JP2013201813A - 駆動装置及びモータ - Google Patents

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宏志 浅野
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Abstract

【課題】被駆動部材を組み合わせた全体形状を小型化することができ、角棒体や丸棒体などの曲面を有する被駆動部材をも駆動させることができ、さらに支持部材の数の低減を図り得る駆動装置を提供する。
【解決手段】平面視して円形または正2n角形(但し、nは自然数)であって、開口2eを有する弾性体リング2と、弾性体リング2の上面2aに設けられており、軸方向屈曲振動を励振させる第1の駆動素子4〜7と、弾性体リング2の外周側面2cに設けられており、径方向屈曲振動を励振させる第2の駆動素子8〜11とを備え、弾性体リング2の周方向において2n分割された領域において隣り合う領域が交互に逆方向に変位するように、かつ弾性体リング2のn波長屈曲モードの屈曲振動の共振周波数をωとしたときに、第1の駆動素子4〜7と、第2の駆動素子8〜11とに±90度の位相差の電圧を印加した際に弾性体リング2にn波長屈曲モードの屈曲振動が励振されるように構成されている、駆動装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧電効果などの電気機械変換効果を利用した駆動装置及びモータに関し、より詳細には、弾性体リングを用いた駆動装置及びモータに関する。
従来、圧電素子を用いた超音波モータが種々提案されている。例えば下記の特許文献1には、図8に示すマイクロモータが開示されている。
図8に示すマイクロモータ1001では、ステータ1002により被駆動部材1003が駆動される。ステータ1002は、支持部材1012〜1016により支持されている。ステータ1002は、矩形板状の圧電板1004を有する。圧電板1004の一方側の面には、電極1005〜1008が設けられている。圧電板1004の他方側の面には、圧電板1004を介して電極1005〜1008とそれぞれ対向するように、4つの電極が設けられている。
圧電板1004の一方側の面における1つの対角線方向に位置している電極1005と電極1008とが、配線1009により接続されている。同様に、もう1つの対角線方向に位置している電極1006と電極1007とが、配線1010により接続されている。圧電板1004は厚み方向に分極されている。
マイクロモータ1001では、電極1005,1008が形成されている領域と、電極1006,1007が形成されている領域を、±90度の位相差を有する電圧により駆動する。それによって、圧電板1004に長辺方向の伸び振動と、短辺方向のS字屈曲振動が同時に励振される。これらの振動が合成され、圧電板1004の端部に固定されているスペーサ1011が回転運動をする。それによって、スペーサ1011に押しつけられている被駆動部材1003が移動される。
他方、下記の特許文献2には、角棒体の上面と、一方の側面に駆動素子として圧電素子が貼り付けられているステータが開示されている。特許文献2では、角棒体において、上下方向に振動する屈曲振動と、横方向の屈曲振動とを同時に励振させる。これらの振動の合成により、角棒体の振動の腹になる部分に軸周りの回転運動を引き起こしている。それによって、角棒体に当接される被駆動部材を移動させている。
特開平7−184382号公報 特開平1−264868号公報
特許文献1や特許文献2に記載のような圧電素子を用いたステータなどの駆動装置に被駆動部材を接触させてなるモータでは、小型化が困難であり、かつステータを被駆動部材に確実に接触させることが困難であり、さらに多くの支持機構を必要とするという問題があった。これを、図9及び図10を参照して説明する。
図9は、特許文献1に記載のステータ1002を用いて、棒状の被駆動部材1003Aを駆動するモータの模式図である。ステータ1002は、図8に示した支持部材1012〜1016により支持されねばならない。ここでは、図8に示したように、圧電板1004の一方長辺側では、支持部材1012,1013により圧電板1004を固定的に支持することができる。しかしながら、圧電板1004の振動を妨げないように、圧電板1004の他方長辺側では、弾性を有する支持部材1014,1015により圧電板1004を支持しなければならない。また、圧電板1004のスペーサ1011が固定されている側の短編と反対側の短辺に位置している支持部材1016も、弾性を有する支持部材により構成しなければならない。従って、ステータ1002の支持に多くの支持部材を必要とする。
加えて、矩形板状の圧電板1004を用いたステータ1002の短辺の外側に被駆動部材1003Aを配置しなければならず、モータ全体の構造が大型になりがちであった。さらに、被駆動部材1003Aを支持するために回転自在の支持部材1018,1019を設けねばならなかった。
他方、図10は、特許文献2に記載のステータを用いて、棒状の被駆動部材1026を駆動するモータの模式図である。ここでは、角棒体1021が、前述したように、その軸周りの回転運動を生じる。しかしながら、この角棒体1021が上記軸周りの回転運動を引き起こすことを可能とするために、多数の支持部材1022〜1025により角棒体1021を支持しなければならない。さらに、被駆動部材1026の長さ方向が角棒体1021の長さ方向と直交するように配置しなければならなかった。そのため、やはりモータ全体の構造が大きくなりがちであった。加えて、被駆動部材1026を支持するために、回転自在の支持部材1027〜1030を設けなければならなかった。
上記のように、特許文献1や特許文献2に記載のステータを用いたモータでは、駆動装置としてのステータの支持構造が複雑になるだけでなく、被駆動部材の支持にも多数の支持部材を必要としていた。加えて、前述した通り、モータ全体の構造が大きくならざるを得なかった。さらに、被駆動部材が丸棒体などの外周部が曲面を有する形状である場合、曲面を有する外周部に対してステータを軸方向で確実に接触させることが困難であった。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、被駆動部材を組み合わせた全体形状を小型とすることができ、角棒体だけでなく丸棒体などの曲面を有する被駆動部材をも確実に移動させることができ、さらに支持部材の数を低減することができる駆動装置及び該駆動装置を用いたモータを提供することにある。
本発明に係る駆動装置は、平面視して円形または正2n角形(但し、nは自然数)であって、開口を有し、上面と、下面と、上面と下面とを結ぶ内周側面と、上面と下面とを結ぶ外周側面とを有する弾性体リングと、前記弾性体リングの上面に設けられており、前記弾性体リングにおいて軸方向屈曲振動を励振させる第1の駆動素子と、前記弾性体リングの外周側面に設けられており、前記弾性体リングにおいて径方向屈曲振動を励振させる第2の駆動素子とを備える。本発明では、前記第1及び第2の駆動素子が、それぞれ、電気機械変換効果を有する材料からなる駆動材料層と、該駆動材料層の一面に設けられた第1の電極と、他面に設けられた第2の電極とを有し、前記第1及び第2の駆動素子は、前記弾性体リングの周方向において2n分割された領域において、隣り合う領域が交互に逆方向に変位するように、かつ前記弾性体リングのn波長屈曲モードの屈曲振動の共振周波数をωとしたときに、第1の駆動素子に±Vsinωt、第2の駆動素子に±Vcosωtの電圧を印加した際に、前記弾性体リングにn波長屈曲モードの屈曲振動が励振されるように構成されている。
本発明に係る駆動装置のある特定の局面では、前記弾性体リングの幅をW、厚みをTとしたとき、WがTと略等しくされている。この場合には、軸方向屈曲振動の共振周波数と、径方向屈曲振動の共振周波数を略等しくすることができる。従って、弾性体リングにn波長屈曲モードの屈曲振動をより一層確実に励振することができる。
本発明に係る駆動装置では、好ましくは、前記軸方向屈曲振動の共振周波数と、前記径方向屈曲振動の共振周波数が略等しくされている。この場合には、弾性体リングにn波長屈曲モードの屈曲振動をより一層確実に励振させることができる。
本発明に係る駆動装置のさらに他の特定の局面では、前記駆動材料層が圧電体からなり、前記第1,第2の駆動素子が圧電素子である。この場合には、圧電効果により、弾性体リングにn波長屈曲モードの屈曲振動を励振させることができる。
本発明に係る駆動装置のさらに別の特定の局面では、前記第1,第2の駆動素子がそれぞれ複数であり、前記周方向に2n分割された領域において、第1の駆動素子の前記圧電体の分極方向が周方向において交互に反転されており、かつ前記周方向に2n分割された領域において、第2の駆動素子の前記圧電体の分極方向が周方向において交互に反転されている。
本発明に係る駆動装置のさらに他の特定の局面では、前記複数の第1の駆動素子及び前記複数の第2の駆動素子が、前記弾性体リングの周方向においてそれぞれ一体化されている。このように、複数の第1の駆動素子及び複数の第2の駆動素子は、それぞれ、弾性体リングの周方向において一体化されていてもよい。
本発明に係るモータは、本発明に係る駆動装置からなるステータと、弾性体リングの内周側面で囲まれた開口に挿入されている被駆動部材とを備える。
本発明に係る駆動装置によれば、屈曲振動が励振され、弾性体リングが周方向周りに回転移動する。従って、内周側面と接触するように内周側面に囲まれた開口内に被駆動部材を挿入することにより、該被駆動部材をその軸方向に移動させることができる。この場合、n波長屈曲モードの屈曲振動の振動の腹が2n分割された各領域の中央に位置し、隣り合う領域の境界が振動の節となるため、駆動部材を少ない支持部材により支持することができる。加えて、被駆動部材についても、弾性体リングによっても支持され得るため、被駆動部材側の支持部材を省略したり、支持部材の数を大幅に低減することができる。
さらに、上記被駆動部材を弾性体リングの開口に挿入することによりモータなどを構成し得るため、被駆動部材を含めた装置全体の大幅な小型化を図ることも可能となる。
(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る駆動装置の平面図及び模式的断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る駆動装置を用いたモータの模式的断面図である。 本発明の第1の実施形態に係る駆動装置を用いたモータの略図的斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る駆動装置を説明するための斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る駆動装置において励振される屈曲振動での変位状態を説明するための模式的平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る駆動装置を説明するための斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る駆動装置において励振される屈曲振動での変位状態を説明するための模式的平面図である。 従来のマイクロモータの一例を説明するための概略構成図である。 図8に示したステータを用いて被駆動部材を駆動するモータの模式図である。 従来の他のステータを用いて被駆動部材を駆動するモータの模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態に係る駆動装置1の平面図及び模式的断面図である。駆動装置1は、平面視して円形の弾性体リング2を有する。弾性体リング2は、金属などの適宜の弾性材料からなる。
弾性体リング2は、開口2eを有する。弾性体リング2は、上面2a、下面2b、外周側面2c及び内周側面2dを有する。弾性体リング2において、弾性体リング2を平面視して、周方向に4つに均等に分割された領域を第1〜第4の領域とする。第1〜第4の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング2の上面2a上には、第1〜第4の圧電素子4〜7が設けられている。第1の圧電素子4を例として、第1〜第4の圧電素子4〜7について説明する。図1(b)に示すように、第1の圧電素子4は、駆動材料層としての圧電体層4aを有する。圧電体層4aの上面に第1の電極4bが設けられており、下面に第2の電極4cが設けられている。圧電体層4aは、図1(a)の「+」の記号で示すように、圧電体層4aの上面から下面に向かう厚み方向に分極されている。
第2〜第4の圧電素子5〜7も同様に、駆動材料層としての圧電体層の上面と下面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。また、第2の圧電素子5の圧電体層は、図1(a)の「−」の記号で示すように、圧電体層の下面から上面に向かう厚み方向に分極されている。第3の圧電素子6の圧電体層は、図1(a)の「+」の記号で示すように、圧電体層の上面から下面に向かう厚み方向に分極されている。第4の圧電素子7の圧電体層は、図1(a)の「−」の記号で示すように、圧電体層の下面から上面に向かう厚み方向に分極されている。
なお、本実施形態では、図1(a)の破線A〜Dは、それぞれ、上記第1〜第4の領域の境界を示す図であり、分極方向が異なる圧電体層間の境界に相当する。
第1〜第4の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング2の外周側面2c上には、第5〜第8の圧電素子8〜11が設けられている。第5の圧電素子8を例として、第5〜第8の圧電素子8〜11について説明する。図1(b)に示すように、第5の圧電素子8は、駆動材料層としての圧電体層8aを有する。圧電体層8aの外側の面に第1の電極8bが設けられており、内側の面に第2の電極8cが設けられている。第6〜第8の圧電素子9〜11も同様に、駆動材料層としての圧電体層の外側の面と内側の面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。
第5の圧電素子8の圧電体層8aは、図1(a)の矢印で示すように、径方向外側に向かう方向に分極されている。第6の圧電素子9の圧電体層は、図1(a)の矢印で示すように、径方向内側に向かう方向に分極されている。第7の圧電素子10の圧電体層は、図1(a)の矢印で示すように、径方向外側に向かう方向に分極されている。第8の圧電素子11の圧電体層は、図1(a)の矢印で示すように、径方向内側に向かう方向に分極されている。
このように、第1の圧電素子4と第5の圧電素子8が、第1の領域に設けられている。第2の圧電素子5と第6の圧電素子9が、第2の領域に設けられている。第3の圧電素子6と第7の圧電素子10が、第3の領域に設けられている。第4の圧電素子7と第8の圧電素子11が、第4の領域に設けられている。
図1(a)に示すように、弾性体リング2において、弾性体リング2を平面視して、周方向に4つに均等に分割された領域である第1〜第4の領域において、第1〜第4の圧電素子4〜7では、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。同様に、第5〜第8の圧電素子8〜11においても、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。言い換えれば、第1〜第4の圧電素子4〜7及び第5〜第8の圧電素子8〜11の圧電体層は、弾性体リング2の周方向において交互に逆方向に分極されている。
また、本実施形態では、上記第1〜第4の圧電素子4〜7の第1の電極が周方向に連ねられている。すなわち、図1(a)に示す円環状の一枚の電極により、第1〜第4の圧電素子4〜7の第1の電極が一体的に設けられている。同様に、第1〜第4の圧電素子4〜7の第2の電極も、周方向に連ねられ、一体的に設けられている。
第5〜第8の圧電素子8〜11においても、第5〜第8の圧電素子8〜11の第1の電極が連ねられ、一体的に設けられている。同様に、第5〜第8の圧電素子8〜11の第2の電極も、周方向に連ねられ、一体的に設けられている。
もっとも、複数の圧電素子の第1及び第2の電極は、連ねられず分離されていてもよい。
上記第1〜第4の圧電素子4〜7の圧電体層及び第5〜第8の圧電素子8〜11の圧電体層は、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスなどの圧電セラミックス、あるいは圧電性を有する合成樹脂等により形成することができる。第1〜第4の圧電素子4〜7の第1,第2の電極及び第5〜第8の圧電素子8〜11の第1,第2の電極は、適宜の金属もしくは合金により形成することができる。
駆動装置1では、第1〜第4の圧電素子4〜7及び第5〜第8の圧電素子8〜11が上記のようにして弾性体リング2に設けられておりかつ構成されているため、図1(b)に示すように、第1〜第4の圧電素子4〜7において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vcosωtの電圧を印可し、第5〜第8の圧電素子8〜11において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vsinωtの電圧を印可することにより、弾性体リング2を屈曲振動させることができる。この屈曲振動は、第1〜第4の圧電素子4〜7が振動することにより生じる軸方向屈曲モードと、第5〜第8の圧電素子8〜11が振動することにより生じる径方向屈曲モードが合成されることにより生じる。
ここで、軸方向屈曲モードとは、弾性体リング2の開口2eを貫く軸が延びる軸方向に沿って変位する振動であり、第1,第3の領域と第2,第4の領域とが互いに逆方向に変位する。また、径方向屈曲モードとは、弾性体リング2の径が大きくなる方向と小さくなる方向とを繰り返す振動であり、やはり、第1,第3の領域と第2,第4の領域とが互いに逆方向に変位することとなる。
本実施形態では、弾性体リング2が平面視して周方向に4つに均等に分割された第1〜第4の領域を有しているため、2波長屈曲モードの軸方向屈曲振動と2波長屈曲モードの径方向屈曲振動とが生じ、両者が合成され、2波長屈曲モードの屈曲振動が弾性体リング2において生じる。この2波長屈曲モードの屈曲振動では、(1/2)λ毎の振動の腹部分ごとに、弾性体リング2の周方向周りに弾性体リング2の部分において楕円運動が生じることとなる。
従って、上記内周側面2dにより囲まれた開口2eに、被駆動部材として例えばスライダーを内周側面2dに接触するように挿入すれば、該スライダーを往復移動させることができる。
なお、好ましくは、弾性体リング2の幅をW、厚みをTとしたとき、WとTとが略等しくされ、より好ましくは、W=Tとされる。WとTとが略等しい場合には、上記2波長屈曲モードの軸方向屈曲振動の共振周波数と、2波長屈曲モードの径方向屈曲振動の共振周波数とがほぼ等しくなり、上記2波長屈曲モードの屈曲振動を弾性体リング2においてより効果的に発生させることができる。これは、1波長屈曲モードや4波長以上の屈曲モードの屈曲振動においても同様である。
図2はこのような駆動装置1とスライダー12とを有するモータ13の模式的断面図であり、図3はその略図的斜視図である。モータ13は超音波モータである。図3に示すように、弾性体リング2は、破線E,Fで示すように、2波長屈曲モードの屈曲振動が励振されると楕円運動で振動する。スライダー12は、円柱状の形状を有し、その外周側面が、駆動装置1の弾性体リング2の内周側面2dと接触されている。すなわち、上記弾性体リング2の内周側面2dとスライダー12の外周側面とが摩擦抵抗を有するように、スライダー12が弾性体リング2に挿入されている。よって、2波長屈曲モードの屈曲振動が弾性体リング2において励振されると、スライダー12が図3の矢印で示すように往復移動される。このモータ13では、図2に示すように、弾性体リング2の内周側面2dによりスライダー12が支持されるため、スライダー12を支持するための支持部材を必ずしも必要としない。もっとも、スライダー12を矢印方向に移動可能に支持する支持部材をさらに設けてもよい。
加えて、駆動装置1についても、上記2波長屈曲モードの屈曲振動では、振動の節が、第1〜第4の領域の境界に位置することとなる。従って、向かい合う境界を少なくとも2つの支持部材14,15により支持するだけで駆動装置1を支持することができる。よって、モータ13では、支持部材の数の大幅な低減、並びに支持構造の大幅な簡略化を果たすことができる。加えて、駆動装置1の弾性体リング2内にスライダー12が挿入されている構造であるため、モータ13では、大幅な小型化を図ることができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る駆動装置21を説明するための斜視図である。図5は、該駆動装置21において励振される屈曲振動での変位状態を説明するための模式的平面図である。
第2の実施形態の駆動装置21は、平面視して略正四角形の弾性体リング22を有する。弾性体リングは平面視して正四角形であってもよいが、本実施形態では、正四角形のコーナー部が面取りされている。それによって小型化が図られている。弾性体リング22は、金属などの適宜の弾性材料からなる。
弾性体リング22は、開口22eを有する。弾性体リング22は、上面22a、下面22b、外周側面22c及び内周側面22dを有する。弾性体リング22において、弾性体リング22を平面視して、周方向に4つに均等に分割された領域を第1〜第4の領域とする。第1〜第4の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング22の上面22a上には、第1〜第4の圧電素子24〜27が設けられている。第1〜第4の圧電素子24〜27は、弾性体リング22のコーナー部には至らないように設けられており、互いに分離されている。
第1〜第4の圧電素子24〜27は、第1の実施形態の第1〜第4の圧電素子4〜7と同様に、駆動材料層としての圧電体層の上面と下面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。また、第1,第3の圧電素子24,26の圧電体層は、図4の「−」の記号で示すように、圧電体層の下面から上面に向かう厚み方向に分極されている。第2,第4の圧電素子25,27の圧電体層は、図4の「+」の記号で示すように、圧電体層の上面から下面に向かう厚み方向に分極されている。
第1〜第4の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング22の外周側面22c上には、第5〜第8の圧電素子が設けられている。第5〜第8の圧電素子は、弾性体リング22のコーナー部には至らないように設けられており、互いに分離されている。第5〜第8の圧電素子は、第1の実施形態の第5〜第8の圧電素子8〜11と同様に、駆動材料層としての圧電体層の上面と下面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。第5〜第8の圧電素子の圧電体層は、図4の矢印で示すように、径方向内側又は外側に向かう方向に分極されている。
このように、第1の圧電素子24と第5の圧電素子28が、第1の領域に設けられている。第2の圧電素子25と第6の圧電素子29が、第2の領域に設けられている。第3の圧電素子26と第7の圧電素子が、第3の領域に設けられている。第4の圧電素子27と第8の圧電素子が、第4の領域に設けられている。
図4に示すように、弾性体リング22において、弾性体リング22を平面視して、周方向に4つに均等に分割された領域である第1〜第4の領域において、第1〜第4の圧電素子24〜27では、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。同様に、第5〜第8の圧電素子においても、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。言い換えれば、第1〜第4の圧電素子24〜27及び第5〜第8の圧電素子の圧電体層は、弾性体リング22の周方向において交互に逆方向に分極されている。
なお、図4では、第5〜第8の圧電素子の内、第5,第6の圧電素子28,29のみが図示されているが、第3,第4の領域においても、外周側面22c上に、それぞれ、第7,第8の圧電素子が設けられている。
本実施形態が第1の実施形態が異なるところは、上記のように、平面視して円形の弾性体リング2に代えて、平面視して略正四角形の弾性体リング22を用いていること、第1〜第4の圧電素子24〜27及び第5〜第8の圧電素子を、コーナー部において分離していることにある。その他の点については、第1の実施形態と同様である。
駆動装置21においても、第1の実施形態の駆動装置1と同様に、第1〜第4の圧電素子24〜27において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vcosωtの電圧を印可し、第5〜第8の圧電素子において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vsinωtの電圧を印可することにより、弾性体リング22を屈曲振動させることができる。この屈曲振動は、2波長屈曲モードの屈曲振動であり、第1〜第4の圧電素子24〜27が振動することにより生じる2波長屈曲モードの軸方向屈曲振動と、第5〜第8の圧電素子が振動することにより生じる2波長屈曲モードの径方向屈曲振動が合成されることにより生じる。この2波長屈曲モードの径方向屈曲振動では、図5の実線で示す変位と一点鎖線で示す変位とを繰り返すように弾性体リング22が振動する。すなわち、振動の腹は第1〜第4の領域の中心付近に存在し、第1〜第4の領域間の境界であるコーナー部が振動の節となる。また、平面視して略正方形の弾性体リング22の各辺の長さが(1/2)λの長さに対応している。
よって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様に、内周側面22dにより囲まれた開口22eに、被駆動部材としてスライダーを内周側面22dに接触するように挿入すれば、スライダーを往復移動させることができるモータを構成することができる。。
上記のように、弾性体リング22の内周側面22dにおいては、内周側面22dの主要部分がスライダーに接触し、スライダーを往復移動させる。従って、本実施形態では、スライダーは円柱状や角柱状であってもよく、すなわちスライダーの外側面は曲面状であってもよい。よって、様々な外形のスライダーを上記駆動装置21により駆動することができる。
駆動装置21においても、上記2波長屈曲モードの屈曲振動では、振動の節が第1〜第4の領域の境界、すなわちコーナー部に位置することとなる。従って、少なくとも2つのコーナー部を少なくとも2つの支持部材により支持するだけで駆動装置21を支持することができる。従って、支持部材の大幅な簡略化及び支持部材の数の大幅な低減を図ることができる。加えて、駆動装置21を用いてモータを構成した場合、駆動装置21の弾性体リング22内にスライダーが挿入され、弾性体リング22の内周側面22dによりスライダーが支持されるため、スライダーを支持するための支持部材を必ずしも必要とせず、モータの大幅な小型化を図ることができる。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る駆動装置41を説明するための斜視図である。図7は、該駆動装置41において励振される屈曲振動での変位状態を説明するための模式的斜視図である。
本実施形態の駆動装置41は、平面視して正六角形の弾性体リング42を有する。弾性体リング42は、開口42eを有する。弾性体リング42は、上面42a、下面42b、外周側面42c及び内周側面42dを有する。弾性体リング42において、弾性体リング42を平面視して、周方向に6つに均等に分割された領域を第1〜第6の領域とする。第1〜第6の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング42の上面42a上には、第1〜第6の圧電素子44〜49が設けられている。第1〜第6の圧電素子44〜49は、弾性体リング42の角部には至らないように設けられており、互いに分離されている。
第1〜第6の圧電素子44〜49は、第1の実施形態の第1〜第4の圧電素子4〜7と同様に、駆動材料層としての圧電体層の上面と下面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。また、第1,第3,第5の圧電素子44,46,48の圧電体層は、図6の「+」の記号で示すように、圧電体層の上面から下面に向かう厚み方向に分極されている。第2,第4,第6の圧電素子45,47,49の圧電体層は、図6の「−」の記号で示すように、圧電体層の下面から上面に向かう厚み方向に分極されている。
第1〜第6の領域のそれぞれにおいて、弾性体リング42の外周側面42c上には、第7〜第12の圧電素子が設けられている。第7〜第12の圧電素子は、弾性体リング42の角部には至らないように設けられており、互いに分離されている。第7〜第12の圧電素子は、第1の実施形態の第5〜第8の圧電素子8〜11と同様に、駆動材料層としての圧電体層の上面と下面とにそれぞれ電極が設けられた構造を有する。第7〜第12の圧電素子の圧電体層は、図6の矢印で示すように、径方向内側又は外側に向かう方向に分極されている。
このように、第1の圧電素子44と第7の圧電素子が、第1の領域に設けられている。第2の圧電素子45と第8の圧電素子が、第2の領域に設けられている。第3の圧電素子46と第9の圧電素子が、第3の領域に設けられている。第4の圧電素子47と第10の圧電素子が、第4の領域に設けられている。第5の圧電素子48と第11の圧電素子が、第5の領域に設けられている。第6の圧電素子49と第12の圧電素子が、第6の領域に設けられている。
図6に示すように、弾性体リング42において、弾性体リング42を平面視して、周方向に6つに均等に分割された領域である第1〜第6の領域において、第1〜第6の圧電素子44〜49では、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。同様に、第7〜第12の圧電素子においても、隣り合う領域に設けられている圧電素子の圧電体層の分極方向が互いに逆方向とされている。言い換えれば、第1〜第6の圧電素子44〜49及び第7〜第12の圧電素子の圧電体層は、弾性体リング42の周方向において交互に逆方向に分極されている。
なお、図6では、第7〜第12の圧電素子の内、第7〜第9の圧電素子50〜52のみが図示されているが、第4〜第6の領域においても、外周側面42c上に、それぞれ、第10〜第12の圧電素子が設けられている。
本実施形態が第2の実施形態が異なるところは、上記のように、平面視して略正四角形の弾性体リング22に代えて、平面視して正六角形の弾性体リング42を用いていることにある。その他の点については、第2の実施形態と同様である。
駆動装置41において、第1〜第6の圧電素子44〜49において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vcosωtの電圧を印可し、第7〜第12の圧電素子において第2の電極をグラウンド電位に接続するとともに第1の電極に±Vsinωtの電圧を印可することにより、弾性体リング42を屈曲振動させることができる。本実施形態では、弾性体リング42の屈曲振動は、3波長屈曲モードの屈曲振動であり、第1〜第6の圧電素子44〜49が振動することにより生じる3波長屈曲モードの軸方向屈曲振動と、第7〜第12の圧電素子が振動することにより生じる3波長屈曲モードの径方向屈曲振動が合成されることにより生じる。この3波長屈曲モードの径方向屈曲振動では、図7の実線で示す変位と一点鎖線で示す変位とを繰り返すように弾性体リング22が振動する。すなわち、振動の腹は第1〜第6の領域の中心付近に存在し、第1〜第6の領域間の境界である角部が振動の節となる。
従って、第2の実施形態と同様に、内周側面42dによりで囲まれた開口42eに、被駆動部材としてスライダーを内周側面2dに接触するように挿入すれば、スライダーを往復移動させることができるモータを構成することができる。
弾性体リング42の内周側面42dにおいては、内周側面42dの主要部分がスライダーに接触し、スライダーを往復移動させる。従って、本実施形態では、スライダーは円柱状や角柱状であってもよく、すなわちスライダーの外側面は曲面状であってもよい。よって、様々な外形のスライダーを上記駆動装置41により駆動することができる。
駆動装置41においても、上記3波長屈曲モードの屈曲振動では、振動の節が第1〜第6の領域の境界、すなわち角部に位置することとなる。従って、角部の一部を支持部材により支持するだけで駆動装置41を支持することができる。従って、支持部材の大幅な簡略化及び支持部材の数の大幅な低減を図ることができる。加えて、駆動装置41を用いてモータを構成した場合、駆動装置41の弾性体リング42内にスライダーが挿入され、弾性体リング42の内周側面42dによりスライダーが支持されるため、スライダーを支持するための支持部材を必ずしも必要とせず、モータの大幅な小型化を図ることができる。
なお、第2及び第3の実施形態では、平面視して略正四角形及び正六角形の弾性体リング22,42を用いたが、本発明では、平面視して正八角形以上の正多角形の弾性体リングを用いることができる。すなわち、平面視して正2n形の弾性体リングにおいて、nが自然数であれば、nは特に限定されない
また、第1〜第3の実施形態では、スライダーと組み合わせてモータを構成した例を示したが、本発明の駆動装置は、モータの駆動源として用い得るだけでなく、様々な被駆動部材の駆動に広く用いることができる。
また、上記実施形態では、駆動素子として、圧電素子を用いたが、磁歪効果を利用した磁歪素子のような他の電気機械変換素子を用いてもよい。
1…駆動装置
2…弾性体リング
2a…上面
2b…下面
2c…外周側面
2d…内周側面
2e…開口
4…第1の圧電素子
4a…圧電体層
4b…第1の電極
4c…第2の電極
5…第2の圧電素子
6…第3の圧電素子
7…第4の圧電素子
8…第5の圧電素子
8a…圧電体層
8b…第1の電極
8c…第2の電極
9〜11…第6〜第8の圧電素子
12…スライダー
13…モータ
14,15…支持部材
21…駆動装置
22…弾性体リング
22a…上面
22c…外周側面
22d…内周側面
22e…開口
24〜27…第1〜第4の圧電素子
28,29…第5,第6の圧電素子
41…駆動装置
42…弾性体リング
42a…上面
42c…外周側面
42d…内周側面
42e…開口
44〜49…第1〜第6の圧電素子
50〜52…第7〜第9の圧電素子

Claims (7)

  1. 平面視して円形または正2n角形(但し、nは自然数)であって、開口を有し、上面と、下面と、上面と下面とを結ぶ内周側面と、上面と下面とを結ぶ外周側面とを有する弾性体リングと、
    前記弾性体リングの上面に設けられており、前記弾性体リングにおいて軸方向屈曲振動を励振させる第1の駆動素子と、
    前記弾性体リングの外周側面に設けられており、前記弾性体リングにおいて径方向屈曲振動を励振させる第2の駆動素子とを備え、
    前記第1及び第2の駆動素子が、それぞれ、電気機械変換効果を有する材料からなる駆動材料層と、該駆動材料層の一面に設けられた第1の電極と、他面に設けられた第2の電極とを有し、前記第1及び第2の駆動素子は、前記弾性体リングの周方向において2n分割された領域において、隣り合う領域が交互に逆方向に変位するように、かつ前記弾性体リングのn波長屈曲モードの屈曲振動の共振周波数をωとしたときに、第1の駆動素子に±Vsinωt、第2の駆動素子に±Vcosωtの電圧を印加した際に、前記弾性体リングにn波長屈曲モードの屈曲振動が励振されるように構成されている、駆動装置。
  2. 前記弾性体リングの幅をW、厚みをTとしたとき、WがTと略等しい、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記軸方向屈曲振動の共振周波数と、前記径方向屈曲振動の共振周波数が略等しくされている、請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記駆動材料層が圧電体からなり、前記第1,第2の駆動素子が圧電素子である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の駆動装置。
  5. 前記第1,第2の駆動素子がそれぞれ複数であり、
    前記周方向に2n分割された領域において、第1の駆動素子の前記圧電体の分極方向が周方向において交互に反転されており、かつ
    前記周方向に2n分割された領域において、第2の駆動素子の前記圧電体の分極方向が周方向において交互に反転されている、請求項4に記載の駆動装置。
  6. 前記複数の第1の駆動素子及び前記複数の第2の駆動素子が、前記弾性体リングの周方向においてそれぞれ一体化されている、請求項5に記載の駆動装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の駆動装置からなるステータと、
    前記弾性体リングの前記内周側面で囲まれた開口に挿入されている被駆動部材とを備える、モータ。
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