JP2013221243A - 温水洗浄便座装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解槽の電極の寿命時期を予測して報知することができる温水洗浄便座装置を提供することを目的とする。
【解決手段】電解槽と、噴霧ノズルと、電極に流れる電流値を計測する電流値計測手段と、電極に通電した通電時間を計測する通電時間計測手段と、電流値計測手段により計測された電流値および通電時間計測手段により計測された通電時間を記憶し、電極への前回の通電時に記憶された電流値と、電極への前回の通電時に記憶された通電時間と、電極への今回の通電時に電流値計測手段により計測された電流値と、電極への今回の通電時に通電時間計測手段により計測された通電時間と、電極の寿命時間と、に基づいて電極の寿命までの時間を計測する制御部と、制御部により計測された電極の寿命までの時間に応じて報知形態を変化させる報知部と、を備えたことを特徴とする温水洗浄便座装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明の態様は、温水洗浄便座装置に関し、具体的には電解水を吐水可能な温水洗浄便座装置に関する。
便器や温水洗浄便座装置の掃除については、手間がかかる場合や面倒な場合がある。そのため、掃除の手間が掛からない便器や温水洗浄便座装置が望まれている。
これに対して、近年の温水洗浄便座装置には、水道水等の原水を電解槽内で電気分解することで電解水を生成し、これらの電解水を用いて除菌を行う機能が搭載されているものがある。例えば、噴霧専用ノズルから便器のボウル部に向かって電解水を噴射し、ボウル部の表面を清潔に保つ機能がある。また、電解水を用いて人体洗浄用ノズルを洗浄する機能が搭載されているものも普及してきている。
一般的に、温水洗浄便座装置に搭載される電解槽は、電解槽内で二極に分かれており、電極間に水を通水したときに電極間に電流を流している。そして、通水している水が電気分解されることで、電解水が生成されている。
しかしながら、電解槽において電解水を生成すると、水中に存在するカルシウムイオンなどによりいわゆる「スケール」などと呼ばれる炭酸カルシウムなどが生成し電解槽の電極に付着する場合がある。スケールが電解槽の電極に付着し堆積すると、電解効率が低下するという問題がある。また、例えば電極の触媒層の剥がれなどといった電極部分の劣化が進行すると、電解槽の性能が低減するという問題がある。このような問題が生ずると、除菌効果を発揮できる程度の濃度の電解水を生成できなくなるといった問題がある。
これに対して、通算洗浄時間、電極への通電時間、電極間に流れる電流値の情報から、電解槽の電極の寿命判定を行い、電極の寿命時期を報知する技術が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載された電極の寿命報知方法は、基準を超えた場合にはじめて使用者に対して報知するものである。また、温水洗浄便座装置に搭載される電解槽ユニットは、個人で交換できるようなものではなく、専門業者に依頼してメンテナンスを行う必要がある。そのため、電解槽ユニットをすぐに交換することが困難である。よって、寿命報知後、すぐに電解槽を交換できないことで、使用者にとっては使い勝手が悪いという問題がある。
特開平6−31275号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、電解槽の電極の寿命時期を予測して報知することができる温水洗浄便座装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、電極に通電することで水を電気分解し電解水を生成する電解槽と、前記電解槽により生成された電解水を便器のボウル部の表面に噴霧する噴霧ノズルと、前記電極に流れる電流値を計測する電流値計測手段と、前記電極に通電した通電時間を計測する通電時間計測手段と、前記電流値計測手段により計測された電流値および前記通電時間計測手段により計測された通電時間を記憶し、前記電極への前回の通電時に記憶された電流値と、前記電極への前回の通電時に記憶された通電時間と、前記電極への今回の通電時に前記電流値計測手段により計測された電流値と、前記電極への今回の通電時に前記通電時間計測手段により計測された通電時間と、前記電極の寿命時間と、に基づいて前記電極の寿命までの時間を計測する制御部と、前記制御部により計測された電極の寿命までの時間に応じて報知形態を変化させる報知部と、を備えたことを特徴とする温水洗浄便座装置である。
この温水洗浄便座装置によれば、使用者は、電極が寿命となる前に電極又は電解槽ごとの交換を行うことができる。そのため、電極又は電解槽の交換が遅れ、除菌効果のある電解水を使用できないなどといった時間を使用者に与えることを抑えることができる。よって、使用者にとって使い勝手のよい温水洗浄便座装置を提供することができる。
本発明の態様によれば、電解槽の電極の寿命時期を予測して報知することができる温水洗浄便座装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる温水洗浄便座装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の電解槽の具体例を例示する斜視模式図である。 本具体例の電解槽の内部構造を例示する分解模式図である。 本具体例の電解槽における電気分解を説明するための断面模式図である。 本実施形態の制御部が実行するアルゴリズムの具体例を例示するフローチャート図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる温水洗浄便座装置の要部構成を表すブロック図である。
本実施形態にかかる温水洗浄便座装置10は、例えば洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)の上に設けられ、ケーシング12と、便座21と、を備えている。ケーシング12の内部には、制御部1と、電流値計測手段2と、通電時間計測手段3と、寿命報知部4と、バルブ5と、熱交換器6と、電解槽7と、ストレーナ8と、電磁ポンプ9と、流路切替弁13と、噴霧ノズル11と、が設けられている。なお、図1に表したように、噴霧ノズル11は、ケーシング12の外部に設けられていてもよい。
バルブ5は、制御部1からの指令に基づいて開閉し、熱交換器6への水の供給を制御する。
バルブ5の下流には、熱交換器6が設けられている。熱交換器6は、図示しない温水ヒータを有する。温水ヒータは、バルブ5を介して供給された水を加熱し、所定の温水にする。温水温度については、例えば、使用者が図示しない操作部を操作することにより設定することができる。
熱交換器6の下流には、電解槽7が設けられている。電解槽7は、水の電気分解により電解水を生成することができる。電解槽7については、後に詳述する。
電解槽7の下流には、ストレーナ8が設けられている。ストレーナ8は、電解槽7から供給された水に含まれる不純物を取り除く。
ストレーナ8の下流には、電磁ポンプ9が設けられている。電磁ポンプ9は、流路内の水の流れに脈動を与え、図示しない人体洗浄用ノズルの吐水口あるいは噴霧ノズル11の吐水口から吐水される水に脈動を与えることができる。但し、本発明においては、電磁ポンプ9は、必ずしも設けられていなくともよい。
電磁ポンプ9の下流には、流路切替弁13が設けられている。流路切替弁13は、水勢(流量)を調整したり、給水の開閉や切替を行う。
噴霧ノズル11は、供給された水を便器のボウル部31の表面に噴霧することができる。
制御部1は、バルブ5の開閉動作、電磁ポンプ9の動作、および流路切替弁13の開閉動作や切替動作などを制御する。
バルブ5から給水された上水は、熱交換器6に導かれる。続いて、熱交換器6から供給された上水は、電解槽7に導かれ、電解槽7において電解水が生成される。生成された電解水は、次に、ストレーナ8に導かれる。ストレーナ8を通過した電解水は、ストレーナ8で不純物が取り除かれた後、電磁ポンプ9を通過し、流路切替弁13に導かれる。流路切替弁13は、図示しない人体洗浄用ノズルおよび噴霧ノズル11と繋がっている。制御部1が流路切替弁13を噴霧ノズル11の側に切り替えると、電解水が噴霧ノズル11に導かれ、便器のボウル部31の表面に噴霧される。これにより、便器のボウル部31の表面を除菌することができる。
次に、本実施形態の電解槽の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図2は、本実施形態の電解槽の具体例を例示する斜視模式図である。
図3は、本具体例の電解槽の内部構造を例示する分解模式図である。
本具体例の電解槽80は、第1の蓋部材81と、第2の蓋部材82と、陽極板(電極)84と、陰極板(電極)85と、を有する。第1の蓋部材81は、熱交換器6から供給された水を電解槽80の内部に流入させる流入部81aを有する。この流入部81aは、図2および図3に表したように、第1の蓋部材81の下部に設けられている。一方、第2の蓋部材82は、電解槽80の内部に流入した水を外部に流出させる流出部82aを有する。この流出部82aは、図2および図3に表したように、第2の蓋部材82の上部に設けられている。第1の蓋部材81および第2の蓋部材82は、互いに液密に取り付けられ、流入部81aから流入した水が流出部82a以外から外部に流出することを防止できる。
陽極板84および陰極板85は、第1の蓋部材81と、第2の蓋部材82と、の間に設けられ、図3に表したように互いに対向して配置されている。このとき、陽極板84と、陰極板85と、の間にはスペーサ87が設けられている。これにより、陽極板84と、陰極板85と、の間の距離は、略一定の距離に確保されている。また、陽極板84は、電極面から突出した接続端子84aを有する。この接続端子84aは、図2に表したように、第1の蓋部材81を通して電解槽80の外部に導出されている。図示していないが、これは、陰極板85についても同様である。つまり、陰極板85は、電極面から突出した図示しない接続端子を有し、その図示しない接続端子は、第2の蓋部材82を通して電解槽80の外部に導出されている。
陽極板84および陰極板85は、接続端子84aおよび図示しない陰極板85の接続端子を介して制御部1に接続されている。制御部1は、陽極板84と陰極板85との間に電圧を印加することができる。
給水源からバルブ5および熱交換器6を介して電解槽80に供給された水は、図2に表した矢印Aのように、第1の蓋部材81の流入部81aから電解槽80の内部に導かれる。続いて、流入部81aから電解槽80の内部に流入した水は、陽極板84と、陰極板85と、の間の空間(流路)を流れ、図2に表した矢印Bのように、第2の蓋部材82の流出部82aから電解槽80の外部に排出される。この際、制御部1が陽極板84および陰極板85に通電している場合には、陽極板84と、陰極板85と、の間の空間を流れる水は電気分解される。これについて、図面を参照しつつ、さらに詳細に説明する。
図4は、本具体例の電解槽における電気分解を説明するための断面模式図である。
電解槽80は、図2および図3に関して前述したように、その内部に陽極板84および陰極板85を有し、制御部1からの通電の制御によって、陽極板84と、陰極板85と、の間の空間を流れる水道水を電気分解できる。この際、陰極板85では、式(1)に表した反応が生ずる。

+e → 1/2H↑ ・・・(1)
そのため、陰極板85においては酸(H)が消費され、陰極板85の近傍ではpHが上昇する。pHが上昇すると、炭酸イオン(CO 2−)の溶解量は上昇する。pHの上昇に伴い、炭酸(HCO)が水素イオン(H)を放出し炭酸イオン(CO 2−)を生成し、式(2)に表した反応が生ずる。そして、発生した炭酸イオン(CO 2−)と水道水中に存在するカルシウムイオン(Ca2+)が結合し、式(3)に表した反応が生ずる。つまり、pHの上昇が、炭酸カルシウム(CaCO:スケール)生成(溶解度低下による析出)を引き起こす。

CO → 2H+CO 2− ・・・(2)
Ca2++CO 2− → CaCO ・・・(3)
一方、陽極板84では、式(4)に表した反応が生ずる。また、水道水は、塩素イオン(Cl)を含んでいる。この塩素イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl)として含まれている。そのため、式(5)に表した反応が生ずる。

2OH → 2e+HO+1/2O↑ ・・・(4)
Cl → e+1/2Cl ・・・(5)
式(5)において発生した塩素は、気泡としては存在しにくく、ほとんどの塩素は水に溶解する。そのため、式(5)において発生した塩素については、式(6)に表した反応が生ずる。このようにして、塩素イオンを電気分解することにより次亜塩素酸(HClO)が生成される。その結果、電解槽80において電気分解された水は、次亜塩素酸を含む液に変化する。なお、陽極板84においてはアルカリ(OH)が消費されるため、陽極板84の近傍ではpHが下降する。

Cl+HO → HClO+H+Cl ・・・(6)
また、水温が上昇すると、炭酸カルシウムの溶解量は下降する。つまり、水温が上昇すると、炭酸カルシウムは、水には溶解しにくくなる。そのため、水温が上昇すると、スケールは、生成されやすくなり、また析出されやすくなる。そのため、より高温の水が電解槽80に供給され、電解槽80がより高温の水を電気分解すると、スケールは、生成されやすくなり、また析出されやすくなる。
スケールが電解槽7の電極に付着し堆積すると、電解効率が低下する。また、例えば電極の触媒層の剥がれなどといった電極部分の劣化が進行すると、電解槽7の性能が低減する。すると、除菌効果を発揮できる程度の濃度の電解水を生成できなくなる場合がある。
これに対して、本実施形態にかかる温水洗浄便座装置10によれば、電解水が電解槽7において生成されるときに、電流値計測手段2は、陽極板84と陰極板85との間に流れた電流値を計測する。また、通電時間計測手段3は、陽極板84と陰極板85との間に通電された積算時間を計測する。電流値計測手段2が計測した電流値および通電時間計測手段3が計測した積算時間は、制御部1に含まれる図示しない不揮発性メモリに記憶される。
そして、本実施形態の制御部1は、前回の通電時に記憶された電流値と、前回の通電時に記憶された通電時間と、今回の通電時に電流値計測手段2により計測された電流値と、今回の通電時に通電時間計測手段3により計測された通電時間と、電極(陽極板84および陰極板85)の寿命時間と、に基づいて、電極の寿命までの時間を計測する。また、制御部1は、電極の寿命までの時間を報知するとともに、計測した電極の寿命までの時間に応じて報知形態を変化させる。
これによれば、使用者は、電極が寿命となる前に電極又は電解槽7ごとの交換を行うことができる。そのため、電極又は電解槽7の交換が遅れ、除菌効果のある電解水を使用できないなどといった時間を使用者に与えることを抑えることができる。よって、使用者にとって使い勝手のよい温水洗浄便座装置10を提供することができる。
なお、電流値計測手段2は、計測した電流値を電流値計測手段2自身に記憶してもよい。また、通電時間計測手段3は、計測した積算時間を通電時間計測手段3に記憶してもよい。
次に、本実施形態の制御部1が電極の寿命までの時間を算出し、報知形態を変化させるプロセスの具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図5は、本実施形態の制御部が実行するアルゴリズムの具体例を例示するフローチャート図である。
まず、電解槽7への通電が行われたとき、電流値計測手段2は、電流値A1を計測し、通電時間計測手段3は、電極通電積算時間t1を計測する(ステップS101)。続いて、制御部1は、電流値計測手段2で計測された電流値A1、及び、通電時間計測手段3で計測された電極通電積算時間t1を不揮発性メモリに記憶する(ステップS103)。
続いて、再び電解槽7への通電が行われたとき、電流値計測手段2は、電流値A2を計測し(ステップS105)、通電時間計測手段3は、電極通電積算時間t2を計測する(ステップS107)。続いて、制御部1は、電流値計測手段2で計測された電流値A2、及び、通電時間計測手段3で計測された電極通電積算時間t2を不揮発性メモリに記憶する(ステップS109)。
続いて、制御部1は、t2−t1から一回あたりの電極への通電時間Δtを算出する(ステップS111)。続いて、制御部1は、式(7)から電極寿命までの時間Tcを算出する(ステップS111)。式(7)に含まれるAcは、電解槽7が寿命に達したと判定する電流値を示す。式(7)に含まれるTcは、電解槽7が寿命に達するまでの時間を示す。

Figure 2013221243

続いて、制御部1は、算出されたTcを以下の式(8)〜(12)と比較する(ステップS113)。式(8)〜式(12)に含まれるTx及びTyは、電極寿命までの時間の所定基準時間である。

Tc≧Tx ・・・(8)
Tc≦Tx ・・・(9)
Tc≧Ty ・・・(10)
Tc≦Ty ・・・(11)
Tx>Ty ・・・(12)
制御部1は、式(8)〜(12)により、電極の寿命までの時間を4段階に仕分けする。式(8)が成立した場合は、制御部1は、寿命まで十分な時間があると判定し、式(9)、式(10)、式(11)の順番で寿命までの時間が短いと判定する。このような判定の結果に基づいて、制御部1は、寿命報知部4(図1参照)に信号を送信し、使用者に対して寿命までの時間を報知する(ステップS115)。報知の方法としては、使用者に対して視覚的または聴覚的に行う方法が挙げられる。また、制御部1は、4段階の寿命までの時間判定に応じて報知形態を変化させる(ステップS115)。
制御部1が実行する報知の一例は、以下の如くである。
すなわち、制御部1は、電解槽7の寿命に達するまでの時間Tcが式(8)によりTxと比較して大きいと判定した場合には、寿命までの時間が3ヶ月以上であると判定する。制御部1は、この判定に基づいて寿命報知部4に制御信号が送信し、寿命報知部4に含まれるLED表示を点灯させる。制御部1は、電解槽7の寿命に達するまでの時間Tcが式(9)によりTxと比較して小さいと判定した場合には、寿命まで時間が3ヶ月未満であると判定する。制御部1は、この判定に基づいて寿命報知部4に制御信号を送信し、寿命報知部4に含まれるLED表示を点滅させる。制御部1は、電解槽7の寿命に達するまでの時間Tcが式(10)よりTyと比較して大きいと判定した場合には、寿命まで時間が1ヶ月以上であると判定する。制御部1は、この判定に基づいて寿命報知部4に制御信号を送信し、寿命報知部4に含まれるLED表示を点滅させ、且つ、LED表示の色を変化させる。制御部1は、電解槽7の寿命に達するまでの時間Tcが式(11)によりTyと比較して小さいと判定した場合には、寿命まで時間が1ヶ月未満であると判定する。制御部1は、この判定に基づいて寿命報知部4に制御信号を送信し、寿命報知部4に含まれるLED表示を消灯させる。この場合には、制御部1は、一時的に電子音を鳴動させてもよい。
制御部1が以上のプロセスを実施することで、使用者は、あらかじめ電解槽7の寿命までの時間を知ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、温水洗浄便座装置10および電解槽7などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや電解槽7および噴霧ノズル11の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 制御部、 2 電流値計測手段、 3 通電時間計測手段、 4 寿命報知部、 5 バルブ、 6 熱交換器、 7 電解槽、 8 ストレーナ、 9 電磁ポンプ、 10 温水洗浄便座装置、 11 噴霧ノズル、 12 ケーシング、 13 流路切替弁、 21 便座、 31 ボウル部、 80 電解槽、 81 第1の蓋部材、 81a 流入部、 82 第2の蓋部材、 82a 流出部、 84 陽極板、 84a 接続端子、 85 陰極板、 87 スペーサ

Claims (1)

  1. 電極に通電することで水を電気分解し電解水を生成する電解槽と、
    前記電解槽により生成された電解水を便器のボウル部の表面に噴霧する噴霧ノズルと、
    前記電極に流れる電流値を計測する電流値計測手段と、
    前記電極に通電した通電時間を計測する通電時間計測手段と、
    前記電流値計測手段により計測された電流値および前記通電時間計測手段により計測された通電時間を記憶し、前記電極への前回の通電時に記憶された電流値と、前記電極への前回の通電時に記憶された通電時間と、前記電極への今回の通電時に前記電流値計測手段により計測された電流値と、前記電極への今回の通電時に前記通電時間計測手段により計測された通電時間と、前記電極の寿命時間と、に基づいて前記電極の寿命までの時間を計測する制御部と、
    前記制御部により計測された電極の寿命までの時間に応じて報知形態を変化させる報知部と、
    を備えたことを特徴とする温水洗浄便座装置。
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