JP2013195966A - 発音制御装置、携帯情報機器及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】バイオリン等の弦楽器のアルコ奏法やピチカート奏法に応じた楽音を発音させる技術を提供する。
【解決手段】本発明に係る携帯情報機器は、バイオリン等の弦楽器の音高を指定する操作を受付ける音高指定画像と、指定された音高に対するアルコ奏法又はピチカート奏法に応じた演奏操作を受付ける演奏操作画像をタッチパネルに表示する。演奏者による音高指定操作及び演奏操作をタッチパネルにおいて受付けた場合に、受付けた音高指定操作に係る音高と、受付けた演奏操作に対応する奏法を特定し、特定した奏法と音高に基づく楽音を発音する。
【選択図】図4
【解決手段】本発明に係る携帯情報機器は、バイオリン等の弦楽器の音高を指定する操作を受付ける音高指定画像と、指定された音高に対するアルコ奏法又はピチカート奏法に応じた演奏操作を受付ける演奏操作画像をタッチパネルに表示する。演奏者による音高指定操作及び演奏操作をタッチパネルにおいて受付けた場合に、受付けた音高指定操作に係る音高と、受付けた演奏操作に対応する奏法を特定し、特定した奏法と音高に基づく楽音を発音する。
【選択図】図4
Description
本発明は、弦楽器の楽音の発音を制御する技術に関する。
携帯電話機等の携帯情報機器を用いて各種楽器の演奏を行うことができる技術が提案されている。例えば、下記特許文献1には、弦楽器の弦をタッチパネルに表示し、表示された弦を指等で横切る操作を行うことで弦楽器の演奏を行う技術が開示されている。
ところで、バイオリン等の擦弦楽器の場合、弓で弦を弾くアルコ奏法や指で弦を弾くピチカート奏法等の奏法があり、同じ音高でも奏法によって音が異なる。上記した特許文献1の技術では、アルコ奏法やピチカート奏法に応じた楽音を発音させることはできない。
本発明は、バイオリン等の弦楽器のアルコ奏法やピチカート奏法に応じた楽音を発音させる技術を提供する。
本発明は、バイオリン等の弦楽器のアルコ奏法やピチカート奏法に応じた楽音を発音させる技術を提供する。
本発明の請求項1に係る発音制御装置は、操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、前記演奏操作受付手段において受付けられた演奏操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段とを備える。
また、本発明の請求項2に係る発音制御装置は、前記奏法判別手段は、前記演奏操作の時間的変化を表す変化量として、前記第2操作部に対する操作量の変化量を検出し、当該変化量に応じて前記奏法の判定を行う構成を有する。
また、本発明の請求項3に係る発音制御装置は、前記奏法判別手段は、前記演奏操作の時間的変化を表す変化量として、前記第2操作部に対する操作時間を検出し、当該操作時間が閾値以上である場合には前記アルコ奏法と判別し、当該操作時間が閾値未満である場合には前記ピチカート奏法と判別する構成を有する。
また、本発明の請求項4に係る携帯情報機器は、操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、前記演奏操作受付手段において受付けられた前記第2操作部に対する操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた前記第1操作部に対する操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段と、前記発音制御手段によって出力された制御情報に応じた楽音を生成して発音する発音手段を備える。
また、請求項5に記載のプログラムは、コンピュータを、操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、前記演奏操作受付手段において受付けられた演奏操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段として機能させる。
請求項1、請求項4、及び請求項5に記載の構成によれば、ユーザによってなされた演奏操作に応じてアルコ奏法かピチカート奏法かが判定され、各奏法に応じた楽音の発音を制御することができる。
請求項2に記載の構成によれば、ユーザによってなされた演奏操作の操作量の変化に応じて奏法の判定を行うので、各奏法に応じた楽音の発音を制御することができる。
請求項3に記載の構成によれば、ユーザによってなされた演奏操作の操作時間に応じて奏法の判定を行うので、各奏法に応じた楽音の発音を制御することができる。
<概要>
本発明に係る実施形態の発音制御装置は、例えば、携帯電話機、PDA、携帯音楽プレーヤー、電子辞書等の携帯情報機器で実現される。本実施形態の携帯情報機器には、弦楽器の演奏機能を実現するアプリケーションプログラム(以下、楽器演奏アプリケーションと言う)が携帯情報機器にインストールされている。ユーザは、楽器演奏アプリケーションを実行し、携帯情報機器に設けられているタッチパネル上で演奏操作を行うことができる。携帯情報機器は、ユーザによってなされた演奏操作に応じて、当該演奏操作がアルコ奏法かピチカート奏法かを判別し、判別した奏法に応じた弦楽器の楽音を発音する。なお、本実施形態では、バイオリンを例にして説明を行うが、チェロやヴィオラ等の弦楽器であってもよい。
<構成>
図1は、本実施形態における携帯情報機器において演奏機能を実現する構成を表すブロック図である。図1に示すように、携帯情報機器1は、発音制御装置としての機能を実現する制御部10、記憶部11、表示部12、操作部13、計時部16と、楽音を発音する発音手段としての機能を実現する音源部14及び音声出力部15とで構成されており、各部はバスを介して接続されている。以下、各部の詳細について説明を行う。
本発明に係る実施形態の発音制御装置は、例えば、携帯電話機、PDA、携帯音楽プレーヤー、電子辞書等の携帯情報機器で実現される。本実施形態の携帯情報機器には、弦楽器の演奏機能を実現するアプリケーションプログラム(以下、楽器演奏アプリケーションと言う)が携帯情報機器にインストールされている。ユーザは、楽器演奏アプリケーションを実行し、携帯情報機器に設けられているタッチパネル上で演奏操作を行うことができる。携帯情報機器は、ユーザによってなされた演奏操作に応じて、当該演奏操作がアルコ奏法かピチカート奏法かを判別し、判別した奏法に応じた弦楽器の楽音を発音する。なお、本実施形態では、バイオリンを例にして説明を行うが、チェロやヴィオラ等の弦楽器であってもよい。
<構成>
図1は、本実施形態における携帯情報機器において演奏機能を実現する構成を表すブロック図である。図1に示すように、携帯情報機器1は、発音制御装置としての機能を実現する制御部10、記憶部11、表示部12、操作部13、計時部16と、楽音を発音する発音手段としての機能を実現する音源部14及び音声出力部15とで構成されており、各部はバスを介して接続されている。以下、各部の詳細について説明を行う。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)のメモリとを含んで構成されている。CPUは、RAMをワーキングエリアとして、ROMに記憶されている制御プログラムを実行することで制御部10と接続されている各部を制御し、ROM又は記憶部11に記憶されているアプリケーションプログラムを実行することでバイオリンの奏法を判別する奏法判別手段と、奏法に応じた楽音の発音制御を行う発音制御手段としての機能を実現する。
記憶部11は、携帯情報機器1に内蔵又は外付けされる不揮発性メモリ等の記憶手段であり、楽器演奏アプリケーションが実行された際に参照される操作情報テーブルや奏法判定情報テーブル等の各種データを記憶する。なお、操作情報テーブル及び奏法判定情報テーブルの詳細については後述する。
表示部12は、液晶ディスプレイ等で構成された表示手段であり、制御部10の制御の下、アプリケーションのメニュー画面、演奏操作画面等の各種画像を表示する。また、操作部13は、表示部12の液晶ディスプレイに表示された画像に対して操作を行うポインティングデバイスであり、ユーザの指やスタイラスペン等で液晶ディスプレイが接触された位置の同時多点検出が可能なタッチセンサを備えている。このように本実施形態における表示部12及び操作部13はタッチパネルとして機能し、指等で接触されたタッチパネル上の座標の情報や、タッチパネルに接触した状態から離れた状態に遷移したことを示す接触情報等が検出される。以下、表示部12及び操作部13を総称してタッチパネルと呼ぶ。
なお、本実施形態では、楽器演奏アプリケーションにおいて、バイオリンをピチカート奏法で演奏する場合には、タッチパネルを指で軽く1回叩く操作(以下、タップ操作と言う)を行い、アルコ奏法で演奏する場合にはタッチパネル上で指をスライドさせる操作(以下、スライド操作と言う)を行うよう予め定められている。
ここで、楽器演奏アプリケーションの実行時においてタッチパネルに表示される演奏操作画面の例を図2に示す。図2に示す演奏操作画面100には、実際のバイオリンの指板部分を模した4本の弦(上からE線、A線、D線、G線)を示す画像110と、各弦を押さえたときの音高位置を表す画像120と、上記演奏操作(スライド操作、タップ操作)を行う位置を示す画像130とが表示される。各弦の音高位置を示す各画像120(第1操作部)は、音高の指定操作を受付ける音高操作受付部としての機能を有し、画像130(第2操作部)は、指定された音高に対するアルコ奏法及びピチカート奏法の各演奏操作を受付ける演奏操作受付部としての機能を有する。
ユーザは、携帯情報機器1の演奏機能を用いてバイオリン演奏を行う場合、まず、所望する音高の画像120をタッチした状態で、画像130の部分をタップ操作又はスライド操作することでバイオリンの演奏を行う。
図1に戻り、構成の説明を続ける。音源部14は、制御部10から入力された制御情報に基づき、各奏法に応じた楽音信号を生成して音声出力部15に送出する。音声出力部15は、音源部14から入力される楽音信号を増幅する増幅部と、増幅した楽音信号を放音するスピーカ等の放音部を含んで構成される。計時部16は、制御部10の制御の下、所定のクロック信号をカウントしてタッチパネルにおける演奏操作時間を計時する。
<データ>
次に、携帯情報機器1の記憶部11に記憶されているデータについて説明する。
図3(a)は、操作情報テーブルの構成及びデータ例を示す図である。図3(a)に示すように、操作情報テーブル200には、上述した各弦(E、A、D、G)の音高の指定操作を受付ける各画像120(以下、音高指定画像120と言う)に対応するタッチパネル上の座標が定義された音高情報と、演奏操作を受付ける画像130(以下、演奏操作画像130と言う)に対応するタッチパネル上の座標範囲が定義された演奏操作位置情報とが対応付けられている。操作情報テーブル200は、タッチパネル上で音高の指定操作や演奏操作が行われた際、音高の特定及び演奏操作の有無を判定するために参照される。なお、最も左側の音高情報E、A、D、Gは、実際のバイオリンにおいて弦が押さえられていない開放の場合における音高を示すものである。
次に、携帯情報機器1の記憶部11に記憶されているデータについて説明する。
図3(a)は、操作情報テーブルの構成及びデータ例を示す図である。図3(a)に示すように、操作情報テーブル200には、上述した各弦(E、A、D、G)の音高の指定操作を受付ける各画像120(以下、音高指定画像120と言う)に対応するタッチパネル上の座標が定義された音高情報と、演奏操作を受付ける画像130(以下、演奏操作画像130と言う)に対応するタッチパネル上の座標範囲が定義された演奏操作位置情報とが対応付けられている。操作情報テーブル200は、タッチパネル上で音高の指定操作や演奏操作が行われた際、音高の特定及び演奏操作の有無を判定するために参照される。なお、最も左側の音高情報E、A、D、Gは、実際のバイオリンにおいて弦が押さえられていない開放の場合における音高を示すものである。
次に、奏法判定情報テーブルについて説明する。図3(b)は、奏法判定情報テーブルの構成及びデータ例を示す図である。図3(b)に示すように、奏法判定情報テーブル300には、バイオリンの奏法と、各奏法に対応する操作時間(T)とが対応づけられている。操作時間(T)は、演奏操作画像130の部分に対する操作時間を示しており、各奏法の判定条件として定義されている。タップ操作はスライド操作より操作時間が短いため、ピチカート奏法には、操作時間が予め定められた閾値時間Tcより短いことを定義した判定条件が対応づけられ、アルコ奏法には、操作時間が閾値時間Tc以上であることを定義した判定条件が対応づけられている。奏法判定情報テーブル300は、バイオリンの演奏機能において、演奏操作画像130においてなされた演奏操作がどの奏法に対応する演奏操作であるかを特定するために参照される。
<動作>
次に、本実施形態における携帯情報機器1の動作について説明する。図4は、携帯情報機器1の演奏制御処理を示す動作フロー図である。なお、携帯情報機器1は、ユーザ操作により楽器演奏アプリケーションが実行され、タッチパネルには図2の演奏操作画面100が表示されているものとして以下説明を行う。
次に、本実施形態における携帯情報機器1の動作について説明する。図4は、携帯情報機器1の演奏制御処理を示す動作フロー図である。なお、携帯情報機器1は、ユーザ操作により楽器演奏アプリケーションが実行され、タッチパネルには図2の演奏操作画面100が表示されているものとして以下説明を行う。
図2の演奏操作画面100において、ユーザが、弦Dにおける音高F(以下、音高D−Fと言う)に対応する音高指定画像120を指でタッチした場合、携帯情報機器1の制御部10は、タッチパネルにより検出された座標を取得し、記憶部11から操作情報テーブル200を参照して、音高の指定操作がなされたか否か判断する(ステップS11)。制御部10は、操作情報テーブル200の音高情報において、取得した座標に対応する音高D−Fを特定すると(ステップS11:YES)、音高D−Fの音高指定画像120がユーザの指でタッチされている間に、演奏操作が行われたか否かを判断する(ステップS12)。
具体的には、ユーザが、音高D−Fの音高指定画像120を指でタッチした状態で、演奏操作画像130をタップ操作又はスライド操作すると、操作されている座標がタッチパネル(操作部13)により検出されて制御部10に送出される。なお、音高D−Fの音高指定画像120がタッチされている間は、音高D−Fに対応する座標も継続して検出されるが、タッチパネルから指が離れた状態に遷移したことを示す接触情報がタッチパネルから出力されず、当該座標が連続して検出されている間は音高D−Fの指定操作が継続しているものと判断する。
制御部10は、操作情報テーブル200を参照し、タッチパネルにおいて検出された座標が演奏操作位置情報の座標範囲に属する場合には演奏操作が行われたと判断する(ステップS12:YES)。
そして、制御部10は、演奏操作画像130の座標をタッチパネルから取得した時点から演奏操作画像130に対する演奏操作時間に応じてアルコ奏法かピチカート奏法かの判定処理を行う(ステップS13)。即ち、ユーザの指が演奏操作画像130に接触している時間を演奏操作時間として計測し、その演奏操作時間に応じて奏法を判定する。
そして、制御部10は、演奏操作画像130の座標をタッチパネルから取得した時点から演奏操作画像130に対する演奏操作時間に応じてアルコ奏法かピチカート奏法かの判定処理を行う(ステップS13)。即ち、ユーザの指が演奏操作画像130に接触している時間を演奏操作時間として計測し、その演奏操作時間に応じて奏法を判定する。
ここで、奏法判定処理の動作フローを図5に示す。制御部10は、演奏操作画像130における座標がタッチパネルにおいて検出され続けている時間、即ち、タッチパネルから演奏操作画像130から指が離れた状態に遷移したことを示す接触情報を受け取るまでの時間を計時部16により計測する(ステップS21)。
そして、制御部10は、演奏操作時間の計測と並行して、記憶部11から奏法判定情報テーブル300を読み出し、ステップS21において計測されている演奏操作時間Tが閾値時間Tcを超えたか否かを判断する(ステップS22)。制御部10は、演奏操作時間Tが閾値時間Tcを超えなかった場合には(ステップS22:YES)、演奏操作画像130の部分がタップ操作されたものと判断してピチカート奏法による演奏操作が行われたと判定する(ステップS23)。
また、制御部10は、演奏操作時間Tが閾値時間Tcを超えた場合には(ステップS22:NO)、演奏操作画像130の部分がスライド操作されたものと判断してアルコ奏法による演奏操作が行われたと判定する(ステップS24)。なお、制御部10は、奏法の判定を行ったときに計時部16による演奏操作時間の計測を終了させる。
図4に戻り、制御部10は、ステップS11において特定した音高D−FとステップS13において判定した奏法とに基づく楽音を発音させることを指示する制御情報を音源部14に送出する。音源部14は、制御部10から送出された制御情報で指示された音高と奏法に基づく楽音信号を生成し、生成した楽音信号を音声出力部15へ送出し、音声出力部15において楽音信号を増幅して放音する(ステップS14)。
なお、ステップS11において音高の指定操作がユーザによって行われなかった場合(ステップS11:NO)、又は、ステップS12において演奏操作がユーザによって行われなかった場合(ステップS12:NO)には、制御部10は、楽音の発音を指示する制御情報を生成せずに演奏制御処理を終了する。
このように本実施形態では、ある音高について指定操作がなされている間になされた演奏操作時間に応じて、ユーザがアルコ奏法、ピチカート奏法のいずれの奏法で演奏操作を行ったか判断する。
ここで、各奏法が行われた際の発音タイミングについて図6を用いて説明する。この図において、実線410は、ある音高に対応する音高指定画像120がユーザの指に接触しているか否かの状態(接触:1、非接触:0)を示している。この例では、時刻t1〜t2までの間と、時刻t3〜t4までの間は、音高指定画像120がユーザの指と接触している状態、即ち、音高指定操作が行われていることを示している。
また、実線420は、上記音高指定操作に対して演奏操作画像130がユーザの指に接触しているか否かの状態(接触:1、非接触:0)を示している。この例では、時刻t1〜t2においてなされた最初の音高指定操作に対する演奏操作は時刻t1の経過後に開始され、演奏操作の開始時から閾値時間Tcが経過するまでに、演奏操作画像130からユーザの指が離れて演奏操作が終了されている。従って、この場合には、演奏操作の開始時から演奏操作が終了した矢印A1のタイミングでタップ操作、即ち、ピチカート奏法であると判定され、当該判定の際に、音高指定操作による音高のピチカート奏法に応じた楽音が発音される。
また、時刻t3〜t4においてなされた音高指定操作に対する演奏操作は時刻t3の経過後に開始され、演奏操作の開始時から閾値時間Tcを経過してから演奏操作画像130からユーザの指が離れて演奏操作が終了されている。従って、この場合には、演奏操作の開始時から閾値時間Tcが経過した矢印A2のタイミングでスライド操作、即ち、アルコ奏法であると判定され、当該判定の際に、音高指定操作による音高のアルコ奏法に応じた楽音が発音される。この場合、演奏操作を開始してから閾値時間Tcが経過した後に発音されるが、タップ奏法かアルコ奏法かを判定するための閾値時間Tcは短い時間で済むので、閾値時間Tc経過後にアルコ奏法の音が発音されても、演奏者の聴感上は違和感がない程度の遅れで済む。
<変形例>
本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよく、各変形例を組み合わせて実施してもよい。以下、本発明に係る実施形態の変形例について説明する。
本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよく、各変形例を組み合わせて実施してもよい。以下、本発明に係る実施形態の変形例について説明する。
(1)上述した実施形態では、演奏操作画像130が接触された位置に関わらず、演奏操作画像130が操作された態様(タップ操作、スライド操作)に応じて、指定された音高指定画像120に対応する音高に基づく楽音を発音させる例であったが、演奏操作画像130が接触された位置と指定された音高指定画像120に基づいて楽音を発音させるように構成してもよい。即ち、各弦に対応する演奏操作画像130の座標範囲を予め設定し、演奏操作画像130が接触された位置座標を検出し、検出された位置に対応する弦を特定する。そして、特定した弦に対応する音高指定画像120が指定されている場合には、その音高指定画像120の音高に基づく音を発音させ、その音高指定画像120が接触されていない場合には、弦が開放されていると判断し、特定した弦が開放の場合における音高に基づく楽音を発音させるようにする。このように構成した場合には、弦が開放されていることを示す音高指定画像120や音高情報は不要となる。
(2)上述した実施形態では、演奏操作画像130に対する演奏操作時間に基づいて奏法の判定を行う例について説明したが、以下のようにして奏法の判定を行うこともできる。実施形態では、図6に示すように、アルコ奏法の場合には、演奏操作の開始時から閾値時間Tcが経過するまでアルコ奏法であるか否か判断することができず、アルコ奏法の場合における楽音の発音が遅れる場合が生じうる。そのため、演奏操作時間だけでなく、演奏操作が行われている間の座標の変化(接触位置の移動量)に基づいて奏法の判定を行うように構成する。以下、この場合について説明する。ピチカート奏法に対応するタップ操作の場合、演奏操作画像130を指で1回軽く叩く操作であり、演奏操作画像130上で指をスライドさせるスライド操作を行う場合と比べて指の位置は殆ど変わらない。そのため、タッチパネルで検出される演奏操作画像130に対する座標の変化に基づく移動量が予め定めた閾値以内である場合には、ピチカート奏法による演奏操作であると判定し、移動量が閾値を超える場合には、アルコ奏法による演奏操作であると判定するようにする。また、この場合には、携帯情報機器1の奏法判定情報テーブル300において、各奏法において検出される移動量と閾値との関係を各々定義した判定条件を記憶しておく。ここで、このように構成した場合の動作フローを図7に示す。制御部10は、演奏操作画像130における座標がタッチパネルにおいて検出されている演奏操作時間(T)の計測を行うと共に、検出された座標の変化に基づく移動量を算出する(ステップS31)。そして、演奏操作時間Tが閾値時間以上となった場合、又は、移動量Lが閾値以上となった場合には(ステップS32:YES)、アルコ奏法と判定する(ステップS33)。また、演奏操作時間Tが閾値時間を超えずに演奏操作が終了した場合、又は、移動量Lが閾値を超えなかった場合には(ステップS32:NO)、ピチカート奏法と判定する(ステップS34)。
(3)また、上述した実施形態と変形例(1)とを組み合わせて奏法の判定を行うようにしてもよい。例えば、演奏操作がなされた際に順次検出される座標の変化に基づく移動量が閾値を超えた場合にはスライド操作によるアルコ奏法であると判定し、移動量が閾値以内である場合であって演奏操作時間が閾値時間以内であればタップ操作によるピチカート奏法であると判定してもよい。なお、移動量が閾値以内であって演奏操作時間が閾値時間を超えている場合には、奏法の判定を行わずに楽音を発音させないようにしてもよいし、アルコ奏法及びピチカート奏法に対応する楽音以外の楽音を発音させるようにしてもよい。
(4)また、上述した実施形態では演奏操作時間に基づいて奏法の判定を行う例について説明したが、演奏操作された際の操作量の変化に応じて奏法の判定を行うようにしてもよい。例えば、タップ操作及びスライド操作によりタッチパネルに接触されたときの押圧力(操作量)を検出し、一定の閾値以上の押圧力が検出された場合にはピチカート奏法と判定し、一定の閾値より小さい押圧力が検出された場合にはアルコ奏法と判定するように構成してもよい。
(5)また、上述した実施形態では、タッチパネルに表示された音高指定画像120により音高指定操作を行う例について説明したが、携帯情報機器1に数字、アルファベット、記号等が割当てられた操作キーが設けられている場合には、操作キーを用いて音高指定操作を行うように構成してもよい。この場合には、各弦に対応する音高を操作キーに予め割当てたテーブルを記憶部11に記憶させておく。そして、携帯情報機器1の制御部10は、楽器演奏アプリケーションが実行された際に、ユーザによって押下された操作キーに対応する音高を記憶部11に記憶されているテーブルから特定するようにする。なお、演奏操作については、実施形態と同様の演奏操作画像130等の画像をタッチパネルに表示し、当該画像に対するタップ操作又はスライド操作を受付けるようにする。
(6)また、上述した実施形態において、複数の弦の音高を指定する操作を最初に行い、携帯情報機器1が傾けられた角度に応じて、演奏する弦の選択を行うようにしてもよい。この場合には、携帯情報機器1が傾けられた角度を検出する傾斜センサ等の傾斜角度検出手段を設け、予め傾斜角度に対応する弦を定義したテーブルを記憶部11に記憶するよう構成する。制御部10は、複数の弦の音高指定操作を受付け、演奏操作画像130が演奏操作されたときに、携帯情報機器1の角度に応じた弦の音高の楽音を発音することを指示する制御情報を音源部14に送出して音声出力部15から楽音を発音させる。
(7)また、上述した実施形態において、アルコ奏法やピチカート奏法の演奏操作が行われているときに携帯情報機器1に振動が与えられた場合、音源部14で生成される楽音信号にビブラートの効果を付与して出力するようにしてもよい。なお、この場合には、携帯情報機器1に与えられる振動を検出する振動センサ等の振動検出手段を携帯情報機器1に設ける。制御部10は、振動検出手段により予め定められた一定の振動が検出された場合に、演奏操作が行われている音高の楽音信号に対してビブラートの効果を付与することを指示する制御情報を音源部14に送出し、音源部14においてビブラートの効果を付与した楽音信号を生成して音声出力部15により楽音を発音させる。
(8)また、上述した実施形態においてスライド操作であると判定した際、当該スライド操作の態様に応じて発音させる楽音の音量や音色等の楽音制御情報を変化させるようにしてもよい。例えば、図2の演奏操作画像130を下から上方向にスライド操作する態様の場合と、上から下方向にスライド操作する態様とで楽音の音量レベル又は音色を変化させる。図2に示す演奏操作画面100において、上下方向をY軸、左右方向をX軸とした場合、制御部10は、タッチパネルにおいて順次検出されるY座標の増減に基づいてスライド操作の方向を検出する。
また、スライド操作やタップ操作時の押圧力に応じて楽音の音量レベル又は音色を変化させるようにしてもよい。押圧力に応じて音量レベル又は音色を変化させる場合には、例えば、演奏操作画像130が表示されるタッチパネルに押圧力を検出する圧力センサ等の圧力検出手段を設け、スライド操作又はタップ操作がなされた際に圧力検出手段で検出された押圧力に応じて発音させる楽音の音量レベル又は音色を制御する。また、スライド操作時の操作速度に応じて音量レベル又は音色を変化させるようにしてもよい。この場合には、制御部10は、演奏操作画像130上でスライド操作された際にタッチパネルで検出された座標に基づいて移動量を求め、実施形態と同様に演奏操作時間を計測する。そして、移動量と演奏操作時間とに基づいてスライド操作時の操作速度を求め、当該操作速度に応じて発音させる楽音の音量レベル又は音色を制御する。
なお、本変形例では、スライド操作とタップ操作毎に、スライド操作方向、押圧力、操作速度等に応じた音量レベルを定義した音量制御情報、音色を定義した音色制御情報を記憶部11に予め記憶し、検出されたスライド操作方向、押圧力、操作速度に応じた音量レベル又は音色を、制御部10が音量制御情報又は音色制御情報に基づいて特定し、特定した音量レベル又は音色を指示する楽音制御情報を音源部14に送出するようにする。
また、スライド操作やタップ操作時の押圧力に応じて楽音の音量レベル又は音色を変化させるようにしてもよい。押圧力に応じて音量レベル又は音色を変化させる場合には、例えば、演奏操作画像130が表示されるタッチパネルに押圧力を検出する圧力センサ等の圧力検出手段を設け、スライド操作又はタップ操作がなされた際に圧力検出手段で検出された押圧力に応じて発音させる楽音の音量レベル又は音色を制御する。また、スライド操作時の操作速度に応じて音量レベル又は音色を変化させるようにしてもよい。この場合には、制御部10は、演奏操作画像130上でスライド操作された際にタッチパネルで検出された座標に基づいて移動量を求め、実施形態と同様に演奏操作時間を計測する。そして、移動量と演奏操作時間とに基づいてスライド操作時の操作速度を求め、当該操作速度に応じて発音させる楽音の音量レベル又は音色を制御する。
なお、本変形例では、スライド操作とタップ操作毎に、スライド操作方向、押圧力、操作速度等に応じた音量レベルを定義した音量制御情報、音色を定義した音色制御情報を記憶部11に予め記憶し、検出されたスライド操作方向、押圧力、操作速度に応じた音量レベル又は音色を、制御部10が音量制御情報又は音色制御情報に基づいて特定し、特定した音量レベル又は音色を指示する楽音制御情報を音源部14に送出するようにする。
(9)また、上述した実施形態において、タッチパネルに表示された演奏操作画像130に対して演奏操作された際の指の接触面積に応じてハーモニクスの奏法を模した楽音を発音するように制御してもよい。この場合には、制御部10は、演奏操作画像130に指が接触された際の座標だけなく接触面積をタッチパネルにおいて検出し、接触面積が予め定められた閾値以下であればハーモニクスの奏法に応じた楽音を発音することを指示する制御情報を音源部14に出力するようにする。また、同じ接触位置において接触面積が変化した場合、楽音信号に対してビブラートの効果を付与することを指示する制御情報を音源部14に出力するようにしてもよい。
(10)また、上述した実施形態では、携帯情報機器1に設けられたタッチパネルを用いて音高指定操作及び演奏操作を行う例について説明したが、ポインティングデバイスとして、携帯情報機器1にトラックボール又はポインティングスティックが設けられている場合、トラックボール又はポインティングスティックによりアルコ奏法の演奏操作を受付けるようにしてもよい。この場合には、トラックボールが一定の操作量だけ動かされた際、又はポインティングスティックに一定の力が加えられた際に、アルコ奏法による演奏操作がなされたものと判定する。また、ポインティングスティックの場合には、ある一定の力より小さい力が加えられた場合にピチカート奏法による演奏操作がなされたものと判定する。また、実施形態では、タッチパネル上を指でスライド操作又はタップ操作する例について説明したが、スタイラスペン等の入力手段を用いてこれらの操作を行うようにしてもよい。
(11)また、上述した実施形態では、バイオリンを例に説明したが、バイオリン以外の他の擦弦楽器(ビオラ、チェロ、ベース等)の楽音を発音させるようにしてもよい。この場合には、各楽器に応じた音高を表す演奏操作画面100をタッチパネルに表示し、実施形態と同様に音高指定操作及び演奏操作を受付けるようにする。
(12)また、上述した実施形態ではアルコ奏法を行う場合には、タッチパネル上の演奏操作画像130を指でスライド操作する例について説明したが、例えば、携帯情報機器1の筐体表面に接触センサを備えた凸形状の第2操作部を設け、スタイラスペン等で第2操作部が擦られたときの位置に応じて演奏された弦を特定し、音高指定操作によって受付けた音高と特定した弦に応じた楽音を発音するようにしてもよい。
(13)上述した実施形態及び変形例における制御部10によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて携帯電話機2にダウンロードさせることも可能である。
(14)上述した実施形態では携帯情報機器を例に説明したが、本発明に係る発音制御装置を外部に設けられたパソコン等の電子機器と有線又は無線により接続するインタフェースを設け、発音制御装置において生成した制御情報に基づく楽音をパソコンから出力するようにしてもよい。
(15)上述した実施形態の携帯情報機器1における奏法判別方法は、タッチパネルに表示された演奏操作画像130(第2操作部)に対する操作量、又は、当該演奏操作画像130(第2操作部)において接触された接触位置の移動量に応じてアルコ奏法かピチカート奏法かを判別する方法であり、つまり、タッチパネルに表示された第2操作部において接触された接触位置の移動量を検出し、当該接触位置の移動量が閾値以上である場合、又は前記第2操作部に対する操作時間が閾値以上である場合には前記アルコ奏法と判別し、当該接触位置の移動量が閾値未満である場合、又は前記第2操作部に対する操作時間が閾値未満である場合には前記ピチカート奏法と判別する方法である。
1・・・携帯情報機器、10・・・制御部、11・・・記憶部、12・・・表示部、13・・・操作部、14・・・音源部、15・・・音声出力部、16・・・計時部
Claims (5)
- 操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、
操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、
前記演奏操作受付手段において受付けられた演奏操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、
前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段と
を備えることを特徴とする発音制御装置。 - 前記奏法判別手段は、前記演奏操作の時間的変化を表す変化量として、前記第2操作部に対する操作量の変化量を検出し、当該変化量に応じて前記奏法の判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の発音制御装置。
- 前記奏法判別手段は、前記演奏操作の時間的変化を表す変化量として、前記第2操作部に対する操作時間を検出し、当該操作時間が閾値以上である場合には前記アルコ奏法と判別し、当該操作時間が閾値未満である場合には前記ピチカート奏法と判別することを特徴とする請求項1に記載の発音制御装置。
- 操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、
操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、
前記演奏操作受付手段において受付けられた前記第2操作部に対する操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、
前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた前記第1操作部に対する操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段と、
前記発音制御手段によって出力された制御情報に応じた楽音を生成して発音する発音手段と
を備えることを特徴とする携帯情報機器。 - コンピュータを、
操作者によって操作される第1操作部を有し、当該第1操作部に対する操作を予め定められた弦楽器に対応する複数の音高の各々を指定する操作として受付ける音高操作受付手段と、
操作者によって操作される第2操作部を有し、当該第2操作部に対する操作を、前記弦楽器の弦を弾く演奏操作として受付ける演奏操作受付手段と、
前記演奏操作受付手段において受付けられた演奏操作の時間的変化に応じて、アルコ奏法及びピチカート奏法のいずれか一方の奏法を判別する奏法判別手段と、
前記奏法判別手段により判別された奏法と前記音高操作受付手段により受付けられた操作に係る音高とに基づく音の発音を指示する制御情報を出力する発音制御手段と
して機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012066254A JP2013195966A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 発音制御装置、携帯情報機器及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012066254A JP2013195966A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 発音制御装置、携帯情報機器及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013195966A true JP2013195966A (ja) | 2013-09-30 |
Family
ID=49394929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012066254A Pending JP2013195966A (ja) | 2012-03-22 | 2012-03-22 | 発音制御装置、携帯情報機器及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013195966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017507349A (ja) * | 2013-03-12 | 2017-03-16 | シィ, ヅェンSHI, Zheng | デジタル音楽の表現品質を高めるための装置及び方法 |
-
2012
- 2012-03-22 JP JP2012066254A patent/JP2013195966A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017507349A (ja) * | 2013-03-12 | 2017-03-16 | シィ, ヅェンSHI, Zheng | デジタル音楽の表現品質を高めるための装置及び方法 |
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