JP2013220945A - 綾巻きパッケージの製造方法 - Google Patents

綾巻きパッケージの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013220945A
JP2013220945A JP2013085024A JP2013085024A JP2013220945A JP 2013220945 A JP2013220945 A JP 2013220945A JP 2013085024 A JP2013085024 A JP 2013085024A JP 2013085024 A JP2013085024 A JP 2013085024A JP 2013220945 A JP2013220945 A JP 2013220945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
yarn
traverse
winding
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013085024A
Other languages
English (en)
Inventor
Klaus Kamphausen
カンプハウゼン クラウス
Detlev Luecker
リュッカー デトレフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oerlikon Textile GmbH and Co KG filed Critical Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Publication of JP2013220945A publication Critical patent/JP2013220945A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/06Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers for making cross-wound packages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H55/00Wound packages of filamentary material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H61/00Applications of devices for metering predetermined lengths of running material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H63/00Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package
    • B65H63/08Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to delivery of a measured length of material, completion of winding of a package, or filling of a receptacle
    • B65H63/082Warning or safety devices, e.g. automatic fault detectors, stop-motions ; Quality control of the package responsive to delivery of a measured length of material, completion of winding of a package, or filling of a receptacle responsive to a predetermined size or diameter of the package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/08Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
    • B65H67/081Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Abstract

【課題】廉価に比較的短尺のピース・グッズを製造することができるように形成された綾巻きパッケージの製造を可能にする。
【解決手段】複数のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を有する1つの綾巻きパッケージ(6)の巻返し工程の開始前に、作業部コンピュータ(18)に、製造すべき綾巻きパッケージのパッケージ層のデータを供給し、ロータリマガジン(1)に、種々異なる糸材料の蓄えボビン(3,3’,3''等)を装着し、作業部コンピュータにより、第1のパッケージ層の巻取りを開始し、第1のパッケージ層に巻き上げられる糸長さを監視し、第1のパッケージ層の前記設定された糸長さの達成時に巻返し工程を停止し、前記ロータリマガジンの回動によって、第2のパッケージ層の糸材料を有する第2の蓄えボビンへの第1の蓄えボビンの交換を開始し、上記工程を綾巻きパッケージが完成するまで繰り返す。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の綾巻きパッケージの製造方法、すなわち自動綾巻きワインダの作業部において、短尺経糸の形成に用いられる綾巻きパッケージを製造する方法であって、前記作業部は、ロータリマガジンと、作業部コンピュータと、巻取り装置と、糸長さ測定装置とを備え、該糸長さ測定装置は、綾巻きパッケージの糸材料がそれぞれ特定の設定可能な糸長さを有している綾巻きパッケージを巻き取ることを可能にする方法に関する。
繊維工業、特に衣服分野では、各色物布地の織工は毎年複数の新作発表期をこなし、これら新作発表期には、特に織り機で柄(パターン)織物を製造するために、極めて多くの短尺の経糸を整経しなければならない。これに関して、数メートルしかない長さの経糸を整経することは全く通常である。これらの短尺経糸は、織機内で織られて、これによりこれらの短尺経糸から柄織物、または個別の既製の衣類を製造することができる。
これまで、色物布地の織工にとって、上記短尺経糸を形成するには2つ可能性しかなかった。第1の可能性は、コーン整経機(Konus-Schaermaschine)において単尺のピース・グッズ(Metrage:メートル単位で売られる織物)を整経することにある。この目的のためには、まず、種々異なる色の小さなボビンを数百個巻き取る必要がある。これらのボビンは、次いで手間をかけてクリールに装着されなければならない。これらの小さなボビンの複数の糸は、次いで整経機内に引き込まれ、整経されて短尺経糸を形成する。次いで、再び全てのボビンがクリールから取り出され、その後に新しいピース・グッズの製造のために、ボビンを新たに装着する手間のかかる工程が繰り返され得る。
つまり、コーン整経機における短尺のピース・グッズの整経は、多大な時間がかかるものであり、このことは、既に多数の小さなボビンの製造から開始している。
短尺のピース・グッズを製造する第2の可能性は、特別な短尺経糸用繊維機械を投入することにある。このような短尺経糸用繊維機械は、比較的少ないボビン供給しか必要としないが、比較的高価であるだけでなく、色物布地の織工の工場内で多くのスペースを要求する。
このような短尺経糸用繊維機械の別の欠点は、同時に使用可能な色数に関する大幅な制限と、比較的小さな整経速度である。
さらに、繊維産業において、綾巻きパッケージに巻き上げられた給糸の設定された糸長さができるだけ正確に維持されている場合、たとえば織り工場の準備において著しいコスト低減が常に可能であることも公知である。
このことは特に、複数の綾巻きパッケージが一緒にクリールに装着され、引き出されかつ整経されるか、または経糸に仕掛けられる場合に該当する。綾巻きパッケージの糸長さの差が大きいほど、綾巻きパッケージ上に残る残留糸量も大きくなり、このことは特に高価な糸材料において、著しく多い破棄量による許容可能でない損失をもたらすか、または残糸を手間と時間をかけて巻き返す必要をもたらす。
綾巻きパッケージに巻き上げられた糸長さをできるだけ正確に維持することができるように、既に種々異なる方法もしくは装置が提案されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10118659号明細書には、たとえば綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部が記載されている。この作業部には、糸センサを通過する糸長さを高精度で測定する装置と、通過した糸長さを累積する評価装置とが備えられている。
さらに作業部は、糸継ぎ工程の範囲内で消却される糸長さを測定する装置と、評価装置とを有している。この評価装置は、消却された糸長さを、糸センサを通過した糸の総長さから減算するように、設置されている。
走行する糸長さを高精度で測定するための装置は、非接触に作動する測定ヘッドを有している。この測定ヘッドには、走行する糸の運動方向に相前後して配置された2つの測定点ならびに検出された測定値を処理する走行時間相関器が装備されている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10118659号明細書
上述の形式の作業部を起点として、本発明の根底を成す課題は、後に織機において廉価に比較的短尺のピース・グッズを製造することができるように形成された綾巻きパッケージの製造を可能にする作業部を提供することである。
この課題を解決した請求項1に記載の方法によれば、複数のパッケージ層を有する1つの綾巻きパッケージの巻返し工程の開始前に、前記自動綾巻きワインダの中央制御装置または前記作業部コンピュータに、製造すべき前記綾巻きパッケージの前記パッケージ層のデータを供給し、前記ロータリマガジンに、前記パッケージ層を形成するための種々異なる糸材料の蓄えボビンを装着し、前記作業部コンピュータにより、第1のパッケージ層の巻取りを開始し、第1のパッケージ層に巻き上げられる糸長さを監視し、第1のパッケージ層の前記設定された糸長さの達成時に巻返し工程を停止し、前記ロータリマガジンの回動によって、第2のパッケージ層の糸材料を有する第2の蓄えボビンへの前記第1の蓄えボビンの交換を開始し、上記工程を、前記綾巻きパッケージが完成するまで、つまり前記綾巻きパッケージがそれぞれ正確に設定された糸長さを有する互いに異なる複数のパッケージ層を備えた綾巻きパッケージとして形成されるまで繰り返すようにした。
この課題を解決した請求項2に記載の装置によれば、上記方法を実行する、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部であって、作業部コンピュータと、巻取り装置と、糸長さ測定装置と、互いに異なる糸材料を有する複数の蓄えボビンを装備されたロータリマガジンとが、機能的に互いに接続されていて、前記作業部において、正確に開始される蓄えボビン交換により、互いに異なる少なくとも2つのパッケージ層を備えた綾巻きパッケージが形成可能であり、前記個別のパッケージ層の前記糸材料の長さは、それぞれ正確に調節可能であるようにした。
本発明に係る作業部の有利な態様は、従属請求項に記載されている。
本発明による方法、すなわち複数のパッケージ層を備えた綾巻きパッケージの巻返し工程の開始前に、自動綾巻きワインダの中央制御ユニットまたは作業部コンピュータに、製造すべき綾巻きパッケージのパッケージ層のデータを供給し、ロータリマガジンに、複数のパッケージ層を形成する種々異なる糸材料の蓄えボビンを装備する方法は、糸材料がそれぞれ正確に設定された長さを有する複数のパッケージ層を有する綾巻きパッケージを、簡単に形成可能であるという利点を有している。つまり、特定の設定可能なパッケージ層の組合せを備えた綾巻きパッケージを問題なく製造することができ、綾巻きパッケージは、この場合に生じるくず糸が最小限にされているので、短尺経糸の製造のために特に適している。
本発明による方法では、有利には作業部コンピュータにより、第1のパッケージ層の巻取りが開始され、第1のパッケージ層に巻き上げられる糸長さが監視される。第1のパッケージ層の、設定された糸長さの達成時に、巻返し工程は停止され、ロータリマガジンの回動により、つまり所定の回転角度で位置決めされる回転により、第2のパッケージ層の糸材料を有する蓄えボビンへの交換が開始される。上述の工程は、所望の綾巻きパッケージが完成するまで、つまりそれぞれ正確に設定可能な糸長さを有する、設定可能な数の互いに異なるパッケージ層を有する綾巻きパッケージが製造されるまで何度も繰り返される。
請求項2に記載されているように、本発明による方法を実施する作業部は、作業部コンピュータ、巻取り装置、糸長さ測定装置およびロータリマガジンを有している。ロータリマガジンは、種々異なる糸材料を有する複数の蓄えボビンを装着されている。
これらの構成部材は、機能的に互いに接続されており、この場合、作業部において、正確に開始される蓄えボビン交換により、互いに異なる少なくとも2つのパッケージ層を有する綾巻きパッケージが製造可能であり、この場合、個別のパッケージ層の糸材料の長さはそれぞれ正確に調節可能である。
このような作業部では、糸材料の長さ関係に関してそれぞれ最適化された綾巻きパッケージを問題なしに製造可能である。つまり、個別のパッケージ層の糸材料の長さの尺度は、後に織機において特定のピース・グッズを織る場合に必要とされるように正確に調節可能である。
したがって、このような綾巻きパッケージを使用することにより、ピース・グッズを織る場合に、残糸量の発生を十分に阻止するだけではなく、簡単な形式でこのような形式のピース・グッズを通常の織機で廉価に製造することが可能となる。
請求項3によれば、有利な態様では、綾巻きパッケージの個別のパッケージ層の糸材料は、少なくともその色に関して互いに異なっている。この場合、綾巻きパッケージを製造する繊維機械に設けられた多数の作業部において製造される複数の綾巻きパッケージは、需要に応じて、常に同等のパッケージ層、つまり、同一の色を有し、糸材料が常に正確に同一の長さを有しているパッケージ層を有している。
請求項4に記載されているように、糸長さ測定装置は、糸の走行方向に相前後して配置された2つの測定点を有する非接触に作動する測定ヘッドと、検出された測定値を処理する走行時間相関器とを有している。
このような糸長さ測定装置により、糸速度の測定時の特に高い精度が可能であるだけではなく、特に走行する糸の糸長さの極めて正確な測定も可能となる。
さらに請求項5の記載によれば、作業部コンピュータは、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにより、誤った時点におけるロータリマガジンの駆動のアクティブ化を確実に阻止するように設置されている。
つまり、1つの作業部において、色連続パッケージの1つのパッケージ層の巻返し工程中に、たとえば糸破断または糸クリアリングによる切断を原因とする巻取り中断時に下糸の紛失が生じた場合に、作業部コンピュータは、蓄えボビン交換を目的としたロータリマガジンの回動が生じることを確実に阻止する。
これによって、蓄えボビンの交換は、綾巻きパッケージの個別のパッケージ層の糸材料が正確にその所定の長さに達した場合にのみ行われることが確実に保証される。
1つの作業部において、1つのパッケージ層の巻返し工程中に、該当するパッケージ層が未だ所定の長さを有していないにもかかわらず、下糸の紛失が生じた場合に、作業部は、請求項6に記載されているように、ただちに赤信号に切り替えられる。つまり、作業オペレータの手動の介入が必要であることを示し、このことは、自動綾巻きワインダの作業員が、下糸を、従来と同じように繰出し箇所に位置決めされた正しい蓄えボビンを探し、収容し、かつ後続の糸継ぎのために準備しなければならないことを意味する。
請求項7から9までに記載されているように、有利な態様では、さらに、綾巻きパッケージの個別のパッケージ層の糸材料の長さは、綾巻きパッケージの各パッケージ層により次いで織布されるべき個別のピース・グッズの所望の形成に応じて、正確に設定可能である(請求項7)。
この場合、綾巻きパッケージの個別のパッケージ層の正確な糸長さは、請求項8に記載されているように、作業部コンピュータの付加初期設定を可能にする操作装置によってそれぞれ正確に設定可能であるか、または請求項9に記載されているように、それぞれ綾巻きパッケージを製造する繊維機械の中央制御ユニットを介して設定可能であると有利である。
両方の場合に、個別のパッケージ層の糸長さは、問題なく各状況に適合され、需要に応じて比較的容易に変更され得る。
綾巻きパッケージを製造する繊維機械に設けられた本発明による作業部により、全体的に比較的簡単な形式で、たとえばいわゆる色連続パッケージとして形成された綾巻きパッケージが製造可能であり、この場合、互いに異なるパッケージ層に敷設された複数の糸材料はそれぞれ正確に設定可能な糸長さを有している。
本発明の別の詳細は以下に図面につき説明される実施の形態から判る。
本発明による綾巻きパッケージの製造を可能にする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械に設けられた作業部の第1の実施の形態を示す概略図である。 本発明による綾巻きパッケージの製造を可能にする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械に設けられた作業部の第2の実施の形態を示す図である。 複数のパッケージ層を有する本発明による綾巻きパッケージの斜視図である。
綾巻きパッケージを製造する繊維機械、特に自動綾巻きワインダは、種々異なる実施の形態で知られている。このような繊維機械は通常、両端部箇所(図示せず)の間に並んで隣り合って配置された同様の複数の作業部2、いわゆる巻返し箇所を有している。
これらの作業部2では、公知であるので詳しくは説明しないが、たとえば比較的少ない糸材料を有する蓄えボビン3、通常はリング精紡機において製造された紡績コップが、大容量の綾巻きパッケージ6に巻き返される。綾巻きパッケージ6は、完成後に、たとえば作業部2に沿って走行可能な綾巻きパッケージ交換ユニットによって、機械全長にわたって延びる綾巻きパッケージ搬送装置に移送され、該綾巻きパッケージ搬送装置から機械端部側に配置されたパッケージ貯蔵ステーション等に搬送される。
このような自動綾巻きワインダの作業部2は、図1において第1の態様で示されているように、規定されて制御可能な、作業オペレータの作業高さに配置されたロータリマガジン(Rundmagazin)1を有している。
ロータリマガジン1内には、設定可能な配置で互いに異なる複数の蓄えボビン3、図1に示した実施の形態では紡績コップが支承されている。これらの紡績コップは、少なくとも糸材料の色に関して互いに異なっている。
巻返し工程中に、蓄えボビン3は、ロータリマガジン1の対応する制御によって繰出し箇所4に移送され得る。この繰出し箇所4において、糸は、紡績コップから引き出され、走行する糸5の検査(コントロール)を受けながら巻き上げられて綾巻きパッケージを形成する。
つまり、種々異なる色の複数の蓄えボビン3が、1つの綾巻きパッケージ6に巻き返される。この綾巻きパッケージ6は、当該綾巻きパッケージ6が複数のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を有し、該パッケージ層の糸材料が、通常は少なくとも色に関して互いに異なっており、かつそれぞれ正確に設定可能な糸長さを有していることにより、傑出している。
巻返し工程中に必要となる作業ステップを規則通りに実施することができるように、公知の作業部2はそれぞれ、種々の糸もしくはパッケージ処理および検査装置を有している。
図1に示したように、巻返し工程中に作業部2の繰出し箇所4に位置決めされている蓄えボビン3から引き出された糸5は、パッケージフレーム7に回転可能に支承された綾巻きパッケージ6への経路で、まず糸ガイド8、規定されて制御可能な糸テンショナ9、糸クリアラ10、糸切断装置11ならびに測定ヘッド12を装備した糸センサを通過する。
次いで糸5は、特に旋回可能に支承されたパッケージフレーム7と、たとえば糸ガイドドラム15とを有する巻取り装置13内で、時計回り方向Uに回転する巻管14上に巻き上げられて、完成した状態ではいわゆる色区分パッケージ(Farbsegmentspule)として形成されている綾巻きパッケージ6を形成する。糸ガイドドラム15は、綾巻きパッケージ6を摩擦接続式に、つまり摩擦力に基づいて駆動し、かつ同時に綾巻きパッケージ6に巻き上げられる糸5をトラバースする。
自明のことであるが、糸ガイドドラムの代わりに純粋な摩擦ローラを使用することもできる。しかし、この場合には、巻き上げられる糸は別個の装置、たとえばフィンガ糸ガイドまたは類似の糸綾振り装置によりトラバースされなければならない。
既に示唆されたように、綾巻きパッケージ6は回転可能にパッケージフレーム7に支承されている。このパッケージフレーム7は、旋回軸線16を介して制限されて可動に作業部2のハウジング17に支承されていて、パッケージ直径が増大するにつれて上方に向かって旋回させられる。
さらにこれらの作業部2は、作業部コンピュータ18をそれぞれ有している。作業部コンピュータ18は、対応する制御ラインを介して、特に糸テンショナ9、糸クリアラ10、糸切断装置11および測定ヘッド12を備えた糸センサのような上述の糸処理装置および糸検査装置に接続されていて、かつバスライン29を介して、自動綾巻きワインダの中央制御装置30に接続されている。
さらに作業部コンピュータ18は、操作装置31に対するインターフェースを有している。これにより、作業オペレータは、所属する作業部2の作業部コンピュータ18の付加初期設定を行うことができる。この場合、付加初期設定は、該当する作業部2において製造すべき綾巻きパッケージ6の正確な形成に関し、特に種々のパッケージ層の順序ならびにパッケージ層の糸材料の正確な糸長さに関する。
さらに作業部コンピュータ18は、自体公知であるように、測定ヘッド12の測定値のための評価装置を有している。この評価装置は、測定ヘッド12を通過する糸長さが累積されるように設定されている。測定ヘッド12および走行時間相関器を備えるこのような糸長さ測定装置は、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第4225842号明細書から公知であり、該明細書中に比較的詳しく説明されている。
さらに作業部コンピュータ18は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアによって、該作業部コンピュータ18が設定可能な糸長さを記憶し、該設定された糸長さを、この時点までに綾巻きパッケージ6上に巻き上げられた糸長さと常に比較することができるように設定されている。
さらに図1から判るように、さらに作業部2はそれぞれ、負圧供給可能な、旋回可能に支承された吸込みノズル21をいわゆる上糸の取扱いのために有し、かつ同様に旋回可能に支承され、負圧供給可能な糸グリッパ管27をいわゆる下糸の取扱いのために有している。
吸込みノズル21もしくは糸グリッパ管27によって、糸破断または糸クリアリングによる制御された切断時に発生する巻取り中断後に、上糸および下糸の糸端部が糸スプライシング装置26に引き渡され得る。糸スプライシング装置26は、糸5の通常の糸走行経路に関していくらかセットバックされて配置されている。
図2には、綾巻きワインダを製造する繊維機械に設けられた作業部2の第2の実施の形態が記載されている。この作業部2では、紡績コップ用の収容ポケットを備えた、作業高さに配置されたロータリマガジン1の代わりに、底部領域に設置された比較的大きなロータリマガジン1が設けられている。この比較的大きなロータリマガジン1は、完成した綾巻きパッケージ用の収容ポケットまたは部分的に巻成された綾巻きパッケージ用の収容ポケットを有していてよい。
つまり、この大きなロータリマガジン1の複数の収容ポケット内には、たとえばそれぞれ完成した6つの綾巻きパッケージが配置されていてよく、またはたとえば部分的に巻成された綾巻きパッケージ用の12個の収容ポケットが設けられている。綾巻きパッケージとして、または部分的に巻成された綾巻きパッケージとして形成された蓄えボビン3は、この場合、図1の実施の形態から公知のように、たとえばその糸材料の色に関連して互いに異なっている。
図3は、本発明による綾巻きパッケージ6の斜視図を示している。この綾巻きパッケージは、互いに異なる複数のパッケージ層19a,19b,19c,19d等を有している。つまり、1つの巻管14には、互いに重なり合う種々異なるパッケージ層19a,19b,19c,19d等が巻き取られている。この場合、個別のパッケージ層19a,19b,19c,19d等は、たとえば少なくともその糸材料の色に関して互いに異なっている。さらに個別のパッケージ層19a,19b,19c,19d等は、それぞれ正確に設定可能な糸長さを有している。
本実施の形態では、パッケージ層19aは、たとえば赤色の糸材料から成っていて、この糸材料の糸長さは2000mである。パッケージ層19bは、たとえば1500mの糸長さを有する緑色の糸材料を有している。パッケージ層19cは、3000mの糸長さを有する黄色の糸材料により形成されている。一方でパッケージ層19dは、黒色の糸材料を有し、この黒色の糸材料の糸長さはたとえば1800mである。
有利には、当業者の間では多くの場合色連続(カラーシーケンス)パッケージと呼ばれるこのような綾巻きパッケージ6は、このような種々異なる色の8つまでのパッケージ層19a,19b,19c,19d等を有していてよい。
本発明による綾巻きパッケージの製造方法:
複数のパッケージ層19a,19b,19c,19d等を有する1つの綾巻きパッケージ6の巻返し工程の開始前に、自動綾巻きワインダの中央制御装置30または該当する複数の作業部2の複数の作業部コンピュータ18に、パッケージ層19a,19b,19c,19d等のデータが供給されなければならない。
さらに、作業部2のロータリマガジン(Rundmagazine)1には、複数の適切な蓄えボビン3が装着されなければならない。つまり、たとえば自動綾巻きワインダの中央制御装置30の入力装置を用いて、まず所望の綾巻きパッケージ6の規定通りの製造のために必要となるデータが作業部2の作業部コンピュータ18に伝達され、作業部2のロータリマガジン1に、製造すべき綾巻きパッケージ6のパッケージ層19a,19b,19c,19d等の構成および配置にそれぞれ対応して、互いに異なる複数の蓄えボビン3,3’,3''等が装着される。
本実施の形態では、ロータリマガジン1に、たとえば黒色の糸材料を備える2つの第1の蓄えボビン3と、黄色の糸材料を備える2つの第2の蓄えボビン3’と、糸材料が緑色である2つの第3の蓄えボビン3''と、赤色の糸材料を有する2つの第4の蓄えボビン3'''とがそれぞれ装着される。
つまり、本発明による綾巻きパッケージ6のワインディング、つまり巻取り時に、まず黒色の糸材料を備えた両方の第1の蓄えボビン3によって、パッケージ層19dが巻成される。この場合、巻き上げられた糸長さが、それぞれ該当するパッケージ層のために設定された値、この場合は1800mに達すると、作業部コンピュータ18は、該当するパッケージ層19dの巻返し工程が終了されるように働く。
どの程度の数の蓄えボビン3が1つの特定のパッケージ層の巻取りにそれぞれ必要とされるかは、たとえば各パッケージ層が備えるべき糸長さおよびそのようなパッケージ層の巻取りのためにそれぞれ必要とされる糸量のような、種々異なる要因に依存する。つまり、綾巻きパッケージ6のパッケージ層毎に必要となる蓄えボビン3,3’,3'',3'''等の個数は、各パッケージ層の構成に依存し、かつ著しく変動し得る。
パッケージ層19dの巻返し工程の終了後に、作業部コンピュータ18によって蓄えボビン交換が開始される。つまり、繰出し箇所4に位置決めされた、黒色の糸材料を備える第1の蓄えボビン3が排出され、ロータリマガジン1は、黄色の糸材料を有する第2の蓄えボビン3が繰出し箇所4に移送されるように回動される、つまり所定の回転角度で位置決めされるように回転させられる。
次いで、糸グリッパ管27により、目下、黄色の糸材料から成る下糸が糸スプライシング装置26に搬送され、この糸スプライシング装置26において、綾巻きパッケージ6から吸込みノズル21によって取り戻された、それ以前に処理された黒色の糸材料から成る上糸にニューマチック式に撚り継ぎされる。
つまり、旋回軸線22を中心として回転可能に支承された吸込みノズル21の開口20は、綾巻きパッケージ6の周面の領域へ旋回させられる。さらに、作業部コンピュータ18によって、負圧管路内に配置された弁が、「開く」ように制御される。この場合、この弁は、図面をより見易くするために図示されていない。吸込みノズル21は、通常のように、負圧をもって、機械全長にわたって延びる吸込み通路に接続され、かつ該吸込み通路を介して、自動綾巻きワインダの中央の負圧源に接続されているので、吸込みノズル21は、弁の開放時にニューマチック式に一貫して負圧源に接続されている。つまり、吸込みノズル21には負圧が供給され、その開口20において常に吸込み流が存在している。
吸込みノズル21が上方に向かって旋回するのと同時に、綾巻きパッケージ6は緩慢に糸巻出し方向に回転させられる。綾巻きパッケージ6は、この回転時に、所定の角度位置へと回転させられて、この場合、この角度位置では、巻成体の周面に位置する上糸の糸端部が吸込みノズル21の開口20の作用領域に到達して、吸込みノズル21内に吸い込まれ、この吸込みノズル21から糸スプライシング装置26に搬送されるようになっている。
上糸の糸端部が吸込みノズル21内への吸込み時に、当該吸込みノズル21内に配置された糸センサ23に到達すると、さらに規定された糸長さだけが綾巻きパッケージ6から引き出されて、吸込みノズル21内に吸い込まれる。この糸長さは検出され、この場合、綾巻きパッケージ6から再び引き出された糸長さの検出は、自体公知の形式で、糸ガイドドラム15の領域に配置された装置により行われる。つまり、糸ガイドドラム15の回転が、磁極ホイール24と、角度センサ25とにより測定される。
吸込みノズル21の開口20からの糸センサ23の距離、吸込みノズル21の旋回運動時に開口20が進む経路もしくは相応する糸長さは既知であり、作業部コンピュータ18に格納されているので、綾巻きパッケージ6から引き出され、吸込みノズル21により吸い込まれた糸端部の長さは、正確に求められ、かつ糸長さ測定装置32の測定ヘッド12を既に通過した累積糸長さから減算され得る。
既に上記で示唆したように、吸込みノズル21とほぼ同時に糸グリッパ管27も制御される。糸グリッパ装置27は、第2の蓄えボビン3’と繋がった糸端部、いわゆる下糸を取り扱う。つまり、糸グリッパ管27は、同様に負圧を供給された吸気開口28によって下糸を収容し、この下糸を旋回運動によってニューマチック式の糸スプライシング装置26として形成された糸端継ぎ装置へと搬送する。
糸グリッパ管27は回転ジョイント33を中心として旋回することができ、この回転ジョイント33は、この場合、同様にニューマチック管路への接続部として形成されている。ニューマチック管路は、自動綾巻きワインダの機械全長にわたって延びる吸込み通路に開口している。
糸継ぎが成された後、綾巻きパッケージ6の巻返し工程は継続される。つまり、第2のパッケージ層19cの巻取りが開始される。この場合、糸長さ測定装置32の測定ヘッド12を通過した糸5の糸長さの測定が改めて開始される。糸材料の糸長さが、綾巻きパッケージ6の該当するパッケージ層19cのために設定された値に達すると、該当するパッケージ層19cの巻返し工程は終了される。
つまり、この場合、巻き上げられた糸長さが正確に設定された値、この場合には3000mに達すると、作業部コンピュータ18によって、綾巻きパッケージ6の黄色の第2のパッケージ層19cの巻返し工程が終了される。黄色の第2のパッケージ層19cの完成後に、再び蓄えボビン交換が、既に上述したように開始される。つまり、まず繰出し箇所4に位置する第2の蓄えボビン3’が排出され、第3の蓄えボビン3''に交換される。
上述の工程は、綾巻きパッケージ6がその種々異なる全てのパッケージ層19a,19b,19c,19d等を有するまで繰り返される。この場合、パッケージ層は、常に正確に糸材料の所定の糸長さを有している。
次いで完成した綾巻きパッケージ6は、たとえば自動綾巻きワインダの作業部2に沿って走行する交換ユニットによって、機械全長にわたって延びる綾巻きパッケージ搬送装置に移送されて、機械端部側に配置されたパッケージ積載ステーションに搬送される。
完成した綾巻きパッケージ6の排出後に、該当する作業部において、新たな巻返し工程が開始される。この場合、通常はまずロータリマガジン1に新たに、必要となる蓄えボビン3,3’,3''が充填されなければならない。
綾巻きパッケージ6の複数のパッケージ層19a,19b,19c,19d等のうち1つのパッケージ層の巻返し工程の間に、たとえば糸破断が生じるか、または糸クリアラ10が許容不能な糸欠陥を検出し、それゆえに糸切断が行われたことに基づいて、巻取りの中断が生じた場合、かつこのような巻取り中断中に下糸の紛失が生じた場合、該当する作業部2は、作業部コンピュータ18によって直ちに赤信号に切り替えられる。つまり、作業オペレータに、該当する作業部2において手動の介入が必要であることが明確に示される。
このような進行制御方法により、該当する作業部において誤った蓄えボビン交換が行われることで、適当でない蓄えボビンへの交換が誤って行われることを比較的簡単に確実に阻止することができる。つまり、たとえば、その時点で巻成されるべきパッケージ層がまだ黒色の糸材料を必要としているにもかかわらず、黄色の糸材料を備えた蓄えボビンに早まって交換されることが確実に阻止される。
本発明は、図面につき説明された実施の形態に制限されるものではない。むしろ駆動装置、作業部の装置部分の支承および保持ならびに糸処理装置および検査装置の制御および連結に関して、本明細書では詳しく説明しないが、完全に別の、公知先行技術から公知の形態も可能であり、たとえば、引用された特許明細書および該特許明細書に記載された先行技術から公知の形態も可能である。
1 ロータリマガジン
2 作業部
3,3’,3'',3''' 蓄えボビン
4 繰出し箇所
5 糸
6 綾巻きパッケージ
7 パッケージフレーム
8 糸ガイド
9 糸テンショナ
10 糸クリアラ
11 糸切断装置
12 測定ヘッド
13 巻取り装置
14 巻管
15 糸ガイドドラム
16 旋回軸線
17 ハウジング
18 作業部コンピュータ
19a,19b,19c,19d パッケージ層
20 開口
21 吸込みノズル
22 旋回軸線
23 糸センサ
24 磁極ホイール
25 角度センサ
26 糸スプライシング装置
27 糸グリッパ管
28 吸気開口
29 バスライン
30 中央制御装置
31 操作装置
32 糸長さ測定装置
33 回転ジョイント

Claims (9)

  1. 自動綾巻きワインダの作業部において、短尺経糸の形成に用いられる綾巻きパッケージを製造する方法であって、
    前記作業部は、ロータリマガジンと、作業部コンピュータと、巻取り装置と、糸長さ測定装置とを備え、該糸長さ測定装置は、綾巻きパッケージの糸材料がそれぞれ特定の設定可能な糸長さを有している綾巻きパッケージを巻き取ることを可能にする、方法において、
    複数のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を有する1つの綾巻きパッケージ(6)の巻返し工程の開始前に、前記自動綾巻きワインダの中央制御装置(30)または前記作業部コンピュータ(18)に、製造すべき前記綾巻きパッケージ(6)の前記パッケージ層(19a,19b,19c,19d等)のデータを供給し、前記ロータリマガジン(1)に、前記パッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を形成するための種々異なる糸材料の蓄えボビン(3,3’,3''等)を装着し、
    前記作業部コンピュータ(18)により、第1のパッケージ層(19d)の巻取りを開始し、前記第1のパッケージ層(19d)に巻き上げられる糸長さを監視し、
    前記第1のパッケージ層(19d)の前記設定された糸長さの達成時に、巻返し工程を停止し、前記ロータリマガジン(1)の回動によって、第2のパッケージ層(19c)の糸材料を有する第2の蓄えボビン(3’)への第1の蓄えボビン(3)の交換を開始し、
    上記工程を、前記綾巻きパッケージ(6)が完成するまで、つまり前記綾巻きパッケージ(6)がそれぞれ正確に設定された糸長さを有する互いに異なる複数のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を備えた綾巻きパッケージ(6)として形成されるまで、繰り返すことを特徴とする、短尺経糸の形成に用いられる綾巻きパッケージを製造する方法。
  2. 請求項1に記載の方法を実施する、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部であって、
    作業部コンピュータ(18)と、巻取り装置(13)と、糸長さ測定装置(32)と、互いに異なる糸材料を有する複数の蓄えボビン(3)を装備されたロータリマガジン(1)とが、機能的に互いに接続されていて、前記作業部(2)において、正確に開始される蓄えボビン交換により、互いに異なる少なくとも2つのパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)を備えた綾巻きパッケージ(6)が形成可能であり、前記個別のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)の前記糸材料の長さは、それぞれ正確に調節可能であることを特徴とする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業部。
  3. 前記綾巻きパッケージ(6)の個別のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)の前記糸材料は、少なくとも色に関して互いに異なっている、請求項2記載の作業部。
  4. 前記糸長さ測定装置(32)は、走行する糸(5)の運動方向で相前後して配置された2つの測定点を備えた非接触に作動する測定ヘッド(12)を有し、かつ検出された測定値を処理する走行時間相関器を有している、請求項2記載の作業部。
  5. 作業部コンピュータ(18)は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにより、前記作業部(2)における色連続パッケージ(6)の複数のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)のうちの1つのパッケージ層の巻取り工程中に、たとえば糸破断または糸クリアリングによる切断に基づく巻取り中断中に下糸の紛失が生じた場合、蓄えボビン交換のための前記ロータリマガジン(1)の回動が阻止されるように設定されている、請求項2記載の作業部。
  6. 下糸の紛失時に、該当する作業部(2)は赤信号に切り替えられる、請求項5記載の作業部。
  7. 前記綾巻きパッケージ(6)の個別のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)の前記糸材料の長さは、前記綾巻きパッケージ(6)の各パッケージ層(19a,19b,19c,19d等)によって次いで織られるべき個別のピース・グッズの長さに応じて正確に設定可能である、請求項2記載の作業部。
  8. 作業部コンピュータ(18)の付加初期設定用の操作装置(31)が設けられており、該操作装置(31)により、前記綾巻きパッケージ(6)の前記個別のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)の前記糸材料の糸長さは、それぞれ正確に設定可能である、請求項7記載の作業部。
  9. 前記綾巻きパッケージ(6)の前記個別のパッケージ層(19a,19b,19c,19d等)の前記糸材料の糸長さは、前記自動綾巻きワインダの前記中央制御ユニット(30)を介してそれぞれ正確に設定可能である、請求項7記載の作業部。
JP2013085024A 2012-04-13 2013-04-15 綾巻きパッケージの製造方法 Pending JP2013220945A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012007467A DE102012007467A1 (de) 2012-04-13 2012-04-13 Verfahren zum Herstellen einer Kreuzspule
DE102012007467.0 2012-04-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013220945A true JP2013220945A (ja) 2013-10-28

Family

ID=49231958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013085024A Pending JP2013220945A (ja) 2012-04-13 2013-04-15 綾巻きパッケージの製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP2013220945A (ja)
CN (1) CN103373639B (ja)
DE (1) DE102012007467A1 (ja)
IT (1) ITMI20130431A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014015631A1 (de) 2013-10-24 2015-06-25 Shimano Inc. Steigungsberechnungsvorrichtung
CN105366428A (zh) * 2014-08-12 2016-03-02 索若德国两合股份有限公司 用于在卷绕交叉卷绕筒子时避免叠绕的方法和装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108529317B (zh) * 2018-05-03 2020-11-13 绍兴市德帏纺织科技有限公司 一种纺织过程中提高线束缠绕效率的方法
CN108792784B (zh) * 2018-05-03 2020-11-13 嘉兴市鑫锋纺织有限公司 一种纺织用络筒机
CN111620196B (zh) * 2020-06-10 2021-12-07 福建浔兴拉链科技股份有限公司 一种尼龙拉链缝合机的恒张力计长装置
CN115009928A (zh) * 2022-06-27 2022-09-06 张家港扬子纺纱有限公司 一种通过络筒柔性物流减少纱线损伤的纱线生产系统

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3624904A1 (de) * 1986-07-23 1988-01-28 Schlafhorst & Co W Automatische kreuzspulenwickelmaschine
DE4225842A1 (de) 1992-08-05 1994-02-10 Schlafhorst & Co W Vorrichtung zum Messen der Geschwindigkeit von Textilfäden an einer Wickeleinrichtung
DE19539762B4 (de) * 1995-10-26 2004-07-15 Saurer Gmbh & Co. Kg Kreuzspulen herstellende Textilmaschine
DE10118659A1 (de) 2001-04-14 2002-10-17 Schlafhorst & Co W Spulstelle einer Textilmaschine
JP4408619B2 (ja) * 2002-11-11 2010-02-03 東洋紡績株式会社 開繊性合成繊維
DE102005045789A1 (de) * 2005-09-24 2007-03-29 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren zum Betreiben einer Arbeitsstelle einer Kreuzspulen herstellenden Textilmaschine
DE102007040184A1 (de) * 2007-08-25 2009-02-26 Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg Elektronikeinheit für eine Kreuzspulen herstellende Textilmaschine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014015631A1 (de) 2013-10-24 2015-06-25 Shimano Inc. Steigungsberechnungsvorrichtung
CN105366428A (zh) * 2014-08-12 2016-03-02 索若德国两合股份有限公司 用于在卷绕交叉卷绕筒子时避免叠绕的方法和装置

Also Published As

Publication number Publication date
ITMI20130431A1 (it) 2013-10-14
CN103373639A (zh) 2013-10-30
CN103373639B (zh) 2017-05-10
DE102012007467A1 (de) 2013-10-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013220945A (ja) 綾巻きパッケージの製造方法
JP5001849B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業箇所を運転するための方法および装置
JP5943700B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業位置のための糸スプライシング装置
JP6895774B2 (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置
CN101837909B (zh) 操作制造交叉卷绕筒子的纺织机的工位的方法和装置以及执行该方法的工位
JP5287992B2 (ja) 糸巻取装置
JP2019011544A (ja) 糸端部を空気力式に糸継ぎする糸スプライシング装置
CN101780902B (zh) 丝条卷绕装置及方法、纺丝卷绕机及方法、锥形尾端卷装
JP2012131643A (ja) ワインダを動作させる方法およびワインダ
JP7346200B2 (ja) 巻取りパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸ループを検出する方法及び装置
CN102249120B (zh) 制造管纱的方法
JP2010047406A (ja) 糸巻取装置及びそれを備える自動ワインダ
CN1188334C (zh) 把连续纱线卷绕到纺丝筒子机或络筒机工位上的方法
EP1764333B1 (en) Method and device for spooling a yarn and wound body thus achieved
JP2014218375A (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業箇所を運転する方法および装置
JP2008510671A (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業箇所における作業パラメータを最適化するための方法および装置
EP2484618B1 (en) Yarn winder
CN103818777B (zh) 卷绕机工作站
CN103241588B (zh) 确定筒子驱动辊的所需转速的方法和装置
JP2016194187A (ja) 少なくとも1つのリング精紡機と少なくとも1つの巻取り機とから成る複合システムを運転する方法並びに複合システム
CN103373642B (zh) 操作络筒机的方法和络筒机
US2053296A (en) Winder
CN105692341A (zh) 用于操作制造交叉卷绕筒子的纺织机的工位的方法和装置
JP2017088410A (ja) 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットにおいて糸走行を修正するための方法
JP7060404B2 (ja) 自動綾巻きワインダの作業ユニットのための糸スプライシング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20140409