JP2013201878A - 機電一体型電動機、及び機電一体型電動機の組付け方法 - Google Patents

機電一体型電動機、及び機電一体型電動機の組付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組付け作業性が向上した機電一体型電動機を提供する。
【解決手段】電力変換器ケース2を、電動機ケース10側の面に電力変換モジュールが取り付けられる放熱壁18と、放熱壁18よりも上記電動機ケース10側に延在し上記電力変換モジュールの外周に配置される外筒壁15と、を備える。上記放熱壁18と外筒壁15とを別部材とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステータ及びロータを収納する電動機ケースと、電力変換モジュールを収納する電力変換器ケースとが連結された機電一体型電動機及び機電一体型電動機の組付け方法に関する。
機電一体型電動機は、例えば特許文献1に記載の構造となっている。この特許文献1に記載の機電一体型電動機は、電動機ケースを構成する仕切板202に対し、有底筒状のインバータハウジング301が同軸に連結している。そして、そのインバータハウジング301のうち、仕切板202と対向する放熱板302の内面に対し、電力変換モジュールとしてのパワーモジュールが固定されている。
また、インバータフレーム301aには、インバータハウジング301内を目視するための開放部304が形成されている。そして、その開放部304からなる作業用貫通穴を利用して、モータからの引出導体213とパワーモジュールの出力端子316とをボルトによって締結可能となっている。これによって、引出導体213と出力端子316との接続作業が容易になると記載されている。
特開2008−211945号公報
パワーモジュールの外周側に位置するインバータフレーム301aに設けた作業用貫通穴(開放部304)だけでは、インバータハウジング301の内部にある接続部を容易に確認できない場合も想定される。このため場合によっては、上記接続作業が薄暗い状況での困難な作業となることも想定される。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、組付け作業性が向上した機電一体型電動機及び機電一体型電動機の組付け方法の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の機電一体型電動機の一態様は、電力変換器ケースを、電動機ケース側の面に電力変換モジュールが取り付けられる放熱壁と、放熱壁よりも上記電動機ケース側に延在し上記電力変換モジュールの外周に配置される筒状の外周壁と、を備える。そして、上記放熱壁と外周壁とを別部材とした。
本発明の一態様によれば、放熱壁と外周壁とを分離可能な構造とすることで、外周壁に貫通穴を設けることなく、組付けための作業スペースを大きく取ることが可能となる。この結果、組付け作業性が向上した機電一体型電動機の提供となる。
本発明に基づく実施形態に係る電動ユニットの断面図である。 パワー素子の配置例を示す図である。 電力変換器室の組み立て例を説明する図である。 変形例1を説明する図である。 変形例2を説明する図である。 変形例2における電動機室壁部詳細を示す図である。 変形例3を説明する図である。 変形例3におけるパワー素子の配置例を示す図である。 電動ユニットのインホイールモータへの適用例を示す図である。 放熱壁の回動変位を説明する図である。 拘束部品の例を説明する図である。 端子の例を説明する図である。 端子の別の例を説明する図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(電動ユニットの構造)
図1は、本実施形態の機電一体型電動機を有する電動ユニットの断面図である。
本実施形態の電動ユニットは、図1に示すように、電動機1と、電力変換器ケース2で形成される電力変換器室S1と、減速機3とが連結して構成されている。そして、電動機1と電力変換器室S1とのユニット部分が、機電一体型電動機を構成する。
電動機1は、電動機コイル4を備えたステータ5(固定子)、ロータ6(回転子)、及びロータ6を回転支持するロータ軸7を備え、上記ステータ5及びロータ6が電動機ケース10内に収納されている。
上記電動機ケース10は、有底筒状の電動機ケース本体8と、電動機ケース本体8の開口を閉じる電動機室壁9と、を備える。電動機室壁9は、電動機ケース本体8の開口側に対向配置されて、電動機ケース本体8にボルト締結によって固定される。そして、電動機室S2は、電動機ケース本体8及び電動機室壁9で囲まれた収納空間として形成される。
上記ロータ軸7は、上記電動機ケース本体8の底壁8aの中央部及び電動機室壁9の中央部を貫通するように配置され、そのロータ軸7の一端部側が、電動機室壁9の中央の開口部に対し、第1軸受11を介して回転自在に支持されている。またロータ軸7の他端部側は、減速機3側に延びて、第2軸受12によって回転自在に支持されている。上記電動機ケース本体8の底壁8aは、減速機室S3の壁も兼ねる。
上記ロータ6及びステータ5は、電動機室S2内において、上記ロータ軸7の外周側に配置されている。また、引出線用の貫通穴9aが、上記電動機室壁9の外周側に開口しており、上記ステータ5の電動機コイル4から延びるコイル口出し線13が、上記引出線用の貫通穴9aを貫通して、電力変換器室S1内に延びている。上記コイル口出し線13の先端部からなるステータコイル端子13aは、電力変換器室S1で、後述のパワー素子25の出力端子を構成するAC端子14に接続される。
電力変換器室S1は、パワー素子25、コンデンンサ、PWM駆動回路(図示せず)、それら各部品に電力を供給するバスバー(図示せず)、等で構成される電力変換モジュールを収納する空間である。その電力変換器室S1は、上記電動機室壁9と電力変換器ケース2とで囲まれた収納空間である。電力供給ケーブルとしてのDCケーブル47の一端部が、パワー素子25等に電気的に接続するバスバーに接続されている。DCケーブル47は、電力変換器ケース2に形成したケーブル取出部18dから電力変換器室S1に引き出されている。なお上記ケーブル取出部18dは、後述する放熱壁18に形成されている。
電力変換器ケース2は、外筒壁15と、外筒壁15に接続する放熱壁18との2つの個別の部材を備える。本実施形態の電力変換器ケース2は、外筒壁15と放熱壁18とが着脱可能に接続することで、電動機ケース10側に開口した有底筒状の形状となる。
外筒壁15は、電力変換器室S1の外周位置を区画する筒状の部材である。本実施形態の外筒壁15は円筒状の筒形状となっている。外筒壁15は、上記電動機ケース10と同軸に配置され、右端開口側が上記電動機ケース10にボルト締結によって連結している。本実施形態では、外筒壁15は、電動機室壁9にボルト止めされている。
ここで、電動機室壁9と放熱壁18とは同軸に対向配置されている。電動機室壁9の外周側には、外筒壁15の内径面を受けるフランジ部9bを有すると共に、そのフランジ部9bよりも外径方向に張り出す外筒壁当接部9cを備える。上記フランジ部9bが形成されている位置の径は、放熱壁18の外周径と同径又は大径になっている。
また、上記放熱壁18の外周側には、DCケーブル47を外に引き出すケーブル取出部18dが形成されている。ケーブル取出部18dは、上述のように、貫通穴若しくは切欠き部で形成され、そのケーブル取出部18dで形成される空間は、ケーブルを配置した後に、不図示のシール部材で密封される。
また、上記筒形状の外筒壁15は、電動機室壁9側の外筒壁本体16と、その外筒壁本体16に連続すると共に上記放熱壁18の外周端面に接触する放熱壁接続部17とを備える。上記放熱壁接続部17の内径は、上記放熱壁18の外周端面の径と同径若しくは略同径に形成されている。但し、放熱壁接続部17の端部は、上記放熱壁18の外周端面の径よりも小径となって内周面折り返し部17aが形成されている。また、上記外筒壁本体16の内径は、放熱壁接続部17の内径と同径以上の径に設定されている。これによって、外筒壁15は、放熱壁18を電動機室壁9に取り付けた後に、組み付け可能となっている。図1では、上記外筒壁本体16の内径が、放熱壁接続部17の内径よりも大径の場合を例示している。
また上記外筒壁本体16の端部には、電動機室壁9の外筒壁当接部9cに当接するフランジ部16aを備え、そのフランジ部16a及び上記外筒壁当接部9cにボルト穴が設けられ、そのボルト穴にボルトを螺合させて締め付けることで、外筒壁15は、電動機室壁9に固定されている。なお、外筒壁15の外周部の一部にも放熱用のフィン15aが設けられている。
また、放熱壁18の外周端面及び電動機室壁9のフランジ部9b上面には、それぞれOリングなどのシール材20,21が取り付けられることで、電力変換器室S1の防水機能を確保している。なお、後述の放熱壁18を信号線が貫通する穴は、パッキンなどのシール材によって防水を確保してある。
上記放熱壁18は、電動機室壁9と対向する内面と、その反対側(外側)の外面とを有する。
上記放熱壁18の内面には、支持用突起部22と電力変換モジュールの取付け面23とが形成されている。上記支持用突起部22は、放熱壁18の中央部から上記電動機室壁9側に突出している。また、放熱壁18の内面のうち、上記支持用突起部22の外周側に位置する円環状の面部分が、電力変換モジュールの取付け面23を構成する。
また、上記放熱壁18の外面には、電力変換モジュールからの熱を外部に放熱するためのフィン24が形成されている。
そして、電力変換モジュールを構成するパワー素子25、コンデンサ等の高発熱部品が、上記放熱壁18の取付け面23に取り付けられる。図1及び図2では、取付け面23に取り付けられる電力変換モジュールとしてパワー素子25が例示されている。
ここで、符号14はAC端子、25aはアース端子、25bはDC端子である。
放熱壁18と外筒壁15とを接続した状態では、上記電力変換モジュールは、電力変換器室S1に位置し、放熱壁18に取り付けられた電力変換モジュールの外周側に上記外筒壁15が配置された状態となる。
ここで、上記パワー素子25は、電動機1の極数、並列数に応じて複数個用意され、放熱壁18の内面に接着またはネジ等を利用して固定される。図2は、そのパワー素子25配置の一例を示す図である。図2に示すように、複数のパワー素子25を効率良く配置するには、その複数のパワー素子25を円環状、例えば、放熱壁18の中心Pとした仮想の円Vcに沿って予め設定した角度で位置をずらして配列するように配置することが望ましい。本実施形態では、AC端子14の位置が放熱壁18の中心Pとした仮想の円Vc1上に配置されるように設定した。この場合、放熱壁18の中心部が無駄スペースとなる可能性が高くなるが、本実施形態では、放熱壁18の中心部を、放熱壁18を回転変位可能に支持する機能に有効利用することで、電動ユニットの小型化に貢献できる構造となっている。
上記複数のパワー素子25のDC端子は、不図示のバスバーに電気的に接続している。そのバスバーにDCケーブル47の一端が接続する。DCケーブル47は、放熱壁18に形成されたケーブル取出部18dを通って外部に引き出されている。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、放熱壁18の回転中心Pと上記ケーブル取出部18dの中央部を通過する直線Lに対し、上記複数のパワー素子25が線対称の配置となるように配列となるように、当該各パワー素子25は、上記放熱壁18に取り付けられている。
本実施形態の放熱壁18は、外周側が上記外筒壁15に接続すると共に、その中央部が電動機ケース10の電動機室壁9に支持された構造となっている。
次に、その放熱壁18の支持構成などについて説明する。
上記ロータ軸7の右端部側は、上記第1軸受11を介して上記電動機室壁9に支持されていると共に、先端部が電動機室壁9側に位置している。そのロータ軸7の先端部の外周側に回転検出器26が配置され、その回転検出器26は、回転検出器保持ブラケット27を介して電動機室壁9に取り付けられている。
上記回転検出器保持ブラケット27は、内径が上記ロータ軸7の先端部よりも大径の筒体からなるブラケット本体27aと、そのブラケット本体27aの右端開口に形成された外向きフランジ27bと、からなる。そして、上記回転検出器26は、上記ブラケット本体27aの内径面に取り付けられている。回転検出器26が取り付けられた回転検出器保持ブラケット27は、内径側に上記ロータ軸7の先端部を同軸に挿入した状態に配置されて、上記外向きフランジ27bが上記電動機室壁9にボルト締結によって固定されている。すなわち、上記回転検出器保持ブラケット27は、電動機室壁9の中央部に設けられている。
上記回転検出器保持ブラケット27のブラケット本体27aに対し、筒体からなる延伸支柱28が同軸に取り付けられている。延伸支柱28は、上記ブラケット本体27aの外周面に取り付けられる大径部28aと、その大径部28aから上記放熱壁18に向けて延びている延伸部本体28bと、を備える。上記大径部28aは、例えばブラケット本体27aの外径面に対し圧入などによって固定されている。ブラケット本体27aと大径部28aとは一体構造となっていることが好ましい。上記延伸部本体28bは、上記放熱壁18内面の配置位置まで延びている。その延伸部本体28bの先端部に断面円形の凹部が形成され、その凹部の径は、上記支持用突起部22を圧入可能な径となっていている。
そして、上記延伸部本体28bの先端部の凹部に、上記支持用突起部22を挿入するように放熱壁18を取り付けることで、当該放熱壁18は、延伸支柱28を介して電動機室壁9に支持された構造となっている。例えば、上記延伸部本体28bの内径(凹部の径)を、上記支持用突起部22を圧入で連結可能な同径に設定しておけば、支持用突起部22を延伸部本体28bに圧入することで、放熱壁18は、延伸支柱28を介して電動機室壁9に回転変位可能に支持される。なお、挿入して位置調整をした後に、支持用突起部22と延伸部本体28bとを、軸直方向に軸を向けたボルトなどによって固定しても良い。
ここで、延伸部本体28bと持用突起部の連結は、上記構成に限定されない。延伸部本体28bと持用突起部とを、ボルトによって締結しても良い。また、支持用突起部22を筒形状として、その支持用突起部22内に延伸部本体28bを圧入する構造などとしても良い。もっとも、上記のように回転変位可能な状態とすることが好ましい。
なお、支持用突起部22と延伸部本体28bの断面形状は円形でも良いし、多角形などであっても良い。円形の場合には、位置決め用のキーを使用してもよい。
また、上記放熱壁18は、外周端面が上記外筒壁15の内径面に接触する形状となっている。これによって、放熱壁18は、外筒壁15内に同軸に配置されると共に、その放熱壁18の外周端面は、外筒壁15面に当接した状態となっている。
ここで、本実施形態の放熱壁18は、その外周部に、外筒壁15内面に沿って延びる軸方向延伸筒部18aを有する。そして、その軸方向延伸筒部18aの外周面が上記外筒壁15の放熱壁接続部17の内面に接触する構成となっている。これによって外周壁と外筒壁15との接触面積を稼ぐと共に、外筒壁15が放熱壁18の取付けの際のスライドの案内を容易にしている。
また、図1中、電動機1の右側に減速機3が設けられている。
上記減速機3は、電動機1の出力回転数を所定減速比に減速する機構を備える。本実施形態では減速機構として遊星歯車を例に挙げて説明する。遊星歯車が、減速機ケース内に収納されている。すなわち、上記ロータ軸7の他端部側には、減速機3へ動力を伝達する歯車(サン歯車30)が一体的に形成されている。また、出力軸を兼ねるキャリア31にピニオン軸32上を回転自在にピニオン歯車33が取り付けられると共に、リング歯車34が、減速機3ケースに多少の自由度を持って固定されている。そして、電動機1の回転は、サン歯車30から減速機3に入力され、ピニオン歯車33に伝達される。ピニオン歯車33はリング歯車34とも噛み合っておりピニオン歯車33の回転がリング歯車34上で減速公転することでキャリア31(出力軸)の回転となり所定減速比に減速される。図1中、符号35は、ハブ軸受を表している。
(電力変換器ケース2の取付け作業(電力変換器室S1側の組付け作業))
次に、電動機1への電力変換器ケース2の取付け作業、及び電力変換器室S1側の組付け作業について説明する。
ここで、上記延伸支柱28には、大径部28aから延伸部本体28bに移行する傾斜部に、配線用の貫通穴28cが開口している。
回転検出器26が取り付けられた回転検出器保持ブラケット27を、上記ロータ軸7と同軸に電動機室壁9に取り付ける。回転検出器保持ブラケット27を取付け後に、当該回転検出器保持ブラケット27に回転検出器26を取り付けても良い。
次に、上記回転検出器保持ブラケット27に対し、延伸支柱28を同軸に取り付ける。この際、回転検出器26の信号線40を、延伸支柱28に形成した配線用の貫通穴28cに通してから、上記延伸支柱28の取付けを実施する。延伸支柱28を予め回転検出器保持ブラケット27に取り付けておいても良い。
次に、図3に示すように、電力変換モジュールを取り付けた放熱壁18について、放熱壁18の支持用突起部22を上記延伸支柱28の延伸部本体28bに連結する。これによって、放熱壁18は、延伸支柱28を介して電動機室壁9に支持された状態となる。
またこのとき、上記回転検出器26の信号線40を、放熱壁18に形成されている貫通穴に通して、当該信号線40を外部に配索しておく。
次に、電力変換器室S1内に位置する配線の接続作業を行う。
このとき、図3に示すように、外筒壁15が無い状態であるので、電力変換器室S1は、周方向360度全周が開放された状態となる。このため、配線の接続作業など、電力変換器室S1内で実施する必要のある作業が容易に実施可能となる。
またこのとき、放熱壁18を、図10に示すように、上記延伸部本体28bを中心に、つまり上記延伸部本体28bを軸にして回動変位させることで、電力変換モジュールの周方向位置を調整する。すなわち、各パワー素子25のAC端子14とステータコイル端子13aとの周方向位置がずれている場合には、放熱壁18をずれに応じた角度だけ回転変位させることで、各パワー素子25のAC端子14とステータコイル端子13aとの周方向位置を一致させる。これによって、当該AC端子14とステータコイル端子13aとを確実に接触した状態とする。なお、放熱壁18を回動変位させて放熱壁18の周方向位置を調整した後、必要に応じて、各パワー素子25の導体とステータコイル端子13aとを圧接、ボルト、クリップなどで固定しても良い。
そして、上記のような配線接続作業等が終了した時点で、外筒壁15を取り付けて組立て作業を完了する。その外筒壁15の組み付けは、図3に示すように、外筒壁15を、図3における左側からスライドさせることで、放熱壁18の外周面上を通過させて、外筒壁15を上記電動機室壁9にボルト締結によって取り付ける。
このとき、外筒壁本体16の端部に形成されているフランジ部9bが電動機室壁9の外筒壁当接部9cに当接すると共に、外筒壁本体16の電動機室壁9側の内径面が、電動機室壁9のフランジ部9bで受けられて支持された状態となる。
そして、上記外筒壁本体16のフランジ部16a及び上記外筒壁当接部9cをボルトで締め付けることで、外筒壁15は、電動機室壁9に固定される。
また上記のように外筒壁15を取り付けた状態では、上記内周面折り返し部17aが、放熱壁18の外れ方向への移動を規制して、仮に、上記延伸支柱28の圧入部が突発的に緩んだとしても、放熱壁18が外れないようになっている。
以上のように、本実施形態の電動ユニットの構造によれば、電力変換器室S1の外周部に放熱壁18を支持する機能が不要となるので、外筒壁15を組み付ける前に放熱壁18を電動機ケース10に組み付けることが可能となる。このため、放熱壁18を組み付けた段階では、電力変換器室S1の外周位置が全周に亘って開放された状態とすることができる。これによって、パワー素子25(電力変換モジュール)と電動機コイル4との間のAC電源線の接続作業等に邪魔となる部材が無くなり作業効率が向上する。また、接続作業を目視確認できるので不良品の発生を防止できる、等の効果が得られる。
更に、回転検出器26の信号線40を回転検出器保持ブラケット27外に出して配索することで、回転するロータ軸7との接触による断線等の不具合発生を防止できる。
ここで、上記のように外筒壁15を上記電動機室壁9にボルト締結によって取り付けた後に、外筒壁15に対する放熱壁18の回転変位を拘束部品で拘束することが好ましい。
図11は、拘束部品で、外筒壁15に対する放熱壁18の回転変位を拘束する一例である。この例では、拘束部品は、L字状ブラケット48とボルト49とを備える。
そして、図11に示すように、L字状ブラケット48を、そのL字形状の一片48aを外筒壁15に当接すると共に、L字形状の他片48bを放熱壁18の外面に押圧するように取り付けた状態で、外筒壁15の径方向から、L字状ブラケット48の一片48a、当該外筒壁15、及び放熱壁18をボルト49で締結する。
これによって、外筒壁15に対する放熱壁18の回転変位を拘束する。L字状ブラケット48の他片48bと放熱壁18の外面とに凹凸などを設けることで、両者48b、18の間の滑りを規制するようにしておくことが好ましい。
(変形例1)
次に、本実施形態の変形例1を説明する。
上述の実施形態では、回転検出器保持ブラケット27と延伸支柱28とを別部材で構成し、回転検出器保持ブラケット27に延伸支柱28を取り付ける場合を例示した。
この変形例1では、回転検出器保持ブラケット27と延伸支柱28とは、図4に示すように、一体に形成されていても良い。
すなわち、この変形例1では、筒状の回転検出器保持ブラケット27に対して、放熱壁18に向けて延びる延伸支柱28が一体に形成している。
この場合、回転検出器保持ブラケット27と延伸支柱28とを一体形成して一体構造とすることで、回転検出器保持ブラケット27の形状が多少複雑になるものの、加工箇所および組付け箇所が減少する。この結果、部品コストの低減、放熱壁18の(軸方向、径方向)保持精度が向上し外周壁の装着が容易になる、等の効果が得られる。
また、延伸支柱28と放熱壁18との連結構造は、上述の実施形態で説明した構造を採用しても良いが、ここでは、図4では、別の連結構造の例を示している。
図4に示す連結構造では、放熱壁18の中央部に設ける支持用突起部22を筒状に形成し、その筒状の支持用突起部22に、上記延伸支柱28の先端部を嵌め込み、放熱壁18の外部から、放熱壁18と延伸支柱28の先端部とをボルト41での締結によって連結した構造である。
上述のように回転検出器保持ブラケット27と延伸支柱28とを一体構造とすることに併せて、放熱壁18と延伸支柱28とをボルト41にて確実に締結する構造とすることで、圧入固定等の外力に影響され易い取付け構造部が無くなり、電動ユニットとしての信頼性がより向上する。
ここで、本変形例でも、回転検出器26の信号線40を回転検出器保持ブラケット27外に出して配索することで、ロータ軸7周りでの信号線40の緩みを抑えられて、回転するロータ軸7との接触による断線等の不具合発生を防止できる。
(変形例2)
次に、本実施形態の変形例2を説明する。
この変形例2は、図5及び図6に示すように、電動機室壁9自体に、回転検出器26の取付け部及び延伸支柱28を一体形成で構成する例である。
すなわち、図6に示すように、電動機室壁9の中央部を放熱壁18側に張り出させた形状に加工することで、その張出部9Aの内周側に袋状空間を設け、その袋状空間に、第1軸受11及び回転検出器26の取付け部を形成すると共に、その張出部43の先端部をさらに放熱壁18側に延伸させて上記延伸支柱28を構成する。
図6中、符号43は回転検出器抜け止リングを示す。回転検出器抜け止リング43は、回転検出器26が軸方向に動くのを防止する部品である。また電動機室壁9の内面側に第1軸受押さえプレート44を配置し、その第1軸受押さえプレート44を電動機室壁9にボルト締結する。この第1軸受11押さえプレートは、第1軸受11が軸方向に抜け出るのを防止する。ここで、上記袋状空間への組付けは、袋状空間の内部奥側から回転検出器26、回転検出器抜け止リング43、第1軸受11、第1軸受押さえプレート44の順に組み込めば良い。
ここで、回転検出器抜け止リング43は、電動機室壁9に対して軽圧入とし軸方向に動かないことが望ましい。
この変形例2の構造では、放熱壁18を支持する延伸支柱28を電動機室壁9と一体に形成することで、部品点数を最小にできる。この結果、コスト面で有利な構造になる。また、部品加工公差を積み上げる必要が無いので、放熱壁18の保持精度が大幅に向上する。
(変形例3)
次に、本実施形態の変形例3を説明する。
基本構造は、上記実施形態と同様な構造となっている。但し、放熱壁18に対して、電動機ケース10側に延びる複数の支柱45を設けた点が異なる。
上記複数の支柱45は、図7及び図8に示すように、上記電力変換モジュールよりも外周側かつ外周壁の内側に配置される。また、その支柱45の先端部は、電動機室壁9に支持されている。具体的には、支柱45の先端部の外面が、電動機室壁9のフランジ部9b内面に当接することで、支柱45の先端部は、電動機室壁9に支持される。
上記複数の支柱45は、周方向に沿って等間隔に配置されることが好ましい。また、支柱45の数は、電力変換器室S1内での作業性も考慮して設定すればよい。
この構造によれば、放熱壁18の中心部を支持する構造に加えて、放熱壁18の外周側にも電動機室壁9に支持された構造となる。このため、例えば図示左方向から予期せぬ外力が作用した場合でも、放熱壁18が傾くのを防止し、防水性等の機能を守ることができる。
ここで、放熱壁18の外周部側に軸方向に延びる複数の円筒片を上記支柱45としている。これによって、外筒壁15との接触長(接触面積)を確保して、放熱壁18の倒れを防止するとともに、放熱壁18から外筒壁15への熱伝達を改善しユニット全体での外部への放熱性能を向上できる効果が得られる。
(変形例4)
上記コイル口出し線13の先端部からなるステータコイル端子13aと、電力変換器室S1で、パワー素子25の出力端子を構成するAC端子14との接続は、図1に示すような接触構成に限定されない。
図12に示す構成では、ステータコイル端子13aとパワー素子25のAC端子14とが、放熱壁18の回転変位の回転軸を中心とする円の径方向で対向して接続するように配置した場合を例示している。
なお、図12では、外筒壁15が図示されているが、放熱壁18を回動変位する際には、外筒壁15はまだ組み付けられていない。また、図12は、透視的に図示した外側からみた概要図で、実際には、パワー素子25及びAC端子14は見えない。また符号56は、外筒壁15を組み付けた後に、放熱壁18と外筒壁15との間に差し込まれる楔状のキーである。図12は、このキー56を差し込むことで、外筒壁15に対する放熱壁18の回動変位を規制する例である。
ここで、本実施形態では、放熱壁18の回転変位の回転軸をロータ軸7の軸線と一致させている。回転変位の回転軸をロータ軸7の軸線とは一致していなくても良いが、一致していることが好ましい。
本変形例では、図12に示すように、ステータコイル端子13aとパワー素子25のAC端子14とが、放熱壁18の回転変位の回転軸を中心とする円の周方向で、つまり、複数のパワー素子25の配列と同方向で対向配置している。
このとき、ステータコイル端子13aを板形状として板厚方向を上記配列方向に向けると共に、当該ステータコイル端子13aを多角形形状に屈曲成形している。図3では、配列方向にくの字形状に成形した場合を例示している。
この場合には、放熱壁18を回転変位させるだけで、パワー素子25のAC端子14をステータコイル端子13aに押し付けた状態となって、確実にパワー素子25のAC端子14をステータコイル端子13aとが接続状態となる。両者の間にバネが発生するだけ押圧した状態としても良い。
またステータコイル端子13aを多角形形状に屈曲成形することで、当該ステータコイル端子13aの剛性が向上して、より確実にパワー素子25のAC端子14とステータコイル端子13aとが接触した状態とすることが出来る。
ここで、出力端子側も屈曲成形して剛性を向上させても良い。但し、コイル口出し線13が引き出されて長く伸びている分、ステータコイル端子13a側の剛性を高めることが好ましい。なお、電力変換室S1に引き出されたコイル口出し線13の部分についても剛性が高くなるように多角形形状に屈曲成形しておいても良い。
(変形例5)
上記変形例5では、板状の端子を多角形形状に屈曲成形することで、端子剛性を向上させる場合を例示した。
この変形例5では、図13に示すように、各端子を断面が多角形形状に加工した場合の例である。すなわち、図13は、AC端子14を断面三角形形状に加工し、ステータコイル端子13aを断面矩形形状に加工した例である。この例では、上記変形例3よりも更に端子の剛性を高く設定することが可能となる。なお、図13の例では、端子間が面接触するように設定している。
(応用例)
図9は、上記のような構造の機電一体型電動機を有する電動ユニットの使用例を示す図である。
この例は、機電一体型電動機を有する電動ユニットをインホイールモータに適用した場合を例示したものである。ここで、符号50はブレーキディスクを、符号51はハブフランジを、符号52はホイールを、符号53はタイヤをそれぞれ示している。
ここで、上記実施形態では、減速機3も機電一体型電動機と連結した電動ユニットの例で説明しているが、減速機3を持たない機電一体型電動機としても本構造は適用できる。
ここで、外筒壁15は、外周壁に対応する。延伸支柱28は延伸部を構成する。軸方向延伸筒部18aは延在部を構成する。DCケーブル47は電力供給ケーブルを構成する。パワー素子25は電力変換モジュールを構成する。
(本実施形態の効果)
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)パワー素子25などの電力変換モジュールが取り付けられる放熱壁18と、電力変換器室S1の外周側を区画する外筒壁15とを別部材とする。
この構成によれば、発熱体であるパワー素子25やコンデンサ等の電力変換モジュールを、同じく発熱源である電動機室S2から離れ且つ外部への放熱に有利な最外部に配置される。
更に、その放熱壁18と外筒壁15とを分離構造とすることで、作業スペースを大きく取れるため、組付け作業性が向上する。
(2)上記電動機ケース10は、上記放熱壁18と対向する電動機室壁9と、上記電動機室壁9から上記放熱壁18に向けて延びる延伸支柱28と、を備える。そして、上記延伸支柱28を、上記放熱壁18の上記電力変換モジュール取付け位置23よりも中心側の位置で当該放熱壁18に連結する。
この構成によれば、放熱壁18を、延伸支柱28を介して電動機室壁9に支持させることが可能となるので、外筒壁15を放熱壁18よりも後に取付け可能となる。
この結果、パワー素子25と電動機コイル4間のAC線接続作業を目視しながら確実に進めることができるので、作業効率を向上できる。また、周方向全周が開放されていることから、接続作業のミスによる不良品発生を防止できる。また、外筒壁15に、作業用の貫通穴を開ける必要がない分、ケースの剛性低下を防止できる。また、複数の作業用の貫通穴の加工を不要とすることで部品コストを低減できる。更には接続作業後の封止(防水処理)作業箇所を減らせることで駆動ユニットの耐久信頼性を向上できる、等の効果が得られる。
更に、放熱壁18を支持固定する部材を放熱壁18の中心部に配置している。この結果、複数のパワー素子25を円環状に配置した状態では使いにくく無駄スペースになる場合が想定される放熱壁18の中心部の有効活用出来て、機電一体型電動機の小型化が可能となる。
(3)電動機室壁9に対して、ロータ6回転検出器26を保持するロータ6回転検出器保持ブラケット27が設けられ、そのロータ6回転検出器保持ブラケット27に、上記延伸支柱28を設ける。
この構成によれば、電動機室壁9に取り付けられる回転検出器保持ブラケット27に延伸支柱28を追加するだけで放熱壁18を支持できる。この結果、大きな設計変更や大幅なコストアップ無しで本構造を実現できる。
(4)上記ロータ6回転検出器保持ブラケット27と上記延伸支柱28とは一体に形成されている。
この構成によれば、電動機室壁9に取り付けられる回転検出器保持ブラケット27から一体的に延伸支柱28を突出させる構造としたので、部品点数を増やさずに済む。この結果、コストアップを抑えつつ、組付け作業の悪化も抑制可能となる。
(5)上記電動機室壁9に上記延伸支柱28を一体に形成する。
この構成によれば、電動機室壁9から直接かつ一体的に放熱壁18の支持部材を延伸させる構造となる。この結果、回転検出器保持ブラケット27も不要となる分、低コストを実現できると共に、組付け誤差要因となる加工箇所が低減できる。従って、放熱壁18を保持する位置精度も向上し、外筒壁15を装着し易くなる。
(6)上記放熱壁18は、電動機ケース10側に延びる複数の支柱45を有する。その複数の支柱45は、上記電力変換モジュールよりも外周側かつ外筒壁15の内側に配置されると共に、その支柱45の先端部を電動機室壁9に支持させた。
この構成により、放熱壁18から一体的に外筒壁15内側を通る支柱45を設ける構造となる。この結果、パワー素子25と電動機コイル4間の接続作業性が多少悪化する可能性があるものの、多点支持により放熱壁18の支持剛性が向上する。この結果、外部からの衝撃荷重が放熱壁18に作用する等の万が一の事態にダメージを受けにくい構造とすることが可能となる。
(7)上記延伸支柱28は中空部を有し、その中空部側にロータ6回転検出器26が位置する。ロータ6回転検出器26の信号線40は、上記延伸支柱28を貫通して、当該延伸支柱28の外側に延びている。
この構成によれば、回転検出器保持ブラケット27および放熱壁18を支持固定する部材を利用して回転検出器26の信号線40と回転軸(ロータ軸7)を分離する構成となる。この結果、信号線40が弛む等により回転体と接触し断線する不具合を未然に防止することが可能となる。
(8)放熱壁18は、上記電力変換モジュールよりも外周側で外筒壁15に沿って延びる軸方向延伸筒部18aを有し、その軸方向延伸筒部18aと上記外筒壁15とが接触している。
この構成によれば、放熱壁18外周部に円筒状などの軸方向に延びる軸方向延伸筒部18aを設けた構造となる。これによって、放熱壁18と外筒壁15との接触面積を稼ぐことが可能となる。この結果、放熱壁18と外筒壁15を分割したことによる放熱壁18から外筒壁15への伝熱悪化を補うことが可能となり、外部への放熱効率を維持向上することができる。
(9)電動ユニットは、電動機1の出力回転数(出力トルク)を調整する減速機3を備える。
この構成によれば、電気自動車等の走行用駆動装置として使用することも可能となり本構造の適用範囲を広げる効果が得られる。
(10)放熱壁18は、電動機ケース10に対し回転変位可能な状態で支持されている。上記放熱壁18の電動機ケース10側の面に、複数のパワー素子25(電力変換モジュール)が、上記回転変位の回転中心Pを中心とした仮想の円Vcに沿って配列して取り付けられている。
この構成によれば、放熱壁18を回転することで、角度違いで取り付けられている複数のパワー素子25の周方向位置を容易に微調整することが可能となる。
すなわち、ステータ5の周方向に対して複数の角度でパワー素子25が組み付けつられた構成により、ステータコイル端子13aとパワー素子25のAC端子14の周方向の位置ずれを容易に修正することが出来る。
また、ケース外への配線取り出し位置が異なるユニットに対しても、放熱壁18を回転変位させることで対応可能となる。
(11)放熱壁18には、パワー素子25などの電力変換モジュールに電力を供給するためのDCケーブル47を通すケーブル取出部18dが設けられている。複数のパワー素子25は、上記回転変位の回転中心Pと上記ケーブル取出部18dとを通過する直線Lに対し線対称に配置されている。
この構成によれば、複数のパワー素子25がケーブル取出部18dを基準に線対称配置となることで、左右反転したような勝手違いのユニットに共用して適用することが出来る。すなわち、車両左右両側に適用するユニットへの共用ができる。
(12)外筒壁15に対する上記放熱壁18の回転変位を拘束する拘束手段を備える。
この構成によれば、放熱壁18と外筒壁15とが別体であり、放熱壁18が回転変位可能となっていても、放熱壁18と外筒壁15とを組み付けた後における放熱壁18が回転変位して、ステータコイル端子13aとパワー素子25のAC端子14との間の位置ずれ発生をより確実に防止することが出来る。
更に、別体の放熱壁18と外筒壁15とを連結することで、組付け後の電力変換器ケースの支持剛性が高くなる。
(13)ステータ5から電力変換器ケース2内に導出したステータコイル端子13aと、電力変換モジュールのAC端子14とは、上記複数の電力変換モジュールの配列向で対向する部分を有する。
この構成によれば、外筒壁15を回転変位させることで、ステータコイル端子13aとパワーモジュールのAC端子14とが押圧力をもって当接させることが可能となる。これによって、ステータコイル端子13aとパワーモジュールのAC端子14とを接合のための加圧作業などを省略することが出来る。このことは、接合作業のための作業空間を不要とすることに繋がる。
(14)上記ステータコイル端子13a及び上記AC端子14の少なくとも一方の端子は、断面多角形形状に成形されている。
この構成によれば、端子の剛性が高くなることで、端子間の押圧力を高く設定出来る。この結果、より確実にステータコイル端子13aとパワーモジュールのAC端子14とを接合することが可能となる。
なお、ステータコイル端子13aと上記AC端子14とは面接触させることが好ましい。
(15)電動機ケースの電力変換器ケース2側の電動機室壁9から当該電動機ケースから離れる方向に延びる延伸支柱28の先端部に対し、放熱壁18を上記電動機室壁と対向配置した状態に連結する。その後に、電力変換器ケース内に形成される電力変換器室内での上記ステータコイル端子13aと電力変換モジュールのAC端子14との接続を実施する。またその後に、放熱壁18側から電動機室壁9側に向けて上記外筒壁15を移動させて、当該外筒壁15で上記電力変換モジュールの外周を覆う。
この構成によれば、作業スペースを大きく取れるため、組付け作業性が向上する。
(16)上記延伸支柱28は、上記放熱壁18の上記電力変換モジュール取付け位置よりも中心側の位置で当該放熱壁18に連結する。
この構成によれば、放熱壁18を電動機ケースに支持させる構成としても、周方向全周が解放された状態で、組付け作業が可能となる。このため、組付け効率が向上する。
(17)上記放熱壁18は延伸支柱28に回転変位可能に連結され、上記ステータコイル端子13aと電力変換モジュールのAC端子14とを接続する際に、当該ステータコイル端子13aと電力変換モジュールのAC端子14と間の位置ずれに応じて、上記放熱壁18を回転変位してステータコイル端子13aと電力変換モジュールのAC端子14と間の位置を調整する。
この構成によれば、ステータコイル端子13aと電力変換モジュールのAC端子14の接続作業が容易となる。
1 電動機
2 電力変換器ケース
3 減速機
4 電動機コイル
5 ステータ
6 ロータ
7 ロータ軸
8 電動機ケース本体
8a 底壁
9 電動機室壁
9a 貫通穴
9b フランジ部
9c 外筒壁当接部
10 電動機ケース
11 第1軸受
12 第2軸受
13 コイル口引き線
13a ステータコイル端子
14 AC端子(出力端子)
15 外筒壁
16 外筒壁本体
16a フランジ部
17 放熱壁接続部
17a 内周面折り返し部
18 放熱壁
18a 軸方向延伸筒部
20,21 シール材
22 支持用突起部
23 取付け面
24 フィン
25 パワー素子(電力変換モジュール)
26 回転検出器
27 回転検出器保持ブラケット
27a ブラケット本体
27b フランジ
28 延伸支柱
28a 大径部
28b 延伸支柱28本体
28c 貫通穴
40 信号線
41 ボルト
43 張出部
45 支柱
47 L字状ブラケット
49 ボルト
56 キー
L 直線
P 回転中心
Vc、Vc1 仮想の円
S1 電力変換器室
S2 電動機室
S3 減速機室

Claims (16)

  1. ステータ及びロータを収納する電動機ケースと、電力変換モジュールを収納する電力変換器ケースとが連結された機電一体型電動機であって、
    上記電力変換器ケースは、
    上記電動機ケース側の面に電力変換モジュールが取り付けられる放熱壁と、
    その放熱壁よりも上記電動機ケース側に延在し、上記電力変換モジュールの外周側に配置される筒状の外周壁と、を備え、
    上記放熱壁と外周壁とは別部材であることを特徴とする機電一体型電動機。
  2. 上記放熱壁は、上記電動機ケースに回転変位可能な状態で支持され、
    上記放熱壁の電動機ケース側の面に、複数の上記電力変換モジュールが、上記回転変位の回転中心を中心とした仮想の円に沿って配列して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載した機電一体型電動機。
  3. 上記放熱壁には、上記電力変換モジュールに電力を供給するための電力供給ケーブルを通すケーブル取出部が設けられ、
    上記複数の電力変換モジュールは、上記回転変位の回転中心と上記ケーブル取出部とを通過する直線に対し線対称に配置されていることを特徴とする請求項2に記載した機電一体型電動機。
  4. 上記外周壁に対する上記放熱壁の回転変位を拘束する拘束部品を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した機電一体型電動機。
  5. 上記ステータから電力変換器ケース内に導出したステータコイル端子と、電力変換モジュールの出力端子とは、上記複数の電力変換モジュールの配列方向で対向する部分を有することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載した機電一体型電動機。
  6. 上記ステータコイル端子及び上記出力端子の少なくとも一方の端子は、断面多角形形状に成形されていることを特徴とする請求項5に記載した機電一体型電動機。
  7. 上記電動機ケースは、上記放熱壁と対向配置する電動機室壁と、上記電動機室壁から上記放熱壁に向けて延びる延伸部と、を備え、
    上記延伸部を、上記放熱壁の上記電力変換モジュール取付け位置よりも中心側の位置で当該放熱壁に連結することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載した機電一体型電動機。
  8. 上記電動機室壁に対して、ロータ回転検出器を保持するロータ回転検出器保持ブラケットが設けられ、そのロータ回転検出器保持ブラケットに、上記延伸部を設けることを特徴とする請求項7に記載した機電一体型電動機。
  9. 上記ロータ回転検出器保持ブラケットと上記延伸部とは一体に形成されていることを特徴とする請求項8に記載した機電一体型電動機。
  10. 上記電動機室壁に上記延伸部を一体に形成することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載した機電一体型電動機。
  11. 上記放熱壁は、電動機ケース側に延びる複数の支柱を有し、
    上記複数の支柱は、上記電力変換モジュールよりも外周側かつ外周壁の内側に配置されると共に、その支柱の先端部を電動機室壁に支持させたことを特徴とする請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載した機電一体型電動機。
  12. 上記延伸部は中空部を有し、その中空部側にロータ回転検出器が位置され、
    そのロータ回転検出器の信号線は、上記延伸部を貫通して、当該延伸部の外側に延びていることを特徴とする請求項7〜請求項11のいずれか1項に記載に記載した機電一体型電動機。
  13. 放熱壁は、上記電力変換モジュールよりも外周側で外周壁に沿って延びる延在部を有し、その延在部と上記外周壁とが接触していることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項に記載した機電一体型電動機。
  14. ステータ及びロータを収納する電動機ケースに対し、上記ステータから導出したステータコイル端子と電気的に接続する電力変換モジュールを収納する電力変換器ケースを組み付ける機電一体型電動機の組付け方法であって、
    上記電力変換器ケースは、電動機ケース側の面に電力変換モジュールが取り付けられる放熱壁と、その放熱壁よりも上記電動機ケース側に延在して上記電力変換モジュールの外周側に配置される筒状の外周壁とを備え、
    上記電動機ケースの電力変換器ケース側の電動機室壁から当該電動機ケースから離れる方向に延びる延伸部の先端部に対し、上記放熱壁を上記電動機室壁と対向配置した状態に連結した後に、
    電力変換器ケース内に形成される電力変換器室内での上記ステータコイル端子と電力変換モジュールの出力端子との接続を実施し、
    その後に、放熱壁側から電動機室壁側に向けて上記外筒壁を移動させて、当該外筒壁で上記電力変換モジュールの外周を覆うことを特徴とする機電一体型電動機の組付け方法。
  15. 上記延伸部は、上記放熱壁の上記電力変換モジュール取付け位置よりも中心側の位置で当該放熱壁に連結することを特徴とする請求項14に記載した機電一体型電動機の組付け方法。
  16. 上記放熱壁は延伸部に回転変位可能に連結され、上記ステータコイル端子と電力変換モジュールの出力端子とを接続する際に、当該ステータコイル端子と電力変換モジュールの出力端子と間の位置ずれに応じて、上記放熱壁を回転変位してステータコイル端子と電力変換モジュールの出力端子と間の位置を調整することを特徴とする請求項14又は請求項15に記載した機電一体型電動機の組付け方法。
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