JP2006253132A - Dspを利用した誘導加熱調理装置 - Google Patents

Dspを利用した誘導加熱調理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明はDSP誘導加熱調理装置に関し、より詳しくはDSPを利用して誘導加熱調理装置の駆動制御アルゴリズムと保護動作、検出動作及びパワー素子駆動を制御する技術である。
【解決手段】このような本発明に係るDSPを利用した誘導過熱調理装置は、入力電源を整流して前記入力電源の電流及び電圧レベルをチェックする入力電源制御部と、前記入力電源の印加を受け、スイッチング及びLC共振回路の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱する誘導加熱部と、前記誘導加熱部の誘導加熱動作を制御し、前記入力電源制御部のチェック結果に従い前記誘導加熱部の出力が一定するよう制御するDSPと、前記誘導加熱部の共振電圧を検出して前記DSPの動作を制御するDSP制御部とを含んでなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はDSP(DigitalSignal Processor)誘導加熱調理装置に関し、より詳しくはDSPを利用して誘導加熱調理装置の駆動制御アルゴリズムと保護動作、検出動作及びパワー素子駆動を具現した技術である。
一般に、誘導加熱装置は誘導加熱コイルを利用して熱を発生させる装置である。即ち、誘導加熱コイルが高速でスイッチングされると誘導磁界が発生し、この誘導磁界が誘導加熱コイルに隣接する磁界性加熱対象の表面に渦電流(Eddy Current)を流すことにより、渦流損(Eddy Current Loss)及び交番磁界によるヒステリシス損失による熱を発生するようにする。
さらに、誘導加熱調理装置はこのような誘導加熱装置を利用して調理容器を加熱するようにした装置であり、今までの誘導加熱調理装置は殆どアナログ回路を利用してその出力を制御するよう具現されてきた。
したがって、従来の誘導加熱調理装置のアナログ回路は温度等の周辺環境の変動に伴う制御特性の変化が多く、使用者インタフェースが少ないという問題点があった。
さらに、従来の誘導加熱調理装置は多数の回路構成部品を必要とし、主制御器との信号連結線が多数備えられ、面積の消耗が大きく多様な保護回路を備えることが困難であった。
それだけでなく、従来の誘導加熱調理装置は入力電源変動に伴う出力パワーの影響が大きく入力電源の電圧波形に伴う電流歪曲が発生し易く、瞬時停電検知方法がないので、停電時に誤作動が発生する恐れがあった。特に、従来の誘導加熱調理装置は非線形的な制御特性を求める機能においては多くの制約が伴い、制限された性能を有するという問題点があった。
韓国特許公開10-1997-0062504号公報 日本特開平11-251050号公報
本発明はこのような問題点を解決するためのもので、本発明の目的は誘導加熱調理装置の駆動制御アルゴリズムをDSPを利用して具現することにより、精密かつ高性能の制御性を獲得して様々な状況に複合的に対応することができ、使用者インタフェースを多様化させることにある。
さらに、本発明の他の目的は回路構成部品の点数及び主制御器との信号連結線を低減させて面積の消耗を低減させ、温度等の周辺環境の変動に伴う制御特性の変化を最少化することにある。
なお、本発明のさらに他の目的はDSPを利用して入力電源を検出することにより、入力電源の変動に係りなく一定電力を安定的に供給することができるようにし、入力電圧波形に伴う電流波形歪曲をDSPで演算制御して電流波形歪曲に伴う出力歪曲を低減させることにある。
なお、本発明のさらに他の目的は、瞬時停電時に停電以前状態を記憶して復電時に以前状態に駆動させることができるようにすることにある。
本発明に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置は、入力電源を整流し前記入力電源の電流及び電圧レベルをチェックする入力電源制御部と、前記入力電源の印加を受け、スイッチング及びLC共振回路の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱する誘導加熱部と、前記誘導加熱部の誘導加熱動作を制御し、前記入力電源制御部のチェック結果に従い前記誘導加熱部の出力が一定するよう制御するDSPと、前記誘導加熱部の共振電圧を検出して前記DSPの動作を制御するDSP制御部を含んで構成することを特徴とする。
さらに、本発明に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置は、過電流防止用ヒューズと伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源をブリッジダイオードを介し整流する整流部と、前記過電流防止用ヒューズと伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源から、電流トランスフォーマーを用いて電流を検出し、これによる電圧レベルをDSPに入力する入力電流検出部と、前記整流部の出力を抵抗分圧回路を介し電圧レベルに変換してDSPに入力する入力電圧検出部と、IGBTのスイッチングとその時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱するLC共振部と、LC共振電圧を検出する共振電圧検出部と、前記DSPから供給されるIGBT駆動制御信号に応じて前記IGBTを駆動するIGBT駆動部と、前記共振電圧検出部から検出されたLC共振電圧のゼロ位相を検出し、前記IGBTの導通スタート信号として用いることができるようにする共振電圧位相検出部と、前記共振電圧検出部に接続され、前記IGBTの許容耐圧以上の過電圧を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにするための過電圧検出部と、前記IGBT駆動部に接続され、IGBTの許容電流以上の過電流を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにする過電流検出部と、前記入力電流検出部及び前記入力電圧検出部の出力に基づき前記LC共振部の出力が一定するよう制御すると共に、共振電圧位相検出部から検出された信号に基づき共振電圧がゼロ位相のとき、前記IGBTのスイッチングを制御し、前記過電圧検出部と過電流検出部の出力に基づき前記IGBT過電圧及び過電流、過熱による焼損を防止するDSPを備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置は、過電流防止用ヒューズと伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源をブリッジダイオードを介し整流する整流部と、前記過電流防止用ヒューズと伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源から電流トランスフォーマーを用いて電流を検出し、これに伴う電圧レベルをDSPに入力する入力電流検出部と、前記過電流防止用ヒューズと伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源を抵抗分圧回路を介し電圧レベルに変換してDSPに入力する入力電圧検出部と、IGBTのスイッチングとその時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱するLC共振部と、LC共振電圧を検出する共振電圧検出部と、前記DSPから供給されるIGBT駆動制御信号に応じて前記IGBTを駆動するIGBT駆動部と、前記共振電圧検出部から検出されたLC共振電圧のゼロ位相を検出し、前記IGBTの導通スタート信号に用いることができるようにする共振電圧位相検出部と、前記共振電圧検出部に接続され、前記IGBTの許容耐圧以上の過電圧を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにするための過電圧検出部と、前記IGBT駆動部に接続され、IGBTの許容電流以上の過電流を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにする過電流検出部と、前記入力電流検出部及び前記入力電圧検出部の出力に基づき前記LC共振部の出力が一定するよう制御すると共に、共振電圧位相検出部から検出された信号に基づき共振電圧がゼロ位相のとき前記IGBTのスイッチングを制御し、前記過電圧検出部と過電流検出部の出力に基づき前記IGBT過電圧及び過電流、過熱による焼損を防止するDSPを備えることを特徴とする。
第一、本発明は誘導加熱調理装置の駆動制御アルゴリズムをDSPを用いて具現することにより回路構成部品の点数を減らすことができ、温度に伴う変動要因を低減させ、制御信号線の個数を減らし、入力電源変動をDSPから検出して入力電源変動に係りなく一定電力を供給することができるようになる。
第二、本発明は入力電圧波形に伴う電流波形の歪曲をDSPで演算制御し、電流波形の歪曲に伴う出力歪曲を低減し、瞬間的に停電時停電以前状態を記憶して復電時以前状態に駆動させ得るようにすることにより、製品の品質を向上させることができるようになる。
以下、本発明を図を参照してより詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置の構成を示す図である。
本発明の第1の実施の形態に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置は、入力電源制御部100、DSP200、誘導加熱部300、DSP制御部500及びIGBT(Insulated Gate bipolar Transistor)安定化部600を含んでなる。
入力電源制御部100は入力電源のノイズを除去して整流し、入力電源の電流及び電圧レベルを検出してDSP200に伝達する。このため、入力電源制御部100はノイズフィルタ110、整流部120、電流検出部130、電圧検出部140及び平滑部150を備える。整流部120と平滑部150はノイズフィルタ110を介しフィルタリングされた入力電源を整流する。即ち、整流部120は交流を整流し平滑部150を経て脈流波形を得る。一方、電流検出部130はノイズフィルタ100から出力された入力電源の電流を検出し、その電流値に該当する電圧レベル信号をDSP200に伝達し、電圧検出部140は整流部120の出力の電圧レベルを検出し、その結果をDSP 200に伝達する。このように、電流検出部130と電圧検出部140は入力電源の電流及び電圧レベルを検出してDSP200に伝達することにより、DSP 200が入力電源の変動に伴いIGBT 320のスイッチング動作時間を制御することにより入力電源の変動と関係なく一定に誘導加熱が行われるようにすることができる。
一方、DSP 200は電流検出部130及び電圧検出部140の出力信号に応じてIGBT駆動部310を介しIGBT320のスイッチング動作時間を制御する。即ち、入力電源の電圧レベルが低くなる場合IGBT 320のスイッチング動作時間を増加させ、入力電源の電圧レベルが高くなる場合IGBT320のスイッチング動作時間を減少させることにより、入力電源の変動と関係なく一定に誘導加熱ができるようにする。特に、DSP 200は電流検出部130及び電圧検出部140の出力を利用して瞬時停電を感知し、停電時に停電以前状態を記憶して復電時に以前状態に駆動することができるよう制御する。
さらに、DSP 200は共振電圧位相検出部520から共振電圧のゼロ位相検出信号の印加を受けるとIGBT駆動部310を介しIGBT320を駆動させ始める。さらに、DSP 200は過電流検出部610、過電圧検出部620及び温度検出部630の出力に基づきIGBT駆動部310を介しIGBT 320が適正に駆動され得るよう制御する。即ち、DSP200はIGBT 320の温度、許容耐圧及び許容電流等が一定値以上であればIGBT 320の駆動を停止させるためのIGBT駆動制御信号をIGBT駆動部310に印加する。
誘導加熱部300はDSP 200の制御下に、IGBT320のスイッチングとLC共振部330の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具400を誘導加熱する。このため、誘導加熱部300はIGBT駆動部310、IGBT320及びLC共振部330を備える。IGBT駆動部310はDSP 200から出力されるIGBT駆動制御信号により制御されIGBT 320を制御する。IGBT 320はIGBT駆動部310により駆動され、そのコレクタがキャパシタCsに接続され、ベースはIGBT駆動部310に接続され、エミッタはグラウンドに接続される。LC共振部330は平滑部170の出力端に並列連結されるキャパシタCs及び誘導加熱コイルLsを備え、LC共振部330の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具400を誘導加熱する。
DSP制御部500は誘導加熱部300の共振電圧の位相を検出し、共振電圧の位相がゼロの場合ゼロ位相検出信号をDSP200に伝達することにより、DSP 200がIGBT 320の駆動を制御するようにする。このため、DSP制御部500は共振電圧検出部510及び共振電圧位相検出部520を備える。共振電圧検出部510はLC共振部330とIGBT320の共通ノードに印加される共振電圧を検出し、共振電圧位相検出部520は共振電圧検出部510から検出されたLC共振電圧のゼロ位相を検出してDSP 200に伝達する。このとき、DSP200に伝達されたゼロ位相検出信号はIGBT 320の導通スタート信号として用いられる。
IGBT安定化部600はIGBTの許容電流、許容耐圧及び温度検出して基準値以上の場合DSP200に伝達し、DSP 200がIGBT 320の駆動を中止させるようにする。このため、IGBT安定化部600は過電流検出部610、過電圧検出部620及び温度検出部630を備える。過電流検出部610はIGBT駆動部310に接続され、IGBT320の許容電流以上の過電流を検出してDSP 200に伝達し、過電圧検出部620は共振電圧検出部510から出力された共振電圧を利用し、IGBT 320の許容耐圧以上の過電圧を検出してDSP200に伝達し、温度検出部630は温度センサー等を利用してIGBT 320の動作温度を検出してDSP 200に伝達する。
図2は、図1の誘導加熱調理装置の細部構成を示す図である。
ノイズフィルタ110は過電流防止のための過電流防止用ヒューズF1、過電流防止用ヒューズF1にサージ電圧防止のため並列に連結されるキャパシタC1、及び伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタ111を備える。
整流部120は、ノイズフィルタ110と電圧検出部140との間に連結されるブリッジダイオード121を備える。
入力電流検出部130は電流トランスフォーマーT1、キャパシタC2及び抵抗R1〜R4を備える。電流トランスフォーマーT1はノイズフィルタ110を介し入力される常用電源ACから電流を検出し、抵抗R1、R2は電圧を分配し、抵抗R3、R4は電流トランスフォーマーT1から検出された電流値を電圧レベルとしてDSP200のA/Dコンバータ(図示省略)に入力されるように構成される。
電圧検出部140は複数個の抵抗R5〜R8及びキャパシタC3を備え、複数個の抵抗R5〜R8は整流部120の出力電圧を分配し、当該電圧レベルとしてDSP 200のA/Dコンバータ(図示省略)に入力されるように構成され、キャパシタC3は回路保護用である。平滑部150はインダクタL1及びキャパシタC4を備える。
そして、LC共振部330は平滑部150の出力端に並列連結されるキャパシタCsと誘導加熱コイルLsを備え、IGBT 320はそのコレクタがキャパシタCsに連結され、そのベースが抵抗R9の一側に接続され、そのエミッタは接地電圧端に接続される。このとき、抵抗R9は他側がIGBT駆動部310に接続される。
共振電圧検出部510は複数個の抵抗R11〜R15及びキャパシタC5を備える。複数個の抵抗R11〜R14はLC共振部330の出力端に直列連結され、抵抗R15は抵抗R14の出力端と接地電圧端との間に連結され、キャパシタC5は抵抗R15に並列連結される。
共振電圧位相検出部520は比較増幅部521、抵抗R16〜R18及びキャパシタC6を備える。比較部521は共振電圧検出部510の出力をその(+)端に入力され、抵抗R16、R17及びキャパシタC6により形成される基準電圧を(−)端に入力され、両値を比較しDSP200に印加する。
過電圧検出部620は比較部621、抵抗R19、R20及びキャパシタC7を備える。比較部621は共振電圧検出部510の出力を(+)端に入力され、抵抗R19 、R20及びキャパシタC7により形成される基準電圧を(−)端に入力され、両電圧を比較してその結果をDSP200に印加する。
さらに、過電流検出部610はIGBT駆動部310の出力信号を(+)端に入力され、(−)端に基準電圧の入力を受け、両電圧を比較してDSP200に印加する。
さらに、温度検出部630はIGBT 320の動作温度を検出する温度センサー631及び抵抗R21を備える。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る誘導加熱調理装置の構成を示す図である。
本発明の第2の実施の形態に係る誘導加熱調理装置は、入力電源制御部100の電圧検出部140がノイズフィルタ151と整流部160との間に備えられ、その他の構成要素は図1及び図2の第1の実施の形態と同一であるので、その具体的な説明は省略する。図3のように入力電源制御部100を構成する場合、整流部160は図4のように構成するのが好ましい。
図4に示されているように、整流部160はノイズフィルタ151と平滑部410との間に連結されるブリッジダイオード161とノイズフィルタ151と電圧検出部190との間に連結されるダイオード162を備える。
以下、本発明に係る誘導加熱調理装置の動作を説明する。
先ず、入力電源制御部100に常用電源ACである入力電源が印加されると、入力電源制御部100はノイズフィルタ151を介し伝導性ノイズを除去し、整流部160及び平滑部170を介し整流してLC共振部300に印加する。
それに伴い、LC共振部300はLC共振電圧を発生し、共振電圧検出部510は共振電圧を検出し、共振電圧位相検出部520は共振電圧のゼロ位相を検出し、共振電圧がゼロ位相になればゼロ位相検出信号をDSP200に伝達する。
したがって、DSP 200はIGBT 320を導通させるためのIGBT駆動制御信号をIGBT駆動部310に出力し、IGBT駆動部310はIGBT320を駆動し始める。
このように、IGBT 320がスイッチングを始めると、LC共振部330の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して誘導加熱コイルLsを介し調理器具400を誘導加熱し始める。
このとき、過電流検出部610、過電圧検出部620及び温度検出部630はIGBT320に印加される電流、電圧及び温度を検出し、IGBT 320の許容電流、許容耐圧及び許容温度レベルを超過するかを検出し、その結果をDSP 200に伝達する。それに伴い、DSP200は過電流検出部610、過電圧検出部620及び温度検出部630から周期的に検出結果を受信し、検出結果に伴いIGBT 320のスイッチング動作を制御する。即ち、検出結果、許容電流、許容耐圧、許容温度レベルのうち少なくとも1つを超過する場合、DSP200はIGBT駆動制御信号の出力を中止することによりIGBT 320のスイッチング動作を中止させ、IGBT 320の焼損を防止する。
一方、電流検出部130、180及び電圧検出部140、190は誘導加熱中の入力電源の変動を引き続き検出してその結果をDSP200に伝達し、それに伴いDSP 200はIGBT 320のスイッチング動作時間を調節することにより、入力電源が変化しても一定に安定的に誘導加熱を持続させることができるようにする。
なお、本発明について、好ましい実施の形態を基に説明したが、これらの実施の形態は、例を示すことを目的として開示したものであり、当業者であれば、本発明に係る技術思想の範囲内で、多様な改良、変更、付加等が可能である。このような改良、変更等も、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置の構成を示す図である。 図1に示したDSPを利用した誘導加熱調理装置の細部回路を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るDSPを利用した誘導加熱調理装置の構成を示す図である。 図3に示した整流部の細部回路を示す図である。
符号の説明
100…入力電源制御部
200…DSP
300…誘導加熱部
500…DSP制御部
600…IGBT安定化部
110、151…ノイズフィルタ
120、160…整流部
130、180…電流検出部
140、190…電圧検出部
150、170…平滑部
111…EMIフィルタ
121、161…ブリッジダイオード
162…ダイオード
310…IGBT駆動部
320…IGBT
330…LC共振部
510…共振電圧検出部
520…共振電圧位相検出部
521…比較増幅部
610…過電流検出部
620…過電圧検出部
611、621…比較部
630…温度検出部
631…温度センサー

Claims (15)

  1. 入力電源を整流し前記入力電源の電流及び電圧レベルをチェックする入力電源制御部と、
    前記入力電源の印加を受け、スイッチング及びLC共振回路の時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱する誘導加熱部と、
    前記誘導加熱部の誘導加熱動作を制御し、前記入力電源制御部のチェック結果に従い、前記誘導加熱部の出力が一定するよう制御するDSPと、
    前記誘導加熱部の共振電圧を検出し、前記DSPの動作を制御するDSP制御部とを含んでなることを特徴とするDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  2. 前記入力電源制御部は、
    前記入力電源のノイズをフィルタリングするノイズフィルタと、
    前記ノイズフィルタから出力した入力電源を整流する整流部と、
    前記ノイズフィルタから出力した入力電源の電流を検出し、前記電流レベルに応じた電圧レベル信号を前記DSPに伝達する電流検出部と、
    前記整流部から出力した整流電源の電圧レベルを検出し、前記DSPに伝達する電圧検出部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  3. 前記DSPは、
    前記電流検出部及び前記電圧検出部の出力を利用して停電を感知し、前記停電時の以前状態を記憶して復電時以前状態に駆動され得るよう制御することを特徴とする請求項2に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  4. 前記整流部は、
    前記ノイズフィルタと前記電圧検出部との間に備えられるブリッジダイオードを介し、前記入力電源を整流することを特徴とする請求項2に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  5. 前記入力電源制御部は、
    前記入力電源のノイズをフィルタリングするノイズフィルタと、
    前記ノイズフィルタから出力した入力電源を整流する整流部と、
    前記ノイズフィルタから出力した入力電源の電流を検出し、前記電流レベルに応じる電圧レベル信号を前記DSPに伝達する電流検出部と、
    前記ノイズフィルタから出力した入力電源の電圧レベルを検出し、前記DSPに伝達する電圧検出部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  6. 前記DSPは、
    前記電流検出部及び前記電圧検出部の出力を利用して停電を感知し、前記停電時の以前状態を記憶して復電時以前状態に駆動され得るよう制御することを特徴とする請求項5に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  7. 前記整流部は、
    前記ノイズフィルタと前記平滑部との間に備えられるブリッジダイオードと、
    前記ノイズフィルタと前記電源検出部との間に備えられる複数個のダイオードとを備えることを特徴とする請求項6に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  8. 前記誘導加熱部は、
    前記DSPから出力するIGBT駆動制御信号に応じて駆動するIGBT駆動部と、
    前記IGBT駆動部の制御下にスイッチングを行うIGBTと、
    前記IGBTのスイッチング動作に従いLC共振及び前記調理器具を誘導加熱するLC共振部とを備えることを特徴とする請求項6に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  9. 前記DSP制御部は、
    前記誘導加熱部の出力電圧の共振電圧を検出する共振電圧検出部と、
    前記共振電圧検出部から検出された共振電圧のゼロ位相を検出し、前記DSPに伝達する共振電圧位相検出部とを備えることを特徴とする請求項8に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  10. 前記DSPは、
    前記共振電圧位相検出部から前記共振電圧のゼロ位相が検出されると、前記IGBT駆動部を駆動させることを特徴とする請求項9に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  11. 前記IGBTの過電圧、過電流及び温度を検出して前記DSPに伝達するIGBT安定化部をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  12. 前記IGBT安定化部は、
    前記共振電圧検出部に接続され、前記IGBTの許容耐圧以上の過電圧を検出して前記DSPに伝達する過電圧検出部と、
    前記IGBT駆動部に接続され、前記IGBTの許容電流以上の過電流を検出して前記DSPに伝達する過電流検出部と、
    前記IGBTの温度を検出して前記DSPに伝達する温度検出部とを備えることを特徴とする請求項11に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  13. 前記DSPは、
    前記過電圧検出部、前記過電流検出部及び前記温度検出部の出力信号に応じて過電圧、過電流及び過熱時に前記IGBTの動作を停止させることを特徴とする請求項12に記載のDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  14. 過電流防止用ヒューズと、伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源をブリッジダイオードを介し整流する整流部と、
    前記過電流防止用ヒューズと、伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源から電流トランスフォーマーを用いて電流を検出し、これに伴う電圧レベルをDSPに入力する入力電流検出部と、
    前記整流部の出力を抵抗分圧回路を介し電圧レベルに変換してDSPに入力する入力電圧検出部と、
    IGBTのスイッチングとその時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱するLC共振部と、
    LC共振電圧を検出する共振電圧検出部と、
    前記DSPから供給されるIGBT駆動制御信号に応じて前記IGBTを駆動するIGBT駆動部と、
    前記共振電圧検出部から検出されたLC共振電圧のゼロ位相を検出し、前記IGBTの導通スタート信号に用いることができるようにする共振電圧位相検出部と、
    前記共振電圧検出部に接続され、前記IGBTの許容耐圧以上の過電圧を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにするための過電圧検出部と、
    前記IGBT駆動部に接続され、IGBTの許容電流以上の過電流を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにする過電流検出部と、
    前記入力電流検出部及び前記入力電圧検出部の出力に基づき、前記LC共振部の出力が一定するよう制御すると共に、共振電圧位相検出部から検出された信号に基づき共振電圧がゼロ位相のとき前記IGBTのスイッチングを制御し、前記過電圧検出部と過電流検出部の出力に基づき前記IGBT過電圧及び過電流、過熱による焼損を防止するDSPとを備えることを特徴とするDSPを利用した誘導加熱調理装置。
  15. 過電流防止用ヒューズと、伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源をブリッジダイオードを介し整流する整流部と、
    前記過電流防止用ヒューズと、伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源から電流トランスフォーマーを用いて電流を検出し、これに伴う電圧レベルをDSPに入力する入力電流検出部と、
    前記過電流防止用ヒューズと、伝導性ノイズ除去のためのEMIフィルタを経て入力される常用電源を抵抗分圧回路を介し電圧レベルに変換してDSPに入力する入力電圧検出部と、
    IGBTのスイッチングと、その時定数によるエネルギー充放電を繰り返して調理器具を誘導加熱するLC共振部と、
    LC共振電圧を検出する共振電圧検出部と、
    前記DSPから供給されるIGBT駆動制御信号に応じて前記IGBTを駆動するIGBT駆動部と、
    前記共振電圧検出部から検出されたLC共振電圧のゼロ位相を検出し、前記IGBTの導通スタート信号に用いることができるようにする共振電圧位相検出部と、
    前記共振電圧検出部に接続され、前記IGBTの許容耐圧以上の過電圧を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにするための過電圧検出部と、
    前記IGBT駆動部に接続され、IGBTの許容電流以上の過電流を検出してIGBTの駆動を停止させることができるようにする過電流検出部と、
    前記入力電流検出部及び前記入力電圧検出部の出力に基づき前記LC共振部の出力が一定するよう制御すると共に、共振電圧位相検出部から検出された信号に基づき共振電圧がゼロ位相のとき前記IGBTのスイッチングを制御し、前記過電圧検出部と過電流検出部の出力に基づき、前記IGBT過電圧及び過電流、過熱による焼損を防止するDSPを備えることを特徴とするDSPを利用した誘導加熱調理装置。
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