JP2013215625A - 眼底カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 可視観察時と赤外観察時で合焦用基準の位置を変更することにより、可視光及び赤外光によっても容易に合焦を可能とする。
【解決手段】 表示部43上に、可視光の場合は(a)のように眼底と撮像手段のピントが合ったときの合焦用指標像Pの位置と同じ高さに、合焦基準指標Mvを電気的に発生させ、合焦状態の基準とする。同様に、赤外光の場合は(b)のように、眼底よりも後方の位置に合焦用指標像Pが結像するように、合焦基準指標Mvよりも下方に位置する合焦基準指標Mirを電気的に発生させる。
可視光観察の場合は合焦基準指標Mvと合焦用指標像Pを合わせ、赤外光観察の場合は合焦指標基準Mirに合わせることにより、眼底に対する撮像手段のピントが合う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、被検眼の眼底の観察を可視観察、近赤外観察の両方が可能な散瞳・無散瞳共用の眼底カメラに関するものである。
従来の散瞳・無散瞳共用の眼底カメラは、ピント合わせ用指標をプリズムにより2方向に分離させて被検眼の眼底に投影し、分離された指標像が被検眼の眼底上で一直線に合致した場合に、被検眼の眼底と撮像面が共役になるような構成にされている。
しかし、観察時に散瞳で用いる可視光と無散瞳で用いる赤外光では、光学系の屈折率の差によりピント合わせ用指標の指標が合致する位置が異なってしまう。そのため、可視光と赤外光のピントずれの差を補正するために、ピント合わせ指標投影光学系に光路長を補正する光学部材の挿脱を行っている。
特開昭60−207636号公報
しかしながら、従来の散瞳・無散瞳共用眼底カメラでは、可視光と赤外光のピント合わせ指標の波長による眼底上でのずれを補正するための光学部材や、この光学部材を挿脱するためのアクチュエータが必要となる。従って、複雑で高価な装置になってしまうという問題がある。
図7は従来の合焦用指標投影光学系から被検眼Eまでの光路図である。従来の合焦用指標投影光学系のマスク1は、図8に示すようにマスク1上に反対向きに配置された1対のスプリットプリズム2が貼り付けられている。合焦用指標光源である2色発光LED3からの可視光を発光させた場合に、紙面手前のプリズムを通過した光束は光軸に対して下方に曲げられ、紙面奥のプリズムを通過した光束は光軸に対しては上方に曲げられる。
スプリットプリズム2により上下2方向に分離された光束は、レンズ4、2穴絞り5を通過しミラー6で反射され、リレーレンズ7を介して孔あきミラー8で反射され、対物レンズ9、被検眼Eの角膜Ecを通過し、被検眼Eの眼底Erに投影される。このときの経路を実線で示し、また2方向に分かれた光束が眼底Er上で合致したときに、眼底Erと撮像手段とのピントが合うように調整されている。このとき、眼底像Erには図9(a)のように合焦用指標像Pは一直線に投影される。
被検眼Eの眼底Erの光学的位置が図7のErfのように近い場合には、合焦用指標像Pは図10(a)のように右側が下、左側が上にずれる。また、眼底Erの光学的位置がErbのように遠い場合には、合焦用指標像Pは図11(a)のように右側が上に、左側が下にずれる。合焦用指標投影光学系は合焦レンズと連動しており、検者は合焦用指標投影光学系を移動させ、合焦用指標像Pを一直線にすることにより、撮像手段と眼底Erのピントを合わせることができる。
しかし、2色発光LED3からの赤外光が発光された場合に、赤外光は可視光よりも屈折率が小さいため、スプリットプリズム2により上下2方向に分離された光束は点線の光路を通り、眼底Erに投影される。従って、2方向に分かれた光束は可視光よりも遠い位置に結像する。
この場合には、可視光のときと同様に眼底がEr0の位置、Erfの位置、Erbの位置のときの眼底Er上における合焦用指標像は、それぞれ図9(b)、図10(b)、図11(b)に示すようになる。可視光でピントが合う位置Erでは合焦用指標像はずれていて、Erbの位置で一直線になる。従って、赤外光で合焦用指標像が一直線となる位置で可視光で撮影を行った場合に、ピントぼけの眼底像しか得ることができなくなる。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、可視観察時と赤外観察時で合焦用基準の表示位置を変更することにより、可視光及び赤外光によっても合焦が可能で低コストな眼底カメラを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る眼底カメラは、被検眼に対向する対物レンズと、被検眼の眼底を観察する観察光学系と、眼底を照明する照明光学系と、前記観察光学系に設け眼底に合焦するための合焦手段と、前記観察光学系の合焦状態を表示する合焦状態表示手段とを有し、前記照明光学系は眼底を可視光を含む光で照明する可視照明光源と近赤外光を含む光で照明する近赤外照明光源とを有する眼底カメラにおいて、前記合焦状態表示手段は、可視光を含む光を発する可視指標光源と近赤外光を含む光束を発する近赤外指標光源とにより合焦用指標を照明して得られた指標像を前記対物レンズの光軸の斜め方向から眼底に投影する指標投影光学系と、前記観察光学系の眼底と共役に設けた合焦基準指標とを有し、該合焦基準指標と前記投影された指標像との位置を基に合焦状態を表示し、可視観察時と近赤外観察時の切換えに連動して、前記可視照明光源と前記近赤外照明光源との切換えと、前記可視指標光源と前記近赤外指標光源の切換えと、前記合焦基準指標の位置の切換えとを行うことを特徴とする。
本発明に係る眼底カメラによれば、可視観察時と近赤外観察時の切換えにおいて、可視照明光源と近赤外照明光源との切換えと、合焦基準指標像の表示位置の切換えとを連動させる連動機構を設けることにより低コストな装置となる。
実施例の眼底カメラの構成図である。 実施例の合焦用指標投影光学系の光路図である。 実施例の被検眼眼底上での合焦用指標像の説明図である。 実施例の合焦用指標投影光学系によるピントが合った状態での被検眼眼底上での合焦指標像と表示部に表示した合焦基準指標像の説明図である。 実施例の可視光観察時の表示部の表示、ファインダ光学系の接眼レンズから見たときの説明図である。 実施例における可視光観察時、赤外観察時の表示部の説明図である。 従来の合焦用指標投影光学系の光路図である。 従来の合焦用指標投影光学系の投影マスクの正面図である。 従来の合焦用指標投影光学系による眼底上での合焦用指標像の説明図である。 従来の合焦用指標像が眼底よりも近い位置に結像した場合の合焦用指標像の説明図である。 従来の合焦用指標像が眼底よりも遠い位置に結像した場合の合焦用指標像の説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例における眼底カメラの構成図である。赤外光観察光源11から被検眼Eと対向する対物レンズ12に至る眼底照明光学系の光路O1上には、リング状の開口を有する絞り13、赤外光を透過し可視光を反射するダイクロイックミラー14が配置されている。ダイクロイックミラー14の透過方向には、リレーレンズ15、ミラー16、リレーレンズ17、孔あきミラー18が順次に配列されている。ダイクロイックミラー14の入射方向には、ハロゲンランプから成る可視光観察光源19、可視光を発光するキセノン管から成る撮影光源20、リング状開口を有する絞り21が配列されている。なお、赤外光観察光源11は、赤外LEDから成り近赤外光を含む近赤外照明光源であり、観察光源19、撮影光源20は共に可視光を発する可視照明光源である。
ミラー16の入射方向の合焦用指標投影光学系の光路O2には、絞り22、レンズ23、眼底Erと共役に配置された合焦用指標24、可視光と赤外光の発光が可能な2色発光赤外LEDから成る合焦用指標光源25が設けられている。合焦用指標光源25はレンズ23の光軸に対し斜め方向から光束を入射するようにされている。この合焦用指標光源25は可視光観察時には可視光を発光し、赤外光観察時には赤外光を発光するようになっている。
孔あきミラー18の背後の眼底撮影及び観察光学系の光路O3上には、合焦レンズ26、撮影レンズ27、クイックリターンミラー28、撮像手段29が配列され、クイックリターンミラー28は図示しない駆動系により光路O3からの退避が可能とされている。
孔あきミラー18の孔部には、光ファイバ30の出射端が配置され、入射端には2色発光LEDから成り作動距離用の位置合わせ用指標光源31が配置され、この位置合わせ用指標光源31は可視光観察時は可視光を発光し、赤外光観察時は赤外光を発光する。
クイックリターンミラー28の反射側のファインダ光学系の光路O4には、ミラー32、フィールドレンズ33、接眼レンズ34が配列されている。
また合焦用指標光源25等から成る合焦用指標投影光学系は、合焦レンズ26と連動してA方向に移動可能とされ、静止画撮影時には図示しない駆動系によりB方向に動き、ミラー16は眼底照明光学系の光路O1上から退避される。
撮像手段29の出力は画像信号処理部41を介して、演算部42、表示部43に接続されている。演算部42の出力は、駆動回路44、駆動回路45、駆動回路46、駆動回路47、駆動回路48をそれぞれ介して、赤外光観察光源11、可視光観察光源19、撮影光源20、合焦用指標光源25、位置合わせ用指標光源31に接続されている。更に、演算部42には入力部49、記録部50が接続されている。
また、撮像手段29の各画素上には、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色のフィルタがモザイク状に配置された三色分解フィルタが設けられている。各画素のフィルタはそれぞれR、G、Bの光に感度を有し、Rフィルタは赤〜赤外光を透過可能であり、更にRの画素は赤外光にも感度を有している。
近赤外観察時には、画像信号処理部41はRフィルタを経た画素の出力を用いて、モノクロの動画データを生成する赤外モノクロ動画モードが用いられる。可視観察時、静止画撮影時には、画像信号処理部41は同様にR、G、Bフィルタの各画素の出力を用いてカラー出力用の動画データを生成するカラー動画モード、静止画データを生成するカラー静止画モードの切換えが可能とされている。また、画像信号処理部41は演算部42からのキャラクタデータにより生成した画像に画像を合成することができる。
図2は実施例の合焦用指標投影光学系の光路図である。合焦用指標光源25を発光させた場合に、横長の開口を持つ合焦用指標24により光束は光軸に対して斜め方向に向かう。投影光はレンズ23、絞り22を通過しミラー16で反射され、リレーレンズ17を通過し孔あきミラー18で反射され、対物レンズ12を斜め方向に通過し、被検眼Eの角膜Ecを経て眼底Erに投影される。
合焦用指標光源25が可視指標光源として機能する場合の光路を実線で示し、近赤外光を含む近赤外指標光源として機能する場合の光路を点線で示す。眼底Erの位置がErb、Er0、Erfの場合に、図3は眼底Er上に投影された合焦用指標像Pと眼底像Er’を示し、(a)は可視光の場合、(b)は赤外光の場合であり、赤外光の場合に合焦用指標像Pは可視光の場合に対して下方にずれることになる。
本実施例では、合焦用指標像Pは従来例のように指標が2つに分離するスプリットプリズムを用いていないので、合焦基準が分かり難い。従って、表示部43上に可視光の場合は図4(a)に示すように眼底Erの位置がEr0のときの位置、つまり眼底Erと撮像手段29のピントが合ったときの位置と同じ高さに、可視光用の合焦基準指標Mvを表示し、合焦状態表示を行う。この合焦基準指標Mbは可視光観察に連動して画像信号処理部41によりキャラクタ画像として電気的に発生する。同様に、赤外光の場合は図4(b)に示すように、眼底Erの位置がErfのときの合焦用指標像Pの位置に、近赤外光用の合焦基準指標Mirを合焦基準指標Mvよりも下方に位置するように電気的に発生させる。
可視光を用いて、眼底Erを表示部43で動画による可視観察時には、入力部49に配置された観察モードスイッチを可視光モニタ観察モードに切換えると、画像信号処理部41は演算部42によりカラー動画モードに変更される。モードスイッチが切換えられると、演算部42は可視光観察光源19を点灯、調光するために駆動回路44を駆動し、駆動回路46により赤外光観察光源11を消灯する。また、合焦用指標光源25と位置合わせ用指標光源31から可視光を発光し赤外光が消灯するように、LED駆動回路47、48の駆動を行う。更に、クイックリターンミラー28を撮影光学系の光路O3から退避させる。
可視光観察光源19からの可視光は、撮影光源20、絞り21を透過し、ダイクロイックミラー14、リレーレンズ15、ミラー16、リレーレンズ17を介して、孔あきミラー18で反射され、対物レンズ12、角膜Ecを通過し眼底Erに照射される。
合焦用指標光源25からの可視光は、図2の実線で示すように合焦用指標24、レンズ23、絞り22を通過しミラー16で反射され、リレーレンズ17を通過し、孔あきミラー18で反射される。更に、対物レンズ12の側方を経て、角膜Ecを介して眼底Er上に合焦用指標像Pが投影される。また、位置合わせ用指標光源31からの可視光は、光ファイバ30、対物レンズ12を通過して角膜Ecに照射される。
眼底像Er’及び眼底Erに投影された合焦用指標像Pは、角膜Ecを通過し更に角膜Ecにより反射された位置合わせ用指標像Aと共に、対物レンズ12、孔あきミラー18の孔を通り、合焦レンズ26、撮影レンズ27を通過し、撮像手段29に結像される。撮像手段29の出力は画像信号処理部41によりカラー動画が生成され、図5(a)に示すように表示部43に眼底像Er’として表示され、更に表示部43上には、演算部42からのキャラクタデータにより合焦用指標像Pと合焦基準指標Mvとが合成される。合焦基準指標Mvと合焦用指標像Pを一列に合わせることで、眼底Erと撮像手段29のピントが合い、ピントがずれると合焦用指標像Pは合焦基準指標Mvに対して上下方向に移動する。
図5(a)は被検眼Eの眼底Erのピント及び位置が合ったときの表示部43の様子を示す。操作者はこの画像中の合焦基準指標Mbに対する合焦用指標像P、位置合わせ基準指標AMに対する位置合わせ指標像Aを調整しながら、眼底Erのピント合わせ及び位置合わせを行う。
図5(b)は眼底Erのピント及び位置が合ったときのファインダ光学系の接眼レンズ34から眼底像Er’を見た様子を示している。つまり、ファインダ光学系により可視光で観察する場合には、入力部49の観察モードスイッチを可視光ファインダ観察モードに切換える。観察モードスイッチが切換えられると、演算部42はクイックリターンミラー28を下降しファインダ光学系の光路O4に切換える。ファインダ光学系の内部のフィールドレンズ33には、合焦基準指標Mfと位置合わせ基準指標Afが形成されている。合焦基準指標Mfに対し合焦用指標像Pを一列に合わせ、位置合わせ基準指標Afに対し位置合わせ指標像Aを合わせることで、眼底Erと撮像手段29のピントが合い、位置合わせがなされるように調整されている。
一方、赤外光を用いて眼底Erを表示部43による近赤外観察時には、入力部49の観察モードスイッチを赤外光モニタ観察モードに切換え、画像信号処理部41は演算部42により赤外モノクロ動画モードに変更する。観察モードスイッチが切換えられると、演算部42は駆動回路44により可視光観察光源19を消灯し、駆動回路46により赤外光観察光源11を点灯し調光する。
また、LED駆動回路47、48の駆動を切換えて、合焦用指標光源25と位置合わせ用指標光源31から赤外光を発光し、可視光を消灯する。更に、クイックリターンミラー28を撮影光学系の光路O3から退避させる。
赤外光観察光源11からの赤外光は、絞り13、ダイクロイックミラー14、リレーレンズ15、ミラー16、リレーレンズ17を透過し、孔あきミラー18で反射され、対物レンズ12、角膜Ecを通過し眼底Erに照射される。また、合焦用指標光源25からの赤外光は、合焦用指標24、レンズ23、絞り22を通過し、ミラー16で反射され、リレーレンズ17を通過し孔あきミラー18で反射され、対物レンズ12、角膜Ecを通過し、眼底Er上に合焦用指標像が投影される。
赤外光は可視光に対して屈折力が弱いため、合焦用指標の光束は図2の点線の経路を通る。そのため、眼底Erに投影される赤外光の合焦用指標Pの位置は、可視光に対して下の位置になる。また、位置合わせ用指標光源31からの赤外光は、光ファイバ30、対物レンズ12を通過して角膜Ecに照射される。
照明された被検眼Eの眼底像Er’及び投影された合焦用指標像Pは、角膜Ecにより反射された位置合わせ用指標像Aと共に、対物レンズ12、孔あきミラー18の孔の中を通り、合焦レンズ26、撮影レンズ27を介して撮像手段29に結像される。これらの眼底像Er’は赤外モノクロ画像として合焦用指標像Pは画像信号処理部41により共に表示部43に表示される。
図6(a)は眼底Erの位置及び撮像手段29とのピントが合ったときの表示部43の様子を示している。前述したように、近赤外光の合焦用指標像Pは可視光に対して眼底Er上で下方位置に投影されるため、可視観察用の合焦基準指標Mvに対して赤外光の合焦用指標像Pは下方に位置している。
仮に、可視観察用の合焦基準指標Mvの位置に、近赤外光による合焦用指標像Pを合わせると、眼底Erに対する撮像手段29のピントがずれてしまうことになる。そのため、表示部43上に図6(b)のようにピントが合った場合の赤外光の合焦用指標像Pの位置に、赤外観察用の合焦基準指標Mirをキャラクタで合成することによりピントずれを補正し観察を行う。これにより、その後に可視光による静止画撮影を行う場合に、そのまま静止画撮影に移行できる。
カラー静止画を撮像するには、このようにしてピント及び位置が合ったところで、入力部49の撮影スイッチを押す。演算部42はこれを検知し、画像信号処理部41は演算部42によりカラー静止画撮影モードに変更し、赤外光観察光源11、可視光観察光源19、合焦用指標光源25、位置合わせ用指標光源31の発光を停止する。そして、合焦用指標投影光学系をB方向に駆動して退避させ、クイックリターンミラー28を光路O3から退避させる。
次いで、演算部42が駆動回路46により撮影光源20を発光させると、出射した可視光は絞り21を通過しダイクロイックミラー14で反射し、観察光源19と同じ経路で眼底Erを照明し、その反射光である眼底像Er’を撮像手段29に導き結像する。ここで、撮影光源20は可視光であるが赤外光成分も含んでいる。しかし、ダイクロイックミラー14は赤外光を透過し、可視光を反射するようにしているため、撮影光源20を出射した可視光領域のみの光束がダイクロイックミラー14で反射する。そのため、撮像手段29が赤外光に感度を有していても赤外成分は到達せず、色かぶりの心配はない
撮像手段29では光電変換が行われ、画像信号処理部41によって読み出され、各画素の出力によりカラー静止画データの生成が行われ、演算部42を経由して記録部50に記録する。また、カラー静止画を表示部43に表示させてもよい。
11 赤外光観察光源
12 対物レンズ
19 可視光観察光源
20 撮影光源
24 合焦用指標
25 合焦用指標光源
29 撮像手段
30 光ファイバ
41 画像信号処理部
42 演算部
43 表示部
49 入力部
50 記録部

Claims (3)

  1. 被検眼に対向する対物レンズと、被検眼の眼底を観察する観察光学系と、眼底を照明する照明光学系と、前記観察光学系に設け眼底に合焦するための合焦手段と、前記観察光学系の合焦状態を表示する合焦状態表示手段とを有し、前記照明光学系は眼底を可視光を含む光で照明する可視照明光源と近赤外光を含む光で照明する近赤外照明光源とを有する眼底カメラにおいて、前記合焦状態表示手段は、可視光を含む光を発する可視指標光源と近赤外光を含む光束を発する近赤外指標光源とにより合焦用指標を照明して得られた指標像を前記対物レンズの光軸の斜め方向から眼底に投影する指標投影光学系と、前記観察光学系の眼底と共役に設けた合焦基準指標とを有し、該合焦基準指標と前記投影された指標像との位置を基に合焦状態を表示し、可視観察時と近赤外観察時の切換えに連動して、前記可視照明光源と前記近赤外照明光源との切換えと、前記可視指標光源と前記近赤外指標光源の切換えと、前記合焦基準指標の位置の切換えとを行うことを特徴とする眼底カメラ。
  2. 前記観察光学系は眼底を撮像する撮像手段と、該撮像手段からの画像を出力する表示部と、前記合焦基準指標を前記表示部に電気的に発生させる発生手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
  3. 前記観察光学系は可視観察のためのファインダ光学系を有し、前記合焦基準指標は前記ファインダ光学系の内部に形成したことを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
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