JP2013204415A - 足場支柱用昇降締金具付補助縦枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮設足場における仮設された支柱に取付ける手摺及び筋違いを簡単に取着する掛止め突起を設けた補助縦枠を提供する。
【解決手段】仮設支柱Aの外周に昇降と回動に移動する補助縦枠1は、中空体より形成され、かつ補助縦枠1は所定間隔の長さに形成されると共に、上下端部に取付板と掛止め突起3とを取付け、取付板には、締金具5の固定部を固定する。また固定部と相対する可動部とで仮設支柱Aに強固に巻着固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築現場の仮設足場において、仮設支柱に取付ける所定の長さの縦方向の補助縦枠であって、該補助縦枠には、上下の端部に掛止め突起と締金具とを設け、仮設支柱に取付けて、可動と昇降自在に固定する事を目的とした足場支柱用昇降締金具付補助縦枠に関するものである。
従来この種の仮設足場の組み立て方法としては、仮設支柱の所定間隔の高さの位置にブラケット及びクランプ等の取付金具を取付け、その位置を決定し、この取付金具に対して手摺及び筋違いの両端を取付け、又は取外しの作業をするものである。そして、この取付金具に対して手摺及び筋違い等の部材を順次下より上階に組立て枠組したので、作業が大変に面倒で、複雑で時間が掛かると共に、危険な状態で作業をしている現状である。
従来のこの種の仮設足場の組立手順としては、先に述べた如く、仮設支柱を立設した後に、順次支柱の所定間隔位置に取付金具をクサビ等で固定し、該取付金具に手摺及び筋違い等に横桟を順次下方から吊上げて組立位置を定める作業をするものである。従って、組立作業が非常に面倒で複雑となるものである。
本発明は、上記従来の複雑で危険な組立作業を解決したものであって、その主たる目的とする所は、足場支柱に対して、所定間隔に形成した上下端部に締金具と掛止め突起を設けた補助縦枠を併設し、手摺及び筋違い等の横枠を簡単強固に掛止め突起に対して取付け、または取外しが容易に出来るようにした足場支柱用昇降締金具付補助縦枠を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、縦方向に連接する仮設支柱に昇降自在と回動自在によって所定の高さに固定できるものである。この補助縦枠は、各種形状の中空体で所定間隔の縦長に形成される。該補助縦枠には、上下の端部に取付板を固定し、該取付板の表面に手摺及び筋違いを係合する掛止め突起を取付ける。また、該取付板の裏面側には、仮設支柱に巻着する締金具を取付けてある。
また、締金具には、固定部と開閉する可動部との間に隙間部を設けて、所定開隔に受止突出部を固定、形成してある。
さらに、該固定部には、該可動部と係合する回動自在の回動締螺子を設けて仮設支柱に巻着固定するものである。
本発明は、以上説明したように構成されているので、組立立設された仮設支柱に対して、規定寸法の補助縦枠を取付固定するだけで、手摺及び筋違い等の横桟を極めて簡単容易に係止固定できるので、従来の如く、仮設支柱の所定位置に取付金具を固定し、その後、各手摺及び筋違い等を取付ける等の面倒で複雑な作業をする必要が無い足場組立に大変便利で優れた効果がある。
そして、補助縦枠に取付けた取付板に設けた掛止め突起には、手摺及び筋違いの両端を掛合するだけで、強固に固定できると共に、簡単に脱離できると云う便利な効果がある。
また、仮設支柱の外周に所定間隔を設けて受止突出部を取付けしてあるので、締金具を回動及び昇降自在にして仮設支柱の所定位置に簡単な固定支持できる効果がある。
本発明の相対する仮設支柱に各々補助縦枠を取付けて縦組立た全体正面図である。 同じく本発明の縦方向の側面図である。 本発明の補助縦枠の上下に締金具を装着し、一部欠除した仮設支柱に装着した状態の斜面図である。 同じく本発明の仮設支柱に締金具が昇降状態の一部横断の平面図である。 本発明の仮設支柱に締金具を固定した状態の一部横断の平面図である。 同じく本発明の締金具を開放した一部欠除した斜面図である。 本発明の締金具の一部欠除した開放状態の斜面図である。 本発明の取付板に取付けた掛止め突起の側面図である。 同じく本発明の掛止め突起の可動止具を回動した側面図である。
上記のように構成されている補助縦枠を足場の仮設支柱に取付けるには、仮設支柱に補助縦枠の上下端の締金具を開放して仮設支柱に巻着し、仮設支柱に取付けてある受止突出部を避けて、図4の如く上下に自由に昇降する。所定位置において締金具の位置を図5の如く回動して受止突出部において支持し、図1の締金具の掛止め突起に手摺及び筋違いの両端を嵌合し回動止具によって固定するものである。
次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図1及び図2において、足場に使用される列設する仮設支柱(A)、(A)には、所定寸法の位置に各々受止突出部(10)(10)を固定してある。
該仮設支柱(A)に対して所定寸法の図3に示す補助縦枠(1)を各々取付ける。該補助縦枠(1)には、上下の端部に取付板(2)(2)を固定し、図8、図9に示す該取付板(2)(2)には、押圧反発する可動止具(9)(9)を設けた掛止め突起(3)(3)を取付けてある。
また、該取付板(2)(2)の裏面に昇降自在となる締金具(5)(5)を固定してある。
図4乃至図6に示す如く、該締金具(5)(5)には、該取付板(2)に取付されている固定部(6)と、該固定部(6)にスプリング(8)を介して回動自在に軸着されている可動部(7)とより構成されている。
更に、該締金具(5)の該固定部(6)と該可動部(7)との間には隙間部(4)を形成し、該隙間部(4)には、該仮設支柱(A)に突設した受止突出部(10)が昇降の際に通行の妨げにならない為のものである。
また、該可動部(7)には、該固定部(6)に取付けてある回動締螺子(11)が係合する係合溝が形成してある。
更に、図3に示す、取付板(2)を取付けられている該掛止め突起(3)には、図1に示す手摺(12)及び筋違い(13)(13)の端部を嵌合した後に、可動止具(9)の反発移動によって係止するものである。
A 仮設支柱
1 補助縦枠
2 取付板
3 掛止め突起
4 隙間部
5 締金具
6 固定部
7 可動部
8 スプリング
9 可動止具
10 受止突出部
11 回動締螺子
12 手摺
13 筋違い

Claims (2)

  1. 仮設支柱(A)の外周に昇降と回動に移動する補助縦枠(1)は、各種形状の中空体より形成され、且つ該補助縦枠(1)は、所定間隔の長さに形成すると共に、上下端部に取付板(2)を取付け、該取付板(2)には、表面に可動止具(9)を設けた掛止め突起(3)を取付けると共に、裏面に締金具(5)を取付け、該締金具(5)には、固定部(6)と可動部(7)とを形成して該仮設支柱(A)に巻着し、該固定部(6)に取付けた回動締螺子(11)は該可動部(7)を介在して該仮設支柱(A)に巻着固定する事を特徴とする足場支柱用昇降締金具付補助縦枠。
  2. 仮設支柱(A)の外周に所定間隔を設けて単数または複数の受止突出部(10)(10)を固定した請求項1記載の足場支柱用昇降締金具付補助縦枠。
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