JP2013200916A - 磁気ヘッド用スライダの検査方法、検査プログラムおよび磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド用スライダの検査方法、検査プログラムおよび磁気ヘッドの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のスライダをその製造過程において分類し、動特性試験の負荷を軽減できるスライダの検査方法、検査プログラムおよび磁気ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態は、研磨処理され、かつ、m行n列のマトリックス状に複数配置されたスライダの検査方法であって、スライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n)のうちの1行のスライダS[1、j]の特性を検査する第1のステップと、前記研磨処理の結果を参照し、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを、前記特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類し、そのランクに対応づけた係数A(j)を付与する第2のステップと、を備える。そして、k列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n)までを用いた演算結果に基づいて、スライダS[1、s](k≦s≦k+t−1)を分類する第3のステップと、を備える。
【選択図】図1

Description

実施形態は、磁気ヘッド用スライダの検査方法、検査プログラムおよび磁気ヘッドの製造方法に関する。
ハードディスク(Hard disk drive:HDD)は,磁気ヘッドと、記憶メディアと、を含む。そして、HDDの製造過程では、磁気ヘッドの特性と、記憶メディアの特性と、を適正に組み合わせることにより、所望の記憶容量を得る。このため、磁気ヘッドは、その製造過程において実施される動特性試験の結果に基づいてランク分けされる。
例えば、磁気ヘッドの先端には、記憶メディアへデータの書き込み・読み出しを行うスライダが取り付けられる。そして、そのスライダの性能により、磁気ヘッドの動特性が決まる。一方、スライダは、所定の基板を用いたウェーハプロセスにより製作される。したがって、基板上に形成された複数のスライダを、個々のチップに分割する前にランク分けすることが効率的であり、製造コストの低減につながる。
しかしながら、磁気ヘッドの動特性試験は、スライダをアームに取り付けた状態で実施される。そして、その検査には多大なコストを要する。そこで、基板上に形成された複数のスライダをその製造過程において分類し、動特性試験の負荷を軽減できるスライダの検査方法および磁気ヘッドの製造方法が必要とされている。
特開2011−123935号公報
実施形態は、複数のスライダをその製造過程において分類し、動特性試験の負荷を軽減できるスライダの検査方法、検査プログラムおよび磁気ヘッドの製造方法を提供する。
実施形態は、研磨処理され、かつ、m行n列のマトリックス状に複数配置された磁気ヘッド用スライダの検査方法であって、複数配置された磁気ヘッド用スライダのスライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n:i、jは整数)のうちの1行に配置されたスライダS[1、j]の特性を検査する第1のステップと、前記研磨処理の結果を参照し、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを前記特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類し、そのランクに対応づけた係数A(j)を付与する第2のステップと、を備える。そして、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n:k、tは整数)までを用いた演算の結果に基づいて、スライダS[1、s](k≦s≦k+t−1:sは整数)を複数のグループのうちの1つに分類する第3のステップと、を備える。
実施形態に係るスライダの検査方法を表すブロック図である。 実施形態に係る磁気ヘッドの製造過程を表す模式図である。 実施形態に係るスライダブロックを表す模式図である。 スライダの特性分布の一例を表すグラフである。 スライダブロックの特性分布の一例を表す模式図である。 実施形態に係るスライダの検査過程を表す模式図である。 図6に続く検査過程を表す模式図である。 図7に続く検査過程を表す模式図である。 図8に続く検査過程を表す模式図である。 図9に続く検査過程を表す模式図である。 端数スライダの第1の処理方法を示す模式図である。 端数スライダの第2の処理方法を示す模式図である。 端数スライダの第3の処理方法を示す模式図である。 端数スライダの第4の処理方法を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面中の同一部分には同一番号を付してその詳しい説明は適宜省略し、異なる部分について説明する。
図1は、実施形態に係るスライダの検査方法を表すブロック図である。本実施形態に係る検査方法では、m行n列のマトリックス状に配置された磁気ヘッド用スライダを検査する。
まず、複数の前記スライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n:i、jは整数)のうちの第1行に配置されたスライダS[1、j]の特性を検査する(S01)。この試験は、スライダS[1、j]をアームに取り付け、例えば、書き込み幅(Magnetic Write Width:MWW)などの動的特性を測定する。ここで、S[1、j]は、第1行目に配置されたスライダS[1、1]〜S[1、n]のうちのj列目のスライダを意味する。
例えば、第1行に配置されたスライダS[1、j]の全数を測定しても良いし、そのうちの一部を測定しても良い。また、第1行目に配置されたスライダS[1、j]の全数を測定しない場合、未測定のスライダの特性は、測定済みのスライダの特性に基づいて、例えば、線形補間を行うことにより推定する。
次に、スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを、その動的特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類する(S02)。そして、スライダS[1、j]にそのランクに対応づけた係数A(j)を付与する(S03)。
続いて、スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n:tは整数)までを用いて演算を行い(S04)、その結果に基づいて、スライダS[1、s](k≦s≦k+t−1:sは整数)を複数のグループのうちの1つに分類する(S05)。
図2は、実施形態に係る磁気ヘッドの製造方法を表す模式図である。具体的には、磁気ヘッド用スライダの製造過程を示している。
磁気ヘッドの先端に取り付けられるスライダは、例えば、シリコン基板と、その上に設けられた磁気回路を含む。そして、スライダは、ウェーハプロセスを用いて製作される。図2(a)に示すウェーハプロセスを完了した基板10には、複数のスライダが形成されている。
次に、図2(b)に示すように、基板10を複数のスライダブロック(Slider Block)20に分割する。続いて、それぞれのスライダブロック20(以下、ブロック20)に含まれる複数のスライダの静的特性を測定する(試験1)。具体的には、個々のスライダの読み取り特性を測定する。
次に、図2(c)に示すように、ブロック20を、小ブロック(Small Block)30にさらに分割する。続いて、それぞれの小ブロック30の表面を研磨する。具体的には、例えば、スライダの磁気回路に含まれる磁性体の先端を、CMP(Chemical Mechanical Polish)法を用いて研磨し平坦化する。
次に、図2(d)に示すように、小ブロック30の長辺側の端に並んだ1列のスライダ(Row bar31)を切り離す。そして、Row−bar31から分割された個々のスライダをアームに取り付け、動的特性を測定する(試験2)。
次に、残りの小ブロック33に含まれるスライダを、Row−bar31に含まれる個々のスライダの動的特性に基づいて複数のグループに分類する。そして、図2(e)に示すように、小ブロック33を、それぞれのグループに対応する部分33a、33bおよび33cに分割する。
図3は、実施形態に係るスライダブロックを模式的に表す平面図である。図3(a)および図3(b)は、個々のスライダの平面配置を模式的に示している。
図3(a)に示すように、ブロック20は、8つの小ブロック30を含む。小ブロック30は、例えば、研磨に適したサイズに分割される。
図3(b)に示すように、小ブロック30に含まれる個々のスライダの配置は、m行n列のマトリックスと見なすことができる。Row−bar31に含まれるスライダは、第1行に配置されたスライダS[1、j](1≦j≦n)である。残りの小ブロック33に含まれるスライダは、スライダS[r、s](2≦r≦m、k≦s≦k+t−1:sは整数)である。
上記の製造過程では、スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを動的特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類する。続いて、スライダS[1、j]に、そのランクに対応づけた係数A(j)を付与し、そのランクを数値化する。
スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n)までを用いた演算を行う。そして、その演算の結果に基づいて、小ブロック33に含まれるスライダS[r、s](2≦r≦m、k≦s≦k+t−1)を、複数のグループの1つに分類する。例えば、動的特性の全数検査を要するグループ、または、それ以外のグループに分類する。
次に、小ブロック33は、分類されたグループごとに分割される。このうち、例えば、動的特性の全数検査を要するグループに含まれるスライダS[r、s]は、アームに取り付けられた後、全数、動的特性を検査する。
図4は、スライダの特性分布の一例を表すグラフである。横軸は、スライダの列番号であり、縦軸は、MWW(W〜W)を示している。同図では、WよりもWの方が大きな値でありMWWが広がる。また、グラフの上方には小ブロック30を模式的に表し、スライダのMWW特性と、そのスライダの小ブロック30の中の位置と、を対応させている。
図4に示す例では、小ブロック30の左端から右端方向にMWWが減少する。また、MWWは、W〜Wの範囲において、3つのランクに分けられている。例えば、MWWの最も狭いスライダは、W〜Wの範囲にありSランクに分類され、MWWの広がりに対応してAランク(W〜W)およびBランク(W〜W)に分類される。
図4において、縦方向に示した一点鎖線は、本実施形態に係るスライダの検査方法により分類されたグループの境界である。結果として、小ブロック30は、No.1〜No.7の7つの部分に分類されている。
図4に示すように、No.1の部分は、Bランクのスライダを含む。また、No.2の部分およびNo.6の部分は、Aランクのスライダを含む。さらに、No.7の部分は、Sランクのスライダを含む。そして、これらの部分に含まれるスライダは、例えば、動的特性の検査を実施せずに、それぞれの部分に対応するランクのスライダとして使用することができる。
例えば、No.1の部分に含まれるAランクのスライダDは、分布の特異点に該当するが、このスライダをBランクとして使用しても磁気ヘッドの動作に不具合は生じず、また、記憶容量が低下することもない。
一方、No.3の部分、No.4の部分およびNo.5の部分は、それぞれの部分に含まれるスライダの数が、他の部分よりも少ない。すなわち、第1行目に配置されたスライダおける係数A(j)の演算単位(t=10)よりも列数が小さい部分である。本実施形態に係る検査方法では、動的特性の分布が大きい部分において、このような列数の少ないグループが生じる。したがって、列数が演算単位tよりも小さい部分は、動的特性の全数検査の対象とされる。
図4に示す例では、No.3〜No.5に対応する部分に含まれるスライダを全数検査することにより、Aランクのスライダと、Sランクのスライダと、を分別することができ、相互の混入を減らすことができる。そして、小ブロック30に含まれるスライダの全数に占めるNo.3〜No.5の部分に含まれるスライダの数の割合は小さいので、動的特性の試験工程における負荷を軽減することができる。
例えば、本実施形態とは異なる検査方法として、ブロック20の全体から動的特性を検査する複数のスライダを抽出し、その特性の分布に基づいて、そのブロック20の全数検査を行うか否かを決定する方法が考えられる。この方法は、検査工程が簡便であり、ブロック20に含まれるスライダの動的特性の分布が小さい場合に有効である。しかしながら、動的特性は、ウェーハプロセスおよび研磨工程のバラツキに起因し、その分布を小さくすることは難しい。このため、ブロック20が、全数検査の対象となる頻度は高く、多大な検査コストが発生する。また、全数検査の対象とならないブロック20において、ランク外のスライダが混入する割合が大きい。
これに対し、本実施形態に係る検査方法では、小ブロック30の分布に対応したスライダのグループ分けが可能であり、動的特性の検査の対象となるスライダの数を大幅に削減することが可能である。また、ランク外のスライダの混入を低減することもできる。
また、図1に示す検査フローを記述したプログラムを記憶したマイクロプロセッサを備えた検査装置、または、データ処理装置を用いることにより、本検査方法は、容易に実施することができる。
図5は、スライダブロックの特性分布の一例を表す模式図である。図5(a)は、基板10の分割例を示す平面図である。図5(b)および図5(c)は、基板10に含まれるブロック20aおよび20bにおけるスライダの特性分布を示すマップである。
図5(a)に示す例では、基板10に形成されたスライダは、8個のブロック20に分割される。
図5(b)および図5(c)に示すマップは、複数の基板に設けられた同一座標のスライダのMWWの平均値を、ランクごとに色分けして示している。色の濃い部分は、Sランクのスライダを示し、色の薄い部分は、AランクおよびBランクのスライダを示している。
図5(b)および図5(c)から、ブロック20におけるSランクのスライダは、Y方向に連続して分布する方向性を有することがわかる。また、ランク毎に纏まって偏在する傾向が見られる。そして、基板10の全体における各ランクの分布は、連続したものではなく、ブロック毎に区々である。すなわち、各ブロック20におけるMWWの分布は、基板10として一括して処理されるウェーハプロセスに起因するのではなく、各ブロックに分割した後の処理である研磨工程に起因するものと推測される。
このように、Y方向に同じランクのスライダが連続して分布する傾向があれば、例えば、X方向に並ぶ1行のスライダの分布を測定することにより、Y方向に並ぶスライダの特性を予測することが可能である。さらに、各ランクのスライダが偏在している場合には、それぞれのランクのスライダが多く偏在する部分をグループ分けする。これにより、動的特性の検査数を削減することができ、且つ、無検査のスライダに混入するランク外のスライダの割合を下げることができる。
また、ブロック20を分割した小ブロック30のサイズを好適に選択することにより、スライダのグループ分けの精度を向上させることができる。すなわち、小ブロック30に含まれるスライダをm行n列のマトリックスセルに対応させるとすれば、小ブロック30の縦横比n/mをブロック20におけるスライダの分布に適合させることが望ましい。例えば、ブロック20におけるスライダの分布がY方向(列方向)への方向性を強く有する場合、n/mを大きくすることができる。一方、スライダの分布に方向性が無い場合には、n/mを小さくすることにより、クレープ分けの精度を向上させることが可能である。このように、n/mを好適に選択することにより、全数検査の対象となるスライダの数を減らし、無検査のグループにおけるランク外のスライダの混入を抑制することができる。
次に、図6〜図10を参照して、実施形態に係るスライダの検査方法を具体的に説明する。図6(a)〜図10(b)は、実施形態に係るスライダの検査過程を表す模式図である。
まず、図6(a)に示すように、動的特性の検査結果に基づいて、小ブロック30の第1行目に含まれるスライダS[1、1]〜S[1、n]のランク分けを行う。例えば、MWWの幅W〜Wの間に、MWWが狭い方からS、A、B、Cの4つのランクに対応する範囲を設定する。そして、スライダS[1、1]〜S[1、n]をそれぞれのMWW値に基づいて、各ランクに分類する。図4では、W〜Wの範囲を3つに分割し、それぞれにS、A、Bのランクを割り当てる例を示したが、実施形態はこれに限定される訳ではない。例えば、第1行目のMWWの分布に基づいて好適に分類することができる。また、それぞれのランクにおいて、MWW値が相互に重複する範囲を設定することもできる。
ここで、第1行目の分布に異常値がある場合、適宜、除去または変換等を実施し、異常値を除去することが望ましい。例えば、MWW≧Wのデータは、全てWに変換し、MWW≦Wのデータは、全てWに変換するしても良い。さらに、データの無い部分(スライダが形成されていない部分、または、検査されていない部分)に対し線形補間を行うことが好ましい。
次に、各ランクを数値化し、各スライダS[1、j]にそのランクに対応する数値を係数A[j]として付与する。例えば、Sランクのスライダに4、Aランクのスライダに3、Bランクのスライダに2およびCランクのスライダに1をそれぞれ付与し数値化する。
次に、図6(b)に示すように、k=1からk=n+t−1までk値を1ずつ増加させて、k列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n)まで、t個の係数A(j)を用いた演算を行う。
図7は、A(k)からA(k+t−1)までを用いた演算の結果を第1の基準に基づいて判定し、その基準に適合した場合に、スライダS[1、s]を第1のグループに分類するステップを示す模式図である。ここでは、例えば、t=10として、A(k)からA(k+9)まで、10個の係数の総和を求める。
図7(a)に示すように、k=2の時、総和は33、k=3の時、総和は36、k=4の時、総和は39、k=5の時、総和は39となる。さらにk値を増やして演算すると、k=6の時、総和は39、k=7の時、総和は39、k=8の時、総和は38となる。
続いて、Sランクのスライダを含むSグループ(第1のグループ)を分類する。具体的には、第1の基準に従って、A(k)からA(k+t−1)までの総和を判定する。例えば、第1の基準値を39として、総和が39以上であればグループに含まれるスライダS[1、s](k≦s≦k+9)をSグループに分類する。
図7(a)に示す例では、k=4〜7の時、総和が39となり第1の基準に適合する。したがって、図7(b)に示すように、A(4)〜A(16)に対応するスライダS[1、4]〜S[1、16]がSグループに分類される。
図8は、第1のグループに分類されなかったスライダS[1、j]のうちの連続してt個以上が並ぶ部分について、その部分に含まれるp列目のA(p)からp+t−1列目のA(p+t−1)までを用いた演算の結果を第2の基準に基づいて判定し、その基準に適合するスライダS[1、u](p≦u≦p+t:p、uは整数)を第2のグループに分類するステップを示す模式図である。
ここでもt=10として、A(p)からA(p+9)まで、10個の係数の総和を求める。すなわち、Sグループに分類されていないスライダS[1、1]〜S[1、3]、S[1、17]〜S[1、n]のうちの連続した10個に付与された係数A(j)の総和を、p値を1ずつ増加させながら算出する。
具体的には、スライダS[1、1]〜S[1、3]は、連続した10個の条件に該当せず、S[1、17]〜S[1、n]のスライダについて演算が順次実行される。
第2の基準は、例えば、Cランクのスライダを含むCグループ(第2グループ)を分類する基準である。具体的には、第2の基準値を18とし、総和が18未満のグループに含まれるスライダをCグループに分類する。
図8(a)に示すように、A(17)〜A(26)の総和は29である。続いて、p値を17から1ずつ増加させながら、A(p)からA(p+9)までの総和を求める。そして、図8(b)に示すように、p値が28の時、A(28)〜A(37)の総和が17となり、第2の基準に適合する。さらに、p値を増やしてゆくと、A(p)からA(p+9)の総和は18以上となる(図9参照)。したがって、スライダS[1、28]〜S[1、37]は、Cグループに分類される。
図9(a)に示すように、上記のデータ処理により、第1行目のスライダS[1、1]〜S[1、n]のうちの、SグループおよびCグループに属するものが分類される。
次に、例えば、Aランクのスライダを含むAグループ(第3グループ)に属するスライダを分類する。具体的には、SグループおよびCグループに分類されたスライダを除き、連続した10個のスライダに付与された係数A(j)の総和を求める。Aグループに属するスライダを分類する第3の基準では、例えば、第3の基準値を28とする。そして、10個のスライダの総和が28以上となるグループに含まれるスライダをAグループに分類する。すなわち、総和が28以上38以下のグループに属するスライダが、Aグループに分類される。
図9(a)に示すように、SグループおよびCグループに分類されていないスライダにおいて、A(17)〜A(26)の総和は29であり、A(18)〜A(27)の総和は30である。さらに、A(38)〜A(47)の総和は、26である。したがって、図9(b)に示すように、スライダS[1、17]〜S[1、27]がAグループに分類される。
次に、例えば、Bランクのスライダを含むBグループ(第4グループ)に属するスライダを分類する。具体的には、Sグループ、CグループおよびAグループに分類されたスライダを除き、連続した10個のスライダに付与された係数A(j)の総和を求める。Bグループに属するスライダを分類する第4の基準では、例えば、第3の基準値を18とする。そして、10個のスライダの総和が18以上となるグループに含まれるスライダをBグループに分類する。すなわち、総和が18以上27以下のグループに属するスライダが、Bグループに分類される。
図9(a)に示すように、Sグループ、CグループおよびAグループに分類されたスライダを除く、残りのスライダのA(38)〜A(47)の総和は、26である。したがって、図9(c)に示すように、スライダS[1、38]〜S[1、47]は、Bグループに分類される。
さらに、図10(a)に示すように、上記の分類では、Sグループに分類されたスライダS[1、4]〜S[1、16]のうちの端に位置するスライダS[1、16]の動的特性がAランクとなっている。このような場合には、図10(b)に示すように、スライダS[1、16]を隣接するグループに移す処理を行う。すなわち、スライダS[1、16]をAグループに含める修正を行う。これにより、Sグループへの分類の精度を向上させることができる。
次に、端数スライダの処理方法を説明する。例えば、各グループへの分類が終了した後に、どのグループにも分類されない端数スライダが残る場合がある。これらの端数スライダは、以下の3つの方法で分類することが好ましい。
(1)隣接するグループのうちのランクの低い方のグループに分類する。
(2)隣接するグループのスライダの一部を加えて新しいグループとし、例えば、全数検査の対象とする。
(3)隣接する2つのグループが同ランクの場合、そのグループに加える。
以下、図11〜図14を参照して、端数スライダの分類方法について、具体的に説明する。
図11は、端数スライダの第1の処理方法を示す模式図である。図11(a)に示すように、Sグループ、Aグループ、BグループおよびCグループのいずれかに分類された2つのグループの間に、未分類のスライダS[1、x]がある場合、隣接する2つのグループのうちのランクの低いグループに分類にする。上記の例の場合、グループのランクは、高い方からSグループ、Aグループ、Bグループ、Cグループの順とする。
図11(b)に示すように、SグループおよびAグループに挟まれたスライダS[1、x]は、Aグルーブに分類される。
また、隣接するグループのランクが同じ場合、隣接しているグループからそれぞれ2つのスライダS[1、x−2]、S[1、x−1]、および、S[1、x+1]、S[1、x+2]を加え、S[1、x−2]〜S[1、x+2]で構成される新しいグループを形成し、全数検査の対象とする。隣接するグループが1つの場合は、その隣接するグループに加える。
図12は、端数スライダの第2の処理方法を示す模式図である。図12(a)に示すように、Sグループ、Aグループ、BグループおよびCグループのいずれかに分類された2つのグループの間に、未分類の2つのスライダS[1、x]、S[1、x+1]がある場合、隣接する2つのグループのうちのランクの低いグループに分類にする。
図12(b)に示すように、例えば、Sグループと、Aグループと、に挟まれたスライダS[1、x]、S[1、x+1]は、Aグループに分類する。
また、図12(c)に示すように、隣接するグループのランクが同じ場合、隣接しているそれぞれのグループの2個のスライダを加えて新しいグループを形成し、全数検査の対象とする。
図12(d)に示すように、例えば、両側のAグループからそれぞれ2つのスライダS[1、x−2]、S[1、x−1]、および、S[1、x+2]、S[1、x+3]を加え、S[1、x−2]〜S[1、x+3]で構成されるグループを形成し、全数検査の対象とする。
図13は、端数スライダの第3の処理方法を示す模式図である。図13(a)に示すように、Sグループ、Aグループ、BグループおよびCグループのいずれかに分類された2つのグループの間に、未分類の3つまたは4つのスライダがある場合、隣接する2つのグループのうちのランクの低いグループに分類にする。
図13(b)に示すように、例えば、Sグループと、Aグループと、に挟まれた3つのスライダS[1、x]〜S[1、x+2]は、Aグループに分類する。
また、図13(c)に示すように、隣接するグループのランクが同じ場合、隣接しているそれぞれのグループの1個のスライダを加えたグループを形成し、全数検査の対象とする。
図13(d)に示すように、例えば、両側のAグループからそれぞれ1つのスライダS[1、x−1]およびS[1、x+3]を加え、S[1、x−1]〜S[1、x+3]で構成されるグループを形成し、全数検査の対象とする。
図14は、端数スライダの第4の処理方法を示す模式図である。図14(a)に示すように、Sグループ、Aグループ、BグループおよびCグループのいずれかに分類された2つのグループの間に、未分類の5つ以上のスライダがある場合、それらを1つのグループとして、全数検査の対象とする。
図14(b)に示すように、例えば、Sグループと、Aグループと、に挟まれた6つのスライダS[1、x]〜S[1、x+5]は、1つのグループとして全数検査の対象となる。
上記のように、Sグループ、Aグループ、BグループおよびCグループのいずれにも分類されないスライダS[1、j]は、全数検査の対象となるグループに分類される。これにより、動的特性の検査対象となるスライダの数を大幅に削減し、検査コストを低減することができる。さらに、低ランクのBグループおよびCグループの少なくともいずれかを全数検査の対象としても、SグループおよびAグループに属するスライダが無検査となるので、動的特性の検査工程の負荷を低減できる。
上記の検査方法を用いたスライダの製造過程において、1つの小ブロック30におけるグループ数が多くなると、個々のスライダスライダS[1、s]の分類が煩雑となり、例えば、選別装置が対応できない場合が生じる。このため、例えば、1つの小ブロック30におけるグループ数が、最大で8つとなるように調整しても良い。すなわち、グループ数が9以上になる場合は、その小ブロック30に対して分類の基準値を変更する。または、グループA〜グループCのうちの全数検査の対象となっていないグループを、全数検査のグループに変更するといった処理を行う。
また、上記の検査方法では、Sランクに4、Aランクに3、Bランクに2およびCランクに1を付与して数値化しているが、これに限られる訳ではない。例えば、Sランクに1、Aランクに2、Bランクに3およびCランクに4を付与し、それぞれのランクに対応する基準値を設けても良い。また、演算は、A(k)からA(k+t−1)までの総和に限られない。例えば、Sランクに1、Aランクに0.9、Bランクに0.8およびCランクに0.7を付与して数値化し、A(k)からA(k+t−1)までの積に基づいて分類を行っても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・基板、 20、20a、20b、20c、20d・・・ブロック、 30、33・・・小ブロック、 31・・・Row−bar、 33a、33b、33c・・・小ブロックの部分、 S[i、j]・・・スライダ

Claims (5)

  1. 研磨処理され、かつ、m行n列のマトリックス状に配置された磁気ヘッド用スライダの検査方法であって、
    複数配置された磁気ヘッド用スライダのスライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n:i、jは整数)のうちの1行に配置されたスライダS[1、j]の特性を検査する第1のステップと、
    前記研磨処理の結果を参照し、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを前記特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類し、前記スライダS[1、j]にそのランクに対応づけた係数A(j)を付与する第2のステップと、
    前記スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n:k、tは整数)までを用いた演算の結果に基づいて、スライダS[1、s](k≦s≦k+t−1:sは整数)を複数のグループのうちの1つに分類する第3のステップと、
    を備えた磁気ヘッド用スライダの検査方法。
  2. 前記k値を1ずつ増加させてk=1からk=n−t+1まで前記第3のステップを実行し、前記スライダS[1、s]を前記複数のグループのうちの1つに分類する請求項1記載の磁気ヘッド用スライダの検査方法。
  3. 前記第3のステップは、前記A(k)から前記A(k+t−1)までを用いた前記演算の結果を第1の基準に基づいて判定し、その基準に適合した場合に、前記スライダS[1、s]を第1のグループに分類するステップと、
    前記第1のグループに分類されなかった前記スライダS[1、j]のうちの連続してt個以上が並ぶ部分について、その部分に含まれるp列目のA(p)からp+t−1列目のA(p+t−1)までを用いた演算の結果を第2の基準に基づいて判定し、その基準に適合した場合に、スライダS[1、u](p≦u≦p+t−1:p、uは整数)を第2のグループに分類するステップと、を含む請求項1または2に記載の磁気ヘッド用スライダの検査方法。
  4. 研磨処理され、m行n列のマトリックス状に複数配置された磁気ヘッド用スライダにおいて、前記研磨処理の結果を参照し、磁気ヘッド用スライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n:i、jは整数)のうちの第1行に配置されたスライダS[1、j]の特性検査のデータに基づいて、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを複数のランクのいずれかに分類するステップと、
    前記ランクに対応づけた係数A(j)を、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のうちの前記スライダS[1、j]に付与するステップと、
    前記スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n:k、tは整数)までを用いた演算の結果基づいて、スライダS[1、s](k≦s≦k+t−1:sは整数)を複数のグループのうちの1つに分類するステップと、
    を備えた磁気ヘッド用スライダの検査プログラム。
  5. 研磨処理され、m行n列のマトリックス状に複数配置された磁気ヘッドスライダにおいて、磁気ヘッド用スライダS[i、j](1≦i≦m、1≦j≦n:i、jは整数)のうちの第1行に配置されたスライダS[1、j]の特性を検査する工程と、
    前記研磨処理の結果を参照して、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]のそれぞれを前記特性に基づいて複数のランクのいずれかに分類し、前記スライダS[1、j]にそのランクに対応づけた係数A(j)を付与し、前記スライダS[1、1]〜S[1、n]に付与されたA(1)〜A(n)のうちのk列目のA(k)からk+t−1列目のA(k+t−1)(1≦k+t−1≦n:k、tは整数)までを用いた演算の結果に基づいて、スライダS[r、s](2≦r≦m、k≦s≦k+t−1:r、sは整数)を、前記特性の全数検査を要するグループ、または、それ以外のグループに分類する工程と、
    前記全数検査を要するグループに含まれる前記スライダ[r、s]の前記特性を全数検査する工程と、
    を備えた磁気ヘッドの製造方法。
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