JP2013196112A - メモリシステムとその省電力制御方法 - Google Patents

メモリシステムとその省電力制御方法 Download PDF

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Abstract


【課題】消費電力を低減することが可能なメモリシステムとその省電力制御方法を提供する。
【解決手段】第1のCPU22は、インターフェース部21を介してホスト30から供給されるリクエストが一定期間無い場合、インターフェース部21を省電力状態に設定する。記憶部11は、データを記憶する。第2のCPU23は、少なくともイベントに従って記憶部11を制御し、イベントが一定期間無い場合、記憶部11を省電力状態に設定する。第1のCPU22は、インターフェース部21が省電力状態において、ホスト30からリクエストを受けた場合、割り込みにより第2のCPU23へ通知し、第2のCPU23は、割り込みを検知した場合、記憶部11を省電力状態から通常動作状態に復帰させる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、例えばNANDフラッシュメモリを用いたメモリシステムとその省電力制御方法に関する。
NANDフラッシュメモリを用いたメモリシステムとして例えばSSD(Solid-State Drive)が開発されている。このようなメモリシステムは、システム内において、実行すべき処理が無い場合、各ハードウェアの設定を切り替えたり、クロック信号の供給を制限したりして消費電力を削減している。以下、この消費電力を削減する処理を省電力処理と呼ぶ。
従来、省電力処理は、全てのハードウェアを一度に制御していた。この処理は、単純であるが、例えば省電力状態において、実行すべき処理が生じた場合、処理動作に必要のないハードウェアも省電力状態から通常動作状態に復帰させており、消費電力を十分に低減することが困難であった。
特開2011−181011号公報
本実施形態は、消費電力を低減することが可能なメモリシステムとその省電力制御方法を提供しようとするものである。
本実施形態のメモリシステムは、ホストとのインターフェース部と、前記インターフェース部を介して前記ホストから供給されるリクエストが一定期間無い場合、前記インターフェース部を省電力状態に設定する第1のCPUと、データを記憶する記憶部と、少なくともイベントに従って前記記憶部を制御し、前記イベントが一定期間無い場合、前記記憶部を省電力状態に設定する第2のCPUと、前記第1のCPUは、前記インターフェース部が省電力状態において、前記ホストからリクエストを受けた場合、割り込みにより前記第2のCPUへ通知し、前記第2のCPUは、前記割り込みを検知した場合、前記記憶部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする。
本実施形態を概略的に示す構成図。 図1に示す第1、第2のCPUを概略的に示す構成図。 第1の動作モードを説明するために示す図。 第2の動作モードを説明するために示す図。 第3の動作モードを説明するために示す図。 第1の動作モードを説明するために示すフローチャート。 第2の動作モードを説明するために示すフローチャート。 第3の動作モードを説明するために示すフローチャート。
一般に、省電力処理は、ファームウェアがホストからの要求(以下、リクエストと称す)が無いこと、及び/又はシステム内で実行すべき仕事(以下、イベントと称す)が無いことを検知して実行される。省電力処理は、対象となるハードウェアの設定を変更し、対象となるハードウェアへのクロック信号の供給を制限した後、ファームウェア自身も割り込み待ち状態に入る。その後、リクエスト、又はイベントが発生した場合、ファームウェアは割り込みにより、リクエスト、又はイベントが発生したことを検知し、対象のハードウェアの設定変更を元に戻し、クロック信号の供給を再開して通常動作状態に復帰させる。
しかし、上記一般的な省電力処理は、対象となる全てのハードウェアを省電力状態から通常状態へ復帰する場合、全てのハードウェアの設定、及びクロック信号の供給を一度に制御していた。この制御は単純であるが、必要のないハードウェアまで、省電力状態から通常動作状態に復帰させることになり消費電力の削減効率が良くなかった。
そこで、本実施形態は、コントローラに搭載された2つのCPUコアを用いて、高効率の省電力制御を可能としている。
(実施形態)
以下、図面を参照して、実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態が適用されるメモリシステム、例えばSSDの構成を示している。
図1において、SSD10は、NANDフラッシュメモリ11とコントローラ20により構成されている。
NANDフラッシュメモリ11は、コントローラ20の動作を制御するためのファームウェアや各種のユーザデータを格納する。
コントローラ20は、SATAC((Serial AT Attachment規格によるインターフェース仕様)のController)21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC(NAND Controller)24、SRAM25、第1のROM26、第2のROM27、CLK(Clock 信号)発振器28、バス29により構成されている。SATAC21、第1、第2のCPU22、23、NANDC24、SRAM25は、バス29に接続されている。第1のROM26は、第1のCPU22に接続され、第2のROM27は、第2のCPU23に接続されている。CLK発振器28は、例えばSATAC21、第1、第2のCPU22,23、NANDC24、バス29に接続されている。
第1、第2のROM26、27は、例えば第1、第2のCPU22、23により使用されるIPL(Initial Program loader)をそれぞれ格納している。起動時、第1、第2のCPU22、23は、これらIPLによりNANDフラッシュメモリ11から、制御プログラム、リクエスト(コマンド)を処理するリクエスト処理モジュール、ハードウェアを初期化する初期化処理モジュール、省電力処理を行うモジュールなどのファームウェアが読み出される。これらファームウェアは、図2に示すように、第1、第2のCPU22、23のTCM(Tightly Connected Memory)にロードされる。第1、第2のCPU22、23は、これらファームウェアに基づき、お互いに通信しながら独立に動作可能とされている。
SATAC21は、ホスト30に接続されている。SATAC21は、図示せぬSATAインターフェースを含み、ホスト30から供給されるリクエスト(コマンド)や、データ、アドレスなどを受ける。また、SATAC21は、NANDフラッシュメモリ11から読み出されたデータやステータス信号等をホスト30に供給する。
第1のCPU22は、フロントエンドプロセッサとしての機能を有し、ファームウェアに基づき、SATAC21から供給されるリクエストを解析する。このリクエストが例えばNANDフラッシュメモリ11のアクセスに関するものである場合、第1のCPU22は、そのリクエストを第2のCPU23に供給する。
また、リクエストとしては、NANDフラッシュメモリ11のアクセス以外に関するものがある。例えばTCMのアクセスや、SRAM25に格納されたデータをホストに転送するリクエストある。この場合、第1のCPU22は、そのリクエストに従って、TCMやSRAM25に保持されたデータを、SATAC21を介してホスト30に転送する。
さらに、第1のCPU22は、ホスト30からSATAC21を介して供給されるリクエストが、例えば一定時間の間ない場合、省電力処理を実行し、SATAC21を省電力状態とする。省電力処理の具体的な動作については後述する。
一方、第2のCPU23は、バックエンドプロセッサとしての機能を有し、ファームウェアに基づき、NANDC24を介してNANDフラッシュメモリ11をアクセスする。すなわち、第2のCPU23は、第1のCPU22から供給されるリクエストをNANDC24に供給する。NANDC24は、リクエストに従って、NANDフラッシュメモリ11をアクセスする。
NANDC24は、リクエストが例えばデータの書き込みである場合、NANDフラッシュメモリ11にホスト30から供給されたデータを指定されたアドレスに書き込む。また、リクエストが例えばデータの読み出しである場合、NANDC24は、NANDフラッシュメモリ11の指定されたアドレスからデータを読み出し、このデータを例えばSRAM25に転送する。
また、第2のCPU23は、種々のイベントを処理する。このイベントとしては、例えば一定期間毎に実行されるチップの温度の測定や、例えばNANDC24によるNANDフラッシュメモリ11内に生じた無効データ(同一アドレスへの書き込み(データ更新)に伴い無効化されたデータ)が増加した場合に、有効データを新規の空きブロックへコピーすることで、有効データを含まなくなったコピー元ブロックを空きブロックとして再利用する所謂コンパクション処理がある。
このようなSSD10の内部で発生するイベントは、ホスト30から要求される処理に対する応答速度の劣化を抑制するため、例えば、ホスト30からのアクセスが所定期間無いことを検知して実行される。この場合SSD10は、ハードウェアまたはファームウェアで構成されるタイマーを備えていてもよい。コンパクションは、SSD10内部において所定数以上の空きブロックが生成された段階で終了させてもよい。また、SSD10の内部で発生するイベントとして、各ブロックのデータを定期的に読み出して誤りビット数を監視し(パトロール)、誤りビット数が閾値を超えたら別のブロックへデータを書き直す、所謂リフレッシュ処理を実行してもよい。
さらに、第2のCPU23は、例えば一定時間の間、第1のCPU22からのリクエストが無い場合、又は、一定時間の間イベントが無い場合、省電力処理を実行し、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11を省電力状態とする。
SRAM25は、第1、第2のCPU22、23の例えばワークメモリやバッファとして使用される。第1、第2のCPU22、23が実行するファームウェアの少なくとも一部がSRAM25に展開されていてもよい。
CLK発振器28は、第1、第2のCPU22、23の制御に基づき、クロック信号を発生し、このクロック信号を例えばSATAC21、第1、第2のCPU22、23、NANDC24に供給する。第1、第2のCPU22、23は、図2に示すように、例えばCLK発振器28の動作を管理するクロック管理部をファームウェアとして有しており、このクロック管理部の制御に基づきCLK発振器28が動作する。すなわち、このクロック管理部は、後述するように、通常の動作状態、及び省電力状態において、CLK発振器28の発振、又は停止、或いは発振周波数の変更、及びクロック信号の供給先を制御する。
図2は、第1、第2のCPU22、23の概略構成を示している。第1、第2のCPU22、23は、RAMにより構成されたTCMを有している。このTCM内には、前述したように、NANDフラッシュメモリ11から読み出された各種のファームウェアFWが格納されるとともに、各種の変数が格納される。
ホスト30から、発行されたリクエストが、例えば第1のCPU22のTCMに記憶された変数を読み出すものである場合、第1のCPU22のTCMから指定された変数が読み出され、SATAC21を介してホスト30に転送される。
上記構成において、図3乃至図8を参照して動作について説明する。
(第1の動作モード)
図3及び図6は、本実施形態の第1の動作モードを示している。
図3及び図6は、通常動作状態において、ホスト30から例えばNANDフラッシュメモリ11のデータを読み出すリクエストが発行された場合の動作、及び、リクエスト処理が終了して省電力状態となり、この省電力状態において、ホスト30からNANDフラッシュメモリ11をアクセスするリクエストに基づき、省電力状態から通常動作状態に復帰する場合の動作を示している。
この場合、図3に示すように、SATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11の全てを通常の動作状態とする必要がある。
尚、図3、図4、図5において、破線は、リクエスト、又はイベントの流れ、及びNANDフラッシュメモリ11から読み出されたデータや、第1のCPU22から読み出されたデータの流れを示している。
図6に示すように、第1のCPU22は、ホスト30から供給されるリクエストを解析し、リクエストに従った処理を実行する(S11)。例えばホスト30から発行されたリクエストが、NANDフラッシュメモリ11からデータを読み出すリクエストである場合、リクエストが第2のCPU23に供給される。
第2のCPU23は、第1のCPU22から供給されるリクエストに従った処理、又はイベントに従った処理を実行する(S21)。この場合、ホスト30から発行されたリクエストが、NANDフラッシュメモリ11からデータを読み出すリクエストであるため、NANDC24を介してNANDフラッシュメモリ11の指定されたアドレスからデータが読み出され、この読み出されたデータがNANDC24、バス29を介してSRAM25に供給される。このSRAM25に格納されたデータは、SATAC21を介して読み出され、ホスト30に転送される。
第1のCPU22は、上記リクエスト処理が実行された後、次のリクエストがあるかどうかを判別する(S12)。この結果、次のリクエストがある場合は、リクエスト処理が実行される(S11)。
また、リクエストが無い場合、SATAC21が省電力状態に設定される。すなわち、先ず、SATAC21の一部の機能を除き、電源供給が停止される。具体的には、例えばリクエストを受け付ける回路以外の回路への電源供給が停止される。(S13)。
さらに、CLK発振器28からSATAC21へのクロック信号の供給が制限される(S14)。すなわち、CLK発振器28は、クロック管理部の制御に基づき、SATAC21のリクエストを受け付ける回路以外の回路へのクロック信号の供給を停止する。さらに、リクエストを受け付ける回路に供給されるクロック信号の周波数が低下される。
このように、省電力状態において、SATAC21は、リクエストを受け付ける回路のみが動作状態とされ、その他の回路領域は休止状態とされる。
さらに、この省電力状態において、第1のCPU22に供給されるクロック信号の周波数も低下される。この状態において、第1のCPU22は、ホスト30からリクエストが発行されることを待つ待機状態となる(S15)。
一方、第2のCPU23において、上記リクエスト処理が実行された後、次のリクエスト又はイベントがあるかどうかが判別される(S22)。この結果、リクエスト又はイベントがある場合は、リクエスト又はイベントの処理が実行される(S22)。
また、リクエスト又はイベントが無い場合、NANDC24とNANDフラッシュメモリ11が省電力状態に設定される。すなわち、先ず、NANDC24とNANDフラッシュメモリ11への電源供給が停止される(S23)。
さらに、CLK発振器28からNANDC24、及びNANDフラッシュメモリ11へのクロック信号の供給が制限される(S24)。すなわち、CLK発振器28は、クロック管理部の制御に基づき、NANDC24、及びNANDフラッシュメモリ11へのクロック信号の供給を停止する。
さらに、この省電力状態において、第2のCPU23に供給されるクロック信号の周波数も低下される。この状態において、第2のCPU23は、イベントが発生されるか、第1のCPU22から復帰通知が発生されることを待つ待機状態となる(S25)。
上記のように、第1、第2のCPU22、23が待機状態(S15、S25)において、ホスト30からリクエストが発行されると、SATAC21を介してリクエストが第1のCPU22に供給される。
第1のCPU22は、そのリクエストを判別し、そのリクエストがNANDフラッシュメモリ11のアクセスに関するものである場合、第2のCPU23に割り込みにより、復帰を通知する(S16)。
この後、第1のCPU22は、第2のCPU23から出力され、第2のCPU23が省電力状態から通常動作状態に復帰したことを示す復帰完了通知を待つ待機状態となる(S17)。
第2のCPU23は、第1のCPU22から復帰通知を受けると、CLK発振器28にNANDC24及びNANDフラッシュメモリ11へのクロック信号の供給を指示する(S26)。
さらに、第2のCPU23は、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11に電源を供給し、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11を通常動作状態に設定する(S27)。
この後、第2のCPU23は、割り込みにより、第1のCPU22に、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11の復帰が完了したことを示す復帰完了通知を送る(S28)。
第1のCPU22は、復帰完了通知の待機状態において(S17)、第2のCPU23からの復帰完了通知を受けると、CLK発振器28にSATAC21へのクロック信号の供給を指示する(S18)。さらに、第1のCPU22は、SATAC21に電源を供給し、SATAC21を省電力状態から通常動作状態に設定する(S19)。
このようにして、SATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態から通常動作状態に復帰される。
上記第1の動作モードによれば、SATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態である場合において、ホスト30により発行されたリクエストがNANDフラッシュメモリ11のアクセスに関するものである場合、先ず、第1のCPU22から第2のCPU23に割り込みにより復帰通知が供給される。第2のCPU23は、この復帰通知に基づき、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11を省電力状態から通常動作状態に復帰させ、さらに、復帰完了通知を割り込みにより第1のCPU22に供給する。第1のCPU22は、この復帰完了通知に基づき、SATAC21、第1のCPU22を省電力状態から通常動作状態に復帰させている。このため、リクエストを処理するために必要なハードウェアを省電力状態から通常動作状態に速やかに復帰させることが可能である。
(第2の動作モード)
図4及び図7は、本実施形態の第2の動作モードを示すものであり、第1の動作モードと同一部分には同一符合を付し説明は省略する。
図4及び図7は、例えばSATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態である場合において、SSD10の内部で発生したイベントにより、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態から通常動作状態に復帰する場合の動作示している。
この場合、図4に示すように、SATAC21、及び第1のCPU22は、通常動作状態に復帰させる必要はなく、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11を通常動作状態に復帰させればよい。
すなわち、図7に示すように、SATAC21、第1のCPU22が省電力状態である場合において、第1のCPU22は、リクエストが発行されることを待つ待機状態となっている(S15)。
また、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態である場合、第2のCPU23は、第1のCPU22から復帰通知が供給されるか(S25)、イベントが発生されるかを待つ待機状態となっている(S25−1)。
この状態において、例えば時間のカウント、又は温度測定、NANDフラッシュメモリ11のコンパクション処理などのイベントが発生した場合、第2のCPU23のファームウェアにより、そのイベントの割り込みが受け付けられる(S25−1、YES)。
この場合、第2のCPU23は、CLK発振器28にNANDC24及びNANDフラッシュメモリ11へのクロック信号の供給を指示する(S26)。
さらに、第2のCPU23は、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11に電源を供給し、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11を通常動作状態に設定する(S27)。
このとき、第1のCPUは、イベントの発生を知る必要がないため、第1のCPUに、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11が通常動作状態に復帰したことを示す復帰完了通知は供給されない。このため、SATAC21、第1のCPU21は、省電力状態のままに保持される。
尚、第1のCPU22のファームウェアは、ホスト30から供給されるリクエスト以外を受け付けないように設定されている。
上記のように、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11が通常動作状態に復帰された状態において、時刻のカウント、又は温度測定、NANDフラッシュメモリ11のコンパクション処理などのイベント処理が実行される(S21)。このイベント処理が終了した後、次のリクエスト又はイベントが無い場合(S22)、前述したように、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11は省電力状態に設定される(S23、S24)。
上記第2の動作モードによれば、第2のCPU23、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11が省電力状態において、イベントが発生した場合、第2のCPU23、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11が通常状態に復帰されてイベントが処理される。この際、第1のCPU22に、NANDC24及びNANDフラッシュメモリ11が通常動作状態に復帰したことを示す復帰完了が通知されない。すなわち、上記イベント処理は、第2のCPU23により処理され、SATAC21、第1のCPU22の処理は不要である。このため、SATAC21、第1のCPU21は、省電力状態のままに保持される。したがって、イベントの処理に必要なハードウェアのみを通常動作状態に復帰させるため、無駄な電力を削減でき、消費電力を低減することが可能である。
(第3の動作モード)
図5及び図8は、本実施形態の第3の動作モードを示すものであり、第1、第2の動作モードと同一部分には同一符合を付し説明は省略する。
図5及び図8は、例えばSATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態において、ホスト30から供給されたリクエストが、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11の動作を必要としない場合の動作を示している。このリクエストは、例えば第1のCPU22に設けられたTCM内の変数の読み出し、或いは、SRAM25に保持されたデータをホスト30に転送するリクエストである。
この場合、図5に示すように、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11を通常動作状態に復帰させる必要はなく、SATAC21、及び第1のCPU22を通常動作状態に復帰させればよい。
すなわち、図8に示すように、SATAC21、第1のCPU22が省電力状態の場合、第1のCPU22は、リクエストが発行されることを待つ待機状態となっている(S15)。
また、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態の場合、第2のCPU23は、第1のCPU22から復帰通知が供給されるか(S25)、イベントが発生されるかを待つ待機状態となっている(S25−1)。
この状態において、ホスト30からリクエストが発行された場合(S15、YES)、第1のCPU22のファームウェアによりリクエストが解析され、このリクエストがNANDフラッシュメモリ11のアクセスを必要とするかどうかが判別される(S31)。この判別の結果、NANDフラッシュメモリ11のアクセスを必要とする場合は、前述した第1の動作モードと同様の動作が実行される(S16〜S19)。
一方、リクエストがNANDフラッシュメモリ11のアクセスを必要としない場合、第2のCPU23へ復帰通知を行うことなく、SATAC21が省電力状態から通常動作状態に復帰される。
すなわち、第1のCPU22は、CLK発振器28にSATAC21へのクロック信号の供給を指示する(S18)。
さらに、第1のCPU22は、SATAC21に電源を供給し、SATAC21を省電力状態から通常動作状態に設定する(S19)。
このように、SATAC21が省電力状態から通常動作状態に復帰された状態において、リクエスト処理が実行され、例えば第1のCPU22内のTCMに格納された変数、又は、SRAM25に格納されたデータが読み出され、SATAC21を介してホスト30に転送される(S11)。
上記リクエスト処理が完了し、次のリクエストが無い場合(S12)、SATAC21、第1のCPU22は、前述した省電力状態に設定される(S13,S14)。
上記第3の動作モードによれば、SATAC21、第1のCPU22、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11が省電力状態において、ホスト30から供給されたリクエストが、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11の動作を必要としない場合、第2のCPU23に復帰通知を行わず、第2のCPU23、NANDC24、NANDフラッシュメモリ11を省電力状態としたまま、SATAC21、第1のCPU22を省電力状態から通常動作状態に復帰させてリクエストを処理している。このため、無駄な電力消費を削減して、消費電力の低減を図ることが可能である。
尚、上記実施形態は、コントローラ20が第1、第2のCPU22、23を有する場合につい説明した。しかし、これに限定されるものではなく、コントローラ20が3つ以上のCPUコアを有する場合においても、リクエスト、又はイベントの処理に必要のないハードウェアを省電力状態から復帰させないことにより、消費電力を低減することが可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…SSD、11…NANDフラッシュメモリ、20…コントローラ、21…SATAC、22…第1のCPU、23…第2のCPU、24…NANDC、28…CLK発振器、30…ホスト。

Claims (12)

  1. ホストとのインターフェース部と、
    前記インターフェース部を介して前記ホストから供給されるリクエストが一定期間無い場合、前記インターフェース部を省電力状態に設定する第1のCPUと、
    データを記憶する記憶部と、
    少なくともイベントに従って前記記憶部を制御し、前記イベントが一定期間無い場合、前記記憶部を省電力状態に設定する第2のCPUと、
    前記第1のCPUは、前記インターフェース部が省電力状態において、前記ホストからリクエストを受けた場合、割り込みにより前記第2のCPUへ通知し、前記第2のCPUは、前記割り込みを検知した場合、前記記憶部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とするメモリシステム。
  2. 前記第2のCPUは、前記記憶部が省電力状態から通常動作状態に復帰した場合、割り込みにより、前記第1のCPUに復帰したことを通知することを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  3. 前記第1のCPUは、前記インターフェース部が省電力状態において、前記ホストから前記リクエストを受けた場合、前記インターフェース部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項2記載のメモリシステム。
  4. 前記インターフェース部及び前記記憶部が省電力状態において、イベントが発生した場合、前記第2のCPUは、前記記憶部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  5. 前記インターフェース部及び前記記憶部が省電力状態において、前記第1のCPUがリクエストを受けた場合、前記第1のCPUは、前記リクエストが前記記憶部に対するものか否かを判別し、前記記憶部に対するものではない場合、前記インターフェース部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  6. ホストから供給されるリクエストが一定期間無い場合、第1のCPUにより、インターフェース部を省電力状態に設定し、
    第2のCPUにより、少なくともイベントに従って記憶部を制御し、前記イベントが一定期間無い場合、前記記憶部を省電力状態に設定し、
    前記第1のCPUは、前記インターフェース部が省電力状態において、前記ホストからリクエストを受けた場合、割り込みにより前記第2のCPUへ通知し、前記第2のCPUは、前記割り込みを検知した場合、前記記憶部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とするメモリシステムの省電力制御方法。
  7. 前記第2のCPUは、前記記憶部が省電力状態から通常動作状態に復帰した場合、割り込みにより、前記第1のCPUに復帰したことを通知することを特徴とする請求項6記載のメモリシステムの省電力制御方法。
  8. 前記第1のCPUは、前記インターフェース部が省電力状態において、前記ホストから前記リクエストを受けた場合、前記インターフェース部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項7記載のメモリシステムの省電力制御方法。
  9. 前記インターフェース部及び前記記憶部が省電力状態において、イベントが発生した場合、前記第2のCPUは、前記記憶部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項6記載のメモリシステムの省電力制御方法。
  10. 前記インターフェース部及び前記記憶部が省電力状態において、前記第1のCPUがリクエストを受けた場合、前記第1のCPUは、前記リクエストが前記記憶部に対するものか否かを判別し、前記記憶部に対するものではない場合、前記インターフェース部を省電力状態から通常動作状態に復帰させることを特徴とする請求項6記載のメモリシステムの省電力制御方法。
  11. 前記イベントは、コンパクション処理を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
  12. 前記イベントは、リフレッシュ処理を含むことを特徴とする請求項1記載のメモリシステム。
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