JP2013208804A - 積層シート、発泡積層シート及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を有し、前記表面保護層は、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されていることを特徴とする積層シート。
【選択図】なし
Description
1.基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を有し、前記表面保護層は、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されていることを特徴とする積層シート。
2.前記表面処理後の表面保護層は、ぬれ張力が30dyne/cmを超える、上記項1に記載の積層シート。
3.前記基材と、前記表面保護層との間に発泡剤含有樹脂層を有する、上記項1又は2に記載の積層シート。
4.上記項3に記載の積層シートの前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより得られる発泡積層シート。
5.以下の工程1及び2を有する、積層シートの製造方法:
(1)基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する工程1、
(2)前記表面保護層の表面を、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理する工程2。
6.前記工程1に先立って、基材上に発泡剤含有樹脂層を積層する、上記項5に記載の積層シートの製造方法。
7.上記項6に記載の製造方法により得られた積層シートの前記発泡剤含有樹脂層を発泡させる、発泡積層シートの製造方法。
本発明の積層シートは、基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を有し、前記表面保護層は、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されていることを特徴とする。
基材としては限定されず、公知の繊維質シート(裏打紙)などが利用できる。具体的には、壁紙用一般紙(パルプ主体のシートを既知のサイズ剤でサイズ処理したもの);難燃紙(パルプ主体のシートをスルファミン酸グアニジン、リン酸グアジニン等の難燃剤で処理したもの);水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機添加剤を含む無機質紙;上質紙;薄用紙;合成繊維混抄紙などが挙げられる。
本発明の積層シートが有する表面保護層は、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む。
表面保護層に用いられる電離放射線硬化型樹脂は、電離放射線硬化型樹脂として慣用される重合性モノマー及び重合性オリゴマーないしはプレポリマーの中から適宜選択して用いることができる。以下に代表例を記載する。なお、本明細書において、「(メタ)アクリレート」は、アクリレート又はメタクリレートを意味し、他の(メタ)と記載された部分についても同様である。
また、分子中にカチオン重合性官能基を有する重合性オリゴマー等に対しては、芳香族スルホニウム塩、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ヨードニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル等が挙げられる。
また、光増感剤としては、例えばp−ジメチル安息香酸エステル、第三級アミン類、チオール系増感剤等を用いることができる。
表面保護層に用いられるシリコーン樹脂は、電離放射線硬化型樹脂との相乗効果により、主に積層シートに耐汚染性等の表面物性を付与する目的で添加されるものである。
また、照射線量は、樹脂層の架橋密度が飽和する量が好ましく、通常5〜300kGy(0.5〜30Mrad)、好ましくは10〜60kGy(1〜6Mrad)の範囲で選定される。
本発明の積層シートは、局所的な汚染物質の付着を抑制し、且つそれらを切掛とする経時的な汚れの蓄積を抑制することにより、長期間使用した場合であっても局所的な汚れを目立ち難くすることを目的として、上記表面保護層が、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されている。
なお、上記ぬれ張力は、JIS K6768に準拠して測定した値である。
本発明の積層シートは、基材と、表面保護層との間に発泡剤含有樹脂層を有することが好ましい。上記発泡剤含有樹脂層は、樹脂成分として1)ポリエチレン及び2)エチレンとエチレン以外の成分とをモノマーとするエチレン共重合体(以下、「エチレン共重合体」と略記する)の少なくとも1種を含有することが好ましい。
発泡剤含有樹脂層は、その片面又は両面に非発泡樹脂層を有していてもよい。例えば、発泡剤含有樹脂層の裏面(基材が積層される面)には、基材としての繊維質シートとの接着力を向上させる目的で非発泡樹脂層B(接着樹脂層)を有してもよい。
発泡剤含有樹脂層上(又は非発泡樹脂層A上)には、必要に応じて絵柄模様層を形成してもよい。即ち、本発明の製造方法は、絵柄模様層を形成する工程を有してもよい。
本発明の発泡積層シートは、上記積層シートの発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより得られる。発泡時の加熱条件は、熱分解型発泡剤の分解により発泡樹脂層が形成される条件ならば限定されない。加熱温度は210〜240℃程度が好ましく、加熱時間は20〜80秒程度が好ましい。
積層シートの製造方法としては、例えば、(1)基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する工程1及び、(2)前記表面保護層の表面を、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理する工程2を有する製造方法が挙げられる。
上記工程1は、基材上に電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する工程である。基材上に電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する方法としては限定されず、例えば、上述の方法により積層することができる。積層態様としては限定されず、基材上に電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する態様のほか、基材と表面保護層との間に発泡剤含有樹脂層を1層積層する態様、上記発泡剤含有樹脂層の上に、さらに絵柄模様層を積層する態様、若しくは上記発泡剤含有樹脂層の片面又は両面に非発泡樹脂層を積層する態様などが挙げられる。
上記工程2は、上記表面保護層の表面を、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理する工程である。表面保護層の表面を、上記コロナ処理により表面処理する方法としては限定されず、上述の方法により表面処理を行うことができる。また、表面保護層の表面を、上記紫外線照射処理により表面処理する方法としては限定されず、上述の方法により表面処理を行うことができる。
3種3層Tダイ押出し機を用いて、非発泡樹脂層A/発泡剤含有樹脂層/非発泡樹脂層Bの順に厚み8μm/70μm/8μmになるように繊維質シートの上に押出し製膜した。これにより、非発泡樹脂層A/発泡剤含有樹脂層/非発泡樹脂層B/繊維質シートからなる積層体を得た。繊維質シートとしては、壁紙用紙「WK−665、興人製」を用いた。
各層は、それぞれ以下の成分を用いて形成した。
表面保護層に、コロナ放電処理に代えて、紫外線フェードメーターを用いて、光源:紫外線カーボンアーク灯、放射照度:500KW/m2、ブラックパネル温度:63℃の条件で、紫外線照射処理を40時間行った以外は実施例1と同様にして、発泡積層シートを作製した。
表面保護層に、コロナ放電処理を行わなかった以外は実施例1と同様にして、発泡積層シートを作製した。
実施例1と同様にして、非発泡樹脂層A/発泡剤含有樹脂層/非発泡樹脂層B/繊維質シートからなる積層体を得た。非発泡樹脂層A側から電子線(195KV 30KGy)を照射した。また、表面保護層として、グラビアコート装置を用いて水性トップコート用インキ「ALTOP、大日精化工業製」を塗布した。当該表面保護層には、電子線照射を行わなかった。また、表面保護層には、コロナ放電処理を行わなかった。それ以外は、実施例1と同様にして、発泡積層シートを作製した。
上記シリコーンアクリレート含有のトップコート用電離放射線硬化型インキ「セイカビーム、大日精化工業製」から、シリコーンアクリレートを除去した樹脂組成物を用いて表面保護層を形成した以外は実施例1と同様にして、発泡積層シートを作製した。
上記シリコーンアクリレート含有のトップコート用電離放射線硬化型インキ「セイカビーム、大日精化工業製」に代えて、水性トップコート用インキ「ALTOP、大日精化工業製」100重量部、シリコーン樹脂「BYK‐348、ビックケミー・ジャパン製」3重量部からなる樹脂組成物を用いて表面保護層を形成した以外は実施例1と同様にして、発泡積層シートを作製した。
実施例及び比較例で作製した発泡積層シートについて、1)耐汚染性及び2)長期使用時の局所的な汚れに対する耐汚染性について試験を行い、また、3)ぬれ張力を測定した。
各試験方法及び評価方法は次の通りとした。
汚染物質(中性洗剤、醤油、コーヒー、クレヨン、水性ペン)をサンプル上に乗せたガーゼに各々滴下、または直に線を描き、24時間後に水及び中性洗剤を用いて拭き取った。目視評価にて、拭き取り後にやや汚れが残るものが2種以上ある場合は「C」、汚れが残るものが1種である場合は「B」、全て拭き取り可能な場合を「A」とした。
長期間使用時の局所的な汚れに対する耐汚染性を測定する促進試験として、以下の耐煙曝露性試験を行った。
縦450mm×巾250mm×奥行250mmのケースを準備し、ケースの内側の側面4面に発泡積層シートを貼り付けた。次に、線香「毎日香、日本香堂製」2本に火を付けてケース内に入れ、煙が漏れないようにシールを施して発泡積層シートに煙を曝露させた。線香が燃え尽きてから発泡積層シートを取り出して曝露面を観察し、以下の評価基準に従って評価した。
A:煙のヤニが斑に付着しておらず、目立たないもの
B:煙のヤニが斑に付着した部分が若干見られるもの
C:煙のヤニが斑になって付着し、よく目立つもの
JIS K6768に準拠して測定した。
各試験の評価結果を下記表1に示す。
実施例1及び2の発泡積層シートは、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を有し、表面保護層が、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されているので、耐汚染性が良好であり、且つ、長期使用時の耐汚染性(耐煙曝露性)に優れていた。
Claims (7)
- 基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を有し、前記表面保護層は、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理されていることを特徴とする積層シート。
- 前記表面処理後の表面保護層は、ぬれ張力が30dyne/cmを超える、請求項1に記載の積層シート。
- 前記基材と、前記表面保護層との間に発泡剤含有樹脂層を有する、請求項1又は2に記載の積層シート。
- 請求項3に記載の積層シートの前記発泡剤含有樹脂層を発泡させることにより得られる発泡積層シート。
- 以下の工程1及び2を有する、積層シートの製造方法:
(1)基材上に、電離放射線硬化型樹脂及びシリコーン樹脂を含む表面保護層を積層する工程1、
(2)前記表面保護層の表面を、コロナ処理及び紫外線照射処理から選択される少なくとも1種により表面処理する工程2。 - 前記工程1に先立って、基材上に発泡剤含有樹脂層を積層する、請求項5に記載の積層シートの製造方法。
- 請求項6に記載の製造方法により得られた積層シートの前記発泡剤含有樹脂層を発泡させる、発泡積層シートの製造方法。
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