JP2013217838A - 基板取付け構造および物理量センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易に検出素子の検出方向を変更させることのできる基板取付け構造および物理量センサを得る。
【解決手段】検出素子10が実装された基板11に設けられた係合部17をハウジング13に設けられた被係合部18に係合することで、基板11がハウジング13に取り付けられる。係合部17は、基板11の回転軸Lに対して線対称となるように当該基板11に形成されている。そして、基板11は、正規の状態および回転軸Lを中心として回転させて裏返した状態でハウジング13に取り付けられるようになっている。このとき、検出軸10aが回転軸Lと交差するように検出素子10を実装することで、基板11を正規の状態でハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向と、基板11を裏返した状態でハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向とが異なるようにした。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板をハウジングや筐体に取り付ける基板取付け構造およびその構造を備えた物理量センサに関する。
一般に、加速度や角速度などの物理量を検出するセンサは、基板に実装されて用いられる。基板は、センサを保護することを目的として、ハウジングや筐体内に収容された状態で固定される。特許文献1は、コネクタハウジングに設けられた台座部に、検出素子を実装した基板を固定する基板固定構造を開示している。台座部は、基板に対向する平坦部と当該平坦部に立設されたボスとを有しており、基板には、当該ボスを挿通させるためのボス用貫通孔およびコネクタ端子と電気的な接続をするための電極部が設けられている。そして、基板は、平坦部と基板の対向面との間の接着、ボスとボス用貫通孔との間の接着、およびコネクタ端子と電極部との間の半田付けによって、コネクタハウジングに固定されている。
特開2010−230329号公報
しかしながら、上記特許文献1では、基板をコネクタハウジングに固定した状態では、検出素子の検出軸方向が所定の方向に決まってしまう。そのため、センサの設置場所の制約等により同じ設置状態とせざるを得ない場合に、上記所定の方向とは異なる方向の物理量を検出しようとすると、センサの内部部品を大幅に変更する必要があり、手間がかかってしまう。
そこで、本発明は、より容易に検出素子の検出方向を変更させることのできる基板取付け構造および物理量センサを得ることを目的とする。
本発明の第1の特徴は、検出素子が実装された基板に設けられた係合部をハウジングに設けられた被係合部に係合することで、前記基板が前記ハウジングに取り付けられる基板取付け構造であって、前記係合部は、前記基板の回転軸に対して線対称となるように当該基板に形成されており、前記基板は、正規の状態および前記回転軸を中心として回転させて裏返した状態で前記ハウジングに取り付けられるようになっており、前記検出素子は、検出軸が前記回転軸と交差するように実装されており、前記基板を正規の状態で前記ハウジングに取り付けた際の前記検出軸の軸方向と、前記基板を裏返した状態で前記ハウジングに取り付けた際の前記検出軸の軸方向とが異なるようにしたことを要旨とする。
本発明の第2の特徴は、前記検出素子は、前記検出軸と前記回転軸とのなす角度が略45度となるように、前記基板に実装されていることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、前記被係合部は、係合突起であり、前記係合部は、前記係合突起が挿通される係合孔であることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、前記検出素子は、静電容量式加速度センサであることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、前記静電容量式加速度センサが1軸加速度センサであることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、検出素子を実装した基板を、上記基板取付け構造を用いてハウジングに固定したことを要旨とする。
本発明によれば、基板を、正規の状態および回転軸を中心として回転させて裏返した状態でハウジングに取り付けられるようになっている。そして、基板を正規の状態でハウジングに取り付けた際の検出軸の軸方向と、基板を裏返した状態でハウジングに取り付けた際の検出軸の軸方向とが異なるようにしている。そのため、基板を裏返してハウジングに取り付けるだけで、検出素子の検出方向を変更させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる基板取付け構造および物理量センサを示す図であって、(a)は基板をハウジングに取り付ける前の状態を示す分解斜視図、(b)は基板をハウジングに取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる物理量センサの一部透視斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる物理量センサの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる物理量センサを示す図であって、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 本発明の第1実施形態にかかる物理量センサのコネクタハウジングを示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は斜視図、(d)は後面図である。 本発明の第1実施形態にかかる物理量センサの基板を示す図であって、(a)は、正規の状態を示す平面図、(b)は、回転軸を中心に回転させて裏返した状態を示す裏面図である。 本発明の第2実施形態にかかる物理量センサの基板を示す図であって、(a)は、正規の状態を示す平面図、(b)は、回転軸を中心に回転させて裏返した状態を示す裏面図である。
以下、本発明の実施形態にかかる基板取付け構造および物理量センサについて、図面を参照して説明する。なお、各図に示した前後上下左右などの方向は、各部の位置関係を説明するため、便宜上、定めたものであり、実際の物理量センサの取付姿勢には何ら関係しない。物理量センサの取付姿勢は、図示した方向に関わらず、自由に設定できる。また、以下の説明においては、同様の部材に対しては同様の符号を付して、詳細な説明は省略する。
(第1実施形態)
図1乃至図6は、本実施形態にかかる基板取付け構造および物理量センサ1を示すものである。
物理量センサ1は、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を実装した基板11と、この基板11と電気的に接続される3本のコネクタ端子12を備えたコネクタハウジング13(以下、単にハウジングともいう)とを備えている。本実施形態では、静電容量式加速度センサ(検出素子)10として一軸加速度センサを用いている。
基板11は、コネクタハウジング13に設けられた台座部14に載置され固定されている。
物理量センサ1は、必要に応じて、更にハウジングケース13cと封止材13dとを備えている。
コネクタハウジング13は、コネクタ端子12の中間部を樹脂に埋設した状態で、樹脂成形によりコネクタ端子12と一体的に成形されている。コネクタハウジング13は、前方に突出しかつ前方に向けて開口するコネクタソケット部13aと、基板11を固定するための左右一対の台座部14(14L、14R)と、コネクタソケット部13aと台座部14との間に位置して双方を隔離する隔壁13bとを備えている。コネクタソケット部13aは、物理量センサ1を外部回路に電気的に接続するためのコネクタソケットを構成している。隔壁13bは、コネクタソケット部13aの突設方向に直交する平面に略平行に延びており、台座部14は、隔壁13bの後側の面から後方に突設されている。各台座部14の上部には、基板11を受けるための平坦部14a(基板受け面)が設けられている。右台座部14Rの平坦部14aは、左台座部14Lの平坦部14aとともに、隔壁13bに略直交する1つの水平面を規定している。各平坦部14aには、各々(計2本の)ボス15が立設されている。
コネクタ端子12の前部は、コネクタハウジング13の樹脂部から前方へ導出されて、コネクタソケット部13aの底面から前方に突出し、その前端部において、コネクタソケットのピンを形成している。コネクタ端子12の後部は、隔壁13bから後方へ導出されて直線状に延びたのち、隔壁13bから十分離間した位置(基板11の後方辺縁付近)において略直角に左側に折り曲げられ、そののち、略直角に上方に折り曲げられた形状をしており、基板11に半田付けで固定される。このとき、コネクタ端子12の後端12aは、平面視で左上から右下に向けて斜めに並置される(図5(a)参照)。3本のコネクタ端子12は、例えば、本実施形態のように一軸加速度センサを静電容量式加速度センサ10として用いた場合、それぞれ電圧印加用の端子、センシング信号用の端子、および接地端子である。なお、左台座部14Lは、折り曲げられたコネクタ端子12と干渉しないように、右台座部14Rよりも突出量が小さくなっている。
基板11は、平面視で略正方形状の回路基板であり、3本のコネクタ端子12との電気的な接続をするための3つの電極部11a、および2本のボス15を挿通させるための2つのボス用貫通孔11bが設けられている。電極部11aは、コネクタ端子12を挿通して半田付けするための半田用貫通孔であり、孔の内部と上下開口の周辺部に半田付け用の導体を備えている。基板11には、静電容量式加速度センサ10と静電容量式加速度センサ10の信号増幅のための増幅回路(不図示)が実装されており、これらの回路とコネクタ端子12とは、基板11上に形成された回路パターン(不図示)を通して電気的に接続される。
そして、基板11は、コネクタハウジング13の台座部14上に、裏面を平坦部14aに対向させた状態で載置され(以下、この状態において平坦部14aに対向する基板11の裏面を対向面ともいう)、平坦部14aと基板11の対向面との間の接着、ボス15の側面とボス用貫通孔11bの内周面との間の接着、およびコネクタ端子12と電極部11aとの間の半田付けにより、コネクタハウジング13に固定される。上記接着は、基板11を台座部14上に取り付けたのち、基板11の表面側からボス用貫通孔11b内部に接着剤を流し込むことで、平坦部14aと基板11の対向面との間、およびボス15の側面とボス用貫通孔11bの内周面との間に接着剤を行き渡らせることにより行う。なお、接着剤は、特に限定されず、シリコン系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコン系ゲル、ウレタン系接着剤、ポリエステル接着剤、シリコン樹脂等様々な種類のものを用いることができる。
この基板11は、裏面(静電容量式加速度センサ10が実装されていない面)を平坦部14aに対向させた状態(正規の状態)で台座部14上に載置させたときに、コネクタハウジング13に対して位置決めされる。このとき、静電容量式加速度センサ10は、検出軸10aの検出方向が前後方向となるように位置決めされる。
ここで、本実施形態では、静電容量式加速度センサ10が実装された基板11を、上述した正規の状態に対して裏返した状態、すなわち、表面(静電容量式加速度センサ10が実装された面)を平坦部14aに対向させた状態で台座部14上に載置させることができるようにした。
具体的には、基板11に設けられた係合部17をコネクタハウジング13に設けられた被係合部18に係合することで、基板11がコネクタハウジング13に取り付けられるようにしている。本実施形態では、2つのボス用貫通孔11bおよび3つの電極部11aが、係合部17に相当している。一方、コネクタハウジング13の台座部14に設けられた2本のボス15および3本のコネクタ端子12の後端12aが被係合部18に相当している。このように、本実施形態では、被係合部18が係合突起となっており、係合部17は、係合突起が挿通される係合孔となっている。
そして、基板11の係合部17は、図6に示すように、基板11の回転軸Lに対して線対称となるように形成されている。具体的には、正方形状の基板11の対角線を回転軸Lとし、当該回転軸Lに対して線対称となるように、2つのボス用貫通孔11bを形成している。本実施形態では、2つのボス用貫通孔11bを、基板11の4隅部のうち、回転軸Lが通らない隅部にそれぞれ形成している。また、3つの電極部11aは、中央の電極部11aを回転軸L上に配置している。そして、両端の電極部11aを、中央の電極部11aに対して回転軸Lの直交方向(図6の左斜め上方向)両側に、中央の電極部11aから等距離となるように配置している。こうして、基板11の係合部17が回転軸Lに対して線対称となるようにしている。
かかる構成とすることで、基板11を回転軸Lを軸に回転させて裏返しても、係合部17の位置が変わらないようにできるため、コネクタハウジング13に基板11を取り付けることができる。
すなわち、基板11は、裏面(静電容量式加速度センサ10が実装されていない面)を平坦部14aに対向させた状態(正規の状態)だけでなく表面(静電容量式加速度センサ10が実装された面)を平坦部14aに対向させた状態(回転軸Lを中心として回転させて裏返した状態)でもコネクタハウジング13に取り付けられるようになっている(図6参照)。
そして、静電容量式加速度センサ(検出素子)10は、検出軸10aが回転軸Lと交差するように基板11に実装されている。このとき、基板11を正規の状態でコネクタハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向と、基板11を裏返した状態でコネクタハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向とが異なるようにしている。具体的には、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を、検出軸10aと回転軸Lとのなす角度が略45度となるように、基板11に実装している。こうすれば、基板11を正規の状態でコネクタハウジング13に取り付けた際には、検出軸10aの検出方向が前後方向となり、基板11を裏返した状態でコネクタハウジング13に取り付けた際には、検出軸10aの検出方向が左右方向となる。なお、検出軸10aと回転軸Lとのなす角度は、90度以外(例えば、30度や60度)であれば、基板11を正規の状態でコネクタハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向と、基板11を裏返した状態でコネクタハウジング13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向とを異ならせることができる。
また、本実施形態では、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を基板11の中央部、すなわち、回転軸L上に実装しているが、検出軸10aと回転軸Lとが交差している状態であればよく、回転軸L上に位置するように実装させる必要はない。
さらに、本実施形態では、基板11の形状が平面視で1回回転対称となるように、係合部17を形成している。すなわち、基板11を表裏面に垂直な軸を中心に回転させた際に、360度回転させないと、元の状態と同じ形状にならないようにしている。こうすれば、正規の状態、裏返した状態のいずれにおいても、取り付け方向が1つに決まり、それぞれの取り付け状態における検出軸10aの検出方向が1つの方向に決められる。すなわち、基板11を正規の状態でコネクタハウジング13に取り付けた際に、検出軸10aの検出方向が、予定している方向とは異なる方向(例えば左右方向など)になってしまうのを防止(誤挿入を防止)することができる。
ところで、コネクタハウジング13に固定された基板11は、隔壁13bとハウジングケース13cとによって周囲を覆われ、封止材13dによって封止されて、外部環境から保護される。基板11を封止した状態の物理量センサ1は、ブラケット16によって測定環境に固定されてセンシングに用いられる。ブラケット16は、左右の環境固定用の取付孔16aを有するベース部と、ベース部から立ち上がった保持部16bとを備えている。保持部16bは、ハウジングケース13cに設けられた取付部13eの取付孔に挿入係合され、物理量センサ1が測定環境に固定される。
以上説明したように、本実施形態では、静電容量式加速度センサ(検出素子)10が実装された基板11に設けられた係合部17をコネクタハウジング(ハウジング)13に設けられた被係合部18に係合することで、基板11がコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けられるようにしている。
このとき、係合部17を、基板11の回転軸Lに対して線対称となるように当該基板11に形成し、基板11を、正規の状態だけでなく回転軸Lを中心として回転させて裏返した状態でもコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けられるようにしている。
そして、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を、検出軸10aが回転軸Lと交差するように実装した。このとき、基板11を正規の状態でコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向と、基板11を裏返した状態でコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けた際の検出軸10aの軸方向とが異なるようにした。
かかる構成とすることで、静電容量式加速度センサ(検出素子)10の検出軸10aの検出方向を変えたい場合には、基板11を裏返してコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けるだけで、静電容量式加速度センサ(検出素子)10の検出軸10aの検出方向を変更させることができるようになる。そのため、物理量センサ1の内部部品を大幅に変更する必要がなくなり、より容易に静電容量式加速度センサ(検出素子)10の検出軸10aの検出方向を変更させることのできる基板取付け構造および物理量センサ1を得ることができる。
また、本実施形態では、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を、検出軸10aと回転軸Lとのなす角度が略45度となるように、基板11に実装している。そのため、正規の状態で基板11をコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けた場合と、裏返した状態で基板11をコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けた場合とで、静電容量式加速度センサ(検出素子)10の検出軸10aの検出方向を90度変更することができる。
また、被係合部18を係合突起とし、係合部17を係合突起が挿通される係合孔としている。したがって、係合突起としての被係合部18を係合突起としての係合部17に挿通するだけで基板11をコネクタハウジング(ハウジング)13に取り付けることができるようになる。すなわち、基板11のコネクタハウジング(ハウジング)13への取付け構造をより簡素な構造とすることができる。
また、本実施形態では、検出素子として、静電容量式加速度センサ10を用いている。そして、この静電容量式加速度センサ10は1軸加速度センサである。このように、1軸加速度センサを用いた方が、2軸加速度センサや3軸加速度センサを用いる場合に比べて加速度センサの感度を向上させることができる。その結果、より精度良く物理量を検出することができるようになる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態にかかる基板取付け構造を示す図である。
本実施形態の基板取付け構造は、基本的に上記第1実施形態の基板取付け構造と同様であり、静電容量式加速度センサ(検出素子)10を実装した基板11Aと、この基板11Aと電気的に接続される3本のコネクタ端子12を備えたコネクタハウジング13とを備えた物理量センサ1に関するものである。
ここで、本実施形態にかかる基板取付け構造が上記第1実施形態の基板取付け構造を主に異なる点は、基板11Aに形成した係合部17の位置を変更した点にある。
すなわち、本実施形態では、図7に示すように、係合部17としての3つの電極部11aを、回転軸L上に配置している。かかる構成としても、係合部17は、基板11の回転軸Lに対して線対称となるように形成される。このとき、コネクタ端子12は、3つの電極部11aにそれぞれ挿通される被係合部18としての後端12aが、回転軸L上に配置された3つの電極部11aにそれぞれ対応した位置となるように折り曲げるのが好ましい。
なお、静電容量式加速度センサ(検出素子)10の実装方法等、その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、コネクタ端子12を左右方向に折り曲げて、基板11の電極部11aに対応させたものを例示したが、コネクタ端子12を上下方向に折り曲げるだけとし、回転軸Lの方向が前後方向となるように基板11を斜めの状態でコネクタハウジング13に取り付けるようにすることも可能である。こうすれば、左台座部14Lの突出量を右台座部14Rよりも小さくする必要がなくなる。このとき、左右の台座部の中央部にボス15が形成されることとなる。
また、基板11の3つの電極部11aを図6や図7の状態よりも基板中央部に形成すれば、左台座部14Lを右台座部14Rと同じ量だけ突出させたとしても、コネクタ端子12と干渉することがなくなる。
また、係合部17や係合部17に対応する被係合部の数や形成位置も適宜に設定可能である。
また、コネクタ端子やコネクタハウジング、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1 物理量センサ
10 静電容量式センサ(検出素子)
10a 検出軸
11,11A 基板
11a 電極部
11b ボス用貫通孔
12 コネクタ端子
12a 後端
13 コネクタハウジング(ハウジング)
15 ボス
17 係合部
18 被係合部

Claims (6)

  1. 検出素子が実装された基板に設けられた係合部をハウジングに設けられた被係合部に係合することで、前記基板が前記ハウジングに取り付けられる基板取付け構造であって、
    前記係合部は、前記基板の回転軸に対して線対称となるように当該基板に形成されており、
    前記基板は、正規の状態および前記回転軸を中心として回転させて裏返した状態で前記ハウジングに取り付けられるようになっており、
    前記検出素子は、検出軸が前記回転軸と交差するように実装されており、
    前記基板を正規の状態で前記ハウジングに取り付けた際の前記検出軸の軸方向と、前記基板を裏返した状態で前記ハウジングに取り付けた際の前記検出軸の軸方向とが異なるようにしたことを特徴とする基板取付け構造。
  2. 前記検出素子は、前記検出軸と前記回転軸とのなす角度が略45度となるように、前記基板に実装されていることを特徴とする請求項1に記載の基板取付け構造。
  3. 前記被係合部は、係合突起であり、前記係合部は、前記係合突起が挿通される係合孔であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板取付け構造。
  4. 前記検出素子は、静電容量式加速度センサであることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の基板取付け構造。
  5. 前記静電容量式加速度センサが1軸加速度センサであることを特徴とする請求項4に記載の基板取付け構造。
  6. 検出素子を実装した基板を、請求項1〜請求項5のうちいずれか1項に記載の基板取付け構造を用いてハウジングに固定したことを特徴とする物理量センサ。
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