JP2013207840A - フォークリフト用の電力変換装置およびそれを用いたフォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】フォークリフトにおいて、操作感に与える影響を抑えつつ、消費電力を低減する。
【解決手段】第1電力変換装置200は、フォークリフト600の車輪に動力を伝達する走行モータM1に電力を供給する。指令値生成部203は、ユーザの操作に応じた制御指令値S1に応じたトルク指令値S5を生成する。インバータ220は、トルク指令値S5に応じた電力を走行モータM1に供給する。モード制御部260は、フォークリフトの状態に応じて、インバータ220の動作モードを切りかえる。インバータ220は、第1モードと、第1モードよりも消費電力が小さく、制御性が低い第2モードの少なくとも2つが切りかえ可能に構成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、フォークリフト用の電力変換装置に関する。
産業車両のひとつに、電池を動力源とする電動フォークリフトがある。電動フォークリフト(以下単にフォークリフトとも称する)は、走行用車輪(駆動輪)である前輪に動力を伝達する走行モータと、転舵輪である後輪の転舵角(操舵角)を制御する油圧ポンプに動力を伝達する油圧アクチュエータ用モータ(ステアリングモータ)と、昇降体を制御する油圧ポンプに動力を伝達する油圧アクチュエータ用モータ(荷役モータ)と、走行モータ、ステアリングモータ、荷役モータそれぞれを駆動する電力変換装置を備える。
モータは、電力変換装置から供給された電力に応じたトルクを発生し、あるいは電力に応じた回転数で回転する。電力変換装置は、その出力段に、電池からの直流電圧が供給されるP線とN線と、P線とN線の間に直列に設けられたパワートランジスタで構成される上アームと下アームを備える。電力変換装置のゲート駆動回路は、上アームと下アームを相補的にスイッチングし、スイッチングのデューティ比を制御することにより、モータに供給する電流を制御し、トルクや回転数を制御する。
特開2009−692553号公報
電池の容量は有限である一方、フォークリフトには長い動作可能時間が要求される。限られた電池容量内で長時間動作を実現するためには、走行モータおよび荷役モータでの消費電力を抑制する必要がある。
本発明者らは、消費電力を低減するアプローチとして、トルクの上限を変化させる技術について検討した。フォークリフトでは、トルクがユーザの操作感に与える影響が非常に大きく、トルクの上限の変更のみによって消費電力を低減しようとすると、操作感が損なわれる場合がある。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、操作感に与える影響を抑えつつ、消費電力を低減可能なフォークリフトの提供にある。
本発明のある態様は、フォークリフトの車輪に動力を伝達する走行モータに電力を供給する電力変換装置に関する。電力変換装置は、ユーザの操作に応じた制御指令値を受け、制御指令値に応じたトルク指令値を生成する指令値生成部と、トルク指令値に応じた電力を走行モータに供給するインバータと、フォークリフトの状態に応じて、インバータの動作モードを切りかえるモード制御部と、を備える。インバータは、第1モードと、第1モードよりも消費電力が小さく、制御性が低い第2モードの少なくとも2つが切りかえ可能に構成される。
本発明の別の態様は、フォークリフトの昇降体を制御する油圧アクチュエータに動力を伝達する荷役モータに電力を供給する電力変換装置に関する。電力変換装置は、ユーザの操作に応じた制御指令値を受け、制御指令値に応じたトルク指令値を生成する指令値生成部と、トルク指令値に応じた電力を荷役モータに供給するインバータと、フォークリフトの状態に応じて、インバータの動作モードを切りかえるモード制御部と、を備える。インバータは、第1モードと、第1モードよりも消費電力が小さく、制御性が低い第2モードの少なくとも2つが切りかえ可能に構成される。
これらの態様によると、消費電力が大きいが制御性に優れた第1モードと、制御性は劣るが省エネ性が高い第2モードを、フォークリフトの状態に応じて切りかえることにより、操作感や安全性を犠牲にすることなく、消費電力を低減できる。
インバータは、第1モードと、第2モードで、ある時間あたりのインバータのスイッチング素子のスイッチング回数を変化させてもよい。
具体的には、インバータは、第1モードにおいて3相変調駆動を行い、第2モードにおいて2相変調駆動を行ってもよい。
2相変調は、3相変調に比べて、制御性、応答性、静音性の観点で劣るが、インバータのスイッチング素子のスイッチング回数が少ないため、スイッチング損失が小さく、省エネ性に優れる。そこで変調方式を切りかえることにより、制御性が優先される第1モードと、省エネ性が優先される第2モードを切りかえることができる。
あるいは、インバータは、第1モードにおいて第1キャリア周波数で変調し、第2モードにおいて、第1キャリア周波数より低い第2キャリア周波数で変調してもよい。
キャリア周波数が低いほど、スイッチング素子のスイッチング回数が低下するため、スイッチング損失が小さく、省エネ性に優れる。そこでキャリア周波数を切りかえることにより、第1モードと第2モードを切りかえることができる。
本発明の別の態様はフォークリフトに関する。フォークリフトは、車体と、車体を支持する車輪と、車輪に動力を伝達する走行モータと、走行モータを駆動する上述の電力変換装置と、を備える。
本発明の別の態様も、フォークリフトに関する。フォークリフトは、車体と、車体の前部に設けられた昇降体と、昇降体を駆動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータに動力を伝達する荷役モータと、荷役モータを駆動する上述の電力変換装置と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、消費電力を低減できる。
フォークリフトの外観図を示す斜視図である。 フォークリフトの操縦パネルの一例を示す図である。 フォークリフトの電気系統、機械系統の構成を示すブロック図である。 第1電力変換装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、フォークリフトの外観図を示す斜視図である。フォークリフト600は、車体(シャーシ)602、フォーク604、昇降体(リフト)606、マスト608、車輪610、612を備える。マスト608は車体602の前方に設けられる。昇降体606は、油圧アクチュエータ(図1(a)に不図示、図3の116)などの動力源によって駆動され、マスト608に沿って昇降する。昇降体606には、荷物を支持するためのフォーク604が取り付けられている。
図2は、フォークリフトの操縦パネル700の一例を示す図である。操縦パネル700は、イグニッションスイッチ702、ステアリングホイール704、リフトレバー706、アクセルペダル708、ブレーキペダル710、ダッシュボード714、前後進レバー712を備える。
イグニッションスイッチ702は、フォークリフト600の起動用のスイッチである。ステアリングホイール704は、フォークリフト600の操舵を行うための操作手段である。リフトレバー706は、昇降体606を上下に移動させるための操作手段である。アクセルペダル708は、走行用の車輪の回転を制御する操作手段であり、ユーザが踏み込み量を調節することでフォークリフト600の走行が制御される。ユーザがブレーキペダル710を踏み込むと、ブレーキがかかる。前後進レバー712は、フォークリフト600の走行方向を、前進と後進で切りかえるためのレバーである。そのほか、図示しないインチングペダルが設けられてもよい。
続いて、フォークリフト600の構成を、走行、荷役、操舵それぞれについて説明する。図3は、フォークリフト600の電気系統、機械系統の構成を示すブロック図である。ECU(電子制御コントローラ)110は、フォークリフト600全体を制御するためのプロセッサである。
(走行)
ECU110は、前後進レバー712からの前進、後進を指示する信号と、アクセルペダル708からの、踏み込み量に応じた走行操作量を示す信号を受け、それに応じた制御指令値(走行操作量ともいう)S1を第1電力変換装置200に出力する。第1電力変換装置200は、制御指令値S1に応じて走行モータM1に供給する電力を制御する。制御指令値S1は、走行モータM1の目標回転数を指示する速度指令値と相関を有する。駆動輪である前輪610は、ドライブシャフト114と接続される。ギアボックス112およびドライブシャフト114は、走行モータM1からの動力を前輪610に伝達する。
(荷役)
リフトレバー706の傾きによって、昇降体606の上下動が制御される。ECU110は、リフトレバー706の傾きを検出し、傾きに応じた荷役操作量S2を示す信号を第2電力変換装置102に出力する。第2電力変換装置102は、荷役操作量S2に応じた電力を荷役モータM2に供給し、その回転を制御する。昇降体606は、油圧アクチュエータ116と連結される。油圧アクチュエータ116は、荷役モータM2が生成する回転運動を、直線運動に変換し、昇降体606を制御する。
(操舵)
レゾルバ122は、ステアリングホイール704の回転角を検出し、回転角を示す信号をECU110に出力する。ECU110は、回転角に応じた制御信号S3を第3電力変換装置104に出力する。第3電力変換装置104は、制御信号S3に応じた電力をステアリングモータM3に供給し、その回転数を制御する。転舵輪である後輪612は、タイロッド126を介してギアボックス124と連結される。ステアリングモータM3の回転運動は、油圧アクチュエータ118およびギアボックス124を介して、タイロッド126に伝達され、操舵が制御される。
以上がフォークリフト600全体の構成の説明である。続いて実施の形態に係る第1電力変換装置200の構成を説明する。
図4は、第1電力変換装置200の構成を示すブロック図である。第1電力変換装置200は、コントローラ202およびインバータ220を備える。インバータ220は、出力段224U〜224W、ゲート駆動回路222U〜222Wを備える。出力段224はそれぞれ、P線LとN線Lの間に直列に設けられた上アームと下アームを含む。ゲート駆動回路222U〜Wはそれぞれ、コントローラ202からの駆動信号S7に応じて、対応する出力段224U〜Wをスイッチングする。
コントローラ202は、指令値生成部203、パルス変調器210、モード制御部260を備える。
指令値生成部203は、ECU110から制御指令値として、走行操作量S1を示す信号(速度指令値)を受け、走行操作量S1に応じたトルク指令値S5を生成する。指令値生成部203の構成は特に限定されないが、たとえば指令値生成部203は、減算器204およびPI(比例・積分)制御部206を含む。減算器204には、走行モータM1の回転状態(回転数)を示す検出信号S4がフィードバックされる。減算器204は、走行操作量S1と検出信号S4の偏差を算出する。PI制御部206は、偏差を受け、偏差がゼロとなるように値が制御されるトルク指令値S5を出力する。
パルス変調器210は、トルク指令値S5に応じてパルス変調された駆動信号S7を生成する。その結果、インバータ220は、トルク指令値S5に応じた電力を、走行モータM1に供給する。
インバータ220は、少なくとも第1モードと、第2モードとが切りかえ可能に構成される。第1モードと第2モードは、第2モードの方が消費電力が小さく省エネ性に優れ、第1モードの方が制御性が高いという関係にある。
第1モードと第2モードでは、ある時間あたりのインバータ220のスイッチング素子(アーム)のスイッチング回数が異なっている。具体的には、インバータ220は、第1モードにおいて3相変調駆動を行い、第2モードにおいて2相変調駆動を行ってもよい。パルス変調器210は、第1モードにおいて3相変調により駆動信号S7を生成し、第2モードにおいて2相変調により駆動信号S7を生成する。
2相変調は、3相変調に比べて、制御性、応答性、静音性の観点で劣るが、インバータのスイッチング素子のスイッチング回数が少ないため、スイッチング損失が小さく、省エネ性に優れる。そこで変調方式を切りかえることにより、制御性が優先される第1モードと、省エネ性が優先される第2モードを切りかえることができる。
モード制御部260は、フォークリフト600の状態に応じて、インバータ220の動作モードを切りかえる。図4の第1電力変換装置200によれば、消費電力が大きいが制御性に優れた第1モードと、制御性は劣るが省エネ性が高い第2モードを、フォークリフトの状態に応じて切りかえることにより、静音性、操作感や安全性を犠牲にすることなく、消費電力を低減できる。
以上がフォークリフト600の構成である。続いてその動作を、モード制御部260によるモードの切りかえの観点から説明する。モード制御部260は、以下の第1から第4の制御方式のひとつ、あるいはいくつかを組みあわせて、モードを制御する。
(第1の制御方式)
モード制御部260は、フォークリフト600の走行開始時、減速開始時に、第1モードに設定する。走行開始時、減速開始時には、走行モータM1に高い応答性、制御性が要求されるため、第1モードを選択するとよい。
(第2の制御方式)
モード制御部260は、フォークリフト600の昇降体606の稼働中、すなわち油圧アクチュエータ116の荷役モータM2を駆動しているときに、第1モードに設定する。昇降体606の稼働中は、荷物を積載した状態と推定され、この状態ではフォークリフト600に高い安定性、安全性が要求される。そこで荷物を積載した状態では第1モードを選択し、走行の応答性、制御性を高めることが望ましい。
モード制御部260は、昇降体606が稼働状態に代えて、フォーク604に荷物が積載されているか否かを監視し、積載状態において第1モードを選択してもよい。
(第3の制御方法)
モード制御部260は、第2モードで走行モータM1を駆動中に、フォークリフト600が走行しないとき、第1モードに切りかえる。「走行しない」とは、フォークリフト600が全く移動しない場合のみでなく、わずかに移動はするが、十分な速度が得られない場合も含む。
走行モータM1の駆動にかかわらず、フォークリフト600が走行しない場合、走行モータM1の応答性が不足していると考えられる。このような場合には、一旦第1モードに切りかえることにより、フォークリフト600を走行させることができる。
(第4の制御方法)
モード制御部260は、速度指令値S1の変動が所定値以下のとき、第2モードに切りかえる。フォークリフト600の停止中、あるいはフォークリフト600が一定速度で走行中は、走行モータM1に高い制御性、応答性は必要とされない。したがって、このような状態では、第2モードに設定することにより、消費電力を低減することができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例を説明する。
(第1の変形例)
実施の形態では、走行モータM1を駆動する第1電力変換装置200について説明したが、それに加えて、あるいはそれに代えて、荷役モータM2を駆動する第2電力変換装置102、ステアリングモータM3を駆動する電力変換装置104に、同様の技術を適用してもよい。
第2電力変換装置102にモード切りかえを適用する場合、以下の制御が有効である。昇降体606の昇降動作の開始時には、高い制御性、応答性が要求される。そこでこの変形例において、モード制御部260は、油圧アクチュエータ116の駆動開始時に、第1モードに設定することが好ましい。
またモード制御部260は、制御指令値S2の変動が所定値以下のとき、2相変調に切りかえることが好ましい。制御指令値S2が一定であるときには、高い制御性は要求されないため、第2モードに設定することで消費電力を低減できる。
(第2の変形例)
実施の形態では、第1モードと第2モードで、3相変調と2相変調を切りかえる場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。たとえばインバータ220は、第1モードと第2モードで変調のキャリア周波数を変更してもよい。具体的には、第1モードのキャリア周波数を、第2モードのキャリア周波数より高くしてもよい。
これにより、第1モードでは応答性、制御性を高めることができ、第2モードでは消費電力を低減できる。また、第1モードと第2モードで、変調方式とキャリア周波数の組み合わせを切りかえてもよい。
600…フォークリフト、602…車体、604…フォーク、606…昇降体、608…マスト、610…前輪、612…後輪、100…電池、200…第1電力変換装置、102…第2電力変換装置、104…第3電力変換装置、110…ECU、112…ギアボックス、114…ドライブシャフト、116,118…油圧アクチュエータ、120…ステアリングシャフト、122…レゾルバ、124…ギアボックス、126…タイロッド、202…コントローラ、203…指令値生成部、204…減算器、206…PI制御部、210…パルス変調器、220…インバータ、222…ゲート駆動回路、224…出力段、260…モード制御部、M1…走行モータ、M2…荷役モータ、M3…ステアリングモータ、700…操縦パネル、702…イグニッションスイッチ、704…ステアリングホイール、706…リフトレバー、708…アクセルペダル、710…ブレーキペダル、712…前後進レバー、714…ダッシュボード。

Claims (16)

  1. フォークリフトの車輪に動力を伝達する走行モータに電力を供給する電力変換装置であって、
    ユーザの操作に応じた制御指令値を受け、前記制御指令値に応じたトルク指令値を生成する指令値生成部と、
    前記トルク指令値に応じた電力を前記走行モータに供給するインバータと、
    前記フォークリフトの状態に応じて、前記インバータの動作モードを切りかえるモード制御部と、
    を備え、
    前記インバータは、第1モードと、前記第1モードよりも消費電力が小さく、制御性が低い第2モードの少なくとも2つが切りかえ可能に構成されることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記インバータは、前記第1モードと前記第2モードで、ある時間あたりのインバータのスイッチング素子のスイッチング回数が異なっていることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記インバータは、前記第1モードにおいて3相変調駆動を行い、前記第2モードにおいて2相変調駆動を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記インバータは、前記第1モードにおいて第1キャリア周波数で変調し、前記第2モードにおいて、前記第1キャリア周波数より低い第2キャリア周波数で変調することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 前記モード制御部は、前記フォークリフトの走行開始時、減速開始時に前記第1モードに設定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電力変換装置。
  6. 前記モード制御部は、前記フォークリフトの昇降体を駆動しているときに、前記第1モードに設定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電力変換装置。
  7. 前記第2モードで前記走行モータを駆動中に、前記フォークリフトが走行しないとき、前記第1モードに切りかえることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電力変換装置。
  8. 前記モード制御部は、前記制御指令値の変動が所定値以下のとき、前記第2モードに切りかえることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の電力変換装置。
  9. 車体と、
    前記車体を支持する車輪と、
    前記車輪に動力を伝達する走行モータと、
    前記走行モータを駆動する請求項1から8のいずれかに記載の電力変換装置と、
    を備えることを特徴とするフォークリフト。
  10. フォークリフトの昇降体を制御する油圧アクチュエータに動力を伝達する荷役モータに電力を供給する電力変換装置であって、
    ユーザの操作に応じた制御指令値を受け、前記制御指令値に応じたトルク指令値を生成する指令値生成部と、
    前記トルク指令値に応じた電力を前記荷役モータに供給するインバータと、
    前記フォークリフトの状態に応じて、前記インバータの動作モードを切りかえるモード制御部と、
    を備え、
    前記インバータは、第1モードと、前記第1モードよりも消費電力が小さく、制御性が低い第2モードの少なくとも2つが切りかえ可能に構成されることを特徴とする電力変換装置。
  11. 前記インバータは、前記第1モードと前記第2モードで、ある時間あたりのインバータのスイッチング素子のスイッチング回数が異なっていることを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 前記インバータは、前記第1モードにおいて3相変調駆動を行い、前記第2モードにおいて2相変調駆動を行うことを特徴とする請求項10または11に記載の電力変換装置。
  13. 前記インバータは、前記第1モードにおいて第1キャリア周波数で変調し、前記第2モードにおいて、前記第1キャリア周波数より低い第2キャリア周波数で変調することを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載の電力変換装置。
  14. 前記モード制御部は、前記油圧アクチュエータの駆動開始時に、前記第1モードに設定することを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載の電力変換装置。
  15. 前記モード制御部は、前記制御指令値の変動が所定値以下のとき、2相変調に切りかえることを特徴とする請求項10から14のいずれかに記載の電力変換装置。
  16. 車体と、
    前記車体の前部に設けられた昇降体と、
    前記昇降体を駆動する油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに動力を伝達する荷役モータと、
    前記荷役モータを駆動する請求項10から15のいずれかに記載の電力変換装置と、
    を備えることを特徴とするフォークリフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015198457A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 住友重機械工業株式会社 産業車両

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