JP2013208954A - 自動二輪車用立体ディスプレイ装置 - Google Patents

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史郎 深野
Katsuhisa Yamada
勝久 山田
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Abstract

【課題】ウインドスクリーンが装着されない車両であってもメータ近傍位置に虚像としての付加的情報を表示可能とする。
【解決手段】メータ表示部101が表示する情報とは別の映像情報を表示する補助ディスプレイ11を備えるディスプレイ装置において、補助ディスプレイ11は、メータ表示部101の前方裏側に、その表示画面を前下がりに傾斜させ、且つ、補助ディスプレイ11の後上端がメータ表示部101の上端に近接するように配置させるとともに、映像情報を反射させ補助ディスプレイ11の反対側に虚像として結像させる光学結像装置12を備え、光学結像装置12は、補助ディスプレイ11の上方で、その反射面を略水平とし、且つ、反射面の後端がメータ表示部101の上端と近接するように配置することで、前記映像情報をメータ表示部101の上部に立体的に結像させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車の前方位置に搭載される立体ディスプレイ装置に関する。
自動二輪車に搭載されるディスプレイ装置としては、運転者の前方に設けられたウインドスクリーンに映像を映すヘッドアップディスプレイ装置が提案されている。
このヘッドアップディスプレイ装置は、例えば特許文献1に示されるように、プロジェクタの発光素子からの投光がウインドスクリーン内面の投影面に結像し、結像画像を運転者が視認できるように構成されている。
特開2001−278153号公報
しかしながら上述した装置であると、ウインドスクリーンが投影面となるため、車両に設置されるメータやナビ等の情報ユニットと離反されて表示されてしまうので、運転者がメータ内に表示される情報の視認時において投影面を同時に確認しづらいという課題があった。また、ウインドスクリーンが装着されていない車両には、投影面が存在しないため、ディスプレイ装置を搭載することができなかった。
一方、注意喚起情報等の付加的な情報について、運転者の視線の届き易いメータ近傍に補助ディスプレイを配置して表示しようとした場合、ディスプレイを収容するためのメータカバーが大型化するという課題があった。
本発明は上記実情に鑑みて提案されたもので、メータ近傍位置に付加的情報を表示可能とするとともに、ウインドスクリーンが装着されない車両であっても搭載可能とすることができる自動二輪車用立体ディスプレイ装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置(請求項1)は、車両に設けられ運転者に表示面を指向させて構成する情報表示ユニット(メータ表示部101)と、前記情報表示ユニットが表示する情報とは別の映像情報を表示する補助ディスプレイ(11)とを備えるディスプレイ装置において、次の構成を含むことを特徴としている。
前記補助ディスプレイ(11)は、前記情報表示ユニット(メータ表示部101)の前方裏側に、その表示画面を前下がりに傾斜させ、且つ、前記補助ディスプレイ(11)の後上端が前記情報表示ユニット(メータ表示部101)の上端に近接するように配置する。
前記映像情報を反射させ前記補助ディスプレイ(11)の反対側に虚像として結像させる光学結像装置(12)を備える。
前記光学結像装置(12)は、前記補助ディスプレイ(11)の上方で、その反射面を略水平とし、且つ、反射面の後端が前記情報表示ユニット(メータ表示部101)の上端と近接するように配置することで、前記映像情報を前記情報表示ユニット(メータ表示部101)の上部に立体的に結像させる。
請求項2は、請求項1の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記映像情報は、前記情報表示ユニット(メータ表示部101)の表示面と傾きが等しい面に結像されることを特徴としている。
請求項3は、請求項1又は請求項2の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記映像情報の結像面(13)と、前記補助ディスプレイ(11)の表示面とは、前記光学結像装置(12)に対して線対称に位置して成ることを特徴としている。
請求項4は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記映像情報の結像面(13)の上端(13a)が、運転者のアイポイントと前記光学結像装置(12)の前端(12a)を結ぶライン上に位置して成ることを特徴としている。
請求項5は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記補助ディスプレイ(11)は、前記情報表示ユニット(101)の背面に取り付けられることを特徴としている。
請求項6は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記映像情報は、ナビゲーションシステムで表示される矢印情報(14)や注意喚起画像であることを特徴としている。
請求項7は、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置において、前記情報表示ユニット(101)はアナログメータであり、前記映像情報はデジタルメータで構成されることを特徴としている。
本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置によれば、光学結像装置(12)によって、補助ディスプレイ(11)の画像を情報表示ユニット(メータ表示部101)の上側に、情報表示ユニット(メータ表示部101)に近接して配置することができるので、情報が表示される箇所を集約することができ、且つ運転者が視認し易い位置に補助ディスプレイ(11)の映像情報を立体的に表示させることができる。
映像情報は虚像として結合されるので、情報表示ユニット(メータ表示部101)の上部にディスプレイを配置するステー等のスペースが無い場合に好適であるとともに、不使用時にはスペースとして利用することができる。
また、ウインドスクリーンを備えていない車両にも搭載可能なディスプレイ装置とすることができる。
補助ディスプレイ(11)が情報表示ユニット(メータ表示部101)の前方裏側のデッドスペースを使いながら、補助ディスプレイ(11)の上端と情報表示ユニット(メータ表示部101)の上端が近接して配置されるので、補助ディスプレイ(11)が情報表示ユニット(メータ表示部101)に対して大きく突出することを防止し、情報表示ユニット周りに設けられるカバー類の大型化を回避することができる。
また、映像情報の結像面と情報表示ユニット(メータ表示部101)の表示面の傾きを等しくすることで、運転者による情報表示ユニットの視認時に映像情報を視認し易い構成とすることができる。
補助ディスプレイ(11)が情報表示ユニット(101)の背面に取り付けられることで、スペースの有効利用を図ることができる。
映像情報を矢印情報(14)や注意喚起画像とすることで、表示される情報の内容を運転者に瞬時に理解させることができる。
ディスプレイ装置にアナログとデジタルを両方表示させることで、運転者がより情報を視認し易くなるとともに、映像情報による注意喚起機能を強化することができる。
本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置が搭載された自動二輪車の側面説明図である。 本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置が搭載された自動二輪車のメータ周りについて、乗員視点から観た一部平面説明図である。 本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置の構成説明図である。 (a)〜(c)は光学結像装置における結像画像形成を説明するための図であり(a)は光学結像装置の反射部の構造を示す斜視図、(b)は図4(a)をβ方向から観た場合のモデル図、(c)は図4(a)をα方向から観た場合のモデル図である。 注意喚起画像として車速情報をデジタル表示させた自動二輪車用立体ディスプレイ装置が搭載された自動二輪車のメータ周りの一部平面説明図である。
本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置の実施形態の一例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置を備えた自動二輪車1の側面図であり、図2は自動二輪車1のメータまわりの一部拡大図である。図2は、車体後方かつ上方からハンドル回りを俯瞰したものであり、車両のシートに着座した運転者が見た状態とほぼ同じ状態を示している。
自動二輪車1の前輪を操舵する操向ハンドル58の車体前方側は、外装部品としてのカウリング2で覆われている。カウリング2の上端には、ウインドスクリーン3が装着され、カウリング2の内側には、回転計60、速度計61、燃料計等を備える各種計器62を有するメータ装置101が空間部4を介在させて配設されている。
この空間部4に本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置10により映像情報が立体的に表示されるようになっている。
自動二輪車1の前輪WFは、左右一対のフロントフォーク5の下端に回転自在に軸支されており、フロントフォーク5の上部は、メインスイッチ57が取り付けられたトップブリッジ56によって連結固定されている。トップブリッジ56は、ステアリングステム6を介して自動二輪車1の車体フレーム7に回動可能に取り付けられており、操向ハンドル58は、ステアリングステム6の上端部に固定されている。
車体フレーム7の下方には、エンジン8が懸架されており、車体フレーム7の後部下方には、ピポット軸9を中心に上下方向に揺動自在にスイングアームが枢支されている。スイングアームの後端には後輪WRが支持され、エンジン8の動力が変速機を介して後輪WRに伝達されるように構成されている。
操向ハンドル58の左右の端部には、筒状のゴム等で形成され、乗員が把持するハンドルグリップ71がそれぞれ取り付けられている。右側のハンドルグリップ71の車体前方側には、前輪ブレーキレバー84が配設されており、この前輪ブレーキレバー84の基部には、油圧ブレーキシステムの作動油を貯留するリザーブタンク81が取り付けられている。また、右側のハンドルグリップ71は、ハンドルバーに対して回動可能に支持されており、この回動操作によってスロットル機構を操作するように構成されている。
右側の操向ハンドル58には、ハンドルグリップ71に隣接して、各種電装品の操作スイッチを備えるハンドルスイッチ80Rが取り付けられている。ハンドルスイッチ80Rには、エンジンの緊急停止を行うためのエンジンストップスイッチ82、ギヤをニュートラル位置にするニュートラル−ドライブ(N/D)切換スイッチ85、エンジンの始動を行うスタータスイッチ86、及び、自動変速(AT)とマニュアル変速(MT)の切換を行う走行モード切換スイッチ83が設けられている。
他方、左側の操向ハンドル58には、ハンドルグリップ71の車体中央側に隣接して、各種電装品の操作スイッチ及び車両に搭載された機器の操作を行うハンドルスイッチ80Lが取り付けられている。ハンドルスイッチ80Lには、方向指示器を点灯させるためのウインカスイッチ87、警告音を発生させるためのホーンスイッチ88、ヘッドライト54のロービーム又はハイビームを切り替えるためのディマースイッチ89が設けられている。
また、トップブリッジ56の上方中央でメータ表示部101の後方には、ナビゲーション表示部103が配置され、地図情報等のナビ画面が表示される。また、更に後方側には、FM及びAMチューナ、CDデッキ、MDデッキ、カセットデッキ及びアンプ等の機能を備えるオーディオユニット105が配置されている。
そして、メータ表示部(車両用メータ)101の左右にオーディオユニット105による中・低音を再生する中・低音用ユニット63,64が配置され、これらの中・低音用ユニット63,64とメータ表示部101の間に高音を再生する高音用ユニット65,66が配置されている。
次に、本発明の自動二輪車用立体ディスプレイ装置について、主として図3を参照しながら説明する。
自動二輪車用立体ディスプレイ装置10は、車両情報を表示するメータ表示部101や地図情報等のナビ画面を表示するナビゲーション表示部103から構成される情報表示ユニットと、付加的な情報(映像情報)を表示する補助ディスプレイ11と、補助ディスプレイ11からの映像を結像する光学結像装置12と、メータ表示部101・補助ディスプレイ11・ナビゲーション表示部103に表示させる情報を制御する演算装置を備えて構成されている。
情報表示ユニットとしてのメータ表示部101は、車両に設けられ運転者に表示面が指向された車両メータであり、上述したように回転計60や速度計61を備えて構成されている。メータ表示部101の上部及び側部には、外光が入射しにくいようにするためメータカバー102が装着されている。
メータ表示部(情報表示ユニット)101の下方には、ナビゲーションシステムの地図画面を表示するナビゲーション表示部103が配置されている。ナビゲーション表示部103へは、地図データベースの情報が供給されるとともに、GPSからの自車位置情報に基づいて地図画面内に自車位置が表示される。
補助ディスプレイ11に表示する情報を制御する演算装置は、車両走行に関する各種センサからの情報やGPSからの位置情報が入力されるECU内に構築され、補助ディスプレイ11へ表示する情報についての演算処理が行われる。
補助ディスプレイ11は、メータ表示部101の前方裏側において、補助ディスプレイ11の表示画面を前下がりに傾斜させて配置している。また、補助ディスプレイ11の後上端位置は、メータ表示部101の上端位置に近接するように配置している。
補助ディスプレイ11は、メータ表示部101に表示される情報とは別の映像情報を表示するものであり、例えば、ナビゲーションシステムにおける注意喚起情報等を表示するようにする。
光学結像装置12は、車体に固定されたフレーム31に装着されたステー部32に、反射面が略水平となるように取り付けられている。光学結像装置12は、補助ディスプレイ11から出力される映像情報を反射させて補助ディスプレイ11の反対側の空間部4に立体的な虚像として結像させる周知の光学結像方法を用いて構成されている。例えば、光学結像装置12は、国際公開番号WO2009/131128に開示されているような特殊な構造の光制御パネルを備えた反射部を用いることで、補助ディスプレイ11に表示される映像情報(画像)を反対側の結像面13に立体的な虚像(結像画像)として表示するようになっている。
すなわち、光学結像装置12は、図4に示すように、帯状の反射面12aを複数平行に並べて平板に形成した第1のガラス層(光制御パネルC)と、第1のガラス層の上に複数の帯状の反射面12bを直交させて重ね合わせた第2のガラス層(光制御パネルD)とにより構成される。
光学結像装置12の光制御パネルCの下側に位置する物体画像Nから放射された光が光制御パネルCに斜めに入射すると、入射した光は光制御パネルC内に進入し反射面12aのc点で反射される。そして、反射面12aで反射された反射光は、光制御パネルCから光制御パネルDに進入する。光制御パネルD内に進入した光のなかで、一部の光は光制御パネルDの反射面12bのd点で反射されて更に光制御パネルD内を進行し、光制御パネルD内の他方側の面から外部に放出される。また、残部の光の一部は、光制御パネルD内を進行して光制御パネルDの他方側の面から外部に放出される(国際公開番号WO2009/131128公報参照)。
ここで、反射面12a、12bは、直交させて向かい合わせた状態で配置されているため、光制御パネルD内を進行して光制御パネルDの他方側の面から外部に放出される光のなかで、反射面12aに入射した入射光が反射面12aのc点で1回目の反射をし、その反射光が反射面12bのd点で2回目の反射を起こすと、2回目の反射光は反射面12aに入射した入射光と平行になる(図4(b)参照)。このため、物体画像Nから光学結像装置12に入射した光のなかで、反射面12a、12bで連続して反射した反射光は、入射角度と同一の角度で反射されるので、光学結像装置12を挟んで物体画像Nと対称位置に収束し、光学結像装置12を挟んで物体画像Nと対称位置に物体画像N´が生成される。
光学結像装置12の反射部の反射面は、補助ディスプレイ11の上方で反射面が略水平となるように配置され、反射面の後端がメータ表示部101の上端と近接するように配置することで、映像情報をメータ表示部(情報表示ユニット)101の上部に立体的に結像させるように構成されている。
光学結像装置12による映像情報の結像面13と補助ディスプレイ11の表示面とは、図3に示されるように、車両側面から観た場合に、光学結像装置12に対して線対称に位置している。また、映像情報の結像面13の上端13aが、運転者のアイポイントと光学結像装置12の前端12aを結ぶライン上に位置している。
また、映像画像の結像面13は、メータ表示部(情報表示ユニット)101の表示面及びナビゲーション表示部103と傾きが等しい面に結像されるように補助ディスプレイ11の配置位置が調整されている。映像情報の表示面X(結像面13)、メータ表示部(情報表示ユニット)101の表示面Y及びナビゲーション表示部103の表示面Zの鉛直面に対する傾きを等しくすることで、各表示画面に連続性をもたせることができ、運転者によるメータ表示部(情報表示ユニット)101やナビゲーション表示部103の視認時に結像面13の映像情報を視認し易い構成とすることができる。
結像面13に結像される映像情報としては、例えば図2に示すようなナビゲーションシステムにおける矢印情報14と、右折交差点までの距離を示す数値情報15が注意喚起画像として表示される。矢印情報14の種類としては、例えば、直進、右折、左折、後方の四種類の画像で構成されている。映像情報を矢印情報14や注意喚起画像とすることで、表示される情報の内容を運転者に瞬時に理解させることができる。
本例では、矢印情報14と数値情報15とが同時に表示されるようにしたが、片方のみの表示でも良いし、交互に表示されるようにしても良い。
また、図5に示すように、注意喚起画像として、ある一定以上の車速になった際に車速情報16を結像面13にデジタル表示させてもよい。この構成によれば、メータ表示部101の速度計61による車速のアナログ表示に加えて、デジタル表示で車速が結像面13に表示されるので、より運転者が車速を認識し易くなる。あるいは、常に速度計61のアナログ車速表示に加えて結像面13にデジタル表示で車速を表示させておき、一定車速以上になった際にデジタル表示の車速情報16を点滅させたり、赤色で表示させたりしてもよい。なお、図5において、図2と同じ構成は同一符号を付している。
上述の例では、補助ディスプレイ11により表示される注意喚起画像としての映像画像として、ナビゲーションシステムにより提供される矢印情報14や数値情報15を表示するようにしたが、運転支援システムにより提供される情報を表示するようにしてもよい。
運転支援システムでは、例えば、他車からの車両間通信により、他車の位置情報、速度、ヨーレート、横加速度等の車両走行状態の情報を受信することで、自車の周辺に存在する他車の走行状態及び相対位置、管理センターからの道路状況や標識等の情報を取得するが、これらの情報から得られた注意喚起画像を補助ディスプレイ11の映像画像として使用しても良い。具体的には、緊急車両や他車の接近情報、道路工事中情報等が考えられる。
上述した自動二輪車用立体ディスプレイ装置10によれば、光学結像装置12によって、補助ディスプレイ11の画像をメータ表示部101の上側に近接して配置することができる。その結果、情報が表示される箇所を集約することができ、且つ運転者が視認し易い位置であるメータ表示部101の前方の空間部4に補助ディスプレイ11の映像情報を立体的に表示させることができる。
映像情報は、メータ表示部101前方の空間部4の結像面13に虚像として結合されるので、メータ表示部101の上部にディスプレイを配置するステー等のスペースが無い場合に好適であるとともに、不使用時には空間部4をスペースとして利用することができる。
また、本例の車両では、ウインドスクリーン3を備えているが、映像画像はウインドスクリーン3上に結像するものではないため、ウインドスクリーン3を備えていない車両にも搭載可能なディスプレイ装置とすることができる。
補助ディスプレイ11がメータ表示部(情報表示ユニット)101の前方裏側に配置することで、デッドスペースを使用しつつ補助ディスプレイ11の上端とメータ表示部101の上端が近接して配置されるので、補助ディスプレイ11がメータ表示部101に対して大きく突出することを防止し、メータ表示部101周りに設けられるメータカバー102の大型化を回避することができる。
1…自動二輪車、 2…カウリング、 3…ウインドスクリーン、 4…空間部、 10…自動二輪車用立体ディスプレイ装置、 11…補助ディスプレイ、 12…光学結像装置、 12a…反射面、 12b…反射面、 13…結像面、 14…矢印情報(注意喚起画像)、 15…数値情報(注意喚起画像)、 16…車速情報、 101…メータ表示部(情報表示ユニット)、 102…メータカバー、 103…ナビゲーション表示部。

Claims (7)

  1. 車両に設けられ運転者に表示面を指向させて構成する情報表示ユニット(101)と、前記情報表示ユニットが表示する情報とは別の映像情報を表示する補助ディスプレイ(11)とを備えるディスプレイ装置において、
    前記補助ディスプレイ(11)は、前記情報表示ユニット(101)の前方裏側に、その表示画面を前下がりに傾斜させ、且つ、前記補助ディスプレイ(11)の後上端が前記情報ユニット(101)の上端に近接するように配置するとともに、
    前記映像情報を反射させ前記補助ディスプレイ(11)の反対側に虚像として結像させる光学結像装置(12)を備え、
    前記光学結像装置(12)は、前記補助ディスプレイ(11)の上方で、その反射面を略水平とし、且つ、反射面の後端が前記情報表示ユニット(101)の上端と近接するように配置することで、前記映像情報を前記情報表示ユニット(101)の上部に立体的に結像させる
    ことを特徴とする自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  2. 前記映像情報は、前記情報表示ユニット(101)の表示面と傾きが等しい面に結像される請求項1に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  3. 前記映像情報の結像面(13)と、前記補助ディスプレイ(11)の表示面とは、前記光学結像装置(12)に対して線対称に位置して成る請求項1又は請求項2に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  4. 前記映像情報の結像面(13)の上端(13a)が、運転者のアイポイントと前記光学結像装置(12)の前端(12a)を結ぶライン上に位置して成る請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  5. 前記補助ディスプレイ(11)は、前記情報表示ユニット(101)の背面に取り付けられる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  6. 前記映像情報は、ナビゲーションシステムで表示される矢印情報(14)や注意喚起画像である請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
  7. 前記情報表示ユニット(101)はアナログメータであり、前記映像情報はデジタルメータで構成される請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の自動二輪車用立体ディスプレイ装置。
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