JP2013194695A - 液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】2つのポンプ室が、それぞれ液体の吸入と吐出を交互に連続して実施し、かつ、2つのポンプ室の一方が液体の吸入をしている時は、他方は、液体の吐出を実施し、連続してノズル4から液体を吐出できる軽量、小型の液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体吐出装置100は、それぞれ吸入弁5a、5bを介して液体タンク1に接続された2つのポンプ室3a、3bと、同時に各前記ポンプ室3a、3b内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれの前記ポンプ室内を往復運動する1本のプランジャ7と、前記2つのポンプ室3a、3bにそれぞれ吐出弁6a、6bを介して接続されたノズル4を有する。
【選択図】図1
【解決手段】液体吐出装置100は、それぞれ吸入弁5a、5bを介して液体タンク1に接続された2つのポンプ室3a、3bと、同時に各前記ポンプ室3a、3b内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれの前記ポンプ室内を往復運動する1本のプランジャ7と、前記2つのポンプ室3a、3bにそれぞれ吐出弁6a、6bを介して接続されたノズル4を有する。
【選択図】図1
Description
この発明は、液体塗布を行うにあたり、プランジャの駆動により液体の吐出量を制御する液体吐出装置に関するものである。
従来、接着剤などの液体を定量供給する手段として、ディスペンサと称される液体吐出装置が用いられている。
液体吐出装置には、液体を圧送するポンプ室が設けられている。
ポンプ室には少なくとも3ヶ所の挿通口が設けられており、少なくとも1ヶ所の挿通口には、プランジャと呼ばれる円筒形状の棒が挿通され、残り2ヶ所の挿通口には、弁が設けられている。
そして、プランジャの動作と弁の開閉の組み合わせによりポンプ室への液体供給、並びにポンプ室からの液体吐出を行う。
液体吐出装置には、液体を圧送するポンプ室が設けられている。
ポンプ室には少なくとも3ヶ所の挿通口が設けられており、少なくとも1ヶ所の挿通口には、プランジャと呼ばれる円筒形状の棒が挿通され、残り2ヶ所の挿通口には、弁が設けられている。
そして、プランジャの動作と弁の開閉の組み合わせによりポンプ室への液体供給、並びにポンプ室からの液体吐出を行う。
このようなプランジャを用いるポンプでは、プランジャのポンプ室内への進入により液体を押し出しているため、所望の量の液体を吐出することができる。
また、ポンプ室内は、完全に液体で満たされているため、ポンプ室内部の液量が変化することに起因して発生する吐出量の変化が生じることもない。
また、プランジャにより液体を直接押圧しているため、50,000mPa・s程度の中粘度の液体にまで対応できるという利点もある。
また、ポンプ室内は、完全に液体で満たされているため、ポンプ室内部の液量が変化することに起因して発生する吐出量の変化が生じることもない。
また、プランジャにより液体を直接押圧しているため、50,000mPa・s程度の中粘度の液体にまで対応できるという利点もある。
しかしながら、このような液体吐出装置では、ポンプ室内へプランジャを進行させて、液体を吐出した後、プランジャを後退させてポンプ室内に液体を供給する必要があり、連続的な液体の吐出動作が不可能である。
この問題に対し、例えば、液体を吐出するノズルと、液体の吸入口と吐出口を設けた2つのポンプ室と、それぞれのポンプ室に内接して進退する2本のプランジャと、プランジャを駆動する2つの駆動手段と、ポンプ室と液体を貯留する貯留容器またはノズルとを連通する切換弁を備えた液体定量吐出装置が提案されている。(例えば、特許文献1)
この問題に対し、例えば、液体を吐出するノズルと、液体の吸入口と吐出口を設けた2つのポンプ室と、それぞれのポンプ室に内接して進退する2本のプランジャと、プランジャを駆動する2つの駆動手段と、ポンプ室と液体を貯留する貯留容器またはノズルとを連通する切換弁を備えた液体定量吐出装置が提案されている。(例えば、特許文献1)
この装置では、連結された2本のプランジャが内壁に接して進退移動する。
一方のプランジャが吐出量に等しい量だけ退行移動して貯留容器からポンプ室内に液体を吸入している時に、他方のプランジャが進行移動してポンプ室からノズルへ液体を吐出する。
この2本のプランジャが、吸入、吐出動作を交互に行うことで、液体供給による吐出停止が解消され、連続的な液体吐出が可能となる。
一方のプランジャが吐出量に等しい量だけ退行移動して貯留容器からポンプ室内に液体を吸入している時に、他方のプランジャが進行移動してポンプ室からノズルへ液体を吐出する。
この2本のプランジャが、吸入、吐出動作を交互に行うことで、液体供給による吐出停止が解消され、連続的な液体吐出が可能となる。
ところで、特許文献1の装置では、連続して液体を吐出するためにプランジャを2本要し、交互に吸入と吐出を繰り返すことでタイムロスを削減し、連続的な吐出を実現している。
しかし、プランジャを2本要するため、プランジャ駆動部が2セット必要であり、液体吐出装置の小型軽量化が困難であるという課題があった。
また、プランジャやアクチュエータ等の構成部品点数が増加するため、段取り作業やメンテナンス作業が増え、労務費の増加にも繋がるという課題があった。
しかし、プランジャを2本要するため、プランジャ駆動部が2セット必要であり、液体吐出装置の小型軽量化が困難であるという課題があった。
また、プランジャやアクチュエータ等の構成部品点数が増加するため、段取り作業やメンテナンス作業が増え、労務費の増加にも繋がるという課題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、プランジャを駆動するアクチュエータの部品数及びプランジャの数を低減することにより、小型で軽量な液体吐出装置を提供することを目的とする。
この発明に係る液体吐出装置は、それぞれ吸入弁を介して液体タンクに接続された2つのポンプ室と、
同時に各ポンプ室内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれのポンプ室内を往復運動する1本のプランジャと、
2つのポンプ室にそれぞれ吐出弁を介して接続されたノズルを有するものである。
同時に各ポンプ室内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれのポンプ室内を往復運動する1本のプランジャと、
2つのポンプ室にそれぞれ吐出弁を介して接続されたノズルを有するものである。
この発明に係る液体吐出装置は、それぞれ吸入弁を介して液体タンクに接続された2つのポンプ室と、
同時に各ポンプ室内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれのポンプ室内を往復運動する1本のプランジャと、
2つのポンプ室にそれぞれ吐出弁を介して接続されたノズルを有するものなので、1本のプランジャを2つのポンプ室で共有できる。
これにより、液体吐出装置の小型軽量化やコストダウンを実現できる。
同時に各ポンプ室内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれのポンプ室内を往復運動する1本のプランジャと、
2つのポンプ室にそれぞれ吐出弁を介して接続されたノズルを有するものなので、1本のプランジャを2つのポンプ室で共有できる。
これにより、液体吐出装置の小型軽量化やコストダウンを実現できる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る液体吐出装置を、図を用いて説明する。
図1は、液体吐出装置100(以下、装置100と称す)の断面図である。
液体タンク1は、装置100が使用する液体を貯める容器である。
パイプ2は、液体タンク1から送出する液体を途中で分岐してポンプ室3a、3bに輸送するパイプ2aと、各ポンプ室3a、3bから別々に送出される液体を、同じノズル4に送出するパイプ2bからなる。
以下、本発明の実施の形態1に係る液体吐出装置を、図を用いて説明する。
図1は、液体吐出装置100(以下、装置100と称す)の断面図である。
液体タンク1は、装置100が使用する液体を貯める容器である。
パイプ2は、液体タンク1から送出する液体を途中で分岐してポンプ室3a、3bに輸送するパイプ2aと、各ポンプ室3a、3bから別々に送出される液体を、同じノズル4に送出するパイプ2bからなる。
ポンプ室3aの液体タンク1側に接続されたパイプ2aには、吸入弁5aが設置されており、ポンプ室3bの液体タンク1側に接続されたパイプ2aには、吸入弁5bが設置されている。
また、ポンプ室3aのノズル4側に接続されたパイプ2bには、吐出弁6aが設置されており、ポンプ室3bのノズル4側に接続されたパイプ2bには、吐出弁6bが設置されている。
また、ポンプ室3aのノズル4側に接続されたパイプ2bには、吐出弁6aが設置されており、ポンプ室3bのノズル4側に接続されたパイプ2bには、吐出弁6bが設置されている。
ポンプ室3a、3bは、液体タンク1からの液体を一時的に貯めて圧送するための部屋である。
プランジャ7は、ポンプ室3a、ポンプ室3bの間に配設され、それらの内部へ進退動作することにより、ポンプ室3a、3b内に液体を吸入し、或いはノズル4に液体を吐出する。
円筒状のプランジャ7は、アクチュエータの動作に合わせて左右に駆動される。
本実施の形態のアクチュエータは、サーボモータ8と、このサーボモータ8によって回転駆動されるボールネジ9と、これに螺合されたナット10と、さらにナット10に接続された継手11とで構成されている。
ノズル4は、液体タンク1からポンプ室3a、3bを経由して圧送されてくる液体を吐出する部品である。
プランジャ7は、ポンプ室3a、ポンプ室3bの間に配設され、それらの内部へ進退動作することにより、ポンプ室3a、3b内に液体を吸入し、或いはノズル4に液体を吐出する。
円筒状のプランジャ7は、アクチュエータの動作に合わせて左右に駆動される。
本実施の形態のアクチュエータは、サーボモータ8と、このサーボモータ8によって回転駆動されるボールネジ9と、これに螺合されたナット10と、さらにナット10に接続された継手11とで構成されている。
ノズル4は、液体タンク1からポンプ室3a、3bを経由して圧送されてくる液体を吐出する部品である。
図2は、装置100を使用する液体の塗布工程において、装置100のプランジャ7を、左から右に移動する時の吸入弁5a、5b及び吐出弁6a、6bの開閉状態と、液体の搬送状態を示す図である。
図2に示すように、吸入弁5aが開放されると同時に吸入弁5bが閉鎖され、更に吐出弁6bが開放されると同時に吐出弁6aが閉鎖される。
ここで装置100は、ポンプ室3b方向にプランジャ7を移動させることにより、プランジャ7がポンプ室3bに進入した容積分の液体を、開放された吐出弁6bを介してノズル4に吐出する。
また、同時に、プランジャ7がポンプ室3aから退出した容積分の液体を、開放された吸入弁5aを介して液体タンク1からポンプ室3a内に吸入する。
図2に示すように、吸入弁5aが開放されると同時に吸入弁5bが閉鎖され、更に吐出弁6bが開放されると同時に吐出弁6aが閉鎖される。
ここで装置100は、ポンプ室3b方向にプランジャ7を移動させることにより、プランジャ7がポンプ室3bに進入した容積分の液体を、開放された吐出弁6bを介してノズル4に吐出する。
また、同時に、プランジャ7がポンプ室3aから退出した容積分の液体を、開放された吸入弁5aを介して液体タンク1からポンプ室3a内に吸入する。
図3は、塗布工程において、装置100のプランジャ7を、右から左に移動する時の吸入弁5a、5b及び吐出弁6a、6bの開閉状態と、液体の搬送状態を示す図である。
図2の工程が済むと、装置100は、次にプランジャ7を逆方向(左側)へ移動させる。
図3に示すように、吸入弁5bが開放されると同時に吸入弁5aが閉鎖され、更に吐出弁6aが開放されると同時に吐出弁6bが閉鎖される。
ここで装置100は、ポンプ室3a方向にプランジャ7を移動させることにより、プランジャ7がポンプ室3aに進入した容積分の液体を、開放された吐出弁6aを介してノズル4に吐出する。
また、同時に、プランジャ7がポンプ室3bから退出した容積分の液体を、開放された吸入弁5bを介して液体タンク1からポンプ室3b内に吸入する。
図2の工程が済むと、装置100は、次にプランジャ7を逆方向(左側)へ移動させる。
図3に示すように、吸入弁5bが開放されると同時に吸入弁5aが閉鎖され、更に吐出弁6aが開放されると同時に吐出弁6bが閉鎖される。
ここで装置100は、ポンプ室3a方向にプランジャ7を移動させることにより、プランジャ7がポンプ室3aに進入した容積分の液体を、開放された吐出弁6aを介してノズル4に吐出する。
また、同時に、プランジャ7がポンプ室3bから退出した容積分の液体を、開放された吸入弁5bを介して液体タンク1からポンプ室3b内に吸入する。
吐出弁6a、6bからノズル4に伸びるパイプ2bは途中で合流していることから、ノズル4には、それぞれのポンプ室3a、3bから交互に液体が供給される。
このように、プランジャ7が往復運動を繰り返すことで、ノズル4には各ポンプ室3a、3bから絶えず液体が供給されるので、液体を継続して吐出可能であり、タイムロスが無く、連続的な液体の吐出が可能となる。
このように、プランジャ7が往復運動を繰り返すことで、ノズル4には各ポンプ室3a、3bから絶えず液体が供給されるので、液体を継続して吐出可能であり、タイムロスが無く、連続的な液体の吐出が可能となる。
次に、例えば液体を3回吐出する場合の本実施例の利点を、比較例と対比して説明する。
図4は、吸入と吐出を別工程として実施する比較例のフロー図である。
図5は、吸入と吐出を同時に行っている本発明のフロー図である。
同時に、吐出と吸入を行っているので、図5の方が2ステップ少なくて済む。
図4は、吸入と吐出を別工程として実施する比較例のフロー図である。
図5は、吸入と吐出を同時に行っている本発明のフロー図である。
同時に、吐出と吸入を行っているので、図5の方が2ステップ少なくて済む。
本発明の実施の形態1に係る液体吐出装置100によれば、1本のプランジャ7を2つのポンプ室3a、3bで共有できるので、液体吐出装置100の小型軽量化やコストダウンを実現できる。
また、それぞれのポンプ室3a、3bが液体の吸入と吐出を交互に連続して実施し、かつ、2つのポンプ室3a、3bの一方が液体の吸入をしている時は、他方は、液体の吐出を実施するので、連続してノズル4から液体を吐出できる。
また、ポンプ室は2室あるので、液体の吸入時には吐出を行うことは出来ないといったタイムロスが無くなる。
さらに、プランジャやパッキン等の部品点数低減により、段取り作業やメンテナンス作業の簡素化が図れ、装置の維持費の削減が可能となる。
また、それぞれのポンプ室3a、3bが液体の吸入と吐出を交互に連続して実施し、かつ、2つのポンプ室3a、3bの一方が液体の吸入をしている時は、他方は、液体の吐出を実施するので、連続してノズル4から液体を吐出できる。
また、ポンプ室は2室あるので、液体の吸入時には吐出を行うことは出来ないといったタイムロスが無くなる。
さらに、プランジャやパッキン等の部品点数低減により、段取り作業やメンテナンス作業の簡素化が図れ、装置の維持費の削減が可能となる。
図6は、実施の形態1の他の例を示す図である。
図1の装置100ではプランジャ7を1本として構成したが、2本のプランジャ7a、7bを中間で接続して一体化する構成としても良い。
また、図1の装置100では、サーボモータ8とボールネジ9等を用いてアクチュエータを構成したが、アクチュエータに高い駆動精度が要求されない場合には、低コストなエアシリンダーを用いて駆動させる構成や、図6に示すようなピニオンギヤ12とラック13を用いてプランジャ7a、7bを往復駆動させる構成としても良い。
図1の装置100ではプランジャ7を1本として構成したが、2本のプランジャ7a、7bを中間で接続して一体化する構成としても良い。
また、図1の装置100では、サーボモータ8とボールネジ9等を用いてアクチュエータを構成したが、アクチュエータに高い駆動精度が要求されない場合には、低コストなエアシリンダーを用いて駆動させる構成や、図6に示すようなピニオンギヤ12とラック13を用いてプランジャ7a、7bを往復駆動させる構成としても良い。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る液体吐出装置を、実施の形態1と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図7は、液体吐出装置200(以下、装置200と称す)の断面図である。
本実施の形態に係る装置200と、実施の形態1に係る装置100との大きな違いは3つある。
第1に、装置100では液体タンク1を共用していたが、装置200では各ポンプ室203a、203b用に別々の液体タンク201a、201bを備えている。
以下、本発明の実施の形態2に係る液体吐出装置を、実施の形態1と異なる部分を中心に図を用いて説明する。
図7は、液体吐出装置200(以下、装置200と称す)の断面図である。
本実施の形態に係る装置200と、実施の形態1に係る装置100との大きな違いは3つある。
第1に、装置100では液体タンク1を共用していたが、装置200では各ポンプ室203a、203b用に別々の液体タンク201a、201bを備えている。
第2に、プランジャ207aとプランジャ207bの移動方向に対する垂直な断面積が、それぞれ異なっている。
第3に、各ポンプ室203a、203b用に別々のノズル204a、204bを備えている。
第3に、各ポンプ室203a、203b用に別々のノズル204a、204bを備えている。
このように装置200を構成することで、異なる2つの液体を、1つの駆動機構で吐出する装置を実現できる。
装置200は、2液を独立して交互に塗布するような場合に利用できる。
また、プランジャ207aとプランジャ207bの移動方向に対する垂直な断面積を変えることにより、1方向へのプランジャ207a、207bの駆動に対して吐出する各液体の吐出量を変えることができる。
これにより、例えば1:2の割合等、異なった割合の量の2液を交互に塗布する用途に利用できる。
装置200は、2液を独立して交互に塗布するような場合に利用できる。
また、プランジャ207aとプランジャ207bの移動方向に対する垂直な断面積を変えることにより、1方向へのプランジャ207a、207bの駆動に対して吐出する各液体の吐出量を変えることができる。
これにより、例えば1:2の割合等、異なった割合の量の2液を交互に塗布する用途に利用できる。
また、アクチュエータを制御して、プランジャ207a、207bをポンプ室203a側に駆動する速度と、ポンプ室203b側に駆動する速度を、異なった速度に設定することにより、各ノズル204a、204bからの液体の吐出速度を制御することも可能である。
なお、プランジャ207a、207bの駆動方向と、各吸入弁、吐出弁の開閉のタイミングについては実施の形態1と同じである。
また、プランジャ207a、207bは、1本の部材として構成できることは言うまでもない。
また、プランジャ207a、207bは、1本の部材として構成できることは言うまでもない。
本発明の実施の形態2に係る液体吐出装置200によれば、実施の形態1で述べた効果に加えて、2種類の液体に対応しつつプランジャとアクチュエータを統合できる。
なお、各実施の形態では、弁体として機械制御可能なニードル弁や、シリンダ内の圧力の上昇下降に伴ってバネにより開閉する逆止弁用いることを想定して、弁体を各2個使用する構成の図を示しているが、これ以外に、液体の吸入と吐出の2つの流路を持つ部品を用い、吸入弁と吐出弁を一体化した切換弁を用いても良い。
本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,200 液体吐出装置、1,201a,201b 液体タンク、
2,2a,2b パイプ、3a,3b,203a,203b ポンプ室、
4,204a,204b ノズル、5a,5b 吸入弁、6a,6b 吐出弁、
7,7a,7b,207a,207b プランジャ、8 サーボモータ、
9 ボールネジ、10 ナット、11 継手、12 ピニオンギヤ、13 ラック。
2,2a,2b パイプ、3a,3b,203a,203b ポンプ室、
4,204a,204b ノズル、5a,5b 吸入弁、6a,6b 吐出弁、
7,7a,7b,207a,207b プランジャ、8 サーボモータ、
9 ボールネジ、10 ナット、11 継手、12 ピニオンギヤ、13 ラック。
Claims (9)
- それぞれ吸入弁を介して液体タンクに接続された2つのポンプ室と、
同時に各前記ポンプ室内に、それぞれ一端部が挿通され、それぞれの前記ポンプ室内を往復運動する1本のプランジャと、
前記2つのポンプ室にそれぞれ吐出弁を介して接続されたノズルを有する液体吐出装置。 - 前記2つのポンプ室は、同じ前記液体タンクに接続され、前記2つのポンプ室は、同じ前記ノズルに接続されている請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記2つのポンプ室内における、前記プランジャの往復運動方向に垂直な断面積は、互いに異なる請求項1又は請求項2に記載の液体吐出装置。
- 前記プランジャの移動速度は、前記プランジャが移動する向きによって異なる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記2つのポンプ室にそれぞれ接続されている前記吸入弁の開閉状態は相互に逆であり、それぞれの前記ポンプ室の前記吸入弁と前記吐出弁の開閉状態も相互に逆である請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記プランジャは、アクチュエータによって駆動されている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記プランジャは、ピニオンギヤによって駆動されている請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記プランジャは、各ポンプ室毎に分割可能である請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記2つのポンプ室は、それぞれ別の前記液体タンクと前記ノズルを備える請求項1に記載の液体吐出装置。
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015129504A1 (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-03 | 富士フイルム株式会社 | 機上現像型平版印刷版原版の処理方法及び印刷方法 |
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-
2012
- 2012-03-22 JP JP2012065630A patent/JP2013194695A/ja active Pending
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