JP2013205708A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents
画像形成方法及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013205708A JP2013205708A JP2012076205A JP2012076205A JP2013205708A JP 2013205708 A JP2013205708 A JP 2013205708A JP 2012076205 A JP2012076205 A JP 2012076205A JP 2012076205 A JP2012076205 A JP 2012076205A JP 2013205708 A JP2013205708 A JP 2013205708A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- toner
- image
- fixing
- amorphous resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】加熱ローラとこれと平行に配置された弾性層を有する定着ローラと、加熱ローラと定着ローラとに張り渡された無端帯状のトナー加熱媒体と、トナー加熱媒体を介して定着ローラに押圧するとともに回転して定着ニップ部を形成する弾性層を有する加圧ローラとを有する定着装置を用い、静電荷像現像用トナーは結晶性ポリエステル樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有し、非結晶性樹脂はクロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度が25℃以上低く両者ガラス転移温度(Tg)の差が10℃以下でありる非結晶性樹脂(C)とを含み、複合樹脂は縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)である画像形成方法。
【選択図】図2
Description
以下に、電磁誘導加熱方式の定着装置の構成について説明する。
図1に示すように、従来の定着装置は、励磁コイルユニット(18)と加熱部である磁性金属部材(19)とからなる加熱体(20)が装着されたフィルム内面ガイド(21)と、磁性金属部材(19)に当接した状態でフィルム内面ガイド(21)を包む耐熱性を備えた円筒状フィルム(17)と、磁性金属部材(19)位置でフィルム(17)に圧接してこのフィルム(17)との間に定着ニップ部Nを形成するとともに当前記フィルム(17)を回転させる加圧ローラ22とから構成されている。
また、フィルム内面ガイド(21)はPEEK、PPS等の樹脂より形成された剛性・耐熱性を有する部材からなり、加熱体(20)はこのようなフィルム内面ガイド(21)の長手方向の略中央部に嵌め込まれている。
なお、定着ニップ部Nの出口においては、通過した記録材(11)はフィルム(17)の表面から分離されて排紙トレイ(図示せず)に搬送される。
しかしながら、トナー像を十分包み込んで均一に加熱溶融するためには、ニップ幅を確保するためフィルムの表面にある程度の厚さを有するゴム弾性層を設けることが必要となり、弾性層の低い熱伝導性のために熱応答性が悪くなり、高速での画像形成に対応できず、また、電磁誘導加熱方式による省エネルギー化が充分図れない。
しかしながら、特許文献13に記載の結晶性ポリエステルを用いたトナーは、酸価、水酸基価がそれぞれ5以下、20以下と低く、紙と結晶性ポリエステルとの親和性が低いため充分な低温定着性を有しない。
また、特許文献14に記載の結晶性ポリエステルを用いたトナーは、最終的に得られるトナーの分子量や結晶性ポリエステルの存在状態について最適化がなされていない。そのため、特許文献14に記載の結晶性ポリエステルを用いたトナーは、実際にトナー化した後に結晶性ポリエステルに起因する優れた低温定着性、耐熱保存性が十分に発揮されるとは限らない。
また、耐ホットオフセットに対する対応がとられておらず、良好な画像の定着が可能な温度幅が確保できるとは限らない。
(1)「像担持体上に静電潜像を形成する工程と、静電潜像を静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像してトナー画像を形成する工程と、トナー画像を被転写体上に転写する工程と、被転写体上のトナー画像を定着する工程とを含む画像形成方法であって、
前記定着工程は、加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された弾性層を有する定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡された無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに押圧するとともに回転して定着ニップ部を形成する、弾性層を有する加圧ローラとを有する定着装置を用いるものであり、
前記現像工程で使用される静電荷像現像用トナーは、結晶性樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有するものであり、
前記結晶性樹脂は、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)であり、
前記非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)の差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下であり、
前記複合樹脂は、縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)であり、
前記トナーは、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする画像形成方法」、
(2)「前記加熱ローラ及び/またはトナー加熱媒体は、電磁誘導により加熱されるものであることを特徴とする前記第(1)項に記載の画像形成方法」、
(3)「前記トナーは、DSCによる吸熱ピーク測定において、90〜130℃の範囲に吸熱ピークを有するものであることを特徴とする前記第(1)項または第(2)項に記載の画像形成方法」、
(4)「前記トナーは、トナーのDSCによる吸熱ピーク測定において、吸熱ピークの吸熱量が1J/g以上15J/g以下であることを特徴とする前記第(3)項に記載の画像形成方法」、
(5)「前記非結晶性樹脂(C)が、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載の画像形成方法」、
(6)「前記非結晶性樹脂(B)が、クロロホルム不溶分を5〜40質量%含有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記載の画像形成方法」、
(7)「前記結晶性ポリエステル(A)が、分子主鎖中に下記一般式で表されるエステル結合を含有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(6)項のいずれかに記載の画像形成方法;
(式中、Rは炭素数2〜20の直鎖状不飽和脂肪族2価カルボン酸残基を示し、nは2〜20の整数を示す。)」、
(8)「前記複合樹脂(D)が、ポリエステルの縮重合系樹脂ユニットとビニル系樹脂の付加重合系ユニットを有する複合樹脂であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(7)のいずれかに記載の画像形成方法」、
(9)「前記トナーバインダーは、結晶性ポリエステル(A)の含有量が1〜15質量%、非結晶性樹脂(B)の含有量が10〜40質量%、非結晶性樹脂(C)の含有量が50〜90質量%、複合樹脂(D)の含有量が3〜20質量%であることを特徴とする前記第(1)項乃至第(8)項のいずれかに記載の画像形成方法」、
(10)「前記トナーが、脂肪酸アミド化合物を含有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(9)のいずれかに記載の画像形成方法」、
(11)「前記トナーが、サリチル酸金属化合物を含有することを特徴とする前記第(1)乃至第(10)項のいずれかに記載の画像形成方法」、
(12)「像担持体上に静電潜像を形成する手段と、静電潜像を静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像してトナー画像を形成する手段と、トナー画像を被転写体上に転写する手段と、被転写体上のトナー画像を定着する手段とを有する画像形成装置であって、
前記定着手段は、
加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡された無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに押圧するとともに回転して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有するものであり、
前記現像手段で使用される静電荷像現像用トナーは、
結晶性樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有するものであり、
前記結晶性樹脂は、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)であり、
前記非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)の差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下であり、
前記複合樹脂は、縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)であり、
前記トナーは、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする画像形成装置」。
なお、以下の説明はこの発明の最良の形態の例であって、いわゆる当業者は特許請求の範囲内で、変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、以下の説明が特許請求の範囲を限定するものではない。
弾性部材(2b)はその肉厚を3〜6mm程度、硬度を40〜60°(Asker硬度)程度としている。この構成により、加熱ローラ(1)の熱容量は定着ローラ(2)の熱容量より小さくなるので、加熱ローラ(1)が急速に加熱されてウォームアップ時間が短縮される。
離型層(3b)を有することで、ベルト(3)が記録材(11)上に形成されたトナー像Tを十分に包み込むため、弾性層を有する定着ローラ及び弾性層を有する加圧ローラと相俟って、トナー像Tを均一に加熱溶融することが可能になる。
また、離型層(3b)の厚さが500μmよりも大きい場合には、ベルト(3)の熱容量が大きくなってウォームアップにかかる時間が長くなり、また、トナー定着工程においてベルト表面温度が低下しにくくなって、定着部出口における融解したトナーの凝集効果が得られず、ベルトの離型性が低下してトナーがベルトに付着するいわゆるホットオフセットが発生することがある。
この加圧ローラ(4)の外径は定着ローラ(2)と同じ40mm程度であるが、肉圧は1〜3mm程度で定着ローラ(2)より薄く、また硬度は50〜70°(Asker硬度)程度で前述したとおり定着ローラ(2)より硬く構成されている。
なお、励磁コイル(7)は、発振回路が周波数可変の駆動電源(図示せず)に接続されている。
このようにして加熱されたベルト(3)は、定着ニップ部Nの入口側近傍においてベルト(3)の内面側に当接して配置されたサーミスタなどの熱応答性の高い感温素子からなる温度検出手段(5)により、ベルト内面温度が検知される。
前記定着装置と組み合わせるトナーは、低温定着化が求められる。
単にトナーを低温定着化するには、トナーバインダーの軟化温度(T1/2)を低いものにすればよいが、軟化温度を低くするとガラス転移温度も低下し、耐熱保存性が悪化してしまう。
また、画像品質に問題の発生しない定着可能な温度の下限(定着下限温度)の低下と共に定着可能な温度の上限(定着上限温度)も低下してしまうため、耐ホットオフセット性も損ね、また、耐熱保存性も低下してしまう。
そのため、低温定着性と耐熱保存性、耐ホットオフセット性の三者を両立させることは電子写真画像形成用トナーの設計者にとって非常に難しい命題である。
トナーバインダーは、結晶性ポリエステル(A)を用いることで、結晶性であることによるシャープメルト性により、トナーに低温定着性及び耐熱保存性を付与することができる。
しかし、トナーバインダーとして結晶性ポリエステル(A)を単体で使用したのでは、耐ホットオフセット性が非常に悪くなるため、定着温度幅が非常に狭くなり実用に耐えられない。
ところが、結晶性ポリエステル(A)と非結晶性樹脂(B)だけを処方した場合、非結晶性樹脂(B)が多くなると結晶性ポリエステル(A)による効果が薄れ、低温定着性が低下し、逆に、結晶性ポリエステル(A)が多いと、溶融混練を施した際に、結晶性ポリエステル(A)が非結晶性樹脂(B)のクロロホルム不溶分以外の成分と相溶してしまい、非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度の低下により、耐熱保存性が極端に悪化する。
すなわち、結晶性ポリエステル(A)と非結晶性樹脂(B)のクロロホルム不溶分以外の成分との相溶が抑制され、トナーバインダーのガラス転移温度低下が抑えられても、結晶性ポリエステル(A)が、分散径が大きいままで存在すると、粉砕工程の際に、結晶性ポリエステル(A)と非結晶性樹脂との界面が粉砕されやすく、結果として結晶性ポリエステル(A)がトナー粒子表面に現れやすくなる。
<結晶性ポリエステルA>
本発明における結晶性ポリエステル樹脂(A)は従来公知のものを使用することが可能ではあるが、その酸成分として、直鎖状不飽和脂肪族ジカルボン酸を用いることで、芳香族ジカルボン酸を用いた場合よりも結晶構造を形成し易いという利点があり、結晶性ポリエステル樹脂の機能をより効果的に発揮させることができる。
前記一般式(A)において、(CH2)nは、直鎖状脂肪族2価アルコール残基を示す。この場合の直鎖状脂肪族2価アルコール残基の具体例としては、エチレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール等の直鎖状脂肪族2価アルコールから誘導されたものが挙げられる。
前記他の多価カルボン酸としては、(i)分岐鎖を有する不飽和脂肪族二価カルボン酸、(ii)飽和脂肪族2価カルボン酸や、飽和脂肪族3価カルボン酸等の飽和脂肪族多価カルボン酸、(iii)芳香族2価カルボン酸や芳香族3価カルボン酸等の芳香族多価カルボン酸等が包含され、例えば、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、シトラコン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等の2価カルボン酸;無水トリメット酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸等の3価以上の多価カルボン酸等が挙げられる。
これら他の多価アルコール成分の添加量は、全アルコールに対して、30モル%以下、好ましくは10モル%以下であり、得られるポリエステルが結晶性を有する範囲内で適宜添加される。
横軸をlog(M:分子量)とし、縦軸を質量%とする分子量分布図において、本発明で用いる結晶性ポリエステル樹脂(A)は、3.5〜4.0(質量%)の範囲に分子量ピークを有し、かつ、そのピークの半値幅が1.5以下であることが好ましい。
40℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度におけるカラムに、溶媒としてTHFを毎分1mlの流速で流し、試料濃度として0.05〜0.6質量%に調製した樹脂のTHF試料溶液を50〜200μl注入して測定する。
試料(トナー)の分子量測定に当たっては、試料の有する分子量分布を、数種の単分散ポリスチレン標準試料により、作成された検量線の対数値とカウント数との関係から算出した。
検量線作成用の標準ポリスチレン試料としては、例えば、Pressure Chemical Co.あるいは東洋ソーダ工業社製の分子量が6×102、2.1×103、4×103、1.75×104、5.1×104、1.1×105、3.9×105、8.6×105、2×106、4.48×106のものを用い、少なくとも10点程度の標準ポリスチレン試料を用いるのが適当である。検出器にはRI(屈折率)検出器を用いる。
結晶性ポリエステル樹脂(A)のTgは、80〜130℃であることが好ましく、80〜125℃であることがより好ましい。
結晶性ポリエステル樹脂(A)の軟化温度(T1/2)は、80〜130℃が好ましく、80〜125℃であることがより好ましい。
ガラス転移温度(Tg)および軟化温度(T1/2)が前記範囲より高くなると、トナーの定着下限温度が高くなり、低温定着性が悪化する。
なお、ガラス転移温度Tgの測定法については後述する。
本発明で用いる結晶性ポリエステル樹脂(A)は、その回折パターンにおいて、2θが19°〜25°の位置に少なくとも1つの回折ピークが存在すること、より好ましくは2θが(i)19°〜20°、(ii)21°〜22°、(iii)23°〜25°および(iv)29°〜31°の位置に回折ピークが存在することが好ましい。
トナー化後にも、2θ=19°〜25°の位置に回折ピークが存在すると、即ちそれは、結晶性ポリエステル樹脂(A)が結晶性を維持していることを示しており、結晶性ポリエステル樹脂(A)の機能を確実に発揮させることができる。
図4に、実施例で用いた結晶性ポリエステル樹脂a6のX線回折結果を、図5に実施例で得られたトナー35のX線回折結果を示す。
本発明の非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)との差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下である。
クロロホルム不溶分の含有量は、5〜40質量%であると耐ホットオフセット性が発現しやすくなるため好ましい。
トナー(もしくは結着樹脂)約1.0gを秤量し、これにクロロホルムを約50g加える。十分に溶解させた溶液を遠心分離で分け、JIS規格(P3801)5種Cの定性濾紙を用いて常温で濾過する。濾紙残渣が不溶分であり、用いたトナー質量と濾紙残渣質量の比(質量%)でクロロホルム不溶分の含有量を表わす。
なお、トナーとしたときのクロロホルム不溶分を測定する場合には、トナー約1.0gを秤量して結着樹脂と同様の方法で行なうが、濾紙残渣の中には顔料などの固形物が存在するので、熱分析により別途求める。
非結晶性樹脂(C)は、前記非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低いものであり、35℃以上50℃以下低いものであることが好ましい。
このような非結晶性樹脂(C)は非常に良好な低温定着性を示すため、トナーに処方した際に結晶性ポリエステル樹脂(A)を減量しても十分に低温定着性を補助することができる。
また、逆説的ではあるが、上記の分子量分布を持つ非結晶性樹脂(C)を用いても、トナーの分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、半値幅が15000以下となるのであれば、トナーを構成する結着樹脂のうち非結晶性樹脂(C)の占める割合は高くなる。
前記複合樹脂(D)は、縮重合系モノマーと付加重合系モノマーとが化学的に結合した樹脂(ハイブリッド樹脂と称することもある)であり、結晶性ポリエステル(A)及び他のトナー材料の分散性を向上させ、トナー粒子中の不均一化を防止する。
また、複合樹脂(D)は、縮重合系モノマーと付加重合系モノマーとが化学的に結合することで、縮重合系モノマー成分由来の部位と付加重合系モノマー由来の部位とが均一に分散され、複合樹脂(D)のTgが、縮重合系モノマー成分由来の部位のTgと付加重合系モノマー由来の部位とのTgに分かれずにシャープメルト性を発現する。
3価以上のアルコールとしては、例えばソルビトール、1,2,3,6−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン、などが挙げられる。
これらの中でも、水素添加ビスフェノールA、又はビスフェノールAにエチレンオキシド、プロピレンオキシド等の環状エーテルが重合して得られるジオール等のビスフェノールA骨格を有するアルコール成分は、樹脂に耐熱保存性や機械的強度を付与するので好適に用いることができる。
3価以上の多価カルボン酸としては、例えばトリメット酸、ピロメット酸、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシ−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、テトラ(メチレンカルボキシ)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、エンポール三量体酸、又はこれらの無水物、部分低級アルキルエステル、などが挙げられる。
これらの中でも、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸等の芳香族多価カルボン酸化合物が、樹脂の耐熱保存性、機械的強度の観点から好適に用いられる。
前記3価以上のポリアミン(B2)としては、例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。
前記アミノアルコール(B3)としては、例えばエタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。
前記アミノメルカプタン(B4)としては、例えばアミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。
前記アミノ酸(B5)としては、例えばアミノプロピオン酸、アミノカプロン酸、ε−カプロラクタムなどが挙げられる。
前記(B1)〜(B5)のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記(B1)〜(B5)のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等)から得られるケチミン化合物、オキサゾリジン化合物などが挙げられる。
前記モル比率が、5モル%未満であると、ポリエステル系樹脂との分散性が悪化し、50モル%を超えると、離型剤の分散が悪化する傾向が現れる。
また、縮重合反応を行う際にはエステル化触媒等を使用してもよい。
これらの中でも、スチレン、アクリル酸、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル等が好適に用いられ、少なくともスチレンとアクリル酸を含む組合せで用いると、離型剤の分散性が極めて良好であるので特に好ましい。
該架橋剤としては以下の架橋剤が挙げられる。
その他、芳香族基及びエーテル結合を含む鎖で結ばれたジアクリレート化合物、ジメタクリレート化合物も挙げられる。
このような両反応性モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸等の不飽和カルボン酸;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸又はその無水物;ヒドロキシ基を有するビニル系モノマーなどが挙げられる。
前記両反応性モノマーの添加量は、使用される付加重合系モノマー100質量部に対して、1質量部〜25質量部が好ましく、2質量部〜20質量部がより好ましい。
このように、反応容器中で独立した二つの反応を進行させることにより、二種の樹脂ユニットを効果的に分散、結合させることが可能である。
前記軟化温度(T1/2)が、90℃より低い場合は、耐熱保存性、耐オフセット性が悪化することがあり、130℃より高い場合は、低温定着性を悪化させることがある。
特に、結晶性ポリエステル樹脂(A)と併用した場合、カーボンブラック粒子は結晶性ポリエステル樹脂のドメイン中に入り込めないため、結晶性ポリエステル樹脂が大きな分散径をもってトナー中に存在したとき、結晶性ポリエステル樹脂以外の樹脂中に比較的濃度の高い状態で存在することになる。そのため、凝集体のままトナー粒子中に閉じ込められやすくなり、抵抗が過剰に低下しやすくなる。
離型剤の融点は70〜150℃であることが好ましい。70℃より低いとトナーの耐熱保存性が低下する。150℃より高いと離型性が十分に果たせない。
ここで、3価以上の金属の例としては、Al,Fe,Cr,Zr等が挙げられる。
また、サリチル酸金属化合物としては、下式で表される化合物を用いることができ、Mが亜鉛である金属錯体としてボントロンE−84 オリエント化学工業(株)製を挙げることができる。
(式中、R2、R3及びR4はそれぞれ独立して水素原子、直鎖又は分枝鎖状の炭素数1〜10のアルキル基又は炭素数2〜10のアルケニル基、Mはクロム、亜鉛、カルシウム、ジルコニウム又はアルミニウム、mは2以上の整数、nは1以上の整数を示す)
トナー製造時に溶融混練工程を含む粉砕トナーに対し、結晶性ポリエステル樹脂と共に脂肪酸アミド化合物を配合すると、混練時に溶融していた結晶性ポリエステル樹脂が冷却される際の混練物中での再結晶が促進されるため、樹脂との相溶が少なくなり、トナーのガラス転移温度の低下を抑えることができるため、耐熱保存性を改善することができる。また、離型剤と併用した場合には、離型剤を定着画像表面に留めることが可能となるため、擦れに強く(耐スミア性の向上)なる。
トナーにおける脂肪酸アミド化合物の含有量は、0.5〜10質量%が好ましい。
一般式(I)中、R1は、炭素数10〜30の脂肪族炭化水素基であり、R2、R3は各々独立して水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数6〜10のアリール基、又は炭素数7〜10のアラルキル基である。ここで、R2、R3のアルキル基、アリール基、アラルキル基は、フッ素原子、塩素原子、シアノ基、アルコキシ基、アルキルチオ基等の通常不活性な置換基で置換されていても良い。より好ましくは無置換のものである。
吸熱量が1J/g未満であると、トナー粒子中で有効にはたらく結晶性ポリエステル樹脂の量が少なすぎるため、結晶性ポリエステル樹脂の機能が十分に発揮されない。吸熱量が15J/gより多いと、トナー粒子中で有効な結晶性ポリエステル樹脂の量が過剰であるため、非結晶性ポリエステル樹脂と相溶する絶対量が多くなり、トナーのガラス転移温度が低下し、耐熱保存性の低下を招く。
本発明では結晶性ポリエステル由来の吸熱ピークは、結晶性ポリエステルの融点である
80〜130℃付近に存在するものであり、吸熱量はベースラインと吸熱曲線で囲まれた範囲の面積から求められる。一般的に、DSC測定における吸熱量は温度上昇を二度行い測定を行なうことが多いが、本発明における吸熱ピーク及びガラス転移温度の測定は一度目の昇温の際の吸熱曲線を用いて導き出す。
結晶性ポリエステル(A)由来の吸熱ピークがワックスの吸熱ピークと重なる場合には、重なったピークの吸熱量からワックス分の吸熱量を減算する。ワックス分の吸熱量は、ワックス単独の吸熱量とトナー中のワックス含有量から計算される。
4μmより小さいと現像工程におけるクリーニング性、転写工程における転写効率に支障をきたし、画像品質が低下する。10μmより大きいと、画像の細線再現性が低下する。
粉砕法は、結晶性ポリエステル樹脂(A)、非結晶性樹脂(B)、非結晶性樹脂(C)、複合樹脂(D)、着色剤、及び離型剤を少なくとも含有するトナー材料を乾式混合し、混練機にて溶融混練し、粉砕して粉砕トナーを得る方法である。
前記粉砕及び分級が終了した後に、粉砕物を遠心力などで気流中にて分級し、所定の粒径のトナーを製造する。
混合機の回転数、転動速度、時間、温度などを適宜変化させてもよい。また、初めに強い負荷を与え、次いで、比較的弱い負荷を与えてもよいし、その逆でもよい。
外添剤混合工程に使用できる混合設備としては、例えば、V型混合機、ロッキングミキサー、レーディゲミキサー、ナウターミキサー、ヘンシェルミキサーなどが挙げられる。
混合工程を施した後に、250メッシュ以上の篩を通過させ、粗大粒子や凝集粒子を除去してもよい。
図6の符号(101A)は駆動ローラ、(101B)は従動ローラ、(102)は感光体ベルト、(103)は帯電器、(104)はレーザー書き込み系ユニット、(105A)〜(105D)はそれぞれイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色のトナーを収容する現像ユニット、(106)は給紙カセット、(107)は中間転写ベルト、(107A)は、中間転写ベルト駆動用の駆動軸ローラ、(107B)は中間転写ベルトを支持する従動軸ローラ、(108)はクリーニング装置、(109)は定着ローラ、(109A)は加圧ローラ、(110)は排紙トレイ、(113)は紙転写ローラを示している。
図7において、潜像担持体である感光体(20)に対向して配設された現像装置(40)は、現像剤担持体としての現像スリーブ(41)、現像剤収容部材(42)、規制部材としてのドクターブレード(43)、支持ケース(44)等から主に構成されている。
感光体(20)側に開口を有する支持ケース(44)には、内部にトナー(21)を収容するトナー収容部としてのトナーホッパー(45)が接合されている。トナーホッパー(45)に隣接した、トナー(21)と、キャリア(23)からなる現像剤を収容する現像剤収容部(46)には、トナー(21)とキャリア(23)を撹拌し、トナー(21)に摩擦/剥離電荷を付与するための、現像剤撹拌機構(47)が設けられている。
レーザー光は、半導体レーザーから発せられて、高速で回転する多角柱の多面鏡(ポリゴン)等により、感光体(20)の表面を、感光体(20)の回転軸方向に走査する。このようにして形成された潜像が、現像装置(40)にある現像剤担持体である現像スリーブ(41)上に供給されたトナー及びキャリアの混合物からなる現像剤により現像され、トナー像が形成される。潜像の現像時には、電圧印加機構(図示せず)から現像スリーブ(41)に、感光体(20)の露光部と非露光部の間に、ある適当な大きさの直流電圧又はこれに交流電圧を重畳した現像バイアスが印加される。
回収されたトナーは、トナーリサイクル手段(図示せず)により現像剤収容部(46)及び/又はトナーホッパー(45)に搬送され、再使用されてもよい。
画像形成装置は、上述の現像装置を複数配置し、転写媒体上へトナー像を順次転写した後、定着機構へ送り、熱等によってトナーを定着する装置であってもよく、一端中間転写媒体上へ複数のトナー像を転写し、これを一括して転写媒体に転写後同様の定着を行う装置であってもよい。
アルコール成分として1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオールから選択される化合物を用い、カルボン酸成分としてフマル酸、コハク酸、トリメリット酸、テレフタル酸から選択される化合物を用いて、結晶性ポリエステルa1〜a6を得た。
また、結晶性ポリエステルa1〜a6のガラス転移温度(Tg)及び軟化温度(T1/2)を表1に示す。
芳香族ジオール成分及びエチレングリコール、グリセリン、アジピン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、イタコン酸より選ばれた単量体を、常圧下、170〜260℃、無触媒の条件でエステル化反応せしめた後、反応系に全カルボン酸成分に対し400ppmの3酸化アンチモンを加え3Torrの真空下でグリコールを系外へ除去しながら250℃で重縮合を行い樹脂を得た。尚、架橋反応は撹拌トルクが10kg・cm(100ppm)となるまで実施し、反応は反応系の減圧状態を解除して停止させ、非結晶性樹脂b1〜b5、c1、c3を得た。
また、非結晶性樹脂b1〜b10及びc1〜c3の物性を表2、表3に示す。
縮重合系モノマーとして、テレフタル酸、フマル酸、無水トリメット酸、ビスフェノールA(2,2)プロピレンオキサイド、ビスフェノールA(2,2)エチレンオキサイドを用い、付加重合系モノマーとして、スチレン、アクリル酸、2−エチルヘキシルアクリレートを用い、軟化温度115℃、ガラス転移温度58℃、酸価25mgKOH/gの複合樹脂d1を得た。
縮重合系モノマーとして、ヘキサメチレンジアミン、ε−カプロラクタムを用い、付加重合系モノマー:スチレン、アクリル酸、2−エチルヘキシルアクリレートを用い、複合樹脂d2を得た。
複合樹脂d1、d2のユニット構成を表4に示す。
非結晶性樹脂:c3 100質量部
着色剤:p2 50質量部
純水 50質量部
上記材料を用いて予備混練を行い、マスターバッチを作製した。
結晶性ポリエステル樹脂:a1 4質量部
非結晶性樹脂:b1 35質量部
非結晶性樹脂:c1 55質量部
複合樹脂:d1 10質量部
着色剤:p1(カーボンブラック) 14質量部
離型剤:カルナウバワックス(融点:81℃) 6質量部
帯電制御剤:モノアゾ金属錯体
(クロム系錯塩染料(ボントロンS−34 オリエント化学工業(株)製)2質量部
次いで、超音速ジェット粉砕機ラボジェット(日本ニューマチック工業株式会社製)を用いて微粉砕した後、気流分級機(日本ニューマチック工業株式会社製、MDS−I)で重量平均粒径が5.6±0.2μmとなるようにルーバー開度を適宜調整しながら分級し、トナー母体粒子を得た。次いで、トナー母体粒子100質量部に対し、添加剤(HDK−2000、クラリアント株式会社製)1.0質量部をヘンシェルミキサーで撹拌混合し、粉砕トナー1を作製した。
下記表6に記載の原材料に代える他は実施例1と同様に溶融、混練し、トナー2〜43を得、現像剤2〜43を作製した。
なお、トナー38〜43で用いた帯電制御剤のサリチル酸金属化合物は、サリチル酸亜鉛化合物である金属錯体(ボントロンE−84 オリエント化学工業(株)製)を使用した。
また、トナー31においては、樹脂中での顔料の分散が悪いため、マスターバッチを用いたトナーを作製した。トナー化にあたっては、マスターバッチ中に含有されている非結晶性樹脂c3の量から逆算し、最終的に配合される原材料比率が表5の分量となるように調整した。
作製した粉砕トナーの分子量メインピーク、分子量分布の半値幅、結晶性ポリエステル樹脂(A)に起因する90〜130℃の範囲におけるDSCピーク温度・吸熱量、X線回折測定における19〜25°の範囲での回折ピークの有無、体積平均粒径を表6、7に示す。
上記画像形成装置を用い、現像剤1〜43で画像出力を行なった。付着量0.4mg/cm2のベタ画像を、露光、現像、転写工程を経ることで紙(リコー製Type6200)上に出力した。定着の線速は160mm/秒とした。定着温度を5℃刻みで順次出力し、コールドオフセットが発生しない下限温度(定着下限温度:低温定着性)と、ホットオフセットが発生しない上限温度(定着上限温度:耐ホットオフセット性)を測定した。
また、別途、定着下限温度+20℃の定着温度にて粉砕トナーによる画像面積率5%の文字チャート(1文字の大きさが2mm×2mm程度)を出力し、目視による判定を行なうことで細線再現性評価とした。
◆低温定着性
◎:130℃未満
○:130℃以上140℃未満
□:140℃以上150℃未満
△:150℃以上160℃未満
×:160℃以上
◆耐ホットオフセット性
◎:200℃以上
○:190℃以上200℃未満
□:180℃以上190℃未満
△:170℃以上180℃未満
×:170℃未満
◆細線再現性
◎:非常に良好
○:良好
□:一般的な水準
△:実用上は問題ない
×:許容できない
前記定着下限温度において、紙(リコー製 Type6200紙)上に0.40±0.1mg/cm2のトナー付着量で画像面積率が60%であるハーフトーン画像を出力し、定着画像部を、クロックメータを用いて白綿布(JIS L0803 綿3号)で10回摺擦し、布に付着した汚れのID(以後スミアIDと呼ぶ)を測定した。スミアIDは、測色計(X−Rite938)で測定した。粉砕トナー31はシアンで測色し、それ以外のトナーはブラックで測色した。
◎:スミアIDが0.20以下
○:スミアIDが0.21〜0.35
△:スミアIDが0.36〜0.55
×:スミアIDが0.56以上
初期の細線再現性を評価した後、トナーを補給しながら画像面積率5%のチャートを100k枚連続で出力し、その後、再度、定着下限温度+20℃の定着温度にて粉砕トナーによる画像面積率5%の文字チャート(1文字の大きさが2mm×2mm程度)を出力し、目視による判定を行なうことで、経時での細線再現性評価とした。判定基準は初期の細線再現性評価と同じとした。
それぞれのトナー10gを30mlのスクリューバイアル瓶に入れ、タッピングマシンで100回タッピングした後、50℃環境の恒温槽で24時間保管し、室温に戻した後、針入度試験機で針入度を測定し、耐熱保存評価とした。
◎:貫通
○:20mm以上
□:15mm以上20mm未満
△:10mm以上15mm未満
×:10mm未満
11 記録材
17 円筒状フィルム
18 励磁コイルユニット
19 磁性金属部
20 加熱体
21 フィルム内面ガイド
22 加圧ローラ
(図2について)
1 加熱ローラ
2 定着ローラ
3 ベルト
4 加圧ローラ
5 温度検出手段
6 誘導加熱手段
7 励磁コイル
8 コイルガイド板
9 励磁コイルコア
10 励磁コイルコア支持部材
11 記録材
(図3について)
1 加熱ローラ
7 励磁コイル
8 コイルガイド板
(図6について)
101A 駆動ローラ
101B 従動ローラ
102 感光体ベルト
103 帯電器
104 レーザー書き込み系ユニット
105A〜105D それぞれイエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色のトナー
を収容する現像ユニット
106 給紙カセット
107 中間転写ベルト
107A 中間転写ベルト駆動用の駆動軸ローラ
107B 中間転写ベルトを支持する従動軸ローラ
108 クリーニング装置
109 定着ローラ
109A 加圧ローラ
110 排紙トレイ
113 紙転写ローラ
(図7について)
20 感光体
21 トナー
23 キャリア
41 現像スリーブ
42 現像剤収容部材
43 現像剤供給規制部材
44 支持ケース
45 トナーホッパー
46 現像剤収容部
47 現像剤撹拌機構
48 トナーアジテータ
49 トナー補給機構
(図8について)
20 感光体
32 帯電部材
33 像露光系
40 現像装置
41 現像スリーブ
45 トナーホッパー
47 現像剤撹拌機構
50 転写装置
60 クリーニング装置
61 クリーニングブレード
62 トナー回収室
70 除電ランプ
80 転写媒体
(図9について)
20 感光体
24a 駆動ローラー
24b 駆動ローラー
26 クリーニング前露光光源
32 帯電部材
33 像露光系
40 現像装置
50 転写装置
61 クリーニングブレード
64 ブラシ状クリーニング手段
70 除電ランプ
(図10について)
20 感光体
32 帯電手段
40 現像手段
61 クリーニング手段
Claims (10)
- 像担持体上に静電潜像を形成する工程と、静電潜像を静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像してトナー画像を形成する工程と、トナー画像を被転写体上に転写する工程と、被転写体上のトナー画像を定着する工程とを含む画像形成方法であって、
前記定着工程は、
加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された弾性層を有する定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡された無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに押圧するとともに回転して定着ニップ部を形成する、弾性層を有する加圧ローラとを有する定着装置を用いるものであり、
前記現像工程で使用される静電荷像現像用トナーは、
結晶性樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有するものであり、
前記結晶性樹脂は、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)であり、
前記非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)の差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下であり、
前記複合樹脂は、縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)であり、
前記トナーは、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする画像形成方法。 - 前記加熱ローラ及び/またはトナー加熱媒体は、電磁誘導により加熱されるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
- 像担持体上に静電潜像を形成する工程と、静電潜像を静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像してトナー画像を形成する工程と、トナー画像を被転写体上に転写する工程と、被転写体上のトナー画像を定着する工程とを含む画像形成方法であって、
前記定着工程は、
磁性金属から構成され、電磁誘導により加熱される加熱ローラと、
前記加熱ローラと定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有する定着装置を用いるものであり、
前記現像工程で使用される静電荷像現像用トナーは、
結晶性樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有するものであり、
前記結晶性樹脂は、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)であり、
前記非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)の差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下であり、
前記複合樹脂は、縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)であり、
前記トナーは、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする画像形成方法。
- 前記トナーは、DSCによる吸熱ピーク測定において、90〜130℃の範囲に吸熱ピークを有するものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記トナーは、トナーのDSCによる吸熱ピーク測定において、吸熱ピークの吸熱量が1J/g以上15J/g以下であることを特徴とする、請求項4に記載の画像形成方法。
- 前記非結晶性樹脂(C)が、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記非結晶性樹脂(B)が、クロロホルム不溶分を5〜40質量%含有することを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載の画像形成方法。
- 前記複合樹脂(D)が、ポリエステルの縮重合系樹脂ユニットとビニル系樹脂の付加重合系ユニットを有する複合樹脂であることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成方法。
- 像担持体上に静電潜像を形成する手段と、静電潜像を静電荷像現像用トナーを含む現像剤で現像してトナー画像を形成する手段と、トナー画像を被転写体上に転写する手段と、被転写体上のトナー画像を定着する手段とを有する画像形成装置であって、
前記定着手段は、
加熱ローラと、前記加熱ローラと平行に配置された定着ローラと、前記加熱ローラと前記定着ローラとに張り渡された無端帯状のトナー加熱媒体と、前記トナー加熱媒体を介して前記定着ローラに押圧するとともに回転して定着ニップ部を形成する加圧ローラとを有するものであり、
前記現像手段で使用される静電荷像現像用トナーは、
結晶性樹脂、非結晶性樹脂、及び複合樹脂を含むトナーバインダーを有するものであり、
前記結晶性樹脂は、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)であり、
前記非結晶性樹脂は、クロロホルム不溶分を含有する非結晶性樹脂(B)と該非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25℃以上低い非結晶性樹脂(C)とを含み、前記非結晶性樹脂(C)のガラス転移温度(Tgc)と前記該非結晶性樹脂(B)のガラス転移温度(Tgb)の差の絶対値|Tgc−Tgb|が10℃以下であり、
前記複合樹脂は、縮重合系樹脂ユニットと付加重合系樹脂ユニットとを有する複合樹脂(D)であり、
前記トナーは、THF可溶分により求められたGPCによる分子量分布が1000〜10000の間にメインピークを有し、該分子量分布の半値幅が15000以下であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076205A JP5861538B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
US13/826,742 US20130260302A1 (en) | 2012-03-29 | 2013-03-14 | Toner for forming image, image forming method, and image forming apparatus |
BRBR102013007843-3A BR102013007843A2 (pt) | 2012-03-29 | 2013-04-01 | Toner para formação de imagem, método de formação de imagem e aparelho de formação de imagem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012076205A JP5861538B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013205708A true JP2013205708A (ja) | 2013-10-07 |
JP5861538B2 JP5861538B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=49524835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012076205A Expired - Fee Related JP5861538B2 (ja) | 2012-03-29 | 2012-03-29 | 画像形成方法及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5861538B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6160133B2 (ja) * | 2012-04-03 | 2017-07-12 | 株式会社リコー | 電子写真画像形成用トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ |
Citations (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003057875A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sharp Corp | 電子写真用トナー |
US20030165760A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-09-04 | Hiroto Higuchi | Toner for developing electrostatic latent image, toner cartridge, developer, developer cartridge, image forming method, and image forming apparatus |
JP2003255588A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-09-10 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤および画像形成方法 |
JP2004046095A (ja) * | 2002-05-24 | 2004-02-12 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用カラートナー |
JP2004271859A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2005275234A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Seiko Epson Corp | トナーおよびそのトナーを用いた画像形成装置 |
US20050227160A1 (en) * | 2004-04-09 | 2005-10-13 | Kao Corporation | Crystalline polyester for toner |
JP2006047585A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Ricoh Co Ltd | フルカラートナー及び画像形成方法 |
US20060057488A1 (en) * | 2004-09-15 | 2006-03-16 | Ryota Inoue | Toner and image forming method using the toner |
JP2007147927A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用トナー及びその製造方法 |
US20080102393A1 (en) * | 2006-11-01 | 2008-05-01 | Kumi Hasegawa | Toner, method of supplying the same and process cartridge |
US20090103950A1 (en) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Shinya Nakayama | Toner, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge |
JP2009103745A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
US20110229161A1 (en) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Satoshi Ueno | Thermal fixing device and image forming apparatus including same |
US20110318053A1 (en) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Hiroshi Yamashita | Method for producing electrophotographic toner, electrophotographic toner, full-color image forming method and full-color image forming apparatus |
JP2013076997A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | 電子写真画像形成用トナー、電子写真画像形成用トナーの製造方法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
-
2012
- 2012-03-29 JP JP2012076205A patent/JP5861538B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003057875A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sharp Corp | 電子写真用トナー |
US20030165760A1 (en) * | 2001-12-28 | 2003-09-04 | Hiroto Higuchi | Toner for developing electrostatic latent image, toner cartridge, developer, developer cartridge, image forming method, and image forming apparatus |
JP2003255588A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-09-10 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、現像剤および画像形成方法 |
JP2004046095A (ja) * | 2002-05-24 | 2004-02-12 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用カラートナー |
JP2004271859A (ja) * | 2003-03-07 | 2004-09-30 | Ricoh Co Ltd | 静電荷像現像用トナー、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2005275234A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Seiko Epson Corp | トナーおよびそのトナーを用いた画像形成装置 |
US20050227160A1 (en) * | 2004-04-09 | 2005-10-13 | Kao Corporation | Crystalline polyester for toner |
JP2005321747A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-11-17 | Kao Corp | トナー用結晶性ポリエステル |
JP2006047585A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Ricoh Co Ltd | フルカラートナー及び画像形成方法 |
US20060057488A1 (en) * | 2004-09-15 | 2006-03-16 | Ryota Inoue | Toner and image forming method using the toner |
JP2006084743A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Ricoh Co Ltd | トナー及びそれを用いた画像形成方法 |
JP2007147927A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷現像用トナー及びその製造方法 |
US20080102393A1 (en) * | 2006-11-01 | 2008-05-01 | Kumi Hasegawa | Toner, method of supplying the same and process cartridge |
JP2008116580A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-05-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成用トナー、トナー供給方法及びプロセスカートリッジ |
US20090103950A1 (en) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Shinya Nakayama | Toner, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge |
JP2009103745A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
US20110229161A1 (en) * | 2010-03-16 | 2011-09-22 | Satoshi Ueno | Thermal fixing device and image forming apparatus including same |
JP2011191590A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Ricoh Co Ltd | 熱定着装置及び画像形成装置 |
US20110318053A1 (en) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Hiroshi Yamashita | Method for producing electrophotographic toner, electrophotographic toner, full-color image forming method and full-color image forming apparatus |
JP2012008354A (ja) * | 2010-06-25 | 2012-01-12 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナーの製造方法、トナー及びフルカラー画像形成方法、フルカラー画像形成装置 |
JP2013076997A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | 電子写真画像形成用トナー、電子写真画像形成用トナーの製造方法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5861538B2 (ja) | 2016-02-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5861537B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP6160133B2 (ja) | 電子写真画像形成用トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP5892089B2 (ja) | 電子写真画像形成用トナー、画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
US9182694B2 (en) | Toner, image forming apparatus, image forming method, and process cartridge | |
JP4610603B2 (ja) | トナー、二成分現像剤、現像装置および画像形成装置 | |
JP2013076997A (ja) | 電子写真画像形成用トナー、電子写真画像形成用トナーの製造方法、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ | |
US20130260302A1 (en) | Toner for forming image, image forming method, and image forming apparatus | |
JP5966517B2 (ja) | 画像形成方法及び該画像形成方法を用いた画像形成装置 | |
JP2017027008A (ja) | トナー、現像剤、画像形成装置、画像形成方法及びトナー収容ユニット | |
JP6035680B2 (ja) | 電子写真画像形成用トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP6535988B2 (ja) | トナー、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ | |
JP2014174501A (ja) | トナー、及び画像形成方法 | |
JP5821455B2 (ja) | 電子写真現像用トナー、画像形成方法およびプロセスカートリッジ | |
JP4651331B2 (ja) | 画像形成用トナー、画像形成装置、画像形成方法およびプロセスカートリッジ | |
JP2007193099A (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、プロセスカートリッジ | |
JP6520501B2 (ja) | トナー、画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ | |
JP6080003B2 (ja) | 電子写真画像形成用トナー、画像形成方法及びプロセスカートリッジ | |
JP5526822B2 (ja) | 静電潜像現像用トナー、静電潜像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP6358777B2 (ja) | 画像形成方法、画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2013190691A (ja) | 静電荷現像用トナー、補給用二成分現像剤、それを用いた画像形成方法および画像形成装置 | |
JP5866923B2 (ja) | マゼンタトナー及びその製造方法、現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置並びに画像形成方法 | |
JP5861538B2 (ja) | 画像形成方法及び画像形成装置 | |
JP6032064B2 (ja) | トナー、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ | |
JP6826752B2 (ja) | トナー、現像剤、画像形成装置、画像形成方法及びトナー収容ユニット | |
JP4332256B2 (ja) | 負摩擦帯電性トナー及び画像形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150223 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20150624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151207 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5861538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |