JP2013217102A - ロック制御装置 - Google Patents

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明人 木村
Keiji Yamamoto
桂嗣 山本
Takashi Ieda
隆 家田
Tadayuki Tobimatsu
忠之 飛松
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Abstract

【課題】ドアロックの施解錠操作を簡素化して、ユーザの利便性を向上することができるロック制御装置を提供する。
【解決手段】ドアロック制御部28は、ドアロック解錠時、定期車外スマート照合が成立状態にあり、給電プラグ16が充電インレット15に接続されたことを検出すると、ドアロックを施錠に切り換える。一方、ドアロック制御部28は、ドアロック施錠時、定期車外スマート照合が成立状態にあり、給電プラグ16が充電インレット15から取り外されたことを検出すると、ドアロックを解錠に切り換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアロック等のロック機器の施解錠を制御するロック制御装置に関する。
従来から周知のように、多くの車両には、電子キーから無線により電子キーIDを車両に無線送信して、電子キーとのID照合を行う電子キーシステムが搭載されている。この種の電子キーシステムには、車両送信機からリクエストを定期的に送信し、このリクエストに対する応答として電子キーが送信してきた電子キーIDを、車両においてID照合(スマート照合)するキー操作フリーシステムがある(特許文献1等参照)。
キー操作フリーシステムでドアロックを施錠するには、車外に位置する電子キー及び車両間でスマート照合(車外スマート照合)を成立させ、車外スマート照合成立下で、車外ドアハンドルに設けられたロックボタンを押し操作する。これにより、ドアロックが施錠される。また、キー操作フリーシステムでドアロックを解錠するには、車外スマート照合成立下で、車外ドアハンドルを握る。この握り操作が車外ドアハンドル内のタッチセンサで検出されると、ドアロックが解錠される。
また、近年、環境問題への意識の高まりから、二酸化炭素の排出量の少ない車両として、例えばプラグインハイブリッド車や電気自動車等の普及が進んでいる。これら車両は、バッテリの電力でモータを回転させ、モータの駆動力により走行する。このため、長距離走行してバッテリの残量が減ると、その度にバッテリを充電しなくてはならない。この場合、充電設備に設けられた給電プラグを、車両の給電口にある充電インレットに接続し、給電プラグから電流を車両に流すことにより、バッテリを充電する(特許文献2等参照)。
特開2005−262915号公報 特開平9−161898号公報
ところで、ユーザが帰宅して車両のバッテリを充電する場合、セキュリティのためにドアロックを施錠するならば、給電プラグの車体への接続操作と、車外ドアハンドルのロックボタンの押し操作との2操作が必要となる。このため、ユーザに複数の操作を課すことになるので、ユーザの利便性を図るためにも、操作数を減らしたいニーズがあった。なお、これは、ドアロックを解錠する際も同様である。
本発明の目的は、ドアロックの施解錠操作を簡素化して、ユーザの利便性を向上することができるロック制御装置を提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、車両に設けられたプラグ接続部に給電プラグを接続し、当該給電プラグにより前記車両内のバッテリを充電可能であり、車両及び電子キー間において無線によるID照合を行い、当該ID照合の照合結果を基にドアロックの施解錠を制御するロック制御装置において、前記ID照合の照合成立結果を取得する照合結果取得手段と、前記給電プラグが前記プラグ接続部に接続されているか否かを検出するプラグ接続検出手段と、前記照合結果取得手段により得た照合成立結果と、前記プラグ接続検出手段により得た検出結果とを基に、ドアロックの施解錠を制御するドアロック制御手段とを備えたことを要旨とする。
本発明の構成によれば、ドアロックの施解錠を、給電プラグの接続/取り外しに連動させることが可能となるので、ドアロックの施解錠に必要な操作が減る。このため、ドアロックの施解錠操作の利便性を向上することが可能となる。
本発明では、前記ドアロック制御手段は、ドアロック解錠時、ID照合成立下において前記給電プラグが前記プラグ接続部に接続されたことを確認すると、ドアロックを施錠に切り換え、逆にドアロック施錠時、前記ID照合成立下において前記プラグ接続部から前記給電プラグが取り外されたことを確認すると、ドアロックを解錠に切り換えることを要旨とする。この構成によれば、ドアロック解錠時、ID照合成立下において給電プラグをプラグ接続部に接続すると、ドアロックが自動で施錠されるので、ドアロックを施錠する際の利便性がよくなる。また、ドアロック施錠時、ID照合成立下において給電プラグをプラグ接続部から取り外すと、ドアロックが自動で解錠されるので、ドアロックを解錠する際の利便性がよくなる。
本発明では、前記プラグ接続部に接続された前記給電プラグの不正取り外しを防止する給電プラグロック装置と、前記給電プラグを前記プラグ接続部に接続して前記ドアロックが施錠された後、それまで成立であった前記ID照合が不成立に切り換わったことを確認すると、アンロック状態の前記給電プラグロック装置をロックに切り換える給電プラグロック制御手段とを備えたことを要旨とする。この構成によれば、給電プラグをプラグ接続部に接続してドアロックが施錠された後、それまで成立であったID照合が不成立に切り換わったこと、つまりユーザが車両から離間したことを確認すると、給電プラグロック装置が自動で施錠に切り換わる。このため、給電プラグロック装置を施錠する際、施錠操作をわざわざユーザに課す必要がないので、ユーザの利便性確保に効果が高くなる。
本発明では、前記プラグ接続部に接続された前記給電プラグの不正取り外しを防止する給電プラグロック装置と、前記プラグ接続部に前記給電プラグがロック状態で接続されている際、それまで不成立であった前記ID照合が成立に切り換わったことを確認すると、ロック状態の前記給電プラグロック装置をアンロックに切り換える給電プラグロック制御手段とを備え、前記ドアロック制御手段は、前記給電プラグロック装置のアンロック切り換え後、前記プラグ接続部から前記給電プラグが取り外されたことを確認すると、ドアロックを解錠に切り換えることを要旨とする。この構成によれば、プラグ接続部に接続された給電プラグが給電プラグロック装置によって抜き取りがロックされている際、それまで不成立であったID照合が成立に切り換わったこと、つまりユーザが車両に接近したことを確認すると、給電プラグロック装置が自動で解錠に切り換わる。このため、給電プラグロック装置を解錠する際、解錠操作をわざわざユーザに課す必要がないので、ユーザの利便性確保に効果が高くなる。
本発明によれば、ドアロックの施解錠操作を簡素化して、ユーザの利便性を向上することができる。
一実施形態の電子キーシステムの概略構成図。 (a)〜(c)はドアロック施錠時の操作過程を示す説明図。 (a)〜(c)はドアロック解錠時の操作過程を示す説明図。
以下、本発明を具体化したロック制御装置の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、電子キー2と無線通信によりID照合を行う電子キーシステム3が設けられている。本例の電子キーシステム3は、車両1からの通信を契機に、狭域無線通信(通信距離:数m)により電子キー2とID照合を行い、ID照合が成立すれば、車両1の各種操作が許可/実行されるキー操作フリーシステムである。なお、電子キーシステム3がロック制御装置に相当する。
車両1には、電子キー2とのID照合を実行する照合ECU(Electronic Control Unit)4と、車載電装品の電源を管理するボディECU5と、エンジン7を制御するエンジンECU6とが設けられ、これらがバス8を通じて接続されている。照合ECU4のメモリには、電子キーIDが登録されている。照合ECU4には、車外にLF(Low Frequency)帯の電波を送信可能な車外送信機9と、車内にLF電波を送信可能な車内送信機10と、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を受信可能な車両受信機11とが接続されている。ボディECU5には、ドアロック施解錠の駆動源となるドアロックモータ12が接続されている。
電子キー2のメモリには、キー固有の電子キーIDが登録されている。電子キー2は、車外送信機9からLF送信されるリクエスト信号Srqを車外において受信すると、車両1と車外スマート照合を行い、ID信号Sidを車両1にUHF送信する。車外スマート照合が成立すると、ボディECU5によるドアロック施解錠が許可/実行される。これにより、車外ドアハンドルノブに設けられた施解錠ボタン13aの操作により、ドアロックの施解錠操作が可能となる。ちなみに、施解錠ボタン13aが操作される度に、ドアロックの施錠/解錠が交互に切り換わる。
また、電子キー2は、車内送信機10から送信されるリクエスト信号Srqを車内において受信すると、車両1とスマート照合を行う。車内スマート照合が成立すると、運転席のエンジンスイッチ13bによる車両電源遷移操作(エンジン始動操作)が許可される。
車両1がプラグインハイブリッド車や電気自動車等の場合、車両1には、車載バッテリ14の給電口において充電インレット15が設けられている。充電インレット15には、充電設備(図示略)から延びる給電ケーブルの先端の給電プラグ16が接続可能である。充電インレット15は、給電プラグ16と電気接続される受電コネクタ17と、給電プラグ16の係止箇所となる略筒状のロックモジュール18とを有する。なお、充電インレット15がプラグ接続部に相当する。
充電インレット15には、充電インレット15に給電プラグ16の挿し込まれたか否かを検出するプラグ挿込検出部19が設けられている。プラグ挿込検出部19は、有接点式であれば例えばリミットスイッチが使用され、無接点式であれば例えば光学センサや磁気センサなどが使用されている。プラグ挿込検出部19は、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれたことを検出すると、検出信号(ON信号)を照合ECU4に出力する。なお、プラグ挿込検出部19がプラグ接続検出手段を構成する。
給電プラグ16を充電インレット15に接続した際、給電プラグ16に設けられた回動式のロックアーム20の先端の爪部21を、ロックモジュール18の外周面上部に形成された係止突22に引っ掛けることにより、充電インレット15に挿し込まれた給電プラグ16を接続状態で保持する。そして、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれていることをプラグ挿込検出部19で検出していることを前提に、給電プラグ16から受電コネクタ17に電流が供給され、この電流により車載バッテリ14が充電される。
車両1には、充電インレット15に接続された給電プラグ16の不正取り外しを防止する給電プラグロック装置23が設けられている。給電プラグロック装置23には、ロックアーム20の回動操作を規制可能な可動式のロックバー24と、ロックバー24の駆動源となる給電プラグロックモータ25とが設けられている。ロックアーム20は、回転式やスライド式など種々の構造が採用可能であり、ロックアーム20の爪部21に対して接近/離間が可能である。
給電プラグロック装置23は、ロックアーム20の爪部21が係止突22に係止しているとき、給電プラグロックモータ25によりロックバー24がロック方向に動き、ロックバー24がロックアーム20を押さえ付けると、ロック状態となる。一方、給電プラグロック装置23は、給電プラグロックモータ25によりロックバー24がロック位置からアンロック方向に動き、ロックバー24がロックアーム20から離間すると、アンロック状態となる。
本例の電子キーシステム3には、ドアロックの施解錠動作を給電プラグ16の抜き挿しに連動させるドアロック−プラグ抜き挿し連動機能が設けられている。本例のドアロック−プラグ抜き挿し連動機能は、ドアロック解錠時、車外スマート照合成立下で給電プラグ16が未挿入→挿入となったとき、ドアロックを自動で施錠し、一方のドアロック施錠時、車外スマート照合成立下で給電プラグ16が挿入→未挿入となったとき、ドアロックを自動で解錠する。
この場合、照合ECU4には、車外スマート照合の成立結果を取得する車外スマート照合結果取得部26と、充電インレット15への給電プラグ16の挿し込みの検出結果を取得するプラグ挿込検出結果取得部27と、車外スマート照合成立/不成立及びプラグ挿入/未挿入を基にドアロックの施解錠を制御するドアロック制御部28とが設けられている。なお、車外スマート照合結果取得部26が照合結果取得手段に相当し、プラグ挿込検出結果取得部27がプラグ接続検出手段を構成する。また、ドアロック制御部28がドアロック制御手段に相当する。
照合ECU4は、車両駐停車時、車外送信機9からリクエスト信号Srqを定期的に送信して、定期的な車外スマート照合(定期車外スマート照合)を実行する。照合ECU4は、車外スマート照合が成立すると、例えば車外スマート照合成立フラグ「1」を立てるなどして、車外スマート照合が成立していることを保持する。車外スマート照合結果取得部26は、車外スマート照合成立フラグにより、車外スマート照合の成立結果を取得する。
プラグ挿込検出結果取得部27は、プラグ挿込検出部19から入力される検出信号を基に、給電プラグ16の挿入/未挿入の検出結果を取得する。即ち、プラグ挿込検出結果取得部27は、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれているとき、プラグ挿込検出部19からON信号を取得し、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれていないとき、プラグ挿込検出部19からOFF信号を取得する。
ドアロック制御部28は、車外スマート照合結果取得部26で得た車外スマート照合成立/不成立の照合成立結果と、給電プラグ挿込検出結果取得部27で得た給電プラグ16の挿込/未挿込の検出結果とを基に、ボディECU5を通じてドアロック施解錠を切り換える。ドアロック制御部28は、車外スマート照合成立下で給電プラグ16が未挿入→挿入となると、ドアロック施錠要求をボディECU5に出力する。ドアロック制御部28は、車外スマート照合成立下で給電プラグ16が挿入→未挿入となると、ドアロック解錠要求をボディECU5に出力する。
照合ECU4には、給電プラグロックの施解錠を制御する給電プラグロック制御部29が設けられている。給電プラグロック制御部29は、プラグ挿込検出部19から入力する検出信号と、車外スマート照合の照合成立結果と、ドアロックの施解錠状態とに基づき、給電プラグロックの施解錠を切り換える。なお、給電プラグロック制御部29が給電プラグロック制御手段に相当する。
次に、本例のドアロック−プラグ抜き挿し連動機能の動作を、図2及び図3を用いて説明する。
[ドアロック動作]
図2(a)に示すように、前提として、ドアロック及び給電プラグロックともに「アンロック」とする。照合ECU4は、駐停車時、リクエスト信号Srqを車外送信機9から定期的に送信することにより、定期車外スマート照合を実行する。車両1に複数の車外送信機9が搭載されている場合には、これら車外送信機9から順番にリクエスト信号Srqを送信するとともに、これを繰り返すことにより、車両周囲のどの位置に電子キー2があっても、スマート通信を確立可能とする。
なお、図2(a)には、運転席ドア側の車外送信機9a、助手席ドア側の車外送信機9b、ラッゲージドア側の車外送信機9cを図示する。そして、これら送信機9a〜9cは、車両駐停車時、順番にリクエスト信号Srqを送信するとともに、一周後、この送信動作を繰り返す動作、いわゆるポーリング動作により、車両1の周囲に電子キー2が近づいたか否かを逐次監視する。
図2(b)に示すように、電子キー2が車外のリクエスト信号Srqの通信エリアに入り込み、車外スマート照合が成立したとする。このとき、照合ECU4は、車外スマート照合成立フラグ「1」を立てて、「車外スマート照合成立済み」を一定時間保持する。車外スマート照合結果取得部26は、車外スマート照合成立フラグ「1」を認識することにより、車外スマート照合が成立済みであることを把握する。
続いて、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれたとする。このとき、プラグ挿込検出部19は、ON信号を照合ECU4に出力する。プラグ挿込検出結果取得部27は、プラグ挿込検出部19からON信号を取得することにより、充電インレット15に給電プラグ16が挿し込まれたことを把握する。
ドアロック制御部28は、車外スマート照合成立状況下において、給電プラグ16が充電インレット15に未挿入→挿入となることを確認すると、ドアロック施錠要求をボディECU5に出力する。ボディECU5は、ドアロック解錠時、ドアロック制御部28からドアロック施錠要求を入力すると、ドアロックモータ12によりドアロックを施錠状態に切り換える。これにより、充電インレット15への給電プラグ16の挿入に連動してドアロックが施錠される。なお、ドアロックが施錠されても、給電プラグロックはアンロックが維持される。
図2(c)に示すように、電子キー2が車外のリクエスト信号Srqの通信エリアから離脱すると、車外スマート照合が不成立となる。このとき、照合ECU4は、車外スマート照合成立フラグ「1」を下げる。よって、車外スマート照合結果取得部26は、フラグ「1」を入力しなくなるので、「車外スマート照合未成立」を認識する。
給電プラグロック制御部29は、プラグ挿込検出部19からON信号を入力する状況下で、ドアロックが施錠状態をとり、かつ車外スマート照合が不成立になることを確認すると、給電プラグロックモータ25により、ロックバー24をロック方向に動作させる。これにより、給電プラグロックがロック状態となり、給電プラグ16の不正取り外しが防止される。なお、この後もリクエスト信号Srqの定期送信は継続され、電子キー2が車両1に近づいたか否かが監視される。
[ドアアンロック動作]
図3(a)に示すように、前提として、ドアロック及び給電プラグロックともに「ロック」とする。リクエスト信号Srqの車外の通信エリアに電子キー2がないとき、照合ECU4は車外スマート照合不成立を認識している。このため、ドアロック及び給電プラグロックともロック状態に保持される。
図3(b)に示すように、電子キー2が車外のリクエスト信号Srqの通信エリアに入り込み、車外スマート照合が成立したとする。このとき、照合ECU4は、車外スマート照合成立フラグ「1」を立てて、「車外スマート照合成立済み」を保持する。車外スマート照合結果取得部26は、車外スマート照合成立フラグ「1」を認識することにより、車外スマート照合が成立済みであることを把握する。
給電プラグロック制御部29は、給電プラグロックのロック下において、プラグ挿込検出部19からON信号を入力するとともに、車外スマート照合が成立に切り換わったことを確認すると、給電プラグロックモータ25により、ロックバー24をアンロック方向に動作させる。これにより、給電プラグロックがアンロック状態となり、給電プラグ16を充電インレット15から取り外すことが可能となる。なお、給電プラグロックが解錠されても、ドアロックはロックが維持される。
図3(c)に示すように、ドアロック制御部28は、車外スマート照合成立状況下において、給電プラグ16が充電インレット15から挿入→未挿入となることを確認すると、ドアロック解錠要求をボディECU5に出力する。ボディECU5は、ドアロック施錠時、ドアロック制御部28からドアロック解錠要求を入力すると、ドアロックモータまるによりドアロックを解錠状態に切り換える。これにより、充電インレット15から給電プラグ16を取り外す動作に連動してドアロックが解錠される。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)充電インレット15への給電プラグ16の抜き挿しをトリガとして、定期車外スマート照合の成立結果に応じ、ドアロックの施解錠を切り換える。よって、ドアロックの施解錠を給電プラグ16の接続/取り外しに連動させることが可能となるので、ドアロックの施解錠に必要な操作が減ることになる。よって、ドアロックの施解錠操作の利便性を向上することができる。
(2)ドアロック解錠時、定期車外スマート照合成立下において給電プラグ16を充電インレット15に接続すると、ドアロックが自動で施錠される。よって、ドアロック施錠に際し、別途操作が不要となるので、ドアロックを施錠する際の利便性をよくすることができる。また、ドアロック施錠時、定期車外スマート照合成立下において給電プラグ16を充電インレット15から取り外すと、ドアロックが自動で解錠される。よって、ドアロック解錠に際し、別途操作が不要となるので、ドアロックを解錠する際の利便性をよくすることができる。
(3)給電プラグ16が充電インレット15に接続されてドアロック施錠された後、それまで成立であった定期車外スマート照合が不成立に切り換わったこと、つまりユーザが車両1から離間したことを確認すると、給電プラグロックが自動で施錠に切り換わる。このため、給電プラグロックを施錠する際、別途操作が不要となるので、給電プラグロックを施錠する際の利便性をよくすることができる。
(4)充電インレット15に接続された給電プラグ16が給電プラグロック装置23によって充電インレット15にロックされている際、それまで不成立であった定期車外スマート照合が成立に切り換わったこと、つまりユーザが車両1に接近したことを確認すると、給電プラグロックが自動で解錠に切り換わる。このため、給電プラグロックを解錠する際、別途操作が不要となるので、給電プラグロックを解錠する際の利便性をよくすることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・車外スマート照合が成立してから一定時間が経過したとき、未だ給電プラグ16が充電インレット15に接続されていなければ、ドアロック−プラグ抜き挿し連動機能を実施不可(キャンセル)してもよい。このように、ドアロック−プラグ抜き挿し連動機能に時間制限を持たせれば、この機能を有効のまま放置せずに済むので、セキュリティ性確保に効果が高くなる。
・給電プラグロック装置23のコントロールは、照合ECU4が実行することに限定されず、例えばボディECU5等の他のECUが行ってもよい。また、給電プラグロック装置23を制御する専用のECU(給電プラグロックECU)を別途設けてもよい。
・給電プラグロックの施解錠連動は、省略することも可能である。
・給電プラグロック装置23は、給電プラグ16を充電インレット15にロック可能であれば、種々の構成が採用可能である。
・キー操作フリーシステムは、車外ドアハンドルに触れると、ドアロックが解錠されるシステムでもよい。
・電子キーシステム3は、双方向の往路/復路で周波数が異なる通信(LF−UHF通信)に限定されず、同じ周波数としてもよい。
・電子キーシステム3で使用する電波の周波数は、LFやUHFに限定されず、他の周波数を採用してもよい。
・電子キーシステム3は、送信機が車外/車内で切り分けられたシステムに限定されない。例えば、車体右部及び車体左部のそれぞれに、車内外一帯を通信エリアとする送信機を設け、これら送信機から送信されるリクエストの電子キーの応答組み合わせにより、電子キー2の位置を判定するシステムでもよい。
・電子キーシステム3は、キー操作フリーシステムに限定されず、例えば近距離通信によりID照合を行う近距離無線通信システムとしてもよい。近距離無線通信には、例えばNFC(Near Field Communication)等がある。
・車両1にワイヤレスキーシステムを搭載し、ワイヤレスキーシステムによりドアロックの施解錠操作を可能としてもよい。
・プラグ接続部は、充電インレット15に限定されず、給電プラグ16の電気的な挿し込み口であればよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項1〜4のいずれかにおいて、前記ドアロック制御手段は、前記ID照合が不成立から成立になったとき、一定時間内に前記給電プラグの抜き差しを確認すれば、ドアロックの施解錠を実行する。この構成によれば、ドアロック施解錠に一定の制限時間が付されるので、セキュリティ性確保に効果が高くなる。
1…車両、2…電子キー、3…ロック制御装置としての電子キーシステム、14…車載バッテリ、15…プラグ接続部としてのインレット、16…給電プラグ、19…プラグ接続検出手段を構成するプラグ挿込検出部、23…給電プラグロック装置、26…照合結果取得手段としての車外スマート照合結果取得部、27…プラグ接続検出手段を構成するプラグ挿込検出結果取得部、28…ドアロック制御手段としてのドアロック制御部、29…給電プラグロック制御手段としての給電プラグロック制御部。

Claims (4)

  1. 車両に設けられたプラグ接続部に給電プラグを接続し、当該給電プラグにより前記車両内のバッテリを充電可能であり、車両及び電子キー間において無線によるID照合を行い、当該ID照合の照合結果を基にドアロックの施解錠を制御するロック制御装置において、
    前記ID照合の照合成立結果を取得する照合結果取得手段と、
    前記給電プラグが前記プラグ接続部に接続されているか否かを検出するプラグ接続検出手段と、
    前記照合結果取得手段により得た照合成立結果と、前記プラグ接続検出手段により得た検出結果とを基に、ドアロックの施解錠を制御するドアロック制御手段と
    を備えたことを特徴とするロック制御装置。
  2. 前記ドアロック制御手段は、ドアロック解錠時、ID照合成立下において前記給電プラグが前記プラグ接続部に接続されたことを確認すると、ドアロックを施錠に切り換え、逆にドアロック施錠時、前記ID照合成立下において前記プラグ接続部から前記給電プラグが取り外されたことを確認すると、ドアロックを解錠に切り換える
    ことを特徴とする請求項1に記載のロック制御装置。
  3. 前記プラグ接続部に接続された前記給電プラグの不正取り外しを防止する給電プラグロック装置と、
    前記給電プラグを前記プラグ接続部に接続して前記ドアロックが施錠された後、それまで成立であった前記ID照合が不成立に切り換わったことを確認すると、アンロック状態の前記給電プラグロック装置をロックに切り換える給電プラグロック制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のロック制御装置。
  4. 前記プラグ接続部に接続された前記給電プラグの不正取り外しを防止する給電プラグロック装置と、
    前記プラグ接続部に前記給電プラグがロック状態で接続されている際、それまで不成立であった前記ID照合が成立に切り換わったことを確認すると、ロック状態の前記給電プラグロック装置をアンロックに切り換える給電プラグロック制御手段とを備え、
    前記ドアロック制御手段は、前記給電プラグロック装置のアンロック切り換え後、前記プラグ接続部から前記給電プラグが取り外されたことを確認すると、ドアロックを解錠に切り換える
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のロック制御装置。
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CN106960487A (zh) * 2017-02-14 2017-07-18 上海蔚来汽车有限公司 充电设施电子锁与电动汽车车门锁的联动方法和联动系统
JP2021107220A (ja) * 2018-03-14 2021-07-29 株式会社シマノ 制御装置および制御装置を備えるシステム

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CN106960487A (zh) * 2017-02-14 2017-07-18 上海蔚来汽车有限公司 充电设施电子锁与电动汽车车门锁的联动方法和联动系统
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