JP2013219538A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 宛先毎に加工する領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減する。
【解決手段】 文書管理DB3に、宛先毎に対応するセキュリティレベルを記憶しその各セキュリティレベル毎に対応するデータのマスクをかける領域を示すマスク領域情報を記憶する。セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4が、送信する画像データが指定され、その画像データを送信する宛先が入力された場合に、文書管理DB3を参照して入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認し、その確認したセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を決定し、画像データ作成部5が、上記指定された画像データに対して上記決定されたマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成し、通信部6が、その作成された画像データを上記入力された宛先に送信する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、データの送信が可能な通信装置に関する。
従来、セキュリティを確保してメールを送信する場合に、そのメールのセキュリティを確保するために使用するセキュリティ関連情報が不正であるか有効であるかを判断する処理を、メールの送信動作の進行状況に応じて複数回行う通信装置(例えば、特許文献1参照)があった。
また、文書等の画像データの一部にマスクをかけて送信する通信装置もあった。
しかしながら、上述のような従来の通信装置では、ユーザが文書等の画像データを宛先に送信する場合に、その宛先に応じてユーザが自ら画像データ中のコピーガードをかけたい部分にマスクを施し、その後に送信処理をしなければならないので、コピーガードをかけた画像データの送信作業が煩雑になるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、宛先毎に加工する領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減することを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、送信するデータが指定され、そのデータを送信する宛先が入力された場合に、宛先毎に対応するセキュリティレベルを記憶しその各セキュリティレベル毎に対応する所定の領域を示す領域情報を記憶している記憶手段を参照して、その入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認し、その確認したセキュリティレベルに対応する領域情報を決定する領域決定手段と、上記指定されたデータに対して上記領域決定手段によって決定された領域情報が示す領域に所定の加工をしたデータを作成するデータ作成手段と、そのデータ作成手段によって作成したデータを上記入力された宛先に送信する送信手段とを備えた通信装置を提供する。
この発明による通信装置は、宛先毎に加工する領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減することができる。
この発明の一実施形態である通信装置の機能構成を示すブロック図である。 図1に示す通信装置1による画像データの送信例を示す説明図である。 図1に示す通信装置1における画像データの送信処理を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データの他の送信処理例を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データのまた他の送信処理例を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データのさらに他の送信処理例を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データのさらにまた他の送信処理例を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データのまた他の送信処理例を示すフローチャートである。 図1に示す通信装置1における画像データのさらに他の送信処理例を示すフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である通信装置の機能構成を示すブロック図である。
この通信装置1は、複合機、ファクシミリ装置等の通信装置であり、CPU、ROM及びRAM等を備えたマイクロコンピュータによって実現され、制御部2、文書管理データベース(文書管理DB)3、通信部6、操作表示部7及び印刷部8を備えている。制御部2は、セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4と画像データ作成部5を備えている。
制御部2は、この通信装置1の全体の制御を司る。
文書管理DB3は、宛先毎に対応するセキュリティレベルを記憶しその各セキュリティレベル毎に対応する画像データ中のマスクをかける領域を示すマスク領域情報とを記憶する記憶装置である。すなわち、この文書管理DB3は、記憶手段の機能を果たす。
このマスク領域情報は、セキュリティレベル毎に対応する所定の領域を示す領域情報に相当する。また、マスクをかけるとは、画像データ中のマスク領域にコピーガードを施すための加工であり、例えば、マスク領域を黒く塗り潰したりマスク領域に対応する画像部分を消去したりしてそのマスク領域内の情報を読み取れなくする加工である。そのコピーガードについては公知技術を用いると良い。
セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7によって送信する画像データが指定され、その画像データを送信する宛先が入力された場合に、文書管理DB3を参照して上記入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認し、その確認したセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を決定する。
また、このセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7によって送信する画像データが指定され、その画像データを送信する複数の宛先が入力された場合に、その複数の宛先に同じセキュリティレベルの宛先があるとき、その同じセキュリティレベルの宛先同士を同報送信にまとめる。
さらに、このセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7によって入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、文書管理DB3に記憶されていない宛先が入力された場合に、その宛先に送信する画像データに対するマスク領域情報として、文書管理DB3に記憶されている全種類のマスク領域情報を決定する。
さらにまた、このセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7によって入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、文書管理DB3に記憶されていない宛先が入力された場合に、その宛先に送信する画像データに対するマスク領域情報として、文書管理DB3に記憶されていない宛先に対して予め決められたセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を決定する。
すなわち、このセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、領域決定手段の機能を果たす。
画像データ作成部5は、操作表示部7によって指定された画像データに対してセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4によって決定されたマスク領域情報が示す領域に対する所定の加工としてマスクをかけた画像データを作成する。
すなわち、この画像データ作成部5は、データ作成手段の機能を果たす。
通信部6は、公衆回線網を介したファクシミリ通信、インターネットを介したデータ通信を含む各種データ送受信の制御を司り、画像データを操作表示部7から入力された宛先に送信すると共に、外部の通信装置から画像データを受信する。
また、この通信部6は、文書管理DB3に記憶されていない宛先に画像データを送信した場合に通知メールを予め決められた管理者宛に送信する。
すなわち、この通信部6は、送信手段の機能を果たす。
操作表示部7は、ユーザが送信する画像データの指定と送信する宛先の入力等の各種の操作情報を入力すると共に、ユーザに対する各種の情報を表示する。
印刷部8は、画像データに基く画像を用紙に印刷すると共に、通知レポート等の各種の情報も印刷する印刷装置である。
また、この印刷部8は、文書管理DB3に記憶されていない宛先に画像データを送信した場合に通知レポートを印刷する。
次に、図2によって通信装置1による画像データの送信例について説明する。
図2は、図1に示した通信装置1による画像データの送信例を示す説明図である。
図2の通信装置10〜12は、通信装置1から画像データを送信する宛先の各通信装置の一例を示している。
通信装置1の文書管理DB3には、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4が参照するセキュリティレベルテーブル9aとマスク領域情報テーブル9bとが記憶されている。
このセキュリティレベルテーブル9aは、画像データの宛先毎に対応するセキュリティレベルを記憶しており、マスク領域情報テーブル9bは、各セキュリティレベル毎に対応する画像データのマスクをかける領域を示すマスク領域情報を記憶している。
図2のセキュリティレベルテーブル9aには、例えば、通信装置10の宛先情報Aに対応するセキュリティレベル3と、通信装置11の宛先情報Bに対応するセキュリティレベル1と、通信装置12の宛先情報Cに対応するセキュリティレベル2とを記憶している。この実施形態では、セキュリティレベル3が最も高いセキュリティレベルを示し、セキュリティレベル1が最も低いセキュリティレベルを示し、セキュリティレベル2が中間のセキュリティレベルを示している。
また、図2のマスク領域情報テーブル9bには、例えば、セキュリティレベル1に対応する画像データのマスクをかける領域を示すマスク領域情報として画像データ中のマスクをかける領域の位置情報X1と、セキュリティレベル2に対応するマスク領域情報として画像データ中のマスクをかける領域の位置情報X1、X2と、セキュリティレベル3に対応するマスク領域情報として画像データ中のマスクをかける領域の位置情報X1、X2、X3とを記憶している。この実施形態では、セキュリティレベルが高くなるほど画像データ中のマスクをかける領域の数が増える場合を示しているが、セキュリティレベルに応じて画像データ中のマスクをかける領域の位置を異ならせることもできる。また、セキュリティレベルが高くなるほど画像データ中のマスクをかける領域の範囲を広げるようにすることもできる。
図2に示した例では、通信装置1に通信装置10の宛先情報Aへの画像データの送信入力があった場合、通信装置1は文書管理DB3のセキュリティレベルテーブル9aから宛先情報Aに対応するセキュリティレベル3を確認し、さらにマスク領域情報テーブル9bからセキュリティレベル3に対応するマスク領域情報X1、X2、X3を決定する。
ここで、例えば、マスク領域情報X1がマスク領域17を示す位置情報であり、マスク領域情報X2がマスク領域16を示す位置情報であり、マスク領域情報X3がマスク領域18を示す位置情報である場合、マスク領域16〜18にマスクがかけられた画像データ13を作成して通信装置10へ送信する。
また、通信装置1に通信装置11の宛先情報Bへの画像データの送信入力があった場合、通信装置1は、上述と同様にして、マスク領域17にマスクがかけられた画像データ14を作成して通信装置11へ送信する。
さらに、通信装置1に通信装置12の宛先情報Cへの画像データの送信入力があった場合、通信装置1は、上述と同様にして、マスク領域16、17にマスクがかけられた画像データ15を作成して通信装置12へ送信する。
このようにして、宛先毎にセキュリティレベルが異なる場合の画像データを送信するときの画像データの作成を自動的に行えるので、宛先毎にマスクする領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減することができる。
次に、図3によって通信装置1における画像データの送信処理について説明する。
図3は、図1に示した通信装置1における画像データの送信処理を示すフローチャートである。
通信装置1の制御部2は、操作表示部7から画像データの送信の指示が入力されたことを検知すると、図3に示す送信処理の実行に移行する。
ステップ(図中「S」で示す)1で送信する画像データの指定の入力と、複数の宛先の入力を受け付け、ステップ2で送信開始指示の入力を受け付けると、ステップ3へ進む。
ステップ3で宛先に対応するセキュリティレベルを確認し、ステップ4で文書管理DB3に宛先があるか否かを判断する。
ステップ4の判断で文書管理DB3に宛先ありの場合(Yの場合)はステップ5へ進み、文書管理DB3に宛先ありではない場合(Nの場合)はステップ9へ進む。
ステップ5でセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を確認し、ステップ6へ進む。
ステップ6でマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成し、ステップ7へ進む。
一方、ステップ9へ進んだ場合は、文書管理DB3に記憶されていない宛先への画像データ作成処理をし、ステップ7へ進む。
ステップ7で全ての宛先終了か否かを判断し、全ての宛先終了ではない場合(Nの場合)はステップ3へ戻って次の宛先について上述の処理を繰り返し、全ての宛先終了の場合(Yの場合)はステップ8へ進む。
ステップ8で各宛先へそれぞれ作成した画像データを送信し、この送信処理を終了する。
次に、上記各ステップの処理について更に説明する。
図1の制御部2は、図3のステップ1、2の処理で、図1の操作表示部7から上記各入力を受け付けると、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4へ制御を移す。
セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、ステップ3で、図1の文書管理DB3の図2のセキュリティレベルテーブル9aを参照し、宛先に対応するセキュリティレベルを確認する。
また、セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、ステップ3で文書管理DB3に宛先に対応するセキュリティレベルが見つかれば、ステップ4で文書管理DB3に宛先ありと判断し、ステップ3で文書管理DB3に宛先に対応するセキュリティレベルが見つからなければ、ステップ4で文書管理DB3に宛先ありではないと判断する。
すなわち、ステップ4では文書管理DB3に宛先が登録されているか否かを判断している。
セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、ステップ5の処理で、文書管理DB3の図2のマスク領域情報テーブル9bを参照し、上述のようにして確認した宛先に対応するセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を確認する。
その後、制御部2は、図1の画像データ作成部5に制御を移す。
画像データ作成部5は、ステップ6の処理で、操作表示部7によって送信の指定がされた画像データに対してセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4によって決定されたマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成する。
また、ステップ9の処理では、セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、文書管理DB3に記憶されていない宛先へ送信する画像データについて、予め決められた画像データ作成処理を実行する。この予め決められた画像データ作成処理はいくつかの種類を選択して実行することができ、それらの詳細は後述する。
制御部2は、ステップ7の判断で全ての宛先への画像データの処理を終了した場合は、全ての宛先終了と判断し、通信部6に送信を依頼する。また、全ての宛先への画像データの処理を終了していない場合は、全ての宛先終了ではないと判断し、再びセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4へ制御を移してステップ3の処理に戻す。
ステップ8の処理では、図1の通信部6が各宛先毎に作成した画像データ(セキュリティレベルに応じて画像データ内にマスク領域が形成された画像データ)をそれぞれの宛先へ送信する。
このようにして、宛先毎にマスクする領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減することができる。
次に、図4によって通信装置1における画像データの他の送信処理例について説明する。上述の処理では、各宛先についてそれぞれセキュリティレベルに応じてマスクをかけた画像データを作成する処理例を示したが、同じセキュリティレベルの宛先については画像データに対する処理内容は全く同じなので、それらを同報送信にまとめるようにして、画像データに対する処理を1回で済ませるようにすれば、複数の宛先への送信処理の処理負担を軽減することができる。
図4は、図1に示した通信装置1における画像データの他の送信処理例を示すフローチャートである。
図4のステップ21〜24、26〜28、30の各処理はそれぞれ図3のステップ1〜4、5〜7、9の各処理と同じなので、それらの説明は省略する。
図4の処理では、ステップ24の判断で文書管理DB3に宛先ありの場合(Yの場合)は、ステップ25でセキュリティレベルが同じ宛先があるか否かを判断し、ある場合(Yの場合)はステップ31へ進み、そのステップ31で同じセキュリティレベルの宛先と同報送信にし、ステップ28へ進む。
このステップ25の判断とステップ31の処理は、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4で実行する。
ステップ31の処理では、同じセキュリティレベルの宛先については画像データ作成部5によって画像データを作成せず、先に作成された同じセキュリティレベルの宛先の画像データを用いた同報送信にする。
そして、ステップ29の処理では、図1の通信部6は同報送信が含まれていれば、その同報送信も実行する。
このようにして、同じセキュリティレベルの宛先については同報送信にまとめるようにするので、同じセキュリティレベルの宛先用に複数の画像データの作成を行う必要が無くなり、画像データの作成にかかる処理時間を短縮することができる。
したがって、複数の宛先への送信処理の際の画像データの作成回数を減らして処理負担を軽減することができる。
次に、図3のステップ9における文書管理DB3に記憶されていない宛先への画像データ作成処理についてさらに他の処理例を説明する。
図5は、図1に示した通信装置1における画像データのまた他の送信処理例を示すフローチャートである。図5において図3のフローチャートと共通するステップにはそれぞれ同一ステップ(図中「S」で示す)番号で示し、それらの説明は省略する。
図5のステップ10の処理において、図4のステップ9の画像データ作成処理に対応する処理内容として、文書管理DBに記憶されていない宛先への画像データとして、文書管理DBに記憶されている全ての種類のマスク領域が示す各領域にマスクをかけた画像データを作成する。
まず、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7から入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、文書管理DB3に記憶されていない宛先が入力された場合に、その宛先に送信する画像データに対するマスク領域情報として、文書管理DB3に記憶されている全種類のマスク領域情報を決定する。
そして、画像データ作成部5が、その宛先に対する画像データに上記全種類のマスク領域情報が示す各領域にマスクをかけた画像データを作成し、通信部6によって送信する。
例えば、図2に示した文書管理DB3のセキュリティレベルテーブル9aとマスク領域情報テーブル9bの場合では、文書管理DB3に記憶されている全種類のマスク領域情報は、マスク領域情報16〜18の3種類なので、画像データ13を作成して送信することになる。
なお、図4に示した処理についても、そのステップ30の処理に代えて、上述した図5のステップ10の処理を実施するようにしても良い。
このようにして、文書管理DB3に登録されていない宛先に画像データを送信する場合には、その画像データ中のセキュリティに係る情報にマスクがされずに送信されることを防ぐので、セキュリティの高い情報が漏れるのを防ぐことができる。
次に、図3に示した処理において、ユーザが宛先を入力する前に、その宛先が文書管理DB3に記憶されていない宛先だった場合に画像データを作成する際に用いるセキュリティレベルを入力させ、そのセキュリティレベルに対応するマスク領域情報によって画像データを作成するようにしても良い。
この処理では、文書管理DB3に記憶されていない宛先への画像データの指示が入力された場合には、そのような宛先に対して予め登録されたセキュリティレベルに基いてマスク領域情報を決定し、その決定したマスク領域情報に基いて画像データを作成する。
図6は、図1に示した通信装置1における画像データのさらに他の送信処理例を示すフローチャートである。
図6のステップ42〜49の各処理は、それぞれ図3のステップ1〜8の各処理と同じなので、それらの説明は省略する。
この処理を実行するため、文書管理DB3に予め文書管理DB3に記憶されていない宛先に対するセキュリティレベルを登録しておく。
図6の処理では、ステップ41で、文書管理DB3に記憶されていない宛先用のセキュリティレベルの入力を受け付ける。
このステップ41の処理は、図1の制御部2が、操作表示部7からこの入力を受け付けると、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4へ制御を移す。
そして、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4は、操作表示部7から入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、文書管理DB3に記憶されていない宛先が入力された場合に、その宛先に送信する画像データに対するマスク領域情報を次のように決定する。
図6のステップ45で、文書管理DB3に宛先なしと判断すると、ステップ50で、文書管理DB3に記憶されていない宛先用のセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を確認し、その確認したマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成する。この処理において登録の有無のチェック処理も含めれば、文書管理DB3に記憶されていない宛先に対するセキュリティレベルが文書管理DB3に予め登録されているか否かを確認し、登録されていればそのセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を決定する。
その後、画像データ作成部5が、その宛先に対する画像データに上記決定されたマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成し、通信部6によって送信する。
例えば、図2に示した文書管理DB3に、文書管理DB3に記憶されていない宛先に対するセキュリティレベル「2」を登録した場合、文書管理DB3に記憶されていない宛先へ画像データを送信するときには、画像データ15を作成して送信することになる。
すなわち、図1の制御部2は、複数の宛先の入力の受け付けの前に、図6のステップ41の文書管理DB3に記憶されていない宛先用のセキュリティレベルの入力を受け付ける処理を実行する。この処理は、文書管理DB3に記憶されていない宛先が入力された場合に、その宛先に送信する画像データに対するセキュリティレベルの入力を受け付ける処理に相当し、このセキュリティレベルの入力は、図1の操作表示部7から入力される。
そして、図1のセキュリティレベル確認マスク領域情報決定部4と画像データ作成部5により、図6のステップ50の文書管理DB3に記憶されていない宛先用のセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を確認し、その確認したマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成する処理を実行する。
このようにして、文書管理DB3に登録されていない宛先に対して、送信を実行するユーザが宛先毎にセキュリティレベルを設定できるので、セキュリティレベルの操作性を向上することができる。
なお、図4に示した処理についても、ステップ21の前段に図6のステップ41の処理を実行するようにし、図4のステップ30の処理に代えて上述した図6のステップ50の処理を実施するようにしても良い。
このようにして、文書管理DB3に登録されていない宛先のセキュリティレベルを管理者が自由に設定できるので、セキュリティレベルの操作性を向上することができる。
次に、図3に示した処理において、文書管理DB3に記憶されていない宛先だった場合に、その時点でユーザに画像データを作成するセキュリティレベルを入力させるようにしてもよい。
図7は、図1に示した通信装置1における画像データのさらにまた他の送信処理例を示すフローチャートである。
図7のステップ61〜68の各処理は、それぞれ図3のステップ1〜8の各処理と同じなので、それらの説明は省略する。
図7のステップ64で、文書管理DB3に宛先なしと判断すると、ステップ69で、文書管理DB3に記憶されていない宛先用のセキュリティレベルの入力を受け付ける。そして、そのセキュリティレベルに対応するマスク領域情報を確認し、そのマスク領域情報が示す領域にマスクをかけた画像データを作成する。
なお、図4に示した処理についても、そのステップ30の処理に代えて、上述した図7のステップ68の処理を実施するようにしても良い。
次に、上述の送信処理において、文書管理DB3に記憶されていない宛先への画像データの送信を実行した場合に、その旨を示す通知を所定の相手に対して出力するようにすると良い。
図8は、図1に示した通信装置1における画像データのまた他の送信処理例を示すフローチャートである。
図8のステップ71〜79の各処理はそれぞれ図3のステップ1〜9の各処理と同じなので、それらの説明は省略する。
図8の処理では、ステップ78の後段にステップ80と81の処理を実行する。
図1の制御部2は、宛先への画像データの送信を終了すると、図8のステップ80で文書管理DB3に記憶されていない宛先への送信ありか否かを判断し、ありの場合(Yの場合)はステップ81で通知レポート印刷を実行する。
この処理は、制御部2が、画像データを送信したユーザ及び通信装置1の管理者に通知するため、印刷部8によって文書管理DB3に記憶されていない宛先に画像データを送信した旨の通知レポートを印刷させる。
一方、ステップ80の判断でありではない場合(Nの場合)は、そのままこの処理を終了する。
次に、上記通知の旨の他の出力例について説明する。
図9は、図1に示した通信装置1における画像データのさらに他の送信処理例を示すフローチャートである。
図9の処理において図8と共通する部分のステップ番号は同じ番号にしてそれらの説明は省略する。
図9の処理では、図8のステップ81の処理に代えてステップ82の処理を実行する。
図1の制御部2は、宛先への画像データの送信を終了すると、図9のステップ80の判断で文書管理DB3に記憶されていない宛先への送信ありの場合(Yの場合)は、ステップ82で通知メールを送信する。
この処理は、制御部2が、通信装置1の管理者に通知するため、文書管理DB3に記憶されていない宛先に画像データを送信した旨の通知メールを作成して、通信部6によってその通知メールを予め登録された管理者のメールアドレス宛に送信する。
なお、上述したステップ81の処理と共にステップ82の処理も合わせて行うようにしても良い。
また、上述したステップ80と81の処理、ステップ80と82の処理、又はステップ80〜82の処理を、図3〜図7の各処理において実行するようにしても良い。
このようにして、通信装置の管理者に文書管理DB3に登録されていない宛先に送信したことを通知できるので、通信装置の管理の性能を向上することができる。
また、通信装置の近くに居ない管理者にも文書管理DB3に登録されていない宛先に送信したことを通知できるので、通信装置の管理の性能を向上することができる。
なお、上述の実施形態では、送信対象のデータが画像データの場合を説明したが、上述の処理は、テキストデータを含むデータ中の任意の領域にマスクをかけることが可能なデータならば、その他の種類のデータについても上述と同様にして実施することができる。
また、上述の実施形態では、通信装置1の内部に文書管理DB3を設けた場合を説明したが、この文書管理DB3を通信装置1の外部に設けても良い。例えば、通信装置1に通信線を介して接続しても良いし、通信装置1が接続可能なネットワーク上に設け、通信装置1は必要なときにネットワークを介して文書管理DB3にアクセスし、文書管理DB3に記憶されている情報を参照するようにしても良い。
さらに、上述したセキュリティレベルテーブル9aとマスク領域情報テーブル9bは同一の記憶装置に記憶しなくても良く、例えば、通信装置1内の異なる記憶装置にそれぞれ記憶してもよいし、通信装置1の外部の記憶装置にそれぞれ記憶してもよいし、通信装置1の内部と外部にそれぞれ分けて記憶するようにしてもよい。そのようにした場合には、通信装置1は、セキュリティレベルテーブル9aの参照結果からマスク領域情報テーブル9bを参照するように制御する。
この実施形態の通信装置によれば、宛先毎にマスク等の所定の加工をする領域が異なるデータの送信作業におけるユーザの負担を軽減することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、各部の具体的な構成、処理の内容、データの形式等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
また、上述の実施形態では、この発明を通信装置に適用した例について説明した。
しかし、この発明は、通信機能を備えたものならば、複写機等の画像形成装置にも適用可能である。
また、以上説明してきた実施形態の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1、10〜12:通信装置 2:制御部 3:文書管理データベース(文書管理DB) 4:セキュリティレベル確認マスク領域情報決定部 5:画像データ作成部 6:通信部 7:操作表示部 8:印刷部 9a:セキュリティレベルテーブル 9b:マスク領域情報テーブル 13〜15:画像データ 16〜18:マスク領域
特開2007−251492号公報

Claims (7)

  1. 送信するデータが指定され、該データを送信する宛先が入力された場合に、宛先毎に対応するセキュリティレベルを記憶し該各セキュリティレベル毎に対応する所定の領域を示す領域情報を記憶している記憶手段を参照して、該入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認し、該確認したセキュリティレベルに対応する領域情報を決定する領域決定手段と、
    前記指定されたデータに対して前記領域決定手段によって決定された領域情報が示す領域に所定の加工をしたデータを作成するデータ作成手段と、
    該データ作成手段によって作成したデータを前記入力された宛先に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 前記領域決定手段は、送信するデータが指定され、該データを送信する複数の宛先が入力された場合に、該複数の宛先に同じセキュリティレベルの宛先があるとき、該同じセキュリティレベルの宛先同士を同報送信にまとめる手段を有することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記領域決定手段は、該入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、前記記憶手段に記憶されていない宛先が入力された場合に、該宛先に送信するデータに対する領域情報として、前記記憶手段に記憶されている全種類の領域情報を決定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記領域決定手段は、該入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、前記記憶手段に記憶されていない宛先が入力された場合に、該宛先に送信するデータに対する領域情報として、前記記憶手段に記憶されていない宛先に対して予め決められたセキュリティレベルに対応する領域情報を決定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記領域決定手段は、該入力された宛先に対応するセキュリティレベルを確認したとき、前記記憶手段に記憶されていない宛先が入力された場合に、該宛先に送信するデータに対するセキュリティレベルの入力を受け付け、該受け付けたセキュリティレベルに対応する領域情報を決定する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  6. 請求項3から5のいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記記憶手段に記憶されていない宛先にデータを送信した場合に通知レポートを印刷する手段を設けたことを特徴とする通信装置。
  7. 請求項3から6のいずれか一項に記載の通信装置において、
    前記記憶手段に記憶されていない宛先にデータを送信した場合に通知メールを予め決められた管理者宛に送信する手段を設けたことを特徴とする通信装置。
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