JP2013202933A - 記録装置 - Google Patents

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浩 竹内
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浩之 依田
Kenji Oshima
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聡史 清水
Kazutoshi Sakamoto
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Nobuhisa Nomoto
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Abstract

【課題】記録媒体の除去を良好に行うことが可能な記録装置を提供する。
【解決手段】記録用紙Pを搬送する搬送方向の上流側に設けられると共に、筐体20に設けられている第1開口部21から記録用紙Pを送り込むことが可能な給紙トレイ31と、給紙トレイ31に設けられ、記録用紙Pの幅を規定すると共に、給紙トレイ31を含む給紙装置30の壁面部または筐体20の壁面部21aに対して対向して設けられるガイド部材33と、ガイド部材33と壁面部との間の隙間部分S1,S2を通過させると共に、筐体20の外部に設けられるインク収容部60からキャリッジ41に取り付けられている記録ヘッド43に向けてインクを供給するインクチューブ50と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置に関する。
記録装置の中には、たとえば特許文献1および特許文献2に示すように、インクを蓄える外部タンクを用いて、記録装置が備える記録ヘッドにインクを供給するものがある。このような記録装置においては、記録装置の筐体の外部に外部タンクを設置し、その外部タンクから、筐体内部に存在する記録ヘッドにインクチューブを介してインクを供給可能としている。
中華人民共和国実用新案公告CN2825289Y号 中華民国専利公報公告538909号
特許文献1および特許文献2に開示の構成においては、インクチューブには、キャリッジから外部タンクに向かう場合に、キャリッジよりも上方側に向かうか、またはキャリッジよりも正面側に向かって延伸する部分が存在している。そのため、記録用紙が搬送経路の途中にて詰まる等し、その記録用紙を除去する必要がある場合には、ユーザーはインクチューブを避けながら手を搬送経路に差し込む等しなければならない。そのため、特許文献1および特許文献2に示す構成では、インクチューブが記録用紙の除去の際に邪魔になる。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、記録媒体の除去を良好に行うことが可能な記録装置を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の記録装置は、記録媒体を搬送する搬送方向の上流側に設けられると共に、筐体に設けられている第1開口部から記録媒体を送り込むことが可能な給紙トレイと、給紙トレイに設けられ、記録媒体の幅を規定し、筐体に対して対向して設けられるガイド部材と、ガイド部材と筐体との間の隙間部分を通過させると共に、筐体の外部に設けられるインク収容部からキャリッジに取り付けられている記録ヘッドに向けてインクを供給するインクチューブと、を具備することを特徴としている。
このように構成する場合には、ガイド部材と筐体との間の隙間部分を通して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。そのため、筐体の内部で詰まった記録媒体を除去する際に、インクチューブが邪魔になるのを防止可能となり、記録媒体を容易に除去することが可能となり、記録装置のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、ガイド部材は一対設けられていて、当該一対のガイド部材は記録媒体の幅の両端を規定可能としていて、一対のガイド部材は、それぞれ筐体と対向して設けられ、一対のガイド部材と筐体との間には、それぞれ隙間部分が設けられると共に、インクチューブは、それぞれの隙間部分を通過させられる、ことが好ましい。
このように構成する場合にも、筐体の内部で詰まった記録媒体の除去を行う際にインクチューブが邪魔にならず、記録装置のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、筐体には、第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていると共に、異物受け部材は、給紙トレイに対して対向する状態で配置されていて、給紙トレイには、異物受け部材が当接する当接部が設けられていて、異物受け部材と当接部とは互いに固定されている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、異物受け部材と当接部との間の固定により、給紙トレイが収納部位に収納されるのを防止可能となる。それにより、その給紙トレイの収納に際して、ガイド部材の収納経路上にインクチューブが位置する場合に、そのインクチューブを切断したり、押し潰してしまうのを防止可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、一対のガイド部材のうちの一方のガイド部材は、トレイ部材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられている可動ガイド部材であると共に、可動ガイド部材と筐体との間には、インクチューブの通過に対応したスペーサーが設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、可動ガイド部材を筐体のうち可動ガイド部材と対向する部分に向けて移動させた場合でも、その可動ガイド部材によってインクチューブが押し潰されるのを防止可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、筐体のうち記録媒体が位置して記録ヘッドにより記録が行われる部位よりもキャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって第2開口部は開閉させられると共に、キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、キャリッジ側から第2開口部を通過させられて、さらに隙間部分を通過する状態で設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、開口部分をインクチューブが通過することにより、インクチューブは筐体の外部側に位置し、その位置からインクチューブは隙間部分へ向かって延伸している。それにより、インクチューブがキャリッジの走査経路上に差し掛かり、キャリッジ41の走査の障害になるのを防止可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、筐体には、第2開口部から給紙装置に向かう側に天板が設けられていると共に、天板には、インクチューブが固定されている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、キャリッジの走査に際して、インクチューブが揺れる等するのを防止可能となり、インクチューブの筐体の内部での挙動を安定化させることが可能となる。
また、本発明の他の側面は、記録媒体を搬送する搬送方向の上流側に設けられると共に、筐体に設けられている第1開口部から記録媒体を送り込むことが可能であり、第1トレイ部材を有すると共にこの第1トレイ部材から延伸可能な第2トレイ部材を有する給紙トレイと、第2トレイ部材の壁部と筐体との間の隙間部分を通過させると共に、筐体の外部に設けられるインク収容部からキャリッジに取り付けられている記録ヘッドに向けてインクを供給するインクチューブと、を具備することを特徴している。
このように構成する場合には、第2トレイ部材と壁部との間の隙間部分を通して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。そのため、筐体の内部で詰まった記録媒体を除去する際に、インクチューブが邪魔になるのを防止可能となり、記録媒体を容易に除去することが可能となり、記録装置のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、壁部は、記録媒体の幅を規定するガイド部材として機能する、ことが好ましい。
このように構成する場合には、ガイド部材を利用して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、第2トレイ部材のうち壁部側には当該第2トレイ部材のうち記録媒体を載置する載置面から離間する側に向かって突出する突起が設けられていて、突起には、インクチューブが引っ掛かる状態で位置している、ことが好ましい。
このように構成する場合には、第2トレイ部材の壁部側の突起にインクチューブが引っ掛けられるので、この突起を利用してインクチューブの位置決めを行ったり、当該インクチューブを引き出す向きを変更することが可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、筐体には、第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていて、当該異物受け部材は、給紙トレイに対して対向する位置に設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、異物受け部材によって給紙トレイの不使用時には筐体内部に埃等の異物が入り込むのを防止可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、異物受け部材と突起とは互い固定されている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、異物受け部材と突起との間の固定により、給紙トレイが収納部位に収納されるのを防止可能となる。それにより、その給紙トレイの収納に際して、ガイド部材の収納経路上にインクチューブが位置する場合に、そのインクチューブを切断したり、押し潰してしまうのを防止可能となる。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、第2トレイ部材には、記録媒体の幅を規定すると共に筐体に対して対向するガイド部材が設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、ガイド部材を利用して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。また、ガイド部材によって記録媒体の幅を規定することが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、ガイド部材は一対設けられていて、当該一対のガイド部材は記録媒体の幅の両端を規定可能としている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、一対のガイド部材を利用して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。また、一対のガイド部材によって記録媒体の幅を規定することが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、一対のガイド部材のうちの一方のガイド部材は、第2トレイ部材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられている可動ガイド部材である、ことが好ましい。
このように構成する場合には、可動ガイド部材を利用して、インクチューブを筐体の外部に導出させることが可能となる。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、可動ガイド部材と筐体との間には、インクチューブの通過に対応したスペーサーが設けられている、ことが好ましい。
このように構成する場合には、可動ガイド部材を筐体のうち可動ガイド部材と対向する部分に向けて移動させた場合でも、その可動ガイド部材によってインクチューブが押し潰されるのを防止可能となる。
記録装置の構成を示す斜視図である。 インクチューブが隙間部分から導出される状態を示す概略図である。 インクチューブの構成を示す部分的な斜視図である。 インクチューブの構成を示す部分的な斜視図である。 インクチューブが隙間部分から導出される他の形態を示す概略図である。 インクチューブが隙間部分から導出される他の形態を示す概略図である。 インクチューブが突起に引っ掛けられる状態を示す斜視図である。 インクチューブが突起に引っ掛けられない状態を示す斜視図である。 インクチューブが背面側の切欠部から導出される状態を示す斜視図である。 インクチューブが隙間部分から導出される他の形態を示す概略図である。 インクチューブが隙間部分から導出される他の形態を示す概略図である。 インクチューブが隙間部分から導出される他の形態を示す概略図である。 開閉カバーが完全に閉まるのを防止する状態を示す側面図である。 異物受け部材と突起とが固定されている状態を示す側面図である。 トレイ部材が固定部材により背面側で固定された状態を示す図である。 分割されたインクチューブの継手を介しての接合状態を示す図である。 隙間部分にスペーサーが存在する状態を示す図である。 一対のガイド部材が共に可動ガイド部材である構成を示す図である。 スキャナーユニットを備える記録装置の構成を示す斜視図である。 スキャナーユニットを開いた状態の記録装置の構成を示す斜視図である。 スキャナーユニットを取り除いた状態の記録装置を示す側面図である。 スキャナーユニットを備えない記録装置の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る記録装置10について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、記録用紙Pの搬送方向の下流側を先端部とし、それとは逆の上流側を後端部とする。また、記録用紙Pの搬送方向(副走査方向)をY方向とし、それとは直交すると共にキャリッジが移動する方向(主走査方向)をX方向とする。
また、記録用紙Pは、記録媒体の一例に対応するが、たとえばフィルム状部材のような記録用紙P以外の記録対象物を記録媒体としても良い。
<1.概要>
本発明は、記録装置10において、外部タンク60に接続されるインクチューブの配置形態に関するものである。以下、そのインクチューブ50の配置形態に関して、他の形態も含めて順次説明する。なお、以下の発明においては、XYZ直交座標系を設定して説明する場合があるものの、その中でキャリッジ41が移動する(走査する)方向をX方向とし、記録装置10の設置面から離間する方向(上下方向)をZ方向とし、X方向およびZ方向と直交する方向(副走査方向)をY方向とする。
(インクチューブの配置形態について)
図1は、本発明の記録装置10の斜視図である。また、図2は本発明の概要に関する記録装置10のうち、要部を示す概略図である。記録装置10は筐体20と、給紙装置30と、キャリッジ機構40と、インクチューブ50とを備えている。また、記録装置10は、これらの他に、外部タンク60を備える構成としても良いが、外部タンク60を備えない構成としても良い。筐体20には、その背面側に開口部21(第1開口部に対応)が設けられている。開口部21は、筐体20の背面側の一部を切り欠いた部分であって、本実施の形態では、開口部21は、主走査方向(X方向)が長手となるように形成されている。
この開口部21からは、筐体20の内部に給紙装置30から記録用紙Pを供給可能となっている。給紙装置30は、給紙トレイ31と、分離ローラー32とを有している。給紙トレイ31は、記録用紙Pを載置して、その記録用紙Pを背面側からサポートする部分である。給紙トレイ31は、単数のトレイ部材311から構成されていても良いが、複数のトレイ部材311から構成されていても良い。給紙トレイ31が複数のトレイ部材311から構成される場合、それら複数のトレイ部材311は、記録用紙Pの長さに応じて、引き出しおよび収納可能に設けられている。図1に示す記録装置10では、2段のトレイ部材311が図示されているが、図1の記録装置10では、筐体20に隠れているトレイ部材311が1段存在している。そのため、図1の記録装置10では、給紙トレイ31は合計3段のトレイ部材311から構成されている。ここで、3段のトレイ部材311のうち、最も下段のトレイ部材311は第1トレイ部材に対応し、そのトレイ部材311(第1トレイ部材)から延伸するトレイ部材311は第2トレイ部材に対応する。また、2段のトレイ部材311の場合でも、最も下段のトレイ部材311は第1トレイ部材に対応し、そのトレイ部材311(第1トレイ部材)から延伸するトレイ部材311は第2トレイ部材に対応する。なお、搬送方向の下流側から上流側に向かうにつれて、トレイ部材311の大きさは徐々に小さく設けられており、大きなトレイ部材311の内部空間に小さなトレイ部材311が収納されるように設けられている。
なお、図1に示す記録装置10では、トレイ部材311には壁状の固定ガイド部材33aが設けられていて、この固定ガイド部材33aの下方側には、突起331が設けられている。突起331は、トレイ部材311から離間する向きに向かって突出している。
搬送方向において下流側のトレイ部材311には、ガイド部材33が設けられている。ガイド部材33は、記録用紙Pの幅方向の端部の位置をガイドし、記録用紙Pが斜めになった状態で搬送されるのを防ぐ等するための部材である。このガイド部材33には、固定ガイド部材33aと、可動ガイド部材33bとが設けられている。固定ガイド部材33aは、トレイ部材311に対して固定的に設けられていて、主走査方向(X方向)における位置移動が不能に設けられている。可動ガイド部材33bは、図2におけるガイド溝34およびトレイ部材311の背面側に設けられる不図示のスライドガイドによって、主走査方向(X方向)に沿って移動することを可能としている。それにより、記録用紙Pの幅に応じて一対のガイド部材33の間の幅を変更させて、記録用紙Pが傾くのを防止しつつ分離ローラー32側に送り込むことを可能としている。
なお、給紙トレイ31の搬送方向に設ける下流側の端部には、分離ローラー32が設けられている。分離ローラー32は不図示のモーターによって駆動力が与えられことにより回転させられて、記録用紙Pを下流側へ搬送可能としている。
また、筐体20の内部には、キャリッジ41を備えるキャリッジ機構40が設けられている。キャリッジ41は、キャリッジモーター(図示省略)の駆動により、キャリッジ軸42に沿って主走査方向(X方向)に移動することを可能としている。なお、キャリッジ41のうち搬送経路に対向する側には、記録ヘッド43が取り付けられていて、この記録ヘッド43からインクを噴射して、記録用紙Pに記録画像を形成することを可能としている。
キャリッジ41には、アダプターAPを介してインクチューブ50の一端側が取り付けられている。このインクチューブ50の他端側は、筐体20の外部にある外部タンク60に接続されている。そして、外部タンク60からインクチューブ50およびアダプターAPを介して、記録ヘッド43にインクを供給することを可能としている。なお、キャリッジ41の中には、メモリーを備えるインクカートリッジを搭載するタイプが存在する。この場合、キャリッジ41にはメモリーの情報を読み取る接続部が設けられることになるが、そのような接続部に対して、電気的に接続される部分(アダプター側接続部)がアダプターAPに設けられる構成としても良い。その場合においては、アダプター側接続部と接続部との間で信号の送受信を行うことにより、記録ヘッド43が正常に作動する状態とすることが可能である。
ところで、キャリッジ41と外部タンク60との間を接続するインクチューブ50は、以下のように配置されている。キャリッジ41からインクチューブ50に沿って進行する場合、図2に示すように、キャリッジ41から主走査方向(X方向)における一方側に向かい延伸するインクチューブ50は、所定だけ一方側に向かって進行した後に、湾曲部501を経て延伸する向きが逆転させられる。それにより、インクチューブ50に沿って進行すると、主走査方向(X方向)における他方側に向かって進行することになる。そして所定だけ進行すると、インクチューブ50の転向部502に差し掛かる。転向部502は、インクチューブ50の向きを転向させる部分であり、具体的には図2に示すように、インクチューブ50が主走査方向(X方向)に沿う状態から開口部21を経て給紙トレイ31(トレイ部材311)に沿う状態へと、インクチューブ50の向きを転向させている。
なお、転向部502は、インクチューブ50が給紙トレイ31(トレイ部材311)に沿うようにその方向を転向させられるものであれば、その長さはどのようなものであっても良い。
ここで、図2に示すように、本実施の形態では、転向部502を経たインクチューブ50は、開口部21の内壁部21a(壁面部に対応)と可動ガイド部材33bの側面部とで挟まれた隙間部分S1に位置し、この隙間部分S1を介して筐体20の外部に導かれる。そして、所定だけ給紙トレイ31(トレイ部材311)に沿ってインクチューブ50が進行した後に、その給紙トレイ31(トレイ部材311)を離れて、外部タンク60に向かって進行する。このように、図2に示す構成では、インクチューブ50は転向部502を経て隙間部分S1に差し掛かり、その隙間部分S1を通って筐体20の外部に導かれている。それにより、インクチューブ50が記録装置10の上方側や正面側に向かって延伸し、その延伸によって記録用紙Pが搬送経路の途中で詰まった際に、ユーザーが手を差し込んで詰まった記録用紙Pを除去するのを妨げるのを防止可能となる。
また、図1および図2に示すようにインクチューブ50を筐体20の外部に導出する場合には、筐体20の開口部21をインクチューブ50が通過する状態となるので、記録装置10の開閉カバー70(図13参照;たとえば蓋部分、スキャナーユニット12(図19参照)等が開閉カバー70に該当)においてインクチューブ50が挟まれてしまうのを防止することが可能となる。
また、インクチューブ50は、図3に示すように、それぞれの種類のインクを導通させるチューブ部分51が並んで連結される構成となっている。図3に示す構成では、並べられている複数のチューブ部分51が一体化された構成となっている。しかしながら、それぞれのチューブ部分51が連結されずに自由に移動可能な構成としても良い。また、図1および図2に示す記録装置10においては、インクチューブ50は、図3に示すように、上下方向(Z方向)が幅広となると共に、主走査方向(X方向)と副走査方向(Y方向)とがなす平面(XY平面)において曲線を描くように湾曲させられている。しかしながら、インクチューブ50は、図4に示すように、副走査方向(Y方向)が幅広となると共に、主走査方向(X方向)と上下方向(Z方向)とがなす平面(XZ平面)において曲線を描くように湾曲させられていても良い。また、インクチューブ50においては、チューブ部分51の並びの方向が、当該チューブ部分51の断面におけるある1つの方向に並ぶものとする以外に、当該断面においてある1つの方向に対して直交する方向にも並べられる配置としても良い。
また、インクチューブ50は、図2に示す構成では、副走査方向(Y方向)において、湾曲部501を経て外部タンク60に向かう際に、キャリッジ41よりも手前側に位置し、その後に転向部502を経て隙間部分S1に向かうように曲げられている。しかしながら、インクチューブ50は、図5に示すように曲げられていても良い。図5に示す構成では、インクチューブ50は、湾曲部501を経て外部タンク60に向かう際に、キャリッジ41よりも手前側には位置することなく当該キャリッジ41の背面側に位置し、その後に転向部502を経て隙間部分S1に向かうように曲げられている。
(他の形態その1)
なお、図1および図2に示す構成では、インクチューブ50が開口部21の内壁部21aと可動ガイド部材33bの側面部とで挟まれた隙間部分S1を経て、筐体20の外部に導出される構成について説明しているが、インクチューブ50を外部に導出する構成は、図1、図2および図5に示す構成には限らない。たとえば、図6に示すように、インクチューブ50は、開口部21の内壁部21aと固定ガイド部材33aの側面部とで挟まれた隙間部分S2を経て、外部タンク60に導出される構成としても良い。このようにインクチューブ50を導出しても、インクチューブ50を筐体20の外部に良好に導出することが可能となる。また、記録用紙Pが搬送経路の途中で詰まった際に、ユーザーが手を差し込んで詰まった記録用紙Pの除去を妨げるのを防ぐことが可能となる。さらに、図1および図2の場合と同様に、記録装置10の開閉カバー70(図13参照)においてインクチューブ50が挟まれてしまうのを防止することが可能となる。
なお、図6に示すような隙間部分S2を経てインクチューブ50を筐体20の外部に導出する場合、図7に示すような構成を採用しても良い。図7においては、インクチューブ50は突起331に引っ掛かる状態となっており、その突起331への引っ掛かり(当接)の後にインクチューブ50は外部タンク60に向かって延伸している。このような構成とする場合には、インクチューブ50を筐体20の外部に導出する際に、突起331を位置決めとして用いることが可能となる。また、突起331を利用して、インクチューブ50の引き出す向きを変更させることが可能となる。ただし、図8に示すように、突起331にインクチューブ50を引っ掛けずに、筐体20の外部にインクチューブ50を導出させる構成を採用しても良い。このような図8に示すインクチューブ50の導出方向を採用しても、筐体20からインクチューブ50を良好に導出させることは勿論可能である。
また、隙間部分S2の近傍の筐体20には、図9に示すような切欠部S3が設けられてる構成としても良い。すなわち、隙間部分S2が十分な寸法でなかったり、またはインクチューブ50の筐体20の内部からの引き出しに余裕を持たせたい場合には、図9に示すような切欠部S3を設けるように構成しても良い。なお、図9では、隙間部分S2に切欠部S3が設けられる構成を示しているが、隙間部分S2以外の箇所に切欠部S3を設けても良い。たとえば、隙間部分S1に切欠部S3を設けても良く、それ以外の筐体20に切欠部S3を設けても良く、筐体20ではなく給紙装置30のハウジング等に切欠部S3を設けても良い。
(他の形態その2)
また、図10に示すような構成としても良い。図10では、インクチューブ50は、2つの隙間部分S1,S2を経て、筐体20の外部に導出される構成となっている。ここで、2つの隙間部分S1,S2とは、上述したような開口部21の内壁部21aと可動ガイド部材33bの側面部とで囲まれた隙間部分S1と、開口部21の内壁部21aと固定ガイド部材33aの側面部とで囲まれた隙間部分S2を指す。
このような2つの隙間部分S1,S2からインクチューブ50を筐体20の外部に導出させるためには、インクチューブ50は2つに分岐される必要がある。すなわち、インクチューブ50には、未分岐チューブ50aと第1分岐チューブ50bと第2分岐チューブ50cとが存在している。未分岐チューブ50aは、インクチューブ50のうちキャリッジ41から分岐部52までの間における分岐しない部分となっていて、第1分岐チューブ50bはインクチューブ50のうち分岐部52から隙間部分S1を経て外部タンク60に至るまでの部分であり、第2分岐チューブ50cはインクチューブ50のうち分岐部52から隙間部分S2を経て外部タンク60に至るまでの部分である。
なお、分岐部52に隣接して、第1分岐チューブ50bおよび第2分岐チューブ50cのうちの少なくとも一方に、それら分岐チューブ50b,50cの向きを大きく転向させる部分が存在していても良い。すなわち、図10に示す構成では、たとえば第2分岐チューブ50cには、分岐部52から外部タンク60に向かう際には、分岐部52を経た後に当該第2分岐チューブ50cの向きを大きく反転させるように湾曲させる湾曲部分53が存在しているが、第2分岐チューブ50cに限らずに第1分岐チューブ50bにこのような向きを反転させるように湾曲部分53が存在していても良く、第1分岐チューブ50bと第2分岐チューブ50cの双方にそのような向きを反転させるように湾曲する部分が存在していても良い。
(他の形態その3)
また、図11に示す構成では、未分岐チューブ50aにおいて分岐部52に到達する手前の部位に、当該未分岐チューブ50aの向きを大きく転向させる部位(未分岐転向部54)が存在していると共に、第1分岐チューブ50bおよび第2分岐チューブ50cのそれぞれに、それら分岐チューブ50b,50cの向きを転向させるように湾曲させる湾曲部分53が存在する構成としても良い。この湾曲部分53は、分岐部52から上述した転向部502の間において分岐チューブ50b,50cの延伸する向きをそれぞれ主走査方向(X方向)の両端側に向かうように転向(湾曲)させる部分である。
(他の形態その4)
また、図12に示すように、開閉カバー70(図13参照)を開いたときに天板22が露出する状態においては、この天板22にインクチューブ50のいずれかの部分を固定する固定部材55が存在するようにしても良い。ただし、キャリッジ41がキャリッジ軸42に沿って摺動する際に、当該キャリッジ41の摺動を妨げない必要がある。そのため、キャリッジ41が主走査方向(X方向)における走査の一端側および他端側のいずれに位置した場合でも、インクチューブ50は、その固定部材55と一端側、または固定部材55と他端側のうちのいずれか長い方を結んだ長さよりも所定だけ長くなるように設けられている。なお、図12に示す構成では、筐体20の内部のうち、天板22で囲まれていない部分は、開口部分23(第2開口部に対応)となっている。
ここで、図12に示す構成において、開閉カバー70を閉じたときにインクチューブ50が開閉カバー70と天板22との間に挟まれて、インクチューブ50が押し潰される場合には、図13に示すような構成としても良い。図13では、筐体20のいずれかの部位には、ボス24が設けられている。このボス24は、開閉カバー70を閉じた場合でも、当該開閉カバー70と天板22との間にインクチューブ50を押し潰さない程度以上の隙間を確保するための部分である。
(他の形態その5)
また、図14に示すように、記録装置10が開口部21からの異物の進入を防ぐための異物受け部材80を備える場合がある。図14に示す構成では、異物受け部材80は、固定ガイド部材33aまたは可動ガイド部材33bの少なくとも1つに存在する突起331(当接部に対応)によって受け止められる構成となっている。この突起331は、図14に示すように、固定ガイド部材33aまたは可動ガイド部材33bの少なくとも1つから突出していて、しかも、トレイ部材311から離間する向きに向かって突出している。そのため、図14に示す状態では、突起331は、固定ガイド部材33aまたは可動ガイド部材33bの他の部分よりも、正面側に位置するように設けられていて、それによって突起331が異物受け部材80に当接可能となっている。
このような構成において、給紙トレイ31が複数のトレイ部材311によって構成される場合には、トレイ部材311を収納すると、突起331がインクチューブ50を押し潰したり、インクチューブ50を切断してしまう虞がある。すなわち、突起331は最も下方に位置するトレイ部材311のガイド部材33に設けられている。そして、トレイ部材311が引き出された状態ではガイド部材33も上方に位置する状態となるため、隙間部分S1,S2は相対的に上方に位置することになる。一方、トレイ部材311が引き出された状態では、隙間部分S1,S2よりも筐体20の内部側に位置するインクチューブ50は、トレイ部材311が収納されていた際に位置していた部位に位置するように、筐体20の中央に向かって湾曲等した状態で存在することがある。このような状態において、下方のトレイ部材311を収納部位に収納すると、その収納に際して、ガイド部材33の収納経路上(収納経路の下方側)に位置しているインクチューブ50を切断したり、押し潰してしまう虞がある。
そのような事態が生じるのを防ぐべく、異物受け部材80と突起331とを固定部材82を介して固定するようにしても良い。この固定部材82は、異物受け部材80とトレイ部材311(突起331)との相対的な位置を変更させないものであり、たとえばテープ部材、接着剤、クリップ部材、ワイヤ等の結束手段等を用いることが可能である。
また、図14に代えて、図15に示すような構成としても良い。図15は、記録装置10の背面側から見た状態を示す図であるが、この図15に示すように、最も下方に位置するトレイ部材311が収納部位に収納されないように、収納部位とトレイ部材311とを固定部材83で固定するようにしても良い。この場合、固定部材83としては、上述した固定部材82と同様の部材を用いても良い。
(他の形態その6)
また、図16に示すように、インクチューブ50を分割可能に構成しても良い。すなわち、インクチューブ50が長いと、その取扱いが面倒になる場合がある。そのような場合に対応させて、図16に示すように、インクチューブ50が分割可能な構成としても良い。図16に示す構成では、それぞれ分割されたインクチューブ50は継手90を介して接合可能となっている。ただし、この継手90は、上述した隙間部分S1,S2を通過させる必要があるため、その隙間部分S1,S2を通過可能な程度に小さく形成されている必要がある。しかしながら、継手90自体がそれぞれ分割されたインクチューブ50に後に接続される構成としても良く、その場合には継手90が隙間部分S1,S2よりも大きく設けられていても良い。また、それぞれのチューブ部分51毎に継手90が設けられる構成としても良く、その場合には、継手90は図16に示す継手90よりも小さくすることが可能である。
なお、分割されたインクチューブ50のうち継手90が存在する側とは反対側の端部には、上述したアダプターAPが取り付けられていても良く、当該反対側の端部には外部タンク60が接続されていても良い。また、継手90の接続構造は、たとえば嵌合方式、捻じ込み方式等、どのようなものであっても良い。
(他の形態その7)
また、図17に示すように、可動ガイド部材33bと、その可動ガイド部材33bに対向する内壁部21aとの間に、スペーサー100を設けるようにしても良い。すなわち、可動ガイド部材33bがスライドすることによって隙間部分S1が狭くなり、インクチューブ50が押し潰されてしまう虞がある場合には、図17に示すようなスペーサー100を設けるようにする。それにより、インクチューブ50が押し潰されるのを防止可能となる。
(他の形態その8)
また、図18に示すように、一対のガイド部材33が共に可動ガイド部材33bとなっている場合もある。一対の可動ガイド部材33bにより記録用紙Pのガイドを行う場合、当該可動ガイド部材33bは、互いに主走査方向(X方向)において対称となるように移動し、それにより記録用紙Pは給紙トレイ31の載置面の中央側で向きが揃えられる状態となる(いわゆるセンター合わせされる)。このような構成においては、図1に示すような隙間部分S1が2つ存在することになるが、かかる隙間部分S1の少なくとも1つを経てインクチューブ50を外部に導出させるようにしても良い。
以上が本発明の概要であるが、これら上述した図1〜図18に関する構成同士が組み合わせ可能である場合には、適宜組み合わせる構成とすることが可能である。たとえば、図3におけるインクチューブ50の配置形態、図4におけるインクチューブ50の配置形態、図7における突起331へインクチューブ50を引っ掛ける形態、図8における突起331へインクチューブ50を引っ掛けない形態、図9における切欠部S3からのインクチューブ50の導出、図12における固定部材55、図13におけるボス24、図14における固定部材82、図15における固定部材83、図16における継手90、図17におけるスペーサー100の中から少なくとも1つを、図1、図2、図5、図6、図10、図11、図16におけるインクチューブ50の導出に関する構成に適用するようにしても良い。
<2.記録装置10の具体的な構成について>
以下、記録装置10の具体的な構成について図19〜図22に基づいて説明する。なお、以下においては、図1および図2に基づいて既に説明したように、インクチューブ50が可動ガイド部材33bと内壁部21aとの間に存在する隙間部分S1を通って筐体20の外部に導かれる場合について説明する。
ただし、インクチューブ50の導出に関する構成について、図1および図2以外の構成とすることは勿論可能である。換言すると、図19〜図22における記録装置10においては、適宜の変更を加えることにより、図1、図2、図5、図6、図10、図11、図18におけるインクチューブ50の導出に関する構成を適用することは勿論可能であり、その際に、図3におけるインクチューブ50の配置形態、図4におけるインクチューブ50の配置形態、図12における固定部材55、図13におけるボス24、図14における固定部材82、図15における固定部材83、図16における継手90、図17におけるスペーサー100の中から少なくとも1つを適用するようにしても良い。
(2−1)スキャナーユニット12を備える記録装置10について
図19は、スキャナーユニット12を備える記録装置10の構成を示す斜視図である。また、図20は、スキャナーユニット12を開いた状態の構成を示す斜視図である。この記録装置10は、プリンタユニット11と、スキャナーユニット12(開閉カバーに対応)と、各駆動部位の制御を司る制御部(図示省略)を備えている。プリンタユニット11は、上述した図1および図2等における記録装置10に関する構成が存在する部分であり、筐体20と、給紙装置30と、キャリッジ機構40と、インクチューブ50とを備えている。筐体20は、記録装置10の内部を覆う部分であり、図20に示すように、筐体20は天板22を備えている。そして、インクチューブ50は、天板22を通過した後に、隙間部分S1に導かれる構成となっている。
図21は、記録装置10の側面図であり、スキャナーユニット12を取り除いた状態の構成を示す図である。この図21に示すように、記録装置10の背面側には、給紙装置30の構成要素となる給紙トレイ31が設けられている。給紙トレイ31は、複数(たとえば2〜3つ等)のトレイ部材311を引き出し可能としていて、かかるトレイ部材311を引き出すことにより、給紙トレイ31にて記録用紙Pを支持可能としている。また、図19に示すように、記録装置10には、給紙トレイ31(図19では図示省略;図14参照)に近接して、異物受け部材80が設けられている。図19においては、トレイ部材311が収納されると共に、異物受け部材80が上述した開口部21を含む給紙のための開口部分を狭める(塞ぐ場合も含む)ように位置している。なお、異物受け部材80は、主走査方向(X方向)の両端側の軸部を介して回動可能に設けられていて、それにより異物受け部材80は、上述のように開口部分を狭める位置に位置する場合と、開口部分を開放する位置に位置する場合とを切り替え可能としている。
また、図21に示すように、給紙装置は、記録用紙を給紙トレイ31(トレイ部材311)から供給するための分離ローラー32を有している。分離ローラー32は、給紙トレイ31(トレイ部材311)に存在する記録用紙Pと接触しつつ回転することにより、接触している最上位の記録用紙Pを下流側へ給送する。なお、分離ローラー32には、不図示の駆動力伝達手段を介して、不図示の駆動モーターの駆動力が与えられ、それによって分離ローラー32が回転駆動させられる。
また、分離ローラー32よりも搬送方向(Y方向)における下流側には、給紙ローラー35aが設けられている。給紙ローラー35aは、給紙従動ローラー35bと対向していて、分離ローラー32側から供給される記録用紙Pを搬送方向(Y方向)における下流側の記録ヘッド43との対向部位に搬送可能としている。この給紙ローラー35aには、不図示の給紙モーターによって駆動力が与えられる。また、給紙ローラー35aよりも搬送方向(Y方向)における下流側には、プラテン36が設けられていて、そのプラテン36と記録ヘッド43とが対向可能に設けられている。また、プラテン36よりも搬送方向(Y方向)における下流側には、排紙ローラー対37が設けられている。排紙ローラー対37は、排紙駆動ローラー37aと、排紙従動ローラー37bとを具備している。排紙駆動ローラー37aは、不図示のモーターによって回転駆動させられる。また、排紙従動ローラー37bは、不図示のバネによって排紙駆動ローラー37aに圧接されている。
また、キャリッジ機構40は、キャリッジ41と、キャリッジ軸42と、記録ヘッド43と、ベルト44と、従動プーリー45と、歯車プーリー(図示省略)およびキャリッジモーター(図示省略)を備えている。キャリッジ41は、上述したアダプターAPを取り付け可能に設けられている。また、図21に示すように、キャリッジ41の下面には、インク滴を噴射可能な記録ヘッド43が設けられている。
また、ベルト44は、無端ベルトであり、その一部がキャリッジ41の背面に固定されている。このベルト44は、従動プーリー45と歯車プーリーとによって張設されている。
また、インクチューブ50は、図20および図21に示す構成では、キャリッジ41の正面側(記録用紙Pの搬送方向の下流側)に取り付けられている。しかしながら、インクチューブ50は、キャリッジ41の上面側に取り付けられていても良く、キャリッジ41の背面側に取り付けられていても良く、キャリッジ41の側面側に取り付けられていても良い。
図20および図21に示す構成では、インクチューブ50は、その幅方向は、搬送方向(Y方向)よりも上下方向(Z方向)に近い向きに沿って配置されている。そして、インクチューブ50のキャリッジ41に対する取付部位から、インクチューブ50に沿ってキャリッジ41から離れるにつれて、インクチューブ50は、主走査方向(X方向)の一端側から他端側に向かうように大きく向きを変える。その後インクチューブ50の位置は上方に移行し、さらにその後インクチューブ50は、奥側に向かうように曲げられ、天板22を通過した後に隙間部分へと導かれ、その隙間部分を通って筐体20の外部へと導出される。そして、外部へと導出されたインクチューブ50は、それぞれのインク色のインクを流通させるチューブ部分51が1つに束ねられている状態から分離され、チューブ部分51がそれぞれの色のインクを貯留している外部タンクへと接続される。
なお、インクチューブ50の幅方向は、上下方向(Z方向)よりも搬送方向(Y方向)に近い向きに沿って配置されていても良い。
また、スキャナーユニット12は、ヒンジ部分を介してプリンタユニット11に対して開閉可能に設けられている。このスキャナーユニット12は、不図示の原稿台を具備しており、この原稿台に読取対象物が載置可能となっている。このスキャナーユニット12は、イメージセンサを備えるスキャナー用キャリッジと、キャリッジ駆動機構と、各駆動部位の制御を司る制御部等を備えている(いずれも図示省略)。そして、原稿台に載置された読取対象物に対して、制御部での制御によってキャリッジ駆動機構によってスキャナー用キャリッジのイメージセンサが相対的に移動させられ、それにより読取対象物が読み取られる。
以上のように、図19〜図21に示すような記録装置10においても、隙間部分S1を介して、インクチューブ50を筐体20の外部に良好に導出させることが可能となっている。
(2−2)スキャナーユニットを備えない記録装置10について
図22は、スキャナーユニットを備えない記録装置10の構成を示す斜視図である。この記録装置10は、上述した記録装置10のプリンタユニット11に対応する構成を備えている。そのため、各部位の詳細のうち、共通する構成についての説明および図示は省略する。
図22に示す記録装置10は、開閉カバー70を備えていて、この開閉カバー70を開いた状態では、キャリッジ41およびインクチューブ50に手で触れることが可能となっている。
図22に示す構成では、インクチューブ50は、キャリッジ41の上面側に取り付けられている。しかしながら、インクチューブ50は、キャリッジ41の正面側(記録用紙Pの搬送方向の下流側)に取り付けられていても良く、キャリッジ41の背面側に取り付けられていても良く、キャリッジ41の側面側に取り付けられていても良い。
このインクチューブ50の幅方向は、上下方向よりも搬送方向(Y方向)に近い向き(ほとんど搬送方向に沿う場合も含む)に沿って配置されている。ただし、インクチューブ50の幅方向は、搬送方向(Y方向)よりも上下方向(Z方向)に近い向き(ほとんど上下方向に沿う場合も含む)に沿って配置されていても良い。
図22に示す構成では、インクチューブ50のキャリッジ41に対する取付部位から、インクチューブ50に沿ってキャリッジ41から離れるにつれて、インクチューブ50は、主走査方向(X方向)の一端側から他端側に向かうように大きく向きを変える。その後インクチューブ50の位置は上方に移行し、さらにその後インクチューブ50は、奥側に向かうように曲げられ、プーリー等を支持するフレーム板25を通過した後に隙間部分S1へと導かれ、その隙間部分S1を通って筐体20の外部へと導出される。そして、外部へと導出されたインクチューブ50は、それぞれのインク色のインクを流通させるチューブ部分51が1つに束ねられている状態から分離され、チューブ部分51がそれぞれの色のインクを貯留している外部タンク60へと接続される。
以上のように、図22に示すような記録装置10においても、隙間部分S1を介して、インクチューブ50を筐体20の外部に良好に導出させることが可能となっている。
<3.効果>
以上、上述において説明した記録装置10によると、ガイド部材33の少なくとも1つと、そのガイド部材33の少なくとも1つに対向する内壁部21aとの間の隙間部分S1,S2にインクチューブ50を通して、インクチューブ50を筐体20の外部に導出させることが可能となる。そのため、開閉カバー70を開いたときに筐体20に存在する開口部分23から、ユーザーは容易に手を差し込む等することが可能となり、筐体20の内部で詰まった記録用紙Pを容易に除去することが可能となる。すなわち、本発明の適用により、筐体20の内部で詰まった記録用紙Pの除去を行う際にインクチューブ50が邪魔にならず、記録装置10のメンテナンス性を向上させることが可能となる。
また、本発明の記録装置10においては、インクチューブ50が隙間部分S1,S2の少なくとも一方を通過して筐体20の外部へと導かれるため、インクチューブ50が開閉カバー70等によって押し潰される等するのを防ぐことが可能となる。
また、本発明の記録装置10においては、図10および図11に示すように、インクチューブ50が隙間部分S1と隙間部分S2の両方を通過させるようにすることも可能である。このように構成する場合にも、筐体20の内部で詰まった記録用紙Pの除去を行う際にインクチューブ50が邪魔にならず、記録装置10のメンテナンス性を向上させることが可能となる。また、インクチューブ50が隙間部分S1,S2の両方を通過して筐体20の外部へと導かれるため、インクチューブ50が開閉カバー70等によって押し潰される等するのを防ぐことが可能となる。
さらに、図14に示すように、本発明の記録装置10においては、異物受け部材80が突起331に当接した状態を維持するように、異物受け部材80と突起331とを固定部材82を介して固定するように構成することも可能である。このように構成する場合には、トレイ部材311が収納部位に収納されるのを防止可能となり、そのトレイ部材311の収納に際して、突起331がガイド部材33の収納経路上(収納経路の下方側)に位置しているインクチューブ50を切断したり、押し潰してしまうのを防止可能となる。なお、図14に示す固定部材82に代えて、図15に示すような固定部材83を用いるようにしても良い。このように構成する場合にも、トレイ部材311の収納に際して、突起331がインクチューブ50を切断したり、押し潰したりするのを防止可能となる。
また、図17に示すように、本発明の記録装置10においては、可動ガイド部材33bと内壁部21aとの間には、スペーサー100を設けることも可能である。このように構成する場合には、可動ガイド部材33bを内壁部21aに向けて移動させた場合でも、その可動ガイド部材33bによってインクチューブ50が押し潰されるのを防止可能となる。
また、本発明の記録装置10においては、インクチューブ50は、開口部分23(図12参照)を通過して筐体20の内部から飛び出した後に天板22に位置し、その後にインクチューブ50が隙間部分S1,S2を通過するように構成することも可能である。このように構成する場合には、インクチューブ50の一部が天板22上に位置するため、この天板22によってインクチューブ50が支持される。それにより、インクチューブ50がキャリッジ41の走査経路上に差し掛かり、キャリッジ41の走査の障害になるのを防止可能となる。
さらに、図12に示すように、本発明の記録装置10においては、天板22に固定部材55を介してインクチューブ50の一部を固定するように構成することも可能である。このように構成する場合には、キャリッジ41の走査に際して、インクチューブ50が揺れる等するのを防止可能となり、インクチューブ50の筐体20の内部での挙動を安定化させることが可能となる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明は、種々変形可能である。以下、それについて述べる。
(4−1)変形例その1
上述の実施の形態では、インクチューブ50はアダプターAPを介してキャリッジ41に接続されている。しかしながら、アダプターAPによらずにインクチューブ50がキャリッジ41に接続される構成を採用しても良い。たとえば、キャリッジ41にインクカートリッジを搭載する代わりにインクを貯留するサブタンクが設けられている構成においては、サブタンクに対してインクが導通可能な状態にインクチューブ50を接続するように構成しても良い。
(4−2)変形例その2
また、上述の実施の形態(他の形態等を含む。以下同様。)においては、隙間部分S1,S2は、筐体20の開口部21の内壁部21aと、ガイド部材33との間に存在するものとしている。しかしながら、隙間部分S1,S2は、これ以外の部分に存在するものであっても良い。たとえば、開口部21に給紙装置30が位置し、この給紙装置30の筐体部分の内壁部と、ガイド部材33との間に隙間部分S1,S2が存在するものであっても良い。このように構成する場合でも、筐体20の内部で詰まった記録用紙Pの除去を行う際にインクチューブ50が邪魔にならず、記録装置10のメンテナンス性を向上させることが可能となる。また、インクチューブ50が隙間部分S1,S2の両方を通過して筐体20の外部へと導かれるため、インクチューブ50が開閉カバー70等によって押し潰される等するのを防ぐことが可能となる。
(4−3)変形例その3
また、上述の実施の形態では、隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方は、筐体20の開口部21の内壁部21aと、ガイド部材33との間に存在するものとしている。しかしながら、隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方は、筐体20の開口部21の内壁部21aと、トレイ部材311(特にトレイ部材311の端部に位置する壁部)との間に存在するものであっても良い。すなわち、ガイド部材33が存在するか否かに拘わらず、内壁部21aとトレイ部材331との間に存在する部分を、隙間部分S1,S2としても良い。このように構成する場合でも、隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方を利用して、インクチューブ50を筐体部20の外部に良好に導出させることが可能となる。なお、この場合において、特に上述した第2トレイ部材に対応するトレイ部材311と内壁部21aとの間の隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方を利用して、インクチューブ50を筐体部20の外部に良好に導出させることが好ましい。
(4−4)変形例その4
また、上述のように、筐体20の開口部21の内壁部21aと、トレイ部材311(特にトレイ部材311の端部に位置する壁部)との間に存在する隙間部分(隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方)を利用してインクチューブ50を筐体20の外部に導出させる場合(変形例その3の場合)には、そのトレイ部材311の壁部がガイド部材33として機能しても良い。
(4−5)変形例その5
また、上述した実施の形態では、図7に示すように、インクチューブ50は突起331に引っ掛かる状態となっており、その突起331への引っ掛かり(当接)の後にインクチューブ50は外部タンク60に向かって延伸している。しかしながら、以下のように構成しても良い。すなわち、上記の変形例その3や、変形例その4の場合において、トレイ部材311の壁部側に突起331を設ける。そして、筐体20の開口部21の内壁部21aと、トレイ部材311(特にトレイ部材311の端部に位置する壁部)との間に存在する隙間部分(隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方)を利用してインクチューブ50を筐体20の外部に導出させる場合に、上述の突起331にインクチューブ50を引っ掛け、その突起331への引っ掛かり(当接)の後にインクチューブ50が外部タンク60に向かって延伸する構成としても良い。この場合、トレイ部材311にガイド部材33がなくても突起331が存在する構成となるが(勿論、トレイ部材311にガイド部材33があっても良い)、このような構成においても、突起331をインクチューブ50のを位置決めとして用いることが可能となる。また、突起331を利用して、インクチューブ50の引き出す向きを変更させることが可能となる。
(4−6)変形例その6
なお、上述の変形例その3から変形例その5の各場合において、図14に示すような異物受け部材80を設けるように構成しても良い。この場合においても、異物受け部材80が突起331によって受け止められる状態とし、さらに固定部材82で異物受け部材80と突起331とを固定するようにしても良い。このようにすることで、筐体20の開口部21の内壁部21aと、トレイ部材311(特にトレイ部材311の端部に位置する壁部)との間に存在する隙間部分(隙間部分S1と隙間部分S2のうちの少なくとも一方)を利用してインクチューブ50を筐体20の外部に導出させる場合において、トレイ部材311を収納した場合でも、インクチューブ50が突起331によって切断されたり、押し潰されるのを防止可能となる。
(4−7)変形例その7
なお、上述の変形例その3から変形例その6の各場合において、トレイ部材311(特に第2トレイ部材に対応するトレイ部材311)に、ガイド部材33を設けるようにしても良い。特に、ガイド部材33が筐体21の内壁部21aと対向する構成とし、かかるガイド部材33によって記録用紙Pの幅が規定されるようにしても良い。この場合において、固定ガイド部材33aまたは可動ガイド部材33bのいずれかをトレイ部材311に設けるようにしても良いが、固定ガイド部材33aと可動ガイド部材33bの両方(すなわち、一対のガイド部材33)をトレイ部材311に設けるようにしても良い。そして、かかる一対のガイド部材33によって、記録用紙Pの両端を規定可能としても良い。
(4−8)変形例その8
また、上述の変形例その7の各場合において、隙間部分S1に図17に示すようなスペーサー100を設けるように構成しても良い。すなわち、筐体20の開口部21の内壁部21aと、トレイ部材311(特にトレイ部材311の端部に位置する壁部)との間に隙間部分S1があり、さらに可動ガイド部材33bがトレイ部材311(特に第2トレイ部材に対応するトレイ部材311)に存在する場合に、隙間部分S1に図17に示すようなスペーサー100を設けるように構成しても良い。それにより、可動ガイド部材33bがスライドすることによって隙間部分S1が狭くなり、インクチューブ50が押し潰されてしまう虞がある場合においても、インクチューブ50が押し潰されるのを防止可能となる。
(4−9)変形例その9
また、上述の実施の形態では、記録ヘッド43は、キャリッジ41に取り付けられていて、このキャリッジ41の主走査方向における移動と共に記録ヘッド43の主走査方向に沿って移動するものとなっている。しかしながら、記録ヘッド43は、たとえば記録用紙Pの幅方向に沿って長手に設けられるラインヘッドであっても良い。ラインヘッドの場合であっても、上述の実施の形態と同様に、筐体20の内部で詰まった記録用紙Pの除去を行う際にインクチューブ50が邪魔にならず、記録装置10のメンテナンス性を向上させることが可能となる。また、インクチューブ50が隙間部分S1,S2の両方を通過して筐体20の外部へと導かれるため、インクチューブ50が開閉カバー70等によって押し潰される等するのを防ぐことが可能となる。
(4−10)変形例その10
また、上述の実施の形態における図面では、インクチューブ50は、4本のチューブ部分51を有するものが示されていて、かかる4本のチューブ部分51は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色に対応したものとなっている。しかしながら、インクチューブ50におけるチューブ部分51の本数は4本に限られるものではなく、3本以上(3本の場合にはシアン、マゼンタ、イエローの3色に対応))であれば何本あっても良い。また、たとえばライトシアン、ライとマゼンタ、ライトイエロー、ライトグレー等のようなインクを供給するためのチューブ部分51が設けられる構成を採用しても良い。
なお、1色のインクに、1個のチューブ部分51が対応していることが好ましいが、1色のインクに、並列に設けられた2本以上のチューブ部分51が対応して、同時に2本以上のチューブ部分51にてある1色のインクを供給するようにしても良い。
(4−11)変形例その11
また、上述の実施の形態において、記録装置10の概念には、インク以外の他の液体(液体そのものや、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流動性を有する材質を含む)を噴射したり噴射したりする流体噴射装置を含むようにすることもできる。そのようなものとしては、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液状体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する流体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する流体噴射装置等がある。
(4−12)変形例その12
さらに、本発明の記録装置10の概念に含まれるものとしては、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する流体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する流体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する流体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの流状体を噴射する流状体噴射装置等がある。
10…記録装置、11…プリンタユニット、12…スキャナーユニット(開閉カバーの一例に対応)、20…筐体、21…開口部、21a…内壁部(壁面部の一例に対応)、22…天板、23…開口部分、24…ボス、25…フレーム板、30…給紙装置、31…給紙トレイ、32…分離ローラー、33…ガイド部材、33a…固定ガイド部材、33b…可動ガイド部材、34…ガイド溝、35a…給紙ローラー、35b…給紙従動ローラー、36…プラテン、37…排紙ローラー対、37a…排紙駆動ローラー、37b…排紙従動ローラー、40…キャリッジ機構、41…キャリッジ、42…キャリッジ軸、43…記録ヘッド、44…ベルト、45…従動プーリー、50…インクチューブ、50a…未分岐チューブ、50b…第1分岐チューブ、50c…第2分岐チューブ、51…チューブ部分、52…分岐部、53…湾曲部分、54…未分岐転向部、55…固定部材、60…外部タンク、70…開閉カバー、80…異物受け部材、82…固定部材、83…固定部材、90…継手、100…スペーサー、311…トレイ部材、331…突起、501…湾曲部、502…転向部、AP…アダプター、P…記録用紙(記録媒体の一例に対応)、S1,S2…隙間部分

Claims (28)

  1. 記録媒体を搬送する搬送方向の上流側に設けられると共に、筐体に設けられている第1開口部から前記記録媒体を送り込むことが可能な給紙トレイと、
    前記給紙トレイに設けられ、前記記録媒体の幅を規定し、前記筐体に対して対向して設けられるガイド部材と、
    前記ガイド部材と前記筐体との間の隙間部分を通過させると共に、前記筐体の外部に設けられるインク収容部からキャリッジに取り付けられている記録ヘッドに向けてインクを供給するインクチューブと、
    を具備することを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記ガイド部材は一対設けられていて、当該一対のガイド部材は前記記録媒体の前記幅の両端を規定可能としていて、
    一対の前記ガイド部材は、それぞれ前記筐体と対向して設けられ、一対の前記ガイド部材と前記筐体との間には、それぞれ隙間部分が設けられると共に、
    前記インクチューブは、それぞれの隙間部分を通過させられる、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記筐体には、前記第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていると共に、
    前記異物受け部材は、前記給紙トレイに対して対向する状態で配置されていて、
    前記給紙トレイには、前記異物受け部材が当接する当接部が設けられていて、前記異物受け部材と前記当接部とは互いに固定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項2記載の記録装置であって、
    前記筐体には、前記第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていると共に、
    前記異物受け部材は、前記給紙トレイに対して対向する状態で配置されていて、
    前記給紙トレイには、前記異物受け部材が当接する当接部が設けられていて、前記異物受け部材と前記当接部とは互いに固定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項2記載の記録装置であって、
    一対の前記ガイド部材のうちの一方のガイド部材は、前記トレイ部材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられている可動ガイド部材であると共に、
    前記可動ガイド部材と前記筐体との間には、前記インクチューブの通過に対応したスペーサーが設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項4記載の記録装置であって、
    一対の前記ガイド部材のうちの一方のガイド部材は、前記トレイ部材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられている可動ガイド部材であると共に、
    前記可動ガイド部材と前記筐体との間には、前記インクチューブの通過に対応したスペーサーが設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  7. 請求項1記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  8. 請求項2記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  9. 請求項3記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  10. 請求項4記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  11. 請求項5記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  12. 請求項6記載の記録装置であって、
    前記筐体のうち前記記録媒体が位置して前記記録ヘッドにより記録が行われる部位よりも前記キャリッジを挟んだ反対側には第2開口部が設けられていて、
    前記筐体には、開閉カバーが回動可能に設けられていて、この開閉カバーの回動によって前記第2開口部は開閉させられると共に、
    前記キャリッジに対する取付部位から延伸するインクチューブは、前記キャリッジ側から前記第2開口部を通過させられて、さらに前記隙間部分を通過する状態で設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  13. 請求項7から12のいずれか1項に記載の記録装置であって、
    前記筐体には、前記第2開口部から前記給紙装置に向かう側に天板が設けられていると共に、
    前記天板には、前記インクチューブが固定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  14. 記録媒体を搬送する搬送方向の上流側に設けられると共に、筐体に設けられている第1開口部から前記記録媒体を送り込むことが可能であり、第1トレイ部材を有すると共にこの第1トレイ部材から延伸可能な第2トレイ部材を有する給紙トレイと、
    前記第2トレイ部材の壁部と前記筐体との間の隙間部分を通過させると共に、前記筐体の外部に設けられるインク収容部からキャリッジに取り付けられている記録ヘッドに向けてインクを供給するインクチューブと、
    を具備することを特徴とする記録装置。
  15. 請求項14記載の記録装置であって、
    前記壁部は、前記記録媒体の幅を規定するガイド部材として機能する、
    ことを特徴とする記録装置。
  16. 請求項14記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材のうち前記壁部側には当該第2トレイ部材のうち前記記録媒体を載置する載置面から離間する側に向かって突出する突起が設けられていて、
    前記突起には、前記インクチューブが引っ掛かる状態で位置している、
    ことを特徴とする記録装置。
  17. 請求項15記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材のうち前記壁部側には当該第2トレイ部材のうち前記記録媒体を載置する載置面から離間する側に向かって突出する突起が設けられていて、
    前記突起には、前記インクチューブが引っ掛かる状態で位置している、
    ことを特徴とする記録装置。
  18. 請求項16記載の記録装置であって、
    前記筐体には、前記第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていて、当該異物受け部材は、前記給紙トレイに対して対向する位置に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  19. 請求項17記載の記録装置であって、
    前記筐体には、前記第1開口部からの異物の侵入を防ぐ異物受け部材が取り付けられていて、当該異物受け部材は、前記給紙トレイに対して対向する位置に設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  20. 請求項18記載の記録装置であって、
    前記異物受け部材と前記突起とは互いに固定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  21. 請求項19記載の記録装置であって、
    前記異物受け部材と前記突起とは互いに固定されている、
    ことを特徴とする記録装置。
  22. 請求項14記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材には、前記記録媒体の幅を規定すると共に前記筐体に対して対向するガイド部材が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  23. 請求項16記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材には、前記記録媒体の幅を規定すると共に前記筐体に対して対向するガイド部材が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  24. 請求項18記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材には、前記記録媒体の幅を規定すると共に前記筐体に対して対向するガイド部材が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  25. 請求項20記載の記録装置であって、
    前記第2トレイ部材には、前記記録媒体の幅を規定すると共に前記筐体に対して対向するガイド部材が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  26. 請求項22から25のいずれか1項に記載の記録装置であって、
    前記ガイド部材は一対設けられていて、当該一対のガイド部材は前記記録媒体の前記幅の両端を規定可能としている、
    ことを特徴とする記録装置。
  27. 請求項26記載の記録装置であって、
    一対の前記ガイド部材のうちの一方のガイド部材は、前記第2トレイ部材の幅方向に沿ってスライド可能に設けられている可動ガイド部材である、
    ことを特徴とする記録装置。
  28. 請求項27記載の記録装置であって、
    前記可動ガイド部材と前記筐体との間には、前記インクチューブの通過に対応したスペーサーが設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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