JP2013221485A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸入管の内部を流れる低圧の冷媒の過熱を抑制することによって、性能低下を抑制できる圧縮機を提供する。
【解決手段】固定スクロール24と可動スクロール26とを有する圧縮機構15と、固定スクロール24に接続され、圧縮室40に冷媒を吸入させる吸入管18と、固定スクロールの周囲に低圧空間S2が形成されているケーシング10とを備えている。低圧空間S2は、吸入管18の一部が配置され低圧の冷媒が存在する空間である。吸入管18には、絞り部と、吸入部とが形成されている。絞り部は、吸入管18の内部を流れる冷媒の流速を上げる。吸入部は、低圧空間S2と吸入管18の内部とを連通させ、吸入管18の内部を流れる冷媒の流速が上がることによって低圧空間S2における冷媒を吸入管18の内部へ吸入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮機に関する。
従来、空調装置等の冷凍装置における圧縮機として、スクロール圧縮機が存在している。スクロール圧縮機は、特許文献1(特開2010−285930号公報)に開示のように、固定スクロールとこれに噛み合う可動スクロールとを有しており、これらの間に圧縮室が形成されている。そして、可動スクロールが公転することにより、圧縮室に低圧の冷媒が吸入され、吸入した低圧の冷媒を圧縮室において高圧の冷媒へと圧縮した後に吐出口を介して吐出するようになっている。尚、固定スクロールには、吸入管が接続されており、この吸入管を介して圧縮室に低圧の冷媒が吸入されるようになっている。
ここで、吸入管内を流れる低圧の冷媒は、基本的には、そのまま固定スクロールと可動スクロールとの間に形成される圧縮室に流入するが、一部は、固定スクロールの周囲空間に漏れる。
ここで、吐出口付近は、圧縮室において圧縮された高圧の冷媒が吐出されるのでかなり温度が高くなっている。特に、吐出温度が上がりやすい冷媒を用いた場合は、この傾向が顕著になる。このため、特許文献1に開示の圧縮機では、固定スクロールの外面温度や、固定スクロールの上端に設けられる蓋体が、低圧空間の温度よりも高い状態にある。この結果、低圧空間における低圧の冷媒が固定スクロールから熱を吸収してしまうことが考えられる。そして、この圧縮機では、固定スクロールから熱を吸収した冷媒が伝熱媒体となって、吸入管内を流れる低圧の冷媒を加熱してしまうことが想定される。加熱されて密度が小さくなった冷媒が圧縮室に流れ込むと、容積効率の低下が生じてしまう。そして、この結果、圧縮機全体としての性能低下が生じることが懸念される。
そこで、本発明の課題は、吸入管の内部を流れる低圧の冷媒の過熱を抑制することによって、性能低下を抑制できる圧縮機を提供することにある。
本発明の第1観点に係る圧縮機は、圧縮機構と、吸入管と、ケーシングとを備えている。圧縮機構は、固定スクロールと、固定スクロールと共に圧縮室を形成する可動スクロールとを有する。吸入管は、固定スクロールに接続され、圧縮室に冷媒を吸入させる。ケーシングは、固定スクロールの周囲に低圧空間が形成されており、圧縮機構を収容する。低圧空間は、吸入管の一部が配置され低圧の冷媒が存在する空間である。そして、吸入管には、絞り部と、吸入部とが形成されている。絞り部は、吸入管の内部を流れる冷媒の流速を上げる。吸入部は、低圧空間と吸入管の内部とを連通させ、吸入管の内部を流れる冷媒の流速が上がることによって低圧空間における冷媒を吸入管の内部へ吸入する。
本発明では、絞り部において、吸入管の内部を流れる冷媒の流速が上がることにより、低圧空間における冷媒が吸入部を介して吸入管の内部に吸入されるエジェクタ効果、を生じさせることができる。これにより、低圧空間における冷媒圧力を下げることができる。ここで、低圧空間における冷媒は、固定スクロールからの熱を吸収し吸入管へと熱を伝える伝熱媒体となっている。よって、このような媒体の圧力を下げることにより、吸入管の内部を流れる冷媒に対する加熱を抑制できる。これにより、吸入管の内部を流れる低圧の冷媒の過熱を抑制できる。すなわち、低圧空間の断熱効果を向上できている。従って、容積効率の低下を抑制でき、性能低下を抑制できる。
本発明の第2観点に係る圧縮機は、本発明の第1観点に係る圧縮機であって、吸入管と固定スクロールとは、シール部材を介して接続されている。
ここで、圧縮機の運転中、固定スクロールは、温度が高い状態になっている。そこで、本発明では、吸入管と固定スクロールとの間にシール部材を配置することにより、吸入管の内部を流れる冷媒への固定スクロールからの入熱を抑制できる。
本発明の第3観点に係る圧縮機は、本発明の第1観点又は第2観点に係る圧縮機であって、吸入状態における低圧空間の冷媒の圧力は、吸入管の内部の絞り部の上流側における冷媒の吸入圧力に対して、2%〜65%小さくなっている。吸入状態とは、吸入部を介して低圧空間における冷媒が吸入管の内部へと吸入されている状態である。
本発明では、このように低圧空間における冷媒の圧力を下げることにより、低圧空間の断熱効果を向上できている。
本発明に係る圧縮機では、吸入管の内部を流れる低圧の冷媒の過熱を抑制することによって、性能低下を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る圧縮機の縦断面図。 吸入管を含む吸入管の周辺の模式図。 吸入管の縦断面図。 内径D2に対する内径D1の割合と、吸入状態における圧力P1との関係を示すグラフ。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係るスクロール圧縮機1について説明する。
(1)スクロール圧縮機1の構成
図1は、本実施形態に係るスクロール圧縮機1の縦断面図である、以下の説明においては、図1に示す駆動モータ16の中心軸線O−Oに沿った方向を軸方向又は上下(縦)方向とする。
スクロール圧縮機1は、冷媒を循環させることによって冷凍サイクルを行う冷媒回路において、冷媒を圧縮するために用いられる。スクロール圧縮機1は、高低圧ドーム型の圧縮機であって、互いに噛合する2つのスクロールの少なくとも一方のスクロールが自転することなく他方のスクロールに対して公転することにより、冷媒を圧縮する。尚、本実施形態では、冷媒として、R32冷媒を使用している。
スクロール圧縮機1は、図1に示されるように、ケーシング10と、吸入管18と、吐出管19と、圧縮機構15と、上部軸受33と、オルダム継手39と、駆動モータ16と、下部軸受60と、油分離板65と、シャフト17と、ガスガイド58とを有している。スクロール圧縮機1は、ケーシング10の内部空間に、吸入管18及び吐出管19の一部、圧縮機構15、上部軸受33、オルダム継手39、駆動モータ16、下部軸受60、油分離板65、シャフト17、及び、ガスガイド58が収容された密閉型構造を有している。
以下、スクロール圧縮機1の構成要素について説明する。
(1−1)ケーシング10、吸入管18及び吐出管19
ケーシング10は、軸方向に延びる縦型の円筒形状の容器であり、主として、略円筒状の筒状部11と、筒状部11の上端に気密状に溶接される椀状の上壁部12と、筒状部11の下端に気密状に溶接される椀状の底壁部13とから構成される。
ケーシング10の内部空間は、圧縮機構15の下方空間である高圧空間S1と、圧縮機構15の上方空間である低圧空間S2とに区画されている。
また、ケーシング10には、吸入管18及び吐出管19が接続されている。吸入管18は、上壁部12を貫通する管状部材であり、ケーシング10の外部から圧縮機構15における圧縮室40(後述する)へ、冷媒回路内を循環する冷媒を吸入させるための部材である。吸入管18は、固定スクロール24の嵌入孔24c(後述する)に対して隙間ばめされることにより、その下端部が固定スクロール24に接続されている。吐出管19は、筒状部11に貫通する管状部材であり、高圧空間S1からケーシング10の外部へ、圧縮した冷媒を吐出するための部材である。尚、吸入管18については、後により詳細に説明する。
ケーシング10の内部空間の底部には、潤滑油を貯留するための空間である油貯留空間Pが形成されている。潤滑油は、スクロール圧縮機1の運転中において、圧縮機構15等の摺動部の潤滑性を良好に保つために使用される。
(1−2)圧縮機構15
圧縮機構15は、低温低圧の冷媒を吸入し、低温低圧の冷媒を圧縮して高温高圧の冷媒とした後に吐出する。圧縮機構15は、シャフト17の上端に連結されている。圧縮機構15は、主として、ハウジング23と、固定スクロール24と、可動スクロール26とを有している。
(1−2−1)ハウジング23
ハウジング23は、ケーシング10の筒状部11の内周面に圧入され、その外周面がケーシング10の筒状部11の内周面に気密状に密着されている。このようにハウジング23の外周面とケーシング10の筒状部11の内周面とが密着されていることにより、上述した高圧空間S1と低圧空間S2とが区画されている。
ハウジング23は、ボルト等で固定することによって固定スクロール24を載置し、後述するオルダム継手39を介して、固定スクロール24と共に可動スクロール26を挟持している。また、ハウジング23の外周部には、軸方向に貫通する孔が形成されており、この孔が、第2連絡通路48を形成している。第2連絡通路48は、第1連絡通路46(後述する)及び高圧空間S1と連通している。
また、ハウジング23には、ハウジング23の上面中央部から下面中央部に向かって軸方向に延びるハウジング貫通孔31が形成されている。ハウジング23のハウジング貫通孔31を形成する貫通孔形成面31bには、上部軸受33が密着して固定されている。ここで、後述する上端軸受26cは、ハウジング貫通孔31に位置するように、且つ、上部軸受33の上方に位置するように、形成されている。
(1−2−2)固定スクロール24
固定スクロール24は、円板形状の第1鏡板24aと、第1鏡板24aの下面に一体的に接続され第1鏡板24aの下面に対して直交する渦巻形状(インボリュート状)の第1ラップ24bとを有している。
固定スクロール24には、嵌入孔24c(図2を参照)と、嵌入孔24cに隣接する補助吸入孔(図示せず)とが形成されている。嵌入孔24cは、吸入管18の下端を隙間ばめするために軸方向に延びる孔であり、吸入管18の内部IN1と、後述する圧縮室40とを連通する孔である。補助吸入孔は、低圧空間S2と、圧縮室40とを連通する孔である。
また、第1鏡板24aの中央部には、吐出孔41が形成されている。吐出孔41は、圧縮室40で圧縮された冷媒を吐出するための孔である。また、第1鏡板24aの上面には、吐出孔41と連通する拡大凹部42が形成されている。拡大凹部42は、第1鏡板24aの上面に凹設された水平方向に広がる空間である。固定スクロール24の上面には、この拡大凹部42を塞ぐように蓋体44がボルト44aにより締結固定されている。そして、拡大凹部42に蓋体44が覆い被せられることにより圧縮機構15の運転音を消音させる膨張室からなるマフラー空間45が形成されている。固定スクロール24と蓋体44とは、ガスケット(図示せず)を介して密着させることによりシールされている。また、固定スクロール24には、マフラー空間45と連通し、固定スクロール24の下面に開口する第1連絡通路46が形成されている。
(1−2−3)可動スクロール26
可動スクロール26は、第2鏡板26aと、第2鏡板26aの上面に一体的に接続され第2鏡板26aの上面に対して直交する渦巻形状(インボリュート状)の第2ラップ26bとを有している。第2鏡板26aの下面中央部には、シャフト17の偏芯部17b(後述する)を軸支する軸受となる上端軸受26cが形成されている。第2鏡板26aには、給油細孔63が形成されている。給油細孔63は、第2鏡板26aの上面外周部と、上端軸受26cの内側の空間とを連通している。また、第2鏡板26aの下面には、オルダム継手39のキー部(図示せず)が嵌め込まれる楕円形状のキー溝26dが形成されている。
以上のような構成を有する圧縮機構15では、固定スクロール24の第1ラップ24bと可動スクロール26の第2ラップ26bとが噛み合うことにより、第1鏡板24a、第1ラップ24b、第2鏡板26a及び第2ラップ26bによって囲まれる空間である圧縮室40が形成されている。圧縮室40では、可動スクロール26の公転運動によって容積が減少されることにより、冷媒が圧縮される。
(1−3)上部軸受33
上部軸受33は、内輪33a、複数の転動体33b及び外輪33cを有する転がり軸受である。内輪33aは、シャフト17の外周面に密着して固定されている。外輪33cは、貫通孔形成面31bに密着して固定されている。転動体33bは、内輪33aと外輪33cとの間に転がり自在に嵌め込まれている。転動体33bは、例えば、球、又は、ころである。このようにして、上部軸受33は、シャフト17を回転自在に軸支している。
(1−4)オルダム継手39
オルダム継手39は、可動スクロール26の自転運動を防止するための環状の部材である。オルダム継手39は、キー部が可動スクロール26のキー溝26dに嵌め込まれている。そして、これにより、可動スクロール26が、オルダム継手39を介してハウジング23に支持されている。
(1−5)駆動モータ16
駆動モータ16は、圧縮機構15に連結されるシャフト17に連結されており、シャフト17を介して圧縮機構15を駆動するブラシレスDCモータである。駆動モータ16は、圧縮機構15の下方に配置されている。
駆動モータ16は、主として、ケーシング10の筒状部11の内壁に固定されるステータ51と、このステータ51の径方向内側に回転自在に配置されるロータ52とを有している。ステータ51の内周面とロータ52の外周面との間には、僅かな間隙であるエアギャップが形成されている。
ステータ51は、導線が巻き付けられているコイル部(図示せず)と、コイル部の上方及び下方に形成されているコイルエンド53とを有している。また、ステータ51の外周面には、ステータ51の上端面から下端面に亘り、且つ、周方向に所定間隔をおいて、切欠形成されている複数のコアカット部(図示せず)が形成されている。このコアカット部は、筒状部11とステータ51との間に軸方向に延びるモータ冷却通路55を形成する。ロータ52の中央部には、シャフト17(シャフト17の主軸部17a(後述する))が嵌めこまれている。
(1−6)下部軸受60
下部軸受60は、駆動モータ16の下方に配設され、シャフト17(シャフト17の主軸部17a)の下部を軸支する軸受である。下部軸受60は、その外周面が、ケーシング10の筒状部11の内壁に気密状に接合されている。
(1−7)油分離板65
油分離板65は、平板状の部材であり、下降する冷媒から潤滑油を分離する部材である。油分離板65は、下部軸受60の上端面に固定されている。
(1−8)シャフト17
シャフト17は、内部に、軸方向に延びる給油孔61が形成される中空形状を有している。給油孔61は、シャフト17の上端面から下端面にかけて延びるように形成されている。シャフト17は、その下端が、油貯留空間Pに貯留された潤滑油に浸かっており、給油孔61が、油貯留空間Pに連通している。また、給油孔61は、油室83に連通している。油室83は、シャフト17の上端面と第2鏡板26aの下面とによって形成される空間である。油室83は、第2鏡板26aの給油細孔63を介して、固定スクロール24と可動スクロール26との摺動部(本実施形態では、適宜、圧縮機構15の摺動部という)に連通している。また、油室83は、圧縮室40を介して低圧空間S2に連通する。
スクロール圧縮機1では、このような構成を有することによって、シャフト17が、給油孔61を介して油貯留空間Pに貯留された潤滑油を内部に吸入し、吸入した潤滑油を、圧縮機構15の摺動部に供給できるようになっている。
さらに、シャフト17には、その内部に、軸方向に延びる給油孔61から水平方向に分岐する第1給油横孔61a及び第2給油横孔61bが形成されている。第1給油横孔61aは、上端軸受26c及び上部軸受33とシャフト17との摺動部に潤滑油を供給できるように形成されている。第2給油横孔61bは、下部軸受60とシャフト17との摺動部に潤滑油を供給できるように形成されている。
このように、シャフト17は、給油孔61、第1給油横孔61a、及び、第2給油横孔61bを介して油貯留空間Pに貯留された潤滑油を、各摺動部(圧縮機構15の摺動部、上端軸受26c及び上部軸受33とシャフト17との摺動部、及び、下部軸受60とシャフト17との摺動部)に供給している。
また、より具体的な構成について説明すると、シャフト17は、その軸芯がロータ52の回転中心と一致する主軸部17aと、シャフト17の上端部を構成する偏芯部17bと、シャフト17の質量バランスをとるバランスウェイト部17cと、を有している。
(1−8−1)主軸部17a
主軸部17aは、円筒形状を有しており、中心軸線O−O周りに回転する部分である。主軸部17aは、その上部が、上部軸受33によって軸支され、その下部が、下部軸受60によって軸支されている。
(1−8−2)偏芯部17b
偏芯部17bは、円筒形状を有しており、主軸部17aの軸芯に対して偏芯するように主軸部17aの上端に設けられている。偏芯部17bは、その上端が、可動スクロール26の上端軸受26cの内側の空間に嵌め込まれることによって上端軸受26cに軸支されている。つまり、シャフト17の偏芯部17bが可動スクロール26の上端軸受26cに嵌めこまれることによって、シャフト17が可動スクロール26に接続されている。
(1−8−3)バランスウェイト部17c
バランスウェイト部17cは、主軸部17aの外周面に密着して固定されている部分である。バランスウェイト部17cは、シャフト17において駆動モータ16の上方であって上部軸受33の下方に位置する外周面に固定されている。バランスウェイト部17cは、偏芯部17bの偏芯方向とは逆方向に位置するように設けられている。
以上のように、シャフト17は、圧縮機構15(具体的には、可動スクロール26)と、駆動モータ16(具体的には、ロータ52)とが連結されていることによって、駆動モータ16の駆動力を圧縮機構15に伝達している。具体的には、駆動モータ16に電流が流されると、まず、中心軸線O−Oを中心として上から視て半時計回りにロータ52が回転し、この回転駆動力がシャフト17に伝達されて、シャフト17が上から視て半時計回りに回転する。そして、シャフト17が回転することにより、シャフト17に連結される可動スクロール26(圧縮機構15)にロータ52(駆動モータ16)の回転駆動力が伝達されて、可動スクロール26が駆動している。このとき、シャフト17は、偏芯部17bを有しているので、可動スクロール26が偏芯回転を行うようになっている。
(1−10)ガスガイド58
ガスガイド58は、第2連絡通路48を流れる圧縮冷媒を高圧空間S1に導くための部材である。ガスガイド58は、ケーシング10の筒状部11に固定されており、筒状部11の内周面と共に、冷媒を高圧空間S1に導くための空間を形成する。
(2)吸入管18の詳細構成
従来のスクロール圧縮機では、特許文献1(特開2010−285930号公報)に開示のように、固定スクロールに吸入管が接続されており、この吸入管を介して圧縮室に低圧の冷媒が吸入されるようになっている。
ここで、吸入管の内部を流れる低圧の冷媒は、基本的には、そのまま固定スクロールと可動スクロールとの間に形成される圧縮室に流入するが、一部は、固定スクロールの上方空間に漏れる。尚、固定スクロールの上方空間に漏れた低圧の冷媒は、固定スクロールや蓋の冷却源となっている。
ここで、吐出口付近は、圧縮室において圧縮された高圧の冷媒が吐出されるのでかなり温度が高くなっている。特に、本実施形態のようにR32冷媒等の吐出温度が上がりやすい冷媒を用いた場合は、この傾向が顕著になる。このため、固定スクロールの外面温度や固定スクロールの上端に設けられる蓋体が、固定スクロールの上方空間の温度よりも高い状態にある。この結果、本来、固定スクロールや蓋体の冷却源である低圧の冷媒が、固定スクロールや蓋体から熱を吸収してしまうことにより、吸入管内を流れる低圧の冷媒の加熱源となってしまうことが想定される。加熱されて密度が小さくなった冷媒が圧縮室に流れ込むと、容積効率の低下が生じてしまう。そして、この結果、圧縮機全体としての性能低下が生じることが懸念される。
そこで、本実施形態では、吸入管18に、絞り部71と吸入部74とが形成されている。以下、吸入管18について、図2及び図3を用いて説明する。ここで、図2は、吸入管18を含む吸入管18の周辺の模式図である。図3は、吸入管18の縦断面図である。尚、図2に示されている吸入管18の内部IN1において、軸方向に流れる冷媒は、矢印Aに示す方向に流れている。また、図2のドットのハッチングは冷媒を示している。
吸入管18は、絞り部71と、吸入部74と、筒状部75と、連結部76と、を有している。
絞り部71は、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒の流速を上げる部分であり、軸方向の下方から上方に向かうにつれて(すなわち、冷媒流れ方向下流側から上流側に向かうにつれて)末広がりとなる形状を有している。絞り部71は、縮径部72と、最小内径部73とを有している。
縮径部72は、絞り部71の軸方向上方(冷媒流れ方向上流側)における内径を軸方向の下方(冷媒流れ方向下流側)に向かうにつれて縮小する部分であり、軸方向に延びている。縮径部72は、軸方向の上方から下方に向かうにつれてその内径が縮小するように、外側から内側に向かって窪むような湾曲形状を有している。縮径部72には、その一部に、径方向に貫通する径方向貫通孔72aが形成されている。
最小内径部73は、縮径部72において、最も内径が最小となる部分である。すなわち、最小内径部73は、吸入管18において最も内径が最小となっている。
尚、最小内径部73の内径D1は、吸入管18の絞り部71の冷媒流れ方向上流側における内径D2の1/5〜1/2となっている。
吸入部74は、絞り部71の近傍に形成され、径方向に延びるように設けられる管状部分である。吸入部74は、その径方向一端の開口74aが縮径部72の径方向貫通孔72aに一致するように、且つ、その径方向他端の開口74bが低圧空間S2に臨むように、設けられている。これにより、吸入部74は、吸入管18の内部IN1と、低圧空間S2とを連通させるようになっている。
筒状部75は、軸方向に延びる円筒形状を有する部分であり、連結部76の軸方向下端に接続されている。筒状部75は、一部(筒状部75の約60%)が、固定スクロール24に形成される嵌入孔24cに隙間ばめによって嵌められている。筒状部75は、その内径が、吸入管18において絞り部71の冷媒流れ方向上流側の部分の内径D2と同様である。筒状部75の軸方向下端は、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒を圧縮機構15の圧縮室40へと流出させる出口開口75aが形成されている。出口開口75aは、固定スクロール24の上面と対向するように形成されている。
連結部76は、軸方向に延びる部分であり、絞り部71の軸方向下端(本実施形態では、最小内径部73)と筒状部75の軸方向上端とを連結する。連結部76は、軸方向の上方から下方に向かうにつれてその内径が拡径するような湾曲形状を有している。
このように、本実施形態の吸入管18では、内径を縮小する絞り部71が形成されている。よって、吸入管18の内部IN1において、絞り部71の冷媒流れ方向上流側を流れる冷媒は、絞り部71から冷媒流れ方向下流側へと吐出される際に、その流速が上がる。そして、絞り部71によって冷媒の流速が上がることによってその部位における冷媒の圧力が下がる。この冷媒の圧力低下によって、低圧空間S2における冷媒が、吸入部74の開口74aを介して吸入部74の内部空間に流入し、その内部空間に流入した冷媒が、開口74b(径方向貫通孔72a)を介して、吸入管18の内部IN1のうち吸入部74の内部空間を除く部分へと流入する現象が起こる(図3の矢印を参照)。すなわち、吸入部74は、低圧空間S2における冷媒を、吸入管18の内部IN1へと吸入する機能を有している。そして、吸入部74を介して吸入管18の内部IN1に流入した冷媒は、吸入管18の内部IN1において、絞り部71の冷媒流れ方向の上流側を流れてくる冷媒と合流されることになる。そして、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒は、筒状部75の出口開口75aを介して、圧縮室40へと流出される。
以上のように、吸入管18は、絞り部71や吸入部74を含むエジェクタ構造を有している。
(3)シール部材77
上述したように、固定スクロール24の温度は高い状態にある。よって、固定スクロール24からの吸入管18の内部IN1への入熱は抑制できることが好ましい。
そこで、スクロール圧縮機1は、シール部材77をさらに備えている。シール部材77は、吸入管18(本実施形態では、筒状部75)の外周面と固定スクロール24の嵌入孔24cを形成する嵌入孔形成面24dとの間の隙間S(図2を参照)を塞ぐように配置されている。そして、シール部材77は、その内周面が吸入管18(本実施形態では、筒状部75)の外周面に密着しており、その外周面が固定スクロール24の嵌入孔形成面24dに密着している。本実施形態では、隙間Sにシール部材77を設けることにより、固定スクロール24からの吸入管18の内部IN1への入熱を抑制している。尚、本実施形態でのシール部材77は、Oリングであるが、隙間Sをシールできるものであれば、これに限られるものではない。
(4)動作
以下、スクロール圧縮機1内における冷媒及び潤滑油の流れについて説明する。
(4−1)冷媒の流れ
まず、駆動モータ16が駆動されることによって、ロータ52が回転する。これにより、ロータ52に固定されているシャフト17が、軸回転運動を行う。シャフト17の回転駆動力は、上端軸受26cを介して可動スクロール26に伝達される。尚、シャフト17の可動スクロール26に接続される偏芯部17bは、中心軸線O−Oに対して偏心している。また、可動スクロール26は、オルダム継手39によって自転が防止されている。これにより、可動スクロール26は公転運動を行う。
圧縮前の低温低圧の冷媒は、吸入管18から嵌入孔24cを経由して、又は、低圧空間S2から補助吸入孔を経由して、圧縮機構15の圧縮室40に吸入される。可動スクロール26の公転運動により、圧縮室40は固定スクロール24の外周部から中心部へ向かって移動しながら、その容積が徐々に減少される。その結果、圧縮室40内の冷媒は圧縮されて圧縮冷媒となる。圧縮冷媒は、吐出孔41からマフラー空間45へ吐出された後、第1連絡通路46及び第2連絡通路48を経由して、高圧空間S1(具体的には、圧縮機構15と駆動モータ16との軸方向における間の空間)へ排出される。尚、圧縮冷媒の一部は、ガスガイド58とケーシング10の筒状部11との間の空間を下方に向かって流れる。そして、この圧縮冷媒は、モータ冷却通路55を通ってさらに下降し、駆動モータ16の下方の空間に到達する。その後、この圧縮冷媒は、流れの向きを反転させて、モータ冷却通路55やエアギャップを上昇し、圧縮機構15と駆動モータ16との軸方向における間の空間に再度流入する。そして、最終的に、圧縮冷媒は、吐出管19からケーシング10の外部に吐出される。
(4−2)潤滑油の流れ
まず、駆動モータ16が駆動されることによって、ロータ52が回転する。これにより、ロータ52に固定されているシャフト17が、軸回転運動を行う。シャフト17の軸回転によって圧縮機構15が駆動し、高圧空間S1に圧縮冷媒が吐出されると、高圧空間S1の圧力が上昇する。ここで、シャフト17に形成される給油孔61は、油室83及び給油細孔63を介して低圧空間S2に連通している。これにより、給油孔61の上端部分と下端部分との間において、圧力差が発生する。その結果、給油孔61自体が差圧ポンプとして作用し、油貯留空間Pに貯留される潤滑油が給油孔61に吸引されて給油孔61を上昇する。
給油孔61を上昇して油室83まで達した潤滑油は、給油細孔63を経由して、圧縮機構15の摺動部に供給される。圧縮機構15の摺動部を潤滑した潤滑油は、圧縮冷媒と同じ経路を通って、圧縮室40から高圧空間S1へ吐出される。その後、潤滑油は、圧縮冷媒と共にモータ冷却通路55を下降した後に、一部が油分離板65に衝突する。このとき、油分離板65に付着した潤滑油は、高圧空間S1を落下して油貯留空間Pに貯留される。
一方、油貯留空間Pから吸引されて給油孔61を上昇する潤滑油の多くは、第1給油横孔61a及び第2給油横孔61bに分流される。第1給油横孔61aに分流される潤滑油及び油室83の潤滑油の一部は、シャフト17(偏芯部17b)と上端軸受26cとの摺動部を潤滑した後、シャフト17(主軸部17a)の上部と上部軸受33との摺動部に供給される。そして、その後、高圧空間S1に流入し、油貯留空間Pに戻される。また、第2給油横孔61bに分流される潤滑油は、シャフト17(主軸部17a)の下部と下部軸受60との摺動部を潤滑して高圧空間S1に漏れ出した後、高圧空間S1を油貯留空間Pまで落下する。
(5)特徴
(5−1)
本実施形態では、吸入管18の途中に、絞り部71及び吸入部74を含むエジェクタ構造が形成されている。
これにより、絞り部71の冷媒の流れ方向上流側から流れてくる冷媒は、絞り部71によってその流速が加速する。そして、冷媒の加速によって生じる冷媒の圧力低下を利用して、低圧空間S2における低圧の冷媒が吸入部74を介して吸入管18の内部IN1に吸入されるエジェクタ効果を生じさせることができている。この結果、低圧空間S2の冷媒圧力を低下させることができる。ここで、低圧空間S2における冷媒は、固定スクロール24や蓋体44からの熱を吸収し吸入管18へと熱を伝える伝熱媒体となるので、このような媒体となる低圧の冷媒の圧力を下げることにより、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒の加熱を抑制できる。よって、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒の過熱を抑制できる。
特に、本実施形態のように、吐出冷媒の温度が高くなりやすいR32冷媒を用いたとしても、低圧空間S2の圧力が下がっていることにより、吸入管18への加熱を抑制でき、吸入管18の内部IN1を流れる冷媒の過熱を抑制できる。
このように、本実施形態では、吸入管18がエジェクタ構造を有するといった簡易な構造で低圧空間S2における断熱効果を向上させることができ、吸入管18の内部IN1への入熱を抑制できている。よって、加熱されて密度が小さくなった冷媒が圧縮室40に流れ込むことを抑制でき、容積効率の低下を抑制できている。よって、スクロール圧縮機1の性能低下を抑制できる。
以上のような本実施形態の作用効果を具体的に示すのが図4である。図4は、内径D2に対する内径D1の割合と、吸入状態における圧力P1との関係を示すグラフである。尚、圧力P1とは、低圧空間S2の冷媒の圧力を意味している。また、吸入状態とは、スクロール圧縮機1の運転中に、吸入部74を介して低圧空間S2における冷媒が吸入管18の内部IN1へと吸入されている状態を意味する。すなわち、上述してきたようなエジェクタ効果が生じている状態を意味する。
本実施形態では、図4に示すように、内径D1が内径D2に対して小さくなればなるほど(但し、D1/D2≧1/5)、圧力P1は小さくなっている。具体的には、吸入管18の絞り部71の冷媒流れ方向上流側における冷媒の吸入圧力を基準吸入圧力とした場合、内径D2に対する内径D1の割合が1/2の場合、吸入状態における圧力P1は、基準吸入圧力に対して、約2.1%小さくなっている。また、内径D2に対する内径D1の割合が1/3の場合、吸入状態における圧力P1は、基準吸入圧力に対して、約8.4%小さくなっている。また、内径D2に対する内径D1の割合が1/4の場合、吸入状態における圧力P1は、基準吸入圧力に対して、約26.3%小さくなっている。また、内径D2に対する内径D1の割合が1/5の場合、吸入状態における圧力P1は、基準吸入圧力に対して、約64.2%小さくなっている。
このように、本実施形態では、吸入管18がエジェクタ構造を有していることにより、吸入状態における低圧空間S2の冷媒の圧力P1を、吸入管18の内部IN1の絞り部71の冷媒流れ方向上流側における冷媒の吸入圧力(基準吸入圧力)に対して、2%〜65%小さくすることができている。そして、これにより、上述したように、低圧空間S2における断熱効果を向上させることができている。
尚、本実施形態では、絞り部71の冷媒流れ方向上流側から流れてくる冷媒の圧力損失を考慮すると、内径D1は、内径D2の1/4〜1/3となっていることが好ましい。
(5−2)
本実施形態では、固定スクロール24の嵌入孔24aを形成する嵌入孔形成面24dと、吸入管18の下端(筒状部75の下端)の外周面との間の隙間Sには、シール部材77が配置されている。これにより、固定スクロール24からの吸入管18の内部INへの入熱を抑制できる。
(6)変形例
上記実施形態では、軸方向が上下方向と一致する縦型のスクロール圧縮機を挙げて説明したが、これに限られるものではなく、軸方向が水平方向と一致する横置き型のスクロール圧縮機にも適用できる。
本発明は、低圧空間に一部が配置される吸入管を有する圧縮機に適用できる。
1 スクロール圧縮機(圧縮機)
10 圧縮機ケーシング
15 圧縮機構
17 シャフト
18 吸入管
24 固定スクロール
26 可動スクロール
40 圧縮室
71 絞り部
74 吸入部
77 シール部材
IN1 吸入管の内部
P1 吸入状態における低圧空間の冷媒の圧力
S2 低圧空間
特開2010−285930号公報

Claims (3)

  1. 固定スクロール(24)と、前記固定スクロールと共に圧縮室(40)を形成する可動スクロール(26)と、を有する圧縮機構(15)と、
    前記固定スクロールに接続され、前記圧縮室に冷媒を吸入させる吸入管(18)と、
    前記固定スクロールの周囲に、前記吸入管の一部が配置され低圧の冷媒が存在する低圧空間(S2)が形成されており、前記圧縮機構を収容するケーシング(10)と、
    を備え、
    前記吸入管には、吸入管の内部(IN1)を流れる冷媒の流速を上げる絞り部(71)と、前記低圧空間と前記吸入管の内部とを連通させ前記吸入管の内部を流れる冷媒の流速が上がることによって前記低圧空間における冷媒を前記吸入管の内部へ吸入する吸入部(74)と、が形成されている、
    圧縮機(1)。
  2. 前記吸入管と前記固定スクロールとは、シール部材(77)を介して接続されている、
    請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記吸入部を介して前記低圧空間における冷媒が前記吸入管の内部へと吸入されている吸入状態における前記低圧空間の冷媒の圧力(P1)は、前記吸入管の内部の前記絞り部の上流側における冷媒の吸入圧力に対して、2%〜65%小さくなっている、
    請求項1又は2に記載の圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021039062A1 (ja) * 2019-08-30 2021-03-04 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機
JP2021038680A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 ダイキン工業株式会社 スクロール圧縮機

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