JP2013217279A - 内燃機関の点火装置および点火方法 - Google Patents

内燃機関の点火装置および点火方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡素な構成で容易に大きな放電プラズマを形成することができる内燃機関の点火装置および点火方法を得る。
【解決手段】所定の間隙を介して対向する第1電極および第2電極を有し、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火するための火花放電を間隙に発生する点火プラグと、1次コイルおよび2次コイルを有し、1次コイルに流れる1次電流を通電または遮断することにより、2次コイルに高電圧を発生して、発生した高電圧を第1電極に印加する点火コイルと、1回の点火工程内で複数回点火コイルを駆動するとともに、点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる制御部とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火する内燃機関の点火装置および点火方法に関する。
近年、環境保全や燃料枯渇等の問題が提起されており、自動車業界においても、これらの問題への対応が急務となっている。これらの問題への対応として、例えば成層混合気を利用したエンジンの超希薄燃焼(成層リーン燃焼)運転が知られている。しかしながら、成層リーン燃焼においては、可燃混合気の分布がばらつく場合があるので、このばらつきを吸収することができる点火装置が要求されている。
そこで、上記の要求を満たすために、燃焼室内に火花放電を発生する点火プラグと、この点火プラグの火花放電にエネルギーを供給するマイクロ波発生装置とを備えた点火装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この点火装置によれば、大きな放電プラズマを形成することができるので、空間的な着火機会を多くすることができ、可燃混合気の分布のばらつきを吸収することができるので、成層リーン燃焼における上記の要求を満たすことができる。
特開2010−96128号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1に記載の点火装置では、大きな放電プラズマを形成することができるので、失火を防止して発生トルクのばらつきを抑制することができるものの、点火プラグとは別に、マイクロ波を燃焼室内に供給する経路が必要になる。そのため、特許文献1の点火装置を既存のエンジンに適用することは、困難であるという問題がある。
また、燃焼室内は、ピストンの往復運動により大きな圧力変化が繰り返されるとともに、放電や燃焼によりプラズマの形成や消滅が繰り返されるので、非常に不安定になる。そのため、燃焼室内に、マイクロ波のような高周波のエネルギーを安定供給することは、インピーダンス整合等の点で、技術的および製品個々のマッチング面での非常な困難性を伴うという問題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡素な構成で容易に大きな放電プラズマを形成することができる内燃機関の点火装置および点火方法を得ることを目的とする。
この発明に係る内燃機関の点火装置は、所定の間隙を介して対向する第1電極および第2電極を有し、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火するための火花放電を間隙に発生する点火プラグと、1次コイルおよび2次コイルを有し、1次コイルに流れる1次電流を通電または遮断することにより、2次コイルに高電圧を発生して、発生した高電圧を第1電極に印加する点火コイルと、1回の点火工程内で複数回点火コイルを駆動するとともに、点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる制御部とを備えたものである。
また、この発明に係る内燃機関の点火方法は、所定の間隙を介して対向する第1電極および第2電極を有し、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火するための火花放電を間隙に発生する点火プラグと、1次コイルおよび2次コイルを有し、1次コイルに流れる1次電流を通電または遮断することにより、2次コイルに高電圧を発生して、発生した高電圧を第1電極に印加する点火コイルと、を備えた内燃機関の点火方法であって、1回の点火工程内で複数回点火コイルを駆動するとともに、点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる制御ステップを備えたものである。
この発明に係る内燃機関の点火装置および点火方法によれば、制御部(制御ステップ)は、1回の点火工程内で複数回点火コイルを駆動するとともに、点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる。
そのため、簡素な構成で容易に大きな放電プラズマを形成することができる。
この発明の実施の形態1に係る内燃機関の点火装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートである。 この発明の実施の形態2に係る内燃機関の点火装置の動作を示すタイミングチャートである。
以下、この発明に係る内燃機関の点火装置および点火方法の好適な実施の形態につき図面を用いて説明するが、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
なお、この発明に係る内燃機関の点火装置および点火方法は、内燃機関を利用する自動車、二輪車、船外機、その他特殊機械等に搭載され、燃料への着火を確実に行えるようになるので、内燃機関を効率良く運転することができるようになり、燃料枯渇問題、環境保全に役立つものである。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の点火装置100を示す構成図である。図1において、点火装置100は、内燃機関の燃焼室(図示せず)内の可燃混合気に点火するための火花放電を発生する点火プラグ110、点火プラグ110に所定の高電圧を印加するとともに、電流を供給する点火コイル120、および点火コイル120の動作を制御する制御部130を備えている。
まず、この点火装置100の各部の構成および機能について説明する。
点火プラグ110は、第1電極としての高圧電極111と、高圧電極111に対して、所定の間隙(以下、「主プラグギャップ」と称する)を介して対向する第2電極としての外側電極112とを有している。
点火コイル120は、1次コイル121および2次コイル122と、1次コイル121と2次コイル122とを磁気的に結合する鉄心123とを有している。2次コイル122の一端は、点火プラグ110の高圧電極111に接続され、他端は、グランド(GND)に接続されている。
制御部130は、第1スイッチング素子131、点火コンデンサ132、第1整流ダイオード133、インダクタ134、第1電源135、第2整流ダイオード136、第2電源137、第2スイッチング素子138および信号生成部139を有している。
1次コイル121の両端間には、IGBTにより構成された第1スイッチング素子131を介して、点火コンデンサ132が接続されている。点火コンデンサ132の正極側には、第1整流ダイオード133およびインダクタ134を介して、第1電源135が接続されるとともに、第2整流ダイオード136を介して、第2電源137が接続されている。
点火コンデンサ132の負極側は、IGBTにより構成された第2スイッチング素子138を介して、GNDに接続されている。また、第1スイッチング素子131のベースおよび第2スイッチング素子138のベースは、信号生成部139に接続されている。
ここで、第2電源137は、第1電源135が印加する電圧の倍以上の電圧を印加することができる電源である。例えば、この発明の実施の形態1では、第1電源135を100V電源、第2電源137を1000V電源というように選択する。
第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138は、マイクロプロセッサ(MPU:Micro−Processing Unit)により構成された信号生成部139からの第1制御信号SHおよび第2制御信号SLによって、それぞれスイッチング制御される。信号生成部139は、内燃機関の運転状況に応じて点火コイル120が動作するタイミングおよび動作する回数を設定し、第1制御信号SHおよび第2制御信号SLを生成する。
なお、信号生成部139、第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138は、点火コイル120の1次側に、点火コンデンサ132に蓄えられた電荷による容量電流を供給する容量電流供給部を構成しており、この容量電流供給部は、点火コイル120の動作を制御する制御部130の一部を構成している。
ここで、点火コイル120の1次コイル121に流れる1次電流I1は、点火コンデンサ132の正極側から1次コイル121、第1スイッチング素子131のコレクタ〜エミッタを経由して点火コンデンサ132の負極側に戻る放電経路で流れる点火コンデンサ132からの容量電流により構成される。
したがって、点火コンデンサ132に蓄積される電荷量が大きく、点火コンデンサ132を充電する電圧が高くなるほど、1次電流I1の値は大きくなり、点火コイル120の2次側に発生する2次電圧は高くなる。そのため、点火コンデンサ132の静電容量Cや充電電圧を適切な値に設定することで、「大きな電流」を供給したり、「高い電圧」を印加したりすることができる。
ここで、点火コンデンサ132は、第1電源135、第1整流ダイオード133およびインダクタ134、または第2電源137および第2整流ダイオード136から、点火コンデンサ132の正極側、点火コンデンサ132の負極側、第2スイッチング素子138のコレクタ〜エミッタを経由してGNDに至る充電経路で充電される。
また、点火コンデンサ132は、インダクタ134を介して第1電源135に接続されているので、第1電源135から点火コンデンサ132に流れる充電電流は、点火コンデンサ132の静電容量Cとインダクタ134のインダクタンスLとによって決まる、いわゆるLC共振の周期で増幅される。
すなわち、点火コンデンサ132の静電容量Cとインダクタ134のインダクタンスLとを適切な値に設定することで、非常に高速に、かつ第1電源135の電圧100Vよりも高い電圧、例えば200V程度まで点火コンデンサ132を充電することができる。
また、点火コンデンサ132は、第1電源135からLC共振を利用して充電される電圧よりも高い電圧、この発明の実施の形態1では、1000Vの第2電源137に接続されている。そのため、充電に時間を要するものの、第1電源135、第1整流ダイオード133およびインダクタ134を経由して充電される電圧よりも高い電圧で、点火コンデンサ132を充電することができる。
続いて、この点火装置100における放電プラズマの形成方法について説明する。
点火プラグ110の主プラグギャップ間に大きな放電プラズマを形成するためには、主プラグギャップ間に「大きな電流」を、「短時間に繰り返し」供給する必要がある。例えば、主プラグギャップ間に大きな電流を供給すればするほど、たくさんのプラズマが形成される。
しかしながら、このプラズマは、放電経路の周囲に集中するので、放電電流を大きくするだけでは、所望する大きさの放電プラズマとはならない。そこで、形成されるプラズマを空間的に広い範囲に分布させるためには、放電を複数回発生させること、いわゆる多重点火が必要になる。
具体的には、点火プラグ110の主プラグギャップ間に発生する放電により、主プラグギャップ間にプラズマが形成される。このとき、放電が途切れると、プラズマの一部分は自身の熱により拡散し、他の一部分は内燃機関の燃焼室内の可燃混合気とともに流動し、さらに他の一部分は消滅する等、様々な態様をとる。
ここで、上記の放電が途切れた場合に、主プラグギャップ間に再度放電を発生させるために、主プラグギャップ間に所定の高電圧を印加すると、主プラグギャップ間の、よりインピーダンスの低い経路で放電が再開される。
なお、このインピーダンスの低い経路は、プラズマ濃度の高い経路である場合や、主プラグギャップ間の最短距離である場合等様々であり、多重点火を行うことにより、前の放電経路とは異なる経路で再放電が発生する確率が高くなる。
すなわち、単に点火を繰り返す、いわゆる多重点火とするだけでは、一度の放電で十分なプラズマを形成することができないので、全体として大きな放電プラズマを形成することができず、また、放電電流を大きくするだけでは、プラズマの供給範囲が狭く、大きな放電プラズマを形成することができない。
これに対して、この発明の実施の形態1では、十分なプラズマを形成し得る放電電流を供給することができ、多重点火により繰り返し空間的に異なる位置から、広い範囲でプラズマが形成されるようになるので、大きな放電プラズマを形成することができる。
そこで、信号生成部139は、点火プラグ110の主プラグギャップ間に形成されたプラズマがすべて消滅するよりも短い間隔で、かつ形成されたプラズマが適当に拡散するような間隔で再放電を開始することができるように、第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138を制御する。
以下、図2のタイミングチャートを参照しながら、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の点火装置100の動作について説明する。
図2において、(a)は第2スイッチング素子138のベースに出力される第2制御信号SL、(b)は第1スイッチング素子131のベースに出力される第1制御信号SH、(c)は点火コンデンサ132の両端間電位差、(d)は点火コイル120の1次コイル121に流れる1次電流I1、(e1)は点火プラグ110の高圧電極111に印加される電圧、(f1)は主プラグギャップ間に流れる放電電流I2の波形をそれぞれ示している。
図2の時刻T0に相当するタイミングで信号生成部139からの第2制御信号SLがHレベルになると、第2スイッチング素子138はオン状態になる。このとき、信号生成部139からの第1制御信号SHはLレベルであり、第1スイッチング素子131はオフ状態にある。
第2スイッチング素子138がオン状態になると、点火コンデンサ132は、図2(c)に示されるように、上述した充電経路で、第1電源135からLC共振により、非常に短時間で、第1電源135の電圧のおよそ倍の200V程度まで急速充電される。
さらに、点火コンデンサ132は、第2電源137から、第2電源137の電圧である1000V程度までゆっくりと充電される。なお、第2電源137による充電は遅いので、充電時間(時刻T0〜T1間の時間)は、十分な時間が設定される。
また、時刻T0以降の点火動作において、第1制御信号SHおよび第2制御信号SLは、一方がHレベルの場合は他方がLレベルになるように、信号生成部139から出力される。その結果、第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138は、一方がオン状態の場合は他方がオフ状態になるように、スイッチング制御される。
図2の時刻T1に相当するタイミングで信号生成部139からの第1制御信号SHがHレベルになると、第1スイッチング素子131はオン状態になる。このとき、信号生成部139からの第2制御信号SLはLレベルになり、第2スイッチング素子138はオフ状態になる。
第1スイッチング素子131がオン状態になると、およそ1000Vで充電されていた点火コンデンサ132の容量電流は、1次電流I1として、上述した経路で点火コイル120に流れる。
このとき、第1電源135による通常の電圧である200Vよりも高い1000Vの充電電圧に応じて、急激に1次電流I1が流されるので、点火コイル120の2次側には、通常よりも大きな2次電圧が発生する。
例えば、点火コンデンサ132を200Vで充電して1次電流I1を流した場合に、点火コイル120の2次側に発生する2次電圧が10kV程度であったなら、点火コンデンサ132を1000Vで充電して1次電流I1を流した場合には、点火コイル120の2次側に、50kV程度の2次電圧を発生させることができる。
また、時刻T1では、点火プラグ110の高圧電極111に負側の高電圧が発生するようにしておく。すなわち、時刻T1において、主プラグギャップ間で確実に絶縁破壊を引き起こしたいので、より絶縁破壊を引き起こしやすい負側の高電圧が、高圧電極111に印加されるように留意する。これにより、時刻T1において、主プラグギャップ間で確実に絶縁破壊を引き起こすことができる。
なお、点火コイル120の2次コイル122に流れる2次電流(放電電流I2)を大きくしようとすると、2次コイル122に発生する2次電圧が低くなり、点火プラグ110の主プラグギャップ間に絶縁破壊を引き起こすことができず、失火状態になる可能性がある。
しかしながら、この発明の実施の形態1に示すように、多重点火の初期に、通常よりも高い電圧に応じて1次電流I1を供給することにより、確実に絶縁破壊を引き起こすことができるようになる。
そのため、点火コイル120を、従来のように電圧重視型の仕様ではなく、電流重視型の仕様、例えば1次コイル121と2次コイル122との巻線比を80以下とした場合であっても、主プラグギャップ間に絶縁破壊を確実に引き起こすことができ、かつ大きな放電電流I2を流すことができる。
次に、図2の時刻T2に相当するタイミングで第1制御信号SHがLレベルになると、第1スイッチング素子131はオフ状態になる。このとき、点火コンデンサ132からの1次電流I1は遮断され、同時に第2制御信号SLがHレベルになり、第2スイッチング素子138はオン状態になる。
第2スイッチング素子138がオン状態になると、点火コンデンサ132は、上述した充電経路で、第1電源135からLC共振により、非常に短時間で、第1電源135の電圧のおよそ倍の200V程度まで急速充電される。
図2の時刻T2〜T3間の時間は、第2電源137により点火コンデンサ132を充電するには短いので、この間で点火コンデンサ132の充電電圧はほとんど上がらない。すなわち、時刻T3の時点での充電電圧は、およそ200Vのままである。
また、時刻T1の時点で、すでに点火プラグ110の高圧電極111と外側電極112との間の主プラグギャップ間に絶縁破壊を引き起こし、放電経路を形成している。そのため、これ以降は、放電がしばらく途切れる状態にならない限りは、大きな2次電圧の発生を必要とせずに、例えば500V程度の電圧で、主プラグギャップ間の放電経路に放電電流I2を流し込むことができる。
続いて、図2の時刻T2に相当するタイミング以降は、時刻T3、T4と、短時間に第1制御信号SHおよび第2制御信号SLが、それぞれ交互にHレベルおよびLレベルに切り替わる。これにより、第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138の導通状態が上述したように交互に切り替わり、点火コイル120の1次電流I1が短時間に繰り返し流れる。
図1に示したこの発明の実施の形態1に係る内燃機関の点火装置100では、第1スイッチング素子131がオン状態とオフ状態とを繰り返すことにより、点火コイル120の2次側に流れる2次電流(放電電流I2)は、図2の(f1)に示すように、交流電流として流れることになる。
以上のように、実施の形態1によれば、制御部は、1回の点火工程内で複数回点火コイルを駆動するとともに、点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる。そのため、簡素な構成で容易に大きな放電プラズマを形成することができる。
また、上述したように、多重点火の初期に、通常よりも高い電圧に応じて1次電流を流すことにより、高い2次電圧を発生させ、主プラグギャップ間に放電経路を形成するとともに、これ以降は、多重点火の初期よりも低い電圧で1次電流を流し、主プラグギャップ間の放電経路に大きな放電電流を連続的に投入することができる。
したがって、効率良く大きな放電プラズマを形成し、多量のプラズマを内燃機関の燃焼室内の広範囲に供給して、燃焼反応を促進することができるので、希薄燃焼または希釈燃焼の限界領域等を拡大することができる。
すなわち、大きな交流放電電流を早い周期で点火プラグの電極間に供給することができるので、簡素な構成で大きな放電プラズマを形成し、希薄燃焼を安定して行うことができる。その結果、内燃機関の運転に利用する燃料を飛躍的に削減することが可能となり、COの排出量を大きく削減し、環境保全に貢献することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、多重点火動作の初期に点火コンデンサ132の充電電圧を高くすることによって、点火コイル120の1次側に1次電流I1を急激に流し、電流が流れ込む際に、いわゆる「励磁」により発生する2次電圧を点火プラグ110の高圧電極111に負側の高電圧として供給することにより、主プラグギャップ間で絶縁破壊を引き起こし、放電経路を形成した。
ここで、「励磁」とは逆の意味で、「磁束の解放」がある。また、この「磁束の解放」時の方が、より高い2次電圧を発生しやすいことが知られている。すなわち、コイルの起電力は、磁束の時間的な変化量に比例する。また、点火コイル120のコイルの巻数は、変動要素ではないので、これは電流の時間的な変化量に比例すると言い換えることができる。また、コイルにはインダクタンスがあるので、瞬間的に必要な電流を流すことは難しいが、流れている電流を止めることは容易である。
これらの点から、「磁束の解放」を利用することで、より効率良く高電圧を発生することができるようになるので、巻数比の小さな点火コイル120を利用することが可能となり、主プラグギャップ間の放電経路により大きな放電電流I2を流し込むことができる。
以下、図3のタイミングチャートを参照しながら、この発明の実施の形態2に係る内燃機関の点火装置100の動作について説明する。なお、この発明の実施の形態2に係る内燃機関の点火装置100の構成は、上述した実施の形態1と同様なので、説明を省略する。
図3において、(a)は第2スイッチング素子138のベースに出力される第2制御信号SL、(b)は第1スイッチング素子131のベースに出力される第1制御信号SH、(c)は点火コンデンサ132の両端間電位差、(d)は点火コイル120の1次コイル121に流れる1次電流I1、(e2)は点火プラグ110の高圧電極111に印加される電圧、(f2)は主プラグギャップ間に流れる放電電流I2の波形をそれぞれ示している。
図3の時刻T0に相当するタイミングで信号生成部139からの第2制御信号SLがHレベルになると、第2スイッチング素子138はオン状態になる。このとき、信号生成部139からの第1制御信号SHはLレベルであり、第1スイッチング素子131はオフ状態にある。
第2スイッチング素子138がオン状態になると、点火コンデンサ132は、図3(c)に示されるように、上述した充電経路で、第1電源135からLC共振により、非常に短時間で、第1電源135の電圧のおよそ倍の200V程度まで急速充電される。
さらに、点火コンデンサ132は、第2電源137から、第2電源137の電圧である1000V程度までゆっくりと充電される。なお、第2電源137による充電は遅いので、充電時間(時刻T0〜T1間の時間)は、十分な時間が設定される。
また、時刻T0以降の点火動作において、第1制御信号SHおよび第2制御信号SLは、一方がHレベルの場合は他方がLレベルになるように、信号生成部139から出力される。その結果、第1スイッチング素子131および第2スイッチング素子138は、一方がオン状態の場合は他方がオフ状態になるように、スイッチング制御される。
図3の時刻T1に相当するタイミングで信号生成部139からの第1制御信号SHがHレベルになると、第1スイッチング素子131はオン状態になる。このとき、信号生成部139からの第2制御信号SLはLレベルになり、第2スイッチング素子138はオフ状態になる。
第1スイッチング素子131がオン状態になると、およそ1000Vで充電されていた点火コンデンサ132の容量電流は、1次電流I1として、上述した経路で点火コイル120に流れ込み、点火コイル120の2次側には、2次電圧が発生する。
この「励磁」により発生する2次電圧は、点火プラグ110の高圧電極111に正の高電圧として印加されるように回路を構成する。ここで、時刻T1において、主プラグギャップ間に絶縁破壊が発生しないのであれば、点火コイル120の鉄心123には、より多くの磁束が蓄積されることになる。
次に、図3の時刻T2に相当するタイミングで第1制御信号SHがLレベルになると、第1スイッチング素子131はオフ状態になる。このとき、点火コンデンサ132からの1次電流I1は遮断され、同時に第2制御信号SLがHレベルになり、第2スイッチング素子138はオン状態になる。
第2スイッチング素子138がオン状態になると、点火コンデンサ132は、上述した充電経路で、第1電源135からLC共振により、非常に短時間で、第1電源135の電圧のおよそ倍の200V程度まで急速充電される。
ここで、時刻T2は、点火コイル120の1次コイル121側に流れる1次電流I1が、ピーク付近となるタイミングに設定される。このようにすることで、最大限の磁束の変化量を得ることができ、点火コイル120の2次側により大きな2次電圧を発生させることができる。
なお、時刻T1において絶縁破壊できなかったとしても、僅かに遅れることにはなるが、時刻T2において、より大きな負側の高電圧を点火プラグ110の高圧電極111に印加することができるので、確実に主プラグギャップ間に絶縁破壊を引き起こし、放電経路を形成することができる。したがって、巻数比が小さく、より大きな2次電流を供給することができる点火コイル120を選択することができる。
時刻T2の時点では、確実に主プラグギャップ間に放電経路が形成されているので、これ以降は、放電がしばらく途切れる状態にならない限りは、大きな2次電圧の発生を必要とせずに、例えば500V程度の電圧で、点火プラグ110の高圧電極111と外側電極112との間の主プラグギャップ間の放電経路に放電電流I2を流し込むことができる。
なお、図3の時刻T2に相当するタイミング以降は、上述した実施の形態1と、電圧および電流の極性は反対になるものの、動作としては同様のものとなるので、詳細な説明は省略する。
以上のように、実施の形態2によれば、上述したように、より効率良く、主プラグギャップ間で絶縁破壊を引き起こし、放電経路を形成することができるので、巻数比の小さな点火コイルを利用することが可能となり、主プラグギャップ間の放電経路により大きな放電電流を連続的に投入することができる。
したがって、効率良く大きな放電プラズマを形成し、多量のプラズマを内燃機関の燃焼室内の広範囲に供給して、燃焼反応を促進することができるので、希薄燃焼または希釈燃焼の限界領域等を拡大することができる。
110 点火プラグ、111 高圧電極(第1電極)、112 外側電極(第2電極)、120 点火コイル、121 1次コイル、122 2次コイル、123 鉄心、130 制御部、131 第1スイッチング素子、132 点火コンデンサ、133 第1整流ダイオード、134 インダクタ、135 第1電源、136 第2整流ダイオード、137 第2電源、138 第2スイッチング素子、139 信号生成部。

Claims (6)

  1. 所定の間隙を介して対向する第1電極および第2電極を有し、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火するための火花放電を前記間隙に発生する点火プラグと、
    1次コイルおよび2次コイルを有し、前記1次コイルに流れる1次電流を通電または遮断することにより、前記2次コイルに高電圧を発生して、発生した高電圧を前記第1電極に印加する点火コイルと、
    1回の点火工程内で複数回前記点火コイルを駆動するとともに、前記点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の点火装置。
  2. 前記1次コイルは、第1電源および前記第1電源よりも電圧の高い第2電源に接続され、
    前記制御部は、1回の点火工程内で前記点火コイルを駆動する1次電圧のうち、初回の1次電圧を2回目以降の1次電圧よりも高くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火装置。
  3. 前記制御部は、
    磁束の励磁および解放による高電圧を交互かつ連続的に発生するように前記点火コイルを駆動することにより、前記第1電極に正負の高電圧を交互に発生させ、
    1回の点火工程内で複数回発生させる高電圧のうち、初回に発生させる高電圧が点火コイルの磁束の励磁により、前記点火プラグの第1電極に正の高電圧を発生させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の点火装置。
  4. 前記制御部は、
    磁束の励磁および解放による高電圧を交互かつ連続的に発生するように前記点火コイルを駆動することにより、前記第1電極に正負の高電圧を交互に発生させ、
    1回の点火工程内で複数回発生させる高電圧のうち、初回に発生させる高電圧が点火コイルの磁束の励磁により、前記第1電極に負の高電圧を発生させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内燃機関の点火装置。
  5. 前記制御部は、前記1次電圧の印加により前記1次コイルに流れる1次電流がピークとなる付近で、前記点火コイルの磁束が解放に転じるように前記点火コイルを制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の点火装置。
  6. 所定の間隙を介して対向する第1電極および第2電極を有し、内燃機関の燃焼室内の可燃混合気に点火するための火花放電を前記間隙に発生する点火プラグと、
    1次コイルおよび2次コイルを有し、前記1次コイルに流れる1次電流を通電または遮断することにより、前記2次コイルに高電圧を発生して、発生した高電圧を前記第1電極に印加する点火コイルと、
    を備えた内燃機関の点火方法であって、
    1回の点火工程内で複数回前記点火コイルを駆動するとともに、前記点火コイルを駆動する1次電圧を1回の点火工程内で変化させる制御ステップ、
    を備えたことを特徴とする内燃機関の点火方法。
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