JP2013197267A - コンデンサ - Google Patents

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Yusuke Taguchi
佑介 田口
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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Abstract

【課題】従来に比べて、コストダウンを図ることができるコンデンサの提供。
【解決手段】水蒸気バリア性を備えるフィルム21で構成されるフィルムケーシング20を有し、フィルムケーシング20でコンデンサ素子30を包む。そのため、フィルムケーシング20にて、ケーシング20の周囲の水蒸気(水分)がケーシング20内に侵入することを阻止できる。よって、従来と異なり、エポキシ樹脂を廃止できる、よって、従来に比べて、サイクルタイム短縮によるコストダウンを図ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車等に使用されるコンデンサに関する。
特開2008−288242号公報は、コンデンサ素子と該コンデンサ素子に固定して取付けられるバスバーとを、上面が開口したケーシングに収容し、該ケーシングに熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂を充填して硬化させることで、バスバーの外部接続用の端子部を除いてコンデンサ素子とバスバーとをエポキシ樹脂で包んだ(覆った)、コンデンサを開示している。
なお、エポキシ樹脂は、周囲からの水蒸気(水分)のコンデンサ素子への侵入を阻止するために設けられている。
しかし、従来のコンデンサには、つぎの問題点がある。
エポキシ樹脂の硬化に要する時間は比較的長いため、コンデンサの製造に要する時間が比較的長くなってしまい、サイクルタイム短縮によるコストダウンを図ることが困難である。
特開2008−288242号公報
本発明の目的は、従来に比べて、コストダウンを図ることができるコンデンサを提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) (a)水蒸気バリア性を備えるフィルムで構成されるフィルムケーシングと、
(b)前記フィルムケーシング内に収容されるコンデンサ素子と、
(c)前記フィルムケーシング内に位置するバスバー第1の部分と、前記フィルムケーシング外に位置するバスバー第2の部分と、前記バスバー第1の部分と前記バスバー第2の部分との間に位置し前記フィルムケーシングを挿通するケーシング挿通部と、を備えており、前記バスバー第1の部分で前記コンデンサ素子に固定して取付けられており、前記バスバー第2の部分が外部接続用の端子部とされており、前記ケーシング挿通部で前記フィルムケーシングと固定される、バスバーと、
を有するコンデンサ。
(2) 前記バスバーの前記ケーシング挿通部と前記フィルムケーシングとの間は、シール部材にて封止されている、(1)記載のコンデンサ。
上記(1)のコンデンサによれば、水蒸気バリア性を備えるフィルムで構成されるフィルムケーシングを有するため、フィルムケーシングにて、ケーシングの周囲の水蒸気(水分)がケーシング内に侵入することを阻止できる。よって、従来と異なり、エポキシ樹脂を廃止できる、よって、従来に比べて、サイクルタイム短縮によるコストダウンを図ることができる。
上記(2)のコンデンサによれば、バスバーのケーシング挿通部とフィルムケーシングとの間が、シール部材にて封止されているため、シール部材を水蒸気バリア性を備える材料で構成することにより、シール部材にて、バスバーのケーシング挿通部とフィルムケーシングとの間からケーシングの周囲の水蒸気(水分)がケーシング内に侵入することを阻止できる。
本発明実施例のコンデンサの、フィルムケーシングを省略した斜視図である。 本発明実施例のコンデンサの平面図である。 図2のA−A線断面図である。ただし、断面表示は省略している。 図2のB−B線断面図である。ただし、断面表示は省略している。 図3のC部拡大断面図である。
以下に、本発明実施例のコンデンサを、図面を参照して、説明する。
本発明実施例のコンデンサ10は、ハイブリッド車や電気自動車等の自動車等に設けられるコンデンサである。コンデンサ10は、図1に示すように、フィルムケーシング20と、コンデンサ素子30と、バスバー40と、シール部材50と、を有する。
フィルムケーシング20は、水蒸気バリア性を備えており、フィルムケーシング20の周囲の水蒸気(水分)がフィルムケーシング20内に侵入することを阻止するために設けられる。フィルムケーシング20は、少なくとも一枚の水蒸気バリア性を備えるフィルム21で構成されている。
フィルム21は、図5に示すように、金属フィルム層21aと、金属フィルム層21aの面直方向の両側に配置され金属フィルム層21aを挟む樹脂フィルム層21bと、を備えるラミネートフィルムである。
金属フィルム層21aを備えるため、フィルム21(フィルムケーシング20)が水蒸気バリア性を備える。金属フィルム層21aは、特に限定するものではないが、たとえばアルミニウム製等である。
樹脂フィルム層21bは、絶縁性を備えており、たとえば、オレフィン系樹脂であるPP(ポリプロピレン)、PE(ポリエチレン)製である。
図2、図4に示すように、フィルムケーシング20の、フィルム21同士の合わせ部(重ね合わせ部)22は、フィルム21の樹脂フィルム層21b(図5)同士をヒートシール等により接合(溶着)することで、互いに隙間なく接合される。
コンデンサ素子30は、金属蒸着電極を設けた誘電体フィルムを巻回または積層することによって構成されたものであり、この巻回または積層したものの両端にメタリコン電極(図示略)が形成されている。コンデンサ素子30は、フィルムケーシング20により包まれている(覆われている)。そのため、コンデンサ素子30は、フィルムケーシング20内に位置しており、フィルムケーシング20内に収容されている。
バスバー40は、金属製であり、長尺状で薄板状である。バスバー40は、図1、図3に示すように、コンデンサ素子30の両端のメタリコン電極に対応させて一対設けられている。一対のバスバー40の一方のバスバーは、コンデンサ素子30の一端にはんだ付けにて固定して取付けられて(接合されて)おり、コンデンサ素子30の一端のメタリコン電極に接続されている。一対のバスバー40の他方のバスバーは、コンデンサ素子30の他端にはんだ付けにて固定して取付けられて(接合されて)おり、コンデンサ素子30の他端のメタリコン電極に接続されている。
バスバー40は、フィルムケーシング20内からフィルムケーシング20外に延びている。バスバー40は、フィルムケーシング20内に位置するバスバー第1の部分41と、フィルムケーシング20外に位置するバスバー第2の部分42と、バスバー第1の部分41とバスバー第2の部分42との間に位置しフィルムケーシング20を挿通するケーシング挿通部43と、を備える。
バスバー40は、バスバー第1の部分41でコンデンサ素子30に固定して取付けられている。バスバー40のバスバー第2の部分42は、外部接続用の端子部とされている。バスバー40は、ケーシング挿通部43でフィルムケーシング20とシール部材50を介して固定されている。
一対のバスバー40の一方のバスバーのケーシング挿通部43と、一対のバスバー40の他方のバスバーのケーシング挿通部43とは、同一平面内に位置している。
シール部材50は、バスバー40のケーシング挿通部43とフィルムケーシング20との間の隙間を埋めており、該隙間をシール(封止)する。シール部材50は、ケーシング挿通部43の全周にわたって連続して設けられている。シール部材50は、水蒸気バリア性を備えている。シール部材50の材料は、たとえば、水蒸気バリア性と接着性を備える変性オレフィン系樹脂材(変性PP、変性PE等)である。
シール部材50は、バスバー40に接着固定されている。シール部材50は、たとえば、インサート成形でバスバー40に接着固定される。ただし、成形後のシール部材50をバスバー40に巻きつけた後に熱を加えて溶かすことで、バスバー40に接着固定されていてもよい。
シール部材50は、フィルムケーシング20と固定されている。シール部材50は、図5に示すように、フィルムケーシング20のフィルム21の樹脂フィルム層21bと、ヒートシール等により接合(溶着)される。なお、シール部材50と樹脂フィルム層21bとがともにオレフィン系樹脂製であるため、シール部材50と樹脂フィルム層21bとのヒートシールによる接合(溶着)が可能である。
シール部材50と樹脂フィルム層21bとの接合は、コンデンサ10の製造サイクルタイム短縮のため、シール部材50を予めバスバー40に接着固定しておいた状態で、フィルムケーシング20のフィルム21同士の合わせ部22の接合(溶着)と同時に行なわれることが望ましい。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
水蒸気バリア性を備えるフィルム21で構成されるフィルムケーシング20を有するため、フィルムケーシング20にて、ケーシング20の周囲の水蒸気(水分)がケーシング20内に侵入することを阻止できる。よって、従来と異なり、エポキシ樹脂を廃止できる、よって、従来に比べて、サイクルタイム短縮によるコストダウンを図ることができる。
バスバー40のケーシング挿通部43とフィルムケーシング20との間が、シール部材50にて封止されているため、シール部材50を水蒸気バリア性を備える材料で構成することにより、シール部材50にて、バスバー40のケーシング挿通部43とフィルムケーシング20との間からケーシング20の周囲の水蒸気(水分)がケーシング20内に侵入することを阻止できる。
一対のバスバー40の一方のバスバーのケーシング挿通部43と、一対のバスバー40の他方のバスバーのケーシング挿通部43とが、同一平面内に位置しているため、同一平面内に位置していない場合に比べて、バスバー第2の部分42を除いてコンデンサ素子30とバスバー40とをフィルムケーシング20で包み易くなり、また、フィルムケーシング20とバスバー40のケーシング挿通部43との間のシールが容易になる。
10 コンデンサ
20 フィルムケーシング
21 フィルム
21a 金属フィルム層
21b 樹脂フィルム層
30 コンデンサ素子
40,40a,40b バスバー
41 バスバー第1の部分
42 バスバー第2の部分
43 ケーシング挿通部
50 シール部材

Claims (2)

  1. (a)水蒸気バリア性を備えるフィルムで構成されるフィルムケーシングと、
    (b)前記フィルムケーシング内に収容されるコンデンサ素子と、
    (c)前記フィルムケーシング内に位置するバスバー第1の部分と、前記フィルムケーシング外に位置するバスバー第2の部分と、前記バスバー第1の部分と前記バスバー第2の部分との間に位置し前記フィルムケーシングを挿通するケーシング挿通部と、を備えており、前記バスバー第1の部分で前記コンデンサ素子に固定して取付けられており、前記バスバー第2の部分が外部接続用の端子部とされており、前記ケーシング挿通部で前記フィルムケーシングと固定される、バスバーと、
    を有するコンデンサ。
  2. 前記バスバーの前記ケーシング挿通部と前記フィルムケーシングとの間は、シール部材にて封止されている、請求項1記載のコンデンサ。
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