JP2013222619A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】進み位相の電流によるスイッチング素子等の保護を確実に行うことができ、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】交流電力を直流電力に変換する直流生成回路1、2と、スイッチング素子3a、3bの駆動により直流生成回路1、2の直流電流を高周波電流に変換するインバータ3と、インバータ3出力端に接続され、共振回路を形成する加熱コイル4及び共振コンデンサ5とを有する誘導加熱調理器において、スイッチング素子3a、3bのうちの一方に流れる電流を検出する素子電流検出手段7と、スイッチング素子3a、3bが同時に短絡したときに流れる短絡電流を検出する短絡電流検出手段8と、素子電流検出手段7と短絡電流検出手段8からの検出信号に応じてインバータ3に駆動信号を出力しインバータ3の出力を制御する制御手段9とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、商用電力を整流するダイオードブリッジや、インバータのスイッチング素子などを異常電流から保護する機能を備えた誘導加熱調理器に関するものである。
従来の誘導加熱調理器では、例えば「電力演算回路1からの電力検出値Wと電力設定器7からの電力設定値WAとを入力して動作する電力制御用差動増幅器4、位相差検出回路2からの位相差信号γと位相差設定器8からの位相差下限設定値γAとを入力して動作する位相差制御用差動増幅器5、両差動増幅器4、5にそれぞれダイオードD1、D2を介して接続されたV/fコンバータ6、及びV/fコンバータ6からの周波数指令信号に応じてインバータのスイッチング素子SW1、SW2を駆動する駆動回路3を備え、位相差を遅れ位相の範囲内に保持するようインバータの出力周波数を制御する。」というものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−71444号公報(要約書、図1)
被加熱体を誘導加熱する際、被加熱体の状態(材質、大きさ、位置等)やインバータの出力周波数により加熱コイルに流れる電流の位相がインバータの出力電圧の位相より進むと(進相状態)、スイッチング素子に進相電流が流れて素子損失が増大してしまう。また、この進相を回避する制御を行うことで所望の電力を投入できなくなるという課題があった。
本発明は、前述のような課題を解決するためになされたもので、進み位相の電流によるスイッチング素子等の保護を確実に行うことができ、使い勝手の良い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、交流電力を直流電力に変換する直流生成回路と、直列に接続された複数のスイッチング素子を有し、前記複数のスイッチング素子の駆動により直流生成回路の直流電流を高周波電流に変換するインバータと、インバータの出力端に接続され、共振回路を形成する加熱コイル及び共振コンデンサとを有する誘導加熱調理器において、複数のスイッチング素子のうちの一方に流れる電流を検出する素子電流検出手段と、複数のスイッチング素子が同時に短絡したときに流れる短絡電流を検出する短絡電流検出手段と、素子電流検出手段と短絡電流検出手段からの検出信号に応じてインバータに駆動信号を出力しインバータの出力を制御する制御手段とを備えたものである。
本発明によれば、複数のスイッチング素子のうちの一方に流れる電流を検出する素子電流検出手段と、複数のスイッチング素子が同時に短絡したときに流れる短絡電流を検出する短絡電流検出手段とを備え、素子電流検出手段と短絡電流検出手段からの検出信号に応じてインバータに駆動信号を出力しインバータの出力を制御するようにしている。このように素子電流検出手段と短絡電流検出手段を併せ持つことにより、位相の進んだ電流及びインバータのスイッチング素子の短絡を検知することが可能になり、そのため、確実にインバータのスイッチング素子及び直流生成回路の素子を保護することができる。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の概略構成を示す回路図である。 図1の素子電流検出手段により検出された正常時の電流の波形と進み位相時の電流の波形の一例図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の概略構成を示す回路図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の概略構成を示す回路図、図2は図1の素子電流検出手段により検出された正常時の電流の波形と進み位相時の電流の波形の一例図である。
図1において、誘導加熱調理器は、商用電源の交流電力を整流する整流回路1と、整流回路1の出力を平滑して直流電力にする平滑回路2と、平滑回路2の直流電流を高周波電流に変換するインバータ3と、インバータ3の出力端に接続され、共振回路を形成する加熱コイル4及び共振コンデンサ5と、商用電源からの入力電流を検出する入力電流検出手段6と、インバータ3のスイッチング素子3aに流れる電流(以下、「素子電流」という)を検出する素子電流検出手段7と、インバータ3のスイッチング素子3a、3bの短絡時に流れる短絡電流を検出する短絡電流検出手段8と、制御手段9とを備えている。
前述の整流回路1は、例えばダイオードブリッジにより構成され、交流電力を全波整流している。平滑回路2は、整流回路1の正極側母線に挿入されたインダクタ2aと、正極側母線と負極側母線の間に接続された平滑コンデンサ2bとにより構成されている。インバータ3は、例えばハーフブリッジ形のインバータで、正極側及び負極側の各母線の間に直列に接続されたスイッチング素子3a、3bと、スイッチング素子3bに並列に接続されたスナバコンデンサ3cとにより構成されている。インバータ3のスイッチング素子3a、3bは、制御手段9からの駆動信号に基づいて交互にオン・オフし、高周波電流を前述の共振回路に供給する。
素子電流検出手段7は、整流回路1の正極側母線に設けられている。これは、図2からも分かるように、加熱コイル4に流れるコイル電流の波形から進み位相時の素子電流の検出を行なうことが困難のため、素子電流検出手段7を正極側母線に設けることで、正確に進み位相時の素子電流を検出することが可能となる。なお、素子電流検出手段7を整流回路1の正極側母線に設けたことを述べたが、負極側母線でも良い。
短絡電流検出手段8は、図1に示すように、負側極母線に設けられている。なお、短絡電流検出手段8を正極側母線に設けても良い。制御手段9は、短絡電流検出手段8により検出された電流が第3の所定閾値に達したときに、インバータ3のスイッチング素子3a、3bに短絡電流が流れたと判定して、インバータ3の駆動を停止する。また、制御手段9は、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、スイッチング素子3aに流れる素子電流の位相が進み位相となっていると判定して、例えば、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限する。
素子電流の位相が進み位相となる要因として、例えば鍋20を加熱コイル4により加熱しているときに鍋振りを行ったときに起こる。即ち、鍋振り時に鍋20を持ち上げると加熱コイル4のインダクタンス値が大きくなることから共振周波数が低くなり、電流共振形の場合、駆動周波数も低くなる。その状態で鍋20を振り落とすと、急峻にインダクタンス値が小さくなり共振周波数も急峻に高くなることから、直前に駆動していた駆動周波数では進相状態となり、スイッチング素子3aに過大な進み位相の素子電流が流れてしまうことになる。この過大な素子電流が継続して流れるとスイッチング素子は過剰発熱し、故障に至ることとなる。
そこで、本実施の形態においては、前述したように、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限する。
前記のように構成された誘導加熱調理器の動作を図1を用いて説明する。
使用者が、トッププレートを介して加熱コイル4上に鍋20を載置し、ついで、誘導加熱調理器の加熱開始スイッチ(図示せず)により加熱開始を指示すると、制御手段9は、インバータ3の駆動を開始し、初期負荷検知を実行する。
この時、制御手段9は、先ず、例えば40kHzの高周波の駆動信号でインバータ3を駆動する。次いで、制御手段9は、入力電流検出手段6により検出された入力電流及びコイル電流検出手段(図示せず)により検出されたコイル電流と加熱不適切判定用の閾値とに基づいて鍋20が適正かどうかを判定する。制御手段9は、その判定結果から鍋20を加熱適正と判定した場合には、入力電流及びコイル電流と材質判定用の閾値とに基づいて鍋20の材質判定を行って加熱を開始し、初期負荷検知を終了する。
その後、制御手段9は、鍋20の材質判定に応じた駆動信号でインバータ3の駆動を開始して電力フィードバック制御を実施し、電力フィードバック制御時に、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したかどうか、短絡電流検出手段8により検出された電流が第3の設定閾値に達したかどうかを判定する。
制御手段9は、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときには、スイッチング素子3aに流れる素子電流が進み位相になっていると判定して、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限する。また、制御手段9は、短絡電流検出手段8により検出された電流が第3の設定閾値に達したときには、インバータ3のスイッチング素子3a、3bの両方が同時に短絡を起こしたと判定して、インバータ3の駆動を停止する。
以上のように実施の形態1によれば、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限してインバータ3を安全な動作へ遷移させるようにし、短絡電流検出手段8により検出された電流が第3の設定閾値に達したときには、インバータ3の駆動を停止するようにしている。このように素子電流検出手段7と短絡電流検出手段8を併せ持つことにより、確実にインバータ3のスイッチング素子3a、3bや整流回路1のダイオードブリッジ、電流ヒューズ等の基板素子を保護することができる。
なお、実施の形態1では、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限するようにしたが、これに限定されるものではない。前述のように素子電流が第1の所定閾値に達したときに、低電力による初期負荷検知の動作へ移行するようにしても良い。この場合も、インバータ3の駆動を安全な方へ遷移させることができ、確実にインバータ3のスイッチング素子3a、3bや整流回路1のダイオードブリッジ等の基板素子を保護することができる。
また、実施の形態1では、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、素子電流の位相が進み位相と判定するようにしたが、図2に示すように、素子電流検出手段7により検出された素子電流(コレクタ電流)の単位時間当たりの変化量dI/dtが予め設定された第2の所定閾値に達したときに、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限したり、低電力による初期負荷検知の動作へ移行するようにしても良い。
この場合も、素子電流の位相の進みによる過大な電流を低く抑えることができるので、確実にインバータ3のスイッチング素子3a、3bや整流回路1のダイオードブリッジ等の基板素子を保護することができる。
実施の形態2.
本実施の形態2は、例えば、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、これをトリガとして、短絡電流検出手段からの検出信号を無効にするようにしたものである。
図3は実施の形態2に係る誘導加熱調理器の概略構成を示す回路図、図4は実施の形態2に係る誘導加熱調理器の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態2においては、実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付している。
図3において、図中に示す短絡電流検出手段10は、整流回路1の負極側母線に挿入されたシャント抵抗11と、例えば5Vの電源を分圧する抵抗12、13と、抵抗12、13により分圧された電圧を基準電圧とするコンパレータ14とで構成されている。コンパレータ14の(+)入力端子に前述の基準電圧が入力され、(−)入力端子にはシャント抵抗11によって得られた電圧が入力される。このコンパレータ14は、インバータ3のスイッチング素子3a、3bの短絡により整流回路1の負極側母線に短絡電流が流れると、(−)入力端子に基準電圧以下の電圧が入力し、出力端からLoからHiに反転した検出信号を制御手段9aに出力する。なお、前述の基準電圧は、第3の所定閾値に応じて設定される。
制御手段9aは、短絡電流検出手段10からの検出信号がLoからHiに反転したときに、スイッチング素子3a、3bが短絡したと判定して、インバータ3の駆動を停止する。
また、制御手段9aは、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したかどうかを判定する。制御手段9aは、素子電流が第1の所定閾値に達したときには、それをトリガとして、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にする。第1の所定閾値に達する素子電流は、実施の形態1で述べたように、使用者の鍋振りより位相の進んだ素子電流で、過大な素子電流となっている。
この過大な素子電流(急峻なサージ電流)の発生に伴い、短絡電流検出手段10のGND電位が変動し、短絡電流検出手段10が誤動作する場合がある。即ち、実際に短絡電流は流れていないが、短絡電流検出手段10が検出信号を出力してしまう。この誤動作により、制御手段9aがインバータ3の駆動を停止しないようにするために、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にして、短絡電流検出手段10の誤動作を回避している。
次に、実施の形態2の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
実施の形態1と同様に、使用者が、トッププレートを介して加熱コイル4上に鍋20を載置し、ついで、誘導加熱調理器の加熱開始スイッチ(図示せず)により加熱開始を指示すると、制御手段9aは、インバータ3の駆動を開始し、初期負荷検知を実行する(S1)。
この時、制御手段9aは、先ず、例えば40kHzの高周波の駆動信号でインバータ3を駆動する。次いで、制御手段9aは、入力電流検出手段6により検出された入力電流及びコイル電流検出手段(図示せず)により検出されたコイル電流と加熱不適切判定用の閾値とに基づいて鍋20が適正かどうかを判定する。制御手段9aは、その判定結果から鍋20を加熱適正と判定したときには、入力電流及びコイル電流と材質判定用の閾値とに基づいて鍋20の材質判定を行い、初期負荷検知を終了する。
その後、制御手段9aは、鍋20の材質判定に応じた駆動信号でインバータ3の駆動を開始して電力フィードバック制御を実施し、電力フィードバック制御時に、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したかどうかを判定する(S2)。制御手段9aは、素子電流が第1の所定閾値に達していないときには、インバータ3の駆動を継続する(S5)。また、制御手段9aは、素子電流が第1の所定閾値に達したときには、それをトリガとして、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にし(S3)、前述した初期負荷検知の動作へ移行し(S4)、インバータ3の駆動を継続する(S5)。
また、制御手段9aは、図4には示していないが、第1の所定閾値に達する素子電流を検知していないときに、前述の短絡電流が第3の所定閾値に達しているかどうかを判定し、短絡電流が第3の所定閾値に達しているときには、スイッチング素子3a、3bが短絡したと判定して、インバータ3の駆動を停止する。
以上のように実施の形態2においては、素子電流が第1の所定閾値に達したタイミングをトリガとして、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にするようにしている。これにより、第1の所定閾値に達する素子電流、即ち進み位相による過大な素子電流(サージ電流)で短絡電流検出手段10が誤動作して短絡電流を検出したとみなしても、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にしているので、短絡電流検出手段10の誤動作に伴うインバータ3の駆動を停止するということがなくなる。そのため、誘導加熱調理器の使い勝手が悪くなることを回避でき、基板の交換が誤って行われるということがなくなる。
なお、実施の形態2では、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、低電力による初期負荷検知の動作へ移行するようにしたが、これに限定されるものではない。前述したように素子電流が第1の所定閾値に達したときに、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限するようにしても良い。この場合も、インバータ3の駆動を安全な方へ遷移させることができ、確実にインバータ3のスイッチング素子3a、3bや整流回路1のダイオードブリッジ等の基板素子を保護することができる。
また、実施の形態2では、素子電流検出手段7により検出された素子電流が第1の所定閾値に達したときに、それをトリガとして、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にするようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、素子電流検出手段7により検出された素子電流(コレクタ電流)の単位時間当たりの変化量dI/dtが予め設定された第2の所定閾値に達したときに(図2参照)、それをトリガとして、短絡電流検出手段10からの検出信号を無効にするようにしても良い。この場合も、前述の基板素子を保護するために、低電力による初期負荷検知の動作へ移行したり、加熱コイル4の電力が設定電力より低くなるようにインバータ3の出力を制限する。
1 整流回路、2 平滑回路、2a インダクタ、2b 平滑コンデンサ、3 インバータ、3a、3b スイッチング素子、3c スナバコンデンサ、4 加熱コイル、5 共振コンデンサ、6 入力電流検出手段、7 素子電流検出手段、8 短絡電流検出手段、9、9a 制御手段、10 短絡電流検出手段、11 シャント抵抗、12、13 抵抗、14 コンパレータ、20 鍋。

Claims (7)

  1. 交流電力を直流電力に変換する直流生成回路と、
    直列に接続された複数のスイッチング素子を有し、前記複数のスイッチング素子の駆動により前記直流生成回路の直流電流を高周波電流に変換するインバータと、
    前記インバータの出力端に接続され、共振回路を形成する加熱コイル及び共振コンデンサとを有する誘導加熱調理器において、
    前記複数のスイッチング素子のうちの一方に流れる電流を検出する素子電流検出手段と、
    前記複数のスイッチング素子が同時に短絡したときに流れる短絡電流を検出する短絡電流検出手段と、
    前記素子電流検出手段と前記短絡電流検出手段からの検出信号に応じて前記インバータに駆動信号を出力し前記インバータの出力を制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記素子電流検出手段および前記短絡電流検出手段は、前記直流生成回路と前記インバータとの間の正極側あるいは負極側の母線に設けられたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記制御手段は、前記素子電流検出手段で検出された電流値が予め設定された第1の所定閾値に達したときに、前記インバータの出力を低下するように制限することを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記制御手段は、前記素子電流検出手段で検出される電流の単位時間当たりの変化量が予め設定された第2の所定閾値に達したときに、前記インバータの出力を低下するように制限することを特徴とする請求項2記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記制御手段は、前記素子電流検出手段で検出された電流が前記第1の所定閾値に達したときに、前記短絡電流検出手段からの検出信号を受け付けないようにしたことを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記制御手段は、前記素子電流検出手段で検出された電流の単位時間当たりの変化量が前記第2の所定閾値に達したときに、前記短絡電流検出手段からの検出信号を受け付けないようにしたことを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記制御手段は、前記短絡電流検出手段で検出された電流値が予め設定された第3の所定閾値に達したときに、前記インバータの出力を停止することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
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