JP2013217655A - センサ装置 - Google Patents

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建太朗 野村
Minoru Kumahara
稔 熊原
Tsukasa Ida
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Abstract

【課題】ESDに起因した破壊を防止することが可能であり且つ高精度化を図ることが可能なセンサ装置を提供する。
【解決手段】センサ装置は、センサ部11および第1のESD保護回路12を有するセンサ素子1と、センサ部11の出力電圧を信号処理する信号処理回路21および第2のESD保護回路22を有するIC素子2とを備える。センサ装置は、センサ部11と第1のESD保護回路12との間に設けられセンサ部11の出力電圧を信号成分の周波数よりも高い所定のチョッピング周波数fL0でチョッピングする第1のミキサ13と、IC素子2に設けられチョッピング周波数fL0で入力電圧をチョッピングする第2のミキサ25と、IC素子2において第2のミキサ25の後段に設けられカットオフ周波数がチョッピング周波数fL0よりも低く且つ上記信号成分の周波数よりも高いフィルタであるローパスフィルタ26とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ装置に関するものである。
従来から、赤外線センサと、赤外線センサの出力信号を信号処理するIC素子と、赤外線センサおよびIC素子が収納されたパッケージとを備えた赤外線センサモジュールが提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載された赤外線センサは、マイクロマシニング技術を利用して形成された赤外線アレイセンサである。そして、この赤外線センサは、熱型赤外線検出部と画素選択用スイッチング素子であるMOSトランジスタとを有する複数の画素部が、シリコン基板からなるベース基板の一表面側において2次元アレイ状に配列されている。また、特許文献1には、熱型赤外線検出部の感温部を、サーモパイル、抵抗ボロメータ、焦電体薄膜などにより構成できることが記載されている。なお、特許文献1には、赤外線センサに関して、赤外線アレイセンサに限らず、少なくとも1つの感温部を備えたものであればよい旨が記載されている。また、特許文献1には、IC素子として、ベアチップを用いている旨が記載されている。
また、ICなどの半導体デバイスにおいては、静電気放電(ESD:Electro-StaticDischarge)による半導体デバイスの破壊を防止するために、半導体デバイスのチップ上に、ESD保護回路が設けられるのが一般的である(例えば、非特許文献1)。非特許文献1には、ESD保護回路として、図10に示すようにグラウンドラインと電源電圧ラインVDDとの間に接続された、2つのダイオードD1,D2の直列回路が記載されている。
特開2011−174762号公報
「アナログCMOS集積回路の設計 応用編」、丸善株式会社、平成15年10月10日第4刷発行、p.804−807
センサ素子と、センサ素子の出力電圧を信号処理するIC素子とを備えたセンサ装置においては、センサ素子の出力電圧の振幅が小さく、センサ素子の出力インピーダンスが高いため、出力電圧を増幅して信号処理を行うことが多い。例えば、上述の赤外線センサモジュールでは、センサ素子である赤外線センサの感温部がサーモパイルの場合、出力信号である出力電圧の振幅が小さく、赤外線センサの出力インピーダンスが高い。このため、本願発明者らは、IC素子に、赤外線センサの出力電圧を増幅する増幅回路、この増幅回路のアナログの出力電圧をアナログ−ディジタル変換するA/D変換回路などを設けることを考えた。
また、本願発明者らは、上述の赤外線センサモジュールのようなセンサ装置において、赤外線センサおよびIC素子それぞれのESDによる破壊を防止するために、赤外線センサおよびIC素子のそれぞれに、ESD保護回路を設けることを考えた。
しかしながら、センサ素子である赤外線センサとIC素子とのそれぞれにESD保護回路を設けたセンサ装置では、各ESD保護回路に流れるリーク電流に起因したオフセット電圧が生じ、S/N比が低下してしまうことがあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、ESDに起因した破壊を防止することが可能であり且つ高精度化を図ることが可能なセンサ装置を提供することにある。
本発明のセンサ装置は、検出対象の物理量に応じたアナログの出力電圧を発生するセンサ部および第1のESD保護回路を有するセンサ素子と、前記出力電圧を信号処理する信号処理回路および第2のESD保護回路を有するIC素子とを備えたセンサ装置であって、前記センサ素子において前記センサ部と前記第1のESD保護回路との間に設けられ前記センサ部の出力電圧を信号成分の周波数よりも高い所定のチョッピング周波数でチョッピングする第1のミキサと、前記IC素子に設けられ前記チョッピング周波数で入力電圧をチョッピングする第2のミキサと、前記IC素子において前記第2のミキサの後段に設けられカットオフ周波数が前記チョッピング周波数よりも低く且つ前記信号成分の周波数よりも高いローパスフィルタとを備えることを特徴とする。
このセンサ装置において、前記第1のESD保護回路は、前記センサ素子の高電位側の出力端と第1の電源電圧ラインとの間に前記出力端側をアノード側として接続された第1のダイオードと、前記センサ素子の前記出力端と第1のグラウンドラインとの間に前記出力端側をカソード側として接続された第2のダイオードとからなり、前記第2のESD保護回路は、前記センサ素子の前記出力端に接続される前記IC素子の入力端と第2の電源電圧ラインとの間に前記入力端側をアノード側として接続された第3のダイオードと、前記入力端と第2のグラウンドラインとの間に前記入力端側をカソード側として接続された第4のダイオードとからなることが好ましい。
このセンサ装置において、前記IC素子は、前記信号処理回路が、前記センサ素子の出力電圧を増幅するアンプを備え、前記第2のミキサを前記アンプの後段に設けてあることが好ましい。
このセンサ装置において、前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記第1のミキサよりも前段で前記センサ部それぞれに直列接続された複数のアナログスイッチを備えてなることが好ましい。
このセンサ装置において、前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記各第1のミキサは、4個のアナログスイッチをブリッジ接続したブリッジ回路からなり、前記ブリッジ回路の各アームを構成する各2個の前記アナログスイッチが交互にオンオフされ、かつ、前記ブリッジ回路の対角位置の2個の前記アナログスイッチが同時にオンオフされるものであり、前記センサ素子は、複数の前記第1のミキサが択一的に動作することが好ましい。
このセンサ装置において、前記センサ素子は、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記第1のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なり、前記IC素子は、前記第2のミキサの前記チョッピング周波数が可変であり、前記フィルタは、バンドパスフィルタであることが好ましい。
このセンサ装置において、前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記各第1のミキサは、4個のアナログスイッチをブリッジ接続したブリッジ回路からなり、前記ブリッジ回路の各アームを構成する各2個の前記アナログスイッチが交互にオンオフされ、かつ、前記ブリッジ回路の対角位置の2個の前記アナログスイッチが同時にオンオフされるものであり、前記センサ素子は、前記第1のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なり、前記フィルタは、バンドパスフィルタであり、前記IC素子は、前記第2のミキサと前記バンドパスフィルタとの組を複数備え、前記第2のミキサが並列的に設けられており、前記第2のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なることが好ましい。
前記IC素子は、前記信号処理回路が、前記各バンドパスフィルタそれぞれの後段にA/Dコンバータを備えてなることが好ましい。
本発明のセンサ装置においては、ESDに起因した破壊を防止することが可能であり且つ高精度化を図ることが可能となる。
(a)は実施形態1のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態1のセンサ装置の概略等価回路図である。 (a)は実施形態1のセンサ装置における第1のミキサの回路図、(b)は実施形態1のセンサ装置における第2のミキサの回路図である。 実施形態1のセンサ装置の動作説明図である。 (a)は実施形態2のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態2のセンサ装置の概略等価回路図である。 (a)は実施形態3のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態3のセンサ装置の概略等価回路図である。 (a)は実施形態4のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態4のセンサ装置の概略等価回路図である。 (a)は実施形態5のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態5のセンサ装置の概略等価回路図である。 実施形態5のセンサ装置の動作説明図である。 (a)は実施形態6のセンサ装置の概略回路図、(b)は実施形態6のセンサ装置の概略等価回路図である。 従来のESD保護回路の説明図である。
(実施形態1)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図1〜図3に基づいて説明する。
センサ装置は、検出対象の物理量に応じたアナログの出力電圧を発生するセンサ部11および第1のESD保護回路12を有するセンサ素子1を備えている。また、センサ装置は、センサ部11の出力電圧を信号処理する信号処理回路21および第2のESD保護回路22を有するIC素子2を備えている。図1は、(a)がセンサ装置の概略回路図、(b)がセンサ装置の等価回路図である。ここで、図1(b)では、センサ部11の等価回路を、センサ部11の出力電圧の信号電圧に対応する電圧源Vsとセンサ部11のインピーダンスに対応する抵抗Rsとの直列回路で表してある。要するに、電圧源Vsの電圧は、センサ部11の信号電圧であり、抵抗Rsの抵抗値は、センサ部11のインピーダンスである。
センサ装置は、センサ素子1においてセンサ部11と第1のESD保護回路12との間に設けられた第1のミキサ13と、IC素子2に設けられた第2のミキサ25と、第2のミキサ25の後段に設けられたローパスフィルタ26とを備えている。第1のミキサ13は、センサ部11の出力電圧を信号成分の周波数よりも高い所定のチョッピング周波数fL0でチョッピングするものである。第2のミキサ25は、チョッピング周波数fL0で入力電圧をチョッピングするものである。ローパスフィルタ26は、カットオフ周波数が上記チョッピング周波数よりも低く且つ上記信号成分の周波数よりも高いフィルタである。センサ装置は、第1のESD保護回路12および第2のESD保護回路22に起因してセンサ部11に流れるリーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧が生じる。しかしながら、センサ装置は、第1のミキサ13、第2のミキサ25およびローパスフィルタ26を設けたことにより、オフセット電圧を低減することが可能となる。
第1のESD保護回路12は、センサ素子1の高電位側の出力端と第1の電源電圧ラインVDD1との間に出力端側をアノード側として接続された第1のダイオードD1と、センサ素子1の出力端と第1のグラウンドラインVGND1との間に出力端側をカソード側として接続された第2のダイオードD2とからなる。したがって、第1のESD保護回路12は、2つのダイオードD1,D2の直列回路から構成される簡単な回路構成とすることができる。
第2のESD保護回路22は、センサ素子1の出力端に接続されるIC素子2の入力端と第2の電源電圧ラインVDD2との間に当該入力端側をアノード側として接続された第3のダイオードD3と、当該入力端と第2のグラウンドラインVGND2との間に当該入力端側をカソード側として接続された第4のダイオードD4とからなる。したがって、第2のESD保護回路22は、2つのダイオードD3,D4の直列回路から構成される簡単な回路構成とすることができる。
図1(b)では、ダイオードD1〜D4を電流源I1〜I4それぞれとして表してある。なお、第1の電源電圧ラインVDD1の電位と、第2の電源電圧ラインVDD2の電位とは同電位とする。また、第1のグラウンドラインVGND1の電位と、第2のグラウンドラインVGND2の電位とは同電位とする。また、本実施形態のセンサ装置は、センサ素子1とIC素子2とが1つのパッケージ(図示せず)に収納されている。
センサ素子1としては、例えば、サーモパイルからなるセンサ部11、第1のESD保護回路12、第1のミキサ13が第1のシリコン基板の一表面側に形成された赤外線センサチップを用いることができる。センサ素子1のセンサ部11は、サーモパイルに限らず、例えば、サーミスタでもよい。また、センサ素子1のセンサ部11は、これらに限らず、電圧出力型の物理量センサ部や化学量センサ部であればよい。いずれにしても、センサ素子1は、センサ部11がアナログの出力電圧を発生する。
IC素子2は、例えば、信号処理回路21として、アンプ(増幅回路)23、A/D変換回路24および制御部27、更に、第2のミキサ25およびローパスフィルタ26が第2のシリコン基板に形成されたICチップを用いることができる。
アンプ23としては、例えば、チョッパアンプを用いることができるが、チョッパアンプ以外のアンプを用いることもできる。
A/D変換回路24としては、例えば、一重積分型A/D変換器や二重積分型A/D変換器などの積分型A/D変換器を用いることができる。また、A/D変換回路24としては、追従比較型A/D変換器や逐次比較型A/D変換器などの比較型A/D変換器を用いることもできる。
制御部27は、第1のミキサ13、第2のミキサ25、アンプ23、A/D変換回路24などを制御する機能を有している。制御部27は、適宜のプログラムを搭載したマイクロコンピュータなどにより構成してもよいし、タイミングコントロール回路や、それぞれ所望の機能を実現するように設計した複数の回路などの組み合せにより構成してもよい。
第1のミキサ13は、例えば、図2(a)に示すように、4個のアナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14をブリッジ接続したブリッジ回路(以下、第1のブリッジ回路とも称する)により構成することができる。第1のブリッジ回路の各アームを構成する各2個ずつのアナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14は、それぞれ直列接続され、アナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14の各直列回路は、センサ部11に並列接続されている。また、アナログスイッチQ11,Q12の接続点とアナログスイッチQ13,Q14の接続点との間には、IC素子2が接続される。第1のミキサ13は、第1のブリッジ回路の各アームを構成する各2個のアナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14が交互にオンオフされ、かつ、第1のブリッジ回路の対角位置の2個のアナログスイッチQ11,Q14およびQ12,Q13が同時にオンオフされる。第1のミキサ13の各アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14は、制御部27からのチョッピング周波数fL0の制御信号によってオンオフ制御される。
第1のミキサ13の各アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14の各々は、nチャネルMOSトランジスタにより構成することが好ましい。これにより、各アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14の各々は、pチャネルMOSトランジスタにより構成する場合に比べて、オン抵抗を低減できるとともに、高速動作が可能となる。
第2のミキサ25は、例えば、図2(b)に示すように、4個のアナログスイッチQ21,Q22,Q23,Q24をブリッジ接続したブリッジ回路(以下、第2のブリッジ回路とも称する)により構成することができる。第2のブリッジ回路の各アームを構成する各2個ずつのアナログスイッチQ21,Q22およびQ23,Q24は、それぞれ直列接続され、アナログスイッチQ21,Q22およびQ23,Q24の各直列回路は、センサ部11に並列接続されている。また、アナログスイッチQ21,Q22の接続点とアナログスイッチQ23,Q24の接続点との間には、IC素子2が接続される。第2のミキサ25は、第2のブリッジ回路の各アームを構成する各2個のアナログスイッチQ21,Q22およびQ23,Q24が交互にオンオフされ、かつ、第2のブリッジ回路の対角位置の2個のアナログスイッチQ21,Q24およびQ22,Q23が同時にオンオフされる。第2のミキサ25の各アナログスイッチQ21,Q22,Q23,Q24は、制御部27からのチョッピング周波数fL0の制御信号によってオンオフが制御される。
第2のミキサ25の各アナログスイッチQ21,Q22,Q23,Q24の各々は、nチャネルMOSトランジスタにより構成することが好ましい。これにより、各アナログスイッチQ21,Q22,Q23,Q24の各々は、pチャネルMOSトランジスタにより構成する場合に比べて、オン抵抗を低減できるとともに、高速動作が可能となる。
ローパスフィルタ26は、例えば、CR型のローパスフィルタを用いることができる。この場合、抵抗の抵抗値をR1、コンデンサの容量をC1とすると、カットオフ周波数は、1/(2πR11)で表される。
ところで、センサ素子1は、センサ部11がサーモパイルやサーミスタで、検出対象の物理量が人体から放射される赤外線に起因した温度変化量の場合、センサ部11の出力電圧における信号電圧(信号成分)の周波数は、0〜10Hz程度である。また、リーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧(オフセット成分)は、直流成分である。
第1のミキサ13は、センサ部11の出力電圧をチョッピング周波数fL0(例えば、30kHz)でチョッピングすることで変調することができる。チョッピング周波数fL0は、信号成分の周波数よりも高い周波数に設定する。チョッピング周波数fL0は、特に限定するものではないが、信号成分の周波数よりも十分に高い周波数(例えば、フリッカ雑音の振幅レベルが信号成分の振幅レベルよりも十分小さくなる周波数よりも高い周波数)が好ましい。
センサ部11の出力電圧が図3(a)のような模式的な周波数スペクトル分布の場合、第1のミキサ13の出力電圧は、図3(b)のような模式的な周波数スペクトル分布となる。図3(b)では、A1が、信号成分、A2が、リーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット成分を示している。要するに、第1のミキサ13により、信号成分とオフセット成分とを分離することができる。
第2のミキサ25は、入力電圧(ここでは、第1のミキサ13の出力電圧)をチョッピング周波数fL0でチョッピングすることでセンサ部11の信号成分A1を元の低周波数帯に移す一方で、オフセット成分A2をチョッピング周波数に移すことができる。第2のミキサ25の出力電圧は、図3(c)のような模式的な周波数スペクトル分布となる。図3(c)には、ローパスフィルタ26のフィルタ特性を一点鎖線で示してある。ローパスフィルタ26は、チョッピング周波数を有するオフセット成分A2を除去し、かつ、チョッピング周波数fL0よりも低周波数帯にある信号成分A1を抽出することができるようにカットオフ周波数が設定されている。
以上説明したセンサ装置では、センサ素子1、IC素子2が、第1のESD保護回路12、第2のESD保護回路22をそれぞれ備えていることにより、ESDに起因した破壊を防止することが可能となる。そして、センサ装置は、上述の第1のミキサ13と、第2のミキサ25と、ローパスフィルタ26とを備えている。これにより、センサ装置は、第1のESD保護回路12および第2のESD保護回路22に起因してセンサ部11に流れるリーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧を低減することが可能となり、高精度化を図ることが可能となる。
(実施形態2)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図4に基づいて説明する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のセンサ装置は、IC素子2において、第2のミキサ25およびローパスフィルタ26が、アンプ23の後段側に設けられている点などが実施形態1のセンサ装置と相違する。要するに、IC素子2の信号処理回路21は、センサ素子1の出力電圧を増幅するアンプ23の後段に第2のミキサ25を設け、第2のミキサ25の後段にローパスフィルタ26を設けてある。そして、信号処理回路21は、ローパスフィルタ26の後段にA/D変換回路24を設けてある。
本実施形態のセンサ装置では、実施形態1と同様、センサ素子1、IC素子2が、第1のESD保護回路12、第2のESD保護回路22をそれぞれ備えていることにより、ESDに起因した破壊を防止することが可能となる。また、本実施形態のセンサ装置では、実施形態1と同様、リーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧を低減することが可能となり、高精度化を図ることが可能となる。
また、本実施形態のセンサ装置では、第2のミキサ25およびローパスフィルタ26が、アンプ23の後段側に設けられていることにより、リーク電流ILに起因したオフセット電圧だけでなく、アンプ23の雑音電圧を除去することが可能となる。
(実施形態3)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図5に基づいて説明する。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のセンサ装置は、センサ素子1が、センサ部11を複数備え、第1のミキサ13よりも前段でセンサ部11それぞれに直列接続された複数のアナログスイッチSW1を備えている点などが実施形態2のセンサ装置と相違する。なお、以下では、説明の便宜上、複数のアナログスイッチSW1をアナログスイッチSW11〜SW1n(図示例では、nは3以上の整数)と称することもある。
各アナログスイッチSW1の各々は、センサ部11とセンサ素子1の高電位側の出力端との間に設けられている。複数のアナログスイッチSW1は、IC素子2の制御部27によってオンオフ制御される。制御部27は、複数のアナログスイッチSW1が1つずつオンとなるように複数のアナログスイッチをサイクリックに制御する。
センサ素子1としては、感温部および当該感温部の出力電圧を取り出すためのMOSトランジスタを具備する複数の画素部が、半導体基板(シリコン基板)の一表面側において2次元アレイ状に配置された赤外線アレイセンサを用いることができる。この赤外線アレイセンサは、全ての感温部の出力を時系列的に読み出すことが可能なものである。この種の赤外線アレイセンサとしては、例えば、特開2010−237117号公報に開示された赤外線アレイセンサを用いることができる。センサ素子1として赤外線アレイセンサを用いた場合には、各感温部の各々が、センサ部11を構成し、各MOSトランジスタの各々がアナログスイッチSW1を構成する。なお、この赤外線アレイセンサを温度センサとして用いる場合には、半導体基板の温度を一定に保つことで感温部におけるサーモパイルの冷接点の温度を一定温度に保つペルチェ素子を用いるか、あるいは、冷接点の温度を検出するサーミスタを設けることが好ましい。
各アナログスイッチSW11〜SW1nそれぞれは、所望のセンサ部11(ここでは、直列接続されたセンサ部11)の出力電圧を読み出すための選択用のスイッチ要素を構成する。
ここで、複数のセンサ部11は、同構成である。要するに、複数のセンサ部11は、仕様が同じであり、特性が同じとなるように設計してある。したがって、センサ素子1は、各センサ部11それぞれで検出される物理量が同じであるとすれば、各センサ部11それぞれの出力電圧の信号電圧に対応する電圧源Vs1〜Vsnの電圧をVs、各センサ部11それぞれのインピーダンスに対応する抵抗Rs1〜Rsnの抵抗値をRsとみなすことができる。センサ装置は、複数のアナログスイッチSW11〜SW1nのうち、アナログスイッチSW11のみが択一的にオンされているときに、等価回路が電圧源Vs1と抵抗Rs1との直列回路で表わされるセンサ部11の出力電圧が、第1のミキサ13に入力される。同様に、センサ装置は、複数のアナログスイッチSW11〜SW1nのうち、アナログスイッチSW12のみが択一的にオンされているときに、等価回路が電圧源Vs2と抵抗Rs2との直列回路で表わされるセンサ部11の出力電圧が、第1のミキサ13に入力される。同様に、センサ装置は、複数のアナログスイッチSW11〜SW1nのうち、アナログスイッチSW1nのみが択一的にオンされているときに、等価回路が電圧源Vsnと抵抗Rsnとの直列回路で表わされるセンサ部11の出力電圧が、第1のミキサ13に入力される。
本実施形態のセンサ装置では、実施形態1と同様、センサ素子1、IC素子2が、第1のESD保護回路12、第2のESD保護回路22をそれぞれ備えていることにより、ESDに起因した破壊を防止することが可能となる。また、センサ装置は、第1のESD保護回路12および第2のESD保護回路22に起因してセンサ部11に流れるリーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧を低減することができるので、高精度化を図ることが可能となる。
(実施形態4)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図6に基づいて説明する。なお、実施形態3と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のセンサ装置は、センサ素子1が、センサ部11ごとに第1のミキサ13を備えている点などが実施形態3のセンサ装置と相違する。なお、以下では、説明の便宜上、複数の第1のミキサ13を第1のミキサ131〜13n(図示例では、nは3以上の整数)と称することもある。
各第1のミキサ13は、実施形態1と同様、図2(a)に示すように、4個のアナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14をブリッジ接続した第1のブリッジ回路からなる。第1のブリッジ回路の各アームを構成する各2個ずつのアナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14は、それぞれ直列接続され、アナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14の各直列回路は、センサ部11に並列接続されている。また、アナログスイッチQ11,Q12の接続点とアナログスイッチQ13,Q14の接続点との間には、IC素子2が接続される。
第1のミキサ13は、第1のブリッジ回路の各アームを構成する各2個のアナログスイッチQ11,Q12およびQ13,Q14が交互にオンオフされ、かつ、第1のブリッジ回路の対角位置の2個のアナログスイッチQ11,Q14およびQ12,Q13が同時にオンオフされる。
第1のミキサ13のアナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14は、制御部27からの制御信号によってオンオフが制御される。ここで、本実施形態のセンサ装置では、各第1のミキサ13の各々が同一のチョッピング周波数fL0の制御信号によって制御される。ここで、制御部27は、複数の第1のミキサ13が択一的に動作させる。すなわち、センサ素子1は、複数の第1のミキサ13がIC素子2の制御部27によってサイクリックに制御される。
ところで、実施形態3のセンサ装置では、センサ素子1において、各センサ部11ごとにアナログスイッチSW1が1つずつ直列接続されているので、択一的にオンされた選択用のスイッチ要素であるアナログスイッチSW1に直列接続されているセンサ部11の出力電圧に、アナログスイッチSW1のリーク電流に起因したオフセット電圧が生じてしまう。
一方、本実施形態のセンサ装置では、各センサ部11の各々の両端間に第1のミキサ13が1つずつ接続されているので、各第1のミキサ13の各々の2個のアナログスイッチQ11,Q14が、選択用のスイッチ要素を兼ねている。したがって、本実施形態のセンサ装置は、第1のミキサ13に接続されているセンサ部11の両端にアナログスイッチQ11,Q14がそれぞれ直列接続されるので、選択用のスイッチ要素のリーク電流に起因したオフセット電圧を低減することが可能となる。
(実施形態5)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図7に基づいて説明する。なお、実施形態4と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態のセンサ装置は、第1のミキサ13ごとにチョッピング周波数が異なり、IC素子2の第2のミキサ25のチョッピング周波数が可変である点、フィルタがバンドパスフィルタ28である点などが実施形態4のセンサ装置とは相違する。また、図7では、説明を簡単にするために、センサ部11の数が3つの場合を例示してあるが、センサ部11の数は特に限定するものではない。
第1のミキサ131は、アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14(図2(a)参照)のオンオフが、制御部27からのチョッピング周波数f1の制御信号によって制御される。また、第1のミキサ132は、アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14のオンオフが、制御部27からのチョッピング周波数f2の制御信号によって制御される。同様に、第1のミキサ133は、アナログスイッチQ11,Q12,Q13,Q14のオンオフが、制御部27からのチョッピング周波数f3の制御信号によって制御される。
一方、第2のミキサ25は、アナログスイッチQ21,Q22,Q23,Q24(図2(b)参照)のオンオフが、制御部27からのチョッピング周波数fn(nは自然数)の制御信号によって制御される。ここで、制御部27は、センサ部11の出力電圧が第1のミキサ131を通してIC素子2に入力されるように第1のミキサ131をチョッピング周波数f1の制御信号によって制御する場合、第2のミキサ25をチョッピング周波数f1の制御信号によって制御する。同様に、制御部27は、センサ部11の出力電圧が第1のミキサ132を通してIC素子2に入力されるように第1のミキサ132をチョッピング周波数f2の制御信号によって制御する場合、第2のミキサ25をチョッピング周波数f2の制御信号によって制御する。同様に、制御部27は、センサ部11の出力電圧が第1のミキサ133を通してIC素子2に入力されるように第1のミキサ133をチョッピング周波数f3の制御信号によって制御する場合、第2のミキサ25をチョッピング周波数f3の制御信号によって制御する。
センサ部11の出力電圧が図8(a)のような模式的な周波数スペクトル分布の場合、センサ素子1の出力電圧は、図8(b)のような模式的な周波数スペクトル分布となる。図8(b)は、各信号成分A1(信号成分Vs1,Vs2,Vs3)とオフセット成分A2とが分離されていることを示している。
第2のミキサ25は、入力電圧(ここでは、第1のミキサ13の出力電圧)をチョッピング周波数fnでチョッピングすることでセンサ部11の信号成分A1を元の低周波数帯に移す一方で、オフセット成分A2をチョッピング周波数に移すことができる。第2のミキサ25のチョッピング周波数fnを例えばチョッピング周波数f2とした場合、第2のミキサ25の出力電圧は、図8(c)のような模式的な周波数スペクトル分布となる。図8(c)には、バンドパスフィルタ28のフィルタ特性を一点鎖線で示してある。バンドパスフィルタ28は、チョッピング周波数fnを有するオフセット成分A2を除去し、かつ、チョッピング周波数fnよりも低周波数帯にある信号成分A1を抽出することができるようにカットオフ周波数が設定される。
本実施形態のセンサ装置は、実施形態1と同様、センサ素子1、IC素子2が、第1のESD保護回路12、第2のESD保護回路22をそれぞれ備えていることにより、ESDに起因した破壊を防止することが可能となる。そして、本実施形態のセンサ装置では、第1のESD保護回路12および第2のESD保護回路22に起因してセンサ部11に流れるリーク電流ILとセンサ部11のインピーダンスとで決まるオフセット電圧を低減することができるので、高精度化を図ることが可能となる。
また、本実施形態のセンサ装置は、第1のミキサ13ごとにチョッピング周波数が異なり、IC素子2の第2のミキサ25のチョッピング周波数が可変である。これにより、センサ装置は、所望のセンサ部11の出力電圧を、第1のミキサ13、アンプ23、第2のミキサ25、バンドパスフィルタ28を通してA/D変換回路24に入力させることができる。
(実施形態6)
以下では、本実施形態のセンサ装置について図9に基づいて説明する。なお、実施形態5と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のセンサ装置は、IC素子2が、第2のミキサ25とバンドパスフィルタ28との組を複数備え、第2のミキサ25が並列的に設けられている点などが相違する。ここで、本実施形態のセンサ装置は、第2のミキサ25ごとにチョッピング周波数が異なる。なお、以下では、説明の便宜上、複数の第2のミキサ25を第2のミキサ251〜25n(図示例では、nは3)と称することもある。
ここで、制御部27は、第1のミキサ131,132,133をチョッピング周波数f1,f2,f3の制御信号によってそれぞれ制御する一方で、第2のミキサ25をチョッピング周波数f1,f2,f3の制御信号によってそれぞれ制御する。これにより、センサ装置は、複数のセンサ部11の出力電圧を、第1のミキサ131,132,133それぞれでチョッピングした後、第2のミキサ251,252,253それぞれでチョッピングすることができる。要するに、本実施形態のセンサ装置では、複数のセンサ部11の出力電圧を略同時に取り扱うことができる。
センサ装置は、IC素子2の信号処理回路21が、各バンドパスフィルタ28それぞれの後段にA/D変換回路24を備えていることが好ましい。これにより、複数のセンサ部11の出力電圧それぞれに対応したディジタル信号を複数のA/D変換回路24それぞれから出力させることが可能となる。
1 センサ素子
2 IC素子
11 センサ部
12 第1のESD保護回路
13 第1のミキサ
21 信号処理回路
22 第2のESD保護回路
23 アンプ
24 A/D変換回路
25 第2のミキサ
26 ローパスフィルタ(フィルタ)
27 制御部
28 バンドパスフィルタ(フィルタ)
1 第1のダイオード
2 第2のダイオード
3 第3のダイオード
4 第4のダイオード
L リーク電流
L0,f1,f2,f3,fn チョッピング周波数
11,Q12,Q13,Q14 アナログスイッチ
21,Q22,Q23,Q24 アナログスイッチ
SW1 アナログスイッチ
DD1 第1の電源電圧ライン
DD2 第2の電源電圧ライン
GND1 第1のグラウンドライン
GND2 第2のグラウンドライン

Claims (8)

  1. 検出対象の物理量に応じたアナログの出力電圧を発生するセンサ部および第1のESD保護回路を有するセンサ素子と、前記出力電圧を信号処理する信号処理回路および第2のESD保護回路を有するIC素子とを備えたセンサ装置であって、前記センサ素子において前記センサ部と前記第1のESD保護回路との間に設けられ前記センサ部の出力電圧を信号成分の周波数よりも高い所定のチョッピング周波数でチョッピングする第1のミキサと、前記IC素子に設けられ前記チョッピング周波数で入力電圧をチョッピングする第2のミキサと、前記IC素子において前記第2のミキサの後段に設けられカットオフ周波数が前記チョッピング周波数よりも低く且つ前記信号成分の周波数よりも高いフィルタとを備えることを特徴とするセンサ装置。
  2. 前記第1のESD保護回路は、前記センサ素子の高電位側の出力端と第1の電源電圧ラインとの間に前記出力端側をアノード側として接続された第1のダイオードと、前記センサ素子の前記出力端と第1のグラウンドラインとの間に前記出力端側をカソード側として接続された第2のダイオードとからなり、前記第2のESD保護回路は、前記センサ素子の前記出力端に接続される前記IC素子の入力端と第2の電源電圧ラインとの間に前記入力端側をアノード側として接続された第3のダイオードと、前記入力端と第2のグラウンドラインとの間に前記入力端側をカソード側として接続された第4のダイオードとからなることを特徴とする請求項1記載のセンサ装置。
  3. 前記IC素子は、前記信号処理回路が、前記センサ素子の出力電圧を増幅するアンプを備え、前記第2のミキサを前記アンプの後段に設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載のセンサ装置。
  4. 前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記第1のミキサよりも前段で前記センサ部それぞれに直列接続された複数のアナログスイッチを備えてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサ装置。
  5. 前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記各第1のミキサは、4個のアナログスイッチをブリッジ接続したブリッジ回路からなり、前記ブリッジ回路の各アームを構成する各2個の前記アナログスイッチが交互にオンオフされ、かつ、前記ブリッジ回路の対角位置の2個の前記アナログスイッチが同時にオンオフされるものであり、前記センサ素子は、複数の前記第1のミキサが択一的に動作することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサ装置。
  6. 前記センサ素子は、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記第1のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なり、前記IC素子は、前記第2のミキサの前記チョッピング周波数が可変であり、前記フィルタは、バンドパスフィルタであることを特徴とする請求項1又は2記載のセンサ装置。
  7. 前記センサ素子が、前記センサ部を複数備え、前記センサ部ごとに前記第1のミキサを備え、前記各第1のミキサは、4個のアナログスイッチをブリッジ接続したブリッジ回路からなり、前記ブリッジ回路の各アームを構成する各2個の前記アナログスイッチが交互にオンオフされ、かつ、前記ブリッジ回路の対角位置の2個の前記アナログスイッチが同時にオンオフされるものであり、前記センサ素子は、前記第1のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なり、前記フィルタは、バンドパスフィルタであり、前記IC素子は、前記第2のミキサと前記バンドパスフィルタとの組を複数備え、前記第2のミキサが並列的に設けられており、前記第2のミキサごとに前記チョッピング周波数が異なることを特徴とする請求項5記載のセンサ装置。
  8. 前記IC素子は、前記信号処理回路が、前記各バンドパスフィルタそれぞれの後段にA/Dコンバータを備えてなることを特徴とする請求項7記載のセンサ装置。
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