JP2013217393A - サーモエレメント及びサーモスタット - Google Patents

サーモエレメント及びサーモスタット Download PDF

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Abstract

【課題】サーモエレメントのパラフィンから成る熱膨張体の体積膨張を直線運動に滑らかに変換し、応答性が良く、耐久性に優れたサーモエレメントを得る。
【解決手段】サーモエレメントは、底のあるケース(1)と、ケースに充填され温度変化により膨張収縮するパラフィンを含む熱膨張体(2)と、軸方向に移動するピストン(6)と、前記ピストンを摺動自在に保持するガイド部材(5)と、熱膨張体(2)とピストン(6)との間に、変形自在な非圧縮性流動体を蓄える液体室(4)とを備える。熱膨張体の膨張収縮により、液体室内の非圧縮性流動体を介してピストンが軸方向に移動する。液体室(4)とサーモエレメントの外部との間に逆止弁(9)が設けられ、サーモエレメントの外部から液体室(4)への流動体の流れを許容し、液体室(4)から外部への流動体の流れを阻止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、温度変化によるパラフィンの膨張収縮を利用したサーモアクチュエータであるサーモエレメント及びサーモスタットに関する。
従来から、温度センサとしてパラフィン等の熱膨張体を用いたサーモエレメントが用いられている。サーモエレメントは、温度によるパラフィンの相変化による体積変化をピストンの軸線方向の直線運動に変換する。サーモエレメントは、図1に示すダイアフラムタイプのほか、スリーブタイプ、肉厚封止部材タイプ(図示せず)等がある。ダイアフラムタイプは、熱膨張体(パラフィン)を弾性密封部材で密封し、非圧縮性流動体を介してピストンを押し出す。スリーブタイプ、肉厚封止部材タイプは、熱膨張体(パラフィン)を弾性密封部材で密封し、弾性密封部材により直接ピストンを押し出す。
図1に示すダイアフラムタイプのサーモエレメントは、底のある円筒形状のケース1に、円筒形のガイド部材5が固定される。ケース1内に熱膨張体2が充填され、熱膨張体2の上端面は、弾性密封部材であるダイアフラム3により封止されている。ガイド部材5の基端部内の当接面5aと、ダイアフラム3の上側との間には液体室4が設けられ、変形自在な非圧縮性流動体から成るガム状流体が充填されている。ガイド部材5の摺動孔5b内には、液体室4の上に、ラバーピストン7、保護板8、ピストン6が設けられ、ピストン6の上部は摺動孔5bの上に突き出している。
環境温度が上昇すると熱膨張体2が膨張し、ダイアフラム3が上方に膨出し、ダイアフラム3の上方の液体室4に封入されたガム状流体を押し上げる。ガム状流体は変形し摺動孔5b内に進入して、ラバーピストン7、保護板8を介して、ピストン6を上方へ押し上げる。温度が下降すると熱膨張体2が収縮し、ピストン6に印加された負荷(図示せず)によりピストン6が押し下げられる。こうして、温度変化によりピストン6がガイド部材5から上下方向へ出入する。
しかし、ダイアフラムタイプのサーモエレメントは構造が複雑であり、非圧縮性流動体が漏洩しやすいという問題がある。スリーブタイプのサーモエレメントでも、非圧縮性流動体を使用するものは、同様の問題がある。
一般的な流体を使用する装置をシールする場合は、Oリング又はVリングを使用し、Oリング等の摺動面にグリスを塗布し、摺動抵抗を小さくしている。グリスは漏れるので補充して使用する。しかし、サーモエレメントでは、グリスが漏れると非圧縮性流動体の体積が変化しピストンの移動量に影響するので、一般的なOリング等を使用することはできない。
そのため、ダイアフラムタイプのサーモエレメントでは、熱膨張体をダイアフラムで隔離し、非圧縮性流動体は液化せず漏れ難いガム状流体を使用し、シール部材として、Oリングではなく、シール性能が良いラバーピストンを使用している。
また、ガム状流体は、漏れにくい材質を使用して熱膨張体の膨張をピストンに伝えるため、液体に比して流動し難いので、ガム状流体を封入する液体室4の形状は、単純な形状に限られていた。
これまで、ガム状流体の漏洩対策として、サーモエレメントの構造、ガム状流体の材質等さまざまな点から検討がされてきた。
特許文献1は、ダイアフラムタイプの構造の改良としてダイアフラムタイプの被圧縮性流動体から成るガム状流体内にピストンを挿入し、ガイド部材とピストンの間をパッキングにより密封して、ラバーピストン、保護板を無くした構造を開示する。
特許文献2は、スリーブタイプの改良として、スリーブとピストンの間に密閉室を形成し、ここに非圧縮性流動体を充填して、スリーブが非圧縮性流動体を介してピストンを押し上げるようにした構造を開示する。
特許文献1、2は、非圧縮性流動体から成るガム状流体の漏洩の問題が残り、また構造が複雑になる。
特許文献3は、被圧縮性流動体から成るガム状流体の材質の改良として、合成生ゴムを細かく破砕し、その破砕片をグリス・オイル等の潤滑剤と混和して、半流動体に練成し、ガム状流体とした流動体を開示する。しかし、この流動体は、ゴム破砕片のブロッキング等の現象を起こしロック状態になる危険がある。
特許文献4は、熱膨張体であるパラフィンをカーボンブラックの粒子に吸収させて粉末状にし、パラフィンを漏れ難くすることにより、ピストンを熱膨張体内に直接挿入し、熱膨張体の体積変化に伴い膨張体がピストンを直接押し上げる構造を開示する。特許文献3のカーボンブラックの粒子に吸収されたパラフィンは粉末状であり、シール部材でシールされているが、作動が不安定になる懸念がある。
このように、ダイアフラムタイプでもスリーブタイプでも、熱膨張体の膨張収縮により、非圧縮性流動体を介してピストンを押し出すサーモエレメントにおいて、非圧縮性流動体(ガム状流体)の漏洩の問題は、まだ十分解決されていない。
そのため、非圧縮性流動体の漏れの問題がなく、ピストンの摺動抵抗が小さく安定して作動するサーモエレメントが望まれていた。
また、耐久性の良いサーモエレメントが求められていた。
また、形状の制限が少ないサーモエレメントが求められていた。
更に、このようなサーモエレメントを使用したサーモスタットが求められていた。
特許第3225386号 実公昭58−16003号 実公平6−43591号 特開平11−293235号
本発明の目的は、非圧縮性流動体の漏れの問題がなく、ピストンの摺動抵抗が小さく安定して作動するサーモエレメントを提供することである。
本発明の別の目的は、耐久性の良いサーモエレメントを提供することである。
本発明の別の目的は、形状の制限が少ないサーモエレメントを提供することである。
本発明の更に別の目的は、このようなサーモエレメントを使用したサーモスタットを提供することである。
本発明では、ピストン内部に逆止弁を設け、サーモエレメントの外部からサーモエレメントの内部の液体室への液体の流れを許容し、その逆は阻止するようにしている。
本発明の1態様は、底のあるケースと、前記ケースに充填され温度変化により膨張収縮するパラフィンを含む熱膨張体と、前記ケース内に前記熱膨張体を密封する弾性密封部材と、軸方向に移動可能なピストンと、前記ケースの上部に固定され前記ピストンを摺動自在に保持する摺動孔を有するガイド部材と、を備え、前記弾性密封部材と前記ガイド部材と前記ピストンとの間に液体室が形成され、前記液体室に変形自在な非圧縮性流動体が収容され、前記熱膨張体の膨張収縮により、前記液体室内の非圧縮性流動体を介して、前記ピストンが前記ガイド部材の前記摺動孔内を軸方向に移動するサーモエレメントであって、
前記ピストンの内部には、前記液体室に続く貫通孔と、前記孔に続き逆止弁の弁体を収容する逆止弁室と、前記逆止弁室に続き、前記サーモエレメントの外部に開口する導通孔とが形成されていることを特徴とするサーモエレメントである。
液体室の流動体は、サーモエレメントの外部の液体と同じ液体とすることができる。ラバーピストンと保護板による厳密なシールが不要で、Oリングによりシールすることができるので、ピストンは滑らかに摺動する。
サーモエレメントの外部の液体は、ガム状流体より流動性がよい。液体室の流動体としてオイル等を使用する場合も、ガム状流体より流動性がよい。オイルは、エンジンオイル、シリコンオイル等の低粘度の潤滑性のある油である。そのため液体室の形状の制限が少なく、大径のケースを用いることが出来る。
逆止弁は、導通孔から液体室への非圧縮性流動体の流れを許容し、液体室から導通孔への非圧縮性流動体の流れを阻止する。逆止弁があるので、液体室の流動体が減少すると、逆止弁が開弁して自動的に流動体を補充することが出来る。
前記ピストンは、ピストン体と、前記ピストン体の一端に配置されたピストン蓋とを有し、前記逆止弁室は、前記ピストン体と前記ピストン蓋とにより形成されることが好ましい。
こうすると、ピストンの内部に逆止弁室を形成し、逆止弁の弁体を配置することが出来る。
前記逆止弁室内の前記弁体は、前記ピストン蓋の内側に形成された弁座に、バネにより押し付けられていることが好ましい。
これにより、逆止弁を確実に作動させることが出来る。
前記ピストンの下端部と前記ダイアフラムの中央部上面との間には、前記ピストンの下端部を保護するための保護板が配置されていることが好ましい。
保護板があると、ピストンの下端部によりダイアフラムが異常に曲げられることがない。
前記ピストンの外周面と、前記ガイド部材の内周面との間に気密な液体空間が形成され、前記液体空間は、前記ピストンの前記貫通孔を経由して前記液体室に連通し、前記液体室内の前記非圧縮性流動体は、前記熱膨張体の膨張収縮に伴い、前記液体空間に流入し流出することができるようになっていることが好ましい。
非圧縮性流動体はガム状流体ではなく、流動性の良いものを使用しているので、熱膨張体が膨張すると液体室の非圧縮性流動体は液体空間に流入して、ピストンを押し上げる。ピストンを押す面積が大きいので、強い力でピストンを押し上げることが出来る。
熱膨張体が収縮すると、非圧縮性流動体は液体空間から液体室に戻り、ピストンは下方へ戻る。そのため、サーモエレメントの作動が安定する。
前記液体空間は、前記ピストンの外周面と、前記ガイド部材の内周面との間に配置されたOリングにより気密に保持されていることが好ましい。
本発明の別の態様は、サーモスタットであって、
サーモエレメントと、
前記サーモエレメントを収容するための、液体の流れる流路が形成された下フレームと、
前記下フレームに固定され、前記ピストンの上端部が当接する頂部と、開閉弁が当接する弁座とを有し、前記液体の流れる流路が形成された上フレームと、
前記サーモエレメントの前記開閉弁を前記上フレームの前記弁座に押し付けるバネと、を備え、
前記サーモエレメントは、底のあるケースと、前記ケースに充填され温度変化により膨張収縮するパラフィンを含む熱膨張体と、前記ケース内に前記熱膨張体を密封する弾性密封部材と、軸方向に移動可能なピストンと、前記ケースの上部に固定されたガイド部材と、を備え、
前記ガイド部材は、前記ピストンを摺動自在に保持する摺動孔を有するガイド筒部と、前記ガイド筒部の下方の外径の大きい径大部と、前記径大部の外周部の開閉弁とを有し、
前記弾性密封部材と前記ガイド部材と前記ピストンとの間に形成された液体室に変形自在な非圧縮性流動体が収容され、
前記熱膨張体の膨張収縮により、前記液体室内の前記非圧縮性流動体を介して、前記ピストンが前記ガイド部材の前記摺動孔内を軸方向に移動し、前記ピストンの先端部が、前記上フレームの上部を押すことにより、前記開閉弁が開弁するようになっていて、
前記ピストンの内部には、前記液体室に続く貫通孔と、前記貫通孔に続き逆止弁の弁体を収容する逆止弁室と、前記逆止弁室に続き、サーモエレメントの外部に開口する導通孔とが形成され、前記逆止弁室内に弁体を備え、前記逆止弁は、前記導通孔から前記液体室への前記非圧縮性流動体の流れを許容し、前記液体室から前記導通孔への前記非圧縮性流動体の流れを阻止することができることを特徴とするサーモスタットである。
前記ガイド部材の前記大径部の外縁部は、下側に更に内側に折り曲がれられ、座金により、前記ケースと、前記弾性密封部材とを気密に封止することが好ましい。
これにより、ケースと弾性密封部材との間の熱膨張体と、液体室内の流動体とが、漏れないように封止することが出来る。
本発明によれば、非圧縮性流動体の漏れの問題がなく、ピストンの摺動抵抗が小さく安定して作動するサーモエレメントを提供することができる。
また、耐久性の良いサーモエレメントを提供することができる。
また、形状の制限が少ないサーモエレメントを提供することができる。
また、このようなサーモエレメントを使用したサーモスタットを提供することが出来る。
従来のダイアフラムタイプのサーモエレメントの縦断面図。 第1の実施形態のサーモエレメントを使用するサーモスタットの縦断面図。 図2のサーモスタットの高温時の縦断面図。 図2のサーモスタットの逆止弁が開弁した状態の縦断面図。 図2のサーモエレメントのダイアフラムの縁部の拡大断面図。 図2のサーモエレメントのダイアフラムの縁部を座金の下側まで延長した拡大断面図。 図2のサーモスタットのピストン上部の拡大断面図。 図2のサーモエレメントのピストン下部とダイアフラムの部分の拡大断面図。 第2の実施形態のダイアフラム保護板を設けたサーモエレメントのピストン下部とダイアフラムの部分の拡大断面図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図2〜4は、本発明の第1の実施形態のサーモエレメントを使用したサーモスタットの断面図である。図2はサーモスタットの開閉弁5cが、バネ15により弁座16に押し付けられて、閉弁した状態を示す。図3は、温度が上昇し、熱膨張体2が膨張し、液体室4の流動体が、ピストン6を押し上げ、開閉弁5cが開弁した状態を示す。サーモスタットの使用中は、図2と3の状態の間で開閉弁5cと弁座16の間隔が変化し、流路14bから流路13dへ流れる冷却水等の流動体の流量を制御する。
まず、図2に用いるサーモエレメントについて説明する。サーモエレメントは、ケース1と、ケース1内に充填されたワックス等の熱膨張体2と、熱膨張体2を封止するダイアフラム3(弾性密封部材)と、開閉弁5cと一体のガイド部材5と、ガイド部材5の内側のピストン6とを備える。ピストン6は、ピストン体6aと、ピストン体6aの上方のピストン蓋6gとを有する。ガイド部材の大径部5eの下面と、ピストン体6aの下面と、ダイアフラム3の上面とにより、液体室4が形成される。サーモエレメントは更に、ガイド部材5とピストン体6aの間を密封するためのOリング29a、29bを備える。また、逆止弁12の弁体12bと、弁体12bを弁座12cに押し付けるバネ12dとを備える。ダイアフラム3をケース1に密封するための座金21を備える。
ピストン体6aとピストン蓋6gとの間に、逆止弁12が配置されている。逆止弁12とピストン6の構造については、後述する。
サーモエレメントの液体室4には、サーモエレメントを浸漬する液体と同一の液体が充填され、この液体により、ピストン6を移動させる。機密性はゆるくてよいので、従来のスリーブタイプのサーモエレメントに使用したラバーピストン7と、保護板8は使用せず、代わりにOリング29a、29bを使用する。サーモエレメントのケース1は、外径が開閉弁5cの外径とほぼ等しく、肉厚は比較的薄く、中央部が凹状であり、その中に熱膨張体2を収容する。中央部の外側の外周部は、ほぼ平面のリング状で、リングの中央部には下向きの凸部が形成されている。熱膨張体2の上はダイアフラム3により封止されている。ダイアフラム3の外径も開閉弁5cの外径とほぼ等しい。
ガイド部材5の上部は、ガイド筒部5fで、内部にピストン6を摺動させるための収容する摺動孔5bが形成されている。ガイド筒部5fの下の大径部5eは径が大きく、大径部5eの外周部はサーモスタットの開閉弁5cとなっている。即ち、ガイド部材5とサーモスタットの開閉弁5cとは一体となっている。ケース1の外周部の下面には、リング状の座金21が当接する。リング状の座金21の半径方向中央部には、ケース1の凸部を受入れるサークル状の凹部が形成されている。
ガイド部材5の開閉弁5cの外周縁部は、下方内側に曲がり、ダイアフラム3の外周縁部と、ケース1の外周縁部と、座金21とを巻き込んで固定され、熱膨張体2と、液体室4の流動体が漏れないように封止している。
図5は、ダイアフラム3の封止部の拡大断面図である。ダイアフラム3の外周縁部と、ケース1の外周縁部とは、ガイド部材5の開閉弁5cの外周縁部の内側まで延びている。
図6は、更に密封性を高めるため、ケース1の外周縁部は、更に座金21の下側まで延長されている。このようにすると、更に密封性が良くなる。
以上が、サーモエレメントの構成部品である。
このサーモエレメントを使用したサーモスタットは、前述したサーモエレメントの構成部品の他に、ほぼ円筒形の下フレーム14と、下フレーム14の上部を覆う上フレーム13と、サーモエレメントを上フレーム13に押し付けるバネ15と、開閉弁5cが当接するための弁座16とを備える。下フレーム14は、中心軸に沿って大きく円形に開口した流路14bを有し、外周部に上フレーム13と勘合するための勘合爪14aを有する。
下フレーム14の上部の上フレーム13は、中心部にピストン6と当接するための支点13aを有する。上フレーム13の外周部に下フレーム14と勘合するための勘合爪14aの勘合孔13cを有する。勘合爪14aと勘合孔13cとを勘合させることにより、上フレーム13と下フレーム14とは一体に結合される。また、上フレーム13は、外周部に沿って開閉弁5cと当接する弁座部13bを有し、支点13aと弁座部13bとの間には、斜め上方に大きく開口した流路13dが設けられている。弁座部13bには弾性体からなる弁座16が接着されている。弁座16と、ガイド部材5の大径部5eの外周部の開閉弁5cとでサーモスタットの開閉弁を構成する。
第1の実施形態では、ラバーピストン7と保護板8の代わりに、Oリング29a、bでシールする。そのため、ピストン6は滑らかに摺動する。
逆止弁12があるので、液体室4の流動体が減少すると、逆止弁12が開弁して自動的にサーモエレメントの外部の液体を補充する。
液体室4の流動体は、サーモエレメントの外部の液体と同じなので、ガム状流体より流動性がよい。そのため、液体室4の径を大きくしても、中央部のピストン6に十分力が伝わるので、開閉弁5cの外径に近い大径のケース1を用いることが出来る。そのため、熱膨張体2の軸方向長さが短く、ダイアフラム3の少しの上下方向への移動でも、ピストンは十分な距離だけ上下方向に移動することが出来る。
このように、ガム状流体の代わりに流動性の良い流体を使用するので、液体室4の形状の制限が少なく、サーモスタットを大型で厚さを薄くすることができる。
サーモエレメントの上部の構造について更に詳しく説明する。図7は、ピストン6の上部の拡大断面図である。ピストン体6aの上部にピストン蓋6gが設けられている。逆止弁12は、ピストン蓋6gの内部に設けられている。ピストン体6aの外面とガイド部材5の内面との間に液体空間28が形成され、液体室4内の流動体が液体空間28に流入し、流出するようになっている。
ピストン体6aの内部に貫通孔6dが形成される。ピストン6の下部には、貫通孔6dから液体室4に開口する半径方向孔6hが形成されていて、液体室4の流動体は、貫通孔6dの下端部から貫通孔6dに出入りすると共に、半径方向孔6hからも貫通孔6dに出入りすることが出来る。
ピストン体6aの上端部には、ピストン蓋6gが気密状態に取り付けられている。ピストン蓋6gは、ピストン体6aと同じ外径で、下に開いた円筒形であり、円筒形の内側に逆止弁12の弁体12bを収容する逆止弁室12aが形成される。ピストン蓋6gの上部中央部には連通孔12eが設けられ、連通孔12eはピストン蓋6gの上部の半径方向孔6jに連通し、半径方向孔6jはピストン蓋6gの外部(サーモエレメントの外部であり、サーモスタットの上フレーム13の内部である)に開口している。
ピストン体6aの上端部は逆止弁室12aの下面を形成し、貫通孔6dは逆止弁室12aに連通している。逆止弁室12aの連通孔12eの周りには弁座12cが設けられている。逆止弁室12aには、バネ12dにより、弁体12bが弁座12cに押し付けられて組み込まれている。バネ12dの一端部は、ピストン体6aの上端部に当接している。
第1の実施形態では、ピストン体6aの上端部に、下に開いた円筒形のピストン蓋6gが当接して、逆止弁室12aが形成される。これとは異なり、上に開いた円筒形のピストン体の上端部に、平面のピストン蓋が当接して、逆止弁室を形成するようにすることも出来る。
ピストン体6aの上部には、2つの大径部31a、bが設けられる。大径部31a、bは、ガイド部材5の摺動孔5bに受入れられる。2つの大径部31a、bの間には、円周方向に溝が形成され、Oリング29aが配置されている。下側の大径部31bの下には、ピストンの貫通孔6dから、ピストン体6aの外周部へ続く半径方向孔6iが設けられている。半径方向孔6iは、複数本設けることが出来る。
また、ガイド部材5のガイド筒部5fの下部は肉厚が厚く、摺動孔5bの内面はピストン体6aの外面に接している。その上は、円周方向に溝が形成され、Oリング29bが配置されている。Oリング29bの上に小径部32が設けられ、Oリング29bの上側を押さえる。小径部32の内周はピストン体6aの外面に接している。小径部32の上は、内径が大きくなっていて、ピストン体6aの大径部31a、bと、ピストン蓋6gとを収容することが出来る。
ピストン体6aの下側の大径部31bと、ガイド部材5の小径部32との間で、ピストン体6aの外面と、ガイド部材5の内面との間に、液体空間28が形成される。液体空間28の内部の流動体が、ガイド部材5とピストン体6aとの間から漏れないように、Oリング29a、29bにより気密に封止されている。
ピストン体6aの大径部31bが、ガイド部材5の小径部32に当接すると、ピストン体6aはそれより下方に移動することが出来ない。
液体空間28は、ピストン体6aの半径方向孔6iにより、貫通孔6dに連通し、液体室4と連通している。液体空間28は、中心軸に直角な断面でピストン体6aより断面積が大きい。そのため、液体空間28が流動体で満たされると、ピストン6を押し上げる力が大きく、ピストン6の動きを安定させる作用をする。
また、液体室4の流動体はサーモエレメントの外部の液体(冷却水)を使用している。そのため、液体室4の流動体は、流動性が良く、ピストン体6aの貫通孔6d、半径方向孔6iを通って、液体空間28に流入し、又液体室4に戻ることが出来る。
図2の状態から温度が上昇すると、図3に示すように、熱膨張体2が膨張して、ダイアフラム3が上方へ移動し、液体室4の流動体を介して、ピストン6の下端部を押し上げる。また、液体室4の流動体は、貫通孔6dを通って、半径方向孔6iから液体空間28に入り、ピストン体6aの大径部31bを押し上げ、ガイド部材5の小径部32を押し下げ、液体空間28の縦方向長さが長くなり、ピストン6aは上方へ移動する。その結果、サーモスタットの開閉弁5cが開弁する。
温度が下がると、図2の状態に戻る。熱膨張体2が収縮し、ダイアフラム3が下方へ移動し、液体空間28を満たしていた流動体は、ピストン体6aの半径方向孔6iと貫通孔6dを通って、液体室4へ戻り、液体空間28の縦方向長さは短くなる。ガイド部材5に対して上方へ移動していたピストン6は下方へ戻る。サーモスタットの開閉弁5cはバネ15により押し戻され、サーモスタットの開閉弁5cは閉弁する。ピストン体6aの大径部31bが、ガイド部材5の小径部32に当接すると、ピストン体6aはそれより下方への移動は出来ない。
さらに温度が下がると、液体室4が負圧となり、ピストン6への負荷が加わらなくなる。図4に示すように、逆止弁12の弁体12bがバネ12dの押圧力に抗して弁座12cから離れ、逆止弁12が開弁する。サーモエレメントの外部の液体は、連通孔12e、逆止弁室12a、貫通孔6dを通って液体室4に吸引され、液体室4に流動体(液体)が補充される。
第1の実施形態では、液体室4に満たされる冷却水等の流動体は、ガム状流体より流動性がよい。そのため、液体室4の流動体は、ピストン体6aの貫通孔6dから、半径方向孔6hを通って、ガイド部材5の液体空間28に入る。液体室4の流動体は、屈曲した流路を通って、液体空間28に入り、ピストン6を強い圧力で押し上げることができる。
図8は、ピストン体6aの下部とダイアフラム3の中央部の拡大断面図である。ダイアフラム3は、外周部から中央部に向かって肉厚が次第に厚くなり、ダイアフラム3により異常変形しないようになっている。ダイアフラム3の中央部には、ピストン体6aの下端部を受けるため、凹部が形成されている。ピストン体6aの下端部とダイアフラム3の中央部の間には、他の部材はなく、ピストン体6aが下方に移動すると、ピストン体6aの下端部はダイアフラム3の中央部に直接当接する。
図9は、本発明の第2の実施形態のサーモエレメントのピストン体6aの下部とダイアフラム3の中央部の拡大断面図である。第2の実施形態では、ダイアフラム3がピストン体6aの下端部によりの変形するのを防止するため、保護板22を使用する。他の点は、第2の実施形態のサーモエレメントと同様である。
第2の実施形態では、ダイアフラム3の肉厚はほぼ一定で、ピストン体6aの下端部を受けるための凹部は形成されていない。ピストン体6aの下端部と、ダイアフラム3の中央部との間に、ダイアフラム3を保護するための保護板22を有する。保護板22は、変形しにくい材料で作成され、ほぼ円板状で、上面の中央部にピストン体6aの下端部を受けるための凹部が形成され、下端部はダイアフラム3の上面の形状に合う形状である。
図8のように、ピストン体6aの下端部がダイアフラム3に直接接触すると、ダイアフラム3に無理な力がかかり、異常変形する恐れがある。図9のように、保護板22を使用すると、ダイアフラム3は異常変形することがない。貫通孔6dの下端部が保護板22で塞がれても、液体室4の流動体は、半径方向孔6hから貫通孔6dに出入りすることが出来る。
保護板22は任意であり、なくてもよい。
第1、第2の実施形態として、本発明のサーモエレメントを自動車用サーモスタットに組み付けた実施形態を説明したが、これに限定するものではなく、本発明のサーモエレメントを他の装置に組み付けることもでき、その場合も同様の効果が得られる。
本発明の第1、第2の実施形態として、主にダイアフラムタイプのサーモエレメントについて説明したが、本発明はこれに限定されず、スリーブタイプでも非圧縮性流動体を介してピストンを押し出すものには適用することが出来る。
1 ケース
2 熱膨張体
3 ダイアフラム
4 液体室
5 ガイド部材
5a 当接面
5b 摺動孔
5c 開閉弁
5d 貫通孔
5e 大径部
5f ガイド筒部
6 ピストン
6a ピストン体
6c 導通孔
6d 貫通孔
6g ピストン蓋
6h 半径方向孔
6i 半径方向孔
6j 半径方向孔
7 ラバーピストン
8 保護板
9 スリーブ
12 逆止弁
12a 逆止弁室
12b 弁体
12c 弁座
12d バネ
12e 連通孔
12f 逆止弁ケーシング
13 上フレーム
13a 支点
13b 弁座部
13c 勘合孔
13d 流路
14 下フレーム
14b 流路
14a 勘合爪
15 バネ
16 弁座
17 Oリング
18 止め板
19 補助バネ
21 座金
22 保護板
28 液体空間
29a、b Oリング
31a、b 大径部

Claims (8)

  1. 底のあるケースと、前記ケースに充填され温度変化により膨張収縮するパラフィンを含む熱膨張体と、前記ケース内に前記熱膨張体を密封する弾性密封部材と、軸方向に移動可能なピストンと、前記ケースの上部に固定され前記ピストンを摺動自在に保持する摺動孔を有するガイド部材と、を備え、前記弾性密封部材と前記ガイド部材と前記ピストンとの間に液体室が形成され、前記液体室に変形自在な非圧縮性流動体が収容され、前記熱膨張体の膨張収縮により、前記液体室内の前記非圧縮性流動体を介して、前記ピストンが前記ガイド部材の前記摺動孔内を軸方向に移動するサーモエレメントであって、
    前記ピストンの内部には、前記液体室に続く貫通孔と、前記貫通孔に続き逆止弁の弁体を収容する逆止弁室と、前記逆止弁室に続き、前記サーモエレメントの外部に開口する導通孔とが形成されていることを特徴とするサーモエレメント。
  2. 請求項1に記載のサーモエレメントであって、前記ピストンは、ピストン体と、前記ピストン体の一端に配置されたピストン蓋とを有し、前記逆止弁室は、前記ピストン体と前記ピストン蓋とにより形成されるサーモエレメント。
  3. 請求項1又は2に記載のサーモエレメントであって、前記逆止弁室内の前記弁体は、前記ピストン蓋の内側に形成された弁座に、バネにより押し付けられているサーモエレメント。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のサーモエレメントであって、
    前記ピストンの下端部と前記ダイアフラムの中央部上面との間には、前記ピストンの下端部を保護するための保護板が配置されているサーモエレメント。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載のサーモエレメントであって、
    前記ピストンの外周面と、前記ガイド部材の内周面との間に気密な液体空間が形成され、前記液体空間は、前記ピストンの前記貫通孔を経由して前記液体室に連通し、前記液体室内の前記非圧縮性流動体は、前記熱膨張体の膨張収縮に伴い、前記液体空間に流入し流出することができるようになっているサーモエレメント。
  6. 請求項5に記載のサーモエレメントであって、前記液体空間は、前記ピストンの外周面と、前記ガイド部材の内周面との間に配置されたOリングにより気密に保持されているサーモエレメント。
  7. サーモスタットであって、
    サーモエレメントと、
    前記サーモエレメントを収容するための、液体の流れる流路が形成された下フレームと、
    前記下フレームに固定され、前記ピストンの上端部が当接する頂部と、開閉弁が当接する弁座とを有し、前記液体の流れる流路が形成された上フレームと、
    前記サーモエレメントの前記開閉弁を前記上フレームの前記弁座に押し付けるバネと、を備え、
    前記サーモエレメントは、底のあるケースと、前記ケースに充填され温度変化により膨張収縮するパラフィンを含む熱膨張体と、前記ケース内に前記熱膨張体を密封する弾性密封部材と、軸方向に移動可能なピストンと、前記ケースの上部に固定されたガイド部材と、を含み、前記弾性密封部材と前記ガイド部材と前記ピストンとの間に液体室が形成され、前記液体室に変形自在な非圧縮性流動体が収容され、
    前記ガイド部材は、前記ピストンを摺動自在に保持する摺動孔を有するガイド筒部と、前記ガイド筒部の下方の外径の大きい径大部と、前記径大部の外周部の開閉弁とを有し、
    前記熱膨張体の膨張収縮により、前記液体室内の前記非圧縮性流動体を介して、前記ピストンが前記ガイド部材の前記摺動孔内を軸方向に移動し、前記ピストンの先端部が前記上フレームの上部を押し上げることにより、前記開閉弁が開弁するようになっていて、
    前記ピストンの内部には、前記液体室に続く貫通孔と、前記貫通孔に続き逆止弁の弁体を収容する逆止弁室と、前記逆止弁室に続き、サーモエレメントの外部に開口する導通孔とが形成され、前記逆止弁室内に弁体を有し、前記逆止弁は、前記導通孔から前記液体室への前記非圧縮性流動体の流れを許容し、前記液体室から前記導通孔への前記非圧縮性流動体の流れを阻止することができることを特徴とするサーモスタット。
  8. 請求項7に記載のサーモスタットであって、
    前記ガイド部材の前記大径部の外縁部は、下側に更に内側に折り曲がれられ、座金により、前記ケースと、前記弾性密封部材とを気密に封止するサーモスタット。
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