JP2013196263A - 印刷システム、印刷装置、情報処理装置、印刷処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】端末装置を利用した印刷装置への印刷要求を容易な操作で実現すること。
【解決手段】クライアント端末は、プリンタにアクセスして印刷設定画面の情報を取得する(S106)。プリンタはクライアント端末に送信するID(識別情報)を生成して保持する(S104)。クライアント端末が印刷設定情報をプリンタに送信すると、プリンタは受信した印刷設定情報をIDと関連付けて管理する。一方、クライアント端末は、プリンタが生成したIDを取得して管理し(S117)、印刷アプリケーションを実行して、ブラウザなどが管理するファイルを取得して管理する。送信対象のファイルが指定されると、クライアント端末はIDとファイルをプリンタに送信する。プリンタは、IDに関連付けられた印刷設定情報に従ってファイルの印刷処理を実行する。
【選択図】 図8
【解決手段】クライアント端末は、プリンタにアクセスして印刷設定画面の情報を取得する(S106)。プリンタはクライアント端末に送信するID(識別情報)を生成して保持する(S104)。クライアント端末が印刷設定情報をプリンタに送信すると、プリンタは受信した印刷設定情報をIDと関連付けて管理する。一方、クライアント端末は、プリンタが生成したIDを取得して管理し(S117)、印刷アプリケーションを実行して、ブラウザなどが管理するファイルを取得して管理する。送信対象のファイルが指定されると、クライアント端末はIDとファイルをプリンタに送信する。プリンタは、IDに関連付けられた印刷設定情報に従ってファイルの印刷処理を実行する。
【選択図】 図8
Description
本発明は、外部端末装置等の情報処理装置から印刷装置へデータ送信して印刷処理を実行する技術に関する。
携帯端末等の移動体端末装置から印刷処理を行う場合に、端末装置での処理上の負荷を重くせず、個々のプリンタ固有の機能を利用できる印刷方法として、リモートユーザインタフェース(以下、RUIとも記す)の活用が考えられる。RUIはHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルを利用してプリンタ外部の装置からプリンタの印刷設定を指定する仕組みである。印刷属性の設定情報と画像ファイル等をプリンタ外部の装置からプリンタへ送付するRUIダイレクトプリントという印刷方法が知られている。
端末装置上で動作するブラウザからRUIを利用したダイレクトプリントは有効な印刷方法と考えられる。しかし、端末装置によってはブラウザで外部から取得したHTML(HyperText Markup Language)画面を利用した装置内リソースへのアクセスが制限されることもある。例えば、端末装置にはブラウザ等のアプリケーションが、他のアプリケーションの利用している領域へのアクセスを制限する場合がある。アクセス制限により、ユーザがブラウザからRUIダイレクトプリントを行おうとしても、端末装置内の画像ファイルを取得してプリンタへ送信することができない。RUIの場合、端末装置は印刷設定情報を送信できても画像ファイルを送信できないため、画像ファイルを別の方法で送信しなければならない。その場合、プリンタは受信した画像ファイルと印刷設定情報を関連付ける仕組みが必要になる。識別情報(以下、IDと記す)等を用いてプリンタが保持する情報とプリンタ外部の装置がプリンタに送信した情報とを関連付ける方法が知られている(特許文献1参照)。プリンタはID付き機器情報をメモリに記憶し、プリンタ外部の装置の要求に従ってID付き機器情報を返信する。プリンタ外部の装置はプリンタからID付き機器情報を受信し、IDを付加した印刷設定情報と印刷データを生成してプリンタへ送信する。そして、プリンタは外部の装置から印刷データを受信した場合、IDと一致する機器情報をプリンタ自身が保持しているか否かを判定し、判定結果に応じた印刷処理を実行する。この場合のIDとは用紙タイプの情報である。
端末装置によっては、アプリケーションがアクセスできる範囲を、アプリケーション自身が管理するリソースの範囲に限定する場合があり、当該アプリケーションは他のアプリケーションが管理するリソースにアクセスできない。このようなアクセス制限を適用する端末装置において、そのブラウザは、装置内部にある他のアプリケーションが管理するファイルを取得できない。よって、ブラウザはプリンタへファイルを送信できないため、ファイルを別の方法で送信するための仕組みが必要である。また、特許文献1に開示の方法では、プリンタ外部の装置が印刷設定情報と画像ファイルを用いて印刷データを生成した上でプリンタへ印刷データを送信する。一方で、プリンタ外部の装置が印刷設定情報と画像ファイルを別々に送信する場合、プリンタが別々に受信した印刷設定情報と画像ファイルを関連付けるための仕組みが必要である。
本発明の目的は、端末装置を利用した印刷装置への印刷要求を容易な操作で実現することである。
上記課題を解決するために本発明に係る印刷システムは、情報処理装置および印刷装置を備え、前記情報処理装置が実行する印刷アプリケーションを用いて印刷処理を行う印刷システムであって、以下の構成を備える。
前記情報処理装置は、前記印刷装置と通信する通信手段と、前記通信手段を介して、前記印刷装置が生成する識別情報を取得して管理する識別情報管理手段と、前記印刷アプリケーションとは異なる他のアプリケーションが管理するデータを取得して管理するデータ管理手段と、前記印刷装置から印刷設定画面の情報を取得し、前記印刷設定画面を介して設定された印刷設定情報と前記識別情報管理手段が管理する識別情報を前記印刷装置に送信し、前記識別情報管理手段が保持する前記識別情報および前記データ管理手段が管理するデータを前記印刷装置に送信する制御を行う制御手段を備える。
前記印刷装置は、前記情報処理装置と通信する通信手段と、前記情報処理装置に送信する前記識別情報を生成して管理する生成手段と、前記情報処理装置から受信した前記印刷設定情報と前記識別情報、および、前記識別情報と前記データに基づいて、前記印刷設定情報と前記データに基づく印刷処理を実行する印刷制御手段を備える。
本発明によれば、端末装置を利用した印刷装置への印刷要求に対して、端末装置から別々に送信される印刷設定情報とデータを印刷装置が関連付けて印刷処理を実行する。従って、端末装置から印刷装置への印刷要求を容易な操作で実現できる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図である。図1には情報処理装置として端末装置およびサーバを例示し、画像形成装置としてプリンタを例示する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの概略構成を示すブロック図である。図1には情報処理装置として端末装置およびサーバを例示し、画像形成装置としてプリンタを例示する。
本実施形態の印刷システムでは、ユーザの操作により印刷指示を行うクライアント端末(以下、単に端末という)101と、印刷する際の出力先となるプリンタ103を備える。端末101は、プリンタドライバを持たない携帯電話やスマートフォン等を含む、通信可能な情報処理装置である。端末101は画像ファイル等をプリンタ103へ送信して印刷指示を行う印刷アプリケーション102の取得および保持が可能であり、これを稼働させることができる。プリンタ103は、ファクシミリやスキャナを備える複合機、MFP(Multifunction Peripheral)等を使用できる。また、端末101はプリンタ103またはサーバ104から印刷アプリケーション102をダウンロードする。これらの装置はEthernet(登録商標)等で構成される、有線または無線通信でのネットワーク106を介して接続されている。端末101やプリンタ103等の装置が無線を使用する場合、これらの装置はアクセスポイントを経由してネットワーク106やインターネット105に接続する。
端末101はHTTPプロトコルでプリンタ103へアクセスし、印刷設定画面(図6参照)の情報を取得する。端末101はユーザの操作により入力された印刷設定情報をプリンタ103へ返信する。印刷対象となる画像ファイルのデータは、印刷アプリケーション102によってプリンタ103へ送信される。端末101によっては、外部から取得した印刷設定画面等を介して端末内部のリソースへアクセスすることを制限するものもある。この場合、端末101からプリンタ103へ画像ファイル等を送信するには、印刷アプリケーション102を用いる。これにより、印刷設定情報と画像ファイルは、プリンタ103へ別々に送信されることになるが、本実施形態はそれらを適切に関連付けてプリンタ103で出力する仕組みを備える。
印刷設定情報と画像ファイルの関連付けを行うために、プリンタ103は識別情報であるIDを生成し、印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを付加する。端末101は、後述するブラウザ211を用いて印刷設定画面(図6参照)の情報をIDとともに取得する。ブラウザ211によるIDの取得については、キャッシュ機能を用いる方法でよい。ブラウザ211はユーザ操作により入力された印刷設定情報をプリンタ103へ返信する。そして、プリンタ103は生成済みのIDと、受信した印刷設定情報とを関連付けて保持し、IDと紐付くジョブチケットを生成する。一方で、印刷アプリケーション102はブラウザ211が保持したIDを、API(アプリケーション・プログラム・インタフェース)208を利用して取得して管理する。そして、印刷アプリケーション102は取得したIDを画像ファイルに付加してプリンタ103へ送信する。プリンタ103はIDに基づき、ジョブチケットと画像ファイルを関連付けて印刷データを生成し、印刷処理を実行する。
図2(A)は端末101の構成例を示すブロック図である。端末101に実装される各種処理は制御部201によって指示および制御が行われる。表示部202はディスプレイである。操作部203はプログラムやアプリケーション等を操作するためのユーザインタフェース部であり、キーボード、ボタン、タッチディスプレイ等を含む。通信部204は端末101がネットワーク106を介して外部装置と通信する処理を実行する。記憶部205は各種処理や通信を行うときのデータやプログラム等を記憶する。さらに記憶部205はオペレーティングシステム(以下、OSと略記する)206、アプリケーション209を格納する。本実施形態のOS206は、探索モジュール207とAPI208を有する。探索モジュール207はネットワーク106上のプリンタ103を探索し、プリンタ名と宛先情報を取得する。API208はブラウザ等のアプリケーションの機能を別のアプリケーションが利用できるようにするためのインタフェースである。アプリケーション209にはWebサービスライブラリ210、ブラウザ211、印刷アプリケーション102が含まれる。Webサービスライブラリ210は端末101とプリンタ103またはサーバ104との通信処理で利用される。ブラウザ211はユーザがWebページを閲覧するためのアプリケーションである。印刷アプリケーション102は、ユーザがプリンタ103またはサーバ104からダウンロードして利用し、画像ファイルをプリンタ103へ送信する機能を有する。本実施形態では、HTTPプロトコルを利用してプリンタ外部からプリンタ103に対する印刷設定情報を指定する仕組みを、リモートユーザインタフェース(RUI)による印刷設定と定義する。印刷アプリケーション102はAPI208を利用してブラウザ211と連動し、プリンタ103が提供するRUIによる印刷設定画面を操作する。
図2(B)は印刷アプリケーション102の構成例を示すブロック図である。印刷アプリケーション102はID管理部301、ファイル管理部302、プリンタ探索部303、データ生成部304、通信管理部305、制御部306によって構成される。ID管理部301は制御部306の処理により取得したIDの管理、つまり識別情報管理を行うとともに、関連する送信先情報を管理する。送信先情報はプリンタ103に画像ファイル送信する際に使用する情報である。ファイル管理部302はプリンタ103へ送信する画像ファイルデータのデータ管理を行う。プリンタ探索部303はネットワーク106上に存在するプリンタ103を探索する。プリンタ探索はOS206の探索モジュール207に依頼して実行され、プリンタ探索部303は探索結果を受信して管理する。この探索結果は送信先情報として利用される。データ生成部304はプリンタ103へ送信する画像ファイルにIDを付加する。通信管理部305は端末101の通信部204と連携してプリンタ103やサーバ104との通信処理を管理する。制御部306は印刷アプリケーション102が実行する各種処理を制御する。各種処理は、例えばIDの取得処理、端末101の表示部202や操作部203と連携した印刷アプリケーション画面の表示制御、ブラウザ211の制御等である。この他、画像ファイルの取得や送信の制御、データ生成部304への送信データの生成依頼等がある。制御部306は他のアプリケーションやリソースと連動した処理を実施する場合、API208を利用する。また、制御部306は印刷アプリケーション102の画面表示に必要なリソースを管理する。
図3はプリンタの構成例を示すブロック図である。印刷制御を行う制御部401はプリンタ103の各種処理を実行する。通信部402はプリンタ103がネットワーク106を経由して外部装置と通信する。Web制御部403はプリンタ103がRUI機能を実現するための印刷設定画面の制御を行う。また、Web制御部403は端末101から印刷アプリケーション102のダウンロード要求を受け付けた際、サーバ104からダウンロードさせる場合にはサーバ104へのリダイレクト処理も制御する。ID生成部404は印刷設定情報と画像ファイルとの紐付けに用いるIDを生成する。ジョブチケット生成部405は端末101から受信したRUIによる印刷設定情報とIDを関連付けて、IDと紐付いたジョブチケットを生成する。印刷データ生成部406は同じIDを持つジョブチケットと画像ファイルを用いて画像データを生成する。記憶部407は印刷設定画面の作成に必要なリソース、生成したID、生成したジョブチケット、受信した画像ファイル、画像ファイルの送信先情報、端末101に送付する印刷アプリケーション102を保存する。また、記憶部407は印刷に関連するカウンタ情報やステータス情報、ログ等も保存する。
印刷部408は印刷データ生成部406が生成した印刷データを印刷する機能を持つ。操作部409はプリンタ103と連携するディスプレイ、キーボード、タッチパネル等のユーザインタフェース部である。制御部401は端末101から印刷設定画面の取得要求を受けた場合、ID生成部404にID生成を指示する。そして、制御部401はWeb制御部403に対し、IDを関連付けた印刷設定画面の情報を用意して端末101へ返送するように指示する。Web制御部403が端末101から印刷設定情報を受信したことを、制御部401が検知した場合、制御部401はプリンタ103が保持しているIDと受信した印刷設定情報を紐付ける。さらに、制御部401はジョブチケット生成部405にIDと紐付けのあるジョブチケットの生成を指示する。また、印刷設定情報とともに印刷アプリケーションのダウンロード要求を制御部401が検知した場合、制御部401は記憶部407から印刷アプリケーション102を取得し、IDを関連付けて端末101へ送信する。制御部401は印刷アプリケーション102から画像ファイルとIDの受信を検知すると、画像ファイルとIDを紐付けて管理し、印刷データ生成部406に印刷データの生成を指示する。印刷データ生成部406は同じIDを持つ画像ファイルとジョブチケットを抽出して印刷データを生成し、印刷部408に印刷データの出力処理を依頼する。そして、印刷部408は印刷データを出力する。
図4はサーバ104の構成例を示すブロック図である。制御部501はサーバ104が実行する各種処理を制御する。ディスプレイ等の表示部502や、キーボード等の操作部503は、管理者がサーバ104の操作に使用する。通信部504はネットワーク106を経由して外部装置と通信する。記憶部505は印刷アプリケーション格納部506、OS507、アプリケーション508を備え、サーバ104が処理する各種プログラムやデータを記憶する。印刷アプリケーション格納部506は印刷アプリケーション102を保存する。OS507はサーバ104上で稼働するオペレーティングシステムである。アプリケーション508はWebサービスライブラリ509や印刷アプリケーション管理プログラム510等の各種アプリケーションのプログラムである。Webサービスライブラリ509はサーバ104と端末101またはプリンタ103との通信に用いる。印刷アプリケーション管理プログラム510は外部装置からの印刷アプリケーションのダウンロード要求に対し、印刷アプリケーション格納部506から印刷アプリケーション102を取得して要求元へ送信する。端末101が行う印刷アプリケーション102のダウンロード要求については、以下の形態がある。
・端末101がプリンタ103へダウンロード要求を行い、プリンタ103がサーバ104へリダイレクトし、サーバ104から印刷アプリケーション102を取得する形態。
・端末101がサーバ104へ直接ダウンロード要求を行い、サーバ104から印刷アプリケーション102を取得する形態。
サーバ104は、印刷アプリケーション102のダウンロード要求に対し、印刷アプリケーション102を送信する役割を担う。
・端末101がプリンタ103へダウンロード要求を行い、プリンタ103がサーバ104へリダイレクトし、サーバ104から印刷アプリケーション102を取得する形態。
・端末101がサーバ104へ直接ダウンロード要求を行い、サーバ104から印刷アプリケーション102を取得する形態。
サーバ104は、印刷アプリケーション102のダウンロード要求に対し、印刷アプリケーション102を送信する役割を担う。
図5は印刷システムで送受信されるデータを例示する。図5(A)はプリンタ103が端末101へ返すRUIによる印刷設定画面(図6)を、HTMLで記述した情報601の一例を部分的に示す。これはプリンタ103が印刷設定画面の情報にIDを付加した場合の記述例であり、クッキー(Cookie)を使用している。図5(B)はプリンタ103が端末101へアプリケーション611と送信先情報612を送信する場合のデータを例示する。図5(C)は端末101がプリンタ103へ送信するデータであり、画像ファイル621とID622によって構成される。図5(D)はプリンタ103が端末101へアプリケーションを送信する場合のデータを例示する。該データはアプリケーション631と送信先情報632とID633によって構成される。図5(E)はプリンタ103が端末101へ送信するデータを例示する。該データは送信先情報641とID642によって構成される。
図6は印刷設定画面を例示する。この画面はプリンタ103が端末101に返したRUIによる印刷設定画面となり、印刷設定部701、ファイル指定部702、その他の指定部703、送信ボタン704を含む。本実施形態の印刷システムでは、プリンタ103は、端末101から送信された印刷設定情報と、印刷アプリケーション102によって送信された画像ファイルを用いて画像出力を行う。印刷設定部701はRUIにより各種の印刷設定情報を入力する領域であり、解像度や部数、用紙等の指定に用いる。ファイル指定部702は端末101内のリソースから画像ファイルを選択して指定する領域である。ただし、端末101によってはその内部のリソースへのアクセスを制限するものがある。アクセスが制限されるとファイル指定はできなくなる。本実施形態ではこのような場合、例えば画像ファイル名がグレーアウト表示でユーザに提示される。つまり図6の印刷設定画面においてファイル指定部702が有効となるか無効となるかは、端末101のアクセス制限により変更される。もし、端末101にてブラウザ等のアプリケーションが他のアプリケーションの利用している領域へのアクセスを制限しない場合、ファイル指定部702はユーザの指定を受け付け可能な状態で表示される。その他の指定部703は、端末101がファイル指定部702を利用してプリンタ103に画像ファイルを送信できない場合、どのように対処するかをユーザが指定するための領域である。端末101に印刷アプリケーション102がインストールされていない場合、印刷アプリケーション102の取得が必要である。この場合、「印刷アプリケーションをダウンロードする」という第1の選択肢が使用される。一方、既に端末101に印刷アプリケーション102がインストールされている場合、「印刷アプリケーションでファイル送信する」という第2の選択肢が使用される。送信ボタン704はユーザが印刷設定画面で設定した印刷設定情報を、プリンタ103へ送信するための操作指示手段である。
図7は印刷アプリケーション102の表示例を示す。本例では端末101がタッチパネルを備えるものとする。図7(A)から(C)にて、印刷アプリケーション102による画面はタッチパネル801上のアプリケーション表示領域802に表示される。図7(A)は印刷アプリケーション102の初期画面例を示す。この初期画面は、印刷設定ボタン803、ファイル送信ボタン804、終了ボタン805を含む。印刷設定ボタン803の選択により、図7(B)の印刷設定画面が表示される。ファイル送信ボタン804の選択により、図7(C)のファイル送信画面が表示される。印刷アプリケーション102が印刷処理で使用するIDを管理していない場合、ファイル送信時にIDを付加できない。この場合、ファイル送信ボタン804は表示しなくてもよい。図7(B)の印刷設定画面は、アプリケーション表示領域802の中にブラウザ連動領域806を備える。ブラウザ連動領域806は端末101のブラウザ211と連動しており、印刷設定画面(図6)の情報をプリンタ103から取得して表示する。この場合、その他の指定部703では「印刷アプリケーションでファイル送信する」選択肢が指定されることが自明であるため、自動的に当該選択肢が設定される形態でもよい。図7(C)のファイル送信画面は、ID選択部807、ファイル選択部808、送信ボタン809を含む。ID選択部807は印刷アプリケーション102が管理している印刷処理時のIDをユーザが指定するために用いる。図7(C)は、複数のIDを管理して選択できる形態での表示例である。複数のIDを管理する実施形態では、どのプリンタから取得したIDであるかといった送信先情報等の関連情報をユーザが確認できる構成でもよい。また、複数のID管理を許さない実施形態では、管理している1つのIDを表示するのみでよい。なお、IDに関連する情報があれば、当該情報をユーザが確認できる構成でもよい。また、ID選択部807を設けずにID表示をしない形態も可能である。ファイル選択部808は印刷アプリケーション102が取得した送信可能なファイルを表示し、ユーザによる選択および指定を可能にする。送信ボタン809は、ID選択部807で指定されたIDと、ファイル選択部808で指定されたファイルをプリンタ103へ送信するための指示を発令する際にユーザが使用する。
図8は本実施形態における第1のシーケンスを説明する図である。第1のシーケンスでは、プリンタ103が印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを関連付け(図5(A)参照)、端末101のブラウザ211がIDを取得する。印刷アプリケーション102は、API208を利用してブラウザ211が取得したIDを入手して、画像ファイルの送信時にIDを付加して送信する。図8(A)は、処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有していない場合の処理例を示す。また図8(B)は、処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有している場合の処理例を示す。
図8(A)に示す処理では、まず端末101でブラウザ211が起動する(S101)。次に端末101はアクセス先のプリンタ103を指定し(S102)、端末101はブラウザ211を利用してプリンタ103へアクセスし、RUIによる印刷設定画面(図6参照)の情報を要求する(S103)。プリンタ103はIDを生成して保持し(S104)、印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを付加する(S105)。ID付きの印刷設定画面(図6、図5(A)参照)の情報は、プリンタ103が端末101のブラウザ211へ返送する(S106)。プリンタ103による印刷設定画面(図6参照)へのID付加の方法には、クッキー(Cookie)等を使用できる。ブラウザ211はIDを所定の記憶領域に保存し(S107)、ユーザ入力による印刷設定(S108)と印刷アプリケーション102の取得要求(S109)を検知し、送信ボタン704の操作による送信指示を受け付ける。そして、ブラウザ211はプリンタ103へ印刷設定情報および印刷アプリケーション102の取得要求の情報と共にブラウザ211が保持しているIDを送信する(S110)。プリンタ103は受信したIDに基づいて、印刷設定情報と、保持していたIDを紐付け(S111)、印刷アプリケーション102と、画像ファイルの送信先情報を取得する(S112)。プリンタ103は印刷アプリケーション102と送信先情報(図5(B)参照)と共にS110で送信されたIDをブラウザ211経由で端末101へ返す(S114)。このとき、プリンタ103は紐付けた印刷設定情報とIDを用いて、IDと紐付くジョブチケットを生成する(S113)。印刷アプリケーション102と送信先情報のダウンロードが完了した場合、ユーザ操作によりブラウザの画面が閉じられる(S115)。S116にて端末101では、ユーザ操作により印刷アプリケーション102が起動する(S116)。印刷アプリケーション102は送信先情報とS114で送信されたIDに対応するIDをブラウザ211から取得し、IDと送信先情報を関連付けて管理する(S117)。印刷アプリケーション102はユーザ操作による画像ファイル指定を検知して画像ファイルを取得する(S118)。画像ファイルの取得は図7(C)のファイル送信用画面を用いて実行される。印刷アプリケーション102は、S117で管理しているIDを画像ファイルに付加して(S119)、関連付けられた送信先情報に基づき、送信先へ画像ファイルとIDを送信する(S120、図5(C)参照)。プリンタ103は画像ファイルとIDを紐付けて(S121)、同じIDの画像ファイルとジョブチケットを使用して印刷データを生成し(S122)、印刷データに基づく印刷処理を実行する(S123)。また、プリンタ103は画像ファイルの受信通知を印刷アプリケーション102へ送信する(S124)。印刷アプリケーション102は、S119で送信したIDを消去し(S125)、処理を終了する(S126)。なお、印刷アプリケーション102の停止については、ユーザに終了指示を問う画面を表示して、終了指示を検知した場合に停止処理が実行される形態でもよく、このことは後述の説明でも同様とする。
次に、図8(B)の処理を説明する。まず端末101で印刷アプリケーション102が起動する(S201)。次に印刷アプリケーション102はプリンタ探索要求を検知し(S202)、プリンタ探索を開始する(S203)。プリンタ探索は印刷アプリケーション102自身で行うか、またはユーザ操作による要求に従って実行され、端末101の探索モジュール207を利用して行われる。プリンタ103はプリンタ探索に対して応答を返す(S204)。応答を受信した印刷アプリケーション102はプリンタ103のアドレス情報も受信する。印刷アプリケーション102はブラウザ211を起動し(S205)、発見したプリンタ103をアクセス先に指定する(S206)。なお、複数のプリンタから応答が返ってきた場合、複数のプリンタからユーザにより選択されたプリンタがS206においてアクセス先として指定される。取得したアドレス情報が示すプリンタ103の印刷設定画面(図6参照)の情報を要求すべく当該プリンタへのアクセスが行われる(S207)。プリンタの指定については、プリンタ探索処理を行わず、ユーザ操作によってプリンタのアドレス情報をブラウザ211へ直接入力することで実現してもよい。アクセス先のプリンタ103はIDを生成して保持する(S208)。そして、プリンタ103は印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを付加して(S209、図5(A)参照)、これをアクセス元へ返送する(S210)。印刷アプリケーション102は、図7(B)のブラウザ連動領域806に印刷設定画面(図6参照)を表示し、クッキー等で紐付けられているIDを取得して管理する(S211)。印刷アプリケーション102はユーザ入力により印刷設定画面(図6参照)で設定された印刷設定情報を取得し(S212)、画像ファイル送信を行う際の送信指定情報を取得する(S213)。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103に対し、印刷設定情報と印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報をS211で管理するIDと共に送信する(S214)。
プリンタ103はS214で送信されたIDを受信して、IDに基づいて、併せて受信した印刷設定情報とS208で生成し保持しているIDを紐付け(S215)、画像ファイルの送信先情報を取得する(S216)。プリンタ103は、印刷設定情報を受信した旨の通知情報と、画像ファイルの送信先情報をIDと共に端末101へ送信する(S218)。また、プリンタ103はS215の処理を実行した場合、同じIDが紐付くジョブチケットを生成して保持する(S217)。印刷アプリケーション102は印刷設定情報の受信通知情報と送信先情報と共にIDを受信すると、そのIDに基づいて送信先情報をS211で取得したIDと関連付けて管理し、図7(C)のファイル送信画面を表示させる(S219)。印刷アプリケーション102はユーザ操作によるIDおよび送信先情報の指定(S220)と画像ファイルの指定(S221)を検知すると、送信先情報の示すプリンタ103へ画像ファイルおよびIDを送信する(S222、図5(C)参照)。プリンタ103は、受信した画像ファイルとIDを紐付けて(S223)、同じIDの画像ファイルとジョブチケットを用いて印刷データを生成する(S224)。そして、プリンタ103は生成した印刷データに基づく印刷処理を実行する(S225)。また、S223の処理により画像ファイルにIDを紐付けたプリンタ103は、印刷アプリケーション102に対して画像ファイルの受信通知情報を送信する(S226)。印刷アプリケーション102は画像ファイルの送信時に使用したIDを消去し(S227)、ブラウザ211が停止し(S228)、印刷アプリケーション102が停止する(S229)。
図9は第1のシーケンスにおける印刷アプリケーション102の処理例を示すフローチャートである。なお、本実施形態の端末装置において実行されるフローチャートは、制御部306がメモリから関連するプログラムを読み出して実行することで実現される。印刷アプリケーション102は起動すると図7(A)の初期画面を表示させ、ユーザの操作指示を検知する。印刷アプリケーション102は操作指示が印刷設定の指示であるか、または画像ファイル送信の指示であるかを判定する(S301)。印刷設定の指示の場合、S302へ遷移し、画像ファイル送信の指示の場合、S312へ遷移する。
S302で印刷アプリケーション102は印刷設定情報を送信する対象のプリンタ103を指定する。プリンタ103の指定についてはプリンタ探索による指定の他、印刷アプリケーション102が、API208を利用して連動するブラウザ211を介したユーザ入力でアクセス先を直接に行う指定でもよい。印刷アプリケーション102は指定したプリンタ103の印刷設定画面のアクセス先に対し、ブラウザ211を利用して印刷設定画面の情報の取得を要求する(S303)。その際、Webサービスライブラリ210も活用する。印刷アプリケーション102はプリンタ103から印刷設定画面の情報を取得し(S304)、該情報からIDを取得する(S305)。ブラウザ211が保存したクッキー等に含まれるIDをID管理部301がAPI208を利用して取得して管理する(S306)。この管理方法についてはIDの取得でなく、IDを参照して管理する方法でもよい。
印刷アプリケーション102は、ユーザ操作によるプリンタ103への印刷設定情報を送信する指示を検知すると(S307)、図6の印刷設定画面における、その他の指定部703の指定内容を判定する(S308)。「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が指定されている場合、S309へ処理を進める。一方、ファイル送信が指定されない場合、印刷アプリケーション102は指定を要求する表示処理を行ってS307へ戻る。ただし、印刷アプリケーション102の操作による印刷設定画面の設定および印刷設定情報のプリンタ103への送信では、「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が自動的に指定される形態でもよい。また、端末にてブラウザ等のアプリケーションが他のアプリケーションの利用している領域へのアクセスを制限しない場合、「印刷アプリケーションでファイルを送信する」が選択されるまで図9の処理が待機される。
S309で印刷アプリケーション102はプリンタ103の印刷設定画面を介して入力された印刷設定情報をIDと共に送信する。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103から印刷設定情報の受信通知情報と画像ファイルの送信先情報をIDと共に受信し(S310)、送信先情報をID管理部301が管理する(S311)。
S309で印刷アプリケーション102はプリンタ103の印刷設定画面を介して入力された印刷設定情報をIDと共に送信する。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103から印刷設定情報の受信通知情報と画像ファイルの送信先情報をIDと共に受信し(S310)、送信先情報をID管理部301が管理する(S311)。
S311の処理の後、あるいはS301でファイル送信が指定された場合、S312へ処理を進め、印刷アプリケーション102はID管理部301にてIDを管理しているか否かを判定する。ID管理部301がIDを管理していない場合、印刷アプリケーション102の終了処理へ移行する。また、ID管理部301がIDを管理している場合、S313に遷移する。S313で印刷アプリケーション102はID管理部301が複数のIDを管理しているか否かを判定する。ID管理部301が複数のIDを管理している場合、S314へ遷移し、IDを1つ管理している場合、S316へ遷移する。S314で印刷アプリケーション102は、ID選択可能なID選択部807を含むファイル送信画面(図7(C)参照)を表示させ、S315でユーザ操作により選択されたIDを取得する。一方、1つのIDが管理されている場合、印刷アプリケーション102は当該IDを選択結果として取得してこのIDをファイル送信画面上に表示する(S316)。ただし、印刷アプリケーション102はIDを確定して保持できていればよいので、IDを表示せずにIDが確定済みである旨を表示するだけでもよい。印刷アプリケーション102がIDを確定して保持する場合、選択可能な画像ファイルの探索を行い(S317)、画像ファイルの存否を判定する(S318)。選択可能な画像ファイルが存在する場合、S319へ遷移し、選択可能な画像ファイルが存在しない場合、S322へ遷移する。
S319で印刷アプリケーション102は、選択可能な画像ファイルの表示処理を行い、ユーザ操作により選択された画像ファイルを検知する。そして、印刷アプリケーション102はユーザ操作による送信ボタン809の操作を検知する。印刷アプリケーション102は画像ファイルにS315またはS316で取得したIDを付加し(S320)、画像ファイルとIDを送信先情報のプリンタ103へ送信し(S321)、処理を終了する。一方、S318にて選択可能な画像ファイルが存在しない場合、印刷アプリケーション102は画像ファイルの手配要求を表示させ(S322)、処理を終了する。ユーザ操作により適切な場所に画像ファイルが配置された場合、次回のファイル送信画面では、S318にて選択可能な画像ファイルが存在するものとして処理され、S319に進む。なお、選択可能な画像ファイルとは印刷アプリケーション102がアクセスでき、処理できる範囲にある画像ファイルである。携帯電話やスマートフォンではアプリケーションのアクセスできる範囲が制限されている場合がある。本実施形態では、印刷アプリケーション102がアクセス可能な範囲、つまり印刷アプリケーション102内のファイル管理部302の配下にある画像ファイルが対象となる。また、選択可能な画像ファイルは、印刷アプリケーション102がAPI208を使用してアクセスできる記憶部205内で管理される画像ファイルも含む。このように印刷アプリケーション102はプリンタ103が生成したIDを取得して管理した上で、IDを画像ファイルに付加して、送信先情報の示すプリンタ103に送信する。これにより、プリンタ103は画像データの生成が可能になる。
印刷アプリケーション102がS305でIDを取得し、S309で印刷設定情報を送信するまでの間に途中で処理が中止された場合、再度印刷設定画面へアクセスすると別のIDがプリンタ103から取得されて、冗長な管理が行われてしまう。これを回避するため、ID管理部301はS309で印刷設定情報をプリンタ103へ送信するまでの間、IDを仮登録し、送信が完了した場合にIDを正式に登録する。仮登録のIDが存在する状態で、送信が完了する前にS306のIDの管理処理が生じた場合、ID管理部301は仮登録しているIDを破棄し、新規に印刷設定画面の情報から取得したIDを仮登録する。あるいは、ID管理部301が管理できるIDを1つだけに限定する形態でもよい。この場合、ID管理部301が1つのIDを管理しているときに、新規のIDを取得してしまった場合には、常に上書きして管理すればよい。そして、S312でID管理部301がIDを保持している場合、S316へ処理を進める。
図10および図11は第1のシーケンスにおけるプリンタ103の処理例を示すフローチャートである。なお、本実施形態のプリンタ103におけるフローチャートは、制御部401がメモリから関連するプログラムを呼び出して実行することにより実現される。
プリンタ103は外部端末装置(端末101等)からのアクセスを検知すると(S401)、そのアクセス先を判定する(S402)。判定結果が印刷設定画面(図6参照)へのアクセスであった場合、S403へ遷移する。また、判定結果が画像ファイル送信のためのアップロードデータ受信領域へのアクセスであった場合、S417へ遷移する。アップロードデータ受信領域は、外部端末装置からプリンタ103に送信されるデータを受信する際に使用される。
プリンタ103は外部端末装置(端末101等)からのアクセスを検知すると(S401)、そのアクセス先を判定する(S402)。判定結果が印刷設定画面(図6参照)へのアクセスであった場合、S403へ遷移する。また、判定結果が画像ファイル送信のためのアップロードデータ受信領域へのアクセスであった場合、S417へ遷移する。アップロードデータ受信領域は、外部端末装置からプリンタ103に送信されるデータを受信する際に使用される。
S403でID生成部404はIDを生成する。次にWeb制御部403は印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを関連付け(S404、図5(A)参照)、外部端末装置(端末101等)へ印刷設定画面(図6)の情報を返信する。一方、S417ではプリンタ103が印刷アプリケーション102から画像ファイルとID(図5(C)参照)を受信する。制御部401は受信した画像ファイルをIDと関連付けて記憶部407に管理し(S418)、図11のS414へ処理を進める。
S406でプリンタ103は外部端末装置(端末101等)から印刷設定情報を受信する。Web制御部403は印刷設定情報とともに画像ファイルを受信しているか否かを判定する(図11のS407)。画像ファイルの受信が判定された場合、Web制御部403は外部端末装置に対して画像ファイルを受信した旨を通知する(S419)。そして、制御部401は印刷データ生成部406に対し、受信した印刷設定情報と画像ファイルを用いて印刷データを生成するように指示し、印刷データが生成され(S420)、S416へ遷移する。
S406でプリンタ103は外部端末装置(端末101等)から印刷設定情報を受信する。Web制御部403は印刷設定情報とともに画像ファイルを受信しているか否かを判定する(図11のS407)。画像ファイルの受信が判定された場合、Web制御部403は外部端末装置に対して画像ファイルを受信した旨を通知する(S419)。そして、制御部401は印刷データ生成部406に対し、受信した印刷設定情報と画像ファイルを用いて印刷データを生成するように指示し、印刷データが生成され(S420)、S416へ遷移する。
一方、図11のS407での判定結果が画像ファイルの未受信である場合、Web制御部403は印刷アプリケーション102のダウンロード要求の有無を判定する(S408)。IDを含むダウンロード要求がある場合、Web制御部403は記憶部407で管理している印刷アプリケーション102と、画像ファイルの送信先情報を取得してIDと共に端末101へ送信し(S409、図5(B)参照)、S412へ遷移する。また、S408でダウンロード要求がない場合、Web制御部403は印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報の有無を判定する(S410)。印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていなかった場合、Web制御部403は、画像ファイルを添付して印刷設定情報を再送信するように要求元の装置へ依頼し(図10のS421)、S401へ処理を戻す。一方、印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていた場合、Web制御部403は印刷設定情報の受信通知情報と画像ファイルの送信先情報をIDと共に端末101へ送信する(S411)。このとき、印刷設定情報の受信通知は、図5(A)のHTMLの記述例で示したのと同様の方法で、画像ファイルの送信先情報を紐付けた印刷設定の受信通知画面によって行えばよい。S412で制御部401は、受信した印刷設定情報とS403で生成したIDを関連付ける。制御部401はジョブチケット生成部405に指示し、IDと関連付けのあるジョブチケットを生成する(S413)。
S413の処理後、またはS418から遷移するS414の処理にて制御部401は、同じIDで関連付けられた画像ファイルとジョブチケットを管理しているか否かを判定する。当該画像ファイルおよびジョブチケットが管理されている場合、S415に処理を進め、それらが存在しない場合、S414の判定処理が繰り返される。S414の判定処理は所定の時間間隔で実行されるか、またはS418にて画像ファイルとIDとを関連付けたタイミングで実行してもよい。S415で制御部401は印刷データ生成部406に指示し、同じIDが付与された画像ファイルとジョブチケットを用いて印刷データを生成させる(S415)。そして、S416で制御部401は印刷部408に指示して印刷データに基づく印刷処理を実行させ(S416)、その後、印刷処理に使用したIDを破棄する。
本実施形態ではプリンタ103がIDを生成し、IDを関連付けた印刷設定画面の情報を端末101に渡す。そして、プリンタ103は端末101から受信した印刷設定情報をIDと紐付けて管理し、IDと紐付けのあるジョブチケットを生成する。さらに、プリンタ103は、端末101からIDと紐付けられた画像ファイルを受信した場合、同じIDのジョブチケットを用いて印刷データを生成する。これにより、端末101の制限によって、プリンタ103が同時に印刷設定情報と画像ファイルを受信できない場合であっても、適切に印刷することができる。
図12は本実施形態における第2のシーケンスを説明する図である。第2のシーケンスでは、プリンタ103が印刷設定画面(図6参照)を介して端末101から印刷設定情報を受信した後に、プリンタ103がIDを生成して端末101に送信する。端末101が印刷アプリケーション102を保持していない場合、プリンタ103は端末101に印刷アプリケーション102とID、および画像ファイルの送信先情報を送信する。一方、端末101が印刷アプリケーション102を保持している場合、プリンタ103は端末101にIDと、画像ファイルの送信先情報を送信する。印刷アプリケーション102はプリンタ103の送信先情報に対する画像ファイルの送信時にIDを付加して送信する。図12(A)は処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有していない場合の処理例を示す。また図12(B)は処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有している場合の処理例を示す。
図12(A)の処理において、S501−S503は図8(A)のS101−S103と同じ処理であるため説明を省略する。プリンタ103は印刷設定画面(図6参照)の情報を用意し(S504)、端末101のブラウザ211へ返す(S505)。ブラウザ211はユーザ操作により入力された印刷設定情報(S506)と印刷アプリケーション102の取得要求(S507)を検知し、送信ボタン704の操作による送信指示を受け付ける。そして、ブラウザ211はプリンタ103へ印刷設定情報と、印刷アプリケーション102の取得要求の情報を送信する(S508)。プリンタ103は印刷設定情報を受信するとIDを生成し(S509)、受信した印刷設定情報と生成したIDとを紐付け(S510)、印刷アプリケーション102と画像ファイルの送信先情報とIDを取得する(S511)。そして、プリンタ103は印刷アプリケーション102と送信先情報とID(図5(D)参照)を、ブラウザ211経由で端末101へ返送する(S513)。これらのデータの送信方法については、画像ファイルの送信先情報とIDを予め設定した印刷アプリケーション102のダウンロードにより行ってもよい。また、印刷アプリケーション102のダウンロード完了時にファイル送信の完了画面を表示させる形態にて、その画面にプリンタ103が画像ファイルの送信先情報とIDをクッキー等の手法で紐付けておく方法でもよい。
S510で印刷設定情報とIDの紐付けが完了すると、プリンタ103は印刷設定情報およびIDを用いて、IDと紐付くジョブチケットを生成する(S512)。他方、端末101は、印刷アプリケーション102と送信先情報とIDを受信した場合、ユーザ操作によりブラウザの画面を閉じる(S514)。これ以降の処理は、第1のシーケンスで説明した、図8(A)のS115からS126までの処理と同様である。端末101はS515からS519、S524およびS525の処理を実行し、またプリンタ103はS520からS523の処理を実行する。
次に、図12(B)に示す処理を説明する。なお、S601−S607は、図8(B)のS201−S207と同様の処理であるため説明を省略する。
印刷設定画面(図6参照)へのアクセスを受けたプリンタ103は、当該印刷設定画面の情報を用意し(S608)、これをアクセス元へ返信する(S609)。印刷アプリケーション102は、ユーザ入力により、印刷設定画面(図6参照)上で設定された印刷設定情報を取得し(S610)、プリンタ103に対するID取得要求を受け付ける(S611)。第2のシーケンスにおいて、ID取得要求は印刷設定画面における、その他の指定部703で「印刷アプリケーションでファイル送信する」選択肢が選択された場合をID取得要求とみなして、プリンタ103がIDを生成する。その際、その他の指定部703にて、「印刷アプリケーションでファイル送信するためのID取得を要求する」選択肢を明示してユーザに提示してもよい。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103へ印刷設定情報とID取得要求の情報を送信する(S612)。
印刷設定画面(図6参照)へのアクセスを受けたプリンタ103は、当該印刷設定画面の情報を用意し(S608)、これをアクセス元へ返信する(S609)。印刷アプリケーション102は、ユーザ入力により、印刷設定画面(図6参照)上で設定された印刷設定情報を取得し(S610)、プリンタ103に対するID取得要求を受け付ける(S611)。第2のシーケンスにおいて、ID取得要求は印刷設定画面における、その他の指定部703で「印刷アプリケーションでファイル送信する」選択肢が選択された場合をID取得要求とみなして、プリンタ103がIDを生成する。その際、その他の指定部703にて、「印刷アプリケーションでファイル送信するためのID取得を要求する」選択肢を明示してユーザに提示してもよい。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103へ印刷設定情報とID取得要求の情報を送信する(S612)。
プリンタ103は印刷設定情報とID取得要求の情報を受信すると、IDを生成し(S613)、受信した印刷設定情報と生成したIDとを紐付け(S614)、画像ファイルの送信先情報とIDを取得する(S615)。そして、プリンタ103は送信先情報とID(図5(E)参照)をブラウザ211経由で端末101へ返信する(S617)。また、プリンタ103はS614の処理後、同じIDで紐付けられるジョブチケットを生成して保持する(S616)。一方、印刷アプリケーション102は印刷設定情報の受信通知情報と送信先情報とIDを受信すると、図7(C)のファイル送信画面を表示し(S618)、送信先情報とIDを関連付けて管理する(S619)。これ以降の処理は第1のシーケンスにて説明した、図8(B)のS220からS229までの処理と同様である。端末101はS620からS622、S627から629の処理を実行し、プリンタ103はS623から626の処理を実行する。
図13は第2のシーケンスにおける印刷アプリケーション102の処理例を示すフローチャートである。以下では、図9と同様の処理については説明を省略し、主として相違点を説明する。
S701から704の処理は、図9のS301から304と同様である。S705で印刷アプリケーション102は、ユーザ操作によりプリンタ103へ印刷設定情報を送信する指示を検知し、次に図6の印刷設定画面における、その他の指定部703の指定内容を判定する(S706)。「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が指定されている場合、S707に処理を進める。S707で印刷アプリケーション102は、印刷設定画面を介して設定された印刷設定情報とID取得要求をプリンタ103へ送信する。一方、S706での判定の結果、「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が指定されていない場合、印刷アプリケーション102は指定を要求する表示処理を行ってからS705へ戻る。なお、S706において送信しないと判定された場合の処理は図9のS308と同様であるため省略する。
S707の次に、印刷アプリケーション102はプリンタ103から印刷設定情報の受信通知情報と、画像ファイルの送信先情報およびIDを受信し(S708)、送信先情報とIDをID管理部301で管理する(S709)。
S707の次に、印刷アプリケーション102はプリンタ103から印刷設定情報の受信通知情報と、画像ファイルの送信先情報およびIDを受信し(S708)、送信先情報とIDをID管理部301で管理する(S709)。
S709の処理後、またはS701での判定結果がファイル送信の指定である場合、S710へ遷移する。これ以降の処理は第1のシーケンスにおける図9のS312からS322までの処理と同様である。印刷アプリケーション102はS710からS720の処理を実行する。このように印刷アプリケーション102はプリンタ103によって生成されるIDを取得して管理した上で、IDを画像ファイルに付加して、送信先情報に示すプリンタ103に送信する。これにより、プリンタ103は画像データの生成が可能となる。
図14および図15は第2のシーケンスにおけるプリンタ103の処理例を示すフローチャートである。以下では、図10および図11と同様の処理については説明を省略し、主として相違点を説明する。
図14のS802でアクセス先が判定され、印刷設定画面(図6参照)へのアクセスの場合、S803へ遷移する。また、画像ファイル送信のためのアップロードデータ受信領域へのアクセスの場合、S817へ遷移する。なお、S817およびS818の処理は図10のS417およびS418と同様であり、それらの処理の後で図15のS814へ遷移する。
図14のS802でアクセス先が判定され、印刷設定画面(図6参照)へのアクセスの場合、S803へ遷移する。また、画像ファイル送信のためのアップロードデータ受信領域へのアクセスの場合、S817へ遷移する。なお、S817およびS818の処理は図10のS417およびS418と同様であり、それらの処理の後で図15のS814へ遷移する。
S803でプリンタ103はWeb制御部403の処理により、外部端末装置(端末101等)へ印刷設定画面(図6参照)の情報を返送し、S804へ遷移する。S804でプリンタ103は、外部端末装置(端末101等)から印刷設定情報を受信する。S805でプリンタ103はID生成部404によりIDを生成し、Web制御部403は印刷設定情報とともに画像ファイルを受信しているか否かを判定する(図15のS806)。Web制御部403は画像ファイルを受信している場合、S819に処理を進める。S819およびS820の処理は図11のS419およびS420と同様である。一方、S806の判定結果で画像ファイルが受信されていない場合、S807に進み、Web制御部403は印刷アプリケーション102のダウンロード要求があるか否かを判定する。ダウンロード要求があると判定された場合、Web制御部403は記憶部407で管理している印刷アプリケーション102と、画像ファイルの送信先情報と、S805で生成したIDを取得する(S808)。印刷アプリケーション102と、画像ファイルの送信先情報とIDは、端末101へ送信され(S809、図5(D)参照)、S812へ遷移する。一方、S807でダウンロード要求がないと判定された場合、Web制御部403は、印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報が含まれているか否かを判定する(S810)。印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていなかった場合、外部端末装置は端末101でなく、パーソナルコンピュータ等である。Web制御部403は、画像ファイルを添付して印刷設定情報を再送信するように外部端末装置に要求を送信し(図14のS821)、S801へ処理を戻す。またS810の判定で印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていた場合、外部端末装置は端末101である。S811でWeb制御部403は、印刷設定情報の受信通知情報と、画像ファイルの送信先情報と、S805で生成したIDを端末101へ送信し(S811)、S812へ遷移する。これ以降の処理は第1のシーケンスにおける図11のS412からS416までの処理と同様である。プリンタ103はS812からS816の処理を実行する。
本実施形態ではプリンタ103が端末101から印刷設定情報を受信したときにIDを生成して端末101に渡す。そして、プリンタ103は受信した印刷設定情報をIDと紐付けて管理し、IDと紐付けのあるジョブチケットを生成する。さらに、プリンタ103は端末101からIDと紐付けられた画像ファイルを受信した場合、同じIDのジョブチケットを用いて印刷データを生成する。これにより端末101の制限によって、プリンタ103が同時に印刷設定情報と画像ファイルを受信できない場合であっても、プリンタ103にて適切に画像データを生成して印刷することができる。
図16及び図17は本実施形態における第3のシーケンスを説明する図である。第3のシーケンスでは、端末101が印刷アプリケーション102を保有していない場合、プリンタ103は、印刷アプリケーション102を配信するサーバ104に端末101の通信接続先を切り替える。そして、端末101はサーバ104から印刷アプリケーション102をダウンロードして使用する。第3のシーケンスでは、プリンタ103は印刷設定画面(図6参照)の情報にIDを関連付け(図5(A)参照)、端末101のブラウザ211がIDを取得する。印刷アプリケーション102は、ブラウザ211が取得したIDについてAPI208を利用して取得し、画像ファイルの送信時にIDを付加して送信する。図16は処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有していない場合に、端末101とプリンタ103とサーバ104の間で行われる処理例を示す。また、図17は、処理開始時に端末101が印刷アプリケーション102を保有している場合に、端末101とプリンタ103との間で行われる処理例を示す。
図16の処理にて、S901からS904の処理は、第1のシーケンスにて説明した図8(A)のS101からS104の処理と同様である。以下では主として相違点を説明する。
S905でプリンタ103は、印刷設定画面の情報にID、および画像ファイルの送信先情報を付加し(S905)、当該情報を端末101のブラウザ211へ返す(S906)。プリンタ103による印刷設定画面の情報へのIDや送信先情報の付加方法についてはクッキー(Cookie)等を用いることができる。ブラウザ211はIDと送信先情報を所定の記憶領域に保存し(S907)、ユーザ入力による、印刷設定(S908)と、印刷アプリケーション102の取得要求(S909)を検知し、送信ボタン704の操作による送信指示を受け付ける。そして、ブラウザ211はプリンタ103へ印刷設定情報と印刷アプリケーション102の取得要求の情報を送信する(S910)。プリンタ103は受信した印刷設定情報と保持していたIDとを紐付け(S911)、紐付けた印刷設定情報とIDを用いて、IDと紐付くジョブチケットを生成する(S912)。そして、プリンタ103は印刷アプリケーション102の取得要求に対し、リダイレクトを行う(S913)。これは、印刷アプリケーション102を配信するサーバ104へブラウザ211からのアクセス先を切り替えてサーバ104に取得要求を転送することより、印刷アプリケーション102をブラウザ211が取得できるようにする処理である。リダイレクトによりブラウザ211からアクセスを検知したサーバ104は、印刷アプリケーション102のダウンロード画面の情報を用意し(S914)、該情報をブラウザ211に送信する(S915)。端末101にてブラウザ211は、ユーザ操作によるダウンロード要求を検知し(S916)、サーバ104へ印刷アプリケーション102のダウンロード要求を送信する(S917)。サーバ104は印刷アプリケーション102を取得し(S918)、ブラウザ211に印刷アプリケーション102を送信する(S919)。印刷アプリケーション102のダウンロードが完了すると、ユーザ操作によりブラウザの画面は閉じられる(S920)。これ以降の処理は第1のシーケンスにおける図8(A)のS115からS126までの処理と同様である。端末101はS921からS925、S930およびS931の処理を実行し、プリンタ103はS926からS929の処理を実行する。
次に図17の処理を説明する。S1001からS1007の処理は図8(B)のS201からS207に示す処理と同様である。以下では主として相違点を説明する。
端末101からアクセスを受けたプリンタ103は、IDを生成して保持する(S1008)。そして、プリンタ103は印刷設定画面の情報に、IDと、画像ファイルの送信先情報を付加して(S1009)、当該情報をアクセス元へ返す(S1010)。印刷アプリケーション102は、図7(B)のブラウザ連動領域806に印刷設定画面(図6参照)を表示させ、クッキー等で紐付けられているIDと画像ファイルの送信先情報を取得して管理する(S1011)。印刷アプリケーション102はユーザ入力により、印刷設定画面(図6参照)を介して印刷設定情報を取得する(S1012)。印刷アプリケーション102によって画像ファイル送信を行う際の送信指定情報が取得される(S1013)。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103へ印刷設定情報と、印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報を送信する(S1014)。プリンタ103は受信した印刷設定情報と、S1008で生成して保持しているIDとを紐付け(S1015)、印刷設定情報を受信したことを端末101へ通知する(S1017)。また、プリンタ103はS1015の処理を実行すると、同じIDが紐付くジョブチケットを生成して保持する(S1016)。印刷アプリケーション102は印刷設定情報の受信通知を受信すると、図7(C)のファイル送信画面を表示させる(S1018)。これ以降の処理は第1のシーケンスにおける図8(B)のS220からS229までの処理と同様である。端末101はS1019からS1021、S1026からS1028の処理を実行し、プリンタ103はS1022からS1025の処理を実行する。
端末101からアクセスを受けたプリンタ103は、IDを生成して保持する(S1008)。そして、プリンタ103は印刷設定画面の情報に、IDと、画像ファイルの送信先情報を付加して(S1009)、当該情報をアクセス元へ返す(S1010)。印刷アプリケーション102は、図7(B)のブラウザ連動領域806に印刷設定画面(図6参照)を表示させ、クッキー等で紐付けられているIDと画像ファイルの送信先情報を取得して管理する(S1011)。印刷アプリケーション102はユーザ入力により、印刷設定画面(図6参照)を介して印刷設定情報を取得する(S1012)。印刷アプリケーション102によって画像ファイル送信を行う際の送信指定情報が取得される(S1013)。そして、印刷アプリケーション102はプリンタ103へ印刷設定情報と、印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報を送信する(S1014)。プリンタ103は受信した印刷設定情報と、S1008で生成して保持しているIDとを紐付け(S1015)、印刷設定情報を受信したことを端末101へ通知する(S1017)。また、プリンタ103はS1015の処理を実行すると、同じIDが紐付くジョブチケットを生成して保持する(S1016)。印刷アプリケーション102は印刷設定情報の受信通知を受信すると、図7(C)のファイル送信画面を表示させる(S1018)。これ以降の処理は第1のシーケンスにおける図8(B)のS220からS229までの処理と同様である。端末101はS1019からS1021、S1026からS1028の処理を実行し、プリンタ103はS1022からS1025の処理を実行する。
図18は第3のシーケンス図における印刷アプリケーション102の処理を表すフローチャートである。印刷アプリケーション102の処理は制御部306が制御する。S1101からS1104の処理は図9のS301からS304の処理と同様である。以下では主として相違点を説明する。
S1105で印刷アプリケーション102は、印刷設定画面の情報からIDと画像ファイルの送信先情報を取得する(S1105)。その際、ブラウザ211が保存したクッキー等に含まれるIDおよび送信先情報を、ID管理部301がAPI208を利用して取得して管理する(S1106)。なお、当該情報を取得する代わりに、参照して管理する方法を採用してもよい。S1107およびS1108の処理は図9のS307およびS308の処理と同様である。S1108で「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が指定されていた場合、印刷アプリケーション102はプリンタ103の印刷設定画面を介して印刷設定情報を送信する(S1109)。S1108で「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が指定されていない場合、印刷アプリケーション102は指定を要求する表示処理を行ってS1107へ戻る。ただし、印刷アプリケーション102の操作による印刷設定画面の設定および印刷設定情報のプリンタ103への送信では、「印刷アプリケーションでファイルを送信する」選択肢が自動的に指定される構成でもよい。
S1110で印刷アプリケーション102は、プリンタ103から印刷設定情報の受信通知を受け取り、S1111へ遷移する。これ以降の処理は第1のシーケンスにて説明した、図9のS312からS322までの処理と同様である。印刷アプリケーション102はS1111からS1121の処理を実行する。このように印刷アプリケーション102は、プリンタ103によって生成されるIDを取得して管理した上で、IDを画像ファイルに付加して送信先情報に示すプリンタ103に送信する。これにより、プリンタ103は印刷が可能となる。
図19および図20は第3のシーケンスにおけるプリンタ103の処理例を示すフローチャートである。図19のS1201からS1203の処理は図10のS401からS403の処理と同様である。また、図19のS1217、S1218、図20のS1219、S1220の処理は図10および図11のS417からS420の処理と同様である。以下では主として相違点を説明する。
図19のS1204でWeb制御部403は、印刷設定画面(図6参照)の情報にIDと画像ファイルの送信先情報を関連付け、当該情報を外部端末装置(端末101等)へ返し(S1205)、S1206へ遷移する。S1206からS1208の処理は図10および図11のS406からS408の処理と同様である。
図20のS1208でWeb制御部403は印刷アプリケーション102のダウンロード要求があると判定した場合、S1209に処理を進める。Web制御部403は端末101からの印刷アプリケーションの取得要求に対し、印刷アプリケーション102を配信するサーバ104へのリダイレクト処理を行う。また、S1208で印刷アプリケーション102のダウンロード要求がないと判定した場合、S1210に処理を進める。Web制御部403は印刷アプリケーション102による画像ファイル送信に係る送信指定情報が含まれているか否かを判定する(S1210)。印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていなかった場合、外部端末装置は端末101ではなく、パーソナルコンピュータ等である。Web制御部403は画像ファイルを添付して印刷設定情報を再送信するように外部端末装置への要求を送信し(図19のS1221)、S1201へ戻る。またS1210にて、印刷アプリケーション102による画像ファイル送信が指定されていた場合、外部端末装置は端末101である。Web制御部403は印刷設定情報を受信した旨を端末101へ通知し(S1211)、S1212へ遷移する。これ以降の処理は第1のシーケンスにて説明した、図11のS412からS416までの処理と同様である。プリンタ103はS1212からS1216の処理を実行する。
本実施形態ではプリンタ103が端末101から印刷アプリケーション102のダウンロード要求を受信した場合、印刷アプリケーション102を配信するサーバ104へのリダイレクト処理を行う。これにより、個々のプリンタが印刷アプリケーション102を保有する必要がなくなる。また、全てのプリンタに対して印刷アプリケーション102を配布して保有させるための通信および運用上の負荷を低減できる。さらに、本実施形態ではプリンタ103がIDを生成し、IDと画像ファイルの送信先情報を関連付けた印刷設定画面の情報を端末101に渡す。そして、プリンタ103は端末101から受信した印刷設定情報をIDと紐付けて管理し、IDと紐付けのあるジョブチケットを生成する。さらに、プリンタ103は端末101から、IDと紐付けられた画像ファイルを受信したとき、同じIDのジョブチケットを用いて印刷データを生成する。これにより端末101の制限によって、プリンタ103が同時に印刷設定情報と画像ファイルを受信できない場合でも、プリンタ103は適切に画像データを生成して印刷することができる。
図21は第3のシーケンスにおけるサーバ104の処理例を示すフローチャートである。サーバ104の処理は制御部501がメモリから関連するプログラムを読み出して実行することにより実現される。サーバ104は外部端末装置からのアクセスを検知すると(S1301)、これが印刷アプリケーション102のダウンロード要求であるか否かを判定する(S1302)。なお、以下の説明では外部端末装置を端末101とする。ダウンロード要求以外の他の要求を受けた場合、サーバ104は制御部501の制御により、当該他の要求に対応する処理を実行し(S1309)、処理を終了する。一方、ダウンロード要求を受けた場合、制御部501は印刷アプリケーション管理プログラム510を起動する。そして、制御部501は印刷アプリケーション管理プログラム510の処理手順に従い、印刷アプリケーション102のダウンロード画面の情報を取得する(S1303)。
図22はサーバ104が外部端末装置に返すダウンロード画面例を示す。ダウンロード画面はダウンロードボタン901とキャンセルボタン902を備える。ダウンロードボタン901はサーバ104に対し、印刷アプリケーション102のダウンロードを要求する指示を行う際にユーザが使用する。キャンセルボタン902は印刷アプリケーション102のダウンロード指示を中止する指示を行う際にユーザが使用する。
S1304では、端末101にダウンロード画面の情報が返信される。制御部501は端末101から指示を受信すると(S1305)、これがダウンロード実行の指示であるか否かを判定する(S1306)。例えば、ダウンロードを中止するキャンセル指示(図22のキャンセルボタン902参照)を受け付けた場合、制御部501は端末101に処理終了の画面情報を返し(S1310)、処理を終了する。また、ダウンロード開始の指示を受け付けた場合、制御部501は印刷アプリケーション管理プログラム510の処理手順に従い、印刷アプリケーション格納部506から印刷アプリケーション102を取得する(S1307)。そして、制御部501は端末101へ印刷アプリケーション102を送信し(S1308)、処理を終了する。このようにサーバ104が印刷アプリケーション102を外部端末装置に配信するので、個々のプリンタが印刷アプリケーション102を保有する必要がなくなる。
以上のように本実施形態によれば、装置内部のリソースへのアクセス制限のある端末装置を利用してプリンタへの印刷要求が行われる場合でも、プリンタでは別々に送信される印刷設定情報と画像ファイルを適切に関連付けて印刷処理を実行できる。
[その他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 クライアント端末
102 印刷アプリケーション
103 プリンタ
104 サーバ
102 印刷アプリケーション
103 プリンタ
104 サーバ
Claims (10)
- 情報処理装置および印刷装置を備え、前記情報処理装置が実行する印刷アプリケーションを用いて印刷処理を行う印刷システムであって、
前記情報処理装置は、
前記印刷装置と通信する通信手段と、
前記通信手段を介して、前記印刷装置が生成する識別情報を取得して管理する識別情報管理手段と、
前記印刷アプリケーションとは異なる他のアプリケーションが管理するデータを取得して管理するデータ管理手段と、
前記印刷装置から印刷設定画面の情報を取得し、前記印刷設定画面を介して設定された印刷設定情報と前記識別情報管理手段が管理する識別情報を前記印刷装置に送信し、前記識別情報管理手段が保持する前記識別情報および前記データ管理手段が管理するデータを前記印刷装置に送信する制御を行う制御手段を備え、
前記印刷装置は、
前記情報処理装置と通信する通信手段と、
前記情報処理装置に送信する前記識別情報を生成して管理する生成手段と、
前記情報処理装置から受信した前記印刷設定情報と前記識別情報、および、前記識別情報と前記データに基づいて、前記印刷設定情報と前記データに基づく印刷処理を実行する印刷制御手段を備えることを特徴とする印刷システム。 - 情報処理装置からの印刷設定情報およびデータを受信して印刷処理を行う印刷装置であって、
前記情報処理装置と通信する通信手段と、
前記情報処理装置に送信する識別情報を生成して管理する生成手段と、
前記情報処理装置から受信した前記印刷設定情報を前記識別情報と関連付けて管理し、前記情報処理装置から前記識別情報およびデータを受信した場合、当該識別情報に関連付けられた前記印刷設定情報に従って前記データの印刷処理を実行する印刷制御手段
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記情報処理装置に送信する印刷設定画面の情報を記憶する記憶手段と、
前記印刷制御手段は、前記情報処理装置から前記印刷設定画面の情報の要求を受けた場合、前記生成手段が生成した前記識別情報を前記印刷設定画面の情報に付加して前記情報処理装置に送信する送信手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。 - 前記記憶手段は、前記情報処理装置に送信する印刷アプリケーションを記憶し、
前記送信手段は、前記情報処理装置から前記印刷アプリケーションの要求を受けた場合、前記データの送信先情報を付加して前記情報処理装置に前記印刷アプリケーションを送信することを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。 - 前記生成手段は、前記情報処理装置から前記印刷設定画面の情報の要求を受けた場合または前記印刷設定情報を受信した場合に、前記識別情報を生成することを特徴とする請求項3または4に記載の印刷装置。
- 印刷アプリケーションを実行するとともに、印刷設定画面を用いて入力された印刷設定情報および指定されたデータを印刷装置に送信して印刷処理を指示する情報処理装置であって、
前記印刷装置と通信する通信手段と、
前記通信手段を介して、前記印刷装置が生成する識別情報を取得して管理する識別情報管理手段と、
前記印刷アプリケーションとは異なる他のアプリケーションが管理するデータを取得して管理するデータ管理手段と、
前記印刷装置から印刷設定画面の情報を取得し、前記印刷設定画面を介して設定された前記印刷設定情報を前記識別情報と共に送信し、かつ、前記識別情報管理手段が保持する前記識別情報および前記データ管理手段が管理するデータを前記印刷装置に送信する制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記印刷装置から取得した前記識別情報を表示する表示手段と、
前記表示手段が表示する前記識別情報を選択する操作手段を備え、
前記制御手段は、前記操作手段により選択された識別情報を、前記データ管理手段が管理するデータに付加し、前記印刷装置から取得した送信先情報に従って前記識別情報およびデータを送信する制御を行うことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 端末装置および印刷装置との通信手段を備え、前記端末装置で実行される印刷アプリケーションを配信する情報処理装置であって、
前記端末装置にて印刷設定情報、識別情報管理手段が管理する識別情報、およびデータ管理手段が管理するデータを前記印刷装置に送信する制御を行う場合に前記端末装置にて実行される前記印刷アプリケーションを格納する記憶手段と、
前記端末装置が前記印刷アプリケーションの取得を要求した場合、または前記端末装置が前記印刷装置に対して前記印刷アプリケーションの取得を要求し、前記印刷装置から転送された前記印刷アプリケーションの取得要求を受けた場合、前記記憶手段に格納された前記印刷アプリケーションを前記端末装置に送信する制御を行う制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置および印刷装置を備え、前記情報処理装置が実行する印刷アプリケーションを用いて印刷処理を行う印刷システムにて実行される印刷処理方法であって、
前記印刷装置が生成する識別情報を、前記情報処理装置が取得して管理する識別情報管理ステップと、
前記印刷アプリケーションとは異なる他のアプリケーションが管理するデータを取得して管理するデータ管理ステップと、
前記情報処理装置が前記印刷装置から印刷設定画面の情報を取得し、前記印刷設定画面を介して設定された印刷設定情報と前記識別情報管理ステップで管理される識別情報を前記印刷装置に送信する制御ステップと、
前記識別情報管理ステップで管理される識別情報および前記データ管理ステップで管理されるデータを前記情報処理装置が前記印刷装置に送信する送信ステップと、
前記印刷装置にて、前記情報処理装置から受信した前記印刷設定情報と前記識別情報、および、前記識別情報と前記データに基づいて、前記印刷設定情報と前記データに基づく印刷処理を実行する印刷制御ステップを有することを特徴とする印刷処理方法。 - 印刷装置との通信手段を備えた情報処理装置を構成するコンピュータにより実行される印刷アプリケーションのプログラムであって、
前記通信手段を介して前記印刷装置が生成する識別情報を取得して管理する識別情報管理ステップと、
前記情報処理装置にて前記印刷アプリケーションとは異なる他のアプリケーションが管理するデータを取得して管理するデータ管理ステップと、
前記情報処理装置が前記印刷装置から印刷設定画面の情報を取得し、前記印刷設定画面を介して設定された印刷設定情報と前記識別情報管理ステップで管理される識別情報を前記印刷装置に送信するステップと、
前記識別情報管理ステップで管理される前記識別情報および前記データ管理ステップで管理される前記データを前記印刷装置に送信する送信ステップを有することを特徴とするプログラム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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