JP2013194883A - ダクト接続用クリップ及びこのクリップ装着用専用工具、並びにダクト接続方法 - Google Patents

ダクト接続用クリップ及びこのクリップ装着用専用工具、並びにダクト接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クリップをダクト本体に装着する場合に、クリップとダクト本体の被嵌合部には面接触させて、クリップをダクト本体に確実に嵌合させること。また、クリップをダクト本体に装着する場合に専用工具にてワンタッチで装着できること。
【解決手段】レバー47を握っていき、ロッド43の先端面にてクリップ本体30の嵌合片35を圧接していく。嵌合片35は第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bの表面に沿いながら折り曲げられていく。さらにロッド43にて嵌合片35を圧接していき、レバー47がそれ以上回転しない状態までレバー47を握ると、ロッド43の傾斜面51により嵌合片35がさらに第2の折り返し片16bの表面に沿って該第2の折り返し片16bを包み込むように折り曲げられていき、第2の折り返し片16bの外面と嵌合片35の内面とは面接触する。
【選択図】図21

Description

本発明は、空調用や各種の気体を送給するダクトを接続するためのダクト接続用クリップ及びこのクリップ装着用専用工具、並びにダクト接続方法に関するものである。
従来より、空調用や各種の気体を送給するダクトを接続する場合、隣接するダクトの端部に形成されているフランジ部同士を合わせ、両フランジ部の上から断面を略7字状とした金属製のクリップを嵌合し、隣接するダクトを接続するようにしている。
これらのダクト接続用のクリップとして、例えば、下記に示す特許文献1、2が挙げられる。
登録実用新案第3014473号公報 実公昭62−65177号公報
また、ダクト接続用のクリップや、このクリップを装着したり、ダクトから装着されているクリップを取り外すための専用の工具としては、例えば、下記に示す非特許文献1が挙げられる。
株式会社フカガワ発行のパンフレット(@CLIP、専用クリッパー)
図25〜図28は、上記非特許文献1のクリップによりダクトを接続する場合を示しており、ダクト本体10は、略コ字型で内部は空洞となっていて、空調用や各種の気体を送給するものである。
ダクト本体10の両側の4辺の端部には、該端部より外方に折り曲げたフランジ部11が一体にそれぞれ形成されており、各フランジ部11にはクリップが装着(嵌合)される被嵌合部12が横幅を少し大きくして形成されている。
また、ダクト本体10の四隅にはボルト13を挿通させる穴15がそれぞれ穿孔されていて、ダクト本体10の四隅はそれぞれボルト13とナット14とで接続されるようになっている。
図27は、非特許文献1に記載のクリップ70の斜視図を示し、断面を略7字状とし、金属製で若干弾性を有している。このクリップ70の上部は略山形状に形成されており、両側には略く字型の第1嵌合部71と、第2嵌合部72とが略全長にわたって形成されている。
また、クリップ70の第2嵌合部72側からは脚片73が下方に一体に延出形成されており、さらに該脚片73の下端部分73aは脚片73に対して折曲形成されている。
さらに、脚片73側のクリップ70の両端には、スリット76を介して嵌合片74、75が一体にそれぞれ形成されており、嵌合片74、75の長さは脚片73よりは短く形成されている。
図26に示すように、隣接するダクト本体10の被嵌合部12に上記クリップ70を嵌合して、ダクト本体10を接続するものである。
図28は、上記クリップ70をダクト本体10に装着するための専用の工具80の斜視図を示しており、図29(a)は工具80の平面図を、図29(b)は工具80の側面図をそれぞれ示している。
この工具80の基部は手で持つ把持部81としており、先端部分は断面を略く字型とした支持部82とし、この支持部82の下面側に断面を略く字型とした保持部83が溶接等の手段にて固着されている。また、工具80の基部の側面には円柱状の突起部84が突設されている。
次に、上記クリップ70と工具80とで、ダクト本体10の被嵌合部12にクリップ70を嵌合する作業について説明する。先ず、図30に示すように、一方の手でクリップ70を持ち、他方の手で工具80を持って工具80の保持部83の一端側の断面を略L型とした係止片85にてクリップ70の第1嵌合部71を係止する。そして、工具80を図中矢印に示すように回転させることで、保持部83にてクリップ70を係止することができる。
図31は工具80にてクリップ70を係止した状態の平面図を示している。工具80にてクリップ70を係止する位置は、図31に示すように、クリップ70の略中央部分としているが、クリップ70の端でも良い。しかし、クリップ70の重量やバランスから、クリップ70の中央部分を工具80にて把持するのが好ましい。
次に、工具80にてクリップ70を把持した状態で図32に示すように、隣接するダクト本体10のフランジ部11、11に嵌合する。ここで、フランジ部11の詳細について説明する。図32に示すように、ダクト本体10のフランジ部11の上部の被嵌合部12は内方に折曲して形成されており、さらに被嵌合部12の端部は円弧状に折り返して曲げられた折り返し片16が形成されている。
また、隣接するダクト本体10間にはフランジ部11の部分にパッキン20が介装される。また、ダクト本体10にはそれぞれ補強用のリブ21が円弧状にダクト本体10の幅方向に一体に形成されている。なお、図25及び図26では、このリブ21は図示省略している。
ここで、説明の便宜上、図中左側の番号には「a」の文字を付し、右側の番号には「b」の文字を付す。すなわち、左側は第1のダクト本体10aとし、以下同様に第1のフランジ部11a、第1の被嵌合部12a、第1の折り返し片16aと称する。
また、同様に右側は第2のダクト本体10bとして、以下同様に第2のフランジ部11b、第2の被嵌合部12b、第2の折り返し片16bと称する(なお、後述する実施の形態でも同様である。)。
図32に示すように、クリップ70の第1嵌合部71を第1のダクト本体10aの第1の折り返し片16aに引っ掛けて工具80を図中の矢印に示すように回転させて、第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bにクリップ70の第2嵌合部72を嵌合させる。
これにより、図33に示すように、クリップ70の第1嵌合部71が第1の折り返し片16aを嵌合し、クリップ70の第2嵌合部72が第2の折り返し片16bを嵌合することになる。
次に、クリップ70を両被嵌合部12、12に嵌合した後は、工具80をクリップ70から一旦取り外す。この状態を図34〜図36に示す。図34は断面図を示し、図35はクリップ70を嵌合した状態の正面図を、図36は平面図をそれぞれ示している。
また、この状態では、図34〜図36に示すように、嵌合片74は脚片73とは同じ傾きとなっていて、嵌合片74は折り曲げられていない状態である。この状態では、クリップ70は被嵌合部12、12に対して仮嵌合の状態であり、ダクト本体10に対して嵌合はされていない。
次に、図37に示すように、工具80の支持部82を使ってクリップ70の嵌合片74を折り曲げる。テコを利用して工具80の支持部82の部分を嵌合片74に当てながら回転させることで、図中矢印に示すように支持部82を押していき嵌合片74を第2の折り返し片16b側に折り曲げる。
さらに、図38の矢印に示すように工具80の支持部82にて嵌合片74を押していくことで、図39に示すように、嵌合片74を脚片73より内側に押し曲げることで、第2の折り返し片16bが嵌合片74により嵌合されることになる。
工具80の支持部82の形状により、嵌合片74を第2の折り返し片16bに対して押し曲げる角度がそれ以上に曲がらず、図39に示すような状態で嵌合片74の角度が規制される。一方の嵌合片74を第2の折り返し片16bに嵌合した後に、他方の嵌合片75も第2の折り返し片16bに対して上記と同様にして嵌合する。このように、2片の嵌合片74、75を押し曲げることで、クリップ70に両端にて被嵌合部12、12を嵌合させるようにしている。
図40はクリップ70にて第2の折り返し片16bを嵌合した状態の拡大断面図を示している。図示するように、従来のクリップ70専用の工具80にてクリップ70の嵌合片74、75を押し曲げる工程は、単に嵌合片74、75を第2の折り返し片16bの下方に押し曲げる折曲角度で摩擦抵抗を増やす方法のために、クリップ70の第2嵌合部72と嵌合片74、75の内面と、ダクト本体10の被嵌合部12の第2の折り返し片16bの外面との接触部分は、面ではなく、点接触ないし線接触となっている。図中のA、Bの部分は、点接触ないし線接触となっている部分である。
このように従来例のクリップ70は、ダクト本体10の被嵌合部12(折り返し片16)に対して、点接触ないし線接触となっているために強固に嵌合させることができず、そのため、以下のような問題を有している。
すなわち、ダクト本体10の上面側に装着するクリップ70は、パッキン20の硬化及び劣化にて脱落はしないものの、嵌合がゆるくなってダクト本体10の側面に装着するクリップ70はダクト本体10から脱落し易くなるという問題を有している。また、従来例のクリップ70によるダクト本体10への装着はバーン振動にて効果が不十分である。
また、工具80にてクリップ70をダクト本体10に装着する従来の作業では、工具80にて一旦クリップ70を保持し、その後クリップ70から工具80を外し、さらに工具80にて両端の嵌合片74、75を押し曲げる作業となるために、クリップ70を装着する取り付け作業が煩雑となるという問題を有している。つまり、工具80の持ち替え回数が多く非常に面倒である。
特に、ダクト本体10の取り付け作業は天井面の下であり、所謂高所作業となるので、煩雑な取り付け作業では危険性を伴うという問題もある。
一方、クリップ70をダクト本体10から取り外す場合は、工具80の突起部84にて両端の嵌合片74、75を起こし、さらに脚片73を開いてクリップ70を取り外すことになる。
このように、クリップ70をダクト本体10から取り外す場合にも、両側の嵌合片74、75の起こしと、脚片73の起こしの3回の工程となり、取り外しもワンタッチですることができず、煩雑となるという問題を有している。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持ったダクト接続用クリップ及びこのクリップ装着用専用工具、並びにダクト接続方法を提供するものである。
(1)クリップをダクト本体に装着する場合に、クリップとダクト本体の被嵌合部には面接触させて、クリップをダクト本体に確実に嵌合させること。
(2)クリップをダクト本体に装着する場合に専用工具にてワンタッチで装着できること。
(3)クリップにダクト本体を装着した後は、パッキンの硬化や劣化に対してずれたり、脱落しないようにすること。
(4)クリップの取り外しもワンタッチで行なえること。
そこで、本発明の請求項1に記載のダクト接続用クリップでは、ダクト本体10の端部に外方に延びるフランジ部11が形成されており、前記フランジ部11の先部には内方に延びる被嵌合部12が形成され、前記被嵌合部12の端部には先端が下方に延びる略円弧状の折り返し片16が形成されており、
隣接する前記ダクト本体10の被嵌合部12間に、断面が略7字状に形成されたクリップ本体30が装着され、
前記クリップ本体30の両側には、断面を略く字状とした第1嵌合部31と第2嵌合部32とがそれぞれ形成されており、
前記クリップ本体30の第1嵌合部31が前記一方の第1のダクト本体10aの第1の折り返し片16aに装着されると共に、前記第2嵌合部32が前記他方の第2のダクト本体10bの第2嵌合部32に装着されるダクト接続用のクリップであって、
前記クリップ本体30の第2嵌合部32より一体に脚片33が下方に延出形成されており、
前記脚片33の長手方向の略中央部分に、略コ字型の切り込み34を介して前記第2嵌合部32から下方に至る舌片状の嵌合片35を形成し、
前記嵌合片35を前記第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bの外面に沿って折り曲げることで、前記嵌合片35の内面と前記第2の折り返し片16bの外面とを略面接触させていることを特徴としている。
請求項2に記載のダクト接続用クリップでは、前記クリップ本体30を工具本体40にて保持する際に、クリップ本体30と前記工具本体40との位置決めを行なう位置決め突起36をクリップ本体30の上面に形成していることを特徴としている。
請求項3に記載のダクト接続用クリップでは、前記嵌合片35を折り曲げた後に前記切り込み34を周縁とした開口部54が形成され、前記開口部54を、前記ダクト本体10に嵌合した前記クリップ本体30の取り外し用の工具60の挿通口としていることを特徴としている。
請求項4に記載のクリップ装着用専用工具では、前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載のダクト接続用クリップの専用の工具であって、
本体ケース41の先部内に配設され、軸部50を中心に回動する歯車44と、
前記歯車44と噛合して該歯車44の回動により前記本体ケース41の長手方向にスライド自在とし、前記クリップ本体30の嵌合片35を圧接していくロッド43と、
前記軸部50に連結されて、前記歯車44を回動させるレバー47と、
前記本体ケース41の上面に設けられている支持片48と、
前記支持片48の下面側に設けられて前記クリップ本体30を保持する保持部49とで
前記クリップ本体30を前記ダクト本体10に装着するための専用の工具本体40を構成していることを特徴としている。
請求項5に記載のクリップ装着用専用工具では、前記工具本体40にて前記クリップ本体30を保持して前記工具本体40を該クリップ本体30の前記位置決め突起36側にスライドさせて、前記工具本体40の保持部49の端縁を前記位置決め突起36に当接した際に、前記工具本体40の前記ロッド43が前記クリップ本体30の前記嵌合片35に対向した位置になるようにしていることを特徴としている。
請求項6に記載のクリップ装着用専用工具では、前記工具本体40のロッド43の先端に前記第2の折り返し片16bの外面に沿って圧接する傾斜面51を形成していることを特徴としている。
請求項7に記載のダクト接続方法では、前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載のクリップ本体30と工具本体40とを用いて、前記工具本体40により前記クリップ本体30を前記隣接するダクト本体10に嵌合するダクト接続方法において、
前記クリップ本体30を前記工具本体40にて保持し該工具本体40の前記保持部49の端縁が前記クリップ本体30の前記位置決め突起36に当たるまでスライドさせ、
前記工具本体40の保持部49の端縁が前記クリップ本体30の前記位置決め突起36に当接した際に前記レバー47を握ってロッド43の先端にて前記クリップ本体30の嵌合片35を圧接させて前記工具本体40によりクリップ本体30を保持し、
次いで、前記クリップ本体30を前記隣接するダクト本体10の被嵌合部12間に装着し、
前記工具本体40の前記レバー47を握りしめて前記歯車44を回動させることで前記ロッド43の先端部にて前記クリップ本体30の嵌合片35を前記第2の被嵌合部12bの第2の折り返し片16bの外面に沿って折り曲げていき、
さらに、前記ロッド43の傾斜面51にて前記クリップ本体30の嵌合片35を圧接していくことで、前記第2の折り返し片16bの外面と前記嵌合片35の内面とを面接触させるようにしていることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のダクト接続用クリップによれば、クリップ本体30の脚片33の長手方向の略中央部分に、略コ字型の切り込み34を介して第2嵌合部32から下方に至る舌片状の嵌合片35を形成し、前記嵌合片35を第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bの外面に沿って折り曲げることで、前記嵌合片35の内面と前記第2の折り返し片16bの外面とを略面接触させていることで、第2の折り返し片16bと嵌合片35とを確実に装着嵌合させることができ、そのため、隣接するダクト本体10間に介装されているパッキン20が硬化したり劣化してもクリップ本体30がダクト本体10から脱落することもない。
請求項2に記載のダクト接続用クリップによれば、クリップ本体30を工具本体40にて保持する際に、クリップ本体30と前記工具本体40との位置決めを行なう位置決め突起36をクリップ本体30の上面に形成しているので、クリップ本体30の嵌合片35を圧接する工具本体40のロッド43との位置決めが容易となる。
請求項3に記載のダクト接続用クリップによれば、前記嵌合片35を折り曲げた後に前記切り込み34を周縁とした開口部54が形成され、前記開口部54を、前記ダクト本体10に嵌合した前記クリップ本体30の取り外し用の工具60の挿通口としていることで、開口部54に棒状の工具60の先端部を挿通し、該工具60の先端部を脚片33の内面に当てて、回転させることで、テコの利用により脚片33を外方に開くことができる。そして、工具60を回転させていくと、脚片33全体が開いていくことで、クリップ本体30をダクト本体10から一気に取り外すことができる。そのため、クリップ本体30のダクト本体10からの取り外しもワンタッチで行なうことができる。
請求項4に記載のクリップ装着用専用工具によれば、本体ケース41の先部内に配設され、軸部50を中心に回動する歯車44と、前記歯車44と噛合して該歯車44の回動により前記本体ケース41の長手方向にスライド自在とし、前記クリップ本体30の嵌合片35を圧接していくロッド43と、前記軸部50に連結されて、前記歯車44を回動させるレバー47と、前記本体ケース41の上面に設けられている支持片48と、前記支持片48の下面側に設けられて前記クリップ本体30を保持する保持部49とで前記クリップ本体30を前記ダクト本体10に装着するための専用の工具本体40を構成していることで、レバー47を握りしめることで、歯車44が回転してロッド43にてクリップ本体30の嵌合片35を圧接していき、第2の折り返し片16bと嵌合片35とを確実に装着嵌合させることができる。
請求項5に記載のクリップ装着用専用工具によれば、前記工具本体40にて前記クリップ本体30を保持して前記工具本体40を該クリップ本体30の前記位置決め突起36側にスライドさせて、前記工具本体40の保持部49の端縁を前記位置決め突起36に当接した際に、前記工具本体40の前記ロッド43が前記クリップ本体30の前記嵌合片35に対向した位置になるようにしていることで、クリップ本体30の嵌合片35を圧接する工具本体40のロッド43との位置決めが容易となり、単に工具本体40のレバー47を握りしめることで、ロッド43をクリップ本体30の嵌合片35を圧接していくことができ、クリップ本体30をダクト本体10に容易に装着嵌合させることができる。
請求項6に記載のクリップ装着用専用工具によれば、前記工具本体40のロッド43の先端に前記第2の折り返し片16bの外面に沿って圧接する傾斜面51を形成しているので、傾斜面51により嵌合片35を第2の折り返し片16bの外面に沿って包み込むように折り曲げることができ、そのため、第2の折り返し片16bの外面と嵌合片35の内面とを面接触させることができる。
請求項7に記載のダクト接続方法によれば、前記工具本体40の前記レバー47を握りしめて前記歯車44を回動させることで前記ロッド43の先端部にて前記クリップ本体30の嵌合片35を前記第2の被嵌合部12bの第2の折り返し片16bの外面に沿って折り曲げていき、さらに、前記ロッド43の傾斜面51にて前記クリップ本体30の嵌合片35を圧接していくことで、前記第2の折り返し片16bの外面と前記嵌合片35の内面とを面接触させるようにしているものであり、そのため、単に工具本体40のレバー47を握りしめることで、ダクト本体10の第2の折り返し片16bとクリップ本体30の嵌合片35とをワンタッチで装着嵌合させることができる。また、ダクト本体10の接続作業は、高所作業となるが、1回の動作でクリップ本体30をダクト本体10に装着嵌合できるので、安全性にも寄与することができる。
本発明の実施の形態におけるクリップ本体の斜視図である。 (a)(b)は本発明の実施の形態におけるクリップ本体の正面図及び側面図である。 本発明の実施の形態における工具本体の斜視図である。 (a)(b)は本発明の実施の形態における工具本体の平面図及び側面図である。 本発明の実施の形態における工具本体のレバーの位置とロッドとの位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のレバーの位置とロッドとの位置関係を示す説明図である。 (a)(b)は本発明の実施の形態における工具本体のレバーを回転させた状態の平面図及び側面図である。 本発明の実施の形態におけるクリップ本体を工具本体に引っ掛ける場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるクリップ本体を工具本体に装着する場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるクリップ本体を工具本体に装着した場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるクリップ本体を工具本体に装着した場合の側面図である。 発明の実施の形態におけるクリップ本体を工具本体に装着した場合の背面図である。 本発明の実施の形態における工具本体を手で握っている状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体にてクリップ本体をダクト本体に装着する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体にてクリップ本体をダクト本体に装着する場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態における工具本体のロッドにてクリップ本体の嵌合片を圧接していく場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるダクト本体の折り返し片と嵌合片との嵌合状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の実施の形態におけるダクト本体からクリップ本体を取り外す場合の説明図である。 本発明の実施の形態におけるダクト本体からクリップ本体を取り外す場合の説明図である。 ダクト本体を接続する場合の斜視図である。 従来例のクリップにてダクト本体を接続する場合の斜視図である。 従来例のクリップの斜視図である。 従来例の工具の斜視図である。 (a)(b)は従来例の工具の平面図及び側面図である。 従来例の工具にてクリップを把持する場合の説明図である。 従来例の工具にてクリップを把持した状態の平面図である。 従来例の把持したクリップをダクト本体に装着する場合の説明図である。 従来例のクリップをダクト本体に装着した場合の説明図である。 従来例のクリップをダクト本体に装着した場合の説明図である。 従来例のクリップをダクト本体に装着した場合の正面図である。 従来例のクリップをダクト本体に装着した場合の平面図である。 従来例のクリップの嵌合片を折り返し片に押し曲げる工程を示す説明図である。 従来例のクリップの嵌合片を折り返し片に押し曲げる工程を示す説明図である。 従来例のクリップの嵌合片を折り返し片に押し曲げる工程を示す説明図である。 従来例の問題点を示す要部拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明のクリップ本体30の斜視図を示し、図2(a)はクリップ本体30の平面図を、図2(b)はクリップ本体30の側面図をそれぞれ示している。
図1及び図2に示すように、クリップ本体30は、金属製で断面を略7字状に形成されており、若干弾性を備えている。このクリップ本体30の上部は従来のクリップと同様に略山形状に形成されていて、両側には略く字型の第1嵌合部31と、第2嵌合部32とがクリップ本体30の略全長にわたってそれぞれ形成されている。
また、クリップ本体30の第2嵌合部32側から脚片33が一体に下方に延出形成されており、さらに該脚片33の下端部分33aは脚片33に対して折曲形成されている。
クリップ本体30の長手方向の略中央部の脚片33には略コ字型の切り込み34が入れられていて、この切り込み34により舌片状の嵌合片35が一体に形成されている。また、クリップ本体30の上面には、後述する専用工具の位置決め用の位置決め突起36が切り起こし形成されている。
この位置決め突起36は、円弧状に形成しているが、単なる突部を突設するようにしても良い。このクリップ本体30は、プレス加工にて容易に製造(形成)することができるものである。
図3は、上記クリップ本体30をダクト本体10に装着する場合の専用の工具本体40の斜視図を示し、図4(a)は工具本体40の平面図を、図4(b)は工具本体40の側面図をそれぞれ示している。
この金属製の工具本体40は、以下のように構成されている。すなわち、部材を納装するケースを兼ねた本体ケース41は、内部を空洞とし断面を略長方形状に形成されている。そして、この本体ケース41の先端側は略半円状に膨出形成された支持部42が形成されている。
本体ケース41内には、ラックとピニオンで構成されたロッド43と歯車44が設けられており、上記歯車44は、ボルト45とナット46により回動自在に支持部42内に軸支されている。この歯車44と噛合するロッド43は本体ケース41の長手方向にスライド自在に配置されている。
また、ボルト45の軸に先端が挿通されたレバー47が設けられていて、ボルト45の軸部50に固着されている。そして、レバー47を揺動させることで、軸部50が回転し、それと同時に歯車44が回転し、歯車44の回転によりロッド43がスライドするようになっている。
本体ケース41の支持部42の上面には、先端部分を略へ字状とした支持片48が固着されており、この支持片48の下面に断面を略7字状とした保持部49が固着されている。
この保持部49の下面側で上記クリップ本体30を保持してダクト本体10に装着するものである。
図5及び図6は、歯車44及びレバー47と、ロッド43との関係を示す図であり、レバー47を本体ケース41から離れた位置で立てた状態では、ロッド43は本体ケース41内にスライドし、ロッド43の先端は本体ケース41からは突出していない状態に位置している。
図5に示すレバー47の位置から矢印に示すように、軸部50を中心にレバー47を倒す(回転させる)と、図6に示すように、レバー47の回転と共に、歯車44が軸部50を軸として回転し、この歯車44の回転によりロッド43は図中の矢印に示すように左方へとスライドし、ロッド43の先端部分が本体ケース41より突出する。
図7はレバー47を倒した状態を示しており、図7(a)は平面図を、図7(b)は側面図をそれぞれ示している。図7に示すように、工具本体40を片手で持って手を握るとレバー47が回転し、それに伴いロッド43の先端が本体ケース41より突出して、ロッド43の先端が支持片48の下方の位置にくるようになっている。
なお、ロッド43の先端部分の上部には傾斜面51が形成されている。
次に、上記工具本体40を用いてクリップ本体30をダクト本体10に装着嵌合させる方法について説明するが、ダクト本体10側の構成は従来例で説明したのと同じであるので、ダクト本体10自体の説明は省略する。
先ず、右手の親指を工具本体40のレバー47に掛けると共に、他の4本の指で本体ケース41を掛けて、右手で工具本体40を持ち、左手でクリップ本体30を持つ。そして、図8に示すように、工具本体40の保持部49の端部の略L字型とした係止片52をクリップ本体30の第1嵌合部31に係止して、工具本体40を図中矢印に示すように回転させて工具本体40の保持部49の下面側にクリップ本体30を位置させる。
ここで、工具本体40の保持部49をクリップ本体30に係止させる位置は、クリップ本体30の位置決め突起36より右方とし、クリップ本体30を工具本体40に装着後に、図9に示すように、工具本体40を位置決め突起36に当接するまでスライドさせる。
そして、図10に示すように、工具本体40の保持部49の端縁が位置決め突起36に当接した位置で工具本体40のレバー47を握る。レバー47を握ると上述したように歯車44が回転してロッド43の先端がクリップ本体30側へスライドし、このスライドしたロッド43の先端がクリップ本体30に当たる。
ここで、レバー47を少し強く握ってロッド43の先端にて嵌合片35を圧接した状態とし、この状態でクリップ本体30が工具本体40の保持部49より脱落しないようにしている。
図10及び図11は、工具本体40の保持部49の端縁が位置決め突起36に当たった状態でレバー47を少し強く握った状態を示しており、ロッド43の先端の端面と傾斜面51との間の縁部にてクリップ本体30を圧接している状態となっている。
図12は、図10に対しての背面側を見た図であり、この状態では、ロッド43の先端がクリップ本体30の嵌合片35を圧接している位置となっている。図13は、手でレバー47を握った状態を示している。
すなわち、本発明では、クリップ本体30の略中央部分に形成した嵌合片35を工具本体40のロッド43にて圧接していって、嵌合片35を折り曲げるようにしている。そのため、工具本体40にてクリップ本体30を装着して、工具本体40をスライドさせて工具本体40の保持部49の端縁がクリップ本体30の位置決め突起36に当接した位置で、工具本体40のロッド43の先端とクリップ本体30の嵌合片35とが対向する位置となるようになっている。
これにより、工具本体40のロッド43の先端がクリップ本体30の嵌合片35と対向した位置にくるようにロッド43の位置を見ながらクリップ本体30を装着する必要がない。つまり、単に工具本体40をクリップ本体30に対してスライドさせて、工具本体40の保持部49の端縁がクリップ本体30の位置決め突起36に当たった位置で、単にレバー47を握ることで、工具本体40にてクリップ本体30を保持することができると同時に、工具本体40のロッド43の先端と、クリップ本体30の嵌合片35とが対向した位置に位置決めすることができる。
このように、工具本体40の保持部49の端縁がクリップ本体30の位置決め突起36に当たった位置でレバー47を握ることで、ロッド43と嵌合片35との位置合わせを自動的に行なえて、クリップ本体30の工具本体40による保持作業を短時間にて行なうことができる。
なお、クリップ本体30に位置決め突起36を設けずに、工具本体40のロッド43がクリップ本体30の嵌合片35に対向した位置となるように、目で見ながら工具本体40をスライドさせるようにしても良いが、位置決め突起36をクリップ本体30に設ける方が好適例である。
次に、クリップ本体30をダクト本体10に装着嵌合する方法について説明する。図13に示すように、工具本体40を手で握った状態で、図14に示すように、クリップ本体30の第1嵌合部31を第1のダクト本体10aの第1の折り返し片16aに引っ掛けて工具本体40を図中の矢印に示すように回転させる。
そして、図15に示すように、クリップ本体30の第2嵌合部32を第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bに嵌合させる。
この図15の状態で工具本体40のレバー47を強く握っていくことで、レバー47が回転して歯車44を回転させ、この歯車44の回転によりロッド43をクリップ本体30側へスライドさせて、クリップ本体30の嵌合片35をロッド43の先端にて圧接していく。
図16に示すように、ロッド43の先端面にてクリップ本体30の嵌合片35を圧接していくと、図17に示すように、嵌合片35が第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bの表面に沿いながら折り曲げられていく。
さらにロッド43にて嵌合片35を圧接していくと、図18に示すように、嵌合片35は折り曲げられていき、嵌合片35の下端が第2のダクト本体10bの第2のフランジ部11bの表面に当接する。さらに、ロッド43が嵌合片35を圧接していくと、図19に示すように、ロッド43の先端面と傾斜面51との間の縁部で嵌合片35が折り曲げられる。
レバー47がそれ以上回転しない状態までレバー47を握ると、図21に示すように、ロッド43の傾斜面51により嵌合片35がさらに第2の折り返し片16bの表面に沿って該第2の折り返し片16bを包み込むように折り曲げられていき、第2の折り返し片16bの外面と嵌合片35の内面とは面接触していく。
レバー47を完全に握った状態では、嵌合片35の下端の面が第2のフランジ部11bの表面に当接すると共に、嵌合片35の内面は第2のダクト本体10bの第2の折り返し片16bの外面に沿って折り曲げられる。
図22はこの状態の要部拡大断面図を示しており、嵌合片35の幅方向に沿って嵌合片35が第2の折り返し片16bの外面を包み込むように接触し、したがって、嵌合片35の内面と第2の折り返し片16bの外面とが、面接触となり、従来の点接触ないし線接触とは異なり、嵌合片35の内面と第2の折り返し片16bの外面とが接触している部分が面的となる。
そのため、クリップ本体30がダクト本体10に確実に嵌合することになり、経年変化によるパッキン20の硬化や劣化が生じてもクリップ本体30がダクト本体10から脱落することはない。
なお、クリップ本体30をダクト本体10に取り付け後は、レバー47を反対側に回転させてロッド43を本体ケース41内に引っ込ませることで、クリップ本体30から工具本体40を容易に外すことができる。
また、クリップ本体30を工具本体40にて装着した状態で、クリップ本体30をダクト本体10に引っ掛けて工具本体40のレバー47を握るだけで、クリップ本体30をダクト本体10に容易かつ確実に装着嵌合させることができる。しかも、クリップ本体30をダクト本体10に引っ掛けた状態で、レバー47を単に握るというワンタッチの動作でクリップ本体30をダクト本体10に装着嵌合させることができるので、ダクト本体10の接続作業を簡単に行なうことができる。
また、ダクト本体10の接続作業は、高所作業となるが、1回の動作でクリップ本体30をダクト本体10に装着嵌合できるので、安全性にも寄与することができる。
クリップ本体30をダクト本体10に装着した後は、嵌合片35が折り曲げられていることを確認すれば良く、クリップ本体30の取り付け後での目視による確認がし易い。なお、クリップ本体30の厚みとして、0.5mm〜1.6mmに対応可能である。
また、ダクト本体10に取り付けたクリップ本体30を外す場合も簡単に取り外すことができる。すなわち、図23及び図24に示すように、嵌合片35が折り曲げられた後は開口部54となっている。
この開口部54を利用するものであり、この開口部54に棒状の工具60の先端部を挿通し、該工具60の先端部を脚片33の内面に当てて、図23の矢印に示すように回転させることで、テコの利用により脚片33を外方に開くことができる。
工具60を図23に示す左方へ回転させていくと、脚片33全体が開いていくことで、クリップ本体30をダクト本体10から一気に取り外すことができる。そのため、クリップ本体30のダクト本体10からの取り外しもワンタッチで行なうことができる。
10 ダクト本体
10a 第1のダクト本体
10b 第2のダクト本体
11 フランジ部
12 被嵌合部
16 折り返し片
16a 第1の折り返し片
16b 第2の折り返し片
30 クリップ本体
31 第1嵌合部
32 第2嵌合部
33 脚片
34 切り込み
35 嵌合片
36 位置決め突起
40 工具本体
41 本体ケース
43 ロッド
44 歯車
47 レバー
48 支持片
49 保持部
50 軸部
51 傾斜面
54 開口部
60 工具

Claims (7)

  1. ダクト本体(10)の端部に外方に延びるフランジ部(11)が形成されており、前記フランジ部(11)の先部には内方に延びる被嵌合部(12)が形成され、前記被嵌合部(12)の端部には先端が下方に延びる略円弧状の折り返し片(16)が形成されており、
    隣接する前記ダクト本体(10)の被嵌合部(12)間に、断面が略7字状に形成されたクリップ本体(30)が装着され、
    前記クリップ本体(30)の両側には、断面を略く字状とした第1嵌合部(31)と第2嵌合部(32)とがそれぞれ形成されており、
    前記クリップ本体(30)の第1嵌合部(31)が前記一方の第1のダクト本体(10a)の第1の折り返し片(16a)に装着されると共に、前記第2嵌合部(32)が前記他方の第2のダクト本体(10b)の第2嵌合部(32)に装着されるダクト接続用のクリップであって、
    前記クリップ本体(30)の第2嵌合部(32)より一体に脚片(33)が下方に延出形成されており、
    前記脚片(33)の長手方向の略中央部分に、略コ字型の切り込み(34)を介して前記第2嵌合部(32)から下方に至る舌片状の嵌合片(35)を形成し、
    前記嵌合片(35)を前記第2のダクト本体(10b)の第2の折り返し片(16b)の外面に沿って折り曲げることで、前記嵌合片(35)の内面と前記第2の折り返し片(16b)の外面とを略面接触させていることを特徴とするダクト接続用クリップ。
  2. 前記クリップ本体(30)を工具本体(40)にて保持する際に、クリップ本体(30)と前記工具本体(40)との位置決めを行なう位置決め突起(36)をクリップ本体(30)の上面に形成していることを特徴とする請求項1に記載のダクト接続用クリップ。
  3. 前記嵌合片(35)を折り曲げた後に前記切り込み(34)を周縁とした開口部(54)が形成され、前記開口部(54)を、前記ダクト本体(10)に嵌合した前記クリップ本体(30)の取り外し用の工具(60)の挿通口としていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のダクト接続用クリップ。
  4. 前記請求項1〜請求項3のいずれかに記載のダクト接続用クリップの専用の工具であって、
    本体ケース(41)の先部内に配設され、軸部(50)を中心に回動する歯車(44)と、
    前記歯車(44)と噛合して該歯車(44)の回動により前記本体ケース(41)の長手方向にスライド自在とし、前記クリップ本体(30)の嵌合片(35)を圧接していくロッド(43)と、
    前記軸部(50)に連結されて、前記歯車(44)を回動させるレバー(47)と、
    前記本体ケース(41)の上面に設けられている支持片(48)と、
    前記支持片(48)の下面側に設けられて前記クリップ本体(30)を保持する保持部(49)とで
    前記クリップ本体(30)を前記ダクト本体(10)に装着するための専用の工具本体(40)を構成していることを特徴とするクリップ装着用専用工具。
  5. 前記工具本体(40)にて前記クリップ本体(30)を保持して前記工具本体(40)を該クリップ本体(30)の前記位置決め突起(36)側にスライドさせて、前記工具本体(40)の保持部(49)の端縁を前記位置決め突起(36)に当接した際に、前記工具本体(40)の前記ロッド(43)が前記クリップ本体(30)の前記嵌合片(35)に対向した位置になるようにしていることを特徴とする請求項4に記載のクリップ装着用専用工具。
  6. 前記工具本体(40)のロッド(43)の先端に前記第2の折り返し片(16b)の外面に沿って圧接する傾斜面(51)を形成していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のクリップ装着用専用工具。
  7. 前記請求項1〜請求項6のいずれかに記載のクリップ本体(30)と工具本体(40)とを用いて、前記工具本体(40)により前記クリップ本体(30)を前記隣接するダクト本体(10)に嵌合するダクト接続方法において、
    前記クリップ本体(30)を前記工具本体(40)にて保持し該工具本体(40)の前記保持部(49)の端縁が前記クリップ本体(30)の前記位置決め突起(36)に当たるまでスライドさせ、
    前記工具本体(40)の保持部(49)の端縁が前記クリップ本体(30)の前記位置決め突起(36)に当接した際に前記レバー(47)を握ってロッド(43)の先端にて前記クリップ本体(30)の嵌合片(35)を圧接させて前記工具本体(40)によりクリップ本体(30)を保持し、
    次いで、前記クリップ本体(30)を前記隣接するダクト本体(10)の被嵌合部(12)間に装着し、
    前記工具本体(40)の前記レバー(47)を握りしめて前記歯車(44)を回動させることで前記ロッド(43)の先端部にて前記クリップ本体(30)の嵌合片(35)を前記第2の被嵌合部(12b)の第2の折り返し片(16b)の外面に沿って折り曲げていき、
    さらに、前記ロッド(43)の傾斜面(51)にて前記クリップ本体(30)の嵌合片(35)を圧接していくことで、前記第2の折り返し片(16b)の外面と前記嵌合片(35)の内面とを面接触させるようにしていることを特徴とするダクト接続方法。
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