JP2013195348A - 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法 - Google Patents

放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013195348A
JP2013195348A JP2012065426A JP2012065426A JP2013195348A JP 2013195348 A JP2013195348 A JP 2013195348A JP 2012065426 A JP2012065426 A JP 2012065426A JP 2012065426 A JP2012065426 A JP 2012065426A JP 2013195348 A JP2013195348 A JP 2013195348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
time information
coincidence
radiation
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012065426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5900740B2 (ja
Inventor
Masayuki Nakazawa
誠之 中澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2012065426A priority Critical patent/JP5900740B2/ja
Priority to US13/839,779 priority patent/US10101468B2/en
Publication of JP2013195348A publication Critical patent/JP2013195348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5900740B2 publication Critical patent/JP5900740B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/16Measuring radiation intensity
    • G01T1/161Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
    • G01T1/164Scintigraphy
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01TMEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
    • G01T1/00Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
    • G01T1/29Measurement performed on radiation beams, e.g. position or section of the beam; Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2914Measurement of spatial distribution of radiation
    • G01T1/2985In depth localisation, e.g. using positron emitters; Tomographic imaging (longitudinal and transverse section imaging; apparatus for radiation diagnosis sequentially in different planes, steroscopic radiation diagnosis)

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Abstract

【課題】位置演算およびエネルギー演算量を低減する放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置を提供する。
【解決手段】
被検体Mから照射されるγ線をパルス信号として検出する放射線検出器4と、放射線検出器4においてγ線が検出された情報を収集するデータ収集器9を備え、データ収集器9は、放射線検出器4においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を出力するタイミング回路と、複数のタイミング回路から送られる複数の時間情報を照合して真の同時計数における時間情報を判別する同時計数回路23と、同時計数回路23により真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値から前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算部24とを有する放射線断層撮像装置1。
【選択図】 図1

Description

この発明は、放射性薬剤が投与された被検体から発生する放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法に係り、特に、放射線をパルス信号として検出する際の位置演算およびエネルギー演算の技術に関する。
放射線断層撮像装置としてECT(Emission Computed Tomography)装置があり、特に、PET(Positron Emission Tomography)装置を例に採って説明する。PET装置は、陽電子(ポジトロン:Positron)の消滅によって発生する2本のγ線を複数個の検出器で検出する。具体的には、陽電子放出核種を含んだ放射性薬剤を被検体内に投与して、投与された被検体内から放出される対消滅γ線を多数の放射線検出器で検出する。そして、2つの放射線検出器で一定時間内にγ線を検出した場合に同時に検出したとして、それを一対の対消滅γ線として計数する。さらに対消滅発生地点を、検出した2つの放射線検出位置を結ぶ直線上に特定する。このように同時計数情報を蓄積して再構成処理を実施することで、陽電子放出核種分布画像、すなわち断層画像を得ることができる。
PET装置で用いられる放射線検出器は、複数のシンチレータを有するシンチレータブロックと光電子増倍管(PMT)とが組み合わされたものである。この放射線検出器をリング状に多数個配置して検出器リングを構成する。このように配置された放射線検出器間で、対消滅γ線の同時計数を実施してデータ収集を行う。各放射線検出器で検出されたイベントの同時計数を効率良く判別するために、特許文献1に記載されているように、各放射線検出器をいくつかのグループに分ける。複数の放射線検出器を有するそれぞれのグループが1つの放射線検出器として機能するように、グループ内の各放射線検出器のイベント情報をまとめることで、各グループ間で同時計数の判別を実施する。また、特許文献2に記載されているように、PET装置には消滅放射線対の検出の時間差を利用して消滅放射線対の発生位置を特定することができるTOF(timing of flight)型PET装置もある。
図9を参照して、グループ間での同時計数の判別を説明する。入射されたγ線をパルス信号として検出する放射線検出器71には、それぞれ検出器信号処理回路72が接続されている。検出器信号処理回路72は、放射線検出器71から入力されるパルス信号を基に、入射されたγ線の位置情報、入射されたγ線のエネルギー情報および検出された時間情報をそれぞれ検出する位置演算回路73、エネルギー演算回路74およびタイミング回路75を有する。
放射線検出器71においてγ線がパルス信号として検出されたイベントに関するこれらの位置情報、エネルギー情報および時間情報が1つのイベント情報として検出器信号処理回路72からグルーピング回路76に送られる。グルーピング回路76は、複数の検出器信号処理回路72から送られるイベント情報を同時計数回路77へ順次出力する。同時計数回路77は、イベント情報に含まれる時間情報を用いてグルーピング回路76間での同時計数の判別を実施する。このように、イベント情報は、検出器信号処理回路72からグルーピング回路76を経て同時計数回路77へと送信される。
特開平6−342074号公報 特開2011−232044号公報
しかしながら、従来のPET装置およびTOF型PET装置においては、以下の問題点がある。検出された全てのイベントに対して、それぞれγ線の位置演算およびエネルギー演算を実施し、時間情報、位置情報およびエネルギー情報を1つのイベント情報として、同時計数回路へ送信していた。しかしながら、同時計数と判別される割合は検出されたイベント中13%程度であり、80%以上のイベント情報が画像の再構成には使われないデータとして破棄されていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、位置演算およびエネルギー演算量を低減する放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係る第1の発明は、放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を出力するタイミング回路と、複数の前記タイミング回路から送られる複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数回路と、前記同時計数回路により真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値から前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算部とを備える放射線断層撮像装置用のデータ収集器である。
上記構成により、タイミング回路は、放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を検出して出力する。同時計数回路は、複数のタイミング回路から送られる複数の時間情報を照合して真の同時計数における時間情報を判別する。パルス演算部は、同時計数回路により真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算する。真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するので、全てのパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するのに比べて大幅に演算量を低減することができる。
また、前記パルス演算部は、前記パルス信号の強度値を記憶する記憶部と、前記パルス信号の強度値を基に前記γ線の検出位置を演算する位置演算回路と、前記パルス信号の強度値を基に検出された前記γ線のエネルギーを演算するエネルギー演算回路とを備え、前記同時計数回路にて真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値が前記記憶部から前記位置演算回路および前記エネルギー演算回路に出力されることが好ましい。
パルス演算部は記憶部と位置演算回路とエネルギー演算回路とを備えることが好ましい。記憶部はパルス信号の強度値を記憶するので、パルス信号の強度値が記憶されている間に同時計数の判別を実施することができる。位置演算回路は入力されるパルス信号の強度値を基にγ線の検出位置を演算し、エネルギー演算回路は入力されるパルス信号のっ強度値を基に検出されたγ線のエネルギーを演算する。記憶部は、同時計数回路にて真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値を位置演算回路およびエネルギー演算回路に出力するので、位置演算回路およびエネルギー演算回路は同時計数の判別結果により、真の同時計数と判別されたイベントのパルス信号の強度値のみをそれぞれ演算することができる。
また、前記記憶部は、真の同時計数と判別されなかったイベントに対応するパルス信号の強度値を消去することが好ましい。これにより、記憶部内に記憶するデータ量を低減することができる。
また、前記同時計数回路は真の同時計数と判別されたイベントの時間差情報を検出し、前記位置演算回路は前記同時計数回路から入力される前記時間差情報に基づいて前記γ線の発生位置も演算してもよい。同時計数回路は真の同時計数と判別したイベントの時間情報を基に時間差情報を検出する。この時間差情報は同時計数回路から位置演算回路へ出力される。位置演算回路は、時間差情報を基にγ線の発生位置を演算して特定することができる。
また、本発明に係る第2の発明は、被検体から照射されるγ線をパルス信号として検出する放射線検出器と、前記放射線検出器においてγ線が検出された情報を収集するデータ収集器を備え、前記データ収集器は、前記放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を出力するタイミング回路と、複数の前記タイミング回路から送られる複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数回路と、前記同時計数回路により真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値から前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算部とを有する放射線断層撮像装置である。
上記構成の放射線断層撮像装置によれば、真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するので、全てのパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するのに比べて大幅に演算量を低減することができる。
また、本発明に係る第3の発明は、放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を検出する時間情報検出ステップと、複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数判別ステップと、判別された真の同時計数における前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値を基に前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算ステップとを備える放射線断層撮像用データ収集方法である。
時間情報検出ステップにて、放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を検出する。同時計数判別ステップでは、複数の時間情報を照合して真の同時計数における時間情報を判別する。パルス演算ステップでは、真の同時計数と判別された時間情報に対応するパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するので、全てのパルス信号の強度値からγ線の検出位置およびγ線のエネルギーを演算するのに比べて大幅に演算量を低減することができる。
本発明に係る放射線断層撮像用のデータ収集器およびそれを用いた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法によれば、位置演算およびエネルギー演算量を低減することができる。
実施例に係るPET装置のブロック図である。 実施例に係る放射線検出器の概略斜視図である。 実施例に係る検出器リングの概略正面図である。 実施例に係るデータ収集器の構成を示すブロック図である。 実施例に係るメモリの構成を示す説明図である。 実施例に係るメモリの構成を示す説明図である。 実施例に係るデータ収集の流れを示すフローチャートである。 変形例に係るデータ収集器の構成を示すブロック図である。 従来例に係るデータ収集器の構成を示すブロック図である。
1.PET装置
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。図1は、実施例におけるPET装置の構成を示すブロック図であり、図2は実施例における放射線検出器の概略斜視図であり、図3は実施例における検出器リングの概略正面図である。なお、本発明の放射線の一例として、実施例ではγ線を挙げて説明する。
実施例におけるPET装置1は、被検体Mを載置する天板2と、天板2を導入させる開口部を有するガントリ3と、被検体Mから放射されるγ線を検出する放射線検出器4と、ガントリ3の内部に放射線検出器4をリング状に配置された検出器リング5とを備える。検出器リング5に設けられた開口は、天板2の長手方向、つまり、被検体Mの体軸方向であるz方向に伸びた円筒形となっている。また、PET装置1は、天板2を駆動する天板移動機構6と、天板2の移動量を制御する天板移動制御部7と、各放射線検出器4にシリアルナンバーとなっている時刻情報を送るクロック8と、各放射線検出器4で検出されたイベント情報を収集するデータ収集器9と、収集されたイベント情報を基に断層像を再構成する画像再構成部10とを備える。
天板2は、ガントリ3および検出器リング5の開口をz方向から貫通するように設けられており、z方向に沿って往復可能である。この様な天板2の往復移動は、天板移動機構6によって実現される。天板移動機構6は、天板移動制御部7によって天板2の移動量が制御される。天板2は、その全体が検出器リング5の外側に位置している待機位置から、検出器リング5の一方側の開口を通って内部に導入される。さらに、検出器リング5の内部を貫通して、検出器リング5のもう一方側の開口から突き出ることができる。
放射線検出器4は、被検体Mから発生したγ線を光に変換するシンチレータブロック4aと、変換された光を光電変換して電気のパルス信号に変換する光電子倍増管4bとを備える(図2参照)。シンチレータブロック4aは複数個のシンチレータを有する。この光電子倍増管4bでパルス信号が検出されることをイベントと称す。これら複数個のシンチレータにおいて、複数の放射線パルス信号が検出される。これらのパルスが持つエネルギーはγ線の入射位置に応じて一定の比率で検出される。
100個前後の放射線検出器4をz方向に垂直な平面上の仮想円に放射状に配列することで1つの単位リングが形成される(図3参照)。この単位リングをz方向に複数個配列することで検出器リング5が構成される。
PET装置1は、さらに、各部を統括的に制御する主制御部11と、再構成された断層像を表示するモニタ12と、操作者が様々な設定入力する操作卓13と、断層像や種々のデータを保管する記憶器14とを備えている。主制御部11は、CPU(中央演算処理装置)などで構成されている。データ収集器9および画像再構成部10はマイクロプロセッサまたはFPGA(Field Programmable Gate Array)で構成してもよいし、主制御部11のCPUの一部の構成としてもよい。また、操作卓13は、マウスやキーボードやジョイスティックやトラックボールやタッチパネルなどに代表されるポインティングデバイスで構成されている。操作者は、撮像開始を操作卓13から指示することができる。モニタ12として、たとえば、液晶表示装置またはCRTディスプレイが挙げられ、記憶器14としてはハードディスクやメモリ、ストレージなどの記憶媒体が挙げられる。
2.データ収集器
次に、図4を参照してデータ収集器の説明をする。図4は、データ収集器の構成を示すブロック図である。図4において、放射線検出器4rと放射線検出器4r、および放射線検出器4rと放射線検出器4rとはそれぞれ同一グループに分けられており、また、放射線検出器4rおよび放射線検出器4rのグループと放射線検出器4rと放射線検出器4rのグループとは互いに対向して配置されている。
データ収集器9は、放射線検出器4で検出されたパルス信号から、光の検出された時間情報およびパルス強度を収集し、対となる真のイベント情報を計数する。データ収集器9は、各放射線検出器4と接続される検出器信号処理部21と、複数の検出器信号処理部21から出力される時間情報を1つのグループとしてまとめて出力するグルーピング回路22と、グルーピング回路22間で各時間情報のペアを判別して真のイベント情報を計数する同時計数回路23と、真の同時計数と判別されたイベントのパルス信号の強度からγ線の入射位置およびエネルギーを演算するパルス演算部24を備える。
検出器信号処理部21は放射線検出器4ごとに備えられ、放射線検出器4で光が検出された時間を検出するタイミング回路26と、検出したパルス信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換するA/D変換器27とを有する。検出器信号処理部21は、クロック8から入力されるクロック信号に基づき、予め定められた検出周期すなわち1フレームごとに信号処理を実施する。本実施例では、1フレームをA/D変換器の変換周期に合わせて10nsecとするが、この値に限ることなく設定してもよい。
タイミング回路26は、光電子倍増管4bで光が検出されてパルス信号が立ち上がる時刻を検出することができる。このように、放射線検出器4においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報がタイミング発生回路26からグルーピング回路22へ出力される。
A/D変換器27は、光電子倍増管4bで検出されたパルス信号の強度値(以下、パルス強度値と称す)をアナログ信号からデジタル信号へと変換する。変換されたデジタル信号のパルス強度値は、パルス演算部21のメモリ28へ出力され、放射線検出器4ごとに割り当てられた領域に保管される。各放射線検出器4が有する複数のシンチレータで検出された複数のパルス強度値はそれぞれまとめられてメモリ28の指定された領域に格納される。
グルーピング回路22は論理和を取るOR回路で構成される。放射線検出器4および検出器信号処理回路22は複数のグループに分けられており、各グループごとに配置されたグルーピング回路22が同一グループとして分けられた複数の検出器信号処理部21から入力される各時間情報を1つにまとめて同時計数回路23へ出力する。
同時計数回路23は、各グルーピング回路22から送られる時間情報を照合して、それぞれ対となる時間情報の有無を判別して、真の同時計数となるイベントの時間情報を検出する。すなわち、それぞれ対向して配置されているグループのグルーピング回路22から出力された時間情報を検索して、互いの時間情報を照合して同時計数の有無を判別する。真の同時計数となるイベントの時間情報を検出すると、パルス演算部24のメモリ28に真の同時計数と判別されたイベントに対応するパルス強度値を出力するように指示する。
パルス演算部24は、各検出信号処理部21から出力されたパルス強度値を保管するメモリ28と、同時計数と判別されたイベントのγ線の入射位置を演算する位置演算回路29と、同時計数と判別されたイベントのγ線のエネルギーを演算するエネルギー演算回路30とを有する。
メモリ28は、各検出信号処理部21のA/D変換器27から出力されたパルス強度値を保管する。図5および図6を参照してメモリ28に保管されるパルス強度値を説明する。図5および図6はメモリ28のデータ保管の概略図である。メモリ28は、少なくとも、同時計数回路23における同時計数の判別周期の期間分のパルス強度値を保管する。通常、A/D変換器27の変換周期の方が同時計数回路23における同時計数の判別周期よりも短いので、メモリ28には各放射線検出器4で検出された複数のパルス強度値が保管されている。たとえば、A/D変換器27の変換周期が10nsecであり、同時計数回路23における同時計数の判別周期が100nsecであるとすると、メモリ28は、各放射線検出器4で検出されたパルス強度値の少なくとも10個分のデータ量を保管する。
メモリ28には、各放射線検出器4に対して、それぞれパルス強度値のデータを保管できる領域が予め用意されている。図5および図6では、各行ごとに各放射線検出器4の保管領域が用意されている。また、各列はA/D変換器27の変換周期ごとに入力されたパルス強度値であり、経過時間に応じて格納されている。最も右の列が直近に検出されたパルス強度値である。それぞれの列のパルス強度値は、A/D変換器27の変換周期に応じて、つまり、A/D変換器27から新たなパルス強度値が入力されるごとに左の列へ移動され、最も左の列のパルス強度値は上書きされることで自動的に消滅する。
図5において、たとえば、放射線検出器4rと4rのパルス強度値Da7とDa8とがそれぞれの検出信号処理回路21から入力されて保管されている。また、図6に示されているメモリ28のデータ保管の概略図は、図5の状態から10nsec経過して、新たにパルス強度値のデータが各検出信号処理回路21から入力されて保管された状態である。図5の状態のそれぞれのパルス強度データ値が1列左へ移動されて図6の示す保管状態となっている。図5におけるデータDa1は、図6においては0値に上書きされて消滅している。なお、データDa1〜Da8は各放射線検出器4が有する複数のシンチレータで検出された複数のパルス強度値を含むデータである。
同時計数回路23から、真の同時計数のイベントと判別された時間情報に対応するパルス強度値を出力する指示が入力されると、メモリ28は、対応するパルス強度値を位置演算回路29およびエネルギー演算回路30へ出力する。メモリ28は本発明における記憶部に相当する。
位置演算回路29は、パルス強度値のデータを基に重心演算の手法を用いて演算処理して、放射線検出器4のどの部分にγ線が入射したのかを算出する。算出された位置情報はエネルギー演算回路30へ出力される。また、エネルギー演算回路30は、各放射線検出器4で検出されたパルス強度値を合算して、放射線検出器4に入射したγ線のエネルギーを算出する。算出されたエネルギー情報は位置情報とともに画像再構成部10へ出力される。位置演算回路29およびエネルギー演算回路30での演算は、遅くとも数100nsec以内に完了させなければならず、高速処理を必要とする。
3.放射線断層撮像用データ収集
次に、図7を参照して、放射線断層撮像用データ収集方法を説明する。図7は実施例に係る放射線断層撮像用データ収集の流れを示すフローチャートである。
被検体Mから放出されるγ線が放射線検出器4に入射すると、シンチレータブロック4aにてγ線から光に変換される。変換された光が光電子倍増管4bに入射すると、パルス信号として検出される。つまり、被検体Mから放出されるγ線がパルス信号として検出されるイベントが発生する。検出器信号処理部21では、この検出されたパルス信号からこのイベントにおける各種情報が検出される。すなわち、タイミング回路26は光の検出時刻である時間情報を検出し、A/D変換器27はアナログからデジタル変換したパルス強度値をパルス情報として出力する(ステップS01)。
イベント情報の中で時間情報は、グルーピング回路22へ送信される(ステップS02)。グルーピング回路22では、同じフレーム内で検出された時間情報、つまり、同一のフレームで入力された時間情報の論理和を取ることでグループごとの時間情報にまとめる。(ステップS03)。グルーピングされた時間情報は同時計数回路23へ出力される。
同時計数回路23は、同じフレームで入力された複数の時間情報から対となる時間情報を判別して、真の同時計数となる対のイベントの時間情報を検出する(ステップS04)。次に、真の同時計数と判別された対のイベントの時間情報を同時計数情報としてメモリ28へ送信する(ステップS05)。この同時計数情報は、真の同時計数と判別された対のイベントの時間情報が検出された放射線検出器4を指定する情報である。タイミング回路26から出力される時間情報に、どの放射線検出器4で検出されたかを指定するID情報を予め添付させてもよい。ID情報は、たとえば、放射線検出器4に付けられた通し番号でもよい。
ステップS02〜S05の処理が実施されている間、検出されたパルス情報はA/D変換器27からメモリ28に出力されてここで記憶される(ステップS12)。メモリ28では、同時計数の判別が終了するまで、パルス強度値のデータを次々と移動しながら保管する。同時計数回路23から真の同時計数と判別された対のイベントを検出した放射線検出器4を指定する同時計数情報が入力されると、メモリ28は対応する領域に保管されているそれぞれのパルス強度値を対のパルス情報として位置演算回路29およびエネルギー演算回路30へ送信する(ステップS06)。たとえば、図6において、同時計数回路23から放射線検出器4rと4rを指定する信号がメモリ28に入力されると、データDa2およびDa3がパルス情報として出力される。同時計数回路23から、出力の指示がなかったパルス強度値は次のフレームにおいてデータが自動的に上書きされて消滅する。
位置演算回路29はメモリ28から入力された対のイベントのパルス強度値を基に、γ線の入射位置を演算して検出する(ステップS07)。検出された位置情報は、エネルギー演算回路30へ出力される。また、エネルギー演算回路30はメモリ28から入力された対のイベントのパルス強度値と位置演算回路29から入力された位置情報とを基に、入射したγ線のエネルギー情報を演算して検出する(ステップS08)。エネルギー演算回路30は、検出したγ線のエネルギー情報と位置情報とをイベント情報として画像再構成部10へ出力する(ステップS09)。
画像再構成部10は、入力されたイベント情報を基に被検体Mの断層像を再構成する。再構成された放射線断層像は主制御部11を介してモニタ12で表示されるか記憶器14で保存される。
以上のデータ収集方法によれば、検出されたγ線の位置演算およびエネルギー演算は、検出された時間情報による同時計数の判別の後に実施するので、真の同時計数と判別されたイベントに関してのみ位置演算およびエネルギー演算をすればよいので、検出された全てのイベントに対して位置演算およびエネルギー演算をする必要がない。これにより、演算量を大幅に削減することができる。
このように、本実施例のデータ収集器9およびそれを備えるPET装置1、データ収集方法によれば、放射線検出器4ごとに位置演算回路29およびエネルギー演算回路30を配置する必要がない。また、真の同時計数と判別されなかったイベントのパルス強度値はメモリ28内で自然に消滅するので、余分な放射線パルス信号の処理を削減することができ、データ収集器9および放射線撮像装置1のデータ処理量を削減することができる。また、位置演算およびエネルギー演算を高速で処理すればするほど、たとえば100MHzといったクロックで動作させると、これらの高速クロックが通る基板はノイズ源となる可能性がある。このような基板を放射線検出器4ごとに多数設けると、データ収集器9および放射線撮像装置1の中で極めて大きなノイズ源となる可能性がある。しかしながら、本実施例によれば、位置演算回路29およびエネルギー演算回路30の基板枚数を大幅に削減できるので、位置演算およびエネルギー演算を高速で処理してもノイズの発生を低減することができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、消滅放射線対の検出の時間差を利用しないPET装置1であったが、これに限られずTOF型PET装置であってもよい。図8に示すようにTOF型PET装置の場合、データ収集器9’の同時計数回路23’は、真の同時計数のイベントを判別すると共に、真の同時計数と判別されたイベントの時間差情報もさらに検出する。
同時計数回路23’から同時計数情報に加えて消滅放射線対の検出の時間差情報が位置演算回路29’に入力される。位置演算回路29’はγ線の入射位置を算出すると共に、時間差情報からγ線の発生位置を算出する。このように、より高精度な位置演算を実施することができる。なお、データ収集器9’、同時計数回路23’および位置演算回路29’は、それぞれ、実施例1において対応するデータ収集器9、同時計数回路23および位置演算回路29の機能も備えている。このように、TOF型PET装置であっても、同時計数と判別されなかったイベントのパルス情報は位置演算およびエネルギー演算されることなく消去されるので、余分な放射線パルス信号の処理を大幅に削減することができる。
(2)上述した実施例では、デジタル信号に変換されたパルス強度値はメモリ28に一括して保存されていたがこれに限られない。たとえば、検出信号処理部21ごとにメモリを設けてもよいし、時間情報をグルーピングしたグループごとにメモリを設けてもよい。
(3)上述した実施例では、グルーピング回路22を用いて、各タイミング回路26から出力された時間情報をグループごとにまとめて同時計数回路23へ出力していたがこれに限られない。たとえば、各タイミング回路26から直接に同時計数回路23へ出力する構成でもよい。
(4)上述した実施例では、放射線断層装置としてPET装置1を採用したがこれに限らず、PET−CT装置でもよいし、PET−MR装置でもよい。
1 … PET装置
4 … 放射線検出器
9 … データ収集器
23 … 同時計数回路
24 … パルス演算部
26 … タイミング回路
28 … メモリ
29 … 位置演算回路
30 … エネルギー演算回路



Claims (6)

  1. 放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を出力するタイミング回路と、
    複数の前記タイミング回路から送られる複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数回路と、
    前記同時計数回路により真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値から前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算部と
    を備えることを特徴とする放射線断層撮像装置用のデータ収集器。
  2. 請求項1に記載の放射線断層撮像装置用のデータ収集器において、
    前記パルス演算部は、
    前記パルス信号の強度値を記憶する記憶部と、
    前記パルス信号の強度値を基に前記γ線の検出位置を演算する位置演算回路と、
    前記パルス信号の強度値を基に検出された前記γ線のエネルギーを演算するエネルギー演算回路とを備え、
    前記同時計数回路にて真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値が前記記憶部から前記位置演算回路および前記エネルギー演算回路に出力される
    ことを特徴とする放射線断層撮像装置用のデータ収集器。
  3. 請求項2に記載の放射線断層撮像装置用のデータ収集器において、
    前記記憶部は、真の同時計数と判別されなかったイベントに対応するパルス信号の強度値を消去する
    ことを特徴とする放射線断層撮像装置用のデータ収集器。
  4. 請求項2または3に記載の放射線断層撮像装置用のデータ収集器において、
    前記同時計数回路は真の同時計数と判別されたイベントの時間差情報を検出し、
    前記位置演算回路は前記同時計数回路から入力される前記時間差情報に基づいて前記γ線の発生位置も演算する
    ことを特徴とする放射線断層撮像装置用のデータ収集器。
  5. 被検体から照射されるγ線をパルス信号として検出する放射線検出器と、
    前記放射線検出器においてγ線が検出された情報を収集するデータ収集器を備え、
    前記データ収集器は、
    前記放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を出力するタイミング回路と、
    複数の前記タイミング回路から送られる複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数回路と、
    前記同時計数回路により真の同時計数と判別された前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値から前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算部とを有する
    ことを特徴とする放射線断層撮像装置。
  6. 放射線検出器においてγ線がパルス信号として検出されるイベントの発生時間に対応する時間情報を検出する時間情報検出ステップと、
    複数の前記時間情報を照合して真の同時計数における前記時間情報を判別する同時計数判別ステップと、
    判別された真の同時計数における前記時間情報に対応する前記パルス信号の強度値を基に前記γ線の検出位置および前記γ線のエネルギーを演算するパルス演算ステップと
    を備えることを特徴とする放射線断層撮像用データ収集方法。
JP2012065426A 2012-03-22 2012-03-22 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法 Active JP5900740B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012065426A JP5900740B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法
US13/839,779 US10101468B2 (en) 2012-03-22 2013-03-15 Data collecting device for emission tomography device, emission tomography device equipped therewith, and data collecting method for emission tomography

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012065426A JP5900740B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013195348A true JP2013195348A (ja) 2013-09-30
JP5900740B2 JP5900740B2 (ja) 2016-04-06

Family

ID=49394462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012065426A Active JP5900740B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10101468B2 (ja)
JP (1) JP5900740B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9063087B2 (en) * 2012-03-21 2015-06-23 Shimadzu Corporation Radiation detector signal processor and radiation detector provided therewith
US11576629B1 (en) * 2021-08-12 2023-02-14 GE Precision Healthcare LLC System and method for adaptive coincidence processing for high count rates

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61271486A (ja) * 1985-05-28 1986-12-01 Hamamatsu Photonics Kk 放射線の入射位置を検出する装置
US20060113479A1 (en) * 2004-10-12 2006-06-01 Valera Zavarzin Method and apparatus for improving timing resolution of coincident gamma cameras and pet scanners
WO2008018264A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Shimadzu Corporation appareil de tomographie informatisée par positrons
JP2011080979A (ja) * 2009-09-14 2011-04-21 Toshiba Corp 放射線診断装置および画像再構成方法
JP2012058231A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Toshiba Corp 核医学イメージング装置および核医学イメージング方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2682380B2 (ja) 1993-05-31 1997-11-26 株式会社島津製作所 ポジトロンct装置
US5512755A (en) * 1994-05-20 1996-04-30 Summit World Trade Corp. Gamma camera device
US5841140A (en) * 1997-01-08 1998-11-24 Smv America, Inc. Gamma camera for pet and spect studies
US6803579B2 (en) * 2001-09-28 2004-10-12 General Electric Company Technique for removal of picket fence effect in PET imaging systems
JP3717122B2 (ja) * 2003-09-29 2005-11-16 株式会社日立製作所 γ線の検出時刻決定方法、γ線の同時計数方法、及び核医学診断装置
JP5310642B2 (ja) 2010-04-23 2013-10-09 株式会社島津製作所 放射線断層撮影装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61271486A (ja) * 1985-05-28 1986-12-01 Hamamatsu Photonics Kk 放射線の入射位置を検出する装置
US20060113479A1 (en) * 2004-10-12 2006-06-01 Valera Zavarzin Method and apparatus for improving timing resolution of coincident gamma cameras and pet scanners
WO2008018264A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Shimadzu Corporation appareil de tomographie informatisée par positrons
JP2011080979A (ja) * 2009-09-14 2011-04-21 Toshiba Corp 放射線診断装置および画像再構成方法
JP2012058231A (ja) * 2010-08-09 2012-03-22 Toshiba Corp 核医学イメージング装置および核医学イメージング方法

Also Published As

Publication number Publication date
US10101468B2 (en) 2018-10-16
US20130299704A1 (en) 2013-11-14
JP5900740B2 (ja) 2016-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11156732B2 (en) System and method for image reconstruction in positron emission tomography
EP2748641B1 (en) Data-driven optimization of event acceptance/rejection logic
US8625868B2 (en) Radiation diagnostic apparatus and image reconstructing method
CN106353786B (zh) 正电子发射断层成像系统飞行时间性能检测方法及装置
JP2007107995A (ja) 核医学イメージング装置及び画像データ生成方法
JP2015520365A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
US20160073976A1 (en) Nuclear medicine diagnostic apparatus and nuclear medicine image generating method
JP2014048267A (ja) Pet装置における同時計数判定方法及び装置
JP6037048B2 (ja) 輪郭画像生成装置および核医学診断装置
JP6502105B2 (ja) 核医学画像撮影装置及び制御方法
JP5900740B2 (ja) 放射線断層撮像装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮像装置、放射線断層撮像用データ収集方法
US20130032721A1 (en) PET Scanner with Emission and Transmission Structures in a Checkerboard Configuration
US8450697B2 (en) Discrimination parameter calculation method for photon detectors, and nuclear medicine diagnostic apparatus using same
JP6253880B2 (ja) 陽電子放出コンピュータ断層撮影装置及び画像処理装置
JP7578450B2 (ja) 核医学診断装置
US20180196144A1 (en) Nuclear medicine diagnostic apparatus and calibration method
JP2013007585A (ja) 陽電子放出コンピュータ断層撮影装置及びX線CT(ComputedTomography)装置
JPH0933659A (ja) ポジトロンct装置
JP5742690B2 (ja) 放射線断層撮影装置用のデータ収集器およびそれを備えた放射線断層撮影装置、放射線断層撮影用データ収集方法
US20240041414A1 (en) Nuclear Medicine Diagnostic Apparatus, Nuclear Medicine Imaging Method and Computer Readable Non-Volatile Storage Medium Storing Nuclear Medicine Imaging Program
JP2013085622A (ja) 医用画像診断装置、医用画像表示装置及び制御プログラム
Vicente Torrico Caracterización, mejora y diseño de escáneres PET preclínicos
Torrico Caracterización, mejora y diseño de escáneres PET preclínicos
JP2021124503A (ja) 放射線診断装置及び放射線診断方法
JPS60237383A (ja) リング型ect装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151208

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20151216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160223

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5900740

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151