JP2013215014A - モータの使用方法およびモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】モータ12は、ブラシを備えたモータの一方の回転を機械的に停止させる停止機構とともに用いられるモータであって、筒状のハウジングと、ハウジングの内面に沿って設けられ、一対以上の磁極を有する固定子と、ハウジングの軸線に沿って設けられ、回転軸となるシャフトと、シャフトに固定され、固定子に対向配置された回転子と、シャフトに固定されて、回転子とともに回転する整流子54と、整流子の外周面を摺動するように設けられている一対のカーボンブラシ56と、を備える。また、モータは、一方の回転の際にはモータ位相が遅角となるように構成されている。
【選択図】図7
Description
[メカユニット]
図1(a)は、本発明を適用することのできる停止機構付メカユニットのウォーム減速機部分を断面で示す全体図、図1(b)は、停止機構部を拡大して示す断面図である。図1(a)に示すウォーム減速機部分100において、モータ12は、減速機部104に取り付けられている。モータ12のモータシャフト106の先端部は、減速機部104の軸受108で軸止されている。ウォーム110は、モータシャフト106に固定される。ウォーム110にはウォームホイール112が噛み合わされて、モータ12から出力された駆動トルクは、モータシャフト106からウォーム110に伝達され、減速機部104においてウォーム110からウォームホイール112に駆動トルクが伝わり、出力軸114から外部にトルクが取り出される構成となっている。
例えば自動車用ドアロック開閉装置、電動ミラー格納装置など、自動車用電装機器に広く使われている小型モータの中には、所定時間のみ電源がオンされて駆動されるモータがある。このような小型モータは、例えば自動車ドアロックのようなモータ機能を達成した後、電源がオフされる前に、機械的なストッパにより停止する。通常、種々の条件の中でも確実にモータ機能を達成できるように、モータが機械的なストッパにより停止(モータロック)した後、わずかの時間後に電源がオフされるように、モータ電源オン期間は設定されている。言い換えると、小型モータがストッパにより停止後、依然として電源が供給される期間がある。そして、このモータ停止後の電源供給により、モータが振動して異音(高周波ノイズ)が発生することが分かった。発生した異音は、モータ電源がオフとなるまで継続する。
図10は、第2の実施の形態に係るモータにおける整流子の配置を説明するための模式図である。なお、図10では、モータ位相の設定に関係のあるマグネット40、回転子磁極42、整流子54及びブラシアーム58について、その相対位置が分かるように他の部材を適宜省略して図示してある。
図11は、第3の実施の形態に係るモータにおける整流子の配置を説明するための模式図である。なお、図11では、モータ位相の設定に関係のあるマグネット40、回転子磁極42、整流子54及びブラシアーム58について、その相対位置が分かるように他の部材を適宜省略して図示してある。
Claims (12)
- ブラシを備えたモータの回転を機械的に停止させる停止機構とともに用いるモータの使用方法であって、
前記モータを駆動し、該モータの回転によって所定の部材を第1の位置から第2の位置へ移動させ、
移動する前記所定の部材を、前記モータに通電されている状態で停止機構によって機械的に前記第2の位置で停止させ、
前記第2の位置で前記所定の部材が固定されることで所定の機能を実現する、装置に使用し、
前記モータは、前記所定の部材を前記第2の位置へ向けて移動させて固定する場合にはモータ位相が遅角となるように、前記装置にて使用される、
ことを特徴とするモータの使用方法。 - 前記モータは、
筒状のハウジングと、
前記ハウジングの内面に沿って設けられ、一対以上の磁極を有する固定子と、
前記ハウジングの軸線に沿って設けられ、回転軸となるシャフトと、
前記シャフトに固定され、前記固定子に対向配置された回転子と、
前記シャフトに固定され、前記回転子とともに回転する整流子と、
前記整流子の外周面を摺動するように設けられている一対のブラシと、
を備えることを特徴とする請求項1に記載のモータの使用方法。 - 前記一対のブラシは、固定子が有する一対の磁極の中心を結んだ線に対して、前記整流子と接触する位置が所定の回転方向において遅角側となるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載のモータの使用方法。
- 前記整流子は、該整流子と前記回転子との相対位置がモータ位相における中性となる固定位置に対して、遅角側となるように前記シャフトに固定されていることを特徴とする請求項2に記載のモータの使用方法。
- 前記固定子は、前記回転子と対向する面に着磁中心を有する少なくとも一対のマグネット片を備え、
前記一対のマグネット片は、
互いに異なる極の着磁中心が対向するように配置され、
該一対のマグネット片の中心同士を結んだ線に対して、前記異なる極の着磁中心同士を結んだ線が遅角側となるように、前記着磁中心が形成されている、
ことを特徴とする請求項2に記載のモータの使用方法。 - 前記モータにおける、中性位相に対して遅らせる位相角は、10°〜20°であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータの使用方法。
- ブラシを備えたモータの一方の回転を機械的に停止させる停止機構とともに用いられるモータであって、
前記モータは、
筒状のハウジングと、
前記ハウジングの内面に沿って設けられ、一対以上の磁極を有する固定子と、
前記ハウジングの軸線に沿って設けられ、回転軸となるシャフトと、
前記シャフトに固定され、前記固定子に対向配置された回転子と、
前記シャフトに固定されて、前記回転子とともに回転する整流子と、
前記整流子の外周面を摺動するように設けられている一対のブラシと、を備え、
前記一方の回転の際にはモータ位相が遅角となるように構成されている、
ことを特徴とするモータ。 - 前記一対のブラシは、固定子が有する一対の磁極の中心を結んだ線に対して、前記整流子と接触する位置が所定の回転方向において遅角側となるように配置されていることを特徴とする請求項7に記載のモータ。
- 前記一対のブラシのそれぞれを支持し、前記ブラシを前記整流子に向けて押圧するようにバネ性を有するブラシアームを更に備え、
前記ブラシアームは、
前記ブラシを支持している支持部と、
前記支持部から、前記一対の磁極の中心を結んだ線を挟んで反対側の領域に向かうように設けられているアーム部と、
前記アーム部の前記支持部とは反対側の端部であって、前記ハウジングまたは前記ハウジングと連結されている他の部材に固定される固定部と、
を有することを特徴とする請求項8に記載のモータ。 - 前記整流子は、該整流子と前記回転子との相対位置がモータ位相における中性となる固定位置に対して、遅角側となるように前記シャフトに固定されていることを特徴とする請求項7に記載のモータ。
- 前記固定子は、前記回転子と対向する面に着磁中心を有する少なくとも一対のマグネット片を備え、
前記一対のマグネット片は、
互いに異なる極の着磁中心が対向するように配置され、
該一対のマグネット片の中心同士を結んだ線に対して、前記異なる極の着磁中心同士を結んだ線が遅角側となるように、前記着磁中心が形成されている、
ことを特徴とする請求項7に記載のモータ。 - 前記モータにおける、中性位相に対して遅らせる位相角は、10°〜20°であることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のモータ。
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