JP2013203451A - 容器搬送装置 - Google Patents

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宜弘 小林
Seiji Goto
征司 後藤
Shigehiro Sugiyama
茂広 杉山
Sukehiro Mizuno
資広 水野
Sugihiko Yui
杉彦 油井
Yurika Nakagami
ゆりか 中神
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Abstract

【課題】隣接するグリッパの間隔を狭くすることのできる回転式の容器搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数のグリッパ11A,11Bの各々により容器Pの胴部Pdを把持して搬送する回転式の容器搬送装置1であって、一対のグリップアームが開閉可能に組み合わされ、隣接して配置されるグリッパAとグリッパBが、対向するグリッパ11Aのグリップアーム11Aaとグリッパ11Bのグリップアーム11Bbとが、高さ方向の位置をずらして配置されることを特徴としている。
【選択図】図7

Description

本発明は、飲料水、その他の液体を容器に充填するシステムにおいて、容器を保持したまま搬送する回転式の搬送装置に関する。
飲料水、その他の液体(以下、飲料水と総称する)を容器、例えばペットボトルに充填するシステムとして、搬送装置を兼ねる回転式の充填装置が用いられている。この回転式の充填装置は、回転する円形の回転体(スターホイール)の外周部に複数の充填バルブを備えており、スターホイールがほぼ1回転して容器が周方向に搬送される間に、充填バルブから容器内へ飲料水の充填を行う。そして、容器への充填が終了した後、キャッパ(打栓機)により容器へのキャップの装着が行われる。この充填装置において、容器の首部(または口部)、さらには容器の胴部を把持して搬送することは例えば特許文献1に記載されているようによく知られている。特に、飲料水の充填後は、容器の重量が増えたのに対応して、首部に加えて、又は、首部に代えて胴部も把持される。
特開2008−247413号公報
最近、典型的にはペットボトルに見られるように、種々の大きさの容器が市場に出回るようになってきた。したがって、充填装置を含め飲料水の充填システムにおいては、多種多様な大きさ、形状の容器に対応することが必要になっている。
スターホイールの周囲には、容器を把持部するグリッパと称される器具が設けられている。生産効率を考慮すれば、スターホイールの周囲により多くのグリッパを設けることが望まれる。グリッパは開閉動作することにより、容器を把持、把持の解除を行なうものであるが、容器の把持を解除するグリッパの開動作時を想定して隣接するグリッパの間隔を設ける必要がある。ところが、大きい容器の胴部を把持することを想定すると、隣接するグリッパの間隔を広くする必要がある。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、隣接するグリッパの間隔を狭くすることのできる回転式の容器搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、複数のグリッパの各々により容器の胴部を把持して搬送する回転式の容器搬送装置であって、一対のグリップアームが開閉可能に組み合わされ、隣接して配置されるグリッパAとグリッパBが、対向するグリッパAのグリップアームAaとグリッパBのグリップアームBbとが、高さ方向の位置をずらして配置されていることを特徴とする。
本発明の容器搬送装置は、対向するグリッパAのグリップアームAaとグリッパBのグリップアームBbとが、高さ方向の位置をずらして配置されているので、容器の把持を解除する際に、グリッパA及びグリッパBをともに開いても、隣接して対向するグリップアームAaとグリップアームBbとが干渉するおそれがない。したがって、本発明によれば、隣接するグリッパの間隔を狭くすることができるので、同じ本数の容器を同時に把持することを前提にすると、容器搬送装置の径、つまりサイズを小さくできる。
本発明の容器搬送装置において、容器の高さ方向に、複数のグリッパを備えることが、容器の姿勢を安定して保持する上で好ましい。
また本発明の容器搬送装置において、グリッパをなす一対のグリップアームは、各々、その先端部に当先端部に連なる部分よりも大きな保持安定部を備えることができる。複数のグリッパを容器の高さ方向に備えるのと同様に、容器の姿勢を安定して保持する上で好ましい。グリッパを複数設けるよりもコスト低減にとって有利である。
本発明によれば、隣接するグリッパの間隔を狭くすることができるので、同じ本数の容器を同時に把持することを前提にすると、容器搬送装置の径、つまりサイズを小さくできる。
本実施形態における容器搬送装置を備える容器搬送ラインの一部を示す図である。 本実施形態における容器搬送装置の正面断面図であり、図1のA−A断面に相当するものである。 図2のB−B線に沿う部分断面図である。 図3の側面図である。 図2のD−D断面図で、図1に相当する図である。 図2のE−E断面図で、図5に相当する図である。 本実施形態のグリッパを示しており、(a)はグリップアームを閉じて容器を把持している状態を示し、(b)はグリップアームを開いて容器の把持を解除している状態を示している。 変更例によるグリッパを示しており、(a)はグリップアームを閉じて容器を把持している状態を示し、(b)はグリップアームを開いて容器の把持を解除している状態を示している。 他の変更例によるグリッパを示しており、(a)はグリップアームを閉じて容器を把持している状態を示し、(b)はグリップアームを開いて容器の把持を解除している状態を示している。 従来のグリッパを示しており、(a)はグリップアームを閉じて容器を把持している状態を示し、(b)はグリップアームを開いて容器の把持を解除している状態を示している。
以下、添付図面に示す実施形態(第1実施形態)に基づいてこの発明を詳細に説明する。
図1において、容器P、例えばペットボトルは、上流のF1方向からキャップ巻き締め装置2に供給され、キャップ巻き締め装置2で矢印2a方向に回転搬送されている間に口部(頭部)にキャップCが被せられて巻き締められた後、図示のT点で下流側の容器搬送装置1へ受け渡されるようになっている。
口部にキャップCを巻き締められた容器P(以下、キャップCを巻き締められた容器Pを単に容器P又はキャップCと称することがある。)の胴部Pdは、搬送ガイド装置50にガイドされて容器搬送装置1の半径方向の内側へ所要量だけ押しこまれながら、容器搬送装置1の後述する容器胴部位置決め部材30に位置決めされつつ容器把持装置10に把持されて矢印1a方向に回転搬送され、さらに図示U点で下流側のF2の方向へ搬出されていくようになっている。
容器搬送装置1及びキャップ巻き締め装置2は、容器Pに飲料水を充填するシステムの一部を構成する。
図2において、容器搬送装置1の回転中心O−Oに対して、図示の左側には相対的に大きい容器Pが保持され、また、図示の右側には相対的に小さい容器P1が保持されて搬送されている状態を示している。なお、容器の大小は、容器胴部の直径、キャップCの直径、容器の高さにより特定される。
容器Pは、底部近辺の胴部が、図示しない駆動装置によって回転する回転軸3に上下方向摺動可能でかつ回転軸3とともに回転する回転円板5に取付けられた容器把持装置10によって把持され、かつ、底部が回転円板5に取り付けられた容器底部受け板6に載置されている。また、容器Pの頭部のキャップCの外周部が容器頭部位置決め部材40に位置決めされている。同様に、容器P1は、底部近辺の胴部が容器把持装置10によって把持されるとともに、底部が容器底部受け板6に載置され、容器P1の頭部のキャップC1の外周部が容器頭部位置決め部材40に位置決めされている。
回転円板5には昇降機構8が取り付けられている。この昇降機構8が、図示しない駆動装置により図示L方向に昇降される昇降軸9を介して昇降運動されることによって、回転円板5が昇降運動される。それに伴って容器Pと容器P1の高さ変更に対応して容器把持装置10および容器底部受け板6が適切な位置に昇降されるようになっている。
容器把持装置10について、さらに図3〜図6をも参照してさらに詳しく説明する、
容器把持装置10は、容器Pの底部Ps近辺の胴部Pdを把持するグリップアーム11aおよびグリップアーム11bからなるグリッパ11を備えている。グリップアーム11aは段差軸14aとともに揺動回転するボス12aと一体になっており、また、グリップアーム11bは段差軸14bとともに揺動回転するボス12bと一体になっている。段差軸14bの他端には支持レバー16が取り付けられている。ボス12aおよびボス12bに各々取り付けられたギヤ片13aおよびギヤ片13bが互いに噛合って揺動することによって、図示の実線と二点鎖線で示すように、グリップアーム11aとグリップアーム11bは、β方向に開閉動作をするようになっている。
グリッパ11は、一対のグリップアーム11aとグリップアーム11bが、上下(鉛直)方向の位置をずらして配置されている。これは隣接するグリッパ11についても同様であり、そうすることで本実施形態の容器搬送装置1は、グリッパ11の開閉動作の過程で、隣接するグリップアーム11aとグリップアーム11bが干渉するのを回避する。この点については後述する。段差軸14aおよび段差軸14bはそれぞれ回転円板5に設けられた穴に回転揺動するとともに、上下方向の位置設定がされるようになっている。
ボス12bにはリンク15の一端側が一体に固定されており、また、リンク15の他端側に取り付けられたピン18と回転円板5に取り付けられたピン19との間に引張りばね17が懸架されている。
さらに、リンク15と支持レバー16の間の所定位置に取り付けられた軸21の周りには、回転するカムフォロア20が設けられている。このカムフォロア20は図示しないフレームに固定された固定円板7に取り付けられたカム22と係合するようになっていて、カム22のカム軌跡に沿ってリンク15が段差軸14bの中心を支点として揺動運動するようになっている。
なお、カムフォロア20の長さLcは、容器把持装置10、つまり回転円板5の昇降運動の範囲に対応できる長さとなっている。
また、リンク15は、回転円板5に取り付けられたストッパ23aまたはストッパ23bに突き当たることにより、グリップアーム11aとグリップアーム11bがそれぞれ所定角度以上に開閉しないように規制されている。
以上の構成を備える容器把持装置10によると、容器Pは底部Ps近辺の胴部Pdがグリッパ11(グリップアーム11a、11b)を閉じると把持されるようになっており、一対のグリップアーム11a、11bは容器把持部の形状並びに開閉範囲が、予め設定された容器Pの胴部Pdの大きさの最大から最小まで対応できるようになっている。
なお、容器底部受け板6は、図3では各容器把持装置10に対応して個々に設けられた場合を示しているが、容器搬送装置1の全ての容器把持装置10に共通の円板状(リング状)のものとしてもよく、容器の底部が容器底部受け板とともに回転搬送されるものであればよい。
また、容器Pの胴部Pdは、容器胴部位置決め部材30に突き当たることによって容器搬送装置1の半径方向に位置決めされるようになっているが、容器胴部位置決め部材30が回転円板5に固定されたアクチュエータ32のロッド31の前進、後退に応じて前進、後退することによって、容器Pの胴部Pdの大きさ変更に対応できる。
頭部位置決め部材40は、回転軸3に固定された回転円板4に取り付けられたスターホイール41と、キャップCを回転搬送の外周側でガイドしてキャップCが回転搬送による遠心力で外周側へ逃げないように位置決めする図示しない支持装置に支持された頭部ガイド42により構成されている。
頭部ガイド42は、図6に示すように、該容器搬送装置1の円周方向の所定範囲で円弧形の形状をしており、その両端が図示しない移動機構によって図示矢印H方向に移動することにより、図示二点鎖線で示す位置と図示実線で示す位置のように、回転搬送される容器Pの頭部(キャップC)の大きさに対応して、ガイド位置を変更できるようになっている。
なお、搬送ガイド装置50は、図1に示すように、容器Pの胴部Pdを搬送ガイド51によってガイドして、容器Pを容器搬送装置1の半径方向の内側へ所要量だけ押し込むようになっているが、搬送ガイド51は、図示しないフレームに取り付けられたアクチュエータ53の作動によって矢印50aの方向に前後進するロッド52によって、容器Pの胴部Pdの大きさ変更に対応して押し込む所要量を変更できるように移動機構が構成されている。
次に、本発明の実施の形態にかかわる容器搬送装置1の作用、効果を説明する。
容器Pは、キャップ巻き締め装置2で回転搬送中にその頭部にキャップCが被せられて巻き締められた後、T点近辺に搬送されてくる。そうすると、容器Pの底部Psが容器底部受け板6に載置されながら、容器把持装置10のグリップアーム11aおよびグリップアーム11bが、引張りばね17に引張り作用に抗してカム22とカムフォロア20の係合軌跡により所要量だけ閉じると、底部Ps近辺の胴部Pdが把持される。より具体的には、容器Pはその胴部Pdが搬送ガイド51に案内されて容器搬送装置1の半径方向の内側へ所要量押し込まれようとするとともに、位置決め部材30に当接して容器搬送装置1の半径方向の位置決めがなされる。そして、引張りばね17の引張り作用並びにカム22とカムフォロア20の係合軌跡によりグリップアーム11aおよびグリップアーム11bが閉じて容器Pの胴部Pdを把持する。また、容器Pの頭部のキャップCの外周部がスターホイール41の外周への当接および頭部ガイド42による案内により、容器Pの頭部が容器搬送装置1の半径方向ならびに円周方向に位置決めがなされて、容器Pは矢印1aの方向に回転搬送される。
容器Pは、その後、矢印1aの方向に回転搬送されてU点付近に達すると、容器把持装置10のグリップアーム11aおよびグリップアーム11bが引張りばね17の引張り作用に抗してカム22とカムフォロア20の係合軌跡により所要量だけ開くと、容器Pは把持が解除され、下流側のF2方向へ受け渡され、搬送されていく。
ここで、本実施形態の容器搬送装置1は、各々の容器把持装置10のグリップアーム11a,11bは、高さ方向に位置をずらして配置されている。これは、グリッパ11が開いたときに、隣接する容器把持装置10同士でグリップアームを干渉させないために行っている処置である。以下、この本実施形態における特徴部分を説明する。なお、本発明の特徴の理解を深めるために、一対のグリップアームが同じ高さに設けられた従来例を図10に基づいて先に説明する。
図10において、グリッパ311Aをなす一対のグリップアーム311Aa、311Ab、及び、グリッパ311Bをなす一対のグリップアーム311Ba、311Bb高さ方向の同じ位置に設けられている。なお、図10には、隣接される2つのグリッパ311A、グリッパ311Bだけを示している。
図10(a)に示されるように、グリッパ311Aのグリップアーム311Aa、311Ab、及び、グリッパ311Bのグリップアーム311Ba、311Bbが閉じていると、容器Pを把持する。この把持状態においては、対向するグリッパ311Aの311Abとグリッパ311Bのグリップアーム311Baとの間には相当の隙間が空けられている。
容器Pの把持を解除するために、グリッパ311Aのグリップアーム311Aa、311Ab、及び、グリッパ311Bのグリップアーム311Ba、311Bbを開くと、対向するグリッパ311Aの311Abとグリッパ311Bのグリップアーム311Baとの間の隙間が縮まる。このグリップアームを最大限に開いたときに、グリップアーム311Abとグリップアーム311Baが干渉しないようにする。グリップアーム311Abとグリップアーム311Baが干渉してしまうと、グリッパ311A、311Bにおける容器Pの把持の解除が行えなくなる。したがって、グリップアーム311Ab、311Baを同じ高さに設けていると、グリップアーム311Abとグリップアーム311Baの干渉を回避するために、両者の間に十分な隙間を設ける必要がある。
以上に対して、本実施形態は、図7(a)に示すように、グリッパ11Aをなす一対のグリップアーム11Aa、11Ab、及び、グリッパ11Bをなす一対のグリップアーム11Ba、11Bbは、各々が開閉方向に干渉しないように、高さ方向の位置をずらして配置されている。なお、従前のグリップアーム11aが、グリップアーム11Aa、11Baに対応し、同様にグリップアーム11bが、グリップアーム11Ab、11Bbに対応している。なお、図7におけるグリップアーム11Aa等は、その配置が明確に理解できるように、図3に示されるグリップアーム11a等よりも先端を延長して描いている。
しかも、グリッパ11Aにおいてはグリップアーム11Aaがグリップアーム11Abよりも高い位置に配置され、また、グリッパ11Bにおいてはグリップアーム11Baがグリップアーム11Bbよりも高い位置に配置されている。つまり、グリップアーム11Aa、11Ab、11Ba、11Bbは、交互に位置がずらして配置されている。
したがって、図7(b)に示すように、グリッパ11Aのグリップアーム11Aa、11Ab、及び、グリッパ11Bのグリップアーム11Ba、11Bbを最大限に開いたとしても、対向するグリップアーム11Abとグリップアーム11Baが干渉、衝突することはない。したがって、本実施形態によれば、グリッパ11Aで把持される容器Pとグリッパ11Bで把持される容器Pとの間に、開いた状態の311Ab、311Baが占用できるだけの隙間が空けられていればよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、隣接するグリッパ11Aとグリッパ11Bを配置する間隔を狭くすることができるので、同じ本数の容器Pを同時に把持することを前提にすると、容器搬送装置1の径、つまりサイズを小さくできる。
容器把持装置10はグリップアーム11aおよびグリップアーム11bが容器Pの底部Ps近辺の胴部Pdを把持するが、底部Psの付近は、一般的に容器Pの高さ方向中央部の胴部Pdと比較して剛性が高い。したがって、薄肉容器の場合でも容器Pを確実に把持することができる。また、容器Pの底部Psが容器底部受け板6に載置されているので、容器P内に液体が充填されて容器Pの重量が大きくなっても重力の作用で容器Pの形状が崩れることはない。
容器把持装置10は、容器Pの高さが変更となる場合は、制御装置60からの指令で、図示しない駆動装置によって昇降機構8が昇降運動されることに伴い、回転円板5を昇降させることで容器把持装置10および容器底部受け板6が昇降運動動して、容器Pの高さ変更に対応することができる。
この場合において、カムフォロア20が高さ方向に所要長さLcを有する構成としてあるので、容器把持装置10が昇降運動しても、そのままカムフォロア20とカム22との係合が適切に行われ、部品交換を伴うことなくグリップアーム11aおよびグリップアーム11bの開閉が適切に行われる。
また、容器Pの胴部Pdの大きさが変更となる場合には、制御装置60からの指令で、アクチュエータ32を作動させることに伴い、容器胴部位置決め部材30を所定量だけ前後進させることで位置決定をして、容器Pの胴部Pdの大きさ変更に対応することができる。また、アクチュエータ53を作動させることに伴い、搬送ガイド51を所定量だけ移動させ、容器Pの胴部Pdが容器搬送装置1の半径方向に当接する位置を変更して、容器Pの胴部Pdの大きさ変更に対応することができる。
なお、図1において、搬送ガイド51の図示実線は、容器Pの場合のガイド位置を示し、図示二点鎖線は、容器P1の場合のガイド位置を示している。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は当該実施形態に限定されるものでない。例えば、図7に示したグリップアームが開閉方向に干渉しないように高さ方向の位置をずらす形態は、あくまで一例であり、他に図8、図9に示すように変更することができる。
図8に示される形態(第2実施形態)は、グリッパ111Aを構成するグリップアーム111Aaおよびグリップアーム111Abは同じ高さに配置され、同様に、グリッパ111Bを構成するグリップアーム111Baおよびグリップアーム111Bbは同じ高さに配置されている。また、図8に示される形態は、2つのグリッパ111Aが間隔を開けて配置され、また、2つのグリッパ111Bが上下方向に間隔を開けて配置されている。
そして、図8(a)に示されるように、各々上側のグリッパ111Aとグリッパ111Bは高さ方向の位置をずらして配置され、また、各々上側のグリッパ111Aとグリッパ111Bは高さ方向の位置をずらして配置されている。
以上のように構成することにより、全てのグリッパ111A、グリッパ111Bが開いたとしても、対向するグリップアーム111Abとグリップアーム111Baが干渉、衝突することはない。
したがって、図8に示されるグリッパ111A、111Bにおいても、グリッパ11と同様の効果を享受できる。また、図7に示す第1実施形態では、容器Pを把持する左右一対のグリップアーム11Aa,11Abが水平面上に位置しないことから、把持力が強いと、容器Pを回転させるモーメントが発生するのに対して、図8に示す第2実施形態では、左右一対のグリップアーム111Aa,111Abが水平面上に位置しているので、モーメントが発生せず、容器Pを安定して搬送することができる。
さらに、一つ容器Pの底部Ps近辺の胴部Pdを二組のグリッパ111A、111Bで把持するため、安定した姿勢を保って容器Pを搬送することができる。
図9に示される形態(第3実施形態)は、グリッパの基本的な構成は、第1実施形態のグリッパ11A、グリッパ11Bと同じであるが、その先端の形状が相違する。
図9(a)に示されるグリッパ211A、グリッパ211Bは、その先端部が上下方向の寸法が大きくされた保持安定部212A、212Bを各々が備えている。したがって、グリッパ211A、グリッパ211Bは、容器Pを保持する際に高さ方向の安定性を向上させることができる。
また、図9(b)に示されるグリッパ213A、グリッパ213Bは、その先端部が水平方向の寸法が大きくされた保持安定部214A、214Bを各々が備えている。したがって、グリッパ213A、グリッパ213Bは、容器Pを保持する際に径方向の安定性を向上させることができる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明したが、上記説明で示した容器Pの形は一例であり、グリッパで把持できる、外形が丸形、角形、その他の種々の形の容器に本発明を適用することができる。キャップCについても同様である。
また、図1に示した各装置の配置は任意であり、容器搬送装置1の上流側にキャップ巻き締め装置2を配置するのに替えて、上流側に回転式充填装置を配置してもよく、本発明の容器搬送装置は、上下流に各種の装置を配置した場合に適用することができる。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
10 容器把持装置
11,11A,11B,111A,111B,211A,211B、213A,213B、311A,311B グリッパ
11a,11b,11Aa,11Ab,11Ba,11Bb,111Aa,111Ab,111Ba,111Bb,311Aa,311Ab,311Ba グリップアーム
30 容器胴部位置決め部材部材
40 容器頭部位置決め部材部材

Claims (3)

  1. 複数のグリッパの各々により容器の胴部を把持して搬送する回転式の容器搬送装置であって、
    一対のグリップアームが開閉可能に組み合わされ、隣接して配置されるグリッパAとグリッパBが、
    対向する前記グリッパAのグリップアームAaと前記グリッパBのグリップアームBbとが、高さ方向の位置をずらして配置される、
    ことを特徴とする容器搬送装置。
  2. 前記容器の高さ方向に、複数の前記グリッパを備える、
    請求項1に記載の容器搬送装置。
  3. 前記グリッパをなす一対のグリップアームは、各々、その先端部に当該先端部に連なる部分よりも大きな保持安定部を備える、
    請求項1または2に記載の容器搬送装置。
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