JP2013201323A - 検査用基準画像データ作成装置及び検査用基準画像データ作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】検査用基準画像データの作成に要する時間を大幅に短縮して基板の生産性の向上を図ることができる検査用基準画像データ作成装置及び検査用基準画像データ作成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】スクリーン印刷に用いる前のマスク14の撮像を行ってマスク14の画像G1を取得するとともに、スクリーン印刷を施す前の基板2の撮像を行って基板2の画像G2を取得する。そして、これらマスク14の画像G1と基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G3を生成し、その生成した重ね合わせ画像G3の中のマスク14の開口部に相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4を作成する。そして、その作成した着色基板画像G4に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成する。
【選択図】図6

Description

本発明は、マスクを用いたスクリーン印刷が施された基板上の半田の印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成装置及び検査用基準画像データ作成方法に関するものである。
基板に部品を実装する部品実装システムでは、基板上に部品を装着する部品装着工程が実行される前に、基板上の部品が装着される箇所に予め半田を塗布する半田塗布工程が行われる。この半田の塗布工程ではマスクを用いたスクリーン印刷が行われ、このスクリーン印刷の後には、実際に印刷された半田の印刷状態(半田の位置や形状、面積等)が正常であるか否かの印刷後検査が行われる(例えば、特許文献1)。この印刷後検査で必要となる検査用基準画像データは、スクリーン印刷によって半田が正常に印刷された基板を撮像して画像認識した場合に得られる画像データと同等であるので、マスクを用いて基板に実際にスクリーン印刷を施した後、その基板をカメラで撮像し、得られた基板の画像を画像認識処理することによって作成される。
特開2000−124598号公報
しかしながら、スクリーン印刷後の基板の画像に基づく画像認識では、基板の色と基板に印刷された半田の色とが近似している場合(例えば、基板、半田とも黒色や深緑色などの暗色である場合)には、基板に印刷された半田の輪郭が判然とせず、半田の領域を正確に特定できないケースがあることから、実際の検査用基準画像データの作成現場では、基板上に印刷された半田の領域の特定作業に関しては画像認識処理ではなく作業者の目視作業と手入力作業に頼っており、このように作業者が目視作業と手入力作業で作成した基板の画像を画像認識させて検査用基準画像データを得るようにしていた。
具体的には、マスクを用いて基板に実際にスクリーン印刷を施した後、その基板を撮像して基板の画像を取得してその基板の画像をモニタ上に映し出し、その状態で作業者が基板上の半田の領域を目視によって判別したうえでその領域にモニタ上で基板の色と画像認識において識別のつく色を着色し、その着色した基板の画像を画像認識させるようにしていた。このため、検査用基準画像データの作成に多大な時間が必要となって、その分基板の生産性の向上が妨げられるという問題点があった。
そこで本発明は、検査用基準画像データの作成に要する時間を大幅に短縮して基板の生産性の向上を図ることができる検査用基準画像データ作成装置及び検査用基準画像データ作成方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の検査用基準画像データ作成装置は、マスクを用いたスクリーン印刷が施された基板上の半田の印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成装置であって、前記スクリーン印刷に用いられる前の前記マスクの撮像を行って前記マスクの画像を取得する印刷実行前マスク画像取得手段と、前記スクリーン印刷が施される前の基板の撮像を行って前記基板の画像を取得する基板画像取得手段と、前記印刷実行前マスク画像取得手段により取得された前記マスクの画像と前記基板画像取得手段により取得された前記基板の画像とを重ね合わせて重ね合わせ画像を生成し、その生成した重ね合わせ画像の中の前記マスクの開口部に相当する領域に前記基板の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像を作成する着色基板画像作成手段と、前記着色基板画像作成手段によって作成された前記着色基板画像に基づく画像認識を行って前記検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成手段とを備えた。
請求項2に記載の検査用基準画像データ作成方法は、マスクを用いたスクリーン印刷が施された基板上の半田の印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成方法であって、前記スクリーン印刷に用いる前の前記マスクの撮像を行って前記マスクの画像を取得する印刷実行前マスク画像取得工程と、前記スクリーン印刷を施す前の基板の撮像を行って前記基板の画像を取得する基板画像取得工程と、前記印刷実行前マスク画像取得工程で取得した前記マスクの画像と前記基板画像取得工程で取得した前記基板の画像とを重ね合わせて重ね合わせ画像を生成し、その生成した重ね合わせ画像の中の前記マスクの開口部に相当する領域に前記基板の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像を作成する着色基板画像作成工程と、前記着色基板画像作成工程で作成した前記着色基板画像に基づく画像認識を行って前記検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成工程とを含む。
本発明では、スクリーン印刷に用いられる前のマスクの画像とスクリーン印刷が施される前の基板の画像とを重ね合わせて重ね合わせ画像を生成したうで、その生成した重ね合わせ画像の中のマスクの開口部に相当する領域に基板の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像を作成し、その作成した着色基板画像に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成するようになっており、検査用基準画像データの作成のためにマスクを用いたスクリーン印刷作業そのもの及び作業者の目視作業と手入力作業を必要とせず、迅速かつ正確に検査用基準画像データを作成することができるので、検査用基準画像データの作成に要する時間を大幅に短縮して基板の生産性の向上を図ることができる。
本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の要部斜視図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の要部側面図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が行う準備作業の実行手順を示すフローチャート 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷作業が行う準備作業において取得したマスクの画像と基板の画像を重ね合わせる状態を示す図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷作業が行う準備作業において生成した(a)重ね合わせ画像の一例を示す図(b)着色基板画像の一例を示す図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が行うスクリーン作業の実行手順を示すフローチャート (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機がスクリーン印刷作業を行っている状態を示す図 (a)(b)本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機がスクリーン印刷作業を行っている状態を示す図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機がマスクのクリーニングを行っている状態を示す図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機が準備作業において取得したマスクの画像とスクリーン印刷作業において取得したマスクの画像を重ね合わせる状態を示す図 本発明の一実施の形態におけるスクリーン印刷機がスクリーン印刷作業において取得した重ね合わせ画像の一例を示す図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2に示すスクリーン印刷機1は、基板2への部品実装を行う部品実装システムに組み込まれて基板2の電極部2a上に半田Sdをスクリーン印刷する作業(スクリーン印刷作業)を行う装置であり、基台10に設けられた基板保持ユニット移動機構11、基板保持ユニット移動機構11によって移動される基板保持ユニット12、基板保持ユニット12の上方に設定されたマスクホルダ13、マスクホルダ13によって水平姿勢に保持されたマスク14、マスク14の下方を移動自在に設けられたカメラユニット15、マスク14よりも上方の領域を移動自在に設けられたスキージユニット16と検査カメラ17及びマスク14の下方に設けられたクリーニングユニット18を備えている。以下の説明では、基板2の搬送方向をX軸方向(作業者OPから見た左右方向)とし、X軸と直交する水平面内方向をY軸方向(作業者OPから見た前後方向)とする。また、上下方向をZ軸とする。
図1においてマスクホルダ13は、Y軸方向に延びてX軸方向に対向した断面「L」字状の左右一対のマスク載置部材13aから成る。マスク14は、薄肉金属製で矩形の板状部材から成るマスク本体14a、マスク本体14aの外縁に取り付けられた樹脂(例えばポリエステル)製のシート状部材14b及びシート状部材14bの外縁を支持する矩形のマスク枠14wを有して成り、マスク本体14aには基板2の電極部2aに対応する多数の開口部14hが設けられている。
図1において、基板2上の一の対角位置には2つの基板側マーク2mが設けられており、マスク本体14aにはこれら2つの基板側マーク2mに対応して2つのマスク側マーク14mが設けられている。2つの基板側マーク2mと2つのマスク側マーク14mを上下に対向させた状態で基板2を上昇させてマスク14に基板2を接触させると、基板2の電極部2aとマスク本体14aに設けられた開口部14hとが合致した状態となる。
図1及び図2において、基板保持ユニット12は、基台10に対して昇降自在に設けられたベース部12a、ベース部12aに取り付けられてX軸方向に基板2を搬送する基板搬送コンベア12b、基板搬送コンベア12bによって搬送されて所定の基板保持位置に位置決めされた基板2を下受け部材12cによって下受けした状態で昇降させる基板昇降シリンダ12d及び基板昇降シリンダ12dによって押し上げられた基板2をY軸方向からクランプして保持する一対のクランプ部材12eを有して成る。
図3において、基板搬送コンベア12bを駆動する図示しないアクチュエータ等から成るコンベア駆動機構12Aの作動制御、基板昇降シリンダ12dの作動制御及び一対のクランプ部材12eを駆動する図示しないアクチュエータ等から成るクランプ部材駆動機構12Bによる基板2のクランプ動作の制御はスクリーン印刷機1が備える制御装置20によってなされる。
基板保持ユニット移動機構11はXYZロボットから成り、制御装置20によって作動制御されて基板保持ユニット12を水平面内で移動(回転も含む)させるとともに、基板保持ユニット12を上下方向(Z軸方向)に移動させる(図3)。
図1及び図2において、カメラユニット15は撮像視野を下方に向けた下方撮像カメラ15aと、撮像視野を上方に向けた上方撮像カメラ15bを備えて成り、制御装置20により作動制御されるカメラユニット移動機構15M(図3)によってマスクホルダ13に保持されたマスク14の下方の水平面内を移動する。
下方撮像カメラ15aの撮像動作及び上方撮像カメラ15bの撮像動作は制御装置20によって制御され、下方撮像カメラ15aの撮像動作によって得られた画像データ及び上方撮像カメラ15bの撮像動作によって得られた画像データは制御装置20に送られる(図3)。
図1及び図2において、スキージユニット16は、図示しない直交座標ロボットから成るスキージユニット移動機構16A(図3)の作動によってマスク14の上方をY軸方向に移動自在なベース部16aの下方に、Y軸方向に対向して設けられた2つのスキージ16bを備えた構成を有しており、各スキージ16bは、ベース部16aに取り付けられた2つの空圧シリンダ16cによってそれぞれ独立してベース部16aの下方を昇降されるようになっている。スキージユニット移動機構16Aの作動制御及び各空圧シリンダ16cの作動によるスキージ16bの昇降制御は制御装置20によってなされる(図3)。
図1及び図2において、スキージユニット16のベース部16aには下方に向けた吐出口から半田Sdを吐出する半田供給シリンジ16dが設けられている。この半田供給シリンジ16dによる半田Sdの供給制御は制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成る半田吐出機構16Bの作動制御を行うことによってなされる(図3)。
図1及び図2において、検査カメラ17は撮像視野を下方に向け、水平面内方向及び上下方向に移動自在に設けられている。検査カメラ17の移動動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から検査カメラ移動機構17Mの作動制御を行うことによってなされる(図3)。検査カメラ17による撮像動作は制御装置20によって制御され、検査カメラ17の撮像動作によって得られた画像データは制御装置20に送信される(図3)。
図1及び図2において、クリーニングユニット18は、X軸回りに回転自在に設けられた2つの回転体21a,21b(繰り出し側の回転体21a及び巻き取り側の回転体21b)の間に掛け渡されたペーパー部材22をX軸方向に延びて設けられたノズル23によって上方に押し上げた構成を有し、2つの回転体21a,21bを同一の方向に駆動してペーパー部材22をY軸方向に進行させることにより、ペーパー部材22のノズル23の上面に位置するクリーニング部位を更新させる。ノズル23の上端にはペーパー部材22を介してマスク14の下面に下方から当接される真空吸引口が設けられている。
クリーニングユニット18は図示しない直交座標ロボットから成るクリーニングユニット移動機構18A(図3)によってマスク14の下方をマスク14に対して昇降自在であるとともに、Y軸方向に移動自在になっている。クリーニングユニット移動機構18Aは制御装置20によって作動制御される(図3)。また、ペーパー部材22を進行させてノズル23の上面に掛け渡されたペーパー部材22のクリーニング部位を更新させる動作は、制御装置20が前述の2つの回転体21a,21bを駆動させる回転体駆動モータ21A(図3)を作動させることによってなされる。また、ノズル23の真空吸引口を介した真空吸引動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成る吸引機構18B(図3)の作動制御を行うことによってなされる。
このような構成のスクリーン印刷機1がスクリーン印刷作業を行うときには、その前に図4のフローチャートに示す準備作業を行う。準備作業では、制御装置20は先ず、スクリーン印刷機1の外部から投入された基板2を基板搬送コンベア12bによって搬入し、所定の作業位置に位置決めする。そして、基板昇降シリンダ12dによって基板2を押し上げ、クランプ部材駆動機構12Bの作動制御を行って、クランプ部材12eにより基板2を保持する(基板搬入保持工程。図4に示すステップST1)。
制御装置20は、基板2の搬入と保持を行ったら、カメラユニット移動機構15Mの作動制御を行ってカメラユニット15を移動させ、上方撮像カメラ15bによりスクリーン印刷に用いられる前(基板2に接触される前)のマスク14の撮像(スキャン)を行い、マスク14の画像G1(図5)を取得する(印刷実行前マスク画像取得工程。図4に示すステップST2)。
このように上方撮像カメラ15bは、スクリーン印刷に用いられる前(基板2に接触される前)のマスク14の撮像を行ってマスク14の画像G1を取得する印刷実行前マスク画像取得手段として機能する。
制御装置20は、マスク14の画像G1を取得したら、カメラユニット移動機構15Mの作動制御を行ってカメラユニット15を移動させ、下方撮像カメラ15aにより基板2の画像G2(図5)を取得する(基板画像取得工程。図4に示すステップST3)。
このように下方撮像カメラ15aは、スクリーン印刷が施される前の基板2の撮像を行って基板2の画像を取得する基板画像取得手段として機能する。
制御装置20は、基板2の画像を取得したら、着色基板画像作成部20a(図3)において、ステップST2で取得したマスク14の画像G1とステップST3で取得した基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G3(図6(a))を生成する(印刷前重ね合わせ画像生成工程。図4に示すステップST4)。そして、その生成した重ね合わせ画像G3の中のマスク14の開口部14hに相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4(図6(b))を作成する(着色基板画像作成工程。図4に示すステップST5)。
ここで得られる着色基板画像G4の中のマスク14の開口部14hに相当する領域はスクリーン印刷機1によって基板2の電極部2aに印刷されるべき半田Sdを表し、着色基板画像G4の中の各半田Sdの基板2に対する印刷状態(位置、形状、面積等)は、スクリーン印刷機1によって基板2に印刷されるべき各半田Sdの状態(位置、形状、面積等)を表す。なお、上記基板2の色と画像認識において識別のつく色とは、例えば、基板2の色が黒色や深緑色などの暗色である場合には、白色等の暗色とコントラストが明瞭となる色を意味する。
制御装置20は、ステップST5で着色基板画像G4を作成したら、基準画像データ作成部20b(図3)において、作成した着色基板画像G4に基づく画像認識を行って、検査用基準画像データを作成する(基準画像データ作成工程。図4に示すステップST6)。ここで行う画像認識では、基板2の色とマスク14の開口部14hに相当する領域に着色した色とは識別がつくので、作業者OPによる目視作業や手入力作業を経ることなく、検査用基準画像データが得られることとなる。
このように制御装置20の着色基板画像作成部20aは、印刷実行前マスク画像取得手段である上方撮像カメラ15bにより取得されたマスク14の画像G1と基板画像取得手段である下方撮像カメラ15aにより取得された基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G3を生成し、その生成した重ね合わせ画像G3の中のマスク14の開口部14hに相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4を作成する着色基板画像作成手段として機能する。また、制御装置20の基準画像データ作成部20bは、着色基板画像作成手段である着色基板画像作成部20aによって作成された着色基板画像G4に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成手段として機能する。
制御装置20は、ステップST6で検査用基準画像データを作成したら、半田量算出部20c(図3)において、ステップST2で取得したマスク14の画像G1から、マスク14の開口部14hの面積の総和を算出する。そして、その算出した開口部14hの面積の総和と、予め与えられて記憶部20d(記憶部)に記憶されたマスク14の厚さ(詳細にはマスク本体14aの厚さt。図2参照)の情報に基づいて、マスク14を用いて行うスクリーン印刷の基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量を算出し(半田量算出工程。図4に示すステップST7)、その値を記憶部20dに記憶する。
ここで、マスク14の各開口部14hの面積は、例えば、図5の拡大図に示すような長方形である場合には、直交する2つの辺(内縁14f)の長さLm,Lnを求めてその積Lm×Lnをその開口部14hの面積とする。そして、開口部14hの面積の総和がSwであれば、基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量S0は、S0=Sw×tとして算出する。
このように本実施の形態において、制御装置20の半田量算出部20cは、印刷実行前マスク画像取得手段である上方撮像カメラ15bにより取得されたマスク14の画像G1からマスク14の開口部14hの面積の総和Swを算出し、その算出したマスク14の開口部14hの面積の総和Swと予め与えられたマスク14の厚さtの情報とに基づいて、そのマスク14を用いて行うスクリーン印刷の基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量を算出する半田量算出手段として機能する。
制御装置20は、半田量算出部20cにおいて、スクリーン印刷の基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量を算出したら、クランプ部材12eによる基板2の保持を解除し、基板搬送コンベア12bによって基板2をスクリーン印刷機1の外部に搬出する(基板搬出工程。図4に示すステップST8)。これにより準備作業が終了する。
上記のように、本実施の形態におけるスクリーン印刷機1は、スクリーン印刷に用いられる前のマスク14の撮像を行ってマスク14の画像G1を取得する印刷実行前マスク画像取得手段としての上方撮像カメラ15b、スクリーン印刷が施される前の基板2の撮像を行って基板2の画像を取得する基板画像取得手段としての下方撮像カメラ15a、上方撮像カメラ15bにより取得されたマスク14の画像G1と下方撮像カメラ15aにより取得された基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G3を生成し、その生成した重ね合わせ画像G3の中のマスク14の開口部14hに相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4を作成する着色基板画像作成手段としての制御装置20の着色基板画像作成部20a及び着色基板画像作成部20aによって作成された着色基板画像G4に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成する制御装置20の基準画像データ作成部20bを備えており、マスク14を用いたスクリーン印刷が施された基板2上の半田Sdの印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成装置としても機能する。
また、この検査用基準画像データ作成装置としてのスクリーン印刷機1による検査用画像データ作成方法は、スクリーン印刷に用いる前のマスク14の撮像を行ってマスク14の画像G1を取得する印刷実行前マスク画像取得工程(ステップST2)、スクリーン印刷を施す前の基板2の撮像を行って基板2の画像G2を取得する基板画像取得工程(ステップST3)、印刷実行前マスク画像取得工程で取得したマスク14の画像G1と基板画像取得工程で取得した基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G3を生成し、その生成した重ね合わせ画像G3の中のマスク14の開口部14hに相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4を作成する着色基板画像作成工程(ステップST5)及び着色基板画像作成工程で作成した着色基板画像G4に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成工程(ステップST6)を含み、マスク14を用いたスクリーン印刷が施された基板2上の半田Sdの印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成するものとなっている。
制御装置20は、準備作業が終了したら、図7のフローチャートに示すスクリーン印刷作業を行う。スクリーン印刷作業では、制御装置20は先ず、スクリーン印刷機1の外部から投入された基板2を基板搬送コンベア12bによって搬入し、前述の所定の作業位置に位置決めする。そして、基板昇降シリンダ12dによる基板2の押し上げ(図8(a)中に示す矢印A)とクランプ部材12eによる基板2のクランプ(図8(a)中に示す矢印B)を行って基板2を保持する(基板搬入保持工程。図7に示すステップST11。図8(a))。
制御装置20は、上記のようにして基板2を保持したら、カメラユニット移動機構15Mの作動制御を行い、下方撮像カメラ15aを基板2に設けられた基板側マーク2mの直上に位置させたうえで下方撮像カメラ15aに基板側マーク2mの撮像を行わせてその画像データから基板2の位置を把握するとともに、上方撮像カメラ15bをマスク本体14aに設けられたマスク側マーク14mの直下に位置させたうえで上方撮像カメラ15bにマスク側マーク14mの撮像を行わせてその画像データからマスク14の位置を把握する。そして、基板保持ユニット12を水平面内方向に移動させ、基板側マーク2mとマスク側マーク14mとが上下に対向するようにして、マスク14に対する基板2の水平面内方向の位置合わせを行う(位置合わせ工程。図7に示すステップST12)。
制御装置20は、マスク14に対する基板2の位置合わせが終わったら、基板保持ユニット移動機構11の作動制御を行って基板保持ユニット12を基台10に対して上昇させ(図8(b)中に示す矢印C1)、一対のクランプ部材12eにより保持した基板2の上面をマスク14の下面に接触させることによって、マスク14に基板2を接触させる(接触工程。図7に示すステップST13。図8(b))。これにより基板2上の電極部2aとマスク14の開口部14hとが合致した状態となる。
制御装置20は基板2をマスク14に接触させたら、半田供給制御部20e(図3)において、マスク14上に半田Sdを供給する必要があるか否かの判断を行い(半田供給実行判断工程。図7におけるステップST14)、その結果、マスク14上に半田Sdを供給する必要があると判断したときには、スキージユニット移動機構16Aの作動制御を行って半田供給シリンジ16dをマスク14の上方の所定の位置へ移動させ、半田吐出機構16Bの作動制御を行って、半田供給シリンジ16dより半田Sdをマスク14上に吐出供給させる(半田供給工程。図7に示すステップST15)。
ここで、制御装置20の半田供給制御部20eは、マスク14上に半田Sdを供給する必要があるか否かの判断を、準備作業におけるステップST7で算出した基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量に基づいて行う。例えば、基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量が前述の通り「S0」であったとすると、基板2をn枚スクリーン印刷するごとに「S0×n」の量の半田Sdを、そのn枚のスクリーン印刷を実行する前に半田供給シリンジ16dによってマスク14上に供給する。この場合には、図7におけるステップST14ではn回に1回の割合で半田Sdを供する必要があると判断することになる。
このように、スクリーン印刷に用いられる前(基板2に接触される前)のマスク14の画像G1から算出されるマスク14の開口部14hの面積の総和Swと予め与えられたマスク14の厚さtの情報とに基づいて、そのマスク14を用いて行うスクリーン印刷の基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量を算出し、その算出した基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量に基づいてマスク14上への半田Sdの供給を行うようになっているので、過不足のない正確な量の半田Sdをマスク14上に供給することができる。
このように本実施の形態において、半田供給シリンジ16d及び制御装置20の半田供給制御部20eは、半田量算出手段である制御装置20の半田量算出部20cにより算出された基板2の1枚当たりに必要な半田Sdの量に基づいてマスク14上への半田Sdの供給を行う半田供給手段として機能する。
制御装置20は、ステップST15でマスク14上に半田Sdを供給し、或いはステップST14でマスク14上に半田Sdを供給する必要がないと判断したときには、スキージ16bによるスキージングを行って、予めマスク14上に供給された半田Sdを基板2の電極部2aに転写させる(スキージング工程。図7に示すステップST16)。このスキージングは、具体的には、スキージユニット16が備える2つのスキージ16bのうちの一方を下動させ(図9(a)中に示す矢印D1)、マスク14の上面に当接させた状態を維持したままベース部16aを水平方向に移動(図9(a)中に示す矢印E)させることによって行う。これによりマスク14上でスキージ16bが摺動し、マスク14上の半田Sdはスキージ16bによって掻き寄せられてマスク14の開口部14h内に押し込まれ、各基板2の電極部2a上に転写される。
すなわち本実施の形態において、スキージ16bは、マスク14を基板2に接触させた状態でマスク14の上面を摺動してマスク14上に供給された半田Sdをマスク14の開口部14h内に押し込んで基板2の電極部2aに転写させるものとなっている。
制御装置20は、基板2の電極部2aに半田Sdを転写させたら、マスク14に当接させていたスキージ16bを上動させたうえで(図9(b)中に示す矢印D2)、基板保持ユニット移動機構11を作動させ、基板保持ユニット12を下降させることによって基板2をマスク14から離間させ(図9(b)中に示す矢印C2)、版離れを行う(版離れ工程。図7に示すステップST17。図9(b))。これにより基板2の電極部2a上に半田Sdが残留し、基板2に半田Sdが印刷される。
なお、このように基板保持ユニット移動機構11は、スキージ16bのマスク14上での摺動によって電極部2aに半田Sdが転写された基板2をマスク14から離間させて版離れさせる版離れ機構として機能する。
制御装置20は版離れを行ったら、印刷後検査実行部20f(図3)において、基板2の印刷後検査を行う(印刷後検査工程。図7に示すステップST18)。この印刷後検査では、制御装置20は先ず、基板保持ユニット移動機構11の作動制御を行って印刷後の基板2がマスク14の下方領域から外れるように基板保持ユニット12を水平方向に移動させる。そして、検査カメラ移動機構17Mの作動制御を行って検査カメラ17を印刷後の基板2の上方を移動させ、検査カメラ17により印刷後の基板2上の各所を撮像して基板2の上面の全体の画像を取得し、その取得した画像の画像認識を行うことによって印刷後の基板2の画像データを作成する。そして、その作成した印刷後の基板2の画像データを前述の準備作業で取得した検査用基準画像データと比較し、スクリーン印刷が施された基板2上の半田Sdの印刷状態が正常であるか否かの検査(すなわち印刷後検査)を行う。
制御装置20は、上記のようにして印刷後検査を行ったら、基板保持ユニット12の作動制御を行って印刷後の基板2がマスク14の下方領域内に入るように基板保持ユニット12を水平方向に移動させ、基板保持ユニット12による基板2の保持を解除する(保持解除工程。図7に示すステップST19)。この基板2の保持の解除は、具体的は、制御装置20が、クランプ部材駆動機構12Bの作動制御を行ってクランプ部材12eを開かせたうえで、基板昇降シリンダ12dを作動させて基板2を下降させ、基板2の両端を一対の基板搬送コンベア12b上に降ろすことによって行う(図2参照)。
制御装置20は基板2の保持を解除したら、基板搬送コンベア12bを作動させて基板2をスクリーン印刷機1の外部に搬出する(基板搬出工程。図7に示すステップST20)。
制御装置20は基板2を搬出したら、クリーニング実行部20g(図3)において、クリーニングユニット18によるマスク14の下面のクリーニングを行う(クリーニング実行工程。図7に示すステップST21)。
このマスク14のクリーニングは、具体的には、制御装置20のクリーニング実行部20gが、クリーニングユニット移動機構18Aの作動制御を行ってペーパー部材22のクリーニング部位をマスク14の下面に接触させたうえで、吸引機構18Bの作動制御を行ってノズル23に真空吸引を行わせながら、クリーニングユニット18をY軸方向に移動(図10中に示す矢印F)させることによって行う。これにより、マスク14の下面に付着している半田Sd(半田Sdの残り滓)がペーパー部材22によって拭き取られる。
ここで、制御装置20は、マスク14のクリーニングを行う必要があるか否かの判断を、例えば、基板2に対するスクリーン印刷作業を連続で何回行ったかに基づいて行う。具体的には、基板2に対するスクリーン印刷作業をN枚(例えば10枚)行うごとにマスク14のクリーニングを行うように定めている場合には、基板2に対するスクリーン印刷作業がN枚行われるごとにマスク14のクリーニングを行う必要があると判断する。
制御装置20は、ステップST21でマスク14のクリーニングを行ったら、上方撮像カメラ15bによって、マスク14(版離れが行われた後のマスク14)の撮像を行って、マスク14の画像G5(図11)を取得する(印刷実行後マスク画像取得工程。図7に示すステップST22)。そして、制御装置20のはみ出し半田検出部20h(図3)において、ステップST2で取得したマスク14の画像G1とステップST22で取得したマスク14の画像G5とを重ね合わせて重ね合わせ画像G6(図12)を生成し(印刷後重ね合わせ画像生成工程。図7に示すステップST23)、その生成した重ね合わせ画像G6に基づいて、マスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあるか否かを検出する(はみ出し半田検出工程。図7に示すステップST24)。
このように、上方撮像カメラ15bは、版離れが行われた後のマスク14の撮像を行ってマスク14の画像を取得する印刷実行後マスク画像取得手段として機能する。
図12の拡大図に示すように、ステップST2で取得したマスク14の画像G1とステップST22で取得したマスク14の画像G5はともに各マスク14の開口部14hに相当する領域が穴開き部分となるが、ステップST2で取得したマスク14の画像G1では、開口部14hに対応する穴開き部分の外縁の形状は開口部14hの内縁14fの形状そのものとなるのに対し、ステップST22で取得したマスク14の画像G5では、開口部14hに対応する穴開き部分の外縁の形状は、半田Sdがはみ出していない部分の開口部14hの内縁14fと、半田Sdがはみ出している半田Sdの外縁Sdfによって囲まれる形状となる。このため、ステップST2で取得したマスク14の画像G1とステップST22で取得したマスク14の画像G5とを重ね合わせ、両マスク14の画像G1,G5の重複していない領域がある場合には、その領域は開口部14hの内方に半田Sdがはみ出した領域(図12の拡大図中に示す半田Sdの領域)ということになり、この領域を検出することで、マスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあるか否かを検出することができる。
そして、制御装置20は、上記ステップST24でマスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあるか否かを検出した結果、開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあることを検出した場合には、ステップST21に戻り、クリーニング実行部20gにおいて、クリーニングユニット18にマスク14のクリーニングを行わせる(クリーニング実行工程)。このため、マスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdが存在する間はマスク14のクリーニングが繰り返し実行されることになる。
一方、制御装置20は、上記ステップST24で開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあることを検出しなかった場合には、一連のスクリーン印刷作業を終了する。
なお、上述の説明では、上記ステップST21〜ステップST24の工程は、ステップST18〜ステップST20の工程の後に実行することとしていたが、ステップST18〜ステップST20の工程と並行して実行するようにしてもよい。
このように、制御装置20のはみ出し半田検出部20hは、印刷実行前マスク画像取得手段である上方撮像カメラ15bによって取得されたマスク14の画像G1と印刷実行後マスク画像取得手段である上方撮像カメラ15bによって取得されたマスク14の画像G5とを重ね合わせて重ね合わせ画像G6を生成し、その生成した重ね合わせ画像に基づいて、版離れの後にマスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあるか否かを検出するはみ出し半田検出手段として機能する。
また、制御装置20のクリーニング実行部20gは、はみ出し半田検出手段であるはみ出し半田検出部20hによりマスク14の開口部14hの内方にはみ出している半田Sdがあることが検出された場合に、クリーニングユニット18にマスク14のクリーニングを行わせるクリーニング実行手段として機能する。
以上説明したように、本実施の形態における検査用基準画像データ作成装置としてのスクリーン印刷機1及び検査用基準画像データ作成装置としてのスクリーン印刷機1による検査用画像データ作成方法では、スクリーン印刷に用いられる前のマスク14の画像G1とスクリーン印刷が施される前の基板2の画像G2とを重ね合わせて重ね合わせ画像G6を生成したうで、その生成した重ね合わせ画像G6の中のマスク14の開口部14hに相当する領域に基板2の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像G4を作成し、その作成した着色基板画像G4に基づく画像認識を行って検査用基準画像データを作成するようになっており、検査用基準画像データの作成のためにマスク14を用いたスクリーン印刷作業そのもの及び作業者OPの目視作業と手入力作業を必要とせず、迅速かつ正確に検査用基準画像データを作成することができるので、検査用基準画像データの作成に要する時間を大幅に短縮して基板2の生産性の向上を図ることができる。
検査用基準画像データの作成に要する時間を大幅に短縮して基板の生産性の向上を図ることができる検査用基準画像データ作成装置及び検査用基準画像データ作成方法を提供する。
1 スクリーン印刷機(検査用基準画像データ作成装置)
2 基板
14 マスク
14h 開口部
15a 下方撮像カメラ(基板画像取得手段)
15b 上方撮像カメラ(印刷実行前マスク画像取得手段)
20a 着色基板画像作成部(着色基板画像作成手段)
20b 基準画像データ作成部(基準画像データ作成手段)
Sd 半田

Claims (2)

  1. マスクを用いたスクリーン印刷が施された基板上の半田の印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成装置であって、
    前記スクリーン印刷に用いられる前の前記マスクの撮像を行って前記マスクの画像を取得する印刷実行前マスク画像取得手段と、
    前記スクリーン印刷が施される前の基板の撮像を行って前記基板の画像を取得する基板画像取得手段と、
    前記印刷実行前マスク画像取得手段により取得された前記マスクの画像と前記基板画像取得手段により取得された前記基板の画像とを重ね合わせて重ね合わせ画像を生成し、その生成した重ね合わせ画像の中の前記マスクの開口部に相当する領域に前記基板の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像を作成する着色基板画像作成手段と、
    前記着色基板画像作成手段によって作成された前記着色基板画像に基づく画像認識を行って前記検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成手段とを備えたことを特徴とする検査用基準画像データ作成装置。
  2. マスクを用いたスクリーン印刷が施された基板上の半田の印刷状態が正常であるか否かの印刷後検査を行う際の判断の基準となる検査用基準画像データを作成する検査用基準画像データ作成方法であって、
    前記スクリーン印刷に用いる前の前記マスクの撮像を行って前記マスクの画像を取得する印刷実行前マスク画像取得工程と、
    前記スクリーン印刷を施す前の基板の撮像を行って前記基板の画像を取得する基板画像取得工程と、
    前記印刷実行前マスク画像取得工程で取得した前記マスクの画像と前記基板画像取得工程で取得した前記基板の画像とを重ね合わせて重ね合わせ画像を生成し、その生成した重ね合わせ画像の中の前記マスクの開口部に相当する領域に前記基板の色と画像認識において識別のつく色を着色した着色基板画像を作成する着色基板画像作成工程と、
    前記着色基板画像作成工程で作成した前記着色基板画像に基づく画像認識を行って前記検査用基準画像データを作成する基準画像データ作成工程とを含むことを特徴とする検査用基準画像データ作成方法。
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