JP2011090856A - 基板対基板コネクタ - Google Patents

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    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
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    • H01R12/737Printed circuits being substantially perpendicular to each other

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】外力が加えられたときでも、第1端子と第2端子との接触状態を確実に維持することができ、第1コネクタ及び第2コネクタが第1基板及び第2基板から外れてしまうことがなく、かつ、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合操作を容易に行うことができ、信頼性を向上させることができるようにする。
【解決手段】第1基板が存在する面と第2基板が存在する面とが互いに交差するように第1コネクタと第2コネクタとが嵌合したとき、第1端子と第2端子との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、第1コネクタ及び第2コネクタの側方から観て、それぞれ、第1コネクタが備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタが備える固定金具の第2基板への接続範囲内にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板対基板コネクタに関するものである。
従来、例えば、バッテリ等を電気機器、電子機器等に接続するために、一方のコネクタの端子が平板状であり、他方のコネクタの端子が一対の接触部材を備え、該一対の接続部材によって前記平板状の端子を両側から挟込むことにより端子同士の接続を維持するタイプのコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図7は従来のコネクタの構成を示す断面図である。
図において、811は基板コネクタのハウジングであり、前記基板コネクタは、電気機器、電子機器等の筐(きょう)体892が有する回路基板等の基板891に実装されている。また、861は前記基板コネクタの端子であり、ハウジング811が備える嵌(かん)合凹部813に嵌合されている。
そして、前記端子861は、ソルダーテール部862を備え、該ソルダーテール部862の裏面が基板891の表面に形成された図示されない接続パッドに、はんだ881によって接続されている。これにより、端子861は、前記接続パッドを介して、基板891の図示されない導電トレースに電気的に接続され、また、基板コネクタ全体が、基板891に物理的に固定される。
また、前記端子861は、図示されない相手方コネクタが備える相手方端子に接続される一対の接続部材863を備える。各接続部材863は、端子861の本体部から延出する細長い板状の部材であり、ばね性を備えるとともに、自由端近傍には他方の接続部材863に向けて突出する接触凸部864が形成されている。また、各接続部材863は、ハウジング811に形成されたスリット状の開口部814の内壁に沿って延在し、少なくとも接触凸部864の先端が開口部814の空間内に突出するように配設される。
そして、相手方コネクタと嵌合すると、板状の相手方端子がスリット状の開口部814内に進入して一対の接続部材863によって両面から挟込まれる。このとき、各接続部材863の接触凸部864が相手方端子の表裏両面に喰(くい)込むことにより、相手方端子と端子861との接触が確実なものとなる。
特開2005−190925号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、前記筐体892及び/又は相手方コネクタが実装されている基板等の部材に外力が加えられた場合に、はんだ881が破断してソルダーテール部862が基板891の表面から剥(は)がれてしまい、その結果、コネクタ全体が基板891から離脱してしまうことがある。
例えば、コネクタとの嵌合を解除するような外力が相手方コネクタに加えられた場合、接続部材863の接触凸部864に、図において右向きの力、すなわち、接続部材863を基板891の表面から引離す向きであって、基板891の表面に垂直な方向の力が作用する。この場合、接触凸部864から基板891の表面に下ろした垂線の足とソルダーテール部862とが離れているので、該ソルダーテール部862が基板891の表面に固定しているはんだ881には、基板891の表面に垂直な方向の力に加えて、回転モーメントが作用することとなる。そのため、はんだ881が破断してしまい、ソルダーテール部862が基板891の表面から剥がれてしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、第1端子と第2端子との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足が、それぞれ、第1コネクタが備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタが備える固定金具の第2基板への接続範囲内にあるようにして、外力が加えられたときでも、第1端子と第2端子との接触状態を確実に維持することができ、第1コネクタ及び第2コネクタが第1基板及び第2基板から外れてしまうことがなく、かつ、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合操作を容易に行うことができ、信頼性の高い基板対基板コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の基板対基板コネクタにおいては、絶縁性材料から成る第1ハウジングと、該第1ハウジングに装填(てん)された第1端子とを備え、第1基板に実装される第1コネクタと、絶縁性材料から成る第2ハウジングと、該第2ハウジングに装填され、前記第1端子と接触する第2端子とを備え、第2基板に実装され、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタとを有する基板対基板コネクタであって、前記第1基板が存在する面と第2基板が存在する面とが互いに交差するように前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合したとき、前記第1端子と第2端子との接触箇所から前記第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、前記第1コネクタ及び第2コネクタの側方から観て、それぞれ、前記第1コネクタが備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタが備える固定金具の第2基板への接続範囲内にある。
本発明の他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記第1コネクタが備える固定金具は、前記第1ハウジングに装填された第1固定金具及び第2固定金具を含み、前記固定金具の第1基板への接続範囲は、前記第1コネクタの側方から観て、前記第1固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端から第2固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端までの範囲であり、前記第2コネクタが備える固定金具は、前記第2ハウジングに装填された第3固定金具及び第4固定金具を含み、前記固定金具の第2基板への接続範囲は、前記第2コネクタの側方から観て、前記第3固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端から第4固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端までの範囲である。
本発明の更に他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記第1固定金具は前記第1端子のソルダーテール部であって、前記第2固定金具は前記第1ハウジングに装填された第1補助金具であり、前記第3固定金具は前記第2端子のソルダーテール部であって、前記第4固定金具は前記第2ハウジングに装填された第2補助金具であり、前記第1端子と第2端子との接触箇所から前記第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、それぞれ、前記第1補助金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2補助金具の第2基板への接続範囲内にある。
本発明の更に他の基板対基板コネクタにおいては、さらに、前記第1端子は、平板状の接触部を備え、前記第2端子は、一対の接触腕部と、各接触腕部に形成された接触凸部とを備え、前記接触箇所は、前記接触凸部が前記接触部を両側から挟込んで接触する箇所である。
本発明によれば、基板対基板コネクタにおいては、第1端子と第2端子との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足が、それぞれ、第1コネクタが備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタが備える固定金具の第2基板への接続範囲内にある。これにより、外力が加えられたときでも、第1端子と第2端子との接触状態を確実に維持することができ、第1コネクタ及び第2コネクタが第1基板及び第2基板から外れてしまうことがなく、かつ、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合操作を容易に行うことができ、信頼性を向上させることができる。
本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第1コネクタを示す第1の斜視図であって、(a)は全体を示す図、(b)は第1補助金具を示す図、(c)は第1端子を示す図である。 本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第1コネクタを示す四面図であって、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は図2(a)のA−A矢視断面図、(d)は第2の斜視図である。 本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第2コネクタを示す斜視図であって、(a)は全体を示す図、(b)は第2補助金具を示す図、(c)は第2端子を示す図である。 本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第2コネクタを示す三面図であって、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図2(a)のB−B矢視断面図である。 本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合した状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合した状態を示す三面図であって、(a)は第1コネクタの背面から観た図、(b)は側面図、(c)は図6(a)のC−C矢視断面図である。 従来のコネクタの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第1コネクタを示す第1の斜視図、図2は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第1コネクタを示す四面図である。なお、図1において、(a)は全体を示す図、(b)は第1補助金具を示す図、(c)は第1端子を示す図であり、図2において、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は図2(a)のA−A矢視断面図、(d)は第2の斜視図である。
図において、1は、本実施の形態の基板対基板コネクタにおける一方の基板用コネクタとしての第1コネクタであり、図示されない一方の基板としての第1基板の表面に実装されるものであり、典型的には、高さ寸法の小さな低背型コネクタである。
そして、前記第1コネクタ1は、後述される第2コネクタ101と嵌合する。該第2コネクタ101は、本実施の形態の基板対基板コネクタにおける他方の基板用コネクタであり、図示されない他方の基板としての第2基板の表面に実装されるものである。前記第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合することによって、第1基板と第2基板とを電気的に接続することができる。
また、前記第1基板及び第2基板は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant:個人用携帯情報端末)、デジタルカメラ、ビデオカメラ、音楽プレーヤ、ゲーム機、車両用ナビゲーション装置等の電子機器、デジタルテレビ、DVDプレーヤ等の家庭電化製品のような電気機器等に使用されるプリント回路基板や、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される平板状ケーブルなどであり、いかなる種類のものであってもよい。ここでは、第1基板は、携帯電話機等の内部において、LSI(Large Scale Integrated Circuit)等の半導体素子等が実装されたマザーボードとして使用されるプリント回路基板であり、第2基板は、携帯電話機等の電源として使用されるバッテリーパックに装着されたプリント回路基板であるものとして説明する。また、前記第1基板の表面が存在する面と第2基板の表面が存在する面とは、互いに平行ではなく、所定の角度、例えば、45度、60度、90度、120度等の角度で交差するものとする。
なお、本実施の形態において、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が図に示される姿勢である場合に適切であるが、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記第1コネクタ1は、プラグコネクタであって、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記第2コネクタ101の第2ハウジング111と嵌合する第1ハウジング11と、該第1ハウジング11に装填された金属製の端子としての第1端子61と、同じく第1ハウジング11に装填された金属製の第1補助金具81とを有する。
なお、前記第1コネクタ1は、例えば、縦(図2(b)おける左右方向の寸法)、横(図2(a)おける左右方向の寸法)及び高さ(図2(a)おける上下方向の寸法)が、それぞれ、約4〔mm〕、約6〔mm〕及び約3〔mm〕であり、第1端子61は3個であり、ピッチが約1〔mm〕であるが、これらの数値は、適宜変更することができる。
図に示されるように、第1ハウジング11は、略矩(く)形の平板状の底壁部12と、該底壁部12の後端側(図1(a)における左下側)の縁に沿って延在し、底壁部12から立設する本体部14と、底壁部12の両側縁に沿って延在し、底壁部12から立設する一対の側壁部17とを有する。前記第1ハウジング11の下面11aが第1基板の表面と対向する。なお、13は、底壁部12の上方において、後側を本体部14によって画定され、両側を側壁部17によって画定された嵌合空間であり、第2コネクタ101の一部が挿入されて嵌合される空間である。
また、前記本体部14には、前後方向(図2(b)おける左右方向)に延在するスリット状の第1端子収容凹部14aが形成され、各第1端子収容凹部14a内には、第1端子61が1つずつ挿入されて装填される。なお、図に示される例において、第1端子収容凹部14aは3つであるが、第1端子収容凹部14aの数は第1端子61の数に対応して任意に変更することができる。
第1端子61は、図1(c)に示されるように、導電性金属から成る平板状部材であり、第1端子収容凹部14a内に収容されて第1ハウジング11に固定される取付部63と、該取付部63の後端から下方に延出するソルダーテール部62と、前記取付部63の前端から前方に延出する平板状の接触部64とを備える。
そして、前記第1端子61の接触部64は、本体部14から前方に向けて、かつ、底壁部12から立設する方向に延在し、嵌合空間13内に露出する。また、前記取付部63の上縁に形成された係合凸部63aは、第1端子収容凹部14aの上側内壁に喰込み、第1端子61を本体部14に固定する。なお、前記第1端子61のソルダーテール部62は、その先端が本体部14の下端から後方に延出し、その下面である固着面62aが第1基板に形成された信号線、コンタクトパッド、端子等、すなわち、相手方端子部材に、はんだ付等によって電気的に接続される。なお、前記第1端子61のソルダーテール部62は、第1コネクタ1を第1基板に固定するための固定金具の一つである第1固定金具として機能する。また、前記固着面62aは、第1固定金具の第1基板への接続範囲に該当する。
また、各側壁部17には、スリット状の第1補助金具収容凹部17aが形成され、各第1補助金具収容凹部17a内には、第1補助金具81が1つずつ挿入されて装填される。第1補助金具81は、図1(b)に示されるように、全体としての側面形状が略コ字状又はU字状の金属から成る平板状部材であり、第1補助金具収容凹部17a内に収容されて第1ハウジング11に固定される取付部83と、該取付部83の前端から下方に延出する側面形状が略L字状のソルダーテール部82とを備える。
そして、前記取付部83の上縁及び下縁に形成された係合凸部83aは、第1補助金具収容凹部17aの上側及び下側の内壁に喰込み、第1補助金具81を側壁部17に固定する。また、前記ソルダーテール部82の下端部は、前後方向に延在し、その下面である固着面82aが第1基板に形成された接続パッド等、すなわち、相手方固定部材に、はんだ付等によって接続されて固定される。したがって、前記固着面82aは、第1補助金具81の第1基板への接続範囲に該当する。なお、前記第1補助金具81は、第1コネクタ1を第1基板に固定するための固定金具の一つである第2固定金具として機能する。
次に、本実施の形態における第2コネクタ101の構成について説明する。
図3は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第2コネクタを示す斜視図、図4は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの第2コネクタを示す三面図である。なお、図3において、(a)は全体を示す図、(b)は第2補助金具を示す図、(c)は第2端子を示す図であり、図4において、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は図2(a)のB−B矢視断面図である。
前記第2コネクタ101は、レセプタクルコネクタであって、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記第1コネクタ1の第1ハウジング11と嵌合する第2ハウジング111と、該第2ハウジング111に装填された金属製の端子としての第2端子161と、同じく第2ハウジング111に装填された金属製の第2補助金具181とを有する。
なお、前記第2コネクタ101は、例えば、縦(図4(b)おける左右方向の寸法)、横(図4(a)おける左右方向の寸法)及び高さ(図4(a)おける上下方向の寸法)が、それぞれ、約2.5〔mm〕、約10〔mm〕及び約3〔mm〕であり、第2端子161は3個であり、ピッチが約1〔mm〕であるが、これらの数値は、適宜変更することができる。
図に示されるように、第2ハウジング111は、略矩形の平板状の天板部112と、該天板部112から下面に一体的に形成された略直方体状の本体部114と、前記天板部112及び本体部114の両側に一体的に接続された一対の側壁部117とを有する。前記第2ハウジング111の後面111aが第2基板の表面と対向する。なお、前記本体部114は、少なくともその一部が第1コネクタ1の嵌合空間13に挿入されて嵌合される。また、117bは側壁部117に形成された凹部としての側壁嵌合空間であり、少なくとも前面(図4(b)おける左側面)及び下面(図4(b)おける下側面)の一部が開口し、第1コネクタ1の側壁部17の少なくとも一部が挿入されて嵌合される空間である。
また、前記本体部114には、第2端子収容凹部113が形成され、各第2端子収容凹部113内には、第2端子161が1つずつ挿入されて装填される。なお、図に示される例において、第2端子収容凹部113は3つであるが、第2端子収容凹部113の数は第2端子161の数に対応して任意に変更することができる。
第2端子161は、図3(c)に示されるように、導電性金属板に打抜き加工、曲げ加工等の加工を施して製造されたものであり、第2端子収容凹部113内に収容されて第2ハウジング111に固定される取付部163と、該取付部163の後端から後方に延出するソルダーテール部162と、前記取付部163の前端に接続され下方に延出する一対の接触腕部164とを備える。
そして、前記第2端子161のソルダーテール部162は、その先端が本体部114の後端から上方に露出し、その後面である固着面162aが第2基板に形成された信号線、コンタクトパッド、端子等、すなわち、相手方端子部材に、はんだ付等によって電気的に接続される。なお、前記第2端子161のソルダーテール部162は、第2コネクタ101を第2基板に固定するための固定金具の一つとしての第3固定金具として機能する。また、前記固着面162aは、第3固定金具の第2基板への接続範囲に該当する。
さらに、前記取付部163の左右両側縁に形成された係合凸部163aは、第2端子収容凹部113の左右両側内壁に喰込み、第2端子161を本体部114に固定する。
また、各接触腕部164は、側面形状が略L字状のばね性を備えた板部材であり、先端が前方に延出し、かつ、先端近傍に接触凸部164aが形成されている。該接触凸部164aは、互いに向合うように配設された左右一対の接触腕部164の内側の面に形成され、頂点が互いに向合っている。なお、164bは、接触凸部164aを形成したことによって、接触腕部164の外側面(接触凸部164aと反対側の面)に生じた痕(こん)跡であり、接触腕部164の外側面から観て、接触凸部164aが第1端子61の接触部64と接触する接触箇所を示す接触箇所表示部として機能する。
そして、前記本体部114の下面における前面寄りの位置及び前面における前面寄りの位置には、第2端子収容凹部113の下端及び前端に連通する連続したスリット状の端子収容開口113aが形成され、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合する際に、第1端子61の接触部64が端子収容開口113aから第2端子収容凹部113内に進入する。該第2端子収容凹部113内において、第2端子161の左右一対の接触凸部164aは、図4(a)に示されるように、互いに近接して向合っている。そのため、板状の第1端子61の接触部64は、ばね性を備える左右一対の接触腕部164の間隔を押広げるようにして、左右一対の接触凸部164aの間に進入する。したがって、第1端子61の接触部64は左右両面から接触腕部164によって挟込まれ、左右一対の接触凸部164aの頂点が接触部64の左右両面に喰込むので、第1端子61と第2端子161との接触が確実なものとなる。
また、各側壁部117には、スリット状の第2補助金具収容凹部117aが形成され、各第2補助金具収容凹部117a内には、第2補助金具181が1つずつ挿入されて装填される。第2補助金具181は、図3(b)に示されるように、全体としての側面形状が略矩形の金属から成る平板状部材であり、第2補助金具収容凹部117a内に収容されて第2ハウジング111に固定される取付部183と、該取付部183の前端に接続されたソルダーテール部182とを備える。
そして、前記取付部183の上縁及び下縁に形成された係合凸部183aは、第2補助金具収容凹部117aの上側及び下側の内壁に喰込み、第2補助金具181を側壁部117に固定する。また、前記ソルダーテール部182の後端部は、上下方向に延在し、その後面である固着面182aが第2基板に形成された接続パッド等、すなわち、相手方固定部材に、はんだ付等によって接続されて固定される。したがって、前記固着面182aは、第2補助金具181の第2基板への接続範囲に該当する。なお、前記第2補助金具181は、第2コネクタ101を第2基板に固定するための固定金具の一つとしての第4固定金具として機能する。
次に、前記第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合する動作について説明する。
図5は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合した状態を示す斜視図、図6は本発明の実施の形態における基板対基板コネクタの嵌合した状態を示す三面図である。なお、図6において、(a)は第1コネクタの背面から観た図、(b)は側面図、(c)は図6(a)のC−C矢視断面図である。
ここで、第1コネクタ1は、あらかじめ、第1ハウジング11の下面11aが第1基板の表面と対向する姿勢で第1基板に表面実装されているものとする。具体的には、第1端子61のソルダーテール部62が図示されない第1基板上の導電トレースに連結された相手方端子部材にはんだ付等によって接続され、第1補助金具81のソルダーテール部82が第1基板上の固定部材にはんだ付等によって接続されている。なお、ソルダーテール部82の固着面82aが、第1補助金具81の第1基板への接続範囲に該当する。
同様に、第2コネクタ101は、あらかじめ、第2ハウジング111の後面111aが第2基板の表面と対向する姿勢で第2基板に表面実装されているものとする。第2端子161のソルダーテール部162が図示されない第2基板上の導電トレースに連結された接続パッドにはんだ付等によって接続され、第2補助金具181のソルダーテール部182が第2基板上の固定部材にはんだ付等によって接続されている。なお、ソルダーテール部182の固着面182aが、第2補助金具181の第2基板への接続範囲に該当する。
まず、オペレータは、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の姿勢を調整し、第1コネクタ1の上面と第2コネクタ101の下面とが対向し、第1コネクタ1の嵌合空間13と第2コネクタ101の本体部114とが向合い、第1コネクタ1の左右の側壁部17と第2コネクタ101の左右の側壁嵌合空間117bとが向合うようにする。
そして、第2コネクタ101を第1コネクタ1に対して相対的に下降させ、第1コネクタ1の嵌合空間13に第2コネクタ101の本体部114が挿入され、第2コネクタ101の左右の側壁嵌合空間117bに第1コネクタ1の左右の側壁部17が挿入されるようにし、図5及び6に示されるように、第1コネクタ1と第2コネクタ101とを嵌合させる。
この際、第1コネクタ1の第1端子61における接触部64が、第2コネクタ101に対して相対的に上昇し、第2ハウジング111の本体部114の下方から、端子収容開口113aを通って、第2端子収容凹部113内に進入する。なお、該第2端子収容凹部113内において、本体部114の先端寄りの部分に形成された端子収容開口113aの上方に対応する部位には、第2端子161における接触腕部164の接触凸部164aが位置する。したがって、端子収容開口113aを通って第2端子収容凹部113内に進入した第1端子61の接触部64は、下方から左右の接触凸部164aの間に進入する。
そして、前記接触部64が左右の接触腕部164によって挟持されるので、第1端子61と第2端子161とが電気的に接触する。このとき、左右の接触凸部164aが接触部64の左右の両面に喰込むので、第1端子61と第2端子161との接触が確実に維持される。これにより、第1基板の導電トレースが、第1端子61及び第2端子161を介して、第2基板の導電トレースに電気的に確実に接続される。
なお、図6(b)に示されるように、第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合した状態において、第1ハウジング11の下面11aと第2ハウジング111の後面111aとはほぼ直交している。したがって、第1ハウジング11の下面11aが対向する第1基板と、第2ハウジング111の後面111aが対向する第2基板とは、ほぼ直交している。すなわち、第1基板の存在する面と第2基板の存在する面とは、互いに平行ではなく、約90度の角度で交差している。本実施の形態においては、説明の都合上、第1基板の存在する面と第2基板の存在する面との交差する角度が約90度である場合のみ説明するが、前記角度は必要に応じて適宜変更することができる。
また、図6(c)に示されるように、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の側方から観て、接触凸部164aが第1端子61の接触部64と接触する接触箇所を示す接触箇所表示部としての痕跡164bから、第1基板及び第2基板に垂線を下ろした場合、各垂線の足が、それぞれ、第1端子61におけるソルダーテール部62の固着面62aの遠位端(図における左端)から第1補助金具81におけるソルダーテール部82の固着面82aの遠位端(図における右端)までの範囲内、及び、第2端子161におけるソルダーテール部162の固着面162aの遠位端(図における上端)から第2補助金具181におけるソルダーテール部182の固着面182aの遠位端(図における下端)までの範囲内にあることが分かる。つまり、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の側方から観て、第1端子61と第2端子161との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足が、それぞれ、第1コネクタ1が備える固定金具としての第1固定金具及び第2固定金具の第1基板への接続範囲内、並びに、第2コネクタ101が備える固定金具としての第3固定金具及び第4固定金具の第2基板への接続範囲内にある。
より詳細には、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の側方から観て、接触凸部164aが第1端子61の接触部64と接触する接触箇所を示す接触箇所表示部としての痕跡164bから、第1基板及び第2基板に垂線を下ろした場合、各垂線の足が、それぞれ、第1補助金具81におけるソルダーテール部82の固着面82aの範囲内、及び、第2補助金具181におけるソルダーテール部182の固着面182aの範囲内にある。つまり、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の側方から観て、第1端子61と第2端子161との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足が、それぞれ、第1コネクタ1が備える第2固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタ101が備える第4固定金具の第2基板への接続範囲内にある。
このように、第2端子161の接触凸部164aとの接触箇所から第1基板に下ろした垂線の足が、第1コネクタ1が備える第1端子61におけるソルダーテール部62の固着面62aの遠位端から第1補助金具81におけるソルダーテール部82の固着面82aの遠位端までの範囲内にある。したがって、第1コネクタ1との嵌合を解除するような外力が第2コネクタ101に加えられ、それにより、第1端子61における接触箇所に第1基板に対して垂直な方向の上向きの力が作用しても、回転モーメントが発生することがない。したがって、前記第1端子61の固着面62a及び第1補助金具81の固着面82aが第1基板から剥がれてしまうことがなく、第1コネクタ1が第1基板から外れてしまうことがない。
同様に、第1端子61の接触部64との接触箇所から第2基板に下ろした垂線の足が、第2コネクタ101が備える第2端子161におけるソルダーテール部162の固着面162aの遠位端から第2補助金具181におけるソルダーテール部182の固着面182aの遠位端までの範囲内にある。したがって、第2コネクタ101との嵌合を解除するような外力が第1コネクタ1に加えられ、それにより、第2端子161における接触箇所に第2基板に対して垂直な方向の図6(b)における左向きの力が作用しても、回転モーメントが発生することがない。したがって、前記第2端子161の固着面162a及び第2補助金具181の固着面182aが第2基板から剥がれてしまうことがなく、第2コネクタ101が第2基板から外れてしまうことがない。
なお、本実施の形態における第1端子61は、図1(c)に示されるように、取付部63の後端から下方に延出するソルダーテール部62と、取付部63の前端から前方に延出する平板状の接触部64とを備える。つまり、第1端子61は、第1コネクタ1を第1基板に固定するための第1固定金具として機能するソルダーテール部62から離れた位置に接触部64が存在する形状となっている。そのため、仮に第1補助金具81が存在しないとすると、第1端子61における接触箇所に第1基板に対して垂直な方向の上向きの力が作用したときに、ソルダーテール部62に回転モーメントが作用してしまうことになる。しかし、第1コネクタ1は、第2固定金具としての第1補助金具81を有し、該第1補助金具81におけるソルダーテール部82の固着面82aの範囲内に、第1端子61と第2端子161との接触箇所から第1基板に下ろした垂線の足がある。したがって、第1端子61のソルダーテール部62と接触部64とが離れていても、回転モーメントが発生することがなく、第1コネクタ1が第1基板から外れてしまうことがない。
同様に、本実施の形態における第2端子161は、図3(c)に示されるように、取付部163の後端から上方に延出するソルダーテール部162と、取付部163の前端から下方に延出する接触腕部164とを備える。つまり、第2端子161は、第2コネクタ101を第2基板に固定するための第3固定金具として機能するソルダーテール部162から離れた位置に接触凸部164aが存在する形状となっている。そのため、仮に第2補助金具181が存在しないとすると、第2端子161における接触箇所に第2基板に対して垂直な方向の左向きの力が作用したときに、ソルダーテール部162に回転モーメントが作用してしまうことになる。しかし、第2コネクタ101は、第4固定金具としての第2補助金具181を有し、該第2補助金具181におけるソルダーテール部182の固着面182aの範囲内に、第1端子61と第2端子161との接触箇所から第2基板に下ろした垂線の足がある。したがって、第2端子161のソルダーテール部162と接触凸部164aとが離れていても、回転モーメントが発生することがなく、第2コネクタ101が第2基板から外れてしまうことがない。
このように、本実施の形態において、基板対基板コネクタは、絶縁性材料から成る第1ハウジング11と、第1ハウジング11に装填された第1端子61とを備え、第1基板に実装される第1コネクタ1と、絶縁性材料から成る第2ハウジング111と、第2ハウジング111に装填され、第1端子61と接触する第2端子161とを備え、第2基板に実装され、第1コネクタ1と嵌合する第2コネクタ101とを有する。そして、第1基板が存在する面と第2基板が存在する面とが互いに交差するように第1コネクタ1と第2コネクタ101とが嵌合したとき、第1端子61と第2端子161との接触箇所から前記第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、第1コネクタ1及び第2コネクタ101の側方から観て、それぞれ、第1コネクタ1が備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタ101が備える固定金具の第2基板への接続範囲内にある。
これにより、外力が加えられたときでも、第1端子61と第2端子161との接触状態を確実に維持することができ、互いに交差するように配設された第1基板と第2基板とを接続する基板対基板コネクタの信頼性を向上させることができる。また、第1基板と第2基板とが互いに交差するように配設されていても、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が第1基板及び第2基板から外れてしまうことがない。さらに、第1コネクタ1と第2コネクタ101との嵌合操作を容易に行うことができる。
また、第1コネクタ1が備える固定金具は、第1ハウジング11に装填された第1固定金具及び第2固定金具を含み、固定金具の第1基板への接続範囲は、第1コネクタ1の側方から観て、第1固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端から第2固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端までの範囲であり、第2コネクタ101が備える固定金具は、第2ハウジング111に装填された第3固定金具及び第4固定金具を含み、固定金具の第2基板への接続範囲は、第2コネクタ101の側方から観て、第3固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端から第4固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端までの範囲である。このように、固定金具の第1基板への接続範囲及び固定金具の第2基板への接続範囲が広いので、第1端子61と第2端子161との接触箇所の位置をどこに設定するかの自由度が高くなり、第1端子61及び第2端子161並びに第1ハウジング11及び第2ハウジング111の設計自由度が高くなる。
さらに、第1固定金具は第1端子61のソルダーテール部62であって、第2固定金具は第1ハウジング11に装填された第1補助金具81であり、第3固定金具は第2端子161のソルダーテール部162であって、第4固定金具は第2ハウジング111に装填された第2補助金具181であり、第1端子61と第2端子161との接触箇所から第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、それぞれ、第1補助金具81の第1基板への接続範囲内、及び、第2補助金具181の第2基板への接続範囲内にある。これにより、第1端子61のソルダーテール部62及び第2端子161のソルダーテール部162が第1端子61と第2端子161との接触箇所から離れていても、回転モーメントが発生することがないので、第1コネクタ1及び第2コネクタ101が第1基板及び第2基板から外れてしまうことがない。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、基板対基板コネクタに適用することができる。
1 第1コネクタ
11 第1ハウジング
11a 下面
12 底壁部
13 嵌合空間
14、114 本体部
14a 第1端子収容凹部
17、117 側壁部
17a 第1補助金具収容凹部
61 第1端子
62、82、162、182、862 ソルダーテール部
62a、82a、162a、182a 固着面
63、83、163、183 取付部
63a、83a、163a、183a 係合凸部
64 接触部
81 第1補助金具
101 第2コネクタ
111 第2ハウジング
111a 後面
112 天板部
113 第2端子収容凹部
113a 端子収容開口
117a 第2補助金具収容凹部
117b 側壁嵌合空間
161 第2端子
164 接触腕部
164a、864 接触凸部
164b 痕跡
181 第2補助金具
811 ハウジング
813 嵌合凹部
814 開口部
861 端子
863 接続部材
881 はんだ
891 基板
892 筐体

Claims (4)

  1. (a)絶縁性材料から成る第1ハウジングと、該第1ハウジングに装填された第1端子とを備え、第1基板に実装される第1コネクタと、
    (b)絶縁性材料から成る第2ハウジングと、該第2ハウジングに装填され、前記第1端子と接触する第2端子とを備え、第2基板に実装され、前記第1コネクタと嵌合する第2コネクタとを有する基板対基板コネクタであって、
    (c)前記第1基板が存在する面と第2基板が存在する面とが互いに交差するように前記第1コネクタと第2コネクタとが嵌合したとき、前記第1端子と第2端子との接触箇所から前記第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、前記第1コネクタ及び第2コネクタの側方から観て、それぞれ、前記第1コネクタが備える固定金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2コネクタが備える固定金具の第2基板への接続範囲内にあることを特徴とする基板対基板コネクタ。
  2. 前記第1コネクタが備える固定金具は、前記第1ハウジングに装填された第1固定金具及び第2固定金具を含み、前記固定金具の第1基板への接続範囲は、前記第1コネクタの側方から観て、前記第1固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端から第2固定金具の第1基板への接続範囲の遠位端までの範囲であり、
    前記第2コネクタが備える固定金具は、前記第2ハウジングに装填された第3固定金具及び第4固定金具を含み、前記固定金具の第2基板への接続範囲は、前記第2コネクタの側方から観て、前記第3固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端から第4固定金具の第2基板への接続範囲の遠位端までの範囲である請求項1に記載の基板対基板コネクタ。
  3. 前記第1固定金具は前記第1端子のソルダーテール部であって、前記第2固定金具は前記第1ハウジングに装填された第1補助金具であり、
    前記第3固定金具は前記第2端子のソルダーテール部であって、前記第4固定金具は前記第2ハウジングに装填された第2補助金具であり、
    前記第1端子と第2端子との接触箇所から前記第1基板及び第2基板に下ろした垂線の足は、それぞれ、前記第1補助金具の第1基板への接続範囲内、及び、第2補助金具の第2基板への接続範囲内にある請求項2に記載の基板対基板コネクタ。
  4. 前記第1端子は、平板状の接触部を備え、
    前記第2端子は、一対の接触腕部と、各接触腕部に形成された接触凸部とを備え、
    前記接触箇所は、前記接触凸部が前記接触部を両側から挟込んで接触する箇所である請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板対基板コネクタ。
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