JP2013203335A - 対象認識装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】学習用データを増やすことに頼らずに、誤認識の可能性を低減できる対象認識装置を提供する。
【解決手段】対象認識装置101は、車両から車両外に向いて撮影をするカメラ10を備えている。カメラ10は、レンズ11及び絞り12を含む光学系13と、光学系13を駆動する光学系駆動部17と、画像データを生成する画像生成部14とを備えている。対象認識装置101は、さらに、画像データに対して対象の認識を行なう対象認識部20と、光学系駆動部17を制御するカメラ制御部40とを備えている。カメラ制御部40は、認識対象の存在が想定される範囲が、カメラ10の合焦範囲となるように、カメラ10の被写界深度を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理によって対象を認識する対象認識装置に関し、特に、車載カメラで撮影した画像から歩行者や車両等の対象を認識する対象認識装置に関するものである。
従来、車載カメラで車両の前方等を撮影して、歩行者や車両等を認識する対象認識装置が知られている。この対象認識装置では、予め歩行者や車両等の認識対象の画像における所定の特徴量のパターンを学習しておき、撮影画像中に認識対象のパターンが存在するか否かを判断することで、認識対象を認識している(例えば、非特許文献1参照)。
このような対象認識装置における撮影画像には、一般的には、認識対象以外にも、さまざまなものが写っている。対象認識装置は、認識対象以外のそれらの被写体を認識対象と誤認識してしまうことがある。例えば、撮影画像内に現れている二本の電柱が人間の二本の脚のパターンに似通っていると、それを人間の脚である(即ち歩行者がいる)と誤認識してしまうことがある。また、例えば、建物のエントランスのパターンが車両の後方のパターンに似通っていると、それを車両の後方(即ち前方に車両がある)と誤認識してしまうことがある。
従来、このような誤認識の可能性を低減するために、十分な数の学習用データを用いて認識対象のパターンを学習させている。即ち、十分な数の認識すべきパターン(正例)と、認識すべきでないパターン(負例)を収集して学習を行なうことで、誤認識の可能性を低減させている。
Viola and Jones. (2001) Robust Real-time Detection, International Journal of Computer Vision
しかしながら、道路上には似通ったパターンは多数存在し、学習用データを増やしても、誤認識の低減には限界がある。例えば、上記のように、パターン認識において、電柱を人間の脚と誤認識することが多いが、これはそもそも電柱と人間の脚とは画像特徴量のパターンにおいて、似ているからである。従って、負例として電柱のパターンを多く集めて学習をすると、逆に人物の脚を人物の脚として認識しない可能性が高くなる。
また、誤認識の可能性を低減するためには、多くの学習用データを集める必要があるが、多くの学習用データを集めるのにはコストがかかる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、学習用データを増やすことに頼らずに、誤認識の可能性を低減できる対象認識装置を提供することを目的とする。
本発明の対象認識装置は、 レンズ及び絞りを含む光学系と、前記光学系を駆動する光学系駆動部と、画像データを生成する画像生成部とを備え、車両から車両外に向いて撮影をするカメラと、前記画像データに対して対象の認識を行なう対象認識部と、前記光学系駆動部を制御することで、前記カメラの被写界深度を調整するカメラ制御部とを備えた構成を有している。
この構成により、カメラの被写界深度が調整され、合焦範囲外の被写体は撮影画像内にてボケて映るので、合焦範囲内の被写体について対象認識が好適に行なわれるとともに、撮影画像内のボケた部分からは対象が認識されにくくなるので、誤認識の可能性を低減できる。なお、ここでいう「車両」とは4輪の乗用車だけではなく、二輪のバイク、一人乗りの移動体モビリティ、自動運転車などの移動体が含まれる。
上記の対象認識装置において、前記光学系駆動部は、前記レンズを駆動するレンズ駆動部を含んでいてよく、前記カメラ制御部は、前記レンズ駆動部を制御して、前記レンズの焦点距離を変更することで、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、被写界深度は、レンズの焦点距離によって調整される。
上記の対象認識装置において、前記光学系駆動部は、前記絞りを駆動する絞り駆動部を含んでいてよく、前記カメラ制御部は、前記絞り駆動部を制御して、前記絞りのF値を変更することで、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、被写界深度は、絞りのF値によって調整される。なお、レンズの焦点距離の調整とともに絞りのF値の調整が行なわれてもよい。
上記の対象認識装置において、認識対象の存在が想定される範囲が、前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、認識対象の存在が想定される範囲外からは対象が認識されにくくなり、認識対象の存在が想定される範囲外での誤認識を軽減できる。
上記の対象認識装置は、前記画像データから道路標識を検出する道路標識検出部をさらに備えていてよく、前記カメラ制御部は、前記道路標識の検出結果に基づいて、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、道路標識に基づいて認識対象が存在する範囲を想定して、その範囲を含むように被写界深度を調整できる。なお、道路標識には、道路に直接表記されたものと、道路に立てられた看板等に表記されたものが含まれる。
上記の対象認識装置において、前記道路標識検出部は、前記画像データから横断歩道を検出してよく、前記カメラ制御部は、検出された横断歩道の前記画像データ内の位置に応じて、横断歩道及びその付近のみが前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、横断歩道を渡る歩行者を好適に認識でき、横断歩道以外の場所は合焦範囲の外になるので、撮影画像中ではボケて映り、横断歩道以外の場所にある被写体による誤認識を軽減できる。
上記の対象認識装置は、現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、地図情報を記憶した地図情報記憶部と、前記位置情報と前記地図情報とを用いて、現在位置の状況を判定する状況判定部とをさらに備えていてよく、前記カメラ制御部は、前記状況判定部の判定結果に基づいて、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、車両の現在位置と地図情報とから、車両が現在どのような状況にいるのかを判定して、認識対象が存在する範囲を想定し、その範囲を含むように被写界深度を調整できる。
上記の対象認識装置において、前記状況判定部は、現在位置が交差点付近であることを判定してよく、前記カメラ制御部は、前記状況判定部が、現在位置が交差点付近であると判定したときに、交差点及びその付近のみが前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、交差点内の歩行者や車両を好適に認識でき、交差点以外の場所は合焦範囲の外になるので、撮影画像中ではボケて映り、交差点以外の場所にある被写体による誤認識を軽減できる。
上記の対象認識装置は、車両の速度を検出する速度検出部をさらに備えていてよく、前記カメラ制御部は、前記速度検出部が検出した速度に応じて、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、車両の速度に応じて対象認識装置で対象を認識すべき範囲を特定し、その範囲を含むように被写界深度を調整できる。
上記の対象認識装置において、前記カメラ制御部は、前記速度検出部にて検出された速度が速いほど、前記被写界深度が深くなるように、前記被写界深度を調整してよい。
この構成により、車両の速度が速い場合には、被写界深度を深くして、奥行き方向に大きな範囲で対象の認識を行なうことができる。
本発明の別の態様は、対象認識方法であって、この対象物認識方法は、レンズ及び絞りを含む光学系と前記光学系を駆動する光学系駆動部とを備えたカメラを用いて、車両から車両外に向いて撮影をして、画像データを生成する撮影ステップと、前記光学系駆動部を制御することで、前記カメラの被写界深度を調整するカメラ制御ステップと、前記被写界深度が調整された前記カメラにて得られた前記画像データに対して、対象の認識を行なう対象認識ステップとを含んでいる。
この構成によっても、カメラの被写界深度が調整され、合焦範囲外の被写体は撮影画像内にてボケて映るので、合焦範囲内の被写体について対象認識が好適に行なわれるとともに、撮影画像内のボケた部分からは対象が認識されにくくなるので、誤認識の可能性を低減できる。
本発明によれば、カメラの被写界深度が調整され、合焦範囲外の被写体は撮影画像内にてボケて映り、その部分からは対象が認識されにくくなるので、誤認識の可能性を低減できる。
本発明の第1の実施の形態における対象認識装置の構成を示すブロック図 本発明の第1の実施の形態における被写界深度の調整例を示す図 本発明の第1の実施の形態における被写界深度の調整例を示す図 本発明の第1の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図 本発明の第2の実施の形態における対象認識装置の構成を示すブロック図 本発明の第2の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図 本発明の第3の実施の形態における対象認識装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態の対象認識装置について、図面を参照しながら説明する。以下で説明する対象認識装置は、車両に搭載されて、車両外に向いて車両の前方を撮影した画像から対象を認識する。対象としては、例えば、人(歩行者)及び車両があり、対象認識装置では、予めそれらの画像特徴量のパターンが認識対象のパターンとして学習されている。対象認識装置による認識結果は、車両の自動制動やドライバへの注意喚起に用いることができる。なお、以下の説明において、なお、「合焦範囲」とは、カメラを基準とした奥行き方向の範囲であり、一定の許容錯乱円径でピントが合う範囲をいう。合焦範囲の奥行き方向の大きさ(深さ)が「被写界深度」である。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態の対象認識装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、対象認識装置101は、カメラ10、対象認識部20、道路標識検出部30、及びカメラ制御部40を備えている。
カメラ10は、車両内に設置されて、車両外に向いて車両の前方を撮影する。カメラ10は、レンズ11及び絞り12を含む光学系13を有する。図1では、レンズ11が1枚のみ図示されているが、実際には複数枚のレンズが組み合わせて用いられる。光学系13の後方には画像生成部14が設けられている。画像生成部14は、入射した光を電子信号に変換する撮像素子と、撮像素子からの信号にを処理して画像データを生成する信号処理回路とを備えている。レンズ11及び絞り12を通過した被写体からの光は、画像生成部14の撮像素子に入射して信号処理回路で画像データに変換される。画像データは、対象認識部20及び道路標識検出部30に入力される。
カメラ10は、さらにレンズ駆動部15及び絞り駆動部16を備えている。レンズ駆動部15は、レンズ11を前後方向に移動させる。これによって、レンズ11の焦点距離が変更される。絞り駆動部16は、絞り12を絞ったり開けたりして開口の大きさを変更する。これによって絞り12のF値が変更される。レンズ駆動部15及び絞り駆動部16によって光学系駆動部17が構成される。
レンズ11の焦点距離をf、絞り12のF値をF、被写体までの距離(即ちレンズ主点から合焦位置までの距離)をR、許容錯乱円径をδ、前方被写界深度をDa、後方被写界深度をDb、被写界深度をDとすると、以下の式(1)〜(3)が成り立つ。
Da=R2δF/(f2+RδF) ・・・(1)
Db=R2δF/(f2−RδF) ・・・(2)
D=Da+Db ・・・(3)
式(1)〜(3)より明らかなように、絞り12を絞り込むほど(即ち、F値を大きくするほど)、被写界深度が深く(即ち、被写界深度が広く)なり、焦点距離が短いほど、被写界深度が深く(即ち、被写界深度が広く)なる。そして、合焦範囲内にある被写体は、撮影画像中で鮮明に映り、合焦範囲外の被写体は、合焦範囲から離れるほどその像がボケて撮影画像中に現れることになる。
対象認識部20は、画像データに対して対象認識を行なう。対象認識部20は、画像特徴量として勾配特徴量を用いて対象の認識を行なう。勾配特徴量としては、HoG(Histograms of Oriented Gradients)特徴量(勾配ヒストグラム特徴量)、SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)特徴量、Haar−like特徴量等を採用できる。撮影画像中のボケている部分では十分な勾配特徴量が得られない。よって、勾配特徴量を用いて対象の認識を行なうと、ボケている部分では対象が認識されにくくなり、この部分での誤認識の可能性を低減できる。
なお、通常は、写真に魅力を持たせるために、対象とする被写体以外を強くぼかすように被写界深度を浅く設定することもあるが、本実施の形態の場合には、ボケの度合いはわずかであってよい。ボケの度合いがわずかであっても、勾配特徴量には大きな影響があるので十分な効果が得られる。
また、上記のとおり、本実施の形態では、対象認識部20が勾配特徴量に基づいて対象の認識を行なうことで画像中のボケている部分での誤認識の可能性を低減できるが、ボケている部分での誤認識が低減される対象認識はこれに限られない。例えば、対象認識部20は、画像特徴量として、周波数成分(フーリエ変換、ウェーブレット変換、ガボール変換)を用いて対象認識を行なってもよい。周波数成分による対象認識の場合も、画像中のボケている部分からは低周波成分が抽出され、ボケていない部分からは高周波成分が抽出されるので、高周波成分に着目して対象認識を行なうことで、ボケている部分における誤認識の可能性を低減できる。
例えば、画像中のボケている部分については、適切なサイズのブロックでフーリエ変換を行なうと、高周波成分のパワーが弱くなる一方、画像中の鮮明な部分では、適切なサイズのブロックでフーリエ変換を行なうと、一般的には高周波成分のパワーが強くなる。よって、高周波成分の強さに対して閾値を適用することで、ボケている部分(合焦範囲外)での対象の認識を行なわないようにして、この部分での誤認識の可能性を低減できる。
道路標識検出部30は、画像データから道路標識を検出する。本実施の形態では、道路標識検出部30は、道路標識として横断歩道を検出する。道路標識検出部30は、検出結果をカメラ制御部40に出力する。
カメラ制御部40は、焦点距離調整部41及びF値調整部42を備えている。焦点距離調整部41は、レンズ駆動部15に制御信号を与えて、レンズ駆動部15によるレンズ11の駆動を制御する。F値調整部42は、絞り駆動部16に制御信号を与えて、絞り駆動部16による絞り12の駆動を制御する。カメラ制御部40は、道路標識検出部30の検出結果に基づいて、認識対象の存在が想定される範囲が合焦範囲となるように、レンズ駆動部15及び絞り駆動部16を制御して、被写界深度を調整する。具体的には、以下のとおりである。
焦点距離調整部41は、横断歩道が近くにある場合(横断歩道が画像内の下の方で検出された場合)には、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が長くなると、被写界深度は浅くなる。一方、横断歩道が遠くにある場合(横断歩道が画像内の上の方で検出された場合)及び横断歩道がない場合(横断歩道が検出されなかった場合)には、焦点距離調整部42は、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が短くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が短くなると、被写界深度は深くなる。
このように、焦点距離調整部42は、横断歩道が近くにある場合には、被写界深度を浅くすることで、横断歩道前後のみにピントが合うようにする。これによって、横断歩道よりも遠い位置にあるものを認識対象であると誤って認識する可能性を低減できる。
F値調整部43は、横断歩道が近くにある場合(横断歩道が画像内の下の方で検出された場合)には、絞り駆動部16が絞り12を駆動することで開口を大きくするように、絞り駆動部16を制御する。この制御によって絞り15が開いてF値が小さくなると、被写界深度が浅くなる。一方、横断歩道が遠くにある場合(横断歩道が画像内の上の方で検出された場合)及び横断歩道がない場合(横断歩道が検出されなかった場合)には、絞り駆動部16が絞り12を駆動することで開口が小さくなるように、絞り駆動部16を制御する。この制御によって絞り15が閉じてF値が大きくなると、被写界深度が深くなる。
このように、F値調整部43は、横断歩道が近くにある場合には、被写界深度を浅くすることで、横断歩道前後のみにピントが合うようにする。これによって、横断歩道よりも遠い位置にあるものを認識対象であると誤って認識する可能性を低減できる。
図2及び図3は、本発明の第1の実施の形態における被写界深度の調整例を示す図である。図2は、前方の近くに横断歩道がある場合、図3は、前方に横断歩道がない場合をそれぞれ示している。図2及び図3に示すように、車両Cにはカメラ10が備えられている。カメラ10は、車両の進行方向前方を撮影するように車両Cに取り付けられている。
図2に示すように、車両Cの前方の比較的近い位置に横断歩道Zがある場合には、カメラ10で撮影された画像では、この横断歩道Zは画像内の下方に比較的大きく映ることになる。道路標識検出部30が、そのように画像内に現れた横断歩道Zを検出すると、カメラ制御部40は、光学系の被写界深度Dが浅くなるように、光学系駆動部17を制御する。具体的には、上述のとおり、焦点距離調整部41がレンズ駆動部15を制御して、レンズ駆動部15は、光学系13の焦点距離が長くなるようにレンズ11を駆動し、F値調整部42が絞り駆動部16を制御して、絞り駆動部16は、開口が大きくなるように絞り12を駆動する。このような制御によって、図2に示すように、前方被写界深度Da1及び後方被写界深度Db1はそれぞれ比較的浅くなり、よって被写界深度D1(=Da1+Db1)は比較的浅くなる。
一方、図3に示すように、車両Cの前方に横断歩道がなく、道路標識検出部30によっても横断歩道が検出されない場合には、カメラ制御部40は、光学系13の被写界深度Dが深くなるように、光学系駆動部17を制御する。具体的には、上述のとおり、焦点距離調整部41がレンズ駆動部15を制御して、レンズ駆動部15は、光学系の焦点距離が短くなるようにレンズ11を駆動し、F値調整部42が絞り駆動部16を制御して、絞り駆動部16は、開口が小さくなるように絞り12を駆動する。このような制御によって、図3に示すように、前方被写界深度Da2及び後方被写界深度Db2はそれぞれ比較的深くなり、よって被写界深度D2(=Da2+Db2)は比較的深くなる。
次に、本実施の形態の対象認識方法について説明する。図4は、本発明の第1の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図である。対象認識装置101は、処理を開始すると、まず、カメラ10で車両Cの前方を撮影して、画像を取得する(ステップS41)。そして、道路標識検出部30は、取得された画像から横断歩道を検出して、検出結果をカメラ制御部40に出力する(ステップS42)。
カメラ制御部40は、横断歩道が車両Cの前方の比較的近いところ(手前)に検出されたか否かを判断する(ステップS43)。横断歩道Zが車両Cの前方の比較的近いところに検出された場合には(ステップS43にてYES)、カメラ制御部40は、被写界深度Dが浅くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS44)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が大きくなるように、絞り駆動部16を制御する。
一方、車両Cの前方の近いところにて横断歩道が検出されなかった場合(横断歩道が検出されなかった場合、及び横断歩道が車両Cの前方の遠いところ(画面の上の方)で検出された場合を含む)には(ステップS43にてNO)、カメラ制御部40は、被写界深度Dが深くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS45)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が短くなるようにレンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が小さくなるように絞り駆動部16を制御する。
なお、ステップS44とステップS45は、ステップS45における光学系の状態を基本状態として、横断歩道の手前であると判断された場合(ステップS43にてYES)にのみ、基本状態に対して被写界深度が浅くなるように、レンズ11及び絞り12を駆動し(ステップS44)、横断歩道の手前でない場合(ステップS43にてNO)には、基本状態からレンズ11及び絞り12を駆動しないようにしてもよい。
ステップS44又はステップS45にて焦点距離及びF値の調整が行なわれて被写界深度が決定されると、そのような光学系13で得られた撮影画像について、対象認識部20が対象認識を行なう(ステップS46)。
以上のように、本実施の形態の対象認識装置101によれば、横断歩道が車両のすぐ前にある場合には、そこに認識対象である歩行者がいると想定して、被写界深度を浅くする。そうすることで、横断歩道よりもずっと先にある電柱等がカメラ10の画角に入っていたとしても、それらの被写体の像はボケて、横断歩道を渡っている歩行者にピントが合った撮影画像が得られる。よって、このような撮影画像について対象認識を行なうことで、横断歩道よりも先にある電柱等が人間の足と認識される等の誤認識の可能性を低減できる。
なお、上記の実施の形態では、道路標識検出部30にて撮影画像から横断歩道が検出されたときに、被写界深度を浅くしたが、さらに車両の速度を検知して、速度が低速ないしは車両が停止している場合にのみ、撮影画像から横断歩道が検出されたときに、被写界深度を浅くするようにしてよい。これにより、通常の走行速度で横断歩道を横切る場合に、瞬間的に横断歩道が所定の大きさで検出されて、瞬間的に被写界深度が変更されないようにすることできる。
また、上記の実施の形態では、道路標識として、横断歩道を検出したが、道路に直接表記されたその他の道路標識を検出して、それに応じて被写界深度を調整してもよい。また、道路に立てられた看板の道路標識を検出して、それに応じて被写界深度を調整してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態を説明する。図5は、本発明の第2の実施の形態における対象認識装置の構成を示すブロック図である。図5に示す第2の実施の形態の対象認識装置102において、第1の実施の形態の対象認識装置101と同じ構成については、同じ符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態の対象認識装置102は、第1の実施の形態の対象認識装置101の道路標識検出部30の代わりに、前方判定部50を備えている。本実施の形態の前方判定部50は、車両の前方の比較的近い距離に交差点があるか否かを判定する。前方判定部50は、位置情報取得部51、判定部52、及び地図情報記億部53を備えている。位置情報取得部51は、車両の現在位置の位置情報を取得する。位置情報取得部51はGPS受信機であってよく、外部のGPS受信機で得られた情報を取得するものであってもよい。地図情報記憶部53は、地図情報を記憶している。地図情報には、地図上の道路についてリンクとノード(リンクをつなぐ点)の属性の情報が含まれている。ノードの属性には、少なくとも交差点であるという属性が含まれている。
判定部52は、位置情報取得部51で取得した車両の現在位置の位置情報に対応する地図情報を地図情報記憶部53から読み出して、車両の現在位置が交差点の手前であるか否か(車両の進行方向の前方の近いところに交差点があるか否か)を判定し、その判定結果をカメラ制御部40に出力する。
カメラ制御部40の焦点距離調整部41及びF値調整部42によるレンズ駆動部15及び絞り駆動部16の制御は、以下の通りである。焦点距離調整部41は、車両の現在位置が交差点の手前にある場合には、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が長くなると、被写界深度は浅くなる。一方、車両の現在位置が交差点の手前にない場合には、焦点距離調整部42は、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が短くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が短くなると、被写界深度は深くなる。
このように、焦点距離調整部42は、車両の現在位置が交差点の手前にある場合には、被写界深度を浅くすることで、交差点及びその前後のみにピントが合うようにする。これによって、交差点の先にあるものを認識対象であると誤って認識する可能性を低減できる。
F値調整部43は、車両の現在位置が交差点の手前にある場合には、絞り駆動部16が絞り12を駆動することで開口を大きくするように、絞り駆動部16を制御する。この制御によって絞り15が開いてF値が小さくなると、被写界深度が浅くなる。一方、車両の現在位置が交差点の手前にある場合には、絞り駆動部16が絞り12を駆動することで開口が小さくなるように、絞り駆動部16を制御する。この制御によって絞り15が閉じてF値が大きくなると、被写界深度が深くなる。
このように、F値調整部43は、車両の現在位置が交差点の手前にある場合には、被写界深度を浅くすることで、交差点のみにピントが合うようにする。これによって、交差点の先にあるものを認識対象であると誤って認識する可能性を低減できる。
次に、本実施の形態の対象認識方法について説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図である。対象認識装置102は、処理を開始すると、まず、カメラ10で車両の前方を撮影して、画像を取得する(ステップS61)。そして、位置情報取得部51は、GPS受信機として、又はGPS受信機から、車両の現時位置の位置情報(緯度及び軽度)を取得する(ステップS62)。
判定部52は、地図情報記憶部53に記憶された地図情報を参照して、車両の現在位置が交差点の手前にあるか否かを判断する(ステップS63)。車両の現在位置が交差点の手前にある場合には(ステップS63にてYES)、カメラ制御部40は、被写界深度が浅くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS64)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が大きくなるように、絞り駆動部16を制御する。
一方、車両の現在位置が交差点の手前にない場合には(ステップS63にてNO)、カメラ制御部40は、被写界深度が深くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS65)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が短くなるようにレンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が小さくなるように絞り駆動部16を制御する。
ステップS64又はステップS65にて焦点距離及びF値の調整が行なわれて被写界深度が決定されると、そのような光学系13で得られた撮影画像について、対象認識部20が対象認識を行なう(ステップS66)。
以上のように、本実施の形態の対象認識装置102によれば、車両の現在位置と地図情報とを用いて、車両が交差点の手前にあると判定された場合には、そこに認識対象としての歩行者や車両がいると想定して、被写界深度を浅くする。そうすることで、交差点の先にある建物のエントランス等がカメラの画角に入っていたとしても、それらの被写体の像はボケて、交差点内の歩行者や車両にピントが合った撮影画像が得られる。よって、このような撮影画像について対象認識を行なうことで、交差点の先にあるビルのエントランス等が車両であると認識される等の誤認識の可能性を低減できる。
(第3の実施の形態)
次に、第3の実施の形態を説明する。図7は、本発明の第3の実施の形態における対象認識装置の構成を示すブロック図である。図7に示す第3の実施の形態の対象認識装置103において、第1の実施の形態の対象認識装置101と同じ構成については、同じ符号を付して適宜説明を省略する。
本実施の形態の対象認識装置103は、第1の実施の形態の対象認識装置101の道路標識検出部30の代わりに、速度検出部60を備えている。速度検出部60は、車両から車両の現在速度の情報を取得して、カメラ制御部40に出力する。
カメラ制御部40の焦点距離調整部41及びF値調整部42によるレンズ駆動部15及び絞り駆動部16の制御は、以下の通りである。焦点距離調整部41は、車両の速度が所定の閾値未満である場合には、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が長くなると、被写界深度は浅くなる。一方、車両の速度が閾値以上である場合には、焦点距離調整部42は、レンズ駆動部15がレンズ11を駆動することで焦点距離が短くなるように、レンズ駆動部15を制御する。この制御によってレンズ11の焦点距離が短くなると、被写界深度は深くなる。
このように、焦点距離調整部42は、車両の速度が閾値よりも遅い場合には、被写界深度を浅くすることで、比較的車両に近く、かつ浅い被写界深度内でピントが合うようにする。車両の速度が遅い場合には、車両から遠く離れたところについてまで歩行者や車両等の認識対象を認識する必要はないからである。上述のように、被写界深度外の被写体は撮像画像においてボケており、対象認識部20による認識によっても認識されにくくなるので、このボケた部分での誤認識の可能性を低減できる。これに対して、車両の速度が速い場合には、広い範囲で認識対象を認識する必要があるので、被写界深度も深くして、遠くの被写体もボケずに映るようにする。これによって、遠くの歩行者や車両についても認識対象として認識されることになる。
次に、本実施の形態の対象認識方法について説明する。図8は、本発明の第3の実施の形態における対象認識装置の動作を示すフロー図である。対象認識装置103は、処理を開始すると、まず、カメラ10で車両の前方を撮影して、画像を取得する(ステップS81)。そして、速度検出部60は、車両の速度を取得してカメラ制御部40に出力する(ステップS82)。
カメラ制御部40は、車両の速度が所定の閾値未満であるか否かを判断する(ステップS83)。車両の速度が閾値未満である場合には(ステップS83にてYES)、カメラ制御部40は、被写界深度が浅くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS84)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が長くなるように、レンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が大きくなるように、絞り駆動部16を制御する。
一方、車両の速度が閾値以上である場合には(ステップS83にてNO)、カメラ制御部40は、被写界深度が深くなるように光学系駆動部17を制御する(ステップS85)。具体的には、焦点距離調整部41は、レンズ11の焦点距離が短くなるようにレンズ駆動部15を制御するとともに、F値調整部42は、絞り12の開口が小さくなるように絞り駆動部16を制御する。
ステップS84又はステップS85にて焦点距離及びF値の調整が行なわれて被写界深度が決定されると、そのような光学系13で得られた撮影画像について、対象認識部20が対象認識を行なう(ステップS86)。
第1及び第2の実施の形態の対象認識装置では、認識対象である歩行者や車両が存在と想定される範囲が合焦範囲となるように光学系が駆動されて被写界深度が調整されたが、第3の実施の形態では、認識対象の存在が想定される範囲とは関係なく、車両の速度に応じて被写界深度の深さが調整される。よって、速度が遅い場合に、認識する必要のない遠くの被写体によって誤認識が生じることを軽減できる。
なお、上記の第1ないし第3の実施の形態では、レンズ11の焦点距離及び絞り12のF値をいずれも変更することで、被写界深度を調整したが、レンズ11の焦点距離及び絞り12のF値のいずれか一方のみを制御することで、被写界深度を調整してもよい。式(1)〜(3)より明らかなように、焦点距離及びF値のいずれか一方のみを変更するのみでも、被写界深度を調整できる。
また、上記の第1ないし第3の実施の形態において、カメラ10がオートフォーカス機能を有していてよい。この場合には、式(1)〜(3)より明らかなように、フォーカス位置、即ち被写体までの距離Rによっても被写界深度が変動する。従って、カメラ10がオートフォーカス機能を有する場合には、オートフォーカスによってピントが合わせられた後に、被写界深度が所望の深さになるように、レンズ11の焦点距離及び絞り12のF値が調整される。即ち、上記で説明したカメラ制御部40による被写界深度の調整は、カメラ10がオートフォーカス機能を有する場合には、そのオートフォーカスによる被写界深度の変更とは別に、焦点距離及び/又はF値を変更することによって行なわれるものである。
本発明は、カメラの被写界深度が調整され、合焦範囲外の被写体は撮影画像内にてボケて映り、その部分からは対象が認識されにくくなるので、誤認識の可能性を低減できるという効果を有し、車載カメラで撮影した画像から歩行者や車両等の対象を認識する対象認識装置等として有用である。
101、102、103 対象認識装置
10 カメラ
11 レンズ
12 絞り
13 光学系
14 画像生成部
15 レンズ駆動部
16 絞り駆動部
17 光学系駆動部
20 対象認識部
30 道路標識検出部
40 カメラ制御装置
41 焦点距離調整部
42 F値調整部
50 前方判定部
51 位置情報取得部
52 判定部
53 地図情報記憶部
60 速度検出部
C 車両
1、D2 被写界深度
Da1、Da2 前方被写界深度
Db1、Db2 後方被写界深度

Claims (11)

  1. レンズ及び絞りを含む光学系と、前記光学系を駆動する光学系駆動部と、画像データを生成する画像生成部とを備え、車両から車両外に向いて撮影をするカメラと、
    前記画像データに対して対象の認識を行なう対象認識部と、
    前記光学系駆動部を制御することで、前記カメラの被写界深度を調整するカメラ制御部と、
    を備えたことを特徴とする対象認識装置。
  2. 前記光学系駆動部は、前記レンズを駆動するレンズ駆動部を含み、
    前記カメラ制御部は、前記レンズ駆動部を制御して、前記レンズの焦点距離を変更することで、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載の対象認識装置。
  3. 前記光学系駆動部は、前記絞りを駆動する絞り駆動部を含み、
    前記カメラ制御部は、前記絞り駆動部を制御して、前記絞りのF値を変更することで、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の対象認識装置。
  4. 前記カメラ制御部は、認識対象の存在が想定される範囲が、前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の対象認識装置。
  5. 前記画像データから道路標識を検出する道路標識検出部をさらに備え、
    前記カメラ制御部は、前記道路標識の検出結果に基づいて、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項4に記載の対象認識装置。
  6. 前記道路標識検出部は、前記画像データから横断歩道を検出し、
    前記カメラ制御部は、検出された横断歩道の前記画像データ内の位置に応じて、横断歩道及びその付近のみが前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項5に記載の対象認識装置。
  7. 現在位置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    地図情報を記憶した地図情報記憶部と、
    前記位置情報と前記地図情報とを用いて、現在位置の状況を判定する状況判定部と、
    をさらに備え、
    前記カメラ制御部は、前記状況判定部の判定結果に基づいて、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項4に記載の対象認識装置。
  8. 前記状況判定部は、現在位置が交差点付近であることを判定し、
    前記カメラ制御部は、前記状況判定部が、現在位置が交差点付近であると判定したときに、交差点及びその付近のみが前記カメラの合焦範囲となるように、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項7に記載の対象認識装置。
  9. 車両の速度を検出する速度検出部をさらに備え、
    前記カメラ制御部は、前記速度検出部が検出した速度に応じて、前記被写界深度を調整する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の対象認識装置。
  10. 前記カメラ制御部は、前記速度検出部にて検出された速度が速いほど、前記被写界深度が深くなるように、前記被写界深度を調整することを特徴とする請求項9に記載の対象認識装置。
  11. レンズ及び絞りを含む光学系と前記光学系を駆動する光学系駆動部とを備えたカメラを用いて、車両から車両外に向いて撮影をして、画像データを生成する撮影ステップと、
    前記光学系駆動部を制御することで、前記カメラの被写界深度を調整するカメラ制御ステップと、
    前記被写界深度が調整された前記カメラにて得られた前記画像データに対して、対象の認識を行なう対象認識ステップと、
    を含むことを特徴とする対象認識方法。
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