JP2013195930A - 樹脂製ホイッスル構成体、及び帯状体又は紐状体用アクセサリー - Google Patents

樹脂製ホイッスル構成体、及び帯状体又は紐状体用アクセサリー Download PDF

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Abstract

【課題】ホイッスルを合成樹脂の一体成形品に対する成形後の単純なアセンブリーよって適切に構成できるようにする。
【解決手段】筒両端部1、2を共に開放させると共に、筒一端部1側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせてこの筒一端部1がホイッスルWの吹口Waを構成するようにし、かつ、筒両端部1、2間に窓穴3を備えた筒状主体Pと、この筒状主体Pの筒他端部2の閉塞体Cとを、この閉塞体Cが前記筒他端部2の側方に位置されるように弾性変形可能な連接片Rにより連接一体化させてなる。
【選択図】図1

Description

この発明は、合成樹脂の成形品であって、成形後のアセンブリーによってホイッスルとなるホイッスル構成体、およびこれを含んで構成される帯状体又は紐状体用アクセサリーに関する。
ホイッスルは、吹口の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせると共に、吹口とこれに対向する閉塞端との間に窓穴を備える。このため、ホイッスルを合成樹脂の成形品とする場合、ホイッスル全体を一体成形することは困難である。したがって、樹脂製のホイッスルは、一般的には、二以上のパーツをそれぞれ成形して、これらを組み合わせて構成する他なかった。(二以上のパーツからなるホイッスルとして、特許文献1参照)
実用新案登録第3017357号公報
この発明が解決しようとする主たる問題点は、第一に、ホイッスルを合成樹脂の一体成形品に対する成形後の単純なアセンブリーよって適切に構成できるようにする点にあり、また、第二に、かかるホイッスルを含んでなる帯状体又は紐状体用アクセサリーを提供する点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第一の観点から、樹脂製ホイッスル構成体を、筒両端部を共に開放させると共に、筒一端部側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせてこの筒一端部がホイッスルの吹口を構成するようにし、かつ、筒両端部間に窓穴を備えた筒状主体と、
この筒状主体の筒他端部の閉塞体とを、
この閉塞体が前記筒他端部の側方に位置されるように弾性変形可能な連接片により連接一体化させてなるものとした。
前記連接片によって、筒状主体と閉塞体とを一体成形することが可能とされる。典型的には、筒状主体の筒他端部から抜き出される可動型によって、筒一端部側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせるかかる筒状主体を適切に成形しながら、同時にこの筒状主体の筒他端部を閉塞してこの筒状主体をホイッスルとして機能させる閉塞体をこの筒状主体と一体に成形することができる。閉塞体は連接片により筒状主体の筒他端部の側方に位置されることから、閉塞体はこの連接片を弾性変形させながらこの連接片を中心として筒状主体の筒他端部に向き合い、さらに、この筒他端部を塞ぐ位置まで回動させることができ、これにより筒状本体と閉塞体とからホイッスルを構成させることができる。
前記閉塞体を、基部の一方側に筒状主体の筒他端部内へのはめ込み部を形成させてなるものとすることが、この発明の好ましい態様の一つである。この場合、さらに、筒状主体に、閉塞体のはめ込み部に形成された被掛合部に対し、このはめ込み部を筒状主体の筒他端部内にはめ込みきった閉塞位置において掛合する掛合部を形成させておけば、筒状主体の筒他端部を閉塞体によって閉塞した状態を安定的に維持することができる。
前記筒状主体の筒他端部を、開放口を挟んだ両側にそれぞれこの開放口から外方に張り出す壁部を形成させて構成し、この壁部間にある開放口の口縁部と閉塞体の基部とを前記連接片により連接させるようにしておけば、閉塞体の前記回動をかかる壁部により案内することができ、両者を容易且つ間違いなくアセンブリーすることができる。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、第二の観点から、帯状体又は紐状体用アクセサリーを、前記樹脂製ホイッスル構成体より構成されるホイッスルの収容部と、帯状体又は紐状体に対する取り付け部又は留め付け部を有すると共に、前記ホイッスルを、前記収容部に収納させた回動前位置とその吹口をこの収容部から突き出させる回動後位置との間に亘る回動操作可能に支持してなるものとした。
この発明によれば、ホイッスルを合成樹脂の一体成形品に対する成形後の単純なアセンブリーよって適切に構成することができ、樹脂製ホイッスル及びこれを含んでなる帯状体又は紐状体用アクセサリーを、容易かつ低廉に提供することができる。
図1は実施の形態にかかるホイッスル構成体の斜視図である。 図2は前記ホイッスル構成体の斜視図であり、図1と異なる向きからかかるホイッスル構成体を見て示している。 図3は前記ホイッスル構成体の正面図である。 図4は前記ホイッスル構成体の背面図である。 図5は前記ホイッスル構成体の平面図である。 図4は前記ホイッスル構成体の底面図である。 図7は前記ホイッスル構成体の左側面図である。 図8は前記ホイッスル構成体の右側面図である。 図9は図3におけるA−A線断面図である。 図10は前記ホイッスル構成体から構成されるホイッスルの斜視図である。 図11は前記ホイッスルの正面図である。 図12は図11におけるB−B線断面図である。 図13は前記ホイッスルを含んで構成されるバックルの平面図である。 図14は図13のバックルの底面図である。 図15は図13のバックルの左側面図である。 図16は図13のバックルを構成する雄部材の斜視図である。 図17は図13のバックルを構成する雌部材の斜視図である。 図18は図13のバックルを構成する雌部材の斜視図であり、図17と異なる向きからかかるバックルを見て示している。 図19は前記ホイッスルを含んで構成される他のバックルの斜視図である。 図20は前記ホイッスルを含んで構成されるコードロックの斜視図である。 図21は前記ホイッスルを含んで構成される紐状体の端末カバーの斜視図である。 図22は前記ホイッスルを含んで構成されるナス環の斜視図である。
以下、図1〜図22に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について、説明する。この実施の形態にかかる樹脂製ホイッスル構成体W’は、これを構成する筒状主体Pとこれに組み合わされる閉塞体Cとを一体に備えた合成樹脂の成形品であって、かかる組み合わせをなすことでホイッスルWとなるものである。
また、この実施の形態にかかる帯状体又は紐状体用アクセサリーMは、ベルトやバンドなどを構成する帯状体、または、絞り紐や引き締め紐、引き手などを構成する紐状体に備えられて利用されるものであって、前記ホイッスルWを回動可能に備えて構成されるものである。
この実施の形態にかかるホイッスル構成体W’は、筒状主体Pと、閉塞体Cと、両者を一体化させる連接片Rとを備えている。
筒状主体Pは、筒両端部1、2を共に開放させると共に、筒一端部1側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせてこの筒一端部1がホイッスルWの吹口Waを構成するようにし、かつ、筒両端部1、2間に窓穴3を備えている。
図示の例では、かかる筒状主体Pは、その筒軸に直交する向きの断面の内外郭形状を、その筒軸方向の各位置においていずれも略方形状とする角筒状を呈している。かかる筒状主体Pの筒一端部1は、その余の箇所より細くなっており、これによりかかる筒一端部1側の断面積はその余の箇所の断面積よりも小さくなっている。この筒状主体Pの細くなった箇所とその余の箇所との間には、かかる筒状主体Pの筒軸に沿った四つの側面4…4のうちの一つの側面4において段差5が形成されていると共に、この一つの側面4に隣り合う側面4はこの細くなった箇所において幅狭となっている。筒状主体Pにおける前記段差5の形成された側面4に対向する側面4には、筒状主体Pのその余の箇所においてこの筒状主体Pの内外を連通させる前記窓穴3が形成されている。そして、図示の例では、かかる筒状主体Pの筒他端部2を後述の閉塞体Cによって閉塞させた状態においてこの筒状主体Pの筒一端部1を口にくわえて筒状主体P内に呼気を吹き込むと前記細くなった箇所を通って前記窓穴3から吹き出されるかかる呼気によって音が生じるようになっている。これにより、図示の例では、前記筒一端部1が前記吹口Waとして機能するようになっている。
閉塞体Cは、開放されている前記筒状主体Pの筒他端部2を閉塞し得る構成となっている。
この実施の形態にあっては、かかる閉塞体Cは、基部11の一方側に筒状主体Pの筒他端部2内へのはめ込み部12を形成させてなる。図示の例では、かかる閉塞体Cは、前記筒状主体Pの筒他端部2の内郭形状と略等しい外郭形状を備えた短寸の角筒状体の筒一端を閉塞させてなる。かかる角筒状体の閉塞箇所が前記基部11となり、その余の箇所が前記はめ込み部12として機能するようになっている。
連接片Rは、前記閉塞体Cが前記筒他端部2の側方に位置されるように、かかる閉塞体Cと前記筒状主体Pとを連接し、かつ、一体化させていると共に、弾性変形可能に構成されている。
この実施の形態にあっては、前記筒状主体Pの筒他端部2は開放口6を挟んだ両側にそれぞれこの開放口6から外方に張り出す壁部7を形成させてなり、この壁部7間にある開放口6の口縁部6aと閉塞体Cの基部11とが連接片Rにより連接されている。図示の例では、方形状をなす開放口6における前記連接片Rの連接されている口縁部6a以外の三箇所にはそれぞれ、前記壁部7が形成されている。かかる連接片Rの連接されている口縁部6aを挟んだ一方の壁部7aは、他方の壁部7よりも前記張り出し寸法を大きくしている。そして、かかる連接片Rは、前記開放口6の口縁部6aに片一端を、方形状をなす前記基部11の一辺部11aに片他端を、それぞれ一体化させて両者間に架設されている。図示の例では、かかる連接片Rによって前記筒状主体Pと閉塞体Cとを、前記開放口6の口縁部6aと前記基部11の一辺部11aとを筒状主体Pの筒軸方向において略同じ位置に位置させると共に、この口縁部6aと基部11の一辺部との間に連接片Rの長さ分の隙間を形成させ且つこの口縁部6aと基部11の一辺部11aとを略平行に配させるように、一体に連接させている。また、かかる連接片Rの前記片一端と片他端との間の距離は、前記他方の壁部7の前記開放口6からの張り出し寸法と略等しくなっていると共に、連接片Rはこの片一端と片他端との間において筒状主体Pの筒一端部1側を湾曲内側とするように湾曲されている。
かかる連接片Rによって、筒状主体Pと閉塞体Cとを一体成形することが可能とされる。典型的には、筒状主体Pの筒他端部2から抜き出される可動型によって、筒一端部1側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせるかかる筒状主体Pを適切に成形しながら、同時にこの筒状主体Pの筒他端部2を閉塞してこの筒状主体PをホイッスルWとして機能させる閉塞体Cをこの筒状主体Pと一体に成形することができる。閉塞体Cは連接片Rにより筒状主体Pの筒他端部2の側方に位置されることから、閉塞体Cはこの連接片Rを弾性変形させながらこの連接片Rを中心として筒状主体Pの筒他端部2に向き合い、さらに、この筒他端部2を塞ぐ位置まで回動させることができ、これにより筒状本体と閉塞体CとからホイッスルWを構成させることができる。
図示の例では、前記回動前位置においては、閉塞体Cのはめ込み部12は筒状主体Pの筒一端部1と反対の側を向いている。(図1〜9)この状態から、閉塞体Cはそのはめ込み部12を前記開放口6より筒状主体P内に入り込ませ、且つ、この開放口6を基部11で塞ぐ閉塞位置まで、前記連接片Rの前記湾曲を解きながら回動できるようになっている。(図10〜12)この閉塞体Cの回動は、前記筒状主体Pの筒他端部2の開放口6を挟んだ両側に形成された壁部7、7により案内される。また、図示の例では、前記閉塞位置に閉塞体Cが至ったときには、連接片Rは前記湾曲内側の面を筒状主体Pの前記側面4と略同面上に位置させて、前記各壁部7…7と一緒になって前記開放口6を取り巻くようになっている。(図10〜12)
また、この実施の形態にあっては、前記筒状主体Pに、前記閉塞体Cのはめ込み部12に形成された被掛合部13に対し、このはめ込み部12を筒状主体Pの筒他端部2内にはめ込みきった閉塞位置において掛合する掛合部8が形成されている。これにより、この実施の形態にあっては、筒状主体Pの筒他端部2を閉塞体Cによって閉塞した状態を安定的に維持できるようになっている。図示の例では、閉塞体Cのはめ込み部12における前記回動時に筒状主体Pの壁部7に案内される箇所に前記被掛合部13としての突起13aが形成されていると共に、筒状主体Pのかかる壁部7に前記閉塞位置においてこの突起13aが入り込む前記掛合部8としての小孔8aが形成されている。図示の例では、筒状主体Pの壁部7の内面には、この壁部7の張り出し端とこの小孔8aとの間においてこの壁部7の肉厚を減じさせる導入溝9が形成されており、閉塞体Cは前記回動の途中で前記突起13aをこの導入溝9に入り込ませるようになっている。一対の壁部7、7の導入溝9間の距離は、閉塞体Cの二カ所の突起13a間の距離よりもやや小さく、閉塞体Cの前記閉塞位置に向けた回動は前記一対の壁部7、7間の距離をやや広げる向きの筒状主体P側の弾性変形により主として許容されるようになっている。閉塞体Cが閉塞位置まで回動されると小孔8a内に突起13aが入り込んで筒状主体P側が弾性復帰され両者は掛合される。
また、この実施の形態にあっては、ホイッスル構成体W’は、筒状主体Pにおける筒他端部2側であって、前記窓穴3の形成された側面4と前記段差5の形成された側面4との間に位置される左右の側面4、4にそれぞれ、この側面4から外方に突き出す軸突部10を有している。そして、前記のように構成されるホイッスルWは、この軸突部10を利用して前記帯状体又は紐状体用アクセサリーMに回動可能に備えられるようになっている。
この実施の形態にあっては、かかるアクセサリーMは、前記ホイッスルWの収容部14と、帯状体又は紐状体に対する取り付け部15又は留め付け部16を有する。それとと共に、前記ホイッスルWを、前記収容部14に収納させた回動前位置とその吹口Waをこの収容部14から突き出させる回動後位置との間に亘る回動操作可能に支持してなる。
図13〜図18は、雄部材17と雌部材18とからなるバックルMaに、前記ホイッスルWを備えさせた例を示している。雄部材17は、帯状体の通される前記取り付け部15と、雌部材18内へのはめ込み脚部17aとを備えている。雌部材18は、雄部材17のはめ込み脚部17aが差し込まれる扁平筒状部18aと、前記ホイッスルWの収容部14と、帯状体の通される前記取り付け部15とを備えている。扁平筒状部18aに対する雄部材17のはめ込み脚部17aの差し込み方向に、収容部14に収容されるホイッスルWの筒状主体Pの筒軸方向が沿うようにして、扁平筒状部18aの隣に収容部14が形成されている。雌部材18の収容部14は、ホイッスルWの筒状主体Pの太さ分の溝幅を有すると共に、扁平筒状部18aにおける雄部材17のはめ込み脚部17aの受け入れ開口18c側において溝端18dを開放させた溝状を呈している。この収容部14を構成する両溝壁には、前記開放された溝端18d側において、前記軸突部10を回動可能に治める軸穴18eが形成されている。図示の例では、この収容部14の開放された溝端18dと軸穴18eとの間には案内溝18fが形成されており、ホイッスルWを吹口Waを先にして前記開放された溝端18dから収容部14に導入させるとこの案内溝18fに軸突部10が案内されて前記吹口Waが収容部14の閉塞された溝端に突き当たる位置において前記軸穴18eに入り込むようになっている。図示の例では、この収容部14へのホイッスルWの導入はこの収容部14の溝幅を広げる向きの雌部材18側の弾性変形により許容され、前記軸突部10が軸穴18eに入り込んだ状態はこの弾性変形後の雌部材18側の弾性復帰により維持されるようになっている。また、図示の例では、収容部14の溝底は、開放された溝端18dからこの収容部14の長さ方向略中程の位置までの間において切除された様になっており、収容部14のこの範囲は雌部材18の両面においてそれぞれ開放されている。収容部14の溝壁の一方は、雌部材18の扁平筒状部18aにおける厚さ側の側面の一方によって形成されている。雄部材17のはめ込み脚部17aは雌部材18の扁平筒状部18aへの差し込みを弾性変形により許容させる弾性掛合片17bを備えている。雌部材18の扁平筒状部18aにおける厚さ側の側面の他方には、この雌部材18内に雄部材17のはめ込み脚部17aを差し込みきった位置で、かかる弾性掛合片17bが弾性復帰して入り込む掛合窓18bが形成されている。図示の例では、雌部材18はこの掛合窓18bの外方に自由端を位置させる解除用弾性掛合片18gを有しており、前記掛合窓18bに弾性掛合片17bを入り込ませた雄部材17と雌部材18との掛合状態は、バックルMaの外側から操作してこの解除用弾性掛合片18gの自由端を掛合窓18bに入り込んでいる弾性掛合片17bに押し当てさせるようにこの解除用弾性掛合片18gを弾性変形させることで解くことができるようになっている。ホイッスルWは、回動前位置においては、前記筒状主体Pの開放口6からの張り出し寸法を大きくする壁部7aを備えた側面を扁平筒状部18aの一面と同面上に位置させるようにした状態で収容部14に納められるようになっている。図示の例では、雄部材17と雌部材18とを掛合させた状態では、前記張り出し寸法を大きくする壁部7下に雌部材18に掛合された雄部材17の取り付け部15が位置されて、ホイッスルWは回動操作できないようになっている。雄部材17と雌部材18との掛合を解除させた状態から前記張り出し寸法を大きくする壁部7aを押し込む操作をすると、ホイッスルWは筒状主体Pの筒他端部2側を雌部材18の他面側から突き出させると共にその吹口Wa側を雌部材18の一面側から突き出させるように前記回動後位置に向けて回動されその利用が可能となる。
図19は、枠状部19と、この枠状部19の対向辺部間に架設されるクロスバー20とにより、枠状部19内に三カ所の帯状体の通し部21…21を形成させてなるバックルMbに、前記ホイッスルWを備えさせた例を示している。この例では、この三カ所の通し部21…21が帯状体に対する留め付け部16として機能するようになっている。またこの例では、枠状部19の一辺部の外側に、前記クロスバー20と平行をなす支持バー22と、この支持バー22の一端と枠状部19とを連接させる連接部23とが設けられており、この枠状部19の一辺部と支持バー22と連接部23との間にホイッスルWの収容部14が形成されている。支持バー22の他端とこれに向き合う枠状部19の一辺部にホイッスルWの軸突部10に対する軸穴24が形成されており、この軸穴24に軸突部10を収めることでホイッスルWは吹口Waを連接部に向けた状態で収容部14に収納されるようになっている。
図20は、筒状をなすと共に筒一端25aを開放させた雌部材25と、この雌部材25の筒軸に沿って移動可能に前記雌部材25の筒一端25aから一部を雌部材25内に収め入れた雄部材26と、この雄部材26を雌部材25内から押し出させる向きに付勢する図示しない付勢手段とを備えると共に、雌部材25の側部と雄部材26の一部とにこの付勢に抗した雄部材26の所定の押し込み位置で整合し合う紐状体の通し穴25b、26aを形成させてなるコードロックMcに、前記ホイッスルWを備えさせた例を示している。この例では、かかる通し穴25b、26aが紐状体に対する留め付け部16として機能するようになっている。またこの例では、雌部材25はその筒他端側に一対の脚部27、27を備えており、雌部材25の筒他端と一対の脚部27、27との間にホイッスルWの収容部14が形成されている。一対の脚部27、27の先端にはそれぞれホイッスルWの軸突部10に対する軸穴28が形成されており、この軸穴28に軸突部10を収めることでホイッスルWは吹口Waを雌部材25の筒他端に向けた状態で収容部14に収納されるようになっている。
図21は、筒状をなすと共に筒一端29から内部に紐状体31の端末を受け入れてこの端末に装着されるこの紐状体31の端末カバーMdに、前記ホイッスルWを備えさせた例を示している。この例では、かかる端末カバーMdの筒一端29から通されて筒他端30から引き出された紐状体31の端末にこの筒他端30の開口よりも大きい図示しない結び目を形成させることで、この端末に端末カバーMdが取り付けられるようになっている。すなわち、この例では、端末カバーMdの筒他端30が紐状体31に対する取り付け部15として機能するようになっている。またこの例では、端末カバーMdはその筒他端30側に一対の脚部32、32を備えており、端末カバーMdの筒他端30と一対の脚部32、32との間にホイッスルWの収容部14が形成されている。一対の脚部32、32の先端にはそれぞれホイッスルWの軸突部10に対する軸穴33が形成されており、この軸穴33に軸突部10を収めることでホイッスルWは吹口Waを端末カバーの筒他端に向けた状態で収容部14に収納されるようになっている。
図22は、帯状体の通し部34を備えたナス環Meに、前記ホイッスルWを備えさせた例を示している。この例では、かかる通し部34が帯状体に対する取り付け部15として機能するようになっている。またこの例では、ナス環Meを構成するフック部35に溝状をなすホイッスルWの収容部14が形成されている。かかる収容部14におけるフック端36側に位置される溝端にホイッスルWの軸突部10に対する軸穴37が形成されており、この軸穴37に軸突部10を収めることでホイッスルWは吹口Waを通し部側に向けた状態で収容部14に収納されるようになっている。
W ホイッスル
Wa 吹口
P 筒状主体
C 閉塞体
R 連接片
1 筒一端部
2 筒他端部
3 窓穴

Claims (5)

  1. 筒両端部を共に開放させると共に、筒一端部側の断面積をその余の箇所の断面積よりも小さくさせてこの筒一端部がホイッスルの吹口を構成するようにし、かつ、筒両端部間に窓穴を備えた筒状主体と、
    この筒状主体の筒他端部の閉塞体とを、
    この閉塞体が前記筒他端部の側方に位置されるように弾性変形可能な連接片により連接一体化させてなることを特徴とする樹脂製ホイッスル構成体。
  2. 閉塞体は、基部の一方側に筒状主体の筒他端部内へのはめ込み部を形成させてなることを特徴とする請求項1に記載の樹脂製ホイッスル構成体。
  3. 筒状主体に、閉塞体のはめ込み部に形成された被掛合部に対し、このはめ込み部を筒状主体の筒他端部内にはめ込みきった閉塞位置において掛合する掛合部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の樹脂製ホイッスル構成体。
  4. 筒状主体の筒他端部は、開放口を挟んだ両側にそれぞれこの開放口から外方に張り出す壁部を形成させてなると共に、
    この壁部間にある開放口の口縁部と閉塞体の基部とが連接片により連接されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の樹脂製ホイッスル構成体。
  5. 請求項1〜請求項4に記載の樹脂製ホイッスル構成体より構成されるホイッスルの収容部と、帯状体又は紐状体に対する取り付け部又は留め付け部を有すると共に、
    前記ホイッスルを、前記収容部に収納させた回動前位置とその吹口をこの収容部から突き出させる回動後位置との間に亘る回動操作可能に支持してなることを特徴とする帯状体又は紐状体用アクセサリー。
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