JP2013196440A - Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム - Google Patents

Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2013196440A
JP2013196440A JP2012063436A JP2012063436A JP2013196440A JP 2013196440 A JP2013196440 A JP 2013196440A JP 2012063436 A JP2012063436 A JP 2012063436A JP 2012063436 A JP2012063436 A JP 2012063436A JP 2013196440 A JP2013196440 A JP 2013196440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pop
pop advertisement
data
layout
keyword
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012063436A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takei
淳一 武井
Yoshiaki Yuyama
好章 湯山
tatsuji Ichikawa
達司 市川
Kazu Nakayama
和 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CASIO JOHO KIKI KK
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
CASIO JOHO KIKI KK
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CASIO JOHO KIKI KK, Casio Computer Co Ltd filed Critical CASIO JOHO KIKI KK
Priority to JP2012063436A priority Critical patent/JP2013196440A/ja
Publication of JP2013196440A publication Critical patent/JP2013196440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】売場の状況に応じたPOP広告を容易に作成できるようにする。
【解決手段】POP作成システム100の売場端末2によれば、記憶部25は、POPのレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する構成要素別テーブルTiを記憶し、CPU21は、入力部23によりPOPのレイアウトを特定するためのキーワードが入力されると、レイアウトの構成要素毎に、入力されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を構成要素別テーブルTiから検索し、検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOPデータを作成する。
【選択図】図5B

Description

本発明は、POP広告作成装置、POP広告作成システム及びプログラムに関する。
従来、店舗では販売促進のためにPOP広告(Point Of Purchase Advertising)が使用されている。近年、例えば、特許文献1に記載のように、POP広告の作成(レイアウト設計)を行うためのコンピュータシステムが提案されている。
POP広告の作成の運用としては、以下のパターンが一般的である。
(1)多店舗展開している場合、本部のPC(Personal Computer)でPOP広告のレイアウトデータ(POPデータと呼ぶ)を作成して店舗に配信し、POP広告の配置場所等を指示する。
(2)店舗の売場担当者や店長の経験と勘で、手書きまたはPCによりPOP広告を作成する。
特許第3807805号公報
しかしながら、本部におけるPOP広告の作成では、売場を見ながらでなければ気づかないことが見過ごされていた。
例えば、靴の販売店の例では、本部からの指示が「B6サイズで、ロングブーツの後ろ側にPOP広告を表示」であるが、売場を見ると、「B6サイズでは目立たない」「POP広告の配置場所を変えないと目立たない」「ロングブーツよりショートブーツを売り出したほうが売上効果が期待できる」などの弊害が発生していることがある。しかし、本部では売場の状況を把握していないためそのまま見過ごされてしまい、せっかく作成したPOP広告が売上アップに結びつかないということが多々発生していた。
一方、売場の状況を把握している売場担当者や店長の経験や勘によるPOP広告の作成では上述の問題は生じないが、売場担当者や店長が他の業務をこなしながらPOP広告を作成することとなるため、負担が大きく、時間の制約がある中で客層、地域、天候、季節等の売場の状況に応じた最適なPOP広告を作成することは難しい作業であった。
また、多店舗展開している場合、ある店舗でPOP広告により売上が拡大したとしても、他の店舗ではそれを参考にすることができないため、全体的な売上拡大が図れないという問題があった。
本発明の課題は、売場の状況に応じたPOP広告を容易に作成できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のPOP広告作成装置は、
POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段と、
前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段と、
を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
入力手段を備え、
前記設定手段は、前記入力手段により入力されたキーワードを前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードとして設定する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
予め定められた項目に関する現在の情報を取得する取得手段を備え、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された現在の情報に基づいて、前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記属性キーワードは、客層、地域、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品ジャンルの少なくとも一つの属性に関するキーワードである。
請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4の何れか一項に記載の複数のPOP広告作成装置と、前記POP広告作成装置のそれぞれと通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続されるサーバ装置と、を備えるPOP広告作成システムであって、
前記POP広告作成装置のそれぞれは、
POP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを対象商品の情報に対応付けて記憶するPOPデータ記憶手段と、
新規に作成したPOP広告のレイアウトデータと前記POPデータ記憶手段に記憶されている前記作成したPOP広告と対象商品が一致するPOP広告のレイアウトデータとに基づいて、前記対象商品に対するPOP広告のレイアウトデータの変更前後の内容を取得し、この取得した変更前後の内容、前記POP広告の対象商品の情報、前記POP広告のレイアウトデータの変更を行った日付、店舗、売場及び担当者の情報、を対応付けて改善報告データとして前記サーバ装置に送信する改善報告データ送信手段と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記POP広告作成装置から送信された改善報告データにより報告された前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果を分析し、その分析結果を前記改善報告データに対応付けて分析結果記憶手段に記憶させる改善効果分析手段と、
前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている前記改善報告データの少なくとも前記POP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を送信する分析結果送信手段と、
を備える。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記改善効果分析手段は、前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果が予め定められた基準を満たすか否かを判断し、前記予め定められた基準を満たす場合に、前記改善報告データに成功事例のフラグを対応付けて前記分析結果記憶手段に記憶させ、
前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている成功事例のフラグが対応付けられた改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6記載の発明において、
前記POP広告作成装置のそれぞれは、
検索条件を入力する検索条件入力手段と、
前記検索条件入力手段から入力された検索条件に合致する事例のPOP広告の変更内容及び分析結果の送信要求を前記サーバ装置に送信する手段を備え、
前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置から送信された検索条件に合致する改善報告データ及びこれに対応する分析結果を前記分析結果記憶手段から抽出し、抽出された改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及び分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する。
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記POP広告作成装置のそれぞれは、前記サーバ装置から送信されたPOP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成する手段を備える。
請求項9に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記サーバ装置は、前記POP広告作成装置の要求に応じて、前記POP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成し、前記要求元のPOP広告作成装置に送信するレイアウトデータ作成手段を備える。
請求項10に記載の発明は、請求項5〜9の何れか一項に記載の発明において、
前記改善報告データは、前記分析結果の送信先の情報を含み、
前記改善効果分析手段は、前記分析結果を前記改善報告データにより指定されている送信先に送信する。
請求項11に記載の発明のプログラムは、
コンピュータを、
POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段、
POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段、
前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段、
前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段、
として機能させる。
本発明によれば、売場の状況に応じたPOP広告を容易に作成することが可能となる。
本発明の実施形態におけるPOP作成システムの全体構成例を示す図である。 図1の本部サーバの機能的構成を示すブロック図である。 図1の売場端末の機能的構成を示すブロック図である。 (a)は、上位キーワード検索用テーブルのデータ格納例を示す図、(b)は、構成要素別テーブルのデータ格納例を示す図である。 図3のCPUにより実行されるPOP作成処理を示すフローチャートである。 図3のCPUにより実行されるPOP作成処理を示すフローチャートである。 図3の表示部に表示されるPOP一覧画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるPOP画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるテンプレート一覧画面の一例を示す図である。 図3の表示部に表示されるレイアウト編集画面の一例を示す図である。 図3のCPUにより実行される改善報告処理を示すフローチャートである。 エントリーテーブルの一例を示す図である。 改善報告シートの一例を示す図である。 図2のCPUにより実行される改善効果分析処理を示すフローチャートである。 分析結果シートの一例を示す図である。 売場端末と本部サーバにより実行される成功事例閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明に係る好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
(POP作成システム100の構成)
先ず、本実施の形態の構成について説明する。
図1は、本実施の形態のPOP作成システム100の全体構成を示す図である。
POP作成システム100は、多店舗展開しているスーパー、量販店、専門店等において、店舗(例えば、店舗A、店舗B)における売場担当者が売場改善の一環としてPOP広告(以下、POPと略記する)を作成するためのシステムである。また、作成したPOPを本部サーバ1に登録(エントリー)した場合に、POPを従前のものから改善したことによる売上効果を分析して分析結果を売場担当者にフィードバックするとともに、POPの改善による売上効果を各店舗から閲覧できるようにしたシステムである。
図1に示すように、POP作成システム100は、多店舗を統括する本部に設けられた本部サーバ1と、店舗A、店舗Bを含む各店舗に配置されている売場端末2と、が通信ネットワークNを介して通信接続可能に構成されている。通信ネットワークNは、例えば、無線LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等を含んで構成されている。売場端末2は、各店舗に設置されたアクセスポイント3を介して通信ネットワークNに接続し、本部サーバ1とデータ送受信を行う。また、各店舗には、POPを印刷するための印刷装置4が備えられており、売場端末2は、アクセスポイント3を介して印刷装置4にPOPのイメージデータを送信し、印刷装置4からPOPを印刷出力することができる。なお、店舗の数や各店舗の売場端末2の数は、特に図示例に限定されない。
(本部サーバ1の構成)
本部サーバ1は、各店舗(例えば、店舗A、店舗B)の売上データを収集、分析するPOSシステム(Point of sale system)としての機能を備えたサーバ装置である。また、本実施の形態において、本部サーバ1は、各店舗の売場端末2(売場担当者)によりエントリーされたPOPの改善による売上効果を分析し、分析結果を本人にフィードバックするとともに各店舗から閲覧可能に記憶する。
図2は、本部サーバ1の機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、本部サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、入力部13と、表示部14と、記憶部15と、通信部16と、を備えて構成され、各部がバス17を介して接続されている。
CPU11は、記憶部15に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM12のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU11は、記憶部15に記憶されている処理プログラム15aを読み出してワークエリアに展開し、後述する改善効果分析処理、成功事例閲覧処理の本部サーバ1側の処理を始めとする各種処理を実行することで、改善効果分析手段、分析結果送信手段、レイアウトデータ生成手段として機能する。
RAM12は、揮発性のメモリである。また、RAM12は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
入力部13は、カーソルキー、文字、数字入力キー及び各種機能キーなどを備えたキーボードを含む構成とし、操作者による各キーの押下入力を受け付けてその操作情報をCPU11に出力する。また、入力部13は、マウス等のポインティングデバイスを含み、位置入力を受け付けて操作情報としてCPU11に出力する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等で構成され、CPU11からの表示制御信号に従って画面表示を行う。
記憶部15は、磁気記録媒体を有するHDD(Hard Disk Drive)、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部15には、図2に示すように、プログラム記憶部150、売上データ記憶部151、改善報告データ記憶部152、分析結果記憶部153が設けられている。
プログラム記憶部150には、CPU11で実行されるシステムプログラムや処理プログラム15a、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。処理プログラム15aには、後述する改善効果分析処理、成功事例閲覧処理の本部サーバ1側の処理を始めとする各種処理を実行するためのプログラムが含まれる。
これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部150に格納されている。CPU11は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
売上データ記憶部151には、各店舗から送信された商品別の売上データ(売上実績)が記憶されている。
改善報告データ記憶部152には、各店舗の売場端末2から送信された改善報告データが記憶されている。改善報告データとは、POPの改善内容を本部に報告するためのデータであり、ここでは、後述するエントリーテーブル41(図11参照)、改善報告シート42(図12参照)からなるデータである。
分析結果記憶部153には、ジャンル別のフォルダが設けられており、ジャンル別に、後述するエントリーテーブル41(図11参照)及び分析結果シート43(図14参照)が対応付けて記憶されている。
また、記憶部15には、各店舗の各売場で使用されている売場端末2に関する情報が記憶されている。例えば、各売場端末2の端末識別情報、店舗名、売場名、IPアドレス等が対応付けて記憶されている。
通信部16は、モデム、TA(Terminal Adapter)、ルータ、ネットワークカード等により構成される。通信部16は、通信ネットワークNに接続されている売場端末2等の外部機器と通信接続してデータ送受信を行う。
(売場端末2の構成)
売場端末2は、各店舗の売場担当者が所持する可搬型の携帯端末装置である。売場端末2としては、例えば、タブレットPC、ノート型PC、スマートフォン等を適用することができるが、利便性を考慮するとタブレットPCとすることが好ましい。本実施の形態において、売場端末2は、POP広告作成装置として、入力されたキーワードや売場の現在の状況等に応じたPOPデータを自動的に作成する。また、既存のPOPと作成したPOPとの変更内容を取得し、売場担当者からのエントリー操作に基づいて改善報告データとして本部サーバ1に送信する。
ここで、POPデータとは、POPのレイアウトを示すレイアウトデータであり、例えば、テンプレート、用紙サイズ、配置する項目、項目の書式設定(フォント、フォントサイズ、色等)、文例等の、POPのレイアウトを構成する各構成要素の情報を含む。また、POPデータには、対象商品の商品情報等のヘッダ情報が書き込まれている。
図3は、売場端末2の機能構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、売場端末2は、CPU21と、RAM22と、入力部23と、表示部24と、記憶部25と、無線通信部26と、撮影部27と、を備えて構成され、各部がバス28を介して接続されている。
CPU21は、記憶部25に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM22のワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU21は、記憶部25に記憶されている処理プログラム25aを読み出してワークエリアに展開し、後述するPOP作成処理、改善報告処理、成功事例閲覧処理の売場端末2側の処理を始めとする各種処理を実行することで、設定手段、検索手段、レイアウトデータ作成手段、取得手段、改善報告データ送信手段として機能する。
RAM22は、揮発性のメモリである。また、RAM22は、実行される各種プログラムやこれら各種プログラムに係るデータ等を格納するワークエリアを有する。
入力部23は、表示部24のLCDの上面を覆うように透明電極を格子状に配置した感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルにより構成され、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号としてCPU21に出力する。なお、タッチパネルは、感圧式に限らず、他の静電式、光式等であってもよい。
表示部24は、LCD等で構成され、CPU21からの表示制御信号に従って画面表示を行う。
記憶部25は、磁気記録媒体を有するHDD、不揮発性の半導体メモリ等により構成される。記憶部25には、図3に示すように、プログラム記憶部250、POPデータ記憶部251、検索用テーブル記憶部252、カレンダー情報記憶部253、地域情報記憶部254、改善報告データ記憶部255、売場担当者情報記憶部256等が設けられている。
プログラム記憶部250には、CPU21で実行されるシステムプログラムや処理プログラム25a、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。処理プログラム25aには、後述する後述するPOP作成処理、改善報告処理、成功事例閲覧処理の売場端末2側の処理を始めとする各種処理を実行するためのプログラムが含まれる。また、プログラム記憶部250には、POP作成プログラムの実行に必要なデータとして、例えば、POPのレイアウトを構成する各構成要素に対する素材データ(例えば、テンプレート、文例、フォント等)が記憶されている。
これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態でプログラム記憶部250に格納されている。CPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
POPデータ記憶部251には、POPデータが記憶されている。
検索用テーブル記憶部252には、上位キーワード検索用テーブルT0、構成要素別テーブルT1〜Tnが記憶されている。
図4(a)は、上位キーワード検索用テーブルT0のデータ格納例を示す図である。
上位キーワード検索用テーブルT0は、上位キーワードと、上位キーワードに関連する複数の下位キーワードとを対応付けて記憶するテーブルである。
上位キーワード検索用テーブルT0は、図4(a)に示すように、上位キーワードテーブルT01とキーワード対応付けテーブルT02により構成されている。上位キーワードテーブルT01には、上位キーワードを特定するための識別ID(0001、0002、・・・)を格納するための識別ID領域T011と、上位キーワード(ビジネスシューズ、スニーカー、・・・)を格納するための上位キーワード領域T012とが設けられており、上位キーワードの識別IDと上位キーワードとが対応付けて記憶されている。キーワード対応付けテーブルT02には、上位キーワードの識別ID(0001、0002、・・・)を格納するための識別ID領域T021と、上位キーワードに関連する複数の下位キーワード(男性、都市部、サラリーマン、・・・)を格納するための下位キーワード領域T022と、が設けられており、上位キーワードの識別IDとその上位キーワードに関連する複数の下位キーワードが対応付けて記憶されている。
構成要素別テーブルT1〜Tn(nはPOPレイアウトの構成要素の数)は、POPレイアウトの構成要素別に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶するテーブルである。
図4(b)は、POPレイアウトの構成要素のうち、テンプレートについての構成要素別テーブルT1のデータ格納例を示す図である。
構成要素別テーブルT1は、図4(b)に示すように、素材テーブルT11と属性キーワード対応付けテーブルT12により構成されている。
素材テーブルT11には、テンプレートの素材を特定するための識別ID(0001、0002、・・・)を格納するための識別ID領域T111と、テンプレートの素材(テンプレート1、テンプレート2・・・)の情報を格納するための素材領域T112とが設けられており、素材の識別IDとその識別IDにより特定される素材の情報とが対応付けて記憶されている。
属性キーワード対応付けテーブルT12には、テンプレートの素材を特定するための識別ID(0001、0002、・・・)を格納するための識別ID領域T121と、属性キーワード(女性、雨、20代、・・・)を格納するための属性キーワード領域T122とが設けられており、素材の識別IDとその素材に予め定められた一又は複数の属性キーワードとが対応付けて記憶されている。
ここで、各素材の属性キーワードは、例えば、客層、地域、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品ジャンルの少なくとも一つの属性に関するキーワードであり、各素材の印象に応じた属性キーワードが予め定められている。
客層に関する属性キーワードとしては、例えば、性別、年代が挙げられる。地域に関する属性キーワードとしては、例えば、郊外(住宅街)、都市部(ビジネス街)、下町等が挙げられる。天候に関する属性キーワードとしては、例えば、雨、晴れ、くもり等が挙げられる。季節に関するキーワードとしては、例えば、春、夏、秋、冬等が挙げられる。催事に関するキーワードとしては、例えば、クリスマス、バレンタイン、こどもの日、卒業シーズン、入学/入社シーズン等が挙げられる。時間帯に関する属性キーワードとしては、例えば、午前中、午後、夕方等が挙げられる。曜日に関する属性キーワードとしては、例えば、日曜日、月曜日等が挙げられる。商品ジャンルに関するキーワードとしては、例えば、靴の場合、ブーツ、スニーカー、ビジネスシューズ、ヒール等が挙げられる。
他の構成要素別テーブルT2〜Tnのそれぞれについても、図4(b)に示す構成要素別テーブルT1と同様に、識別ID領域Ti11及び素材領域Ti12を有する素材テーブルTi1(i=2、3、・・・n)と、識別ID領域Ti21及び属性キーワード領域Ti22を有する属性キーワード対応付けテーブルTi2(i=2、3、・・・n)と、を有している。
カレンダー情報記憶部253には、店舗のカレンダー情報が記憶されている。カレンダー情報は、日付と、その日付に開催される催事(例えば、クリスマス、バレンタイン、こどもの日、卒業シーズン、入学/入社シーズン等)や季節等の情報とが対応付けて記憶されている。
地域情報記憶部254には、現在売場端末2が使用されている地域(郊外(住宅街)、都市部(ビジネス街)、下町等)を示す情報が格納されている。
改善報告データ記憶部255には、この売場端末2で作成された改善報告データが記憶されている。
売場担当者情報記憶部256には、この売場端末2を使用している現場の基本情報(店舗情報(店舗名、売場名等)、担当者情報(売場担当者名、担当者メールアドレス等)が記憶されている。
無線通信部26は、無線アンテナ、無線LANカード等の無線インターフェースにより構成され、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n等)のアクセスポイント3と無線通信を行い、アクセスポイント3を介して通信ネットワークNに接続された本部サーバ1を始めとする外部機器にアクセスしデータ送受信を行う。
撮影部27は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備え、撮像素子上に被写体の光学像を結像し、その像を電気的な信号としてCPU21に出力する。
(POP作成システム100の動作)
次に、POP作成システム100の動作を説明する。
〈POP作成処理〉
先ず、売場端末2により実行されるPOP作成処理を説明する。
図5A〜図5Bは、POP作成処理の流れを示すフローチャートである。POP作成処理は、CPU21と記憶部25に記憶されている処理プログラム25aとの協働により実行される。
まず、入力部23の操作によりPOP作成の対象となる商品(対象商品)が指定される(ステップS1)。
次いで、表示部24に、「こだわりPOP」ボタンと「お勧めPOP」ボタン(図示せず)が表示され、何れのボタンが入力部23により押下されたかが判断される(ステップS2)。「こだわりPOP」ボタンは、ユーザが入力したキーワードに基づいてPOPを作成する指示を入力するためのボタンである。「お勧めPOP」ボタンは、売場の現在の状況に応じたPOPを自動作成する指示を入力するためのボタンである。
入力部23により「こだわりPOP」ボタンが押下されたと判断されると(ステップS2;こだわり)、表示部24に図示しないキーワード入力画面が表示され、入力部23からキーワードが入力されると(ステップS3)、入力されたキーワードが、これから作成するPOPを特定するためのキーワードとして設定され(ステップS4)、処理はステッS7に移行する。
ここで、キーワードとしては、例えば、性別、年代、地域(郊外(住宅街)、都市部(ビジネス街)、下町、・・・)、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品のジャンル(例えば、靴の場合、ブーツ、スニーカー、ビジネスシューズ、ヒール、・・・)、等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
このように、客層や地域、現在の天候等をキーワードとして入力することで、売場の現在の状況に応じたPOPを作成することができる。
入力部23により「お勧めPOP」ボタンが押下されたと判断されると(ステップS2;お勧め)、予め定められた項目に関する現在の情報が取得される(ステップS5)。予め定められた項目は、売場の状況に係る項目であり、例えば、天候、時間帯、曜日、催事、季節、地域等が挙げられる。現在の天候は、インターネット等を介して外部システムから取得される。時間帯及び曜日は、システム日付から取得される。催事及び季節は、本日の日付に対応する催事及び季節がカレンダー情報記憶部253から取得される。地域は、地域情報記憶部254から取得される。次いで、取得された現在の情報に応じたキーワードが選定される。例えば、現在の情報が天候=雨、時間帯=16:00、曜日=日曜日、季節=梅雨、地域=下町であった場合、雨、夕方、日曜日、梅雨、下町がキーワードとして選定される。そして、選定されたキーワードがこれから作成するPOPを特定するためのキーワードとして設定され(ステップS6)、処理はステップS7に移行する。
ステップS7においては、検索用テーブル記憶部252に記憶されている上位キーワード検索用テーブルT0において、ステップS4又は6で設定されたキーワードをキーとして検索が行われる(ステップS7)。検索の結果、キーワード対応付けテーブルT02の下位キーワード領域T022に、キーを含む下位キーワードが存在したと判断されると(ステップS8;YES)、キーと下位キーワードが完全一致しているか否かが判断される(ステップS9)。
キーと下位キーワードが完全一致していると判断されると(ステップS9;YES)、キーに一致する下位キーワードに対応する識別IDをもつ上位キーワードに満点のスコアが付与され(ステップS10)、処理はステップS12に移行する。
キーと下位キーワードが完全一致していないと判断されると(ステップS9;NO)、キーを含む下位キーワードに対応する識別IDをもつ上位キーワードに、キーと下位キーワードの一致する割合に応じたスコアが付与され(ステップS11)、処理はステップS12に移行する。
一方、キーを含む下位キーワードが存在しないと判断されると(ステップS8;NO)、処理はステップS12に移行する。
ステップS12においては、設定されているキーワードが他に存在するか否かが判断され、存在すると判断されると(ステップS12;YES)、処理はステップS7に戻り、上位キーワード検索用テーブルT0において、次のキーワードをキーとして検索が実行される。
一方、設定されている全てのキーワードをキーとした検索が終了し、設定されているキーワードが他に存在しないと判断されると(ステップS12;NO)、スコア合計が予め定められた基準以上の上位キーワードが存在するか否かが判断される(ステップS13)。スコア合計が予め定められた基準以上の上位キーワードが存在すると判断されると(ステップS13;YES)、その上位キーワードの識別IDに対応する下位キーワードに含まれるキーワード(キーとなったキーワード)が上位キーワードに置き換えられ(ステップS14)、処理はステップS15に移行する。スコア合計が予め定められた基準以上の上位キーワードが存在しないと判断されると(ステップS13;NO)、処理はステップS15に移行する。
図5BのステップS15においては、i=1が設定され(ステップS15)、構成要素別テーブルTiにおいて、ステップS4又はS6で設定されたキーワード及び置換えられたキーワード(上位キーワード)をキーとして検索が行われる(ステップS16)。検索の結果、属性キーワード対応付けテーブルTi2の属性キーワード領域Ti22に、キーを含む属性キーワードが存在したと判断されると(ステップS17;YES)、キーと属性キーワードが完全一致しているか否かが判断される(ステップS18)。
キーと属性キーワードが完全一致していると判断されると(ステップS18;YES)、キーに一致する属性キーワードに対応する識別IDをもつ素材に満点のスコアが付与され(ステップS19)、処理はステップS21に移行する。
キーと属性キーワードが完全一致していないと判断されると(ステップS18;NO)、キーを含む属性キーワードに対応する識別IDをもつ素材に、キーと属性キーワードの一致する割合に応じたスコアが付与され(ステップS20)、処理はステップS21に移行する。
一方、キーを含む属性キーワードが存在しないと判断されると(ステップS17;NO)、処理はステップS21に移行する。
ステップS21においては、設定されているキーワード(上位キーワード含む)が他に存在するか否かが判断され、存在すると判断されると(ステップS21;YES)、処理はステップS16に戻り、構成要素別テーブルTiにおいて、次のキーワードをキーとして検索が実行される。
一方、設定されている全てのキーワードをキーとした検索が終了し、設定されているキーワードが他に存在しないと判断されると(ステップS21;NO)、i≧n(nはPOPレイアウトの構成要素の数)であるか否かがされる(ステップS22)。i≧nではないと判断されると(ステップS22;NO)、i=i+1が設定され(ステップS23)、処理はステップS16に戻り、次の構成要素についてステップS16〜S21の処理が実行される。
ステップS22において、i≧nである(全ての構成要素の検索が終了した)と判断されると(ステップS22;YES)、構成要素毎に、各素材のスコア合計が算出されスコア合計の上位順に素材が並べられる(ステップS24)。そして、各構成要素の素材がスコアの高いものから選択されて組み合わされ(ステップS25)、全構成要素のスコア合計が予め定められた基準以上となる組合せがあるか否かが判断される(ステップS26)。全構成要素のスコア合計が予め定められた基準以上となる組合せがないと判断されると(ステップS26;NO)、表示部24に「該当なし」を通知するメッセージが表示され(ステップS27)、本処理は終了する。
一方、全構成要素のスコア合計が予め定められた基準以上となる組合せがあると判断されると(ステップS26;YES)、該当する組合せからなるPOPデータが作成され(ステップS28)、作成されたPOPデータに基づいてPOPイメージが作成され、この作成されたPOPイメージをスコアの高い順に並べて表示したPOP一覧画面240が表示部24に表示される(ステップS29)。
図6に、POP一覧画面240の一例を示す。図6に示すように、POP一覧画面240には、最もスコア合計の高いPOPイメージを表示する表示欄240aと、その他のスコアが基準以上のPOPイメージをスコア順に並べて表示する表示欄240bと、が設けられている。
入力部23によりPOP一覧画面240から採用するPOPイメージが選択されると(ステップS30)、選択されたPOPイメージに対応するPOPデータがPOPデータ記憶部251に記憶されるとともに(ステップS31)、選択されたPOPイメージを表示したPOP画面241が表示部24に表示され(ステップS32)、本処理は終了する。
ここで、上記POP作成処理における各構成要素の素材検索の具体例として、テンプレートの素材を検索する場合について説明する。
例えばキーワードとして「雨」を入力した場合、図4(b)に示す構成要素別テーブルT1により、テンプレートの素材として、「テンプレート1」が検索される。キーワードとして「スニーカー」を入力した場合、図4(b)に示す構成要素別テーブルT1により、テンプレートの素材として「テンプレート4」が検索される。キーワードとして「ヒール」を入力した場合、図4(b)に示す構成要素別テーブルT1により、テンプレートの素材として「テンプレート6」が検索される。
また、キーワードとして「男性」、「都市部」「サラリーマン」が入力されると、まず、図4(a)に示す上位キーワード検索用テーブルT0に基づいて、上位キーワードとして識別ID=0001の「ビジネスシューズ」が検索される。そこで、キーワードを「ビジネスシューズ」に置き換えて構成要素別テーブルT1を検索すると、テンプレートの素材として「テンプレート5」が検索される。
上記POP作成処理のステップS31で表示されるPOP画面241では、POPのレイアウト変更や、POPの紙媒体やモニタへの出力、POPの改善報告の本部サーバ1へのエントリー等を行うことができる。
図7に、POP画面241の一例を示す。
図7に示すように、POP画面241には、POP表示欄241a、キーボード241b、テンキー241c、テンプレート変更ボタン241d、レイアウト変更ボタン241e、目標設定ボタン241f、エントリーボタン241g、撮影ボタン241h、出力ボタン241i等が設けられている。
POP表示欄241aは、POPデータに基づくPOPのイメージを表示するための欄である。
テンプレート変更ボタン241dは、POPデータのテンプレートの変更を指示するためのボタンである。入力部23によりテンプレート変更ボタン241dが押下されると、図8に示すテンプレート一覧画面242が表示部24に表示される。テンプレート一覧画面242から入力部23によりテンプレート(素材)が選択され、決定ボタン242aが押下されると、POPデータのテンプレート種別が選択された素材のテンプレート種別に変更され、変更されたPOPデータがPOPデータ記憶部251に記憶される。そして、POP画面241に戻り、POP表示欄241aに表示されているPOPイメージのテンプレートが変更されて表示される。
レイアウト変更ボタン241eは、POPデータのレイアウトの詳細変更を指示するためのボタンである。入力部23によりレイアウト変更ボタン241eが押下されると、図9に示すレイアウト編集画面243が表示部24に表示される。
図9に示すように、レイアウト編集画面243は、項目レイアウト変更欄243a、レイアウト情報表示欄243b、項目追加欄243c、項目書式変更欄243d等が設けられている。項目レイアウト変更欄243aは、POPに配置される各項目の位置や大きさの変更、項目内容の変更等を行うための欄である。項目追加欄243cは、追加する項目を指定するための欄である。項目書式変更欄243dは、各項目に表示する文字の書式を変更するための欄である。これらの欄における入力部23の操作に応じてPOPデータがRAM22上で仮変更され、保存ボタン243eが押下されると、POPデータ記憶部251に記憶されているPOPデータが更新される。戻るボタン243fが押下されると、POP画面241に戻り、POP表示欄241aに表示されているPOPイメージに変更が反映される。
図7の目標設定ボタン241fは、POPの改善による売上効果の目標値、対象日の設定画面への移行を指示するためのボタンである。
エントリーボタン241gは、POPデータの改善内容の本部サーバ1への登録(エントリー)を指示するためのボタンである。
撮影ボタン241hは、撮影モードへの移行を指示するためのボタンである。
出力ボタン241iは、POPデータに基づくPOPイメージの出力を指示するためのボタンである。出力ボタン241iの下部には矢印ボタンが設けられており、この矢印ボタンを入力部23により押下すると、出力メニューがプルダウン表示される。入力部23により出力メニューが選択されると、選択された態様でPOPが出力される。出力メニューとしては、例えば、紙媒体への印刷出力、モニタへの表示、プロジェクターによる投影等が挙げられる。
<改善報告処理>
POP作成処理によって表示部24にPOP画面241が表示されると、CPU21とプログラム記憶部250に記憶されている処理プログラム25aとの協働により改善報告処理が実行される。
図10は、改善報告処理の流れを示すフローチャートである。以下、図10を参照して改善報告処理について説明する。
まず、エントリーテーブル41が生成される(ステップS41)。
図11は、エントリーテーブル41の一例を示す図である。エントリーテーブル41は、POPの改善内容、即ちPOPデータの変更前後の内容を本部サーバ1にエントリーするためのテーブルである。図11に示すように、エントリーテーブル41は、ヘッダ領域411と、改善内容領域412と、目標設定領域413により構成されている。
ヘッダ領域411は、「いつ、誰が、どの店舗のどの売場でどの商品を対象として」改善を行ったのかを明確にするためのヘッダ情報を格納するための領域である。具体的には、ヘッダ領域411には、改善が行われた日付を格納するための日付領域411a、店舗情報(店舗名、売場名、ジャンル区分等)を格納するための店舗情報領域411b、担当者情報(売場担当者名、担当者メールアドレス等)を格納するための担当者情報領域411c、改善対象となった対象商品の商品情報を格納するための商品情報領域411d等が設けられている。
その他、ヘッダ領域411には、エントリーテーブル41に改善報告シート42を対応付けるための情報(改善報告シート42のファイル名)を格納するための改善報告シート領域411e、改善の分析結果の判定(成功事例/失敗事例)の区分を示すフラグを格納するための成功/失敗区分領域411f、後述する分析結果シート43を対応付けるための情報(分析結果シート43のファイルパス等)を格納するための分析結果シート領域411g、入力されたコメントを格納するためのコメント領域411h等が設けられている。
改善内容領域412は、POPデータの変更前後の内容を格納するための領域である。改善内容領域412には、従前POP領域412a、新規POP領域412b、改善区分領域412cが設けられている。従前POP領域412aは、指定された対象商品の従前のPOPデータの内容(変更前の内容)をレイアウトの構成要素毎に格納するための領域ある。新規POP領域412bは、上述のPOP作成処理によって新規に作成されたPOPデータの内容(変更後の内容)を格納するための領域である。改善区分領域412cは、改善区分(変更、追加、削除)を格納するための領域である。
目標設定領域413は、POPの改善による売上効果の目標値を格納するための領域である。本実施の形態では、対象日に対しての売上増加金額及び/又は売上増加比率で目標値を設定するようになっているが、目標売上金額そのものを設定する構成としてもよい。
目標設定領域413には、対象日領域413a、目標値領域413b、実績値領域413cが設けられている。対象日領域413aは、前日、先日、先月、期間平均値の中から対象日を選択するための領域である。目標値領域413bは、対象日に対する目標売上増加金額及び/又は目標売上増加率を設定するための領域である。実績値領域413cは、本部サーバ1において売上データに基づき算出されたPOPの改善による売上効果の実績値が格納される領域である。
エントリーテーブル41が作成されると、エントリーテーブル41のヘッダ領域411にヘッダ情報が設定される(ステップS42)。具体的には、システム日付が日付領域411aに自動的に設定される。また、売場担当者情報記憶部256から店舗情報、担当者情報が読み出され、それぞれ店舗情報領域411b、担当者情報領域411cに自動的に設定される。店舗情報領域411bのジャンル区分には売場が自動設定される。また、POPデータのヘッダ情報から対象商品の商品情報が読み出され、商品情報領域411dに自動的に設定される。
次いで、POPデータ記憶部251に記憶されている対象商品のPOPデータのうち、ファイル作成日が直近の(本日作成分は除く)POPデータがRAM12に読み出され、エントリーテーブル41の従前POP領域412aに、読み出されたPOPデータの内容がレイアウトの構成要素毎に自動的に設定される(ステップS43)。また、新規POP領域412bに、POP作成処理により作成されたPOPデータの内容がレイアウトの構成要素毎に自動的に設定される(ステップS44)。また、変更前後のPOPデータに基づいて、改善区分領域412cに改善区分が自動的に設定される(ステップS45)。
次いで、入力部23によりPOPデータの変更が指示されたか否かが判断される(ステップS46)。具体的には、入力部23により、テンプレート変更ボタン241dやレイアウト変更ボタン241eが押下され、上述のテンプレート一覧画面242やレイアウト編集画面243におけるPOPデータの変更操作が行われたか否かが判断される。入力部23によりPOPデータの変更が指示されたと判断されると(ステップS46;YES)、入力部23からの操作に応じてPOP作成処理で作成されたPOPデータが変更される。また、エントリーテーブル41の新規POP領域412bに変更内容が反映されるとともに、改善区分領域412cの改善区分が変更され(ステップS47)、処理はステップS46に戻る。テンプレート一覧画面242やレイアウト編集画面243におけるPOPデータの変更操作が終了し、POP画面241に戻るまで、ステップS46〜47の処理が繰り返し実行される。
ステップS46において、POPデータの変更操作が終了したと判断されると(ステップS46;NO)、入力部23により出力ボタン241iが押下されたか否かが判断される(ステップS48)。入力部23により出力ボタン241iが押下されたと判断されると(ステップS48;YES)、出力ボタン241iにおいて選択された出力先にPOP表示欄241aに表示されているPOPのイメージデータが出力され(ステップS49)、処理はステップS50に移行する。これにより、新たに作成されたPOPデータに基づくPOPイメージが紙媒体や売場のモニタに出力され、売場にディスプレイされることにより、売場改善が行われる。
一方、ステップS48において、入力部23により出力ボタン241iが押下されていないと判断されると(ステップS48;NO);処理はステップS50に移行する。
ステップS50においては、入力部23により目標設定ボタン241fが押下されか否かが判断される(ステップS50)。入力部23により目標設定ボタン241fが押下されたと判断されると(ステップS50;YES)、図11に示すエントリーテーブル41が表示部24に表示される。そして、入力部23により、表示されたエントリーテーブル41の対象日領域413a、目標値領域413bに対象日、目標値が入力されると、入力された対象日及び目標値が設定され(ステップS51)、処理はステップS52に移行する。
なお、売場担当者がコメントを記載したい場合は、このとき併せて入力部23によりコメント領域411hにコメントを入力することができる。また、ジャンル区分としてデフォルトでは売場が設定されるが、売場担当者が任意に設定したジャンル区分を設定したい場合には、このとき併せて入力部23によりジャンル区分を追加することができる。
ステップS50において、入力部23により目標設定ボタン241fが押下されていないと判断されると(ステップS50;NO);処理はステップS52に移行する。
ステップS52においては、入力部23により撮影ボタン241hが押下されたか否かが判断される(ステップS52)。入力部23により撮影ボタン241hが押下されたと判断されると(ステップS52;YES)、撮影モードに移行されて撮影部27により売場の写真撮影が行われ、売場の画像データが取得され(ステップS53)、処理はステップS54に移行する。
入力部23により撮影ボタン241hが押下されていないと判断されると(ステップS52;NO)、処理はステップS54に移行する。
ステップS54においては、入力部23によりエントリーボタン241gが押下されたか否かが判断される(ステップS54)。入力部23によりエントリーボタン241gが押下されたと判断されると(ステップS54;YES)、エントリーテーブル41に目標値が設定されているか否かが判断される(ステップS55)。エントリーテーブル41に目標値が設定されていないと判断されると(ステップS55;NO)、表示部24に「目標を設定してください」等のエラーメッセージが表示され(ステップS56)、処理はステップS50に戻る。
エントリーテーブル41に目標値が設定されていると判断されると(ステップS55;YES)、売場写真の画像データ、改善前(変更前)のPOPデータ、改善後(変更後のPOPデータ、エントリーテーブル41のコメント領域411hに基づいて、改善報告シート42のデータファイルが作成される(ステップS57)。
図12に、改善報告シート42のフォーマットの一例を示す。図12に示すように、改善報告シート42には、売場の写真421と、改善前(変更前)のPOPのイメージ422と、改善後(変更後)のPOPのイメージ423と、コメント欄424と、が配置されている。
なお、改善報告シート42のフォーマットは入力部23の入力に応じてカスタマイズ可能とし、配置は自由に設定可能である。また、売場の写真421には、ペイント等のソフトを使用し、手書きで図形や文字を入力することが可能である。
次いで、エントリーテーブル41のデータに改善報告シート42のデータが添付され、エントリーテーブル41と改善報告シート42からなる改善報告データが無線通信部26により本部サーバ1に送信される(ステップS58)。そして、改善報告データが改善報告データ記憶部255に記憶され(ステップS59)、本処理は終了する。
一方、入力部23によりエントリーボタン241gが押下されないと判断されると(ステップS54;NO)、本処理は終了する。
本部サーバ1においては、通信部16により売場端末2からの改善報告データが受信されると、改善報告データ記憶部152に受信した改善報告データが記憶される。
<改善効果分析処理>
次に、本部サーバ1により実行される改善効果分析処理を説明する。
図13は、改善効果分析処理の流れを示すフローチャートである。改善効果分析処理は、CPU11と記憶部15に記憶されている処理プログラム15aとの協働により実行される。改善効果分析処理は、業務開始前の予め定められた時刻に、前営業日の改善報告データを対象として実行される。
まず、改善報告データ記憶部152に記憶されている前営業日の日付をもつ改善報告データが抽出され、RAM12に読み出される(ステップS61)。次いで、読み出された改善報告データの先頭から順次ステップS62〜S73の処理が実行される。
まず、改善報告データの改善効果分析が行われる(ステップS62)。
ここでは、売上データ記憶部151に記憶されている売上データに基づいて、エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに設定されている店舗・売場における、日付領域411aの日付(改善日)の対象商品の売上実績値と、対象日領域413aにおいて選択されている対象日の対象商品の売上実績値が算出される。そして、算出された2つの売上実績値に基づいて、対象日に対する改善日の売上増加率(売上減少率)、売上増加額(売上減少額)が売上効果率、売上効果額として算出される。
この改善効果分析は、本部サーバ1のPOSシステムや販売管理システムの分析機能を用いて行うことができる。また、エクセルやその他汎用ツールを用いて分析してもよい。
改善効果分析が終了すると、算出された売上効果率及び売上効果額がエントリーテーブル41の実績値領域413cに書き込まれる(ステップS63)。また、エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに設定されている店舗・売場における対象商品の売上推移のグラフが作成され、変更前後の内容、売上効果の実績値及びグラフを含む分析結果シート43が作成される(ステップS64)。
図14に、分析結果シート43のフォーマットの一例を示す。図14に示すように、分析結果シート43は、改善報告データの改善報告シート42と、改善を行った対象商品や日付に関する情報431と、売上効果の実績値432と、売上推移グラフ433と、を含む。即ち、分析結果シート43は、POPの変更前後の内容と、POPを改善したことによる売上効果の分析結果の情報を含む。
なお、分析結果シート43のフォーマットは上記に限定されず、POPの変更前後の内容と、POPの改善による売上効果の分析結果を含んでいれば任意に変更可能である。
次いで、改善報告データのエントリーテーブル41の担当者情報領域411cにメールアドレスが設定されているか否かが判断される(ステップS65)。メールアドレスが設定されていると判断されると(ステップS65;YES)、通信部16により設定されているメールアドレスへ分析結果シート43が送信され(ステップS66)、処理はステップS67に移行する。担当者情報領域411cにメールアドレスが設定されていないと判断された場合には(ステップS65;NO)、処理はステップS67に移行する。
ここで、POPの改善を行った売場担当者にそのPOPの改善による売上効果の分析結果を送信することで、POP改善の成果を売場担当者が知ることができ、今後のPOP改善に役立てることができる。また、売場担当者のモチベーション向上につながる。
ステップS67においては、改善効果分析によって算出された実績値が改善報告データのエントリーテーブル41の目標値領域413bに設定されている目標値以上であるか否かが判断される(ステップS67)。算出された実績値が目標値以上であると判断されると(ステップS67;YES)、エントリーテーブル41の成功/失敗区分領域411fに成功事例フラグが設定され(ステップS68)、処理はステップS70に移行する。算出された実績値が目標値を下回ると判断されると(ステップS67;NO)、エントリーテーブル41の成功/失敗区分領域411fに失敗事例フラグが設定され(ステップS69)、処理はステップS70に移行する。
ステップS70においては、エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに設定されているジャンル区分のフォルダが分析結果記憶部153に存在するか否かが判断される(ステップS70)。店舗情報領域411bに設定されているジャンル区分が分析結果記憶部153に存在すると判断されると(ステップS70;YES)、エントリーテーブル41及び分析結果シート43が対応付けられて分析結果記憶部153の該当するジャンルのフォルダに格納される(ステップS71)。エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに次のジャンルが設定されている場合には(ステップS72;YES)、処理はステップS71に戻る。エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに次のジャンルが設定されていないと判断された場合には(ステップS72;NO)、処理はステップS74に移行する。
一方、エントリーテーブル41の店舗情報領域411bに設定されているジャンル区分のフォルダが存在しないと判断されると(ステップS70;NO)、エントリーテーブル41及び分析結果シート43が対応付けられて分析結果記憶部153のジャンルなしフォルダに格納され(ステップS73)、処理はステップS74に移行する。
なお、エントリーテーブル41と分析結果シート43は、エントリーテーブル41の分析結果シート領域411gに分析結果シート43のファイルの格納先アドレス(ファイルパス)が格納されることにより対応付けられる。
ステップS74においては、RAM12に読み出された全ての改善報告データに対してステップS62〜ステップS73の処理が実行されたか否かが判断される(ステップS74)。全ての改善報告データに対してステップS62〜ステップS73の処理が実行されていないと判断された場合には(ステップS74;NO)、処理はステップS62に戻り、次の改善報告データに対してS62〜ステップS73の処理が実行される。全ての改善報告データに対してステップS62〜ステップS73の処理が終了したと判断されると(ステップS74;YES)、本処理は終了する。
<成功事例閲覧処理>
次に、売場端末2から本部サーバ1の分析結果記憶部153に記憶されている成功事例を閲覧する成功事例閲覧処理について説明する。
図15は、成功事例閲覧処理の流れを示すフローチャートである。成功事例閲覧処理における売場端末2側の処理は、CPU21と記憶部25に記憶されている処理プログラム25aとの協働により実行される。成功事例閲覧処理における本部サーバ1側の処理は、CPU11と記憶部15に記憶されている処理プログラム15aとの協働により実行される。
まず、売場端末2の表示部24に図示しない検索画面が表示され、入力部23により検索条件として成功/失敗区分=「成功」が設定される(ステップS81)。
次いで、入力部23によりその他の検索条件(ジャンルを含む)が設定され、送信ボタンが押下されると、(ステップS82)、無線通信部26により本部サーバ1に対し、設定された検索条件に合致する成功事例の送信が要求される(ステップS83)。
ここで、検索条件としては、ジャンルのほか、エントリーテーブル41の項目の内容、例えば、商品、売場、POPの改善内容、目標に対する売上効果率、売上効果額等を設定することができる。例えば、商品や売場と、POPの用紙サイズを検索条件に設定すれば、指定された商品や売場における、指定された用紙サイズのPOPの成功事例を検索することができる。また、例えば、POPのテンプレートの種別を検索条件に設定すれば、指定されたテンプレート種別を用いたPOPの成功事例を検索することができる。また、例えば、POPの金額項目の書式設定(大きさやフォントの種類(明朝体、手書き風、ゴシック体・・・)、金額の色等)を検索条件に指定すれば、金額項目の書式設定の成功事例を検索することができる。
よって、売場担当者は、例えば、自分の担当する売場や商品について、POPのレイアウトの構成要素別(例えば、用紙サイズ別、テンプレート別、各項目の書式設定別)に成功事例の検索を行って本部サーバ1から取得することにより、自分の担当する売場や商品についてどのようなPOPが売上の効果が高いかを把握し、売場改善に活かすことができる。
なお、検索条件の入力とともに、検索条件に合致する成功事例を閲覧する際の出力順序を入力部23から設定することとしてもよい。例えば、売上効果率又は売上効果金額が高い順、売場別、担当者別、店舗別等を出力順序として設定することで、効率よく成功事例を閲覧することが可能となる。
本部サーバ1においては、通信部16により売場端末2から検索条件に合致する成功事例の送信要求が受信されると、分析結果記憶部153において、受信した検索条件に合致する事例のデータ検索が実行される(ステップS84)。具体的には、分析結果記憶部153に記憶されている各エントリーテーブル41の情報が参照され、検索条件に合致するエントリーテーブル41が抽出されるとともに、抽出されたエントリーテーブル41に対応する分析結果シート43のファイルが抽出される。
検索が終了すると、検索条件に合致する事例のデータ(エントリーテーブル41及び分析結果シート43)が抽出されたか否かが判断される(ステップS85)。検索条件に合致する事例のデータが抽出されたと判断されると(ステップS85;YES)、抽出されたデータ、即ち、エントリーテーブル41及び分析結果シート43が通信部16により要求元の売場端末2に送信される(ステップS86)。売場端末2から出力順序が指定されている場合には、指定された出力順序で抽出されたエントリーテーブル41及び分析結果シート43がソートされ、通信部16により要求元の売場端末2に送信される。
検索条件に合致する事例のデータが抽出されなかったと判断されると(ステップS85;NO)、該当する成功事例がない旨の通知が通信部16により売場端末2に送信される(ステップS87)。
売場端末2においては、無線通信部26により本部サーバ1からの返信が受信されると、検索条件に合致する成功事例が受信されたか否かが判断される(ステップS88)。検索条件に合致する成功事例が受信されなかったと判断された場合(ステップS88;NO)、該当無しを示す通知が表示部24に表示され(ステップS94)、本処理は終了する。
一方、検索条件に合致する成功事例が受信されたと判断されると(ステップS88;YES)、受信された成功事例の分析結果シート43が表示部24に表示される(ステップS89)。このとき、表示された成功事例のPOPを活用することを指示するための活用ボタン(図示せず)が併せて表示部24に表示される。なお、売場端末2においては、入力部23からの指示に応じて、分析結果シート43のデータを印刷装置4に送信し、分析結果シート43を印刷出力してもよいし、指定されたファイル形式で記憶部25に記憶してもよい。
次いで、入力部23により表示部24に表示された成功事例のPOPを活用する指示が入力されたか否かが判断される(ステップS90)。成功事例のPOPを活用する指示が入力されず、次の成功事例の表示が指示されたと判断されると(ステップS90;NO、ステップS91;YES)、処理はステップS89に戻り、次の成功事例の分析結果シート43が表示部24に表示される。
入力部23により成功事例のPOPを活用する指示が入力されたと判断されると(ステップS90;YES)、表示部24に表示されている分析結果シート43に対応するエントリーテーブル41の改善内容領域412から改善後のPOPのレイアウトの情報が取得されPOPデータが作成される(ステップS92)。そして、作成されたPOPデータに基づいてPOPイメージが作成され、作成されたPOPイメージがPOP表示欄241aに表示されたPOP画面241が表示部24に表示され(ステップS93)、本処理は終了する。この後、POP画面241において、表示されたPOPイメージを出力したり、さらに変更を加えて出力したりすることができる。即ち、成功事例のPOPを利用することができる。
ステップS91において、次の成功事例を表示する指示が入力されていない、即ち、入力部23により次の成功事例を表示しない指示が入力されたか又は次の成功事例がない場合(ステップS91;NO)、本処理は終了する。
なお、図15においては、売場端末2により成功事例のPOPデータを作成する場合を例にとり説明したが、本部サーバ1で成功事例のPOPデータを作成する手段を備え、POPデータで成功事例のPOPデータを作成して売場端末2に送信することとしてもよい。即ち、図15のステップS86において、抽出されたエントリーテーブル41の改善内容領域412から変更後のPOPのレイアウトの情報を取得して売場端末2で読み取り可能なPOPデータを作成し、エントリーテーブル41及び分析結果シート43と併せて売場端末2に送信することとしてもよい。
以上説明したように、POP作成システム100の売場端末2によれば、記憶部25は、POPのレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する構成要素別テーブルTiを記憶し、CPU21は、入力部23によりPOPのレイアウトを特定するためのキーワードが入力されると、レイアウトの構成要素毎に、入力されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を構成要素別テーブルTiから検索し、検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOPデータを作成する。
従って、入力されたキーワードに応じたPOPが自動的に作成されるので、売場担当者は、売場の状況に応じたキーワードを入力するだけで、売場の状況に応じたPOPを容易に作成することが可能となり、業務の効率化を図ることができる。
また、入力部23からの指示に応じて、CPU21は、予め定められた項目に関する現在の情報を取得し、取得した現在の情報に基づいて、POPのレイアウトを特定するためのキーワードを自動的に設定するので、売場担当者は、特にPOPに反映させたキーワードがない場合はキーワードを入力せずに売場の状況に応じたPOPを容易に作成することが可能となり、業務の効率化を図ることができる。
POPのレイアウトの各構成要素の各素材に対応付けられている属性キーワードとしては、客層、地域、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品ジャンル等が含まれているので、売場の客層、地域、天候、季節、催事、商品ジャンル等に応じたPOPを容易に作成することが可能となる。
また、売場端末2のCPU21は、新たなPOPデータが作成されると、この新たなPOPデータと、対象商品が一致する従前のPOPデータとに基づいて、POPデータの変更前後の内容を取得し、この取得した変更前後の内容、POPの対象商品の情報、POPデータの変更を行った日付、店舗、売場及び担当者の情報、を対応付けて改善報告データとして無線通信部26により本部サーバ1に送信する。本部サーバ1のCPU11は、通信部16により受信された改善報告データにより報告されたPOPデータの変更が行われた店舗の売場における対象商品の売上効果を分析し、その分析結果を改善報告データに対応付けて記憶部15に記憶させる。そして、各売場端末2からの要求に応じて、記憶部15に記憶されている改善報告データの少なくともPOPの変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を通信部16により送信する。
従って、POPの改善内容を売場担当者が入力することなく容易に本部サーバ1に登録することができるとともに、その改善による売上効果を売場担当者が確認することができるため、売場担当者のモチベーション向上させることができ、売上拡大に向けた積極的な改善提案につなげることができる。
また、売場担当者のPOP改善による売上効果を本部サーバ1で分析して蓄積するので、本部では各売場で行っている改善についての情報収集を確実に行うことができ、効果があった改善と効果がなかった改善を容易に把握し、これからの売場作りに活かすことが可能となる。本部から店舗へのPOP作成指示の参考にすることもできる。
また、各売場において行われたPOP改善及びその売上効果を売場端末2から閲覧することができるので、効果の高かった改善を各売場で取り入れて効果的な売場改善を行うことが可能となる。また、全店舗の相乗効果で売上拡大を図ることができる。
また、予め定められた基準を満たす改善報告及びその分析結果を成功事例のフラグを付与して記憶部15に記憶しておくことで、他店舗において売場改善の参考になる成功事例のみを容易に閲覧することが可能となる。
また、売場端末2から改善内容やジャンル等、所望の検索条件を入力し、検索条件に合致する成功事例を取得することができるので、各売場においてどのようなPOPにすれば高い売上効果を発揮できるのかを分析、把握することが可能となる。
また、本部サーバ1又は売場端末2においては、エントリーテーブル41の改善内容(POPの変更内容)に基づいて、改善された(変更後の)POPデータを作成することができるので、他店舗で作成されたPOPのPOPデータを売場端末2で取り込んで売場のPOPとして活用することができる。
また、改善報告データに売場担当者のメールアドレス等の分析結果の送信先の情報が含まれている場合には、POP改善の分析結果がその送信先に送信されるので、改善を行った売場担当者は、本部サーバ1にアクセスしなくても所望のアドレスで売上効果を確認することができる。
なお、上記実施形態における記述内容は、本発明に係るPOP作成システム100の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、キーワードが属性キーワードに部分一致している場合、キーワードと属性キーワードの一致する割合に応じた重み付けを行ったが、属性キーワード自体に重み付けを行うこととしてもよい。
また、重み付けの集計は、スコアの加算ではなく、乗算としてもよい。これにより、スコアの集計結果にメリハリを付けることができる。
また、POPレイアウトの構成要素の検索においては、and検索のみならずor検索をできるようにしてもよい。また、除外するキーワードを設定できるようにしてもよい。また、逆引き検索を行えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、エントリーテーブル41のヘッダ情報や改善内容等を自動的に設定することとして説明したが、入力部23より売場担当者が入力する構成としてもよい。この場合、エントリーテーブル41の項目を自由に追加することができる。
また、例えば、上記実施の形態においては、売上効果額又は売上効果率が目標値を超えた場合に成功事例として区分することとしたが、成功事例か失敗事例かの判断の基準は、これに限定されず、本部サーバ1において任意に設定可能である。
また、上記実施の形態においては、エントリーした売場担当者のメールアドレスに分析結果シート43を送信することとして説明したが、エントリーテーブル41に複数のメールアドレスを設定可能な構成とし、運用によって、例えば、上司のメールアドレス等にも分析結果シート43を送信できるようにしてもよい。また、エントリーした担当者のメールアドレスに分析結果を送信する代わりに、エントリーした売場端末2に分析結果シート43を送信することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、成功事例を売場端末2のそれぞれから閲覧する場合を例にとり説明したが、成功/失敗区分=「失敗」として検索条件を設定し、失敗事例について売場端末2のそれぞれから閲覧できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、本部サーバ1は1台の装置で構成されることとして説明したが、本発明のサーバ装置は複数台のサーバ群により構成されることとしてもよい。例えば、上記実施の形態における本部サーバ1における機能のうち、売上効果分析機能を別体のPOSシステムや販売管理システム等により行うこととしてもよい。
また、上記実施の形態においては、店舗を統括する本部にある本部サーバ1が売場端末2からのエントリーを受け付け、POPの改善効果分析や分析結果(エントリーテーブル41及び分析結果シート43)のデータの記憶、管理を行うサーバ装置として機能することとして説明したが、これに限定されない。例えば、特定の店舗のサーバや特定の店舗事務所の端末装置(バックヤード端末)が上述のサーバ装置の機能を備え、POPの改善効果分析や分析結果の記憶管理を行うこととしてもよい。また、クラウド上にある他社の管理システムが上述のサーバ装置の機能を備え、これらのデータを管理することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、各店舗の売上データがサーバ装置としての本部サーバ1において収集、記憶されていることとして説明したが、改善効果分析時に各店舗のサーバやバックヤード端末から収集することとしてもよい。
また、上記実施の形態においては、売場端末2によりPOPの改善やエントリーに係る入力操作や成功事例の閲覧操作を行い、本部サーバ1においてPOPの改善の売上効果の分析や成功事例の記憶管理を行うこととしたが、店舗の事務所に双方の機能を備えるバックヤード端末を設け、バックヤード端末1台でPOPの改善操作、エントリーに係る入力操作、売上効果の分析、成功事例の記憶管理及び閲覧の全てを行う構成としてもよい。
その他、POP作成システム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
(付記)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段と、
前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段と、
を備えるPOP広告作成装置。
<請求項2>
入力手段を備え、
前記設定手段は、前記入力手段により入力されたキーワードを前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードとして設定する請求項1に記載のPOP広告作成装置。
<請求項3>
予め定められた項目に関する現在の情報を取得する取得手段を備え、
前記設定手段は、前記取得手段により取得された現在の情報に基づいて、前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する請求項1に記載のPOP広告作成装置。
<請求項4>
前記属性キーワードは、客層、地域、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品ジャンルの少なくとも一つの属性に関するキーワードである請求項1〜3の何れか一項に記載のPOP広告作成装置。
<請求項5>
請求項1〜4の何れか一項に記載の複数のPOP広告作成装置と、前記POP広告作成装置のそれぞれと通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続されるサーバ装置と、を備えるPOP広告作成システムであって、
前記POP広告作成装置のそれぞれは、
POP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを対象商品の情報に対応付けて記憶するPOPデータ記憶手段と、
新規に作成したPOP広告のレイアウトデータと前記POPデータ記憶手段に記憶されている前記作成したPOP広告と対象商品が一致するPOP広告のレイアウトデータとに基づいて、前記対象商品に対するPOP広告のレイアウトデータの変更前後の内容を取得し、この取得した変更前後の内容、前記POP広告の対象商品の情報、前記POP広告のレイアウトデータの変更を行った日付、店舗、売場及び担当者の情報、を対応付けて改善報告データとして前記サーバ装置に送信する改善報告データ送信手段と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記POP広告作成装置から送信された改善報告データにより報告された前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果を分析し、その分析結果を前記改善報告データに対応付けて分析結果記憶手段に記憶させる改善効果分析手段と、
前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている前記改善報告データの少なくとも前記POP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を送信する分析結果送信手段と、
を備えるPOP広告作成システム。
<請求項6>
前記改善効果分析手段は、前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果が予め定められた基準を満たすか否かを判断し、前記予め定められた基準を満たす場合に、前記改善報告データに成功事例のフラグを対応付けて前記分析結果記憶手段に記憶させ、
前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている成功事例のフラグが対応付けられた改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する請求項5に記載のPOP広告作成システム。
<請求項7>
前記POP広告作成装置のそれぞれは、
検索条件を入力する検索条件入力手段と、
前記検索条件入力手段から入力された検索条件に合致する事例のPOP広告の変更内容及び分析結果の送信要求を前記サーバ装置に送信する手段を備え、
前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置から送信された検索条件に合致する改善報告データ及びこれに対応する分析結果を前記分析結果記憶手段から抽出し、抽出された改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及び分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する請求項5又は6に記載のPOP広告作成システム。
<請求項8>
前記POP広告作成装置のそれぞれは、前記サーバ装置から送信されたPOP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成する手段を備える請求項5〜7の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
<請求項9>
前記サーバ装置は、前記POP広告作成装置の要求に応じて、前記POP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成し、前記要求元のPOP広告作成装置に送信するレイアウトデータ作成手段を備える請求項5〜7の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
<請求項10>
前記改善報告データは、前記分析結果の送信先の情報を含み、
前記改善効果分析手段は、前記分析結果を前記改善報告データにより指定されている送信先に送信する請求項5〜9の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
<請求項11>
コンピュータを、
POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段、
POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段、
前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段、
前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段、
として機能させるためのプログラム。
100 POP作成システム
1 本部サーバ
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
150 プログラム記憶部
15a 処理プログラム
151 売上データ記憶部
152 改善報告データ記憶部
153 分析結果記憶部
16 通信部
17 バス
2 売場端末
21 CPU
22 RAM
23 入力部
24 表示部
25 記憶部
250 プログラム記憶部
25a 処理プログラム
251 POPデータ記憶部
252 検索用テーブル記憶部
253 カレンダー情報記憶部
254 地域情報記憶部
255 改善報告データ記憶部
256 売場担当者情報記憶部
26 無線通信部
27 撮影部
28 バス

Claims (11)

  1. POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段と、
    前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段と、
    を備えるPOP広告作成装置。
  2. 入力手段を備え、
    前記設定手段は、前記入力手段により入力されたキーワードを前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードとして設定する請求項1に記載のPOP広告作成装置。
  3. 予め定められた項目に関する現在の情報を取得する取得手段を備え、
    前記設定手段は、前記取得手段により取得された現在の情報に基づいて、前記POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する請求項1に記載のPOP広告作成装置。
  4. 前記属性キーワードは、客層、地域、天候、季節、催事、時間帯、曜日、商品ジャンルの少なくとも一つの属性に関するキーワードである請求項1〜3の何れか一項に記載のPOP広告作成装置。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の複数のPOP広告作成装置と、前記POP広告作成装置のそれぞれと通信ネットワークを介してデータ送受信可能に接続されるサーバ装置と、を備えるPOP広告作成システムであって、
    前記POP広告作成装置のそれぞれは、
    POP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを対象商品の情報に対応付けて記憶するPOPデータ記憶手段と、
    新規に作成したPOP広告のレイアウトデータと前記POPデータ記憶手段に記憶されている前記作成したPOP広告と対象商品が一致するPOP広告のレイアウトデータとに基づいて、前記対象商品に対するPOP広告のレイアウトデータの変更前後の内容を取得し、この取得した変更前後の内容、前記POP広告の対象商品の情報、前記POP広告のレイアウトデータの変更を行った日付、店舗、売場及び担当者の情報、を対応付けて改善報告データとして前記サーバ装置に送信する改善報告データ送信手段と、を備え、
    前記サーバ装置は、
    前記POP広告作成装置から送信された改善報告データにより報告された前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果を分析し、その分析結果を前記改善報告データに対応付けて分析結果記憶手段に記憶させる改善効果分析手段と、
    前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている前記改善報告データの少なくとも前記POP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を送信する分析結果送信手段と、
    を備えるPOP広告作成システム。
  6. 前記改善効果分析手段は、前記POP広告のレイアウトデータの変更が行われた店舗の売場における前記対象商品の売上効果が予め定められた基準を満たすか否かを判断し、前記予め定められた基準を満たす場合に、前記改善報告データに成功事例のフラグを対応付けて前記分析結果記憶手段に記憶させ、
    前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置からの要求に応じて、前記分析結果記憶手段に記憶されている成功事例のフラグが対応付けられた改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及びこれに対応する分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する請求項5に記載のPOP広告作成システム。
  7. 前記POP広告作成装置のそれぞれは、
    検索条件を入力する検索条件入力手段と、
    前記検索条件入力手段から入力された検索条件に合致する事例のPOP広告の変更内容及び分析結果の送信要求を前記サーバ装置に送信する手段を備え、
    前記分析結果送信手段は、前記各POP広告作成装置から送信された検索条件に合致する改善報告データ及びこれに対応する分析結果を前記分析結果記憶手段から抽出し、抽出された改善報告データの少なくともPOP広告の変更前後の内容及び分析結果を前記要求元のPOP広告作成装置に送信する請求項5又は6に記載のPOP広告作成システム。
  8. 前記POP広告作成装置のそれぞれは、前記サーバ装置から送信されたPOP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成する手段を備える請求項5〜7の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
  9. 前記サーバ装置は、前記POP広告作成装置の要求に応じて、前記POP広告の変更前後の内容に基づいて、変更後の前記POP広告のレイアウトデータを作成し、前記要求元のPOP広告作成装置に送信するレイアウトデータ作成手段を備える請求項5〜7の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
  10. 前記改善報告データは、前記分析結果の送信先の情報を含み、
    前記改善効果分析手段は、前記分析結果を前記改善報告データにより指定されている送信先に送信する請求項5〜9の何れか一項に記載のPOP広告作成システム。
  11. コンピュータを、
    POP広告のレイアウトを構成する構成要素毎に、その構成要素として選択可能な各素材の情報と、前記各素材に対して予め定められた属性キーワードとを対応付けて記憶する記憶手段、
    POP広告のレイアウトを特定するためのキーワードを設定する設定手段、
    前記構成要素毎に、前記設定手段により設定されたキーワードを含む属性キーワードが対応付けられた素材を前記記憶手段から検索する検索手段、
    前記検索手段により検索された各構成要素の素材を組み合わせてPOP広告のレイアウトを示すレイアウトデータを作成するレイアウトデータ作成手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2012063436A 2012-03-21 2012-03-21 Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム Pending JP2013196440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063436A JP2013196440A (ja) 2012-03-21 2012-03-21 Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063436A JP2013196440A (ja) 2012-03-21 2012-03-21 Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013196440A true JP2013196440A (ja) 2013-09-30

Family

ID=49395282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012063436A Pending JP2013196440A (ja) 2012-03-21 2012-03-21 Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013196440A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018120286A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 富士通株式会社 広告作成支援プログラム、装置、及び方法
JP2018537763A (ja) * 2015-10-27 2018-12-20 株式会社A1 Media Group インターネットコンテンツ提供サーバ及びその方法が具現化されたコンピュータで判読できる記録媒体
JP2019023781A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 カシオ計算機株式会社 広告管理装置及びプログラム
US11151615B2 (en) 2018-03-23 2021-10-19 Casio Computer Co., Ltd. Advertisement management apparatus, advertisement management method, and computer readable storage medium
KR20240026822A (ko) * 2022-08-22 2024-02-29 오명우 가변 템플릿 자동 생성 방법 및 그를 위한 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002117320A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Libero Co Ltd 購買時点広告作成支援方法およびシステム
JP2003316939A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Yarakasukan Honten:Kk マーケティングツール作成支援装置、マーケティングツール作成支援システム、及びプログラム
JP2004078454A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 World:Kk 購買時点広告制作方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002117320A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Libero Co Ltd 購買時点広告作成支援方法およびシステム
JP2003316939A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Yarakasukan Honten:Kk マーケティングツール作成支援装置、マーケティングツール作成支援システム、及びプログラム
JP2004078454A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 World:Kk 購買時点広告制作方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018537763A (ja) * 2015-10-27 2018-12-20 株式会社A1 Media Group インターネットコンテンツ提供サーバ及びその方法が具現化されたコンピュータで判読できる記録媒体
JP2018120286A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 富士通株式会社 広告作成支援プログラム、装置、及び方法
JP2019023781A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 カシオ計算機株式会社 広告管理装置及びプログラム
US11151615B2 (en) 2018-03-23 2021-10-19 Casio Computer Co., Ltd. Advertisement management apparatus, advertisement management method, and computer readable storage medium
KR20240026822A (ko) * 2022-08-22 2024-02-29 오명우 가변 템플릿 자동 생성 방법 및 그를 위한 장치
KR102664419B1 (ko) * 2022-08-22 2024-05-09 오명우 가변 템플릿 자동 생성 방법 및 그를 위한 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11783432B1 (en) System for providing access to user interfaces generated using purchase history data
JP5548723B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP2013196483A (ja) データ処理システム、サーバ装置及びプログラム
JP2013196440A (ja) Pop広告作成装置、pop広告作成システム及びプログラム
JP7070745B2 (ja) 情報処理装置、情報表示方法及びプログラム
JP5949885B2 (ja) 売上管理装置及びプログラム
JP2021516813A (ja) ユーザ作成コンテンツ紹介及び検索
JP2023000760A (ja) 情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム
WO2012032834A1 (ja) 文書閲覧システムおよびその制御方法
JP2010160555A (ja) 携帯ウェブ広告システム及びそのシステム運営用プログラム
JP7039393B2 (ja) デジタルソリューション提案支援装置およびデジタルソリューション提案支援方法
KR20190081935A (ko) 주문 관리 방법, 컴퓨터 프로그램 및 주문 시스템
CN114730435A (zh) 管理服务器以及商品搜索方法
JP6369703B2 (ja) 売上管理装置、売上管理システム、出力制御方法、及びプログラム
JP6142947B2 (ja) 売上管理装置及びプログラム
US10878484B2 (en) Method and system for providing reserving future purchases of goods and providing a vendor plugin
US20160260178A1 (en) Commodity management system, information processing apparatus and terminal device for managing commodity
JP2019133250A (ja) 経営管理補助システム、経営管理補助方法、及び経営管理補助プログラム
CN110298680B (zh) 广告管理装置、广告管理方法以及计算机可读记录介质
JP6713936B2 (ja) 情報提供装置、情報提供システム、端末装置、情報提供方法および情報提供プログラム
JP7513578B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2005010482A (ja) 広告印刷物作成システム
JP7373417B2 (ja) プログラム及び情報表示方法
JP6862911B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6587705B2 (ja) 経営管理補助システム、経営管理補助方法、及び経営管理補助プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150218

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160823