極12とを有する。
高圧発生回路13は、絶縁性の筐体29と絶縁性の吸引筒18との間に配置され、針電極12が電気的に接続される。針電極12は、ニードル状の形状の電極であり、吸引筒18の側面の外部から貫通して吸引筒18の内部に達する。高圧発生回路13は、高電圧を針電極12に印加する。これにより、針電極12から電子が放出され、放出された電子が空気中の酸素分子や水分子に衝突することで、マイナスイオンが発生する。これにより、空気中で発生したマイナスイオンが、浮遊する粒子40に付着し、粒子がマイナスに帯電する。帯電した粒子40は、アースに接続された、捕集基板11の被膜に引き付けられ、捕集基板11上に付着する。
ファン17は、筐体29の下部に形成された開口部に設けられ、正転方向および反転方向に回転駆動可能である。ファン17は、その回転により装置の内部と外部との間で空気の流れを形成する。ファン17は、捕集工程時において、反転方向に駆動する。ファン17が反転方向に駆動されると、粒子検出装置1の外部の空気が筐体29の上部に形成された開口部を通じて粒子検出装置1の内部に導入される。これにより、吸引筒18には粒子40を含む空気が導入される。
また、ファン17は、リフレッシュ工程時において、正転方向に駆動する。ファン17が正転方向に駆動されると、粒子検出装置1の内部の空気がファン17を通じて粒子検出装置1の外部に排出される。これにより、生物由来の粒子40Aの検出を終えた粒子40が捕集基板11から除去される。
吸引筒18は、その筒の上部が筐体29の上部の開口部に位置し、筒の下部が捕集基板11に対向する位置に設けられる。このため、捕集工程時においてファン17が反転方向に駆動されることによって装置内部に導入される空気が、捕集基板11に向けて案内される。したがって、帯電した粒子40を捕集基板11上に吸着させ易くすることができる。
ヒータ19は、捕集基板11の裏面に設けられ、加熱・冷却工程時(図4参照)において、捕集基板11に捕集された粒子40を加熱する。また、ヒータ19によって加熱された捕集基板11は、ファン17によって吸引筒18内に導入された空気により冷却される。
また、ヒータ19は、捕集基板11と共に、不図示の移動機構により、捕集・加熱位置と検出位置との間を移動させられる。
超音波振動子20は、例えば小型モータ等であり、捕集基板11の裏面に設けられる。超音波振動子20は、駆動により捕集基板11を振動させる。捕集基板11を振動させることにより、捕集基板11上に捕集された粒子40を浮かせ、粒子40を移動させる。
また、超音波振動子20は、振動パターンが異なる複数の振動モードのいずれかに切り換えることが可能である。超音波振動子20は、振動モードを適宣切り換えることにより、捕集基板11上の粒子40を搬送する方向、および、搬送する粒子40の選別の少なくとも一方を変更する。ここで、粒子40は、その重さと大きさ(接触面積)に基づいて、選別される。例えば、振動により、花粉とゴミ等とを捕集基板11上において分離する。したがって、所定領域に所定の粒子を集めることと、所定の粒子についてその粒子量を測定することとが可能である。例えば、花粉の重さおよび大きさ程度の粒子を所定領域に集まるようにすることにより、他の粒子の影響を除去して正確な花粉量を求めることが可能となる。
また、超音波振動子20は、捕集基板11と共に、不図示の移動機構により、捕集・加熱位置と検出位置との間を移動させられる。
なお、ここでは、超音波振動子20が捕集基板11の裏面に設けられている場合を例に説明したが、その位置に限定するものではない。超音波振動子20は、捕集基板11を振動させて、粒子40を除去したり、粒子40を選別したりすることができる位置であれば、どの位置に配置されていても良い。例えば、図8に示すヒータ19の下側(捕集基板11との接着面の反対側)に超音波振動子20が配置されていても良い。また、超音波振動子20が、複数設けられていても良い。
蛍光検出部27は、加熱前および加熱後の蛍光測定工程を実行するものであり、励起光源部23および受光部26から構成されている。励起光源部23は、超音波振動子20によって捕集基板11の所定領域に捕集された粒子40に向けて励起光を照射する。受光部26は、励起光源部23による励起光の照射に伴って粒子40から発せられる蛍光を受光する。
励起光源部23は、光源としての発光素子21および集光レンズ22を有する。発光素子21としては、半導体レーザまたはLED(Light Emitting Diode)素子などが用いられる。発光素子21から発せられる光は、生物由来の粒子40Aを励起して蛍光を発せさせるものであれば、紫外または可視いずれの領域の波長を有してもよい。
受光部26は、受光素子24およびフレネルレンズ25を有する。受光素子24としては、フォトダイオードまたはイメージセンサなどが用いられる。
なお、超音波振動子20による振動によって捕集基板11上の所定領域に集められた粒子40に対して照射する励起光を、集光レンズ22で狭く絞ることにより光強度を強めるようにしてもよい。これにより、同じ捕集基板11の大きさであっても、より高感度の測定が可能となる。
導電性部材30は、筐体29の外部のうち針電極12の近傍に設けられ、アースに接続される。上述したように、高圧発生回路13が針電極12に高電圧を印加すると、針電極12が放電し、マイナスイオンが発生する。マイナスイオンは、空気中の粒子40に付着着してマイナスに帯電させることで、粒子40を捕集基板11上に捕集させるが、筐体29にも付着し、筐体29をもマイナスに帯電させてしまう。筐体29がマイナスに帯電すると、筐体29内部にマイナスイオンが充満し、針電極12が放電し難くなるが、導電性部材30が、針電極12の近傍の筐体29に設けられているので、筐体29のうち針電極12の近傍の部分における電荷をアースに逃がすことができる。これにより、筐体29全体の電荷を逃さなくても、筐体29のうち針電極12の近傍部分の電荷を逃すことで、針電極12の放電能力が低下するのを効果的に防ぐことができる。また、導電性部材30が設けられている位置は、ファン17が形成する空気の流れに干渉しない位置である。このため、導電性部材30が設けられている筐体29が捕集基板11のように機能して、筐体29の内壁に粒子40が捕集されるのを防止することができる。なお、導電性部材30のアースへの接続は、FPCケーブル(接地手段)を用いることができる。
図9は、第1の実施の形態における粒子検出装置を簡易的に示した図である。図9(a)が粒子検出装置の斜視図であり、図9(b)が粒子検出装置の上面図である。ここでは粒子検出装置1が備える筐体29の各頂点に、便宜上符号A〜Hを付している。
図9(a),(b)に示されるように、高圧発生回路13は、筐体29の頂点A近傍に位置する。また、針電極12は、その先端付近が捕集基板11および筐体29の開口部に対向する位置まで高圧発生回路13から延伸している。捕集基板11は、筐体29の面EFGH上で、かつ、辺FG付近に設けられ、筐体29の上部の開口部は、面ABCD上であり、かつ、辺BC付近に形成されている。
図10は、導電性部材を筐体表面に配置した状態を示す簡易的な図である。導電性部材30が筐体29表面に配置される位置は、図10(1)〜(8)それぞれで異なっている。なお、図10の(1)〜(8)に示される粒子検出装置1の内部の配置位置は、図9に示したとおりである。
図10(1)は、筐体29の上部の開口部の周囲のうち筐体29の辺AD側に導電性部材30を配置した状態を示す。図10(2)は、筐体29の上部の開口部の周囲のうち筐体29の辺BC側に導電性部材30を配置した状態を示す。図10(3)は、筐体29の上部の開口部の周囲のうち筐体29の辺AB側に導電性部材30を配置した状態を示す。図10(4)は、筐体29の上部の開口部の周囲のうち筐体29の辺CD側に導電性部材30を配置した状態を示す。図10(5)は、筐体29の面ABFEのうち頂点A近傍に、辺AEに沿って導電性部材30を配置した状態を示す。図10(6)は、筐体29の面ABFEのうち頂点B近傍に、辺BFに沿って導電性部材30を配置した状態を示す。図10(7)は、筐体29の面ABFEのうち頂点B近傍に、辺ABに沿って導電性部材30を配置した状態を示す。図10(8)は、筐体29の上部の開口部の周囲であり、かつ、辺ABを跨って導電性部材30を配置した状態を示す。
図10(1)〜(8)のうち導電性部材30が針電極12の近傍に位置するのが、図10(3),(7),(8)である。図11は、導電性部材の位置と放電電流との関係を示す図である。図11に示されるように、針電極12の近傍に導電性部材30が位置する図10(3),(7),(8)が他の場合よりも放電電流が大きくなることが結果として得られた。
以上説明したように、本発明の粒子検出装置1が備える粒子捕集装置は、針電極12と該針電極12に対向する位置に設けられた捕集基板11との間で粒子40を帯電させて、該捕集基板11上に粒子40を捕集する装置であって、針電極12と捕集基板11とを内包する絶縁性の筐体29と、筐体29の外側の面であって、針電極12の近傍に位置する面に設けられた導電性部材30と、導電性部材30を接地するFPCケーブルとを備える。
粒子40の帯電時には、筐体29内もマイナスに帯電し、針電極12が放電し難くなる。しかしながら、導電性部材30は、針電極12の近傍であり、筐体29の外側面に設けられるので、筐体29において針電極12の近傍の電荷をアースに逃がすことができる。これにより、筐体29全体の電荷を逃さなくても、針電極12の放電能力が低下するのを防ぐことができる。したがって、安価な方法で放電能力を安定させることができる。
なお、ファン17は、捕集工程と、加熱工程時の冷却と、リフレッシュ工程とで兼用して用いられるので、粒子検出装置1の小型化や低コスト化を図ることができる。
<第2の実施形態>
図12は、第2の実施形態における粒子検出装置の一例を示す図である。図12(a)が正面図であり、図12(b)が図12(a)のA−A線の矢視図である。図12に示す粒子検出装置1Aが、図2に示す粒子検出装置1と異なる点は、吸引筒18が吸引筒18Aに変更された点である(蛍光体検出部27については図示せず)。吸引筒18Aは、吸引筒18と同様に絶縁性を有する。
吸引筒18Aは、その筒の上部が筐体29の上部の開口部に位置し、筒の下部が捕集基板11に対向する位置に設けられる。また、吸引筒18Aは、側面に開口(貫通用開口)が設けられており、その開口は例えばスリット(貫通用開口)51である。
図13に示されるように、針電極12の太さ(直径)と同等の横幅W1を有する吸引筒18のスリットより、スリット51の横幅W2は大きく設定されている。すなわち、スリット51の横幅W2は、針電極12の太さよりも大きい。このため、針電極12を吸引筒18Aに非接触の状態でスリット51を貫通させることができる。具体的には、針電極12と吸引筒18Aとの最短の間隔が1mm以上であることが好ましい。
このように、針電極12が吸引筒18Aに接触することなく貫通しているので、吸引筒18Aに電荷が蓄積され、表面電位が大きくなるのを抑制することができる。これにより、針電極12の放電安定性および放電能力を向上させることができる。なお、ここでは開口がスリット51である場合を例に説明したが、形状はスリット51に限定するものではない。
ここで、針電極12と吸引筒18とが接触する粒子検出装置1および針電極12と吸引筒18Aとが接触しない粒子検出装置1Aそれぞれについて、針電極12の放電時における捕集基板11とアースとの間の電圧の計測方法および計測結果を説明する。粒子検出装置1,1Aそれぞれについて、針電極12と捕集基板11との間隔(mm)、および、平面視による針電極12と捕集基板11との重なり量(mm)を複数種類のパラメータに設定し、針電極12と捕集基板11との間に4kV(1.5ms)の高電圧パルスを印加して、捕集基板11とアースとの間の電圧を計測した。
なお、粒子検出装置1において、針電極12の太さ(直径)および吸引筒18のスリットの横幅W1を0.8mmとした。粒子検出装置1Aにおいて、針電極12の太さを0.8mm、吸引筒18Aのスリット51の横幅W2を2.5mm、針電極12と吸引筒18Aとの間隔を5mmとした。
図14は、平面視した状態における、針電極と捕集基板との重なり量および針電極と捕集基板との距離を示す図である。図14に示されるように、高さhが針電極12と捕集基板11との距離を示し、幅wが針電極12と捕集基板11との重なり量を示す。
図15は、計測結果を示す図である。図15に示されるように、粒子検出装置1と粒子検出装置1Aとで、針電極12と捕集基板11との間隔および針電極12と捕集基板11との重なり量が同じであっても、粒子検出装置1Aの方が約1.5倍以上、捕集基板11とアースとの間の電圧が大きくなるという結果が得られた。したがって、粒子検出装置1より粒子検出装置1Aの方が、放電安定性および放電能力が向上することを確認できた。
また、針電極12と捕集基板11との間隔10(mm)および針電極12と捕集基板11との重なり量0(mm)の条件下で長時間放電をさせた場合、第1の実施形態の構成と第2の実施形態の構成とを比較すると、第1の実施形態の構成よりも第2の実施形態の構成の方がON/OFFの出力変動が少ないという結果が得られた。
<第3の実施形態>
図16は、第3の実施形態における粒子検出装置の一例を示す図である。第3の実施形態における粒子検出装置1Bは、針電極12が先端部を除いて被覆部材53によって覆われている点が、第1,2の実施形態における粒子検出装置1,1Aと異なる。粒子検出装置1Bが有する吸引筒18Bは、吸引筒18と同一であってもよいし、吸引筒18Aと同一であってもよい。
被覆部材53は、吸引筒18,18Aよりも電荷を保持し易い(誘電率の高い)部材であり、例えばグリースである。また、吸引筒18,18Aの材質は、ここでは例えばポリカーボネートである。
したがって、針電極12で発生した電荷は吸引筒18Bではなく、被覆部材53に保持されるので、さらに放電安定性を向上させることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,1A,1B 粒子検出装置
11 捕集基板(捕集電極)
12 針電極(高電圧電極)
13 高圧発生回路
14 捕集部
17 ファン(吸引部材)
18,18A,18B 吸引筒(絶縁性の第2構造物)
19 ヒータ
20 超音波振動子
21 発光素子
22 集光レンズ
23 励起光源部
24 受光素子
25 フレネルレンズ
26 受光部
27 蛍光検出部
29 筐体(絶縁性の第1構造物)
30 導電性部材
40A 生物由来の粒子
40B 粉塵
51 スリット(貫通用開口)
53 被覆部材

Claims (8)

  1. 高電圧電極と該高電圧電極に対向する位置に設けられた捕集電極との間で粒子を帯電させて、該捕集電極上に粒子を捕集する粒子捕集装置であって、
    前記高電圧電極と前記捕集電極とを内包する絶縁性の第1構造物と、
    前記絶縁性の第1構造物の外側の面であって、前記高電圧電極の近傍に位置する面に設けられた導電性部材と、
    前記導電性部材を接地する接地手段とを備えることを特徴とする、粒子捕集装置。
  2. 前記接地手段はFPCケーブルであることを特徴とする、請求項1に記載の粒子捕集装置。
  3. 前記高電圧電極は、針状であることを特徴する、請求項1または2に記載の粒子捕集装置。
  4. 前記捕集電極に対向する向きに空気の流れを形成する吸引部材をさらに備え、
    前記導電性部材は、前記吸引部材によって形成される空気の流れに干渉しない位置に設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の粒子捕集装置。
  5. 前記絶縁性の第1構造物に内包された絶縁性の第2構造物をさらに備え、
    前記絶縁性の第2構造物は、両端に開口を有する中空部材であり、
    前記両端の開口の一方は、前記捕集電極に対向し、
    前記絶縁性の第2構造物は、前記高電圧電極の少なくとも一部を内包することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の粒子捕集装置。
  6. 前記絶縁性の第2構造物は、前記両端の開口以外の貫通用開口を有し、
    前記高電圧電極は、前記絶縁性の第2構造物に非接触の状態で、前記貫通用開口を外部から内部に貫通していることを特徴とする、請求項5に記載の粒子捕集装置。
  7. 前記高電圧電極は、その先端部を除いて、前記絶縁性の第2構造物よりも誘電率が高い被覆部材によって被覆されていることを特徴とする、請求項5または6に記載の粒子捕集装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の粒子捕集装置を備えることを特徴とする、粒子検出装置。

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