JP2013203501A - 拡縮コンベヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て生産性及び構成部材の交換などのメンテナンスを容易に行うことが可能な拡縮コンベヤを提供する。
【解決手段】架台1に設けた無端回動する左右一対の回転帯2,2’に亘り、パイプ取付部材3を介して案内パイプ4を回転帯の周方向に沿い所定間隔をおいて平行に架設し、その案内パイプ2本を1組としてその2本の案内パイプ4の間に左右一対のスライダー5,5’を摺動可能に取り付けると共に、左右一対のスライダー5,5’間に、案内パイプ4の軸方向に伸縮可能で、且つ被搬送物を載承支持し得る載承部材7の幅方向両側部をスライダー5,5’に係着し、更に、スライダー5,5’の下面には案内ピンを突設し、案内ピンは無端回動する案内パイプ4の往路側と復路側の間に配置した拡縮ガイドの側面に当接させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送方向と直交する方向(幅方向)に所定の間隔で配置された品物(被搬送物)を、搬送しながら前記品物相互の幅方向の間隔を拡大或いは縮小する拡縮コンベヤに関する。
搬送方向と直交する方向(幅方向)に品物(被搬送物)を所定の間隔で並べて搬送し、それを搬送しながら品物相互の幅方向の間隔を広げる、或いは狭くするコンベヤが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
前記特許文献1に記載のコンベヤは、一対の無端状チェーンに取り付けた複数の連係棒に一対の可動駒を摺動自在に取り付け、且つ前記連係棒にスプリングを差し通して前記可動駒に連結して搬送面を構成し、前記可動駒の下部に取り付けた転子を搬送面幅の拡開部と縮小部を設けた転子誘導ガイドに当接させたもので、可動駒の転子が転子誘導ガイドによって拡開、縮小されることで前記スプリングが伸長または縮小され、それに伴い該スプリングの上に載置した被搬送物相互の幅方向(連係棒の軸方向)の間隔を広げる、或いは、狭くすることができるというものである。
しかし、可動駒、スプリングを備えた連係棒の両側端は無端状チェーンに取り付けられているため、可動駒やスプリング等にメンテナンスの必要が生じた場合、前記連係棒を無端状チェーンから外さなければならないが、それらに対応した構造が全くなく、組み立て生産性等に多くの問題点を有していた。
特開2001−31229号公報
本発明は、上記従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、組み立て生産性及び構成部材の交換などのメンテナンスを容易に行うことが可能な拡縮コンベヤを提供することにある。
上記課題を達成するために本発明の拡縮コンベヤは、架台に設けた無端回動する左右一対の回転帯に亘り、パイプ取付部材を介して案内パイプを該回転帯の周方向に沿い所定間隔をおいて平行に架設し、その案内パイプ2本を1組としてその2本の案内パイプの間に左右一対のスライダーを摺動可能に取り付けると共に、前記左右一対のスライダー間に、前記案内パイプの軸方向に伸縮可能で、且つ被搬送物を載承支持し得る載承部材の幅方向両側部を係着し、更に、前記スライダーの下面には案内ピンを突設し、該案内ピンは無端回動する前記案内パイプの往路側と復路側の間に配置した拡縮ガイドの側面に当接させたことを特徴とする。
前記回転帯としては、非伸縮性のタイミングベルト(歯付ベルト)、チェーン等何れでもよく、これら左右一対の回転帯にパイプ取付部材を介して案内パイプが架設されている。
前記載承部材は、コンベヤの幅方向に伸縮可能で、且つ被搬送物を載承して搬送し得るものであればよく、例えば、コイルスプリング(引張、圧縮)、伸縮可能なゴム製の平坦な帯片、案内パイプに被せることが可能な断面略U字状、断面略半円形状をした帯片等、何れでもよい。要は、載承部材の伸縮動によって該載承部材上に支持されている被搬送物相互の幅方向の間隔が広狭変化されるものであればよい。
前記パイプ取付部材は、1ピース構造でもよいが、前記回転帯の周方向に一定間隔で取り付けたジョイントホルダと、前記案内パイプを嵌合支持する受け筒部を備えたパイプ取付ブロックとで構成され、前記パイプ取付ブロックは前記ジョイントホルダの上面に分離可能に連結した2ピース構造としてもよい。2ピース構造とした場合は、組み立て生産性を高め、メンテナンスを容易に行うことが可能となる。
また、前記スライダーは、2本の案内パイプの間に挿着し摺動可能に支持したスライドブロックと、該スライドブロックを挟む2本の案内パイプにそれぞれ摺動可能に嵌着したバネ取付ブロックと、前記スライドブロックと前記2個のバネ取付ブロックを連結一体化する連結金具とで構成し、前記案内ピンは前記スライドブロックに取り付け、前記載承部材の幅方向の端部は前記バネ取付ブロックに係着する構成とする。
更に、前記スライダーを構成するバネ取付ブロックは、前記載承部材の端部と対向する側端から反対側端に向かって拡径するテーパ部とすることで、該テーパ部に前記載承部材のコイルスプリングの端部を捩じ込み係着することで、載承部材のコイルスプリングをスライダーに簡単に係着することができる。
また、前記無端回動する案内パイプの往路側と復路側の間には、該案内パイプ相互の隙間より落下する落下物を回収する引き出しを着脱可能に取り付けてもよい。
本発明の拡縮コンベヤは、組み立て生産性及び構成部材の交換などのメンテナンスを容易に行うことが可能な拡縮コンベヤを提供することができる。
本発明に係る拡縮コンベヤの実施の形態の一例を示す外観図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図。 (a)はスライダーが最大幅に移動された状態の拡大平面図、(b)はスライダーが最大幅から幅狭方向に変化する位置に移動された状態の拡大平面図。 (a)は図2(a)の(X)−(X)線に沿える断面図、(b)は図2(b)の(Y)−(Y)線に沿える断面図。 (a)は回転帯とパイプ取付部材との取付構造を示す拡大側面図、(b)は図2(a)の(Z)−(Z)線に沿える拡大断面図。 スライダーの案内ピンと拡縮ガイドの係合状態を示す拡大平面図。 スライダーに対するコイルスプリング(載承部材)の取り付け例を示し、(a)はコイルスプリングの端部をスライダーのバネ取付ブロックに捩じ込んだ取付例、(b)はコイルスプリングの端部をバネ取付ブロックに引掛けた取付例。 引き出しの取付構造を示す部分拡大断面図。 被搬送物の搬送状態を示す平面図。
以下、本発明に係る拡縮コンベヤの実施の形態の一例を図面に基づいて説明する。
図1は拡縮コンベヤの外観図を示し、その拡縮コンベヤAは架台1に無端回動する一対の回転帯2,2’と、その左右の回転帯2,2’に亘り該回転帯2,2’の周方向に沿いパイプ取付部材3を介して等間隔で取り付けた案内パイプ4と、その案内パイプ4に摺動可能に嵌着され且つ下部に案内ピン6を垂下取り付けた左右一対のスライダー5,5’と、その左右のスライダー5,5’の間に配置され、且つ前記案内パイプ4に嵌着されて軸方向の端部を前記スライダー5,5’に係着した載承部材7と、前記左右のスライダー5,5’を前記案内パイプの軸方向に沿って幅方向に誘導案内する拡縮ガイド8とで構成されている。
前記架台1は、所定の高さを有した脚部1aと、その脚部1aの上部に所定間隔をおいて対向配置される一対のコンベヤフレーム1b、1b’とで構成されている。そして、前記一対のコンベヤフレーム1b、1b’の機長方向の一方側に駆動スプロケット9aを備えた駆動軸9が,他方側には従動スプロケット9bを備えた従動軸9’がそれぞれ回転可能に横架支持され、前記駆動軸9は駆動機構10によって駆動回転するように構成されている。また、前記駆動スプロケット9aと前記従動スプロケット9bとに亘って無端状の回転帯2,2’が掛け回されている。
前記駆動機構10は、電動モータと、その電動モータの回転を前記駆動軸9に伝達する周知の動力伝達機構(歯車列、ベルト伝達、チェーン伝達等)で構成されている。
前記回転帯2,2’は、合成樹脂製のタイミングベルト(片歯の歯付ベルト)で構成され、その左右のタイミングベルトにパイプ取付部材3を介して案内パイプ4が周方向に等間隔をおいて平行に架設されている。
前記パイプ取付部材3は、図3及び図4(a)に示すように、前記回転帯(タイミングベルト)2,2’の周方向に一定ピッチ(歯の形成位置)で取り付けるジョイントホルダ3aと、そのジョイントホルダ3aの上にボルト止めされるパイプ取付ブロック3bの二部材で構成されている。
前記ジョイントホルダ3aは、図3に示すように、合成樹脂材によって回転帯2,2’の幅方向を跨ぐ長さのプレート状に形成され、その一側面の長さ方向両側部には前記回転帯2,2’が挟入される差込溝12を構成する凸部11a,11bが突出形成されている。そして、差込溝12を構成する凸部11a,11bは該ジョイントホルダ3aを回転帯2,2’に対して着脱する為、一方の凸部11aの溝が他方の凸部11bの溝の略倍の深さに形成されている。それにより、回転帯2,2’を凸部11a,11b間に挟入した状態では、該回転帯2,2’とジョイントホルダ3aは相対して回転帯2,2’の幅方向に移動自在となる。その為、回転帯2,2’に対してジョイントホルダ3aを移動しないように定着保持するために、深い溝を形成する凸部11aには回転帯2,2’を挟入後、該ジョイントホルダ3aの外側より固定ブラケットを差し込んで余分な空間を埋めるように構成されている。尚、ジョイントホルダ3aを回転帯2,2’に対して移動しないように定着する方法としては、前記固定ブラケットの差し込み方式に限らず、例えば、前記余分な空間に該ジョイントホルダ3aと同じ材質の樹脂材を挿入し、超音波溶着するなどしてもよい。
また、前記凸部11a,11bによって形成される差込溝は、回転帯2,2’における歯の部分が嵌入する溝とし、それにより回転帯2,2’に対してジョイントホルダ3aが周方向に移動しないように構成されている。尚、凸部11a,11bは、前記駆動スプロケット9a、従動スプロケット9bに対する回転帯2,2’の掛け回しに支障とならない幅とし、この凸部11a,11bが駆動スプロケット9a、従動スプロケット9bの側縁に係合することで、回転帯2,2’が駆動スプロケット9a、従動スプロケット9bから外れないようになっている。
前記パイプ取付ブロック3bは、図3に示すように、合成樹脂材によって前記ジョイントホルダ3aの横幅より長い平板状で、その平板の長手方向の一方側の下面に案内パイプ4を嵌合保持する受け筒部13が一体に構成されている。そして、このパイプ取付ブロック3bは前記ジョイントホルダ3aの上面に接合載置し、ボルトで連結固定されて一体化されている。
前記案内パイプ4は、金属製(ステンレス製)パイプで構成され、前記左右一対の回転帯2,2’に一定ピッチで取り付けられたパイプ取付部材3のパイプ取付ブロック3bに形成された受け筒部13に亘って嵌合支持されている。
そして、無端回動する左右一対の回転帯2,2’に亘って一定ピッチで平行に架設される前記案内パイプ4には、図2及び図4(b)に示すように、2本1組としてその2本の案内パイプの間に左右一対のスライダー5,5’が摺動可能に取り付けられ、且つ、その左右のスライダー5,5’の間に位置させて各案内パイプ4に、伸縮可能な載承部材7が配置され、該載承部材7の端部が前記スライダー5,5’に係着されている。
また、前記案内パイプ4は左右一対のスライダー5,5’を幅方向に摺動案内する働きの他に、左右のスライダー5,5’間に亘って取り付けられる載承部材7が自重で垂れ下がらないように支え、載承部材7を略水平状に支持する働きを有している。
前記スライダー5,5’は、図2及び図3に示すように、2本1組の案内パイプ4,4の間に挿着し摺動可能に支持したスライドブロック5aと、該スライドブロック5aを挟む2本の案内パイプ4,4にそれぞれ摺動可能に嵌着したバネ取付ブロック5bと、前記スライドブロック5aと前記2個のバネ取付ブロック5bを連結一体化する連結金具5cとで構成されている。
前記スライドブロック5aは、図4(b)に示すように、合成樹脂材によって矩形状に形成され、且つ、外周面における2本1組の案内パイプ4,4の周面と対向する面は前記案内パイプ4,4の曲面と合致する凹曲面に形成されている。それにより、2本1組の案内パイプ4,4の間に挿着した場合、該スライドブロック5aは案内パイプ4,4との曲面係合によって回転止めされ、案内パイプ4,4の軸方向に摺動可能に支持される。そして、このスライドブロック5aの下面中央には後述する拡縮ガイド8と係合する案内ピン6が垂下突設されている。
前記バネ取付ブロック5bは、図6(a)に示すように、合成樹脂材によって案内パイプ4に嵌着し得る短尺パイプ状に形成され、その軸方向の一側部に後述する載承部材7のコイルスプリングの端部を係着するテーパ部14が形成されている。また、軸方向の他側部には環状溝15が形成され、後述する前記スライドブロック5aに連結される連結金具5cを引っ掛け係着し得るようになっている。尚、前記テーパ部14の外周面にはコイルスプリング(載承部材)7の捩じ込み係着を容易ならしめる螺旋溝を形成してもよい。
前記連結金具5cは、平面視矩形状の金属平板を略L字形に折り曲げて水平片部16と垂直片部17が形成され、前記水平片部16は前記スライドブロック5aの上面に載置してボルト止めされ、該水平片部16の先端より下方に向けて略直角に屈曲する垂直片部17の先端は前記バネ取付ブロック5bの環状溝15に嵌合係着し得る形状に形成されている。これにより、スライドブロック5aと2本1組の案内パイプ4,4に嵌着されるバネ取付ブロック5bは連結金具5cで連結され、案内パイプに沿って摺動自在となる。
前記載承部材7は、左右一対の回転帯2,2’に亘って架設した案内パイプ4の外側に摺動可能に嵌合し得る内径を有した伸縮可能な引張コイルスプリングで構成され、その引張コイルスプリングの両側端部は前記左右一対のスライダー5,5’におけるバネ取付ブロック5bに係着されている。それにより、載承部材7を構成する引張コイルスプリングは、前記左右一対のスライダー5,5’が案内パイプ4に沿って内方向・外方向に摺動することで軸方向に伸縮し、その結果、該引張コイルスプリングに載承された被搬送物W相互の横方向の間隔が広狭可変される。尚、載承部材7として用いる引張コイルスプリングは、両側端部に引っ張り力(又は反対の収縮力)が作用した場合、該引張コイルスプリングの全体が略均一に伸縮するよう、張力、長さ等を選定する。
また、載承部材7を引張コイルスプリングで構成した場合、前記スライダー5,5’は前記引張コイルスプリングの張力で案内ピン6が後述する拡縮ガイド8の外側面と当接する方向に付勢され、拡縮ガイドに沿った摺動が安定して行われる。
前記引張コイルスプリング(載承部材)7の端部を前記バネ取付ブロック5bに対して係着する構造は、図6(b)に示すように、バネ取付ブロック5bの周面にピン19を固着し、そのピン19に引張コイルスプリング7の端部を引っ掛ける構成としてもよい。
前記載承部材は引張コイルスプリングに限らず、圧縮コイルスプリングを使用することができ、その場合、該圧縮コイルスプリングの張力(圧縮力)で付勢される左右一対のスライダー5,5’の案内ピン6は後述する拡縮ガイド8の内側面に当接させる。
前記左右一対のスライダー5,5’を、前記左右一対の回転帯2,2’間(具体的には、左右のパイプ取付部材3,3間)において搬送方向始端側から終端側に向かって移動する時、幅方向外方向(又は幅方向内方向)に案内誘導する拡縮ガイド8は、図5に示すように、角材またはL型形材等の棒状物を、無端回動する案内パイプ4の往路側と復路側の間で、往路側寄りに位置して平面視略八の字形(左右対称形)に配置して構成されている。そして、この拡縮ガイド8の外側面に前記スライダー5,5’の案内ピン6が当接係合されている。尚、左右一対のスライダー5,5’間に亘って取り付ける載承部材7として圧縮コイルスプリングを用いた場合、該スライダー5,5’の案内ピン6は拡縮ガイド8の内側面に当接させるため、該拡縮ガイド8はその分を考慮して配置する必要がある。
また、前記無端回動する案内パイプ4の往路側と復路側の間には前記拡縮ガイド8より下側位置に、該案内パイプ4相互の隙間より落下する落下物を回収する引き出し18が前記コンベヤフレーム1b、1b’の側面に出し入れ可能に設けられている。
前記引き出し18は、コンベヤフレーム1bの機長の略半分の長さで、コンベヤの横幅の略半分の長さに形成され、コンベヤフレーム1bの左右側面に2個並列して出し入れ可能に取り付けられている。
図中、20は本拡縮コンベヤAの搬入側に接続配置した搬入コンベヤ、20’は排出側に接続配置した排出コンベヤである。
上記実施の形態で示した拡縮コンベヤAは、駆動機構10を駆動することで左右一対の回転帯2,2’が無端回動し、それにより該回転帯2,2’にパイプ取付部材3を介して周方向に一定ピッチで架設した案内パイプ4も無端回動される。そして、前記案内パイプ4を2本1組として、各組の案内パイプ間に摺動可能に挿着した左右一対のスライダー5,5’は、該スライダー5,5’の下方に突設した案内ピン6が拡縮ガイド8の外側面に当接されている為、前記左右一対のスライダー5,5’はコンベヤの幅方向に摺動され、それに伴い左右一対のスライダー5,5’に端部を係着された載承部材7の引張コイルスプリングは伸長、又は収縮される。従って、前記載承部材7の引張コイルスプリングの上に横一列に載せられた被搬送物Wは、前記載承部材(引張コイルスプリング)7の伸長により被搬送物の間隔が広がり、載承部材(引張コイルスプリング)7の収縮により被搬送物Wの間隔は狭くなる。
そして、2本1組の案内パイプ4に左右一対のスライダー5,5’を配置し、その左右各1個のスライダーで同組の2本の案内パイプ4にそれぞれ取り付けられた載承部材(引張コイルスプリング)7を伸縮作動させるため、前記同組の2本の載承部材7は同期して拡縮する。従って、被搬送物のサイズが2本1組の案内パイプにしか載らないサイズの場合、組を構成している2本の載承部材(引張コイルスプリング)7は同期して拡縮する為、個々の載承部材(引張コイルスプリング)7が伸縮する場合の伸縮動作のバラつきによる拡縮動作の不安定を解消することができる。よって、小さいエリア内で安定した拡縮動作を得ることができる。
また、案内パイプ4を2本1組として、その案内パイプ間に左右一対のスライダーを配置したので、各案内パイプにスライダーを取り付ける場合の、回り止め及び軸方向に直線案内するための部品や機構等が不要となりコストダウンできると共に、構造も簡素化できて、メンテナンスや清掃に大きく貢献することができる。
本発明の拡縮コンベヤは図示した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更可能である。
(1)実施の形態では、案内パイプを左右一対の回転帯に取り付けるパイプ取付部材を二部材(ジョイントホルダとパイプ取付ブロック)からなる構成を示したがこれに限定されず、ジョイントホルダとパイプ取付ブロックを一体化した構成としてもよい。
(2)実施の形態では、載承部材としてコイルスプリングを用い、そのコイルスプリングを案内パイプに嵌合した形態を示したがこれに限定されず、例えば、載承部材を伸縮可能な平帯(ベルト)で構成し、該平帯(ベルト)を、2本1組の案内パイプの間に配置したスライダーの線上に配置する形態、或いは案内パイプに被る伸縮可能な断面半円形状の帯(ベルト)等でもよい。
(3)実施の形態では、載承部材のコイルスプリングをスライダーに係着する方法として、スライダーにバネ取付ブロックを設け、そのバネ取付ブロックに捩じ込み係着する例を示したが、これに限定されず、例えば、スライダーに取り付けられたボルト等に、コイルスプリングの端部を引っ掛ける等してもよい。
(4)実施の形態では、引き出しを左右のコンベヤフレームに2個ずつ取り付けた例を示したが、これに限定されず、例えば、機長と略同じ長さの引き出しを左右のコンベヤフレームに1個取り付ける等、引き出しの大きさ、個数は任意である。
(5)実施の形態では、載承部材の伸縮により生じる引張力で、左右一対のスライダーを拡縮ガイドに当接させた例を示したがこれに限定されず、例えば、パイプ取付部材とスライダーとの間に圧縮バネ等を装着し、該圧縮バネの弾発力で前記スライダーが拡縮ガイドと当接する方向に付勢されるようにしてもよい。
(6)実施の形態では、拡縮ガイドとして棒状の例を示したがこれに限定されず、例えば、スライダーに設けられた案内ピンを案内する溝を備えた構造などでもよいものである。
A…拡縮コンベヤ 1…架台
2,2’…回転帯 3…パイプ取付部材
3a…ジョイントホルダ 3b…パイプ取付ブロック
4…案内パイプ 5,5’…スライダー
5a…スライドブロック 5b…バネ取付ブロック
5c…連結金具 6…案内ピン
7…載承部材 8…拡縮ガイド
18…引き出し W…被搬送物

Claims (6)

  1. 架台に設けた無端回動する左右一対の回転帯に亘り、パイプ取付部材を介して案内パイプを該回転帯の周方向に沿い所定間隔をおいて平行に架設し、その案内パイプ2本を1組としてその2本の案内パイプの間に左右一対のスライダーを摺動可能に取り付けると共に、前記左右一対のスライダー間に、前記案内パイプの軸方向に伸縮可能で、且つ被搬送物を載承支持し得る載承部材の幅方向両側部を係着し、更に、前記スライダーの下面には案内ピンを突設し、該案内ピンは無端回動する前記案内パイプの往路側と復路側の間に配置した拡縮ガイドの側面に当接させたことを特徴とする拡縮コンベヤ。
  2. 前記パイプ取付部材は、前記回転帯の周方向に一定間隔で取り付けたジョイントホルダと、前記案内パイプを嵌合支持する受け筒部を備えたパイプ取付ブロックとで構成され、前記パイプ取付ブロックは前記ジョイントホルダの上面に分離可能に連結されていることを特徴とする請求項1記載の拡縮コンベヤ。
  3. 前記載承部材は、前記案内パイプに嵌着し得る内径を有したコイルスプリングであることを特徴とする請求項1又は2記載の拡縮コンベヤ。
  4. 前記スライダーは、2本の案内パイプの間に挿着し摺動可能に支持したスライドブロックと、該スライドブロックを挟む2本の案内パイプにそれぞれ摺動可能に嵌着したバネ取付ブロックと、前記スライドブロックと前記2個のバネ取付ブロックを連結一体化する連結金具とで構成され、前記案内ピンは前記スライドブロックに取り付けられ、前記載承部材の幅方向の端部は前記バネ取付ブロックに係着されていることを特徴とする請求項3記載の拡縮コンベヤ。
  5. 前記スライダーを構成するバネ取付ブロックは、前記載承部材の端部と対向する側端から反対側端に向かって拡径するテーパ部を備え、該テーパ部に前記載承部材のコイルスプリングの端部が捩じ込み係着されていることを特徴とする請求項4記載の拡縮コンベヤ。
  6. 前記無端回動する案内パイプの往路側と復路側の間に、該案内パイプ相互の隙間より落下する落下物を回収する引き出しを着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の拡縮コンベヤ。
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