JP2013203539A - テープ送り装置およびテープ印刷装置 - Google Patents

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    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4075Tape printers; Label printers

Abstract

【課題】送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすると共に、送りローラーに巻き付いたテープを容易に取り外すことができる。
【解決手段】印刷テープを送るプラテンローラー53と、プラテンローラー53のローラー外周面53aに倣った円筒形状の収容部内面52aを有し、ローラー外周面53aと間隙を存してこれを収容すると共に、収容したプラテンローラー53を印刷テープに臨ませるローラー開口を有するローラー収容部52と、を備え、プラテンローラー53を、一方の端部側で回転自在に片持ち支持し、他方の端部側を開放した。
【選択図】図7

Description

本発明は、送りローラーによりテープを送るテープ送り装置およびテープ印刷装置に関するものである。
従来、送りローラー(プラテン)によりテープ(用紙)を送るテープ送り装置(プリンター)が知られている。
特開平11−349197号公報
従来のテープ送り装置においては、送りローラーが転接するテープ面に接着剤が付いていたり、巻き癖が付いていたりした場合には、送りローラーがテープを巻き込んでしまう場合がある。そこで、送りローラーのローラー外周面に倣った円筒形状の収容部内面を有し、ローラー外周面と間隙を存してこれを収容すると共に、収容した送りローラーをテープに臨ませるローラー開口を有するローラー収容部を設けることが考えられる。このようにすれば、送りローラーにテープが巻き付いても、巻き付いたテープにより送りローラーとローラー収容部との間隙がいっぱいになると、それ以上送りローラーにテープが巻き付かないため、送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすることができる。しかしながら、この場合、送りローラーが両持ちで支持されていることなどにより、送りローラーの両端部がいずれも開放されていない場合には、ローラー開口から送りローラーに巻き付いたテープを引き出さなければならず、送りローラーに巻き付いたテープを取り外すことが困難となってしまう。
本発明は、送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすると共に、送りローラーに巻き付いたテープを容易に取り外すことができるテープ送り装置およびテープ印刷装置を提供することを目的とする。
本発明のテープ送り装置は、テープを送る送りローラーと、送りローラーのローラー外周面に倣った円筒形状の収容部内面を有し、ローラー外周面と間隙を存してこれを収容すると共に、収容した送りローラーをテープに臨ませるローラー開口を有するローラー収容部と、を備え、送りローラーは、一方の端部側で回転自在に片持ち支持され、他方の端部側が開放されていることを特徴とする。
この構成によれば、収容部内面とローラー外周面との間に間隙を存して送りローラーを収容するローラー収容部を備えたことで、送りローラーにテープが巻き付いても、巻き付いたテープにより収容部内面とローラー外周面との間隙がいっぱいになると、それ以上送りローラーにテープが巻き付かないため、送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすることができる。さらに、送りローラーは、一方の端部側で片持ち支持されると共に、他方の端部側が開放されているため、送りローラーにテープが巻き付いた場合にも、開放された送りローラーの他方の端部から、送りローラーに巻き付いたテープを、テープ幅方向に容易に引き出すことができる。このように、送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすると共に、送りローラーに巻き付いたテープを容易に取り外すことができる。
この場合、収容部内面は、送りローラーの一方の端部において、ローラー外周面との間隙が最小となる微小間隙を構成するように形成されていることが好ましい。
収容部内面とローラー外周面との間隙が、ローラー軸方向において同一である場合には、その間隙全体に隙間がなくなるまで、テープが送りローラーに巻き付くことになる。これに対し、この構成によれば、送りローラーの一方の端部に微小間隙を構成したことで、送りローラーにテープが巻き付いてその微小間隙に隙間がなくなると、テープがそれ以上送りローラーに巻き付かないため、テープが最大限巻き付いた状態でも、送りローラーの一方の端部以外の部分においては、微小間隙との差分に相当する間隙が残ることになる。このため、送りローラーに巻き付いたテープは、送りローラーの一方の端部においてのみ、収容部内面とローラー外周面との間で保持された状態となるため、テープを送りローラーの他方の端部側からテープ幅方向に引き出す際の摩擦力を小さくすることができる。したがって、送りローラーに巻き付いたテープをより簡便に取り外すことができる。
この場合、収容部内面には、送りローラーの一方の端部に対応する部分に、微小間隙を構成する段部が形成されていることが好ましい。
この構成によれば、収容部内面を、送りローラーの一方の端部に向かって縮径するテーパー状に形成することで微小間隙を構成した場合に比べ、送りローラーの一方の端部以外のいずれの部分においても、微小間隙との差分を最大にすることができる。このため、テープを送りローラーの他方の端部側からテープ幅方向に引き出す際の摩擦力をより小さくすることができる。
本発明のテープ印刷装置は、上記のテープ送り装置と、送られていくテープに印刷を行う印刷部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、送りローラーにテープが多量に巻き付かないようにすると共に、送りローラーに巻き付いたテープを容易に取り外すことができるため、送りローラーにテープが巻き付いた場合にも、即座に印刷を再開することができる。
本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の閉蓋状態の表面側外観斜視図である。 テープ印刷装置の閉蓋状態の裏面側外観斜視図である。 テープ印刷装置の開蓋状態の裏面側外観斜視図である。 テープ印刷装置の装置本体の裏面側外観斜視図である。 図4とは別の角度から見た装置本体の裏面側外観斜視図である。 テープ印刷装置の装置本体を裏側から見た平面図である。 図6のA−A線に沿って切断した、テープ印刷装置の閉蓋状態の断面図である。 図6のB−B線に沿って切断した、装置本体の断面図である。 テープ印刷装置において印刷テープが送られる経路を模式的に示した図であって、(a)は印刷テープが印刷送り部を通るロール部分の外周円の仮想接線寄り通る場合の図、(b)は印刷テープがロール部分の中心と印刷送り部とを結ぶ仮想直線寄りを通る場合の図である。 テープ印刷装置において印刷テープがテープ排出口から排出される様子を模式的に示した図であって、(a)および(b)は終端が印刷送り部を通過する前の印刷テープが排出される図、(c)および(d)は終端が印刷送り部を通過した後の印刷テープが排出される図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態に係るテープ印刷装置は、印刷テープを巻回したテープロールが、先端部を引き出した状態で幅方向に着脱自在にセットされ、セットされたテープを送りながらこれに印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断することにより、所望の印刷が為されたテープ片(ラベル)を作成するものである。
図1に示すように、テープ印刷装置1にセットされるテープロールRは、巻回された印刷テープTと、その一方の側面に貼着した、ばらけ防止シールSとで構成されている。また、テープロールRは、軸心にコア部材がなく、中心部が円形開口Rcとなるように、印刷テープTを単純に巻き締めて構成されている。
印刷テープTは、裏面に粘着剤を塗着した感熱紙から成る記録テープTaと、記録テープTaの裏面に貼着した剥離テープTbとから構成されており、記録テープTaが外側で剥離テープTbが内側となるようにして巻回されている。記録テープTaは、いわゆる装飾テープ(マスキングテープ)であって、複数種の色・模様が用意されている。その用途としては、これに感熱の印刷を行って印刷済みのテープ片として用いる場合のほか、手書きのテープ片として用いる場合を想定している。剥離テープTbには、図示省略したが、ユーザーが剥がしやすいように、全長に亘って長さ方向に切り込みが形成されている。
ばらけ防止シールSは、使用前のテープロールRの大きさに対応した環状に形成されており(図1のテープロールRは、ある程度印刷テープTが消費された状態を示す)、巻回された印刷テープTの一方の側面に貼着されている。テープロールRは、このばらけ防止シールSにより、ばらけないようになっている。
図1ないし図8に示すように、テープ印刷装置1は、ハンディタイプのものであり、全体としてカメラボディーを模した形態を有している。すなわち、テープ印刷装置1は、両側面を円弧状断面とし、後面の片側に円柱状のカッターボタン72(後述する)を配し、後面から裏面にかけて左右中央にテープ排出口2を配して構成されている。また、テープ印刷装置1の表面には、広くキーボード3が配設されると共に、キーボード3の後方に横長のディスプレイ4が配設されている。
ユーザーは、ディスプレイ4を参照しながらキーボード3から情報を入力・編集した後、キーボード3から印刷を指令し印刷テープTに印刷を実行する。印刷が終了したら、カッターボタン72を押釦することで、印刷済みのテープ片を得るようになっている。また、キーボード3から印刷テープTの所定量の送りを指令し、送りが終了したら、カッターボタン72を押釦することで、手書き用のテープ片を得るようになっている。
このような外観を有するテープ印刷装置1は、装置ケース5により外殻が形成されており、装置ケース5は、構成装置9を内蔵して装置本体8を構成する本体ケース6と、装置本体8の裏面側に開閉自在に設けた裏蓋となる開閉蓋7(蓋ケース)とから成っている。開閉蓋7を開放した装置本体8の裏面側には、左右一方の半部に、乾電池を収容する電池収容部11が窪入形成され、他方の半部に、テープロールRのロール部分Raが幅方向に装着されるロール装着部12が窪入形成されている。さらに、ロール装着部12とテープ排出口2との間には、テープロールRを引き出しながら送るための送り経路13が形成されており、この送り経路13にテープロールRの引出部分Rbが幅方向にセットされる。すなわち、ユーザーは、装置裏面側からロール装着部12にロール部分Raを幅方向に装着すると共に、先端部がテープ排出口2から装置外に出た状態となるように、装置裏面側から送り経路13に引出部分Rbを幅方向にセットする。
ロール装着部12は、装置裏面側に開放しており、底面が円形の浅溝に形成され、その中心部には、円柱状のガイド突起14が固定的に突設されている。ガイド突起14は、後述する開閉蓋7の回転円板34と共に、テープロールRのロール部分Raを着脱自在に且つ引出自在に保持している。ユーザーは、開閉蓋7を開放した後、ばらけ防止シールSが下にくるようにすると共に、ロール部分Raの円形開口Rcをガイド突起14に遊嵌させて、ロール部分Raをロール装着部12に投入する。
また、ロール装着部12と電池収容部11との間に設けられ、左右両側でこれらに連なる第1指掛け部21と、ロール装着部12の後方に設けられ、ロール装着部12に連なる第2指掛け部22とがそれぞれ窪入形成されている。ユーザーは、第1指掛け部21において、ロール部分Raと引出部分Rbとの境界部分Rab近傍の外面(記録テープTa側)を指で押圧すると共に、第2指掛け部22において、ロール部分Raの外面を指で押圧することで、ロール装着部12に装着したロール部分Raを略径方向に挟むようにして摘まみ上げ、テープロールRを幅方向に取り出すことができる。
送り経路13は、印刷テープTの幅よりも深い溝状、すなわち、装置表裏方向に深く裏面側が開放された溝状となっており、その開放された裏面側の幅端が、テープロールRの引出部分Rbが一方の幅端から幅方向にセットされるセット口23となっている。そして、送り経路13にセットされた印刷テープTは、幅方向を装置表裏方向とした縦姿勢で送られる。
送り経路13は、セットされた引出部分Rbの外面(記録テープTa)に対向する外面側経路形成部24と、セットされた引出部分Rbの内面(剥離テープTb)に対向する内面側経路形成部25とにより形成されている。外面側経路形成部24の側壁は、主に本体ケース6によって構成されており、その外縁が、送り方向上流側から見て、引出部分Rbの外面側に屈曲するクランク状に形成されており、その屈曲部よりも送り方向下流側において、後述する印刷ヘッド46およびテープカッター71が配設されている。一方、内面側経路形成部25の側壁は、同様に主に本体ケース6によって構成されており、その外縁が、外面側経路形成部24の屈曲部に略対向する位置で略直角に屈曲した形状に形成されており、その屈曲部に、後述するプラテン51が配設されている。
このように外面側経路形成部24および内面側経路形成部25によって形成された送り経路13は、送り方向上流側から見て、セットされた引出部分Rbの外面側に屈曲するクランク状に形成されている。これにより、引出部分Rbが屈曲状態を維持し、テープ排出口2から装置外に出た引出部分Rbの先端部が外力により装置内へ引き込まれることを防止するようになっている。
さらに、外面側経路形成部24の側壁には、送り経路13の上流端部(ロール装着部12の近傍)において、セット位置規制部26が突設されている。セット位置規制部26は、送り経路13にセットされた引出部分Rbのセット方向上流側(装置裏面側)の幅端を、その幅方向に規制する。詳細は後述するが、セット位置規制部26は、印刷送り部41を通るロール部分Ra(ばらけ防止シールS)の外周円の仮想接線81(図9参照)上に臨んでいる。
図8は、図6のB−B線に沿って切断した、テープ印刷装置1の開蓋状態の断面図である。セット位置規制部26は、セット方向上流側(装置裏面側)の表面先端部が面取りされている。すなわち、セット位置規制部26は、装置裏面側の表面(規制部表面26a)が、基端部から先端部に向かって下り傾斜面となっている。
このセット位置規制部26を設けたことで、ユーザーがテープロールRを先端部を引き出した状態で幅方向にセットした際に、送り経路13にセットされた引出部分Rbのセット方向上流側(装置裏面側)の幅端が、その幅方向に位置規制される。このため、送り経路13にセットされた引出部分Rbが、セット方向上流側に位置ズレすることがない。すなわち、送り経路13に引出部分Rbをセットした際に、引出部分Rbが送り経路13に対して浮き上がった状態となることがない。
そして、このセット状態で開閉蓋7を閉塞すれば、後述する蓋連動機構43により、引出部分Rbが位置ズレなく印刷ヘッド46とプラテン51との間に挟み込まれ、テープ幅方向において位置ズレなく印刷が開始される。なお、セット方向下流側(装置表面側)の幅端の位置規制については、ロール部分Raがロール装着部12の底面によって位置規制されると共に、引出部分Rbが送り経路13の溝底によって位置規制される。
また、セット位置規制部26は、装置裏面側の表面先端部が面取りされていることから、ユーザーがテープロールRをテープ印刷装置1にセットする際に、その下り傾斜面となった規制部表面26aに、引出部分Rbのセット方向下流側の幅端を案内させることができる。このため、外面側経路形成部24の側壁に突設されたセット位置規制部26が邪魔となることなく、スムーズにテープロールRをセットすることができる。
さらに、他の色・模様のテープロールRとの交換等のために、ユーザーがテープロールRをテープ印刷装置1から取り出す際、上述したように、第1指掛け部21を利用して、ロール部分Raと引出部分Rbとの境界部分Rab近傍の外面を指で押圧すると、引出部分Rbが、その内面側に、すなわち、引出部分Rbの外面に対向する外面側経路形成部24の側壁に突設されたセット位置規制部26から離間する方向に移動する。このため、ユーザーがテープロールRをテープ印刷装置1から取り出す際に、引出部分Rbのセット方向上流側(装置裏面側)の幅端が、セット位置規制部26の裏面(装置表面側)に突っ掛かることがなく、スムーズにこれを取り出すことができる。
本体ケース6の後面中央には、セット口23の下流端に位置して、本体側排出口2aが形成されている。本体側排出口2aは、送り経路13の下流端に相当し、装置後方からみて細長い「U」字状に形成され、その開口縁が面取り加工されている。この本体側排出口2aは、後述する蓋側排出口2bと共に、テープ排出口2を構成している。
このほか、本体ケース6には、一方の側端部に、後述する開閉蓋7に設けられた一対のヒンジ片31との間でヒンジを構成する一対の掛止め部27が形成されると共に、他方の側端部に、開閉蓋7に設けられた閉止部32との間で閉止機構を構成する爪片28が形成されている。また、ロール装着部12の前方には、開閉蓋7に設けられた作動突起37が係脱する係合ブロック29が、本体ケース6に回動自在に支持されている。
開閉蓋7は、装置本体8の裏面全域を覆うものであり、一方の側端部に、本体ケース6に設けた一対の掛止め部27との間でヒンジを構成する一対のヒンジ片31を有すると共に、他方の側端部に、本体ケース6に設けた爪片28との間で閉止機構を構成する閉止部32を有している。一対のヒンジ片31は、係止爪の形態を有し、本体ケース6の一対の掛止め部27に対し回動自在に、且つ開閉蓋7を開放した状態で係脱自在に構成されている。また、本体ケース6の爪片28はバネ性を有し、閉止部32に対しロック・アンロック可能に構成されている。開閉蓋7を閉塞する場合には、一対の掛止め部27に一対のヒンジ片31を掛け止めし、一対の掛止め部27を中心に開閉蓋7を閉塞方向に回動させて、爪片28に閉止部32をロックする。一方、開閉蓋7を開放する場合には、開閉蓋7を開放方向に回動させて閉止部32と爪片28とのロックを解除した後、一対の掛止め部27を中心に開閉蓋7を開放方向に回動させる。また、必要に応じて、開放状態の開閉蓋7を本体ケース6から取り外すようにする。
また、開閉蓋7には、ロール装着部12にセットされたロール部分Raに対応する箇所に、透光性の小窓33が形成されており、この小窓33を介して、テープロールRの残量や印刷テープTの色・模様等を視認できるようになっている。また、開閉蓋7の内側には、軸突起35付きの回転円板34が回転自在に取り付けられ、回転円板34の周囲には、後述する送りガイド36や作動突起37が突設されている。
ユーザーが、上述したように、ばらけ防止シールSを下にし、円形開口Rcをガイド突起14に遊嵌させて、ロール装着部12にロール部分Raを装着した後、開閉蓋7を閉塞すると、円形開口Rcに上方から軸突起35が嵌合すると共に、ばらけ防止シールSが貼着していない方の端面が回転円板34に当接し、テープロールRがセットされる。
ユーザーは、通常、テープロールRをセットした後は、テープ印刷装置1の表裏を反転して、すなわち、テープ印刷装置1の表面側を上に向けた状態で、キーボード3の入力・編集や印刷処理を行う。このため、セットされたテープロールRは、実質上、開閉蓋7に回転自在に設けられた回転円板34に保持される。これにより、印刷テープTは、印刷動作等において円滑に引き出されていく。
送りガイド36は、開閉蓋7の内側略中央部において、小さな矩形の枠状に突設されている。開閉蓋7が閉塞されると、送りガイド36は、送り経路13に上方(装置裏面側)から臨む(図6参照)。詳細は後述するが、ロール装着部12にセットされたロール部分Raの中心と印刷送り部41とを結ぶ仮想直線82(図9参照)上に臨む。
さらに、開閉蓋7の後端部中央には、閉塞状態において、上記の本体側排出口2aに合致すると共に、上記のセット口23の装置裏面側に位置する蓋側排出口2bが切欠き形成されている。蓋側排出口2bは、装置裏面側からみて略「U」字状に形成され、その開口縁が面取り加工されている。この蓋側排出口2bは、本体側排出口2aと共に、テープ排出口2を構成している。すなわち、テープ排出口2は、装置後面に開口した本体側排出口2aと、装置裏面に開口した蓋側排出口2bとから成り、全体として、装置後面から裏面にかけて開口した、印刷テープTの厚さに対応した幅を有するスリット状に形成されている。そして、テープ排出口2は、詳細は後述するが、送られてくる印刷テープTの送り方向先方(装置後方)への排出と、テープエンドとなった印刷テープTの下方への排出とを許容するようになっている。
構成装置9は、印刷テープTを送りながらこれに印刷を行う印刷送り部41と、印刷送り部41の送り方向先方(下流側)に設けられ、印刷テープTの印刷済み部分の後端を切断する切断部42と、開閉蓋7の開閉に連動して印刷送り部41の印刷ヘッド46を回動させる蓋連動機構43とを備えている。
印刷送り部41は、印刷送り部41は、サーマルヘッドで構成された印刷ヘッド46と、印刷テープT(引出部分Rb)を挟んで印刷ヘッド46に対峙するプラテン51と、プラテン51のプラテンローラー53(後述する)を収容するローラー収容部52とを有している。印刷ヘッド46は、図示省略した回動支軸により回動自在に支持されている。これにより、印刷ヘッド46は、印刷位置と非印刷位置との間で回動自在に構成されている。
図7は、図6のA−A線に沿って切断した、テープ印刷装置1の閉蓋状態の断面図である(ただし、図6では装置本体8のみを示すが、図7では開閉蓋7を含めて示している)。図7に示すように、プラテン51は、印刷テープTに転接してこれを送る円筒状のプラテンローラー53(送りローラー)と、プラテンローラー53を回転自在に片持ちで支持するローラー軸54と、ローラー軸54とプラテンローラー53との間に介設されたギア形成部材55とを有している。
ローラー軸54は、装置表面側(図示下側)の端部で、装置フレーム59に片持ちで支持されており、プラテンローラー53は、ローラー軸54を介して、装置表面側の端部で片持ち支持されている。すなわち、プラテンローラー53は、その軸方向が装置表裏方向となっており、テープ印刷装置1が表面を上にして置かれた状態(通常の印刷送り時)では、印刷テープTの幅方向を上下にした縦姿勢で、これを水平方向に且つ装置後方のテープ排出口2に向けて送る。また、プラテンローラー53は、軸方向の長さが印刷テープTの幅よりもやや短くなっており、プラテンローラー53の軸方向の中心位置を、印刷テープTの幅方向の中心位置に合致させた、センター中心で印刷テープTを送るようになっている。
ギア形成部材55は、端部にフランジ状のギア部56が形成された略円筒形状を有し、ローラー軸54の略全長を覆っている。すなわち、ギア形成部材55は、ローラー軸54の基端側(装置表面側)にギア部56が位置するようにして、その軸方向にローラー軸54が挿通しており、ローラー軸54に回転自在に支持されている。さらに、ギア形成部材55の外周面には、ギア部56とは反対側の端部(装置裏面側)に外面環状凸部58が形成されると共に、ギア部56近傍に外面環状段部57が形成されており、この外面環状凸部58と外面環状段部57との間に、プラテンローラー53が嵌合する。そして、図外の動力部からギア部56に回転動力が入力することでギア形成部材55が回転すると、これに嵌合したプラテンローラー53も回転する。すなわち、プラテンローラー53は、ギア形成部材55を介して、ローラー軸54に回転自在に支持されている。
ローラー収容部52は、本体ケース6によって構成されており、収容したプラテンローラー53を印刷テープTに臨ませるローラー開口61(図9参照)が形成されていると共に、プラテンローラー53のローラー外周面53aに倣った円筒形状の収容部内面52aを有し、収容部内面52aとローラー外周面53aとの間に間隙を存してプラテンローラー53を収容している。ローラー収容部52に収容されたプラテンローラー53は、ローラー外周面53aが、ローラー開口61から印刷ヘッド46側にわずかに突出しており、送り経路13にセットされたテープロールRの引出部分Rbに転接する。そして、ローラー収容部52に収容されたプラテンローラー53は、上記のように、軸方向一方の端部側(装置表面側)で片持ちで支持されると共に、他方の端部側(装置裏面側)が開放されている。
さらに、ローラー収容部52の収容部内面52aには、収容されたプラテンローラー53の装置表面側の端部に対応する部分に、切欠き環状段部62が形成されている。切欠き環状段部62は、プラテンローラー53の装置表面側の端部において、収容部内面52aとローラー外周面53aとの間の間隙が最小となる微小間隙を構成している。
このように、収容部内面52aとローラー外周面53aとの間に間隙を存してプラテンローラー53を収容するローラー収容部52を備えたことで、印刷テープTの裏面に接着剤が付いていたことなどに起因して、プラテンローラー53が印刷テープTを巻き込んでも、巻き付いた印刷テープTにより、プラテンローラー53の装置表面側の端部における収容部内面52aとローラー外周面53aとの微小間隙がいっぱいになる(例えばプラテンローラー53の2周分)と、それ以上プラテンローラー53に印刷テープTが巻き付かないため、プラテンローラー53に印刷テープTが多量に巻き付かないようにすることができる。このとき、プラテンローラー53の装置表面側の端部以外の部分においては、例えばプラテンローラー53の6周分でいっぱいになるだけの間隙が設けられており、微小間隙との差分に相当する間隙(プラテンローラー53の4周分)が残ることになる。このため、プラテンローラー53に巻き付いた印刷テープTは、プラテンローラー53の装置表側の端部においてのみ、収容部内面52aとローラー外周面53aとの間で保持された状態となる。
そして、プラテンローラー53は、装置裏面側の端部が開放されているため、ユーザーは、開放されたプラテンローラー53の装置裏面側の端部から、プラテンローラー53に巻き付いた印刷テープTを、収容部内面52aおよびローラー外周面53aの間で案内されるようにして、テープ幅方向に容易に引き出すことができる。このとき、上述したように、プラテンローラー53に巻き付いた印刷テープTは、プラテンローラー53の装置表側の端部においてのみ、収容部内面52aとローラー外周面53aとの間で保持された状態であるから、印刷テープTを引き抜く際の、印刷テープTと収容部内面52aやローラー外周面53aとの摩擦力は小さく、しかも、その保持された部分が抜ければ、ほとんど抵抗なく引き抜くことができる。このように、プラテンローラー53に印刷テープTが多量に巻き付かないようにすると共に、プラテンローラー53に巻き付いた印刷テープTを容易に取り外すことができる。
なお、本実施形態では、収容部内面52aに形成した切欠き環状段部62により、ローラー外周面53aとの間の微小間隙を構成したが、他の構成によって微小間隙を構成してもよく、例えば、収容部内面52aを、プラテンローラー53の装置表面側の端部に向かって縮径するテーパー状に形成することで微小間隙を構成してもよい。もっとも、本実施形態のように切欠き環状段部62を構成することで、プラテンローラー53の装置表面側の端部以外のいずれの部分においても、微小間隙との差分を最大にすることができる。切欠き環状段部62に代えて、複数の段部を周方向に分散配置してもよい。
以上のように構成された印刷送り部41は、プラテン51が、印刷に際し、印刷位置に回動した印刷ヘッド46との間で印刷テープTを挟持した状態で回転し、印刷テープTを引き出しながら先方に送る。一方、印刷ヘッド46が、プラテン51による印刷テープTの送りに同期して発熱駆動する。これにより、テープ排出口2から送り方向に排出されていく印刷テープTに所望の印刷が行われ、印刷済み部分の後端に切断部42のテープカッター71が臨むまでこれを送る。なお、手書き用のテープ片を得る場合には、印刷ヘッド46の発熱駆動は行われない(空印刷)。
切断部42は、印刷テープTを切断するテープカッター71と、手動操作でテープカッター71を切断動作させるカッターボタン72と、カッターボタン72の押釦動作をテープカッター71のスライド動作に動力変化する切断力伝達部(図示省略)とを有している。
蓋連動機構43は、開閉蓋7に設けた作動突起37と、開閉蓋7の開閉に伴う作動突起37の係脱により回動する係合ブロック29と、係合ブロック29の回動により回動するリリースレバー(図示省略)とを有し、リリースレバーの先端部には、印刷ヘッド46が連結されている。そして、開閉蓋7が閉塞されている状態では、作動突起37が係合ブロック29に係合し、リリースレバーが一方の回動端位置に移動しており、印刷ヘッド46は印刷位置に移動している。このとき、送り経路13にセットされた引出部分Rbは印刷ヘッド46とプラテンローラー53との間で挟持され、印刷送りが可能となっている。この状態から開閉蓋7を開放すると、係合ブロック29から作動突起37が外れ、リリースレバーが他方の回動端位置に移動し、印刷ヘッド46が非印刷位置に移動する。これにより、引出部分Rbの挟持状態が解かれ、引出部分Rbの着脱が可能となる。
なお、図示省略したが、リリースレバーは、上記の切断力伝達部を構成するギアに係脱するロック部を保持しており、開閉蓋7を開放し、リリースレバーが他方の回動端位置に移動することで、リリースレバーに保持されたロック部が切断力伝達部のギアに係合し、切断力伝達部の作動がロックされるようになっている。これにより、開閉蓋7の開放状態では、カッターボタン72が押釦不能となり、テープカッター71が切断動作不能となる。つまり、蓋連動機構43は、開閉蓋7の開閉に連動して、印刷ヘッド46を印刷位置と非印刷位置との間で移動させると共に、テープカッター71の作動をロック・アンロックするようになっている。
図9を参照して、テープ印刷装置1において印刷テープTが送られる経路について説明する。印刷テープTは、引出部分Rbの後端部側面とばらけ防止シールSとの粘着力の強弱により、上述した、印刷送り部41を通るロール部分Raの外周円の仮想接線81上と、ロール部分Raの中心と印刷送り部41とを結ぶ仮想直線82上との間で振れながら送られていく。印刷テープTが該仮想接線81寄りを通る場合には、セット位置規制部26および送りガイド36により印刷テープTの送りがガイドされる(図9(a)参照)。
一方、印刷テープTが該仮想直線82寄りを通る場合には、印刷テープTがセット位置規制部26から外れることもあり得るが、その場合には、送りガイド36によりその送りをガイドすることができる(図9(b)参照)。したがって、テープロールRのセット時には、セット位置規制部26により引出部分Rbのセット位置を規制し、印刷テープTの送り時には、セット位置規制部26および送りガイド36により印刷テープTの送りをガイドすることができる。なお、テープロールRのセット時には、開閉蓋7を閉塞すると、送りガイド36が引出部分Rbのセット方向上流側の幅端に当たる前に、上記の蓋連動機構43により、引出部分Rbが印刷ヘッド46とプラテンローラー53とに挟まれるようになっている。
しかも、この送りガイド36は、開閉蓋7に設けられていることから、ユーザーがテープロールRをテープ印刷装置1にセットする際に、開閉蓋7を開放すると、これに伴って送りガイド36が送り経路13から離間するため、送りガイド36がテープロールRのセットの邪魔となることがない。
以下、テープ印刷装置1において、印刷送り部41により送られてくる印刷テープTは、テープ排出口2から送り方向先方(装置後方)へ排出されるが、テープロールRのテープ残量がわずか(テープエンド)となり、終端(テープロールRの巻始め端)が印刷送り部41を通過した印刷テープTは、テープ排出口2から下方(装置裏面側)へ排出されることについて説明する。
図10に示すように、終端が印刷送り部41を通過する前の印刷テープTは、印刷送り部41(印刷ヘッド46とプラテンローラー53)により挟持された状態で、その先端部がテープ排出口2から送り方向先方(装置後方)へ排出されると共に、印刷済み部分の後端がテープカッター71に臨む位置まで装置後方に送られる(図10(a)参照)。続いて、ユーザーがカッターボタン72を押釦し、テープカッター71により印刷済み部分の後端が切断されると、ユーザーは、テープ排出口2から装置外に出ている印刷テープT(テープ片)の先端部を摘まんで、印刷テープTをテープ排出口2から引き出し、印刷テープTを装置外に取り出すことができる(図10(b)参照)。
一方、終端が印刷送り部41を通過した後の印刷テープTは、終端が印刷送り部41を通過したことで、印刷送り部41による挟持が解かれた状態となっている(図10(c)参照)。このとき、印刷送り部41は空送り状態となり、印刷テープTはそれ以上先方には送られない。このとき、仮に、テープカッター71により、印刷テープTの印刷済み部分の途中が切断されるとすると、切断部分よりも終端側のテープ片が、装置内(テープカッター71と印刷送り部41との間)に残ってしまい、ユーザーがこれを装置外に取り出すことが困難となる。しかしながら、実際には、印刷テープTは、印刷送り部41によって挟持されていないため、終端が印刷送り部41を通過するとすぐに、すなわちテープカッター71によって切断される前に、印刷テープTの自重により、セット口23を通ってその裏面側(下側)の開閉蓋7に印刷テープTの幅端が突き当たり、さらに、テープ排出口2(蓋側排出口2b)の送り方向上流側端部を支点として下方に回動し且つすべり落ちるようにして、テープ排出口2から下方に排出される(図10(d))。このため、印刷テープTの終端部が装置内に残ることがない。
なお、本実施形態のテープ印刷装置1は、上述したように、印刷テープTを幅方向を上下にした縦姿勢で送ると共に、テープ排出口2を、印刷テープTの厚さに対応した幅を有するスリット状に形成し、印刷テープTの一方の幅端を下にしてテープ排出口2から下方に排出させるようにしたが、印刷テープTを幅方向を水平にした横姿勢で送ると共に、テープ排出口2を、テープ幅に対応した幅を有する矩形状に下方を開放させた形状にしてもよく、この場合も、印刷テープTの終端部を、印刷テープTの表面または裏面を下にしてテープ排出口2から下方に排出させることができる。もっとも、本実施形態では、テープ排出口2を、印刷テープTの厚さに対応した幅を有するスリット状に形成したことで、テープ排出口2の開口面積を小さくすることができ、装置外からテープ排出口2に誤って指等を差し込んだり、異物が混入したりすることを防止できる。
以上、本実施形態のテープ印刷装置1によれば、終端が印刷送り部41を通過した印刷テープTの下方への排出を許容するテープ排出口2を設けたことで、印刷テープTの終端部が装置内に残ることがない。また、セット位置規制部26を設けたことで、印刷テープTを巻回したテープロールRが、先端部を引き出した状態で、幅方向にセットされた際に、送り経路13にセットされた引出部分Rbがセット方向上流側に位置ズレすることがない。さらに、プラテンローラー53を一方の端部側で回転自在に片持ち支持する共に、他方の端部側を開放したことで、プラテンローラー53に印刷テープTが多量に巻き付かないようにすると共に、プラテンローラー53に巻き付いた印刷テープTを容易に取り外すことができる。
1:テープ印刷装置、2:テープ排出口、2a:本体側排出口、2b:蓋側排出口、5:装置ケース、6:本体ケース、7:開閉蓋、12:ロール装着部、13:送り経路、21:第1指掛け部、23:セット口、24:外面側経路形成部、26:セット位置規制部、36:送りガイド、41:印刷送り部、42:切断部、52:ローラー収容部、52a:収容部内面、53:プラテンローラー、53a:ローラー外周面、61:ローラー開口、62:切欠き環状段部、81:仮想接線、82:仮想直線

Claims (4)

  1. テープを送る送りローラーと、
    前記送りローラーのローラー外周面に倣った円筒形状の収容部内面を有し、前記ローラー外周面と間隙を存してこれを収容すると共に、収容した前記送りローラーを前記テープに臨ませるローラー開口を有するローラー収容部と、を備え、
    前記送りローラーは、一方の端部側で回転自在に片持ち支持され、他方の端部側が開放されていることを特徴とするテープ送り装置。
  2. 前記収容部内面は、前記送りローラーの前記一方の端部において、前記ローラー外周面との間隙が最小となる微小間隙を構成するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のテープ送り装置。
  3. 前記収容部内面には、前記送りローラーの前記一方の端部に対応する部分に、前記微小間隙を構成する段部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のテープ送り装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のテープ送り装置と、
    送られていく前記テープに印刷を行う印刷部と、
    を備えたことを特徴とするテープ印刷装置。
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