JP2013207845A - 車両用ハーネスの配索構造 - Google Patents

車両用ハーネスの配索構造 Download PDF

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Toshihiro Hidaka
智弘 日高
Kenji Habara
健二 羽原
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】ハーネスが捩じられた状態で組み付けられた場合にも、コルゲートチューブが配索ルートから外れるのを防止できる車両用ハーネスの配索構造を提供する。
【解決手段】ハーネス11には、これの外周面を覆う第1のコルゲートチューブ15が装着され、該第1のコルゲートチューブ15は、その一端部15cがカプラ12に固定され、他端部15dがハーネス11の他端側の中途部11dにフリーの状態で配置され、ハーネス11の中途部11d及び他端部11bには、これの外周面を覆う第2のコルゲートチューブ18が装着され、該第2のコルゲートチューブ18内には、第1のコルゲートチューブ15の他端部15dが挿入されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンルーム内に配設された電気機器と、車体に支持固定されたコネクタとを電気的,機械的に接続するようにした車両用ハーネスの配索構造に関する。
エンジンルーム内の狭い領域にハーネスを配索する場合、ハーネスが車体構成部材やエンジン補機等の各部品に干渉して損傷するのを防止する観点から、前記ハーネスをコルゲートチューブで覆うとともに、該コルゲートチューブの両端部をハーネスに固定し、前記コルゲートチューブを予め設定された配索ルートに沿って配索するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−197237号公報
ところで、前記ハーネスの組付け作業時に、ハーネスが捩じられた状態で組み付けられる場合がある。この場合、ハーネスの長さによってはコルゲートチューブも捩じられて配索ルートから外れる場合があり、コルゲートチューブが車体部材や周辺部品に干渉するおそれがある。その結果、コルゲートチューブやハーネスが損傷したり、ハーネスの電気機器接続部分が折れ曲がったりするという問題が生じる。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、ハーネスが捩じられた状態で組み付けられた場合にも、コルゲートチューブが配索ルートから外れるのを防止でき、ひいてはコルゲートチューブやハーネスの損傷を防止できる車両用ハーネスの配索構造を提供することを課題としている。
本発明は、エンジンルーム内に配設された電気機器と、車体構成部材に支持固定され、電源に接続されたコネクタとを電気的,機械的に接続する車両用ハーネスの配索構造であって、該ハーネスは、その一端部が前記コネクタに着脱可能に装着されたカプラに接続固定され、他端部が前記電気機器に接続固定されており、前記ハーネスには、これの外周面を覆う第1のコルゲートチューブが装着され、該第1のコルゲートチューブは、その一端部が前記カプラに固定され、他端部が前記ハーネスの他端側の中途部にフリーの状態で配置され、前記ハーネスの他端側の中途部及び他端部には、これの外周面を覆う第2のコルゲートチューブが装着され、該第2のコルゲートチューブ内には、前記第1のコルゲートチューブの他端部が挿入されていることを特徴としている。
本発明に係る配索構造によれば、ハーネスに装着した第1のコルゲートチューブの一端部をカプラに固定し、他端部をハーネスの他端側の中途部にフリーの状態で配置し、前記ハーネスの他端側の中途部及び他端部に第2のコルゲートチューブを装着し、該第2のコルゲートチューブ内に第1のコルゲートチューブの他端部を挿入した。
このように構成したので、ハーネスが捩じられた状態で組み付けられても、第1のコルゲートチューブの他端部はフリーとなっていることから、該コルゲートチューブにはハーネスの捩じれが伝わることなく、配索ルートから外れるのを防止できる。その結果、第1のコルゲートチューブやハーネスが車体部材や周辺部品に干渉することによる損傷を防止できる。
また前記ハーネスの中途部及び他端部を第2のコルゲートチューブにより覆ったので、ハーネスの捩れによる電気機器との接続部分が折れ曲がるのを防止でき、この点からも車体部材や周辺部品との干渉を防止できる。
本発明の実施例1による車両用ハーネスの配索状態を示す概略斜視図である。 前記ハーネスに装着された第1,第2のコルゲートチューブの概略図である。 前記第1のコルゲートチューブの一部断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例1による車両用ハーネスの配索構造を説明するための図である。
図において、1は自動車のエンジンルームA内に配設されたエアコン用コンプレッサ(電気機器)を示している。このコンプレッサ1は、ハウジング2により回転自在に支持されたシャフト3の外端部にプーリ4を接続し、該プーリ4に不図示のベルトを介してエンジン回転部を連結した概略構造を有する。
また前記ハウジング2には、プーリ4の回転をシャフト3に伝達又は遮断する電磁クラッチ5が配設されている。前記コンプレッサ1は、シャフト3が回転することにより吸入した冷媒を圧縮して吐出するように構成されている。
前記エンジンルームA内の前端には、ラジエータサポート(車体構成部材)8が配設されている。このラジエータサポート8は、車幅方向に延びるアッパサポート8aと不図示のロアサポートとを上下方向に延びる左,右のサイドサポート8bにより結合した構造を有する。
前記アッパサポート8aにはブラケット9が結合されている。このブラケット9には、電源ケーブル10aが接続されたコネクタ10が取り付け固定されている。この電源ケーブル10aは不図示のバッテリ等の電源に接続されている。
前記コンプレッサ1と前記コネクタ10とは、ハーネス11により電気的,機械的に接続されている。
前記ハーネス11は、その長手方向一端部11aが前記コネクタ10に着脱可能に装着されたカプラ12に接続固定され、他端部11bが前記コンプレッサ1に突出形成されたクランプ部1aに接続固定されている。このクランプ部1aの先端部には筒状の支持部1bが形成され、該支持部1b内に前記ハーネス11が挿入固定されている。
前記ハウジング2には、前記電磁クラッチ5に接続されたリード線5aが配索されており、該リード線5aはハウジング2に固定されたコネクタク5bに接続されている。このコネクタ5bには、前記ハーネス11の他端部11bの延長部11cがカプラ13を介して着脱可能に接続固定されている。
前記ハーネス11には、これの外周面を覆う第1のコルゲートチューブ15が装着されている。この第1のコルゲートチューブ15は、樹脂製のものからなり、軸線方向に延びる不図示のスリットを有し、該スリットを拡開させた状態でハーネス11に装着されている。
前記第1のコルゲートチューブ15は、チューブ本体15aに長手方向に所定間隔をあけてリング状の大径部15bを一体に膨出形成した概略構造を有する(図3参照)。このコルゲートチューブ15は、任意の曲率でもって自在に曲げ加工ができ、かつ外力に対する径方向の強度が高いという特性を有する。
前記第1のコルゲートチューブ15は、アッパサポート8aの内側に設定された配索ルートRに沿うように配索されている。これにより第1のコルゲートチューブ15がアッパサポート8aや該アッパサポート8aの周辺に配設された各部品等に干渉するのを防止している。
前記第1のコルゲートチューブ15の一端部15cは、前記カプラ12にハーネス11と共に接着テープ16を巻き付けることにより固定されており、他端部15dは、前記ハーネス11の他端側の中途部11dにフリーの状態で配置されている。換言すると、第1のコルゲートチューブ15は、これの一端部15cが片持ち支持され、他端部15dが固定されることなく開放されている。
前記ハーネス11の中途部11d及び他端部11bには、これの外周面を覆う第2のコルゲートチューブ18が装着されている。この第2のコルゲートチューブ18は、前記第1のコルゲートチューブ15より大径に形成されている。
前記第2のコルゲートチューブ18は、軸線方向に延びる不図示のスリットを有し、該スリットを拡開させた状態でハーネス11及びクランプ部1aの支持部1bを覆うように装着されている。
前記第2のコルゲートチューブ18の長手方向中途部18aは、前記同様の接着テープ16をハーネス11の中途部11dに巻き付けることにより固定されている。
また前記第2のコルゲートチューブ18の他端部18bは、前記接着テープ16を第2のコルゲートチューブ18から露出するハーネス11の露出部分11eに巻き付けることにより固定されている。これにより第2のコルゲートチューブ18の口開きを防止するとともに、ハーネス11の第1のコルゲートチューブ15から露出する他端部11b及び露出部分11eの外力に対する変形を防止している。
そして前記第2のコルゲートチューブ18の一端部18c内には、前記第1のコルゲートチューブ15の他端部15dが挿入されている。これにより第1のコルゲートチューブ15の他端部15dは、第2のコルゲートチューブ18内に固定されないフリーな状態で支持されている。
本実施例によれば、ハーネス11に装着した第1のコルゲートチューブ15の一端部15cをカプラ12に接続固定し、他端部15dをハーネス11の中途部11dに固定しないフリーの状態とし、前記ハーネス11の中途部11d及び他端部11bに第2のコルゲートチューブ18を装着し、該第2のコルゲートチューブ18の一端部18c内に第1のコルゲートチューブ15の他端部15dを挿入した。
このように構成したので、ハーネス11が捩じられた状態で組み付けられても、第1のコルゲートチューブ15の他端部15dは何れにも固定されていないフリーとなっていることから、該コルゲートチューブ15にはハーネス11の捩じれが伝わることなく、配索ルートRから外れるのを防止できる。その結果、第1のコルゲートチューブ15やハーネス11がラジエータサポート8やその周辺部品(不図示)に干渉することによる損傷を防止できる。
ちなみに、コルゲートチューブの両端部をハーネスに固定した従来構造では、例えばカプラを1回転させた状態で装着すると、それだけハーネスが捩じられることになる。このため、図1の二点鎖線で示すように、コルゲートチューブ15′も捩じられて配索ルートRから外れ、場合によってはアッパサポート8aに当たってしまうおそれがある。本実施例では、前述のようにコルゲートチューブ15が捩じれることはないので、該コルゲートチューブ15を配索ルートRに規制することができる。
また前記ハーネス11の中途部11d及び他端部11bを第2のコルゲートチューブ18により覆うとともに、該第2のコルゲートチューブ18の中途部18a及び他端部18bをハーネス11に固定したので、ハーネス11の捩れにより露出部分11′が折れ曲がるのを防止でき、この点からもラジエータサポート8や周辺部品との干渉を防止できる。
なお、前記実施例では、エンジンムール内に配設されたコンプレッサに接続されたハーネスを例に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、各種モータやセンサ等の電気機器に接続されるハーネスに適用できる。
1 コンプレッサ(エンジン補機)
8 ラジエータサポート(車体構成部材)
10 コネクタ
11 ハーネス
11a 一端部
11b 他端部
11d 中途部
12 カプラ
15 第1のコルゲートチューブ
15c 一端部
15d 他端部
18 第2のコルゲートチューブ

Claims (1)

  1. エンジンルーム内に配設された電気機器と、車体構成部材に支持固定され、電源に接続されたコネクタとを電気的,機械的に接続する車両用ハーネスの配索構造であって、
    該ハーネスは、その一端部が前記コネクタに着脱可能に装着されたカプラに接続固定され、他端部が前記電気機器に接続固定されており、
    前記ハーネスには、これの外周面を覆う第1のコルゲートチューブが装着され、
    該第1のコルゲートチューブは、その一端部が前記カプラに固定され、他端部が前記ハーネスの他端側の中途部にフリーの状態で配置され、
    前記ハーネスの他端側の中途部及び他端部には、これの外周面を覆う第2のコルゲートチューブが装着され、
    該第2のコルゲートチューブ内には、前記第1のコルゲートチューブの他端部が挿入されている
    ことを特徴とする車両用ハーネスの配索構造。
JP2012071815A 2012-03-27 2012-03-27 車両用ハーネスの配索構造 Pending JP2013207845A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019080514A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 株式会社クボタ 作業機

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