JP2018120286A - 広告作成支援プログラム、装置、及び方法 - Google Patents

広告作成支援プログラム、装置、及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】広告の対象に応じて効果的な広告文を簡単に作成する。【解決手段】入力部12が、商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付ける。抽出部14が、入力された文書データから特徴語を抽出する。特定部16が、特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部20を参照して、抽出した特徴語に対応するフレーズを特定する。出力部18が、特定したフレーズ、または、特定したフレーズのうち特定の部分を特徴語に設定したフレーズを出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、広告作成支援プログラム、広告作成支援装置、及び広告作成支援方法に関する。
近年、出版される新刊点数が増加している。しかし、ベストセラー本や人気作家の本ばかりが売れる状況であり、書店では売れない本との二極化が激しくなっている。それに伴い、図書館でも売れ筋の本に予約が集中してしまう事象が発生している。
一方、図書館等で図書を推薦する際に用いられる宣伝手法として、Point Of Purchase advertising(以下、POP広告という。)という手法がある。このPOP広告は、図書の内容紹介やキャッチコピー、職員によるイラストが記載されただけの単純な広告であるが、雰囲気作りにも優れた重要な宣伝手法である。
図書のPOP広告を提示する技術として、例えば、図書のPOP広告を示す提示用データを予め保持し、撮像画像から検出される人物の年齢や性別等に応じて、当該人物に適した提示用データを提示させる技術が提案されている。
特開2011−95906号公報
ところで、売れ筋だけではない様々な図書との出会いをサポートすることも図書館の役割の一つである。POP広告により図書を紹介することで、図書館における売れ筋図書への予約集中を緩和し、利用者の本選びを支援することもできる。
しかしながら、効果の高いPOP広告を作成するためには、広告作成作業を担当する作業担当者が図書を読み、内容を考える作業が必要となる。また、文章だけでなく見栄えも整える必要があり、作業担当者にとって大きな負担となる。
本発明は、一つの側面として、広告の対象に応じて効果的な広告文を簡単に作成することを目的とする。
一つの態様として、商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付ける。また、入力された前記文書データから特徴語を抽出する。そして、特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定する。さらに、特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する。
別の態様として、図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得する。また、取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出する。そして、ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する。
一つの側面として、広告の対象に応じて効果的な広告文を簡単に作成することができる。
第1の実施形態に係る広告作成支援装置及び図書システムを含む広告作成支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係るテンプレート文DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る文章DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るフォントDBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る文字色DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る枠形DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る画像DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るレイアウト部品DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るPOP格納DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係るPOP評価DBの構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る広告作成支援装置として機能するコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る広告作成支援プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る図書選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る図書の内容紹介を表示した場合の一例を示す模式図である。 実施形態に係る図書の内容紹介を形態素解析して得られた結果の一例を示す模式図である。 実施形態に係るテンプレート文DBからテンプレート文群を取得する処理の概要を示す模式図である。 実施形態に係る文章選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るフォントDB、文字色DB、枠形DB、及び画像DBからフォント、文字色、枠形、及び画像を取得し、レイアウト部品DBからレイアウトを取得する処理の概要を示す模式図である。 実施形態に係るレイアウト選択画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係るPOP広告編集画面の一例を示す正面図である。 第2の実施形態に係る広告作成支援装置及び図書システムを含む広告作成支援システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る貸出DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る予約DBの構成の一例を示す模式図である。 実施形態に係る販売DBの構成の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る広告作成支援装置として機能するコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る広告作成支援プログラムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る広告作成支援装置による処理の流れの一例を示す模式図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の一例を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る広告作成支援装置10A及び図書システム30を含む広告作成支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る広告作成支援装置10Aは、インターネット等のネットワークNを介して図書システム30と接続される。広告作成支援装置10Aは、例えば、サーバ装置やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置により実現される。図書システム30は、図書館又は書店等に設置され、図書の管理を行うサーバ装置等の情報処理装置により実現される。
本実施形態に係る広告作成支援装置10Aは、広告の一例であるPOP広告の作成を支援する装置であり、作業担当者との対話形式でPOP広告を作成するためのユーザーインターフェース(以下、UIという。)を備える。なお、本実施形態では、POP広告の対象として、図書を例示して説明するが、本実施形態に係る広告作成支援装置10Aは、POP広告の対象となり得る商品やサービス全般に対して適用可能である。
広告作成支援装置10Aは、機能的には、入力部12と、抽出部14と、特定部16と、出力部18と、を含む。広告作成支援装置10Aは、さらに、本実施形態に係る各種のデータベース(以下、DBという。)を記憶する記憶部20と、液晶ディスプレイや有機Electro Luminescence(EL)ディスプレイ等の表示部22と、を含む。
入力部12は、図書に関する文書データの入力を受け付ける。ここでいう文書データには、例えば、図書システム30から提供される、図書の内容を紹介する内容紹介文を示すデータや、図書の内容のあらすじを示すデータ、図書のタイトルを示すデータ、図書の著者名を示すデータ等が含まれる。なお、図書システム30からは、これらの内容紹介文やあらすじ、タイトル、著者名等の文書データ以外に、図書のジャンルを示すデータも提供される。ここでいうジャンルとは、例えば、小説や、実用書、ビジネス書、漫画等の図書の種別を意味する。
抽出部14は、入力部12により入力を受け付けた文書データから特徴語(以下、キーワードという。)を抽出する。具体的には、例えば、文書データを形態素解析して、出現頻度の高い1つ以上の単語をキーワードとして抽出する。なお、複数の単語を含む単語列をキーワードとして抽出してもよい。
記憶部20には、予め定められたキーワードに対応付けて、フレーズの一例としてのテンプレート文を格納したテンプレート文DB20Aが記憶されている。そして、特定部16は、テンプレート文DB20Aを参照して、抽出部14により抽出したキーワードに対応するテンプレート文を特定する。
出力部18は、特定部16により特定したテンプレート文、又は、特定部16により特定したテンプレート文のうち特定の部分をキーワードに設定したテンプレート文を出力する。このテンプレート文の出力先は、例えば、表示部22である。つまり、表示部22には、テンプレート文、又は、テンプレート文の特定の部分がキーワードで置換されたテンプレート文が表示される。
本実施形態によれば、作業担当者が、広告作成支援装置10Aに対して、POP広告の対象とする図書に関する文書データを入力する操作を行うだけで、当該図書に合ったテンプレート文がPOP広告に使用する広告文の候補として表示部22に表示される。そして、作業担当者は、表示部22に表示されたテンプレート文をそのまま、又は、一部修正することで、効果的なPOP広告を簡単に作成することができる。
以下、図2〜図10を参照して、本実施形態に係る記憶部20に記憶されている各種DBについて説明する。
記憶部20には、上述のテンプレート文DB20Aと、更に文章DB20Bと、が記憶される。
図2は、本実施形態に係るテンプレート文DB20Aの構成の一例を示す模式図である。
図2に示すように、テンプレート文DB20Aでは、異なる複数のテンプレート文の各々に割り当てられた固有の識別情報としてのテンプレートID毎に、パターン、ジャンル、及び対象キーワードが予め対応付けられている。なお、IDとは、Identificationの略語である。
特定部16は、抽出部14により抽出されたキーワードに基づいて、テンプレート文DB20Aを検索し、当該キーワードに対応するテンプレート文のテンプレートIDを特定する。なお、図書のジャンルによるテンプレート文の検索も可能である。また、パターンとは、対応するテンプレート文をPOP広告に利用する場合の利用パターンを示す。例えば、パターンが「見出し」のテンプレート文は、POP広告の見出しとして利用されることを意味する。
ここで、例えば、「001」のテンプレートIDで表される「全ての○○○ファンに捧げる一冊!」というテンプレート文の場合、対象キーワードとして[著者]が対応付けられている。この場合、著者を属性として持つキーワードが対象とされる。著者を属性として持つキーワードの一例として、「芥川龍之介/著」等が挙げられる。この場合、「/著」が著者属性を示し、キーワードとして、「芥川龍之介」が抽出され、「001」のテンプレート文が特定される。なお、[ ]内の単語は、キーワードの属性を表す単語である。例えば、[ジャンル]であれば、ジャンルを属性として持つキーワードが対象とされ、[アーティスト名]であれば、アーティスト名を属性として持つキーワードが対象とされる。
図3は、本実施形態に係る文章DB20Bの構成の一例を示す模式図である。
図3に示すように、文章DB20Bには、異なる複数の生成文章の各々に割り当てられた固有の文章ID毎に、図書ID、テンプレートID、置換キーワード、及び修正有無が対応付けられている。なお、図書IDとは、各図書を識別するための識別情報であり、各図書に予め割り当てられている。
文章DB20Bには、特定部16により特定されたテンプレートIDに対応付けて、抽出部14により抽出されたキーワードが置換キーワードとして格納される。
この場合、出力部18は、特定されたテンプレートIDで表されるテンプレート文の特定の部分を、置換キーワードで置き換えて表示部22に表示させる。一例として、「001」の文章IDで表される生成文章の場合、「全ての○○○ファンに捧げる一冊!」というテンプレート文の「○○○」の部分が、「芥川龍之介」というキーワードで置換される。置換の結果、表示部22には、「全ての芥川龍之介ファンに捧げる一冊!」というテンプレート文が表示される。
なお、作業担当者が表示部22に表示されたテンプレート文をそのまま利用する場合には、修正有無の項目が「無」に設定される。一方、作業担当者が表示部22に表示されたテンプレート文の一部を修正した場合には、修正有無の項目が「有」に設定され、修正後の文章が生成文章として格納される。
そして更に、記憶部20には、フォントDB20Cと、文字色DB20Dと、枠形DB20Eと、画像DB20Fと、レイアウト部品DB20Gと、が記憶される。つまり、記憶部20には、テンプレート文に対応付けて、文字のフォント、文字のサイズ、文字の色の1又は複数の組み合わせである文字表現情報と、表示レイアウトに関する情報と、が記憶される。
この場合、出力部18は、特定部16により特定されたテンプレート文を、文字表現情報に従って出力する。そして、出力部18は、特定部16により特定されたテンプレート文を、表示レイアウトに関する情報に従って出力する。
図4は、本実施形態に係るフォントDB20Cの構成の一例を示す模式図である。
図4に示すように、フォントDB20Cには、異なる複数のフォントの各々に割り当てられた固有のフォントID毎に、対象及びジャンルが予め対応付けられている。この文字のフォントは、文字表現情報の一例である。この例の場合、ジャンルが検索キーとなるが、キーワード、又は、ジャンル及びキーワードの両方を検索キーとしてもよい。
図5は、本実施形態に係る文字色DB20Dの構成の一例を示す模式図である。
図5に示すように、文字色DB20Dには、異なる複数の文字色の各々に割り当てられた固有の文字色ID毎に、ジャンル及びキーワードが予め対応付けられている。この文字色は、文字表現情報の一例である。この例の場合、ジャンル及びキーワードの少なくとも一方が検索キーとなる。
図6は、本実施形態に係る枠形DB20Eの構成の一例を示す模式図である。
図6に示すように、枠形DB20Eには、異なる複数の枠形の各々に割り当てられた固有の枠形ID毎に、ジャンル及びキーワードが予め対応付けられている。この例の場合、ジャンル及びキーワードの少なくとも一方が検索キーとなる。
なお、ここでいう枠形とは、テンプレート文の周りを囲む枠の形状を意味する。枠形DB20Eには、例えば、吹き出し、角丸四角形、ギザギザ等の様々な形状の枠が格納されている。
図7は、本実施形態に係る画像DB20Fの構成の一例を示す模式図である。
図7に示すように、画像DB20Fには、異なる複数の画像の各々に割り当てられた固有の画像ID毎に、キーワードが予め対応付けられている。この例の場合、キーワードが検索キーとなる。
なお、ここでいう画像とは、テンプレート文と共に表示させる画像を意味する。画像DB20Fには、キーワードに合った様々な画像が格納されている。
図8は、本実施形態に係るレイアウト部品DB20Gの構成の一例を示す模式図である。
図8に示すように、レイアウト部品DB20Gには、異なる複数のレイアウト部品の各々に割り当てられた固有のレイアウトID毎に、フォントID、文字色ID、及び文字サイズが対応付けられている。レイアウト部品DB20Gには、更に、レイアウトID毎に、枠形ID、枠形枠線色、枠形背景色、枠形座標、画像ID、及び画像座標が対応付けられている。これらの枠形座標及び画像座標は、表示レイアウトに関する情報の一例である。この例の場合、フォントID、文字色ID、枠形ID、及び画像IDの組み合わせが検索キーとなる。
ここで、POP広告は、1つ以上のレイアウト部品を含む。ここでいうレイアウト部品とは、テンプレート文、枠形、及び画像を組み合わせたものを意味する。なお、レイアウト部品としては、テンプレート文のみでもよく、テンプレート文及び枠形の組み合わせでもよく、テンプレート文及び画像を組み合わせでもよい。レイアウト部品DB20Gには、フォントID、文字色ID、枠形ID、及び画像IDの組み合わせに応じて、文字サイズ、枠形枠線色、枠形背景色、枠形座標、及び画像座標が格納されている。
そして更に、記憶部20には、POP格納DB20Hと、POP評価DB20Iと、が記憶される。つまり、記憶部20には、テンプレート文に対応付けて、評価値が記憶されている。ここでいう評価値とは、テンプレート文が適用されたPOP広告に対応する図書の利用状況(この例では貸出状況)及び予約状況の少なくとも一方に基づいて算出される値である。なお、この評価値は、図書館の場合の例であるが、書店の場合の評価値は、図書の販売状況に基づいて算出される値となる。
図9は、本実施形態に係るPOP格納DB20Hの構成の一例を示す模式図である。
図9に示すように、POP格納DB20Hには、異なる複数のPOP広告の各々に割り当てられた固有のPOPID毎に、図書ID、文章ID、レイアウトID、評価値、掲載期間、及びキーワードが対応付けられている。各POP広告に含まれるレイアウト部品の数だけ、文章ID及びレイアウトIDが記憶される。ここでいう評価値は、POP広告を予め定められた掲載期間広告として掲載し、広告効果が高いと評価されたものほど高い値が付与される。なお、この評価値の具体的な算出方法については後述する。
図10は、本実施形態に係るPOP評価DB20Iの構成の一例を示す模式図である。
図10に示すように、POP評価DB20Iには、異なる複数のPOP広告の各々に割り当てられた固有のPOPID毎に、効果、評価値/評価平均値、及びキーワードが対応付けられている。この例の場合、評価値/評価平均値が第1閾値(例えば、1.5)以上のPOP広告は、効果の項目が「あり」に設定され、評価値/評価平均値が第2閾値(例えば、0.5)以下のPOP広告は、効果の項目が「なし」に設定される。なお、ここでいう評価平均値とは、POP広告全体の評価値の平均値を表すものとする。
この場合、出力部18は、特定部16により特定されたテンプレート文を、評価値に応じた優先順で出力する。つまり、出力部18は、特定部16により特定された各テンプレート文についてPOP評価DB20I(及びPOP格納DB20H)を参照し、評価値の高いPOP広告に使用されているテンプレート文を優先的に出力する。
図11は、本第1の実施形態に係る広告作成支援装置10Aとして機能するコンピュータ40Aの構成の一例を示すブロック図である。
広告作成支援装置10Aは、例えば、図11に示すコンピュータ40Aで実現することができる。コンピュータ40Aは、Central Processing Unit(CPU)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40Aは、入出力装置44と、記憶媒体48に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するRead/Write(R/W)部45と、インターネット等のネットワークに接続される通信インターフェース(I/F)46とを備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
記憶部43は、上述の図1に示す記憶部20に相当し、Hard Disk Drive(HDD)、Solid State Drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40Aを広告作成支援装置10Aとして機能させるための広告作成支援プログラム50Aが記憶される。
広告作成支援プログラム50Aは、入力プロセス52と、抽出プロセス54と、特定プロセス56と、出力プロセス58とを有する。
CPU41は、広告作成支援プログラム50Aを記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、広告作成支援プログラム50Aが有するプロセスを順次実行する。CPU41は、入力プロセス52を実行することで、図1に示す入力部12として動作する。また、CPU41は、抽出プロセス54を実行することで、図1に示す抽出部14として動作する。また、CPU41は、特定プロセス56を実行することで、図1に示す特定部16として動作する。また、CPU41は、出力プロセス58を実行することで、図1に示す出力部18として動作する。これにより、広告作成支援プログラム50Aを実行したコンピュータ40Aが、広告作成支援装置10Aとして機能することになる。なお、コンピュータ40Aが広告作成支援プログラム50Aを実行することにより機能する部分は、広告作成支援装置10Aに相当する。この例の場合、広告作成支援プログラム50Aを実行するCPU41は、ハードウェアである。
なお、広告作成支援プログラム50Aにより実現される機能は、例えば、半導体集積回路、より詳しくは、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
次に、図12を参照して、本第1の実施形態に係る広告作成支援装置10Aの作用を説明する。なお、図12は、本第1の実施形態に係る広告作成支援プログラム50Aの処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、図13は、本実施形態に係る図書選択画面60の一例を示す正面図である。
まず、作業担当者により広告作成支援プログラム50Aの実行が指示されると、図13に示すように、入力部12が、図書システム30から取得される複数の図書のリストを図書選択画面60として表示部22に表示させる。ここでいう図書のリストとは、図書システム30に登録されている図書のリストであり、図書選択画面60は、広告作成支援プログラム50Aによる処理の初期画面として表示される。
図12のステップ100では、入力部12が、図書システム30から、POP広告の対象とする図書の内容紹介を示すデータを取得する。具体的には、作業担当者が図書選択画面60から所望の図書を選択すると、入力部12が、選択した図書の内容紹介を図書システム30から取得する。ここでは、一例として、(B1)の「杜子春 芥川龍之介/著」が選択され、「杜子春 芥川龍之介/著」の内容紹介が取得される。
図14は、本実施形態に係る図書の内容紹介61を表示した場合の一例を示す模式図である。
図14に示すように、上記で選択、取得された「杜子春 芥川龍之介/著」の内容紹介61が表示部22に表示される。
次に、ステップ102では、抽出部14が、ステップ100で入力部12により取得した内容紹介61に含まれる複数の単語をキーワード群として抽出する。
図15は、本実施形態に係る図書の内容紹介61を形態素解析して得られた結果の一例を示す模式図である。
抽出部14は、内容紹介61に対して形態素解析を行い、形態素解析により得られた結果から、例えば、出現頻度の高い複数の単語をキーワード群として抽出する。この例の場合、形態素解析の結果から助詞及び句読点を除き、名詞、動詞、及び形容詞のいずれかを品詞に持つ複数の単語が抽出される。そして、抽出した複数の単語の各々に対して出現頻度を示す出現頻度情報が付与される。また、内容紹介61から特徴的な単語又は単語列をキーフレーズとして抽出してもよい。このキーフレーズの抽出には、公知の方法が採用され、重要度の高い特徴的な単語又は単語列ほど、高いスコアが付与される。なお、この例では、単語について示しているが、複数の単語を含む単語列(例えば、「怒涛の推理シーン」等)をキーワードとして抽出することも可能である。
次に、ステップ104では、特定部16が、ステップ102で抽出部14により抽出されたキーワード群を用いて、テンプレート文DB20Aを検索し、テンプレート文DB20Aから、キーワード群に合ったテンプレート文群の情報を取得する。なお、図書の内容紹介61と共に、図書のジャンルが取得されている場合には、ジャンルが合致するテンプレート文の情報を、テンプレート文DB20Aから取得してもよい。
図16は、本実施形態に係るテンプレート文DB20Aからテンプレート文群63を取得する処理の概要を示す模式図である。
図16に示すように、キーワード群62として、例えば、「老人」、「原典」、「大金」、及び「教育教材」が抽出された場合、テンプレート文DB20Aから、キーワード群62に応じたテンプレート文群63が取得される。ここで、キーワード群62により、POP評価DB20I(及びPOP格納DB20H)を検索し、評価値の高いPOP広告に使用されているテンプレート文群63を優先的に取得してもよい。
次に、ステップ106では、出力部18が、ステップ104で特定部16により特定されたテンプレート文の一部を、当該テンプレート文に対応するキーワードで置換したテンプレート文を、POP広告に使用する文章の候補として、表示部22に表示させる。なお、出力部18は、特定部16により特定されたテンプレート文そのものを、POP広告に使用する文章の候補として、表示部22に表示させてもよい。ここで、ステップ104にて、ジャンルが合致するテンプレート文が取得され、取得されたテンプレート文にキーワードが対応付けられている場合、当該テンプレート文の一部がキーワードで置換されたテンプレート文が表示される。一方、取得されたテンプレート文にキーワードが対応付けられていない場合、テンプレート文の一部はキーワードで置換されず、そのまま表示される。
図17は、本実施形態に係る文章選択画面64の一例を示す正面図である。
図17に示すように、出力部18は、文章候補のリストを文章選択画面64として表示部22に表示させる。なお、評価値の高い文章候補を優先的に表示させ、評価値の低い文章候補は非表示としてもよい。また、評価値の高い文章候補には、作業担当者が一見して分かるように、「オススメ!」等のコーション64Aを付しておくことが望ましい。図17の例において、(P1)〜(P5)の文章候補は、一部がキーワードで置換されたテンプレート文を示し、(P6)の文章候補は、キーワードで置換されていないテンプレート文を示す。
次に、ステップ108では、出力部18が、文章選択画面64に表示されている文章候補の中に有用な文章が有るか否かを判定する。有用な文章が無いと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ110に移行する。一方、有用な文章が有ると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ112に移行する。例えば、表示中の文章候補の中から作業担当者により所望の文章が選択されたことを検知した場合、有用な文章有りと判定する。図17の例では、POP広告に使用する有用な文章として、(P5)及び(P6)の文章候補が選択される。一方、作業担当者により表示中の文章候補の修正が指示された場合には、有用な文章無しと判定する。なお、文章選択画面64には、表示中の文章候補の修正指示を受け付けるためのボタンが設けられているが、ここでの図示は省略する。
ステップ110では、作業担当者が、図17に示す文章選択画面64に表示中のいずれかの文章候補を画面上で修正することで、POP広告に使用する文章を作成する。なお、この段階で、POP広告に使用する文章を新規に作成してもよい。その後、ステップ112に移行する。
次に、ステップ112では、特定部16が、抽出部14により抽出されたキーワード群62を用いて、文字色DB20D、枠形DB20E、及び画像DB20Fを検索する。なお、フォントDB20Cは、キーワードではなく、ジャンルを検索キーとしているため、ジャンルにより検索される。検索の結果、各DBから、ジャンルに合ったフォント、キーワード群62に合った文字色、枠形、及び画像の情報を取得する。なお、図書の内容紹介61と共に、図書のジャンルが取得されている場合には、ジャンルが合致する文字色、枠形、及び画像の情報を、各DBから取得してもよい。そして、特定部16は、取得したフォント、文字色、枠形、及び画像の情報を用いて、レイアウト部品DB20Gを検索し、レイアウト部品DB20Gから、キーワード群62に合ったレイアウト群の情報を取得する。
図18は、本実施形態に係るフォントDB20C、文字色DB20D、枠形DB20E、及び画像DB20Fからフォント、文字色、枠形、及び画像を取得し、レイアウト部品DB20Gからレイアウトを取得する処理の概要を示す模式図である。
図18に示すように、キーワード群62として、例えば、「老人」及び「教育教材」が抽出された場合、文字色DB20D、枠形DB20E、及び画像DB20Fから、キーワード群62に応じた文字色、及び枠形が取得される。なお、この例では、画像DB20Fからキーワード群62に合った画像が検索されなかったため、画像は取得されない。また、この例では、ジャンルとして、「小説」が取得されており、フォントDB20Cから、ジャンルに応じたフォントが取得される。そして、取得されたフォント、文字色、及び枠形に応じたレイアウト群が、レイアウト部品DB20Gから取得される。なお、キーワード群62に代えて、使用するテンプレート文、タイトル等を用いて、POP評価DB20I(及びPOP格納DB20H)を検索し、評価値の高いPOP広告に使用されているレイアウト群を優先的に取得してもよい。例えば、使用するテンプレート文を用いて検索する場合、使用するテンプレート文のテンプレート文IDに対応する文章IDを検索キーとして、POP評価DB20I(及びPOP格納DB20H)から評価の高いレイアウト群を取得すればよい。また、タイトルを用いて検索する場合、タイトルに対応する図書IDを検索キーとして、POP評価DB20I(及びPOP格納DB20H)から評価の高いレイアウト群を取得すればよい。
次に、ステップ114では、出力部18が、特定部16により取得されたレイアウト群の情報を、POP広告に使用する複数のレイアウト候補として、表示部22に表示させる。
図19は、本実施形態に係るレイアウト選択画面66の一例を示す正面図である。
図19に示すように、出力部18は、複数のレイアウト候補を含むレイアウト選択画面66を表示部22に表示させる。なお、評価値の高いレイアウト候補を優先的に表示させ、評価値の低いレイアウト候補は非表示としてもよい。また、評価値の高いレイアウト候補には、作業担当者が一見して分かるように、「オススメ!」等のコーション66Aを付しておくことが望ましい。
次に、ステップ116では、出力部18が、レイアウト選択画面66に表示されているレイアウト候補の中に有用なレイアウトが有るか否かを判定する。有用なレイアウトが無いと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ118に移行する。一方、有用なレイアウトが有ると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ120に移行する。例えば、表示中のレイアウト候補の中から作業担当者により所望のレイアウトが選択されたことを検知した場合、有用なレイアウト有りと判定する。図19の例では、POP広告に使用する有用なレイアウトとして、(A)のレイアウトが選択される。一方、作業担当者により表示中のレイアウト候補の修正が指示された場合には、有用なレイアウト無しと判定する。なお、レイアウト選択画面66には、表示中のレイアウト候補の修正指示を受け付けるためのボタンが設けられているが、ここでの図示は省略する。
ステップ118では、作業担当者が、図19に示すレイアウト選択画面66に表示中のいずれかのレイアウト候補を画面上で修正することで、POP広告に使用するレイアウトを作成する。なお、この段階で、POP広告に使用するレイアウトを新規に作成してもよい。その後、ステップ120に移行する。
次に、ステップ120では、出力部18が、文章選択画面64にて選択された文章、及び、レイアウト選択画面66にて選択されたレイアウトを用いてPOP広告を生成、出力し、編集可能な状態で表示部22に表示させる。
図20は、本実施形態に係るPOP広告編集画面67の一例を示す正面図である。
図20に示すように、出力部18は、POP広告を編集可能なPOP広告編集画面67を表示部22に表示させる。POP広告編集画面67におけるPOP広告は、第1部品67A、第2部品67B、第3部品67C、及び第4部品67Dを含む。第4部品67Dは、図17に示す(P5)及び(P6)の各々の文章と、図19に示す(A)のレイアウトと、を組み合わせた部品である。なお、第2部品67Bは、第4部品67Dと同様の方法により得ることができる。また、第1部品67A及び第3部品67Cの各々は、図14に示す内容紹介61の情報をそのまま、又は、一部修正して得られる部品であるが、これらの部品についてもPOP広告に含めることができる。
POP広告編集画面67では、作業担当者によりPOP広告を構成する部品毎に、例えば、拡大、縮小、回転、配置の変更、テキストの変更等の編集が可能である。編集後のPOP広告は、POP格納DB20Hに格納されると共に、印刷して広告掲載に使用される。この場合、対話型のUIを用いて、部品を選択、編集するだけでPOP広告が作成される。なお、POP広告を編集しない場合も、同様に、POP格納DB20Hに格納されると共に、印刷して広告掲載に使用される。
以上説明したように、本実施形態に係る広告作成支援装置によれば、図書のあらすじや内容紹介等の情報を入力するだけで、POP広告に使用する文章やレイアウトを簡単に作成することができ、POP広告を作成する作業担当者の負担を軽減することができる。
[第2の実施形態]
図21は、第2の実施形態に係る広告作成支援装置10B及び図書システム30を含む広告作成支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
図21に示すように、本実施形態に係る広告作成支援装置10Bは、インターネット等のネットワークNを介して図書システム30と接続される。
広告作成支援装置10Bは、機能的には、取得部13と、算出部15と、抽出部17と、特定部19と、を含む。なお、本実施形態に係る記憶部20の構成は、第1の実施形態に係る記憶部20の構成と同様であるため、繰り返しの説明は省略する。
本実施形態に係る図書システム30は、貸出DB30Aと、予約DB30Bと、販売DB30Cと、を含む。図書館の図書を管理する場合、貸出DB30A及び予約DB30Bの少なくとも一方が使用される。一方、書店の図書を管理する場合、販売DB30Cが使用される。
図22は、本実施形態に係る貸出DB30Aの構成の一例を示す模式図である。
図22に示すように、貸出DB30Aには、貸出のID毎に、図書ID、利用者ID、貸出日、及び返却日が対応付けられている。
図23は、本実施形態に係る予約DB30Bの構成の一例を示す模式図である。
図23に示すように、予約DB30Bには、予約のID毎に、図書ID、利用者ID、及び予約日が対応付けられている。
図24は、本実施形態に係る販売DB30Cの構成の一例を示す模式図である。
図24に示すように、販売DB30Cには、販売のID毎に、図書ID、ユーザID、及び販売日が対応付けられている。
以下、図21の例において、貸出DB30A及び予約DB30Bを使用する場合について説明するが、いずれか一方のDBを選択的に使用する場合についても同様である。
取得部13は、貸出DB30Aから図書の貸出に関する利用情報を取得する。図書の貸出に関する利用情報とは、当該図書のPOP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の貸出数を示す情報である。また、取得部13は、予約DB30Bから図書の予約に関する利用情報を取得する。図書の予約に関する利用情報とは、当該図書のPOP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の予約数を示す情報である。
つまり、取得部13は、貸出DB30Aから、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が貸し出された貸出数と、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が貸し出された貸出数と、を取得する。同様に、取得部13は、予約DB30Bから、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が予約された予約数と、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が予約された予約数と、を取得する。なお、POP広告の掲載期間は、POP格納DB20Hに記憶されている。
算出部15は、取得した利用情報、すなわち、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の貸出数及び予約数に基づいて、POP格納DB20Hに格納されたPOP広告又はPOP広告の構成要素について評価値を算出する。POP広告の構成要素とは、例えば、POP広告を構成する文章(テンプレート文)を意味する。また、この評価値は、上述したように、POP広告を予め定めた掲載期間、広告として掲載し、広告効果が高いと評価されたものほど高い値が付与される。
ここで、評価値をFとした場合、一例として、下記の式1により算出される。なお、X1は、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が貸し出された貸出数を示す。X2は、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が貸し出された貸出数を示す。Y1は、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が予約された予約数を示す。Y2は、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が予約された予約数を示す。
F=(X1/X2+Y1/Y2)/2 …(1)
但し、貸出及び予約共に、掲載期間と非掲載期間とは同一の期間である。X2及びY2の各々が0(ゼロ)の場合、0除算を防止するため、各々を1とみなす。また、評価値Fは、上記式1の変形として以下の式2〜式4のいずれかの式により算出してもよい。
F=X1/X2+Y1/Y2 …(2)
F=X1/X2 …(3)
F=Y1/Y2 …(4)
すなわち、記憶部20のPOP格納DB20Hには、POP広告の掲載タイミングを示す情報が記憶される。掲載タイミングを示す情報としては、POP広告を掲載した日及び時の少なくとも一方の情報とされる。この掲載タイミングの前と後で図書の貸出又は予約の変化(この例では、貸出数又は予約数の変化)に応じて、POP広告についての評価値Fが算出される。なお、掲載タイミングを示す情報の代わりに、POP広告の印刷タイミングを示す情報を用いてもよい。この場合、POP格納DB20Hには、POP広告の印刷タイミングを示す情報が記憶される。
抽出部17は、ある図書に関する新たなPOP広告の作成に際して参照するPOP広告又は参照するPOP広告の文章を、評価値に基づいて記憶部20から抽出する。参照するPOP広告又は参照するPOP広告の文章は、ある図書の内容紹介又は説明情報から抽出したキーワードに対応する属性に対応付けられて記憶部20に記憶されているPOP広告又はPOP広告の文章の中から抽出される。なお、図書の内容紹介又は説明情報は、図書システム30から取得される。ここでいう説明情報とは、一例として、図書の内容を説明するためのあらすじ等である。また、キーワードに対応する属性とは、一例として、上述の図2に示すように、著者名、ジャンル、アーティスト名、人名、動詞、あるいは、その他の単語として表される。
なお、図書システム30から取得される図書の内容紹介又は説明情報に含まれる主な単語には、単語が持つ属性を示す情報を予め付与しておくことが望ましい。例えば、属性が著者名である場合、「/著」を単語に付与しておく。属性がジャンル、アーティスト名、及び人名の場合も、同様に、「/ジャンル」、「/アーティスト名」、及び「/人名」を単語に付与しておく。一方、属性が動詞である場合、図書の内容紹介又は説明情報を形態素解析することによって、動詞を属性として持つ単語が特定される。
表示部22には、抽出部17により抽出されたPOP広告又はPOP広告の文章が表示される。ここでは、POP広告の文章として、例えば、図17に示す文章選択画面64が表示部22に表示される。特定部19は、表示部22に表示されている文章選択画面64から、作業担当者により選択されたPOP広告の文章を編集処理対象として特定する。
更に、表示部22には、編集処理対象としてPOP広告の文章が特定された場合に、図19に示すレイアウト選択画面66が表示される。これにより、作業担当者からのレイアウトの選択を受け付ける。そして、特定部19は、レイアウト選択画面66から選択されたレイアウトに従って、図20に示すように、POP広告の文章を配置したPOP広告編集画面67を生成し、生成したPOP広告編集画面67を表示部22に表示させる。
ここで、図21の例において、販売DB30Cを使用する場合について説明する。
この場合、取得部13は、販売DB30Cから図書の販売に関する販売情報を取得する。図書の販売に関する販売情報とは、当該図書のPOP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の販売数を示す情報である。
つまり、取得部13は、販売DB30Cから、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が販売された販売数と、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が販売された販売数と、を取得する。なお、POP広告の掲載期間は、POP格納DB20Hに記憶されている。また、掲載期間と非掲載期間とは同一の期間とされる。
算出部15は、取得した販売情報、すなわち、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の販売数に基づいて、POP格納DB20Hに格納されたPOP広告又はPOP広告の構成要素について評価値を算出する。評価値の算出方法としては、例えば、上述の式3において、X1を、図書のPOP広告を掲載した掲載期間に図書が販売された販売数とし、X2を、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間に図書が販売された販売数とすればよい。
図25は、本第2の実施形態に係る広告作成支援装置10Bとして機能するコンピュータ40Bの構成の一例を示すブロック図である。
広告作成支援装置10Bは、例えば、図25に示すコンピュータ40Bで実現することができる。コンピュータ40Bは、第1の実施形態に示すコンピュータ40Aと同様に、CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46がバス47を介して接続される。
記憶部43は、上述の図21に示す記憶部20に相当し、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40Bを広告作成支援装置10Bとして機能させるための広告作成支援プログラム50Bが記憶される。
広告作成支援プログラム50Bは、取得プロセス53と、算出プロセス55と、抽出プロセス57と、特定プロセス59とを有する。
CPU41は、広告作成支援プログラム50Bを記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、広告作成支援プログラム50Bが有するプロセスを順次実行する。CPU41は、取得プロセス53を実行することで、図21に示す取得部13として動作する。また、CPU41は、算出プロセス55を実行することで、図21に示す算出部15として動作する。また、CPU41は、抽出プロセス57を実行することで、図21に示す抽出部17として動作する。また、CPU41は、特定プロセス59を実行することで、図21に示す特定部19として動作する。これにより、広告作成支援プログラム50Bを実行したコンピュータ40Bが、広告作成支援装置10Bとして機能することになる。なお、コンピュータ40Bが広告作成支援プログラム50Bを実行することにより機能する部分は、広告作成支援装置10Bに相当する。この例の場合、広告作成支援プログラム50Bを実行するCPU41は、ハードウェアである。
なお、広告作成支援プログラム50Bにより実現される機能は、第1の実施形態に示す広告作成支援プログラム50Aと同様に、例えば、半導体集積回路、より詳しくは、ASIC等で実現することも可能である。
次に、図26及び図27を参照して、本第2の実施形態に係る広告作成支援装置10Bの作用を説明する。なお、図26は、本第2の実施形態に係る広告作成支援プログラム50Bの処理の流れの一例を示すフローチャートである。また、図27は、本第2の実施形態に係る広告作成支援装置10Bによる処理の流れの一例を示す模式図である。
まず、図26のステップ200では、取得部13が、図27に示すように、図書システム30(貸出DB30A及び予約DB30B)から、図書館の図書に関する利用情報を取得する。図書に関する利用情報としては、例えば、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書館の入館者数、図書の貸出数、及び図書の予約数等が含まれる。
ステップ202では、算出部15が、ステップ200で取得した図書に関する利用情報に基づいて、図27に示すように、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の貸出数及び予約数に基づいて、POP広告の評価値を算出する。この評価値は、一例として、上述の式1を用いて算出される。なお、POP広告を掲載する前後の期間の各々における入館者数が取得されている場合には、取得した入館者数に基づいて、POP広告の評価値を算出してもよい。評価値の算出方法としては、例えば、上述の式3において、X1を、図書のPOP広告を掲載した掲載期間における入館者数とし、X2を、図書のPOP広告を掲載していない非掲載期間における入館者数とすればよい。なお、異なる複数のPOP広告が同一期間掲載される場合、入館者数をPOP広告毎に得ることは困難である。このため、入館者数に基づく評価値は参考情報として利用することが望ましい。
ステップ204では、算出部15が、ステップ202で算出したPOP広告の評価値が、POP広告全体の評価値の平均のm(>0、一例として1.5)倍以上であるか否かを判定する。なお、mは上述の第1閾値に相当する。POP広告の評価値がPOP広告全体の評価値の平均のm倍以上であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ206に移行する。一方、POP広告の評価値がPOP広告全体の評価値の平均のm倍未満であると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ208に移行する。
ステップ206では、算出部15が、評価値を算出したPOP広告を、効果有りのPOP広告として記憶部20のPOP評価DB20Iに登録し、一連の処理を終了する。
一方、ステップ208では、算出部15が、ステップ202で算出したPOP広告の評価値が、POP広告全体の評価値の平均のn(<m、一例として0.5)倍以下であるか否かを判定する。なお、nは上述の第2閾値に相当する。POP広告の評価値がPOP広告全体の評価値の平均のn倍以下であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ210に移行する。一方、POP広告の評価値がPOP広告全体の評価値の平均のn倍より大きいと判定した場合(否定判定の場合)、一連の処理を終了する。
ステップ210では、算出部15が、評価値を算出したPOP広告を、効果無しのPOP広告として記憶部20のPOP評価DB20Iに登録し、一連の処理を終了する。
つまり、POP広告の評価値及び広告効果の有無は、当該POP広告に対応付けてPOP評価DB20Iに登録される。図27に示すように、POP評価DB20Iに登録されたPOP広告の中で、効果有り、すなわち、広告効果の高いPOP広告は、次にPOP広告を生成する際に優先的に選択される。一方、効果無し、すなわち、広告効果の低いPOP広告は、次から同じ組み合わせにならないようにNGパターンとして参照される。
そして、抽出部17は、ある図書に関する新たなPOP広告を作成する際に参照するPOP広告又はPOP広告の文章を、上記の評価値に基づいて記憶部20から抽出する。なお、評価値が比較的高く、効果有りで登録されたPOP広告だけを優先的に抽出してもよい。
なお、上記実施形態では、POP広告の評価値を、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の貸出数及び予約数に基づいて算出したが、これに限定されない。例えば、図書のジャンル毎に、POP広告を掲載する前後の期間の各々における図書の貸出数及び予約数を集計し、この集計結果に基づいてジャンル毎の評価値を算出してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る広告作成支援装置によれば、図書システムが持つ利用情報によりPOP広告の評価値を算出することができるため、評価値の高い(広告効果の高い)POP広告の情報を蓄積、利用することができる。これにより、広告効果の高いPOP広告を簡単に作成することができ、図書の利用数の増加を図り、作業担当者の負担を軽減することができる。
また、多くの図書に対してPOP広告を掲載することができれば、図書館の利用者と新たな図書との出会いを増加させることが可能となる。そして、多くの図書が利用されるようになれば、図書館が抱える、売れ筋の図書に貸出及び予約が集中してしまうという問題を解消することが可能となる。
なお、上記各実施形態においては、広告作成支援プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
また、上記各実施形態として広告作成支援装置及び方法を例示して説明した。各実施形態は、広告作成支援装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。各実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記各実施形態で説明した広告作成支援装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記各実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記各実施形態では、プログラムを実行することにより、各実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。各実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付け、
入力された前記文書データから特徴語を抽出し、
特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定し、
特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告作成支援プログラム。
(付記2)
前記記憶部は、フレーズに対応づけてフレーズが適用された広告に対応する商品又はサービスの販売状況、又は、利用状況、又は、予約状況に基づいて算出された評価値を記憶し、
出力される前記フレーズは、対応する評価値に応じた優先順で出力される、
ことを特徴とする付記1記載の広告作成支援プログラム。
(付記3)
前記記憶部は、文字のフォント、文字のサイズ、文字の色の1又は複数の組み合わせである文字表現情報を更に記憶し、
出力される前記フレーズは、対応づけて記憶された文字表現情報に従って出力される、
ことを特徴とする付記1記載の広告作成支援プログラム。
(付記4)
前記記憶部は、フレーズの表示レイアウトを更に記憶し、
出力される前記フレーズは、対応づけて記憶された表示レイアウトで出力される、
ことを特徴とする付記1記載の広告作成支援プログラム。
(付記5)
図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得し、
取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出し、
ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する、
処理を実行することを特徴とする広告作成支援プログラム。
(付記6)
前記参照する広告又は前記参照する広告の構成要素は、前記ある図書の紹介又は説明情報から抽出した特徴語に対応する属性に対応づけられて前記記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素の中から抽出される、
ことを特徴とする付記5記載の広告作成支援プログラム。
(付記7)
前記広告の印刷タイミング、又は、掲載タイミングの情報を記憶し、
前記印刷タイミング又は掲載タイミングの前と後の図書の貸し出し又は予約の変化に応じて、前記広告についての評価値が算出される、
ことを特徴とする付記5記載の広告作成支援プログラム。
(付記8)
抽出された前記広告又は前記広告の構成要素を表示部に表示させ、
選択された広告又は前記広告の構成要素を編集処理対象として特定する、
ことを特徴とする付記5記載の広告作成支援プログラム。
(付記9)
編集処理対象として前記広告の構成要素が特定された場合に、レイアウトの選択を受け付け、
選択されたレイアウトで前記広告の構成要素を配置した広告の編集画面を生成する、
ことを特徴とする付記8記載の広告作成支援プログラム。
(付記10)
商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付ける入力部と、
入力された前記文書データから特徴語を抽出する抽出部と、
特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定する特定部と、
特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する出力部と、
を含むことを特徴とする広告作成支援装置。
(付記11)
前記記憶部は、フレーズに対応づけてフレーズが適用された広告に対応する商品又はサービスの販売状況、又は、利用状況、又は、予約状況に基づいて算出された評価値を記憶し、
前記出力部は、前記フレーズを、対応する評価値に応じた優先順で出力する、
ことを特徴とする付記10記載の広告作成支援装置。
(付記12)
前記記憶部は、文字のフォント、文字のサイズ、文字の色の1又は複数の組み合わせである文字表現情報を更に記憶し、
前記出力部は、前記フレーズを、対応づけて記憶された文字表現情報に従って出力する、
ことを特徴とする付記10記載の広告作成支援装置。
(付記13)
前記記憶部は、フレーズの表示レイアウトを更に記憶し、
前記出力部は、前記フレーズを、対応づけて記憶された表示レイアウトで出力する、
ことを特徴とする付記10記載の広告作成支援装置。
(付記14)
図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得する取得部と、
取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出する算出部と、
ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する抽出部と、
を含むことを特徴とする広告作成支援装置。
(付記15)
前記抽出部は、前記参照する広告又は前記参照する広告の構成要素を、前記ある図書の紹介又は説明情報から抽出した特徴語に対応する属性に対応づけられて前記記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素の中から抽出する、
ことを特徴とする付記14記載の広告作成支援装置。
(付記16)
前記記憶部は、前記広告の印刷タイミング、又は、掲載タイミングの情報を記憶し、
前記算出部は、前記印刷タイミング又は掲載タイミングの前と後の図書の貸し出し又は予約の変化に応じて、前記広告についての評価値を算出する、
ことを特徴とする付記14記載の広告作成支援装置。
(付記17)
商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付け、
入力された前記文書データから特徴語を抽出し、
特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定し、
特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告作成支援方法。
(付記18)
図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得し、
取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出し、
ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する、
処理を実行することを特徴とする広告作成支援方法。
(付記19)
商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付け、
入力された前記文書データから特徴語を抽出し、
特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定し、
特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告作成支援プログラムを記憶した記憶媒体。
(付記20)
図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得し、
取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出し、
ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する、
処理を実行することを特徴とする広告作成支援プログラムを記憶した記憶媒体。
10A、10B 広告作成支援装置
12 入力部
13 取得部
14、17 抽出部
15 算出部
16、19 特定部
18 出力部
20 記憶部
20A テンプレート文DB
20B 文章DB
20C フォントDB
20D 文字色DB
20E 枠形DB
20F 画像DB
20G レイアウト部品DB
20H POP格納DB
20I POP評価DB
22 表示部
30 図書システム
30A 貸出DB
30B 予約DB
30C 販売DB
40A、40Bコンピュータ
41 CPU
42 メモリ
43 記憶部
44 入出力装置
45 R/W部
46 通信I/F
47 バス
48 記憶媒体
50A、50B広告作成支援プログラム
52 入力プロセス
53 取得プロセス
54、57 抽出プロセス
55 算出プロセス
56、59 特定プロセス
58 出力プロセス
60 図書選択画面
61 内容紹介
62 キーワード群
63 テンプレート文群
64 文章選択画面
64A、66Aコーション
66 レイアウト選択画面
67 POP広告編集画面
67A〜67D第1〜第4部品

Claims (13)

  1. 商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付け、
    入力された前記文書データから特徴語を抽出し、
    特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定し、
    特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告作成支援プログラム。
  2. 前記記憶部は、フレーズに対応づけてフレーズが適用された広告に対応する商品又はサービスの販売状況、又は、利用状況、又は、予約状況に基づいて算出された評価値を記憶し、
    出力される前記フレーズは、対応する評価値に応じた優先順で出力される、
    ことを特徴とする請求項1記載の広告作成支援プログラム。
  3. 前記記憶部は、文字のフォント、文字のサイズ、文字の色の1又は複数の組み合わせである文字表現情報を更に記憶し、
    出力される前記フレーズは、対応づけて記憶された文字表現情報に従って出力される、
    ことを特徴とする請求項1記載の広告作成支援プログラム。
  4. 前記記憶部は、フレーズの表示レイアウトを更に記憶し、
    出力される前記フレーズは、対応づけて記憶された表示レイアウトで出力される、
    ことを特徴とする請求項1記載の広告作成支援プログラム。
  5. 図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得し、
    取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出し、
    ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する、
    処理を実行することを特徴とする広告作成支援プログラム。
  6. 前記参照する広告又は前記参照する広告の構成要素は、前記ある図書の紹介又は説明情報から抽出した特徴語に対応する属性に対応づけられて前記記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素の中から抽出される、
    ことを特徴とする請求項5記載の広告作成支援プログラム。
  7. 前記広告の印刷タイミング、又は、掲載タイミングの情報を記憶し、
    前記印刷タイミング又は掲載タイミングの前と後の図書の貸し出し又は予約の変化に応じて、前記広告についての評価値が算出される、
    ことを特徴とする請求項5記載の広告作成支援プログラム。
  8. 抽出された前記広告又は前記広告の構成要素を表示部に表示させ、
    選択された広告又は前記広告の構成要素を編集処理対象として特定する、
    ことを特徴とする請求項5記載の広告作成支援プログラム。
  9. 編集処理対象として前記広告の構成要素が特定された場合に、レイアウトの選択を受け付け、
    選択されたレイアウトで前記広告の構成要素を配置した広告の編集画面を生成する、
    ことを特徴とする請求項8記載の広告作成支援プログラム。
  10. 商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付ける入力部と、
    入力された前記文書データから特徴語を抽出する抽出部と、
    特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定する特定部と、
    特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する出力部と、
    を含むことを特徴とする広告作成支援装置。
  11. 図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得する取得部と、
    取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出する算出部と、
    ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する抽出部と、
    を含むことを特徴とする広告作成支援装置。
  12. 商品又はサービスに関する文書データの入力を受け付け、
    入力された前記文書データから特徴語を抽出し、
    特徴語に対応づけてフレーズを記憶する記憶部を参照して、抽出した前記特徴語に対応するフレーズを特定し、
    特定した前記フレーズ、または、特定した前記フレーズのうち特定の部分を前記特徴語に設定したフレーズを出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする広告作成支援方法。
  13. 図書の管理を行う図書システムから図書の貸し出し又は予約に関する利用情報を取得し、
    取得した利用情報に基づいて、前記図書に対応づけて記憶部に記憶された広告又は広告の構成要素について評価値を算出し、
    ある図書に関する新たな広告の作成に際して参照する広告又は参照する広告の構成要素を、前記評価値に基づいて前記記憶部から抽出する、
    処理を実行することを特徴とする広告作成支援方法。
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