JP2013222697A - コネクタ端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりすることを防止することができ、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供する。
【解決手段】コネクタ端子10は、コネクタハウジング101に形成された端子収容室102に挿入される鞘状部20と、鞘状部20に一端部31が固定された弾性接触片30とを備えている。鞘状部20には、弾性接触片30の通電接触部34を突出させる突出用開口22と、突出用開口22から通電接触部34が突出した状態で、弾性接触片30の他端部33を係止する端子突起部25とが形成されている。端子収容室102へ鞘状部20を挿入することで、弾性接触片30の他端部33が、端子収容室102内に設けられたハウジング突起部104に接触して弾性変形し、通電接触部34が突出用開口104から突出すると共に、弾性接触片30の他端部33を端子突起部25に係止させる。
【選択図】図9

Description

本発明は、カードエッジコネクタの構成部材であるコネクタ端子、詳しくはカードエッジコネクタのハウジングに開設された端子収容室に挿入することによってカードエッジコネクタを形成する部材であるコネクタ端子に関する。
カードエッジコネクタの構成部材であるコネクタ端子として、例えば、図12に示すようなコネクタ端子500がある。コネクタ端子500は、カードエッジコネクタのハウジングに開設された端子収容室(図示せず)に挿入される導電性の鞘状部501と、鞘状部501に開設された開口部502と、開口部502から通電接触部503を突出させた状態で鞘状部501内に設けられた弾性接触片504と、ケーブル(図示せず)を圧着固定するための結束部505と、を備えている。
コネクタ端子500は、弾性接触片504の通電接触部503付近が開口部502より外に突出した形状であるため、コネクタ端子500に対するケーブル圧着作業、ワイヤハーネス作業あるいはコネクタハウジングへの挿入作業の過程において、他の部材や作業用機材などと接触したとき、弾性接触片504が損傷したり、変形したり、通電接触部503が汚損されたりすることがある。
そこで、このような問題を回避するため、コネクタハウジングに挿入するまでは電気接触用バネ片を端子内に収納して傷付きなどから保護する機能を有する「コネクタ」が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−62972号公報
前述したように、特許文献1記載の「コネクタ」の場合、コネクタハウジングに挿入するまでは電気接触用ばね片が囲み壁内に収納された状態に保たれるため、傷付き防止機能は優れている。しかし、ばね片がばね片押動突条に乗り上げることで、ばね片の電気接触部を囲み壁から突出させているため、ばね片の公差やばね片の変形、囲み壁の公差などが累積することにより、ばね片の突出量が変化するため、接触信頼性が損なわれる可能性がある。
そこで本発明は、コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりすることを防止することができ、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供することを目的とする。
本発明のコネクタ端子は、コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される鞘状部と、前記鞘状部に一端部が固定された弾性接触片と、を備え、前記鞘状部に、前記弾性接触片の通電接触部を突出させる突出用開口と、前記突出用開口から前記通電接触部が突出した状態で、前記弾性接触片の他端部を係止する端子突起部と、が形成され、前記端子収容室へ前記鞘状部を挿入することで、前記弾性接触片の他端部が、前記端子収容室内に設けられたハウジング突起部に接触して弾性変形し、前記通電接触部が前記突出用開口から突出すると共に、前記弾性接触片の他端部を前記端子突起部に係止させることを特徴とする。
本発明によれば、端子収容室に鞘状部を挿入する前では、弾性接触片の通電接触部は突出用開口から突出していない状態である。従って、弾性接触片を保護することができる。鞘状部が端子収容室に挿入されると、弾性接触片の他端部が端子収容室内に設けられたハウジング突起部に接触することで、弾性接触片が弾性変形して通電接触部を突出用開口から突出させることができる。そして、弾性接触片の他端部を端子突起部に係止させることができるので、通電接触部の突出量はコネクタハウジングに依存せず、弾性接触片のみの要因に依存するので、通電接触部の突出量を安定させることができる。
前記弾性接触片が、前記鞘状部の挿入方向の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部を介して前記鞘状部に連設されているのが望ましい。
このような構成とすれば、鞘状部と弾性接触片とを連続した材料で一体的に形成することができるので、生産性の向上を図ることができ、コネクタハウジングの端子収容室に挿着された後の弾性接触片は安定した弾性を発揮することができる。
前記鞘状部と前記弾性接触片とに、前記ハウジング突起部を、前記弾性接触片の他端部まで案内するスリット部が形成されているのが望ましい。
鞘状部と弾性接触片とに、スリット部が形成されていると、ハウジング突起部を確実に、弾性接触片の他端部まで案内させることができる。
前記端子突起部が、前記スリット部を挟んで2ヵ所に形成されていると、弾性接触片の他端部を平均的に係止させることができる。
前記弾性接触片の他端部が、前記鞘状部の挿入方向と反対側に向けて折り曲げられ、前記端子突起部に、前記弾性接触片の他端部が乗り上げる傾斜面と、前記弾性接触片の他端部の端面が係止する係止面とが形成されているのが望ましい。
弾性接触片の他端部がハウジング突起部に接触して弾性変形しながら、端子突起部の傾斜面に乗り上げる。そして、この傾斜面を弾性接触片の他端部の端面が超えることで、端面を係止面に係止させることができる。
前記弾性接触片の他端部に湾曲部が形成されているのが望ましい。通電接触部が突出して他の端子に接触するときに、接触荷重が高すぎる場合に、弾性接触片の他端部に湾曲部が形成されていると湾曲部が弾性変形することで接触荷重を緩和させることができる。
本発明により、コネクタハウジングに挿着するまでの過程で、通電用の弾性接触片が損傷したり、変形したりするのを防止することができ、通電接触部の突出量を安定させることができるので、接触信頼性に優れたコネクタ端子を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るコネクタ端子を示す突出用開口側から見た斜視図である。 図1に示すコネクタ端子を反対側から見た斜視図である。 図2に示すコネクタ端子の要部拡大図である。 図2に示すコネクタ端子のA−A線断面図である。 図1に示すコネクタ端子をコネクタハウジングに挿入し、弾性接触片がハウジング突起部に当接する前の状態を示す断面図である。 図5に示す状態から、更にコネクタ端子を進行させ、弾性接触片をハウジング突起部に押圧させている状態を示す断面図である。 図6に示すコネクタ端子に、回路基板を接触させる状態を示す断面図である。 図1に示すコネクタ端子を端子突起部に係止させる前の状態を示す一部切欠斜視図である。 図1に示すコネクタ端子を端子突起部に係止させた状態を示す一部切欠斜視図である。 図1に示すコネクタ端子の弾性接触片が突出用開口から突出する前の状態を示す一部切欠斜視図である。 図9に示すコネクタ端子の変形例を示す一部切欠斜視図である。 従来のコネクタ端子を示す斜視図である。
図1〜図6に示すように、本発明の実施の形態に係るコネクタ端子10は、カードエッジコネクタ100のコネクタハウジング101に形成された端子収容室102に挿入される導電性の鞘状部20と、鞘状部20と導通した状態で鞘状部20内に設けられた弾性接触片30と、鞘状部20の後方に形成され、ケーブルCを圧着固定するための結束部40と、結束部40の後方に配設され、ケーブルCが挿通される防水栓50と、を備えている。
コネクタ端子10を構成する鞘状部20、弾性接触片30および結束部40などは導電性の良好な金属板を曲げ加工することにより、一体的に形成されている。
なお、以下の説明においての「前後」という表現は、コネクタハウジング101の端子収容室102に対するコネクタ端子10の挿入方向(図1に示す矢線X方向)を「前」とし、その反対方向を「後」として表現したものである。
鞘状部20の横断面形状は矩形状をなし、端子が形成された回路基板Bが挿入される基板挿入溝103側である端子側面21に、弾性接触片30の一部が突出する突出用開口22が形成されている。端子側面21とは反対側となる鞘状部20の背面23の前縁部分には、スリット部24が形成されている。スリット部24は、端子収容室102に設けられたハウジング突起部104を案内するもので、コネクタ端子10の軸線に沿って鞘状部20の幅方向の略中央に形成されている。
鞘状部20のスリット部24の後部両側に、鞘状部20に凹部を形成することで、鞘状部20内に突出した端子突起部25が形成されている。
端子突起部25は、挿入方向の前側を、弾性接触片30が乗り上げる傾斜面25aとし、後側が、弾性接触片30の端面33aを係止させるため、背面23とのなす角度が傾斜面25aより大きい係止面25bとすることにより、側面視形状が略直角三角形状に形成され、背面23側から見た形状が略二等辺三角形状に形成されている。
弾性接触片30は、鞘状部20の背面23の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部26を介して鞘状部20から連設されていることで、弾性接触片30の一端部が鞘状部20に固定されている。この弾性接触片30の一端部31には、ハウジング突起部104が案内されるスリット部32がコネクタ端子10の軸線に沿って形成されている。この弾性接触片30のスリット部32は、鞘状部20のスリット部24と1本の直線状に並ぶ位置に形成されている。
弾性接触片30は、後方部分を側面視形状がU字状をなすように、鞘状部20の挿入方向と反対側に向けて折り曲げ、その先端(他端部33)を自由端としている。他端部33先端には端面33aが形成され、端面33aの中央部分には凹部33bが形成されている。弾性接触片30の他端部33の端面33aが端子突起部25に係止されると、鞘状部20の背面23に接触した状態に保たれ、弾性接触片30が突出用開口22に向かって付勢させられた状態となる。弾性接触片30の屈曲部分は、突出用開口22から突出して回路基板Bの端子に接触する通電接触部34である。
結束部40は、ケーブルCの外部絶縁体の外周を保持する外被かしめ部41と、外部絶縁体に被覆された電線を保持して鞘状部20と導通接続する導体かしめ部42とにより形成されている。
防水栓50は、コネクタ端子10が端子収容室102に挿入されると、端子収容室102の後端に蓋となって圧入される。防水栓50は、端子収容室102の後端に配設されることで、端子収容室102とケーブルCとの隙間を塞ぎ、水密性を確保することができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係るコネクタ端子の使用状態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ケーブルCが結束部40に圧着固定されたコネクタ端子10の鞘状部20を、折り曲げ部26を前方に向け、コネクタハウジング101の背面側から端子収容室102に向かって矢線X方向に挿入する。
図5に示すように、コネクタ端子10の挿入が進み、コネクタ端子10の先端がハウジング突起部104の位置まで到達すると、弾性接触片30のスリット部32と、鞘状部20のスリット部24とが、ハウジング突起部104を案内しながら、ハウジング突起部104を鞘状部20の奥側へ位置させる。
コネクタ端子10の挿入が進むと、スリット部24,32内をハウジング突起部104がスライドしながらコネクタ端子10が進み、ハウジング突起部104が弾性接触片30の他端部33の凹部33bに当接する。ハウジング突起部104が弾性接触片30の他端部33の凹部33bに当接した時点では、弾性接触片30は原形に保たれており、その高さH1は鞘状部20の高さより低い状態にある。
鞘状部20と弾性接触片30とに、スリット部24,32が形成されているので、ハウジング突起部104を確実に弾性接触片30の他端部33まで案内させることができる。
更に、コネクタ端子10の挿入が進むと、図6に示すように、弾性接触片30の他端部33がハウジング突起部104により挿入方向への移動が阻止される。弾性接触片30の他端部33はハウジング突起部104により進行が阻止されているが、鞘状部20は挿入方向へ進行しているので、これに伴って弾性接触片30が弾性変形して、その屈曲の開度が大きくなり、起立していくので、通電接触部34が突出用開口22より突出し、その高さH2は鞘状部20より高くなる。
このとき、鞘状部20の端子突起部25の位置まで弾性接触片30の他端部33が開くと、他端部33は端子突起部25の傾斜面25a(図8参照)に乗り上げる。更に、傾斜面25aに沿って褶動しながら、弾性接触片30の他端部33が開き、他端部33の端面33aが傾斜面25aを超えると、図9に示すように、弾性接触片30の復帰力により他端部33が係止面25bを押圧した状態となり、他端部33の端面33aが係止面25bに係止された状態となる。
弾性接触片30の他端部33が端子突起部25に係止された状態となることで、弾性接触片30の通電接触部34を突出用開口22から突出させた状態に保つことができる。また、図7に示すように、通電接触部34の突出量を、カードエッジ型の回路基板Bを基板挿入溝103に挿入して、回路基板Bの回路端子部と電気的接続を得るのに十分な高さとすることができる。
この通電接触部34の突出量は、弾性接触片30の開き度合いや、弾性接触片30の公差と鞘状部20の端子突起部25の形成位置の誤差など、コネクタ端子10のみに依存し、コネクタハウジング101の公差には依存しない。従って、通電接触部34の突出量がコネクタ端子10とコネクタハウジング101との累積公差による影響を受けないため、通電接触部34の突出量を安定させることができる。よって、接触信頼性に優れたコネクタ端子10とすることができる。
本実施の形態では、鞘状部20と弾性接触片30とを連続した材料で一体的に形成しているので、生産性の向上を図ることができ、コネクタハウジング101の端子収容室102に挿着された後の弾性接触片30は安定した弾性を発揮することができる。
また、本実施の形態では、端子突起部25が、スリット部24を挟んで2ヵ所に形成されているので、弾性接触片30の他端部33の端面33aを偏りなく平均的に係止させることができる。従って、弾性接触片30の通電接触部34の回路基板Bの回路端子部への接触を安定しておこなうことができる。
次に、本発明の実施の形態に係るコネクタ端子の変形例を図面に基づいて説明する。なお、図11においては、図9と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
変形例では、弾性接触片の他端部に湾曲部が形成されていることを特徴とするものである。
図11に示すように、弾性接触片30xの他端部33に、湾曲部35が形成されている。湾曲部35は、弾性接触片30xの内側に凸のU字状に形成されている。
例えば、図7に示す弾性接触片30に回路基板Bの回路端子部を接触させようとしたときに、弾性接触片30が弾性変形しにくく、弾性接触片30の接触荷重が高すぎる場合がある。
そのようなときに、弾性接触片30xの他端部33に湾曲部35を形成することで、通電接触部34を回路基板Bの回路端子部に接触させると、弾性度の低い湾曲部35が弾性変形するため、通電接触部34の突出用開口22からの突出量を変えずに、弾性接触片30xの接触荷重を緩和させることができる。
なお、この変形例では、湾曲部35をU字状としているが、V字状としたり、W字状としたり、連続した波形としたりすることができる。
以上、本発明の実施の形態では、弾性接触片30の一端部31を挿入側に位置させ、固定し、他端部33を反対側に位置させ、自由端として、鞘状部20に形成された端子突起部25に係止させていた。しかし、弾性接触片の他端部を挿入側に位置させ、自由端とし、一端部を反対側に位置させ、固定して、ハウジング突起部104により他端部の移動を阻止することで、他端部を一端部側に移動させて、端子突起部25に係止させるようにしてもよい。
本発明のコネクタ端子は、各種電気・電子機器用の電気コネクタあるいは車載用の電気コネクタの構成部材として、電気・電子産業や自動車産業などの分野において広く利用することができる。
10 コネクタ端子
20 鞘状部
21 端子側面
22 突出用開口
23 背面
24 スリット部
25 端子突起部
25a 傾斜面
25b 係止面
26 折り曲げ部
30,30x 弾性接触片
31 一端部
32 スリット部
33 他端部
33a 端面
33b 凹部
34 通電接触部
35 湾曲部
40 結束部
41 外被かしめ部
42 導体かしめ部
50 防水栓
100 カードエッジコネクタ
101 コネクタハウジング
102 端子収容室
103 基板挿入溝
104 ハウジング突起部
B 回路基板
C ケーブル
本発明のコネクタ端子は、コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される鞘状部と、前記鞘状部に一端部が固定され、他端部が、前記鞘状部の挿入方向と反対側に向けて折り曲げられ、他端部の先端を自由端とした弾性接触片と、を備え、前記鞘状部に、前記弾性接触片の通電接触部を突出させる突出用開口と、前記突出用開口から前記通電接触部が突出した状態で、前記弾性接触片の他端部を係止する端子突起部と、が形成され、
前記端子収容室へ前記鞘状部を挿入することで、前記弾性接触片の他端部が、前記端子収容室内に設けられたハウジング突起部に接触して、進行が阻止されて弾性変形し、前記弾性接触片の他端部の屈曲の開度が大きくなって起立して、前記通電接触部が前記突出用開口から突出すると共に、前記弾性接触片の他端部が、前記端子突起部に乗り上げて、越えることで、前記弾性接触片の復帰力により前記弾性接触片の他端部が前記端子突起部を押圧した状態となり、前記弾性接触片の他端部を前記端子突起部に係止させることを特徴とする。
本発明によれば、端子収容室に鞘状部を挿入する前では、弾性接触片の通電接触部は突出用開口から突出していない状態である。従って、弾性接触片を保護することができる。鞘状部が端子収容室に挿入されると、弾性接触片の他端部が端子収容室内に設けられたハウジング突起部に接触することで、弾性接触片が弾性変形して通電接触部を突出用開口から突出させることができる。そして、端子突起部に乗り上げ、越えることで、弾性接触片の他端部を端子突起部に係止させることができるので、通電接触部の突出量はコネクタハウジングに依存せず、弾性接触片のみの要因に依存するので、通電接触部の突出量を安定させることができる。
このとき、鞘状部20の端子突起部25の位置まで弾性接触片30の他端部33が開くと、他端部33は端子突起部25の傾斜面25a(図8参照)に乗り上げる。更に、傾斜面25aに沿って摺動しながら、弾性接触片30の他端部33が開き、他端部33の端面33aが傾斜面25aをえると、図9に示すように、弾性接触片30の復帰力により他端部33が係止面25bを押圧した状態となり、他端部33の端面33aが係止面25bに係止された状態となる。

Claims (6)

  1. コネクタハウジングに形成された端子収容室に挿入される鞘状部と、
    前記鞘状部に一端部が固定された弾性接触片と、を備え、
    前記鞘状部に、前記弾性接触片の通電接触部を突出させる突出用開口と、前記突出用開口から前記通電接触部が突出した状態で、前記弾性接触片の他端部を係止する端子突起部と、が形成され、
    前記端子収容室へ前記鞘状部を挿入することで、前記弾性接触片の他端部が、前記端子収容室内に設けられたハウジング突起部に接触して弾性変形し、前記通電接触部が前記突出用開口から突出すると共に、前記弾性接触片の他端部を前記端子突起部に係止させることを特徴とするコネクタ端子。
  2. 前記弾性接触片が、前記鞘状部の挿入方向の前縁部分に形成されたU字状の折り曲げ部を介して前記鞘状部に連設された請求項1記載のコネクタ端子。
  3. 前記鞘状部と前記弾性接触片とに、前記ハウジング突起部を、前記弾性接触片の他端部まで案内するスリット部が形成されている請求項2記載のコネクタ端子。
  4. 前記端子突起部は、前記スリット部を挟んで2ヵ所に形成されている請求項3記載のコネクタ端子。
  5. 前記弾性接触片の他端部は、前記鞘状部の挿入方向と反対側に向けて折り曲げられ、
    前記端子突起部に、前記弾性接触片の他端部が乗り上げる傾斜面と、前記弾性接触片の他端部の端面を係止させる係止面とが形成されている請求項1から3のいずれかの項に記載のコネクタ端子。
  6. 前記弾性接触片の他端部に湾曲部が形成されている請求項1から5のいずれかの項に記載のコネクタ端子。
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