JP2013194888A - ねじ部材 - Google Patents

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光夫 金田
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Abstract

【解決手段】ねじ部材1は、被連結部材7に連結されるねじ部材本体2と、筒壁部8の両端部のうち一端部に閉塞部9を設けるとともに他端部に開口部10を設けたカバー3とを備えている。ねじ部材本体2に設けた端部5にそのカバー3を被せてねじ部材本体2の端部5を開口部10から筒壁部8の内側に挿入し、ねじ部材本体2の端部5とカバー3の内側とを雌雄ねじ部(雄ねじ5a及び雌ねじ8a)の螺合により互いに連結した状態で、筒壁部8の開口部10の周縁部には被連結部材7に圧接し得るシール部11を設けてそのシール部11で筒壁部8の内側をカバー3の外側と遮断し得る。ねじ部材本体2において端部5は軸部4に対し段差状をなして被連結部材7に圧接し得る段差部6を有し、段差部6はシール部11の内側でシール部11と並ぶ。
【効果】カバー3を有効に利用してねじ部材本体2への水分などの浸入を阻止し、ねじ部材本体2を保護することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじ部材本体の端部にカバーを被せたねじ部材に関するものである。
半導体製造装置やFPD製造装置において洗浄処理装置や薬品処理装置に使用されているねじ部材の露出部分、例えば、ボルトの頭部や、ボルトの雄ねじ部が螺合される雌ねじ孔を、それらの処理時に薬品などから保護する必要がある。耐薬品性に優れたフッ素樹脂により成形されたねじ部材は、強度が弱いために十分な締結力が得られない場合がある。耐薬品性のあるインコネルやハステロイなどの金属により形成されたねじ部材は、強度があるものの、非常に高価である。
また、半導体製造装置においてスパッタリング装置やエッジング装置に使用されているねじ部材の露出部分も、耐プラズマ性や処理ガスに対する耐蝕性を持たせて、真空中で発生するプラズマや処理ガスから保護する必要がある。プラズマや処理ガスに有効な部材としてアルミやセラミックが使用されるが、アルミ製やセラミック製のねじ部材は十分な強度が得られない場合がある。また、セラミック製のねじ部材は高価である。
従来のねじ部材として、例えば、被連結部材に連結されるねじ部材本体と、筒壁部の両端部のうち一端部に閉塞部を設けるとともに他端部に開口部を設けたカバーとを備えたものが開示されている(例えば下記の特許文献1などを参照)。ねじ部材本体は、被連結部材に連結される軸部と、その軸部と一体に設けられた端部とを有している。ねじ部材本体の端部は、頭部と、その頭部と軸部との境界部でそれらの頭部及び軸部と一体に形成された座部とを有している。ねじ部材本体の端部にカバーを被せてその端部の頭部を開口部から筒壁部の内側に挿入し、その頭部と筒壁部の内側とを雌雄ねじ部の螺合により互いに連結している。その螺合時には、カバーの筒壁部の開口部の周縁部がその端部の座部に圧接されてこの座部が被連結部材に圧接される。ちなみに、このカバーは各種の用途に応じた形態に加工された部品として利用される。
実用新案登録第3128601号公報
しかし、座部が筒壁部の開口部と被連結部材との間で露出しているため、その座部と筒壁部の開口部の周縁部との間ではその周縁部が座部に圧接されて隙間が生じにくくなるが、座部の製造誤差などが原因して座部と被連結部材との間に隙間が生じるおそれがあり、その隙間を通って座部からねじ部材本体の軸部に水分などが浸入するおそれがあった。
前述したように半導体製造装置やFPD製造装置において洗浄処理装置や薬品処理装置に使用するねじ部材、または、半導体製造装置においてスパッタリング装置やエッジング装置に使用するねじ部材として、上記の特許文献1などのねじ部材を採用する場合には、シール機能を十分に果たすことができない。
この発明は、カバーを有効に利用してねじ部材本体への水分などの浸入を阻止し、ねじ部材本体を保護することを目的としている。
後記実施形態(図1に示す第1実施形態、図2に示す第2実施形態、図3に示す第3実施形態、図4に示す第4実施形態、図5に示す第5実施形態、図6に示す第6実施形態、図7(a)に示す第1〜6実施形態の別例1、図7(b)に示す第1〜6実施形態の別例2)の図面の符号を援用して本発明を説明する。
請求項1の発明にかかるねじ部材は、第1〜6実施形態及びそれらの別例1,2に対応し、下記のように構成されている。
ねじ部材(1)は、被連結部材(7)に連結されるねじ部材本体(2)と、筒壁部(8)の両端部のうち一端部に閉塞部(9)を設けるとともに他端部に開口部(10)を設けたカバー(3)とを備えている。ねじ部材本体(2)に設けた端部(5)にそのカバー(3)を被せてねじ部材本体(2)の端部(5)を開口部(10)から筒壁部(8)の内側に挿入し、ねじ部材本体(2)の端部(5)とカバー(3)の内側とを雌雄ねじ部の螺合により互いに連結した状態で、筒壁部(8)の開口部(10)の周縁部には被連結部材(7)に圧接し得るシール部(11)を設けてそのシール部(11)で筒壁部(8)の内側をカバー(3)の外側と遮断し得る。例えば、前記ねじ部材本体(2)の端部(5)を金属により形成し、前記カバー(3)をプラスチックにより形成すれば、ねじ部材本体(2)の強度を高めるばかりではなく、カバー(3)の形態を多種多様に変化させ易くしてカバー(3)の用途を広げるとともに、ねじ部材(1)を軽量化させることができる。
請求項1の発明では、カバー(3)の筒壁部(8)において開口部(10)の周縁部に設けたシール部(11)を被連結部材(7)に直接圧接して、そのシール部(11)により筒壁部(8)の内側をカバー(3)の外側と遮断し得るので、カバー(3)によるシール機能を高めてねじ部材本体(2)への水分などの浸入を阻止し、ねじ部材本体(2)を保護することができる。
例えば、請求項2の発明以外に、第4実施形態のように、ねじ部材本体(2)の端部(5)に設けた雌ねじ(14a)と、カバー(3)の内側に設けた雄ねじ(15a)とにより、雌雄ねじ部を構成したり、請求項5の発明以外に、第5,6実施形態のように、ねじ部材本体(2)において被連結部材(7)に連結される軸部(4)に対し分離し得る主体部(17)を端部(5)に設けたりしてもよい。
請求項1の発明を前提とする請求項2の発明(第1,2,3,5,6実施形態及びそれらの別例1,2に対応)において、前記雌雄ねじ部は、ねじ部材本体(2)の端部(5)に設けた雄ねじ(5a,13a,16a)と、カバー(3)の内側に設けた雌ねじ(8a,9b)である。請求項2の発明では、ねじ部材(1)のねじ部材本体(2)及びカバー(3)を簡単にすることができる。
請求項2の発明を前提とする請求項3の発明(第1,2,3,4実施形態及びそれらの別例1,2に対応)において、前記ねじ部材本体(2)は、被連結部材(7)に連結される軸部(4)と、その軸部(4)と一体に設けられた端部(5)とを有している。請求項3の発明では、ねじ部材(1)のねじ部材本体(2)及びカバー(3)を簡単にすることができる。
請求項1から請求項3のうちいずれか一つの請求項の発明を前提とする請求項4の発明(第1〜6実施形態及びそれらの別例1,2に対応)にかかるねじ部材本体(2)において、端部(5)は被連結部材(7)に連結される軸部(4)に対し段差状をなして被連結部材(7)に圧接し得る段差部(6)を有し、この段差部(6)は前記シール部(11)の内側でシール部(11)と並ぶ。請求項4の発明では、被連結部材(7)に対するねじ部材本体(2)の端部(5)の圧接力を高めることができるばかりではなく、段差部(6)による被連結部材(7)の圧接により、カバー(3)のシール部(11)によるシール機能と相俟ってより一層シール機能を高めることができる。
請求項1の発明を前提とする請求項5の発明(第1,2,3実施形態及びそれらの別例1,2に対応)において、前記ねじ部材本体(2)は、外周に雄ねじ(4a)を有する軸部(4)と、その軸部(4)と一体に形成されて軸部(4)に対し段差部(6)を形成するように軸部(4)より大径に形成した端部(5)とを有し、端部(5)の外周には雌雄ねじ部における雄ねじ(5a,13a)を形成し、カバー(3)の内側には端部(5)の雄ねじ(5a,13a)に螺合される雌雄ねじ部における雌ねじ(8a,9b)を形成している。請求項5の発明では、端部(5)の雄ねじ(5a,13a)とカバー(3)の雌ねじ(8a,9b)との螺合により、軸部(4)の雄ねじ(4a)が被連結部材(7)に対し緩みにくくなる。
本発明は、カバー(3)を有効に利用してねじ部材本体(2)への水分などの浸入を阻止し、ねじ部材本体(2)を保護することができる。
第1実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 第2実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 第3実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 第4実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 第5実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 第6実施形態にかかるねじ部材を示す部分断面図である。 (a)は第1〜6実施形態の別例1にかかるねじ部材を示す部分断面図であり、(b)は第1〜6実施形態の別例2にかかるねじ部材を示す部分断面図である。
まず、本発明の第1実施形態にかかるねじ部材について図1を参照して説明する。
ねじ部材1は、金属により形成されたねじ部材本体2と、プラスチックにより形成されたカバー3とを備えている。
ねじ部材本体2は、外周に雄ねじ4aを有する軸部4と、その軸部4と一体に形成されて軸部4より大径の端部5(頭部)とを有している。軸部4と端部5との境界部には軸部4に対し段差状をなす段差部6が形成されている。端部5の外周には雌雄ねじ部における雄ねじ5aが形成されている。端部5は軸部4に対する反対側で正六角形状の係止穴5bを有している。係止穴5bに工具を挿着して端部5を軸部4とともに回動させると、軸部4が被連結部材7に螺合されるとともに段差部6が被連結部材7に圧接されて、ねじ部材本体2が被連結部材7に連結される。なお、通常、被連結部材7はねじ部材1により締結される被締結部材であって、締結機能を果たすねじ部材1であれば、ねじ部材本体2において端部5に対する反対側は、その端部5との間で締付け力を被連結部材7に働かすことができれば、図示しないが、例えば、軸部4を被連結部材7に螺合して埋め込んだり軸部4にナットを螺合したりした従来周知の締結構造を採用することができる。
一方、カバー3においては、筒壁部8の両端部のうち一端部に閉塞部9が形成されているとともに他端部に開口部10が形成され、筒壁部8の内側には雌雄ねじ部における雌ねじ8aが形成されている。閉塞部9の外側には係止凹部9aが形成されている。
次に、カバー3をねじ部材本体2に螺合して被せる場合について説明する。
ねじ部材本体2の端部5にカバー3を被せてその端部5を開口部10から筒壁部8の内側に挿入し、閉塞部9の係止凹部9aに工具を挿着してカバー3を回動させると、筒壁部8の雌ねじ8aを端部5の雄ねじ5aに螺合してねじ部材本体2の端部5とカバー3とを互いに連結することができる。従って、カバー3を締め付けると、筒壁部8の開口部10の周縁部が軸部4と端部5との間の段差部6とほぼ面一になった状態で被連結部材7に圧接されてシール部11として機能し、そのシール部11で筒壁部8の内側をカバー3の外側と遮断することができる。
ねじ部材本体2の材質やカバー3の材質については、一方を金属により形成するとともに他方をプラスチックにより形成したり、共に金属により形成したり、共にプラスチックにより形成したりすることができる。
次に、本発明の第2実施形態にかかるねじ部材について第1実施形態との相違点を中心に図2を参照して説明する。
第2実施形態では第1実施形態と比較してねじ部材本体2の端部5の形態が変更され、端部5は第1実施形態の係止穴5bに代えて正六角形状の係止突部5cを有している。係止突部5cに工具を挿着して端部5を軸部4とともに回動させることができる。
次に、本発明の第3実施形態にかかるねじ部材について第1実施形態との相違点を中心に図3を参照して説明する。
第3実施形態では第1実施形態と比較してねじ部材本体2の端部5の形態が変更され、端部5は、軸部4に対し段差部6により段差状をなす正六角形状の係止板部12と、軸部4に対する反対側で係止板部12から突出する連結軸13とを有し、連結軸13の外周に雌雄ねじ部における雄ねじ13aが形成されているとともに、筒壁部8の閉塞部9には連結軸13の雄ねじ13aが螺合される雌雄ねじ部における雌ねじ9bが形成されている。係止板部12に工具を挿着して端部5を軸部4とともに回動させて、軸部4を被連結部材7に螺合させることができる。
次に、本発明の第4実施形態にかかるねじ部材について第1実施形態との相違点を中心に図4を参照して説明する。
第4実施形態では第1実施形態と比較してねじ部材本体2の端部5の形態が変更され、端部5は、軸部4に対し段差部6により段差状をなす正六角形状の係止板部12と、軸部4に対する反対側で係止板部12から突出する連結筒14とを有し、連結筒14の内周に雌雄ねじ部における雌ねじ14aが形成されている。筒壁部8の閉塞部9には連結軸15が形成され、連結軸15の外周には連結筒14の雌ねじ14aに螺合される雌雄ねじ部における雄ねじ15aが形成されている。係止板部12に工具を挿着して端部5を軸部4とともに回動させて、軸部4を被連結部材7に螺合させることができる。
次に、本発明の第5実施形態にかかるねじ部材について第1実施形態との相違点を中心に図5を参照して説明する。
第5実施形態では第1実施形態と比較してねじ部材本体2の端部5の形態が変更され、端部5は、軸部4から一体に延設された連結軸部16と、連結軸部16と分離された連結筒部17(主体部)とを有し、連結軸部16の外周に雄ねじ16aが形成されているとともに、連結筒部17の内周に雌ねじ17aが形成されている。連結軸部16には軸部4に対する反対側で正六角形状の係止穴16bが形成されている。係止穴16bに工具を挿着して連結軸部16を軸部4とともに回動させて、軸部4を被連結部材7に螺合させることができる。連結筒部17の外側には正六角形状の係止板部17bが形成されている。係止板部17bに工具を挿着して連結筒部17を回動させて、連結筒部17の雌ねじ17aを連結軸部16の雄ねじ16aに螺合させることができる。連結筒部17の外周にはカバー3の筒壁部8の雌ねじ8aに螺合される雌雄ねじ部における雄ねじ5aが形成されている。
次に、本発明の第6実施形態にかかるねじ部材について第1実施形態との相違点を中心に図6を参照して説明する。
第6実施形態では第1実施形態と比較してねじ部材本体2の端部5の形態が変更され、端部5は、軸部4から一体に延設された連結軸部16と、連結軸部16と分離された連結筒部17(主体部)とを有し、連結軸部16の外周に雄ねじ16aが形成されているとともに、連結筒部17の内周には雌ねじ17aが形成されている。連結軸部16は連結筒部17から軸部4に対する反対側へ突出し、連結軸部16には軸部4に対する反対側で正六角形状の係止穴16bが形成されている。係止穴16bに工具を挿着して連結軸部16を軸部4とともに回動させて、軸部4を被連結部材7に螺合させることができる。連結筒部17の外周は正六角形状をなし、連結筒部17の外周に工具を挿着して連結筒部17を回動させて、連結筒部17の雌ねじ17aを連結軸部16の雄ねじ16aに螺合させることができる。カバー3の閉塞部9には連結軸部16の雄ねじ16aが螺合される雌雄ねじ部における雌ねじ9bが形成されている。
図7(a)に示す第1〜6実施形態の別例1では、カバー3において筒壁部8の開口部10の周縁部でシール部11にOリング11aが嵌め込まれている。図7(b)に示す第1〜6実施形態の別例2では、このシール部11にガスケット11bが重合されている。これらの別例1,2により、カバー(3)のシール部(11)によるシール機能をより一層高めることができる。
本実施形態は下記の効果を有する。
(1) 第1〜6実施形態及びそれらの別例1,2に示すように、カバー3のシール部11を被連結部材7に直接圧接してそのシール部11により筒壁部8の内側をカバー3の外側と遮断し得るので、カバー3を有効に利用してカバー3によるシール機能を高め、ねじ部材本体2への水分などの浸入を阻止してねじ部材本体2を保護することができる。
特に、ねじ部材本体2として通常市販されているねじ材(例えば鋼材やステンレスなど)を使用し、使用目的に合わせた材質のカバー3によりねじ部材本体2の端部5(頭部)を保護する構造としたので、安価で使用目的に合わせた機能(例えば耐薬品性や耐プラズマ性や耐蝕性など)と、締結力とを得ることができる。また、フッ素樹脂製のカバー3ではシール性が得られ、ねじ部材本体2における軸部4の雄ねじ4aやその軸部4が螺合される雌ね孔を保護することができる。
(2) 第1〜6実施形態及びそれらの別例1,2に示すように、カバー3のシール部11が軸部4と端部5との間の段差部6とほぼ面一になって並ぶので、シール機能をより一層高めることができる。
(3) 第1,2,3,5,6実施形態及びそれらの別例1,2に示すように、端部5の雄ねじ5a,13aとカバー3の雌ねじ8a,9bとの螺合により、軸部4の雄ねじ4aの螺合力を高めて軸部4が被連結部材7に対し緩みにくくなる。また、第4実施形態及びそれらの別例1,2に示すように、端部5の雌ねじ14aとカバー3の雄ねじ15aとの螺合により、軸部4の雄ねじ4aの螺合力を高めて軸部4が被連結部材7に対し緩みにくくなる。
(4) 第1〜6実施形態及びそれらの別例1,2に示すように、ねじ部材本体2を金属により形成してねじ部材本体2の強度を高めるばかりではなく、カバー3をプラスチックにより形成してカバー3の形態を多種多様に変化させ易くして、カバー3の用途を広げるとともに、ねじ部材1を軽量化させることができる。
1…ねじ部材、2…ねじ部材本体、3…カバー、4…軸部、4a…雄ねじ、5…ねじ部材本体の端部、5a…雄ねじ、6…段差部、7…被連結部材、8…カバーの筒壁部、8a…雌ねじ、9…カバーの閉塞部、9b…雌ねじ、10…筒壁部の開口部、11…カバーのシール部、13a…雄ねじ、14a…雌ねじ、15a…雄ねじ、16a…雄ねじ。

Claims (5)

  1. 被連結部材に連結されるねじ部材本体と、筒壁部の両端部のうち一端部に閉塞部を設けるとともに他端部に開口部を設けたカバーとを備えたねじ部材において、ねじ部材本体に設けた端部にそのカバーを被せてねじ部材本体の端部を開口部から筒壁部の内側に挿入し、ねじ部材本体の端部とカバーの内側とを雌雄ねじ部の螺合により互いに連結した状態で、筒壁部の開口部の周縁部には被連結部材に圧接し得るシール部を設けてそのシール部で筒壁部の内側をカバーの外側と遮断し得ることを特徴とするねじ部材。
  2. 前記雌雄ねじ部は、ねじ部材本体の端部に設けた雄ねじと、カバーの内側に設けた雌ねじであることを特徴とする請求項1に記載のねじ部材。
  3. 前記ねじ部材本体は、被連結部材に連結される軸部と、その軸部と一体に設けられた端部とを有していることを特徴とする請求項2に記載のねじ部材。
  4. 前記ねじ部材本体において、端部は被連結部材に連結される軸部に対し段差状をなして被連結部材に圧接し得る段差部を有し、この段差部は前記シール部の内側でシール部と並ぶことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一つの請求項に記載のねじ部材。
  5. 前記ねじ部材本体は、外周に雄ねじを有する軸部と、その軸部と一体に形成されて軸部に対し段差部を形成するように軸部より大径に形成した端部とを有し、端部の外周には雌雄ねじ部における雄ねじを形成し、カバーの内側には端部の雄ねじに螺合される雌雄ねじ部における雌ねじを形成していることを特徴とする請求項1に記載のねじ部材。
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