JP2013198614A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013198614A
JP2013198614A JP2012068724A JP2012068724A JP2013198614A JP 2013198614 A JP2013198614 A JP 2013198614A JP 2012068724 A JP2012068724 A JP 2012068724A JP 2012068724 A JP2012068724 A JP 2012068724A JP 2013198614 A JP2013198614 A JP 2013198614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
passage
game
game ball
detection switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012068724A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Tokugawa
史明 徳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2012068724A priority Critical patent/JP2013198614A/ja
Publication of JP2013198614A publication Critical patent/JP2013198614A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技機において、満タン検出スイッチの接点寿命を延ばすことを可能にする。
【解決手段】球通路153は、幅が少なくとも遊技球2個分以上の幅であって、遊技球が受け皿13へ向けて流下する長手方向へ第1の傾斜角度で下り傾斜すると共に、少なくとも上流側が長手方向に直交する幅方向へ第2の傾斜角度で下り傾斜する。払出装置20から払い出された遊技球は、球通路153へ流下する際、上流側における幅方向の高位置側へ流下する。満タン検出スイッチ17を、球通路153の上流側にあって、かつ幅方向の低位置側に配置する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、受け皿に貯留される遊技球が満タンか否かを検出するための満タン検出スイッチを備えた弾球遊技機に関する。
特にパチンコ機等の弾球遊技機においては、球払出装置から払い出される貸球や賞球等の遊技球を貯留し、当該貯留している遊技球を遊技盤の遊技領域へ発射するための発射装置へ供給可能な上側の受け皿と、上側の受け皿で貯留しれきれなくなった遊技球を貯留する下側の受け皿と、上側の受け皿で貯留しきれなくなった遊技球を下側の受け皿へ流下させる球通路と、当該球通路に設けられ下側の受け皿に貯留された遊技球が満タンか否かを検出する満タン検出スイッチとを備え、下側の受け皿が満タン状態となって球通路に滞留した遊技球が満タン検出スイッチの可動片に当接することによって下側の受け皿が遊技球で満タンであることを検出するようになっている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2004−166755号公報 特開2008−246124号公報
上記特許文献1、2に記載の弾球遊技機においては、上側の受け皿で貯留しきれなくなった遊技球が球通路を下側の受け皿へ向けて流下する際、遊技球が設定通りの経路を辿って流下する場合には、通常、満タン検出スイッチの可動片に当接することはないが、球通路を流下する多数の遊技球の一部には、遊技球同士の衝突等によって流下方向、流下速度等が変化し、下側の受け皿が満タンになっていないにも係わらず満タン検出スイッチの可動片に当接するものもある。このように、下側の受け皿が満タン状態になっていないにも係わらず遊技球が満タン検出スイッチの可動片に当接した場合には、下側の受け皿に遊技球が満タンであると誤検出しないように、通常、満タン検出スイッチが遊技球を検出した時間を計測し、計測時間が所定時間を超えた場合のみ下側の受け皿が満タンであると判断して、下側の受け皿が満タンである旨をスピーカ等を利用して遊技者に報知するようにしている。
しかし、下側の受け皿が満タンになっていない状態において、球通路内で遊技球の流下方向が変化したり、遊技球が既に球通路内に滞留している遊技球に衝突して跳ね上がったりする等して、遊技球が満タン検出スイッチの可動片に当接する頻度が多いと、満タン検出スイッチを有接点式のものを採用している場合には、満タン検出スイッチの接点寿命を縮めることとなる。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、満タン検出スイッチの接点寿命を延ばすことを可能にすると共に、受け皿が遊技球で満タンになったことを確実に検出可能とした弾球遊技機を提供することを目的とする。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)払出装置から払い出される遊技球を受け皿に誘導可能な球通路に、前記受け皿内に遊技球が満タンになったことを検出可能な満タン検出スイッチを設けた弾球遊技機において、前記球通路は、幅が少なくとも遊技球2個分以上の幅であって、遊技球が前記受け皿へ向けて流下する長手方向へ第1の傾斜角度で下り傾斜すると共に、少なくとも上流側が前記長手方向に直交する幅方向へ第2の傾斜角度で下り傾斜し、前記払出装置から払い出された遊技球は、前記球通路へ流下する際、上流側における前記幅方向の高位置側へ流下し、前記満タン検出スイッチを、前記球通路の上流側にあって、かつ前記幅方向の低位置側に配置する。
(2)前記(1)項において、前記球通路における前記第2の傾斜角度を、前記第1の傾斜角度よりも小とする。
(3)前記(1)または(2)項において、前記球通路は、前記払出装置から払い出された遊技球が前記長手方向へ前記第1の傾斜角度で下り傾斜すると共に、少なくとも上流側が前記幅方向へ前記第2の傾斜角度で下り傾斜する第1通路と、前記第1通路における前記幅方向の低位置側にあって、前記第1通路の長手方向へ平行な第2通路とを含み、前記第1通路と前記第2通路との間に、前記第2通路を前記第1通路よりも低位置とする段差部を設け、前記満タン検出スイッチを、前記第2通路の上流側に配置する。
(4)前記(3)項において、前記球通路の上流側に、前記払出装置から払い出された遊技球を前記第1通路へ誘導可能な案内部を設ける。
本発明によると、遊技球が球通路を流下する際、遊技球が満タン検出スイッチの可動片に当接する頻度を減少させることができるため、満タン検出スイッチの接点寿命を延ばすことが可能となると共に、誤検出を防止して、受け皿が遊技球で満タンになったことを確実に検出することが可能となる。
本発明における実施形態を適用したパチンコ機を斜め前方から見た斜視図である。 同じく、ガラス枠を開けた状態のパチンコ機を斜め前方から見た斜視図である。 同じく、パチンコ機を斜め後方から見た斜視図である。 球誘導ユニットを斜め前方から見た斜視図である。 球誘導ユニットにおける後側の第2ケースを斜め前方から見た斜視図である。 同じく、第2ケースの正面図である。 球通路の要部の拡大縦断面図である。 図3におけるA部の拡大図である。 球通路内に遊技球が滞留し始めた初期状態を示す図8と同様な部分な拡大図である。 球通路内に遊技球が満タンになった状態を示す図8と同様な部分な拡大図である。 球通路内に遊技球が滞留していない状態を示す球通路の概略横断面図である。 球通路内に遊技球が満タンになった状態を示す球通路の概略横断面図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する本実施形態は例示であって、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を不当に制限するものではない。
また、以下の説明においては、パチンコ機(弾球遊技機)1を説明するための「方向」を遊技者が相対する側である正面側を基準として定義する。即ち、遊技者が相対する側を「正面(前面)」とし、正面とは反対側の面を「裏面」とし、正面から望んで右側を「右」とし、同じく左側を「左」とする。また、パチンコ機の正面側に取り付けられる各構成部材の説明においても、同様の方向の定義を採用する。
図1〜3に示すように、パチンコ機1は、外郭を形成してパチンコホールの島設備に設置される矩形枠状の外枠2を備える。外枠2の前面には、合成樹脂または金属等で形成された内枠3が嵌め込まれており、内枠3の前面下側には、合成樹脂製の下飾り板4が設けられる。なお、図3に示すパチンコ機1を斜め後方から見た斜視図は、本発明の特徴部分を明示するため、球誘導ユニット15の裏面側の一部を省略して示している。
内枠3は、左上下部が外枠2の左上下部に設けられた一対のヒンジ部18、19により鉛直軸回りに前後方向へ開閉可能に枢支される。
内枠3の前面には、パチンコ機1の前面を形成する枠状の前扉5が上下一対のヒンジ部18、19により鉛直軸回りに前後方向へ開閉可能に枢支されている。前扉5には、ガラス板6が嵌め込まれている。
さらに、内枠3には、盤面に円形の遊技領域71を形成した遊技盤7が着脱可能にセットされている。遊技盤7の盤面はガラス板6により覆われ、遊技領域71は、ガラス板6を透して前方から視認可能となっている。外枠2の前面左下部には、遊技の状況に応じた効果音を出力する低音用のスピーカ8が設けられる。また、遊技盤7の裏側には、遊技を電気的に制御するための制御部(図示略)が配置される。
図2に示すように、遊技領域71には、遊技盤7の下側に設けられる発射装置11により遊技領域71に打ち込まれた遊技球の流下方向を変化させる多数の遊技釘(図示略)、遊技領域71に打ち込まれた遊技球が入賞可能な始動口72、複数列の図柄を変動表示可能な例えば液晶ディスプレイからなる表示部73、遊技者にとって不利な第1状態(遊技球が入賞不能な閉鎖状態)と遊技者にとって有利な第2状態(遊技球が入賞可能な開放状態)とに変化可能な大入賞口74、遊技領域71に打ち込まれた遊技球のうち始動口72、大入賞口74等に入賞しなかったアウト球を遊技盤7の裏面側に送り出すアウト口75等が設けられる。
遊技領域71に打ち込まれた遊技球が始動口72に入賞すると、これを契機に制御部によって所定の確率に基づいて実行される抽選の結果、大当りとなって表示部73に変動表示されていた演出図柄が所定の組合せで停止して大当り(大役)に確定表示された場合(例えば、複数列に同一の演出図柄が揃った場合)には、大当り状態を生起させて、大入賞口74を第1状態から第2状態に変化させる。大当り状態のときには、第2状態にある大入賞口74に多数の遊技球が入賞可能となり、遊技盤7の裏側に設けられる球払出装置20から賞球として大量の遊技球が払い出される。
前扉5の左右両側には、遊技の状況に応じて点灯、消灯及び点滅して照明による演出を行う複数の光源を内蔵した照明部9L、9Rが設けられ、また、同じく左右上部には、遊技の状況に応じた効果音を出力する中高音用のスピーカ10L、10Rが設けられる。さらに、前扉5の前面下部には、払出装置20から払い出される遊技球を貯留して発射装置11へ供給可能な上側の受け皿12と、上側の受け皿12の下方にあって、上側の受け皿12で貯留しきれなくなった遊技球を貯留するための下側の受け皿13が設けられる。
上側の受け皿12は、貯留される遊技球が正面視で右方向へ転動するように、底面が正面視で左側から右側へ向けて下り傾斜している。さらに、上側の受け皿12の底面の傾斜方向下流側には、上側の受け皿12に貯留される遊技球を1列に整列して発射装置11へ誘導する整列通路121が設けられる。
上側の受け皿12の左奥面には、球払出装置20から払い出される貸し球や賞球等の遊技球が排出される球払出口122が設けられる。
下側の受け皿13の奥面には、上側の受け皿12で貯留しきれなくなって後述の球通路153により誘導されてくる遊技球を下側の受け皿13に排出するための球払出口131が設けられる。さらに、下側の受け皿13の底面には、下側の受け皿13の前面に左右方向へスライド可能に設けられた下皿用球抜きレバー132を操作することにより開放して下側の受け皿13に貯留されている遊技球を下側の受け皿13の下方に配置される球箱(図示略)へ排出するための球抜き孔133が設けられる。
前扉5の前面右下部には、発射装置11と電気的に接続されて打球の発射力を調整するための発射ハンドル14の握り部位に設けられたハンドルリング14aが水平軸回りに回転可能に設けられる。
パチンコ機1内の内枠3における遊技盤7の下側には、球誘導ユニット15が設けられる。図4に示すように、球誘導ユニット15は、合成樹脂製の前側の第1ケース15Aと、第1ケース15Aの後側に組み付けられる第2ケース15Bとから構成される。なお、第1ケース15Aの前面には、図2に示すように、第1ケース15Aの前面を閉塞するカバー15C及び発射装置11等が組み付けられるが、図4においては、球誘導ユニット15の内部構造を明示するため、カバー15C及び発射装置11等を省略して示している。
なお、本実施形態においては、球誘導ユニット15は、内枠3の下側に配置されて、球誘導ユニット15と内枠3とを別体に設けている例を説明するが、これに限定されるものではなく、球誘導ユニット15と内枠3とを一体に設けた構成としても良い。また、第1ケース15Aと第2ケース15Bとを一体構造としても良い。
図4に示すように、球誘導ユニット15には、第2ケース15Bの左奥上部にあって、球払出装置20から払い出される貸し球や賞球(以下、「遊技球B」と記す)を受け入れる球受入口151と、第1ケース15Aの左上面にあって、前扉5を閉じた状態で、球受入口151から受け入れた遊技球Bを上側の受け皿12へ誘導するように上側の受け皿12の球払出口122に連通する上皿球通路152と、第2ケース15Bの前面にあって、上側の受け皿12に貯留しきれなくなって上皿球通路152に溢れた遊技球Bを下側の受け皿12へ向けて流下させるための球通路153と、第1ケース15Aの前面下部にあって、前扉5を閉じた状態で、球通路153を流下した遊技球Bが下側の受け皿13に流れ込むように、下側の受け皿13の球払出口131に連通する下皿連通口154が設けられる。
主に図5、6に示すように、球誘導ユニット15の第2ケース15Bに設けられる球通路153は、前後方向の幅が遊技球B2個分に相当する幅よりも若干拡幅の幅を有して、上皿球通路152上に溢れて球通路153に落下した遊技球Bが右方向(下流方向または長手方向)、すなわち下側の受け皿13へ向けて転動するように表面が右方に向けて下り傾斜している。
球通路153の上流側には、上皿球通路152から球通路153に落下した遊技球Bを球通路153の幅方向(前後方向)の奥側、すなわち後述の第1通路1531側へ向けて誘導し、下流方向へ一列に並んで流下するように整列させるガイド部16が設けられる。なお、球通路153の側面とガイド部16間の隙間Dは、図11、12に示すように、遊技球Bが一列で流下し得る程度に設定される。しかし、本発明は、これに限定されるものでなく、球通路153の側面とガイド部16間の隙間Dを、遊技球Bが2列で流下しうるような隙間としても良い。この場合は、球通路153の幅は、遊技球3個分に相当する幅よりも若干拡幅の幅となる。
球通路153には、ガイド部材16よりも下流側にあって、表面が長手方向に向けて傾斜角度θ1(図6参照)で下り傾斜し、かつ長手方向に直交する幅方向の前方へ向けて傾斜角度θ1よりも小の傾斜角度θ2(図7参照)で下り傾斜する第1通路1531と、第1通路1531の前側にあって、第1通路1531と平行に長手方向へ延出する第2通路1532が形成される。なお、第1、2通路1531、1532における幅方向の寸法は、遊技球1個分よりも若干拡幅に設定される。また、傾斜角度θ2は、遊技球Bが第1通路1531上に停止した際に、前方、すなわち第2通路1532に向けて転動する程度の角度に設定される。
第2通路1532における上流側、すなわちガイド部16の真右の表面には、第2通路1532の下方に配置される満タン検出スイッチ17の可動片171が上下方向へ出没可能に配置される。
また、第1通路1531と第2通路1532と境目には、第2通路1532の表面が第1通路1531の表面よりも低位置となるように段差部1533が設けられる。この段差部1533の高さは、主に図7に示すように、第1通路1531の最低位置の表面と、第2通路1532の表面から突出する満タン検出スイッチ17の可動片171の表面とがほぼ平坦になるように設定される。
上述により、上皿球通路152上に溢れて球通路153に落下した遊技球Bは、図11に示すように、先ず、ガイド部16により球通路153の奥側、すなわち第1通路1531側へ誘導される。そして、遊技球Bは、第1通路1531の表面上を下流側へ向けて流下する。したがって、通常の状態(下側の受け皿13に遊技球Bが満タンになっていない状態)において、遊技球Bが球通路153を下流方向へ流下する際、遊技球Bは、満タン検出スイッチ17の可動片171の後方を通過し、可動片171に乗り上げることはない。仮に、遊技球Bの流下方向が変化して、遊技球Bが可動片171に乗り上げても、乗り上げた遊技球Bは、即座に下流方向へ流下するため、満タン検出スイッチ17のON時間が極めて短時間であることから、遊技球Bが下側の受け皿13に満タンであるとは判断されない。
満タン検出スイッチ17の可動片171は、前後方向の軸回りに上下方向へ揺動可能であって、通常は、表面が第2通路1532の表面に突出した非検出位置に保持され、遊技球Bが下側の受け皿13に満タンになって、球通路153に滞留している遊技球Bが可動片171に乗り上げることで、可動片171は、遊技球Bの重みにより第2通路1532の表面とほぼ平坦になる検出位置に没入する。
満タン検出スイッチ17は、可動片171が非検出位置から検出位置へ移動することによってOFF状態からON状態に切り替わる。満タン検出スイッチ17のON信号(下側の受け皿13に遊技球Bが満タンになったことの検出信号)は、制御部に送信される。制御部は、満タン検出スイッチ17からのON信号を所定時間継続して受信した場合に限って遊技球Bが下側の受け皿13に満タン状態であると判断し、照明部9L、9R、10L、10Rまたは表示部73を駆動制御して、下側の受け皿13が満タンである旨を遊技者に対して報知する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
遊技領域71に打ち込まれた遊技球Bが始動口72に入賞し、これを契機に基づいて実行される制御部の抽選の結果、大当りが生起されると、前述のように球払出装置20から大量の遊技球Bが払い出される。
球払出装置20から払い出された遊技球Bは、球誘導ユニット15の球受入口151から受け入れられて上皿球通路152、球払出口122を通って上側の受け皿12に流れ込んで貯留される。
上側の受け皿12が遊技球Bで満タンになって上皿球通路152に遊技球Bが溢れると、図5、6、8及び図11に示すように、上皿球通路152に溢れた遊技球Bは、球通路153に落下した後、ガイド部16により第1通路1531側に誘導されて満タン検出スイッチ17の可動片171の後方を通過し、第1通路1531の流下方向への下り傾斜角度θ1により下流方向へ流下して下皿連通口154から下側の受け皿13へ随時流れ込む。
これにより、第1通路1531を流下する遊技球Bは、満タン検出スイッチ17の可動片171に接触したり乗り上げたりすることはない。よって、満タン検出スイッチ16の不要な作動を防止して、満タン検出スイッチ16の接点寿命を延ばすことが可能となり、かつ誤検出も確実に防止することが可能となる。
さらに、球払出装置20からの遊技球Bの払い出しが継続されて下側の受け皿13に遊技球Bが満タンになると、図9に示すように、遊技球Bは、球通路153の下流側から滞留し始める。なお、このときは、遊技球Bが満タン検出スイッチ17の可動片171に乗り上げていないので、球抜きの報知は実行されない。
遊技球Bが球払出装置20からさらに払い出されて、図10、12に示すように、下側の受け皿13から溢れた遊技球Bが、球通路153の第1、2通路1531、1532上に滞留して回動片171に乗り上げることによって、可動片171は、遊技球Bの重みによって、被検出位置から検出位置に没入する。このとき、球払出装置20から払い出されてガイド部16により第1通路1531に誘導された遊技球Bが、第1通路1531上に既に滞留している遊技球Bに当接して下流方向への流下が停止しても、第1通路1531が可動片171へ向けて傾斜角度θ2で下り傾斜していること、及び段差部1533により第1通路1531の表面と可動片171の表面とがほぼ平坦であるため、第1通路1531上で停止した遊技球Bは、第2通路1532へ向けて転動し、満タン検出スイッチ17の可動片171に確実に乗り上げる。
満タン検出スイッチ17のON状態が所定時間継続すると、制御部は、満タン検出スイッチ17のON信号が所定時間継続したことに基づいて、下側の受け皿13に遊技球Bが満タンになったものと判断して、照明部9L、9R、スピーカ10L、10Rまたは表示部73を駆動して、遊技者に対して下側の受け皿13の球抜きの報知を実行すると共に、払出装置20からの遊技球Bの払出制御を中断する。
球抜きの報知に基づいて、遊技者が下皿用球抜きレバー132をスライド操作して、球抜き孔133を開放すると、下側の受け皿13に貯留されていた遊技球Bは、球抜き孔133から球箱へ排出される。
下側の受け皿13内の遊技球Bが球箱へ排出されると、これに伴って、球通路153に滞留している遊技球Bは、下皿連通孔154、球払出口131を通って下側の受け皿13に流れ込む。これにより、可動片171に乗り上げていた遊技球Bが無くなることから、可動片171は、被検出位置に移動し、満タン検出スイッチ17は、ON状態からOFF状態に切り替わり、制御部は、これを契機に球抜き報知の制御を停止する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上記実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
(a)下側の受け皿13を省略し、満タン検出スイッチ17を、球払出装置20から払い出された遊技球Bを上側の受け皿12に誘導する経路の途中に配置する。この場合は、満タン検出スイッチ17は、上側の受け皿12に貯留される遊技球Bが満タンか否かを検出する。
(b)満タン検出スイッチ17を有接点式のスイッチに代えて、無接点式のスイッチとする。
(c)満タン検出スイッチ17の可動片171を第2通路1532の側面に出没自在に設ける。
(d)第1通路1531の第2の傾斜角度θ2を、可動片171の側方のみ、すなわち第1通路1531の上流側のみに設定する。
(e)第2通路1532を、第1通路1531の後側に形成する。この場合は、第1通路1531の第2の傾斜角度θ2は、後方への下り傾斜となる。
1 パチンコ機(弾球遊技機)
2 外枠
3 内枠
4 下飾り板
5 前扉
6 ガラス板
7 遊技盤
8 スピーカ
9L、9R 照明部
10L、10R スピーカ
11 発射装置
12 上側の受け皿
13 下側の受け皿
14 発射ハンドル
14a ハンドルリング
15 球誘導ユニット
15A 第1ケース
15B 第2ケース
15C カバー
16 ガイド部
17 満タン検出スイッチ
171 可動片
18、19 ヒンジ部
20 球払出装置
71 遊技領域
72 始動口
73 表示部
74 大入賞口
75 アウト口
121 整列通路
122 球払出口
131 球払出口
132 下皿用球抜きレバー
133 球抜き孔
151 球受入口
152 上皿球通路
153 球通路
1531 第1通路
1532 第2通路
1533 段差部
154 下皿連通口
B 遊技球
D 隙間

Claims (4)

  1. 払出装置から払い出される遊技球を受け皿に誘導可能な球通路に、前記受け皿内に遊技球が満タンになったことを検出可能な満タン検出スイッチを設けた弾球遊技機において、
    前記球通路は、幅が少なくとも遊技球2個分以上の幅であって、遊技球が前記受け皿へ向けて流下する長手方向へ第1の傾斜角度で下り傾斜すると共に、少なくとも上流側が前記長手方向に直交する幅方向へ第2の傾斜角度で下り傾斜し、
    前記払出装置から払い出された遊技球は、前記球通路へ流下する際、上流側における前記幅方向の高位置側へ流下し、
    前記満タン検出スイッチを、前記球通路の上流側にあって、かつ前記幅方向の低位置側に配置したことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記球通路における前記第2の傾斜角度を、前記第1の傾斜角度よりも小としたことを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 前記球通路は、前記払出装置から払い出された遊技球が前記長手方向へ前記第1の傾斜角度で下り傾斜すると共に、少なくとも上流側が前記幅方向へ前記第2の傾斜角度で下り傾斜する第1通路と、前記第1通路における前記幅方向の低位置側にあって、前記第1通路の長手方向へ平行な第2通路とを含み、
    前記第1通路と前記第2通路との間に、前記第2通路を前記第1通路よりも低位置とする段差部を設け、
    前記満タン検出スイッチを、前記第2通路の上流側に配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の弾球遊技機。
  4. 前記球通路の上流側に、前記払出装置から払い出された遊技球を前記第1通路へ誘導可能な案内部を設けたことを特徴とする請求項3記載の弾球遊技機。
JP2012068724A 2012-03-26 2012-03-26 弾球遊技機 Pending JP2013198614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012068724A JP2013198614A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012068724A JP2013198614A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 弾球遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013198614A true JP2013198614A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49519324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012068724A Pending JP2013198614A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013198614A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102226A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Heiwa Corp 遊技機の遊技機枠
JP2008237815A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Juki Corp 賞球経路装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006102226A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Heiwa Corp 遊技機の遊技機枠
JP2008237815A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Juki Corp 賞球経路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007260086A (ja) 遊技機
JP6249704B2 (ja) 遊技機
JP2012147895A (ja) 遊技機の遊技領域構造
JP2010273704A (ja) 遊技機
JP5822710B2 (ja) 遊技機
JP6033385B2 (ja) 遊技機
JP5486529B2 (ja) 遊技機
JP5313055B2 (ja) 役物装置及び遊技機
JP2013198614A (ja) 弾球遊技機
JP2016174675A (ja) 弾球遊技機
JP2017012884A (ja) 遊技機
JP4865836B2 (ja) 遊技機
JP2016154709A (ja) 遊技機
JP2013102895A (ja) 遊技機
JP6039997B2 (ja) 弾球遊技機
JP2014117557A (ja) 弾球遊技機
JP5581425B2 (ja) 役物装置及び遊技機
JP2012024638A (ja) 遊技機
JP2009125091A (ja) 遊技機
JP6661855B2 (ja) 遊技機
JP6383295B2 (ja) 遊技機
JP6286327B2 (ja) 遊技機
JP5486528B2 (ja) 遊技機
JP5294494B2 (ja) 遊技機
JP6286328B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160308