JP2013204308A - ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率よくごみを回収することができるビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機を提供する。
【解決手段】回転可能に支持され、円周面が網状に形成された円筒部(50)を有するビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、円筒部(50)は、一端を閉塞する有底部(58)と、他端を開放する開口部(60)とを有し、円筒部(50)の内側には、開口部(60)から有底部(58)に亘って2枚の金属製ブレード(80)が設けられており、2枚の金属製ブレード(80)は、円筒部(50)の回転中心軸に対して対称的に設けられ、金属製ブレード(80)の幅は、開口部(60)に向けて幅を拡大するように形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ごみの回収効率を向上するビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機に関する。
下記に示す特許文献1に示すように、海浜の砂地などに落ちているごみを回収するための装置としてビーチクリーナというものがある。
特開2010−174518号公報
特許文献1に記載されているように、ビーチクリーナにはごみと砂とを分離するドラム式ふるい体を用いるが、作業者がドラム式ふるい体に残ったごみを回収する場合、ドラム式ふるい体の入り口付近にあるごみは簡単に回収することができるが、ドラム式ふるい体の奥にあるごみは、回収するのに苦労し、手間と時間がかかり面倒であった。
そこで、本発明は、効率よくごみを回収することができるビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機を提供することを目的とする。
本発明は、回転可能に支持され、円周面が網状に形成された円筒部(50)を有するビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記円筒部(50)は、一端を閉塞する有底部(58)と、他端を開放する開口部(60)とを有し、前記円筒部(50)の内側には、前記開口部(60)から前記有底部(58)に亘って少なくとも2枚の金属製ブレード(80)が設けられており、前記金属製ブレード(80)は、前記円筒部(50)の回転中心軸に対して対称的に設けられ、前記金属製ブレード(80)の幅は、前記開口部(60)から前記有底部(58)になるにつれ、徐々に狭くなるように設定されていることを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記金属製ブレード(80)は、2次曲面による螺旋形状を有し、屈曲部(92、96)によって角度変化していることを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記金属製ブレード(80)は、第1平面部(90)と、前記第1平面部(90)と連接して形成された第1屈曲部(92)と、前記第1屈曲部(92)と連接して形成された第2平面部(94)と、前記第2平面部(94)と連接して形成された第2屈曲部(96)とを有し、金属製ブレード(80)は、前記第1屈曲部(92)及び前記第2屈曲部(96)により、2次曲線による螺旋形状に形成されるとともに、角度変化がつけられ、前記第1平面部(90)と前記第2平面部(94)との角度、向きが異なっていることを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記円筒部(50)の長手方向における、前記第1平面部(90)及び前記第1屈曲部(52)の長さ(L1)は、前記第2平面部(94)及び前記第2屈曲部(56)の長さ(L2)より短いことを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記第1平面部(90)及び前記第1屈曲部(92)は、ごみ急送機能を有し、前記第2平面部(94)及び前記第2屈曲部(96)は、ごみと砂との分離機能を有することを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記開口部(60)は、砂の投入口及びごみ取り出し口として機能することを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記開口部(60)に、ごみ回収用の回収袋が取り付け可能であることを特徴とする。
前記ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、前記円筒部(50)の外周面に回転駆動機構(52)が設けられ、牽引車(14)のタイヤの回転を駆動力として回転するギア(66、82)を介して前記回転駆動機構(52)に駆動力を伝達させて、前記円筒部(50)を回転させることを特徴とする。
本発明によれば、ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機の円筒部の内側に、開口部から有底部に亘って少なくとも2枚の金属製ブレードを設け、金属製ブレードの幅は、開口部から有底部になるにつれ、徐々に狭くなるように設定されているので、有底部側付近に行くほど、ごみが入り混じった砂を掬い上げることはできない。従って、ごみが円筒部の奥側、つまり、有底部側に集まることを防止することができ、短時間で容易にごみを回収することができる。また、金属製ブレードを用いるので、砂の塊や石等を比較的容易に粉砕することができ、砂とごみとの分離効率がよくなり、耐久性も向上する。
本発明によれば、金属製ブレードは、2次曲面による螺旋形状を有し、屈曲部によって角度変化しているので、開口部付近にあるごみを円筒部の長手方向中央へ搬送する機能と、ごみと砂とを分離する機能との両方を実現することが可能となるとともに、搬送機能と分離機能を向上させることができる。また、開口部付近にあるごみを円筒部の長手方向中央付近に搬送するので、開口部付近にあるごみ等が開口部から外に零れ落ちることを防止することが可能となる。
本発明によれば、開口部は、砂の投入口及びごみ取り出し口として機能するので、作業効率が向上する。
開口部に、ごみ回収用の回収袋が取り付け可能なので、ごみの回収効率が向上する。
牽引車のタイヤの回転を駆動力として回転するギアを介して円筒部の外周面に設けられた回転駆動機構に駆動力を伝達させて、円筒部を回転させるので、モータ等の駆動源をビーチクリーナ等に取り付ける必要がなく、安価で利便性の良いビーチクリーナを提供することが可能となる。
実施の形態に係るビーチクリーナと、該ビーチクリーナを牽引する牽引車とを示す斜視図である。 図1に示すビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機の外観図である。 図1に示す回転駆動機構及び駆動ギアと遊星ギアとの関係を示す図である。 円筒部の概略断面図である。 金属製ブレードの斜視図である。 図5のX方向から見たときの金属製ブレードを示す図である。 図5のY方向から見たときの金属製ブレードを示す図である。 開口部側から見たときのごみ分離機の要部図である。 図9Aは、スライドプレートを円筒部の径方向内側にスライドさせたときの図であり、図9Bは、スライドプレートを円筒部の径方向外側にスライドさせたときの図である。 図10Aは、開閉プレートを閉じたときの図であり、図10Bは、開閉プレートを開いたときの図である。
本発明に係る車両におけるビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係るビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機10を有するビーチクリーナ12と、該ビーチクリーナ12を牽引する牽引車14とを示す斜視図、図2は、ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機10の外観図である。なお、特に説明しない限り、前後、左右、上下は、牽引車14の運転者から見た方向に従う。
本実施の形態では、鞍乗型の不整地走行車両であるATV(All-Terrain Vehicle)を牽引車14として採用している。牽引車14は、車体の前方下部に設けられた左右一対の前輪20と、車体の後方下部に設けられた左右一対の後輪22と、前輪20の上方に設けられた左右一対のフロントフェンダ24と、後輪22の上方に設けられた左右一対のリアフェンダ26とを有する。
前輪20の上方には、前輪20を操舵可能なハンドル28が設けられており、ハンドル28の前方にフロント荷台30が取り付けられ、ハンドル28の後方にシート32及びリア荷台34が取り付けられている。
また、シート32に着座した運転者が足を乗せるための左右一対のステップフロア36が、ハンドル28とシート32の間に形成されている。この牽引車14は、図示しないエンジンを駆動源として後輪22を回転させる。
ビーチクリーナ12は、牽引車14と接続可能な牽引フレーム40と、牽引フレーム40の後部下方に設けられた左右一対の車輪42と、ビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(以下、ごみ分離機と呼ぶ)10を回転可能に支持する支持フレーム44とを有する。
ごみ分離機10は、円周面が網状に形成された円筒部50を有し、円筒部50の外周面であって、その長手方向中央付近には、回転駆動機構52が設けられている。回転駆動機構52は、円筒部50の長手方向(回転中心軸方向)に沿ってパイプ状に形成された複数の係合部54を有し、該複数の係合部54は、円筒部50の外周を一周するように取り付けられている。円筒部50は、円筒本体56と、該円筒本体56の一端に取り付けられ、該一端を閉塞する円形状の有底部58と、円筒本体56の他端に取り付けられ、該他端を開放する開口部60を有する環状の縁取板62とを有する。
この開口部60は、ごみが入り混じった砂等(以下、混合砂と呼ぶ)を円筒部50の内部に投入するための投入口として機能するとともに、円筒部50の内部に残ったごみを取り出すための取り出し口としても機能する。
牽引フレーム40は、左右一対の車輪42に接続された車軸64を回転可能に軸支し、車軸64には、駆動ギア66が接続されている。支持フレーム44は、牽引フレーム40に取り付けられ、ごみ分離機10を回転可能に支持する。ごみ分離機10は、開口部60が左側、有底部58が右側となるように支持フレーム44によって支持される。
支持フレーム44は、ごみ分離機10を前後左右で囲む前フレーム68、後フレーム70、左フレーム72、及び右フレーム74を有する。前フレーム68及び後フレーム70の左右両側には、ロール76が回転可能に取り付けられ、前後左右の4つのロール76によってごみ分離機10が回転可能に軸支される。円筒部50の左端部及び右端部には、ロール76と当接するための当接板78a、78bが取り付けられている。
円筒部50の内部には、開口部60から有底部58に亘って設けられた2枚の板状の金属製ブレード80が設けられている(図2参照)。この金属製ブレード80の幅方向の一辺は、円筒部50の内周面に沿って設けられ、他辺は円筒部50の内側方向に延びている。金属製ブレード80は、円筒部50の開口部60から有底部58になるにつれ、その幅が狭くなるように設定されている。つまり、開口部60に向けて幅を拡大するように形成されている。2枚の金属製ブレード80は、円筒部50の回転中心軸に対して対称的に設けられており、円筒部50の長手方向に対して斜めに設けられている。
図3に示すように、回転駆動機構52と駆動ギア66との間には、遊星ギア82が設けられ、この遊星ギア82は、回転駆動機構52と駆動ギア66とに噛合する。従って、牽引車14で、ビーチクリーナ12を牽引すると、ビーチクリーナ12の車輪42が回転し、この回転力が、駆動ギア66及び遊星ギア82を介して回転駆動機構52に伝達されて、ごみ分離機10の円筒部50が牽引車14の前方向に回転する。
また、ビーチクリーナ12の後端部には、遊星ギア82と回転駆動機構52及び駆動ギア66との噛合・非噛合(接続・非接続)を操作するための操作レバー83が設けられ、操作レバー83が操作されることで、遊星ギア82を回転駆動機構52及び駆動ギア66から切り離したり、接続したりすることができる。遊星ギア82を回転駆動機構52及び駆動ギア66から切り離すことで、牽引車14が停止状態であっても、手動でごみ分離機10の円筒部50を回転させることができる。
なお、ごみ分離機10、つまり、円筒部50が回転しているときに人間がごみ分離機10に接触することを防止するために、支持フレーム44には、ごみ分離機10をカバーするカバー部材84が取り付けられる。
図4は、円筒部50の概略断面図である。円筒部50が回転すると、金属製ブレード80は、円筒部50内部にある混合砂を掬い上げ、掬い上げられた混合砂は、金属製ブレード80がある高さにまで達すると、金属製ブレード80から落下する。円筒部50の円周面は網状に形成されているので、金属製ブレード80による混合砂の落下と相俟って効率よく、混合砂を篩にかけることができ、砂は円筒部50から零れ落ち、ごみだけが円筒部50内部に残る。つまり、ごみと砂とが分離される。なお、より高い位置から混合砂を落下させた方が、篩機能(分離機能)が促進される。
ここで、ビーチクリーナ12の使用方法について簡単に説明する。また、牽引フレーム40を牽引車14に接続し、円筒部50の開口部60から、混合砂を投入する。そして、牽引車14を走らせることで、円筒部50が回転し、砂が円筒部50から零れ落ち、ごみが円筒部50内部に残る。円筒部50の内部に砂が無くなった状態になると、開口部60からごみを回収する。この開口部60には、図示しない回収用の回収袋が取り付け可能であり、開口部60からごみを掃き出して、ごみ回収袋にごみを入れることができる。また、開口部60は、混合砂の投入口として機能するとともに、ごみ取り出し口としても機能するので、作業効率が向上する。また、牽引車14を用いて円筒部50を回転させるので、ビーチクリーナ12にモータ等の駆動源を設ける必要がなく、安価で利便性の良いビーチクリーナ12を提供することができる。
図5は、金属製ブレード80の斜視図であり、図6は、図5のX方向から見たときの金属製ブレード80を示し、図7は、図5のY方向から見たときの金属製ブレード80を示す図である。
金属製ブレード80は、2次曲面による螺旋形状を有する。詳しくは、金属製ブレード80は、第1平面部90と、第1平面部90と連接して形成された第1屈曲部92と、第1屈曲部92と連接して形成された第2平面部94と、第2平面部94と連接して形成された第2屈曲部96とを有し、前記第1平面部90が開口部60側、第2屈曲部96が有底部58側となるように、金属製ブレード80が円筒部50の内部に設けられる。この第1屈曲部92及び第2屈曲部96により、金属製ブレード80を2次曲線による螺旋形状(捩れ形状)に形成するとともに、金属製ブレード80に角度変化をつけ、第1平面部90と第2平面部94との角度、向きを異ならせている(図6参照)。
図5のX方向から見たときの第1平面部90と第2平面部94とのなす角(劣角)は58°となる。図5のY方向から見たときの第2平面部94と第2屈曲部96の先端の接線とのなす角(劣角)は59.9°となる。
図8は、開口部60側から見たときのごみ分離機10の要部図であり、図8に示すように、第1平面部90と円筒部50の円周方向とのなす角(劣角)は小さく、第1平面部90と円筒部50の長手方向とのなす角(劣角)が大きくなるように設定されている。逆に、第2平面部94と円筒部50の円周方向とのなす角(劣角)は、第1平面部90に比べ大きくなり、第2平面部94と円筒部50の長手方向とのなす角(劣角)は、第1平面部90に比べ小さくなる。第1屈曲部92は、第1平面部90から第2平面部94に移行するように屈曲しながら捩れている。また、円筒部50の長手方向における第1平面部90及び第1屈曲部92の長さL1は、第2平面部94及び第2屈曲部96の長さL2より短い。
このような構成を有することにより、金属製ブレード80の第1平面部90及び第1屈曲部92によって、円筒本体56の開口部60付近にある混合砂を、円筒部50の長手方向中央付近よりやや手前側に迅速に搬送することができ、円筒部50の開口部60付近にある混合砂が開口部60から円筒部50の外に零れ落ちることを防止することができる。この第1平面部90及び第1屈曲部92は、ごみ急送機能を有する。
また、金属製ブレード80の第2平面部94及び第2屈曲部96によって、混合砂を掬い上げ、より高い位置から掬い上げた混合砂を落とすことができるので、ごみと砂とを効率良く分離させることができる。この第2平面部94及び第2屈曲部96は、ごみと砂との分離機能を有する。
また、金属製ブレード80は、円筒部50の開口部60から有底部58になるにつれ、その幅が狭くなるように設定されている。そのため、金属製ブレード80は、開口部60側の第2平面部94(金属製ブレード80の略中央付近)で最も混合砂を掬い上げることができるとともに、有底部58側の第2平面部94及び第2屈曲部96(金属製ブレードの有底部58側付近)は余り混合砂を掬い上げることができない。従って、混合砂は、円筒部50の長手方向中央付近に集まりやすくなり、ごみが円筒部50の奥側、つまり、有底部58側に集まることを抑制することができる。これにより、ごみの回収がし易くなる。
なお、ごみ分離機10を使用する際には、円筒部50の開口部60を塞ぐ蓋部を取り付けてもよい。これにより、円筒部50内部にある混合砂が開口部60から零れ落ちることを確実に防ぐことができる。
また、蓋部に換えて以下のように開口部60を塞ぐようにしてもよい。
図9A、図9Bに示すように、縁取板62に3枚のスライドプレート100を設ける。このスライドプレート100の両端は長孔102を有し、長孔102には、縁取板62に取り付けられたピン104が挿入されている。このスライドプレート100に設けられた長孔102と、縁取板62に取り付けられてピン104とによって、図9A示すように、スライドプレート100は、円筒部50の径方向内側に向かってスライドしたり、図9Bに示すように、円筒部50の径方向外側に向かってスライドする。従って、円筒部50を用いてごみと砂とを分離するときには、図9Aに示すようにスライドプレート100を径方向内側に移動させることで開口部60を塞ぎ、円筒部50内に混合砂を投入する場合や、ごみを回収するときには、図9Bにように、スライドプレート100を径方向外側にスライドすることで、作業をし易くすることができる。
また、図10A、図10Bに示すように、縁取板62に6枚の開閉プレート110を設ける。この開閉プレート110は、それぞれ、ヒンジ112によって図10Bの紙面に対して手前側(牽引車14の左側方向)に開く形状を有している。従って、円筒部50を用いてごみと砂とを分離するときには、図10Aに示すように開閉プレート110を閉じて開口部60を塞ぎ、円筒部50内に混合砂を投入する場合や、ごみを回収するときには、図10Bに示すように開閉プレート110を開くことで、作業をし易くすることができる。
なお、図9A、図9B、図10A、図10Bは、開口部60側から見たときの円筒部50の正面図である。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態の記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。
10…ビーチクリーナ用ごみ分離機 12…ビーチクリーナ
14…牽引車 40…牽引フレーム
42…車輪 44…支持フレーム
50…円筒部 52…回転体駆動機構
54…係合部 56…円筒本体
58…有底部 60…開口部
62…縁取板 64…車軸
66…駆動ギア 80…金属製ブレード
82…遊星ギア 90…第1平面部
92…第1屈曲部 94…第2平面部
96…第2屈曲部

Claims (8)

  1. 回転可能に支持され、円周面が網状に形成された円筒部(50)を有するビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記円筒部(50)は、一端を閉塞する有底部(58)と、他端を開放する開口部(60)とを有し、
    前記円筒部(50)の内側には、前記開口部(60)から前記有底部(58)に亘って2枚の金属製ブレード(80)が設けられており、
    2枚の前記金属製ブレード(80)は、前記円筒部(50)の回転中心軸に対して対称的に設けられ、
    前記金属製ブレード(80)の幅は、前記開口部(60)に向けて幅を拡大するように形成されている
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  2. 請求項1に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記金属製ブレード(80)は、2次曲面による螺旋形状を有し、屈曲部(92、96)によって角度変化している
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  3. 請求項2に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記金属製ブレード(80)は、第1平面部(90)と、前記第1平面部(90)と連接して形成された第1屈曲部(92)と、前記第1屈曲部(92)と連接して形成された第2平面部(94)と、前記第2平面部(94)と連接して形成された第2屈曲部(96)とを有し、
    金属製ブレード(80)は、前記第1屈曲部(92)及び前記第2屈曲部(96)により、2次曲線による螺旋形状に形成されるとともに、角度変化がつけられ、前記第1平面部(90)と前記第2平面部(94)との角度、向きが異なっている
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  4. 請求項3に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記円筒部(50)の長手方向における、前記第1平面部(90)及び前記第1屈曲部(92)の長さ(L1)は、前記第2平面部(94)及び前記第2屈曲部(96)の長さ(L2)より短い
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  5. 請求項3又は4に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記第1平面部(90)及び前記第1屈曲部(92)は、ごみ急送機能を有し、
    前記第2平面部(94)及び前記第2屈曲部(96)は、ごみと砂との分離機能を有する
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記開口部(60)は、砂の投入口及びごみ取り出し口として機能する
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記開口部(60)に、ごみ回収用の回収袋が取り付け可能である
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)において、
    前記円筒部(50)の外周面に回転駆動機構(52)が設けられ、
    牽引車(14)のタイヤの回転を駆動力として回転するギア(66、82)を介して前記回転駆動機構(52)に駆動力を伝達させて、前記円筒部(50)を回転させる
    ことを特徴とするビーチクリーナ用ドラム式ごみ分離機(10)。
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