JP2013193856A - 配送支援装置、配送支援システムおよび配送支援方法 - Google Patents

配送支援装置、配送支援システムおよび配送支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 荷物の正確な配送状況を関係者が適切に共有でき、関係者間において簡単かつ適切に連絡を取り合うことができるようにする。
【解決手段】 荷物の配送を行う場合に、グループ登録部163が、当該荷物についての、送り主と届け先との一方あるいは両方と、物流業者と、自己とをメンバーとするグループを所定のSNSに対して登録する。SNSの当該グループを通じて、荷物の配送状況を共有し、必要に応じて連絡を取り合う。また、当該グループ内に投稿された情報に基づいて、配達完了判別部165が荷物の届け先への配達が完了したと判別すると、グループ解消部がSNSにおける当該グループを解消する。
【選択図】図1

Description

この発明は、宅配サービスなどの物流サービスに関し、例えば、送り主、物流事業者、届け先といった関係者が荷物の配送状況に関する情報を共有する装置、システム、方法に関する。
インターネットショッピングなどの家庭に居ながらにして商品の購入ができるサービスが広く利用されている。インターネットショッピングの場合、商品の購入はインターネットを通じて行い、購入した商品は宅配業者によって購入者の自宅まで配達される。現在、宅配業者による物流サービスにおいては、荷物の出荷(集荷)と経由地(配送センター等)への入/出と到着(納品)とが分かるWebの仕組みでおおよその配送状況が分かるようになっている。また、後に記す特許文献1には、配送状況をリアルタイムに把握し、運行遅延などの状況をいち早く顧客(配送先)に連絡する技術が開示されている。
特開2003−128252号公報
現在利用されている配送状況が分かるWebの仕組みや特許文献1に記載の技術は、インターラクティブでもなければ、プッシュ型でもない。すなわち、従来の技術の場合、荷物の配送状況が大まかに確認できるだけであり、また、ユーザーがパーソナルコンピュータ等を通じて確認操作を行わなければ配送状況の確認すらできない。したがって、商品の配達先のユーザーは、いつ商品が配達されるかまでは知ることができず、商品の配達時間をある程度予測して、予定を調整するなどしている。特に、届け先のユーザーが1人暮らしならば、配達される荷物の受け取りが可能な時間は限られており、女性であるならばなおさら何度も訪問されたくないと考える。また、宅配業者の従業者が荷物を配達せずに廃棄したり、盗んだりするといった事件の発生も時たま報道されている。
このような背景の下、荷物の配送に関わる関係者のそれぞれが、荷物の配送状況をできるだけリアルタイムにかつ正確に把握できると共に、適切なタイミングで例えば配送業者と届け先のユーザーとが簡単かつ確実に連絡を取り合えるようにすることが求められている。
以上のことに鑑み、この発明は、荷物の正確な配送状況に関する情報を関係者が共有でき、関係者間において簡単かつ適切に連絡を取り合うことができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の配送支援装置は、
荷物の配送を行う場合に、ネットワーク上における所定のSNS(Social Networking Service)に対して、当該荷物についての、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者と自機とをメンバーとし、当該メンバー間においてだけ情報の投稿と参照とを可能にするグループを登録する登録手段と、
前記グループ内に投稿された情報に基づいて、前記荷物の届け先への配達が完了したか否かを判別する判別手段と、
前記荷物の届け先への配達が完了したと判別された場合に、当該荷物についての登録したグループを解消する解消手段と
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明の配送支援装置によれば、荷物の配送を行う場合に、登録手段が、当該荷物についての、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者と自機(当該配送支援装置)とをメンバーとするグループを所定のSNSに対して登録する。これにより、送り主と届け先との一方あるいは両方と、物流業者と、自機とは、SNSの当該グループにおいて、情報の投稿と参照とが可能となり、荷物の配送状況に関する情報の投稿や参照、荷物の配送日時に関する情報の投稿や参照等が行える。そして、当該グループ内に投稿された情報に基づいて、判別手段によって荷物の届け先への配達が完了したと判別された場合には、解消手段がSNSにおける当該グループを解消する。
これにより、当該荷物についての配送状況を物流業者等がSNSの同じグループ内に適宜投稿することにより、当該荷物の正確な配送状況を送り主と届け先との一方あるいは両方と、物流業者と、当該配送支援装置とで適切に共有できる。また、SNSの同じグループ内への投稿等によって、送り主と届け先との一方あるいは両方と、物流業者とが適切なタイミングで簡単かつ確実に連絡を取り合うことができる。また、SNSのグループ内において連絡を取り合うので、秘匿性高く連絡を取り合うことができる。
なお、SNSは、実社会での人間関係を模してインターネット上に形成されたオンラインコミュニティを意味する。SNSには、株式会社ミクシィが運営する「mixi(登録商標)」や、Facebook,Inc.が運営する「Facebook(登録商標)」など、大小さまざまなものが存在し、広く利用されている。
この発明によれば、SNSに形成されるグループへの情報の投稿と参照により、荷物の正確な配送状況を関係者が共有でき、関係者間において適切なタイミングで簡単かつ確実に連絡を取り合うことができる。
実施の形態の配送支援システムの概要を説明するためのブロック図である。 配送支援装置100の構成例を説明するためのブロック図である。 グループ管理ファイル152の格納データの例について説明するための図である。 情報端末装置200の構成例を説明するためのブロック図である。 配送支援装置100で実行される商品の受注処理および友人グループ形成処理について説明するためのフローチャートである。 配送支援装置100で実行される友人グループ解消処理について説明するためのフローチャートである。 送り主(出店者)2の情報端末装置200で実行される発送依頼受付処理について説明するためのフローチャートである。 送り主2と物流業者3の情報端末装置200で実行される友人グループの利用処理について説明するためのフローチャートである。 送り主2と物流業者3の情報端末装置200で実行される投稿確認処理について説明するためのフローチャートである。 物流業者3の情報端末装置200で実行される現在位置の投稿処理について説明するためのフローチャートである。 届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行される商品の注文処理について説明するためのフローチャートである。 届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行されるSNS6に登録された友人グループを通じた配送状況の利用処理について説明するためのフローチャートである。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、システム、方法の一実施の形態について説明する。なお、この発明は、商品等の荷物を物流業者等が届け先に配達する種々のシステムに適用可能なものである。しかし、以下に説明する実施の形態においては、説明を簡単にするため、インターネットショッピングを通じて購入された商品を、購入元である届け先に配達する場合を例にして具体的に説明する。
[配送支援システムの概要]
図1は、この実施の形態の配送支援システムの概要を説明するためのブロック図である。当該配送支援システムは、この発明の装置、システム、方法が用いられて構成されたものである。図1において、受注者1は、インターネット上においてネット商店街(インターネットショッピングモール)を運営し、インターネットを通じて顧客からの商品の注文(発注)を受け付ける(受注する)者である。送り主2は、当該受注者1のネット商店街に出店し、注文された商品を発送(出荷)する者である。また、物流業者3は、送り主2からの商品を届け先に対して配達する者である。届け先4は、受注者1に対して目的とする商品を注文し、当該商品の提供を受ける者(顧客)である。また、図1において、符号5はインターネットを示し、符号6はインターネット5上に設けられているSNSを示している。
そして、図1において実線矢印で示すように、届け先(顧客)4はインターネット5を通じて受注者1のネット商店街のサイトにアクセスし、目的とする商品を注文する。受注者1は届け先4から商品の注文を受け付け(受注し)、注文された商品の発送を、当該商品を取扱っている送り主(出店者)2に対して依頼する。送り主2は、受注者1からの商品の発送依頼を受け付けて当該商品を用意し、物流業者3に対して当該商品を届け先(顧客)4に配達することを依頼して、当該商品を引き渡す。物流業者3は、送り主2からの依頼に応じて、受け取った(集荷した)商品を届け先4に配達する。このように、届け先(顧客)4が注文した商品は、受注者(ネット商店街)1→送り主(出店者)2→物流業者3を通じて届け先(顧客)4に届けられる。
このようにして、商品が届け先4に配達されるが、配達される商品の所在をできるだけリアルタイムに、かつ、正確に把握できることが望まれる。また、送り主2、物流業者3、届け先4においては、それぞれの事情により、出荷が遅れたり、配達が遅れたり、また、受け取りができなかったりする場合が発生する。例えば、送り主2においては、当該商品の売れ行きが好調で在庫が無くなったために入荷するまで出荷できないといったことが発生する。また、物流業者3においては、交通事情や気象条件等の影響を受けて、集荷した商品を予定通りに配達できなくなるといったことが発生する。また、届け先4においては、急用で帰宅が遅れたり、外出したりするために、配達される商品の受け取りができないといったことが発生する。このため、少なくとも、送り主2と物流業者3と届け先4とは、簡単かつ確実に連絡を取り合えることが重要である。
従来は、電話で相手先と連絡を取り、自己の状況を説明して、商品の配達日時を調整することが行われている。しかし、届け先4の顧客は、物流業者等に自己の電話番号が知られてしまうことを望まない場合も多い。1人暮らしの女性ならなおさらである。そこで、この実施の形態の配送支援システムにおいては、受注者1、送り主2、物流業者3、届け先4は、インターネット5上に設けられている所定のSNS6において、友人関係を成立させることにより、SNS6において情報の投稿と参照とを行える環境を整える。
ただし、届け先4は、不特定多数の顧客である。このため、多数の届け先4のそれぞれが、受注者1と送り主2と物流業者3とのそれぞれの間でSNS上の友人関係を成立させただけでは、受注者1や送り主2や物流業者3が、所定の届け先4に対して行った投稿を、その他の届け先においても参照可能となってしまい好ましくない。また、多数の届け先4が存在している場合、各届け先4は自分に関係する投稿を見つけるのも難しくなってしまうし、各届け先4がSNSに対して行った投稿が、どの届け先からの投稿であるのかを受注者1や送り主2や物流業者3が判別するのも難しくなる。
そこで、この実施の形態の配送支援システムにおいては、商品の注文(発注)を受け付けた受注者1が、図1において点線矢印で示すように、SNS6において友人関係にある特定の参加者だけの情報の投稿と参照とを可能にする友人グループGp(N)を形成する。この友人グループGp(N)は、商品の注文を受け付けた受注者1と、受注した当該商品を出荷(発送)する送り主2と、当該商品を配達する物流業者3と、当該商品の届け先(顧客)4とをメンバーとする。なお、グループGP(N)の文字「N」は、1以上の整数を意味し、当該SNS内に多数のグループが形成される場合があることを意味する。
すなわち、友人グループGp(N)は、商品の配送単位毎に、当該配送単位の商品を取り扱う受注者1と送り主2と物流業者3と届け先4とがメンバーとなって構成される。そして、SNS6において登録された友人グループGp(N)では、当該グループGp(N)のメンバーでなければ、情報の投稿や参照は行えない。このため、当該配送単位の商品の配送状況等に関する情報が、関係のない届け先に知られてしまうといったことを防止し、顧客である届け先4のプライバシーの保護ができる構成になっている。
なお、受注者1、送り主2、物流業者3は、業務上、常時、SNS6を利用するものであるため、SNS6にログインするためのアカウントやパスワードは固定的なものを使用する。しかし、届け先4については、注文した商品が届けられた後においては、当該SNS6にログインする必要も無い。そこで、受注者1が届け先4から商品の注文を受けた時点で、受注者1が当該届け先4に対してSNS6にログインするための使い捨てのアカウントとパスワードを付与する。
このように、この実施の形態の配送支援システムにおいては、SNS6上において友人関係を成立させた受注者1と送り主2と物流業者3と届け先4とをメンバーとする友人グループGp(N)が受注者1によって登録される。これにより、図1において二重線で示すように、受注者1と送り主2と物流業者3と届け先4とは、自己がメンバーとなった友人グループGp(N)において行う情報の投稿や参照を通じて相互に情報を交換し合える。
これにより、受注者1は商品の出荷を送り主2に依頼したこと等を投稿することができる。送り主2は、商品を発送した事実や商品の発送が遅れること等を投稿することができる。物流業者3は、商品を集荷した事実、配送センターへの入/出、所定のタイミング毎の現在位置、配達が完了した事実等を投稿することができる。また、届け先4は、配達日時の変更要求メッセージや商品を受け取った事実等を投稿することができる。
また、受注者1と送り主2と物流業者3と届け先4とは、自分がメンバーとなっている友人グループGp(N)に投稿された情報を参照することができる。これにより、届け先4は、自分の注文した商品が配送過程の何処にあるのかを確認することができる。また、物流業者3は、届け先4からの配達日時の変更要求メッセージに応じて、投稿やSNS6上においてP2P(Peer to Peer)技術を用いて実現される無料音声通話サービスを用いて連絡を取り合い、配達日時を調整するなどのことができる。もちろん、各メンバー間においても、投稿の他、無料音声通話サービスにより連絡を取り合うことが可能である。
なお、上述もしたように、友人グループは商品の配送単位毎に形成される。このため、この実施の形態においては、後述もするが、受注者1、送り主2、物流業者3、届け先4のそれぞれは、商品の配送単位に対応する商品の受注番号に基づいて、自分が属する友人グループが適切に選択できるようになっている。
また、友人グループGp(N)が登録されるSNS6としては、既存のSNSを利用することももちろん可能である。しかし、上述したように、少なくとも届け先4に対しては使い捨てのアカウントとパスワードとを付与する。このため、既存のSNSを利用した場合には、一般の参加者からすると友人になれない相手先が増えることになり好ましくない。そこで、この実施の形態においては、グループGp(N)を登録するSNS6は、例えば、ネット商店街を運営する受注者1によって運営される配送支援システムに専用のものとする。
このように、この実施の形態においては、SNS6内に登録する友人グループを用いることにより、インターラクティブ性を有し、プッシュ型であって、届け先4のプライバシーの保護を適切に行うことができる配送支援システムを構築している。そして、以下に説明するように、受注者1側には、商品の注文を受け付けたり、SNSに上述した友人グループを登録したりする配送支援装置が設けられる。また、送り主2、物流業者3、届け先4のそれぞれは、SNSのグループに情報を投稿したり、投稿された情報を参照したりするための情報端末装置が設けられる。
すなわち、この実施の形態の配送支援システムは、受注者1側の配送支援装置と、送り主2、物流業者3、届け先4のそれぞれが備える情報端末装置とから構成されるものである。以下においては、受注者1側の配送支援装置と、送り主2、物流業者3、届け先4のそれぞれが備える情報端末装置とについて具体的に説明する。
[受注者1側の配送支援装置]
まず、受注者1側に設けられる配送支援装置100の構成例について説明する。図2は、配送支援装置100の構成例を説明するためのブロック図である。
[基本構成部分について]
制御部110は、配送支援装置100の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113がCPUバス114を通じて接続されたコンピュータ装置である。記憶装置120は、記録媒体としてハードディスクを備え、種々のアプリケーションプログラムや種々の処理により得られたデータ等の当該ハードディスクへの書込み/記録保持/読み出し/削除を行う。
顧客データベース(以下、顧客DBと記載する。)131は、受注者1が運営するネット商店街において、商品の購入が可能な顧客(届け先)4についての種々の顧客情報を記憶保持する。顧客情報は、例えば、顧客ID、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレス、クレジットカード番号などの決済情報等からなるものである。商品データベース(以下、商品DBと記載する。)132は、受注者1が運営するネット商店街において取り扱っている商品の情報を出店者毎に記憶保持する。商品の情報は、例えば、出店者、ジャンル、商品名、用途、サイズ、価格、商品の画像データ等からなるものである。
接続端子101と通信I/F102とは、この実施の形態においては、インターネット5を通じて種々の相手先との間で種々のデータ等の送受信を行うためのものである。受注処理部141は、制御部110の制御の下、届け先(顧客)4からの要求に応じて、商品の受注処理を行う。具体的に受注処理部141は、接続端子101および通信I/F102を通じて受け付けた届け先(顧客)4からのアクセスに応じて、顧客DB131の情報に基づいて認証を行う。そして、認証が取れた届け先4に対しては、商品DB132の情報に基づいて商品情報を提供し、商品の注文を受け付け、受注データを形成し、これを受注データファイル142に格納する。
受注データファイル142は、受注処理部141により形成された受注データを記憶保持する。受注データファイル142に格納される受注データは、受注番号、顧客ID、注文を受けた商品の商品ID、商品名、注文数量、販売金額等からなる。発送依頼処理部143は、受注データファイル142の受注データに基づいて、注文された商品を取り扱っている送り主(出店者)2に対して、注文を受けた商品を注文元である届け先4に対して発送を依頼する処理を行う。具体的に発送依頼処理部143は、受注データファイル142の受注データに基づき、発送依頼情報を形成し、これを制御部110、通信I/F102および接続端子101を通じて、インターネット2に送出し、送り主2に提供する。当該発送依頼情報は、受注番号、届け先4の顧客ID、氏名、住所、商品ID、商品名、出荷数量、販売金額等からなる。
これらの各部が機能することによって、届け先(顧客)4からの商品の注文を受け付けて、当該商品を取り扱っている送り主(出店者)2に対して、注文を受け付けた当該商品の発送を依頼することができる。
[SNSを利用して配送支援を行う構成部分について]
アカウント等管理ファイル151は、SNS6にログインするための使い捨てのアカウントとパスワードとを多数記憶保持する。当該使い捨てのアカウントとパスワードとは、商品を注文してきた届け先(顧客)4に対して付与するものである。当該パスワードとアカウントとは、SNS6に登録されたものであり、受注者1、送り主2、物流業者3との間で友人関係が成立しているものである。グループ管理ファイル152は、商品の受注に伴い、SNS6に対して商品の配送単位に登録する友人グループについての情報を管理する。このグループ管理ファイル152に格納される格納データは、後述するグループ登録部163によって形成されて格納される。
図3は、グループ管理ファイル152の格納データの例について説明するための図である。図3に示すように、グループ管理ファイル152の格納データは、商品の配送単位に登録される友人グループ毎に形成され、グループ名として利用される受注番号と、当該友人グループを構成する各メンバーの名称と、アカウントと、パスワードとからなる。受注番号は、届け先(顧客)4から商品の注文を受け付けた時に、受注処理部141が付与する。この図3に示したグループ管理ファイル152の格納データによって、SNS6内に登録されている各友人グループのメンバーについて管理できる。
なお、受注者1、送り主2、物流業者3のそれぞれのアカウントとパスワードとは固定的に用いられるものであり、例えば記憶装置120に予め登録されているものが用いられる。すなわち、受注者1の配送支援装置100では、受注者1のアカウントとパスワードを予め把握している。また、送り主(出店者)2や物流業者3は、複数存在する場合もあるが、送り主2は注文を受けた商品に応じて特定でき、物流業者3は特定した送り主2に応じて特定できる。このため、送り主2や物流業者のアカウントやパスワードについても配送支援装置100に予め登録しておくことにより特定できる。また、届け先4に対しては、後述するアカウント等特定部162がアカウント等管理ファイル151から取得したアカウントとパスワードとを付与する。このため、届け先4のアカウントとパスワードとは、配送支援装置100において付与されるものが用いられる。
SNS参加処理部161は、制御部110の制御の下、自機に割り当てられ、記憶装置120に記憶されているSNS6のアカウントとパスワードとを用い、制御部110、通信I/F102及び接続端子101を通じてSNS6にログインする処理を行う。アカウント等特定部162は、制御部110の制御の下、アカウント等管理ファイル151で管理されているSNS6にログインするためのアカウントとパスワードから、商品を注文してきた届け先(顧客)4に対して付与するアカウントとパスワードとを特定する。
グループ登録部163は、届け先(顧客)4から商品の注文を受け付けた場合に、図3を用いて説明したグループ管理ファイル152に格納する格納データを形成する。そして、グループ登録部163は、形成した当該格納データに基づいて、SNS6に目的とするメンバーからなる友人グループを登録すると共に、当該格納データをグループ管理ファイル152に格納する。メッセージ投稿部164は、グループ登録部163が、SNS6に登録した友人グループに対して、例えば、商品の発送依頼が完了したことを通知するメッセージを投稿する処理を行う。
配達完了判別部165は、SNS6に登録した各友人グループに投稿された情報を参照し、各友人グループにおいて、商品の配送が完了したか否かを判別する。配達完了判別部165での配達完了の判別は、物流業者3の商品の配達が完了した友人グループへの配達完了メッセージの投稿と、届け先4の自分がメンバーになっている友人グループへの商品受領メッセージの投稿との一方または両方に基づいて行うことができる。
グループ解消部166は、配達完了判別部165において商品の配達が完了したと判別された友人グループをSNS6から解消(削除)する処理を行う。この実施の形態においては、例えば、SNS6に登録されている友人グループであって、商品の配達が完了した友人グループからメンバー全員を削除(退会)する処理を行うことによって、当該友人グループを解消させること(SNS6から削除すること)ができる。
そして、上述したSNSを利用して配送支援を行う構成部分により、配送支援装置100は、届け先(顧客)4から商品の注文を受けた場合に、受注者1、送り主2、物流業者3、届け先4をメンバーとする友人グループをSNS6に登録できる。そして、当該SNS6の友人グループにおいて、情報の投稿と参照とを行えるようにし、商品の所在の把握と、メンバー間の確実な情報の伝達とを行えるようにしている。
[送り主2、物流業者3、届け先4が用いる情報端末装置]
送り主2、物流業者3、届け先4が用いる情報端末装置は細部が異なる場合はあるが、基本的な構成は同じである。このため、この実施の形態においては、説明を簡単にするため、送り主2、物流業者3、届け先4が用いる情報端末装置は同様の構成を有するものとして説明する。送り主2、物流業者3、届け先4が用いる情報端末装置200は、携帯電話端末、タブレット型端末、パーソナルコンピュータなどとして実現される。この実施の形態において、情報端末装置200は、現在、広く利用されている携帯電話端末やスマートフォンなどと呼ばれる高機能携帯電話端末として実現される場合を例にして説明する。
図4は、送り主2、物流業者3、届け先4が用いる情報端末装置200の構成例を説明するためのブロック図である。図4において、制御部210は、情報端末装置200の各部を制御するものであり、CPU211、ROM212、RAM213がCPUバス214を通じて接続されたコンピュータ装置である。記憶装置220は、記録媒体として不揮発性メモリを備え、種々のアプリケーションプログラムや種々の処理により得られたデータ等の当該不揮発性メモリへの書込み/記録保持/読み出し/削除を行う。また、この実施の形態において、記憶装置220には、例えば、インターネット上の地図サーバ等から提供を受けた地図データ等も記憶保持される。
送受信アンテナ221、無線通信部222は、携帯電話網やインターネットなどの広域ネットワークを通じて通信を行う機能を実現する。受話器(スピーカ)223および送話器(マイクロホン)224は、通話を行うためのものである。すなわち、無線通信部222は、携帯電話網やインターネット等を通じて相手先との間に通話回線を接続し、受話器(スピーカ)223および送話器(マイクロホン)224を通じての通話を可能にする。また、無線通信部222は、インターネットに接続し、インターネットを通じてのデータの送受信を可能にする。これにより、SNS6にログインして情報の投稿や参照を行ったり、また、電子メールの送受信やインターネット上に開示されたWebページの閲覧を行ったりすることができる。
キー操作部231は、情報端末装置200に設けられたハードウェアキーからなり、ユーザーからの操作入力を受け付ける。表示処理部232と表示部233とは、種々の映像(画像)や表示メッセージなどの表示情報を表示するためのものである。タッチパネル234は、表示部233の表示画面に貼付され、ユーザーの指等の指示体による接触位置(接触座標)を検出し、これを制御部210に通知する。したがって、タッチパネル234は、制御部210によって表示位置が制御される表示部233の表示画面に表示される表示情報と共に入力インターフェースを構成する。時間制御部241は、現在年月日、現在曜日、現在時刻を管理する。
そして、SNS参加処理部251は、制御部210の制御の下、例えば、記憶装置220に記憶されているSNS6のアカウントとパスワードとを用いて、SNS6にログインする処理を行う。メッセージ投稿参照部252は、制御部210の制御の下、ログインしたSNS6の自己が属する友人グループに対して、情報の投稿や投稿された情報の参照をできるようにする。
具体的に、メッセージ投稿参照部252は、例えば、ログインしたSNS6からSNS6を利用するためのアプリケーションソフトウェアの提供を受ける。当該アプリケーションソフトウェアは、SNS6の自己が属する友人グループにおける自己のページを、表示処理部232を通じて表示部233に表示し、当該自己のページを通じて情報の投稿と投稿された情報の参照ができるようにするものである。すなわち、当該自己のページは投稿情報の入力欄や投稿ログの表示欄を有するものである。
なお、送り主2、物流業者3、届け先4は、複数の友人グループに属する場合もある。送り主2は多数の届け先4に商品を発送するし、物流業者3もまた多数の届け先4に対する商品の配達を請け負う。また、届け先4も、送り主2が異なる複数の商品を注文した場合や、同じ商品であっても注文するタイミングが異なった場合には、商品の配送単位が異なるために複数の友人グループに属する場合がある。このため、SNS6から提供されるアプリケーションソフトウェアでは、グループ名としても用いられる受注番号に基づいて、投稿や投稿の参照を行う友人グループを選択できるようにしている。
そして、物流業者の運送車両のドライバが用いる情報端末装置200の場合には、自己の現時位置を自己がメンバーとなっている各友人グループに投稿するため、GPS部261およびGPSアンテナ262、位置情報投稿部263を備える。GPS部261およびGPSアンテナ262は、自機の現在位置を測位するためのものである。位置情報投稿部263は、制御部210の制御の下、所定のタイミング毎にGPS部261から自機の現在位置(緯度・経度)を取得し、これを自分(物流事業者3)がメンバーとして属する各友人グループに投稿する処理を行う。これにより、各友人グループのメンバーは、受注番号によって特定される商品の現在位置を知ることができる。
なお、物流業者の運送車両は多数存在し、各運送車両のドライバが持つ情報端末装置200から、物流業者3がメンバーとなっている友人グループに現在位置の投稿を行ったのでは、情報が錯綜し、各商品の現在位置を正確に特定できない。このため、物流業者3においては、物流業者3における各担当者が用いる情報端末装置200の記憶装置220には、各担当者が取り扱う配送対象の商品に対応する受注番号が記憶保持される。そして、配送対象の商品が物流業者3の配送センターや他の運送車両に引き渡された場合には、商品に対応する受注番号についても入庫/出庫処理が行われる。
当該入庫/出庫処理は、入庫か出庫かを選択し、商品に付された受注番号を示す例えばバーコードを図4には図示しなかったが入力インターフェースの1つである例えばペンタイプのバーコードリーダーを用いて読み取るなどの簡単な処理である。これにより、物流業者3のドライバ等の各担当者が用いる情報端末装置200では、自己が扱う商品についての受注番号が記憶装置220に記憶され、当該受注番号により特定される友人グループに対してのみ、自己の現在位置が投稿される。
また、位置情報投稿部263から各友人グループに投稿される現在位置は、緯度・経度情報であるため、このままでは商品の現在位置を具体的に知ることができない。このため、例えばSNS6から各情報端末装置200に提供されるアプリケーションソフトウェアでは、地図上に物流業者3の運送車両のドライバが持つ情報端末装置200の現在位置を表示する機能を有する。すなわち、SNSから提供されるアプリケーションソフトウェアによって表示される自己のページには、例えば、「現在位置」ボタンが設けられている。
この「現在位置」ボタンを選択する操作を行うと、当該アプリケーションソフトウェアは、インターネット上の所定の地図サーバから、当該友人グループに最新に投稿された現在位置を含む地図情報を取得する。そして、当該アプリケーションソフトウェアは、取得した当該地図情報による地図を表示部233に表示して、この表示した地図上に物流業者3の運送車両のドライバが持つ情報端末装置200の現在位置を表示して示すことができる。これにより、表示される地図上において、物流業者3の運送車両のドライバが持つ情報端末装置200の現在位置を確認し、例えば、届け先4のユーザーであれば、自己が注文した商品が、現在、何処にあるのかを明確に知ることができる。
なお、GPS部261およびGPSアンテナ262と位置情報投稿部263とは、物流業者3の運送車両のドライバが利用する情報端末装置200が備えていればよく、その他の者が持つ情報端末装置200には備えていなくてもよい。また、備えている場合には機能させなくてもよい。
これらの構成を有する情報端末装置200は、自己(自機のユーザー)がメンバーとなっているSNS6上の友人グループにアクセスし、情報を投稿したり、投稿された情報を参照したりすることができる。また、必要に応じて、SNS6において提供されている無料音声通話サービスを用いて、同じグループに属するメンバー間で通話を行うこともできる。これにより、例えば、物流業者3と届け先4とが通話を行って、配達日時の調整などを行うこともできる。もちろん、情報端末装置200を通じて、携帯電話網を通じて、電話を掛けたり、受けたりすることもできる。また、電子メールの作成や参照を行ったり、インターネットにアクセスして電子メールの送受信を行ったり、また、Webページを閲覧したりできる。
[配送支援装置100、情報端末装置200の処理について]
次に、上述した受注者1で用いられる配送支援装置100で行われる処理と、送り主2、物流業者3、届け先4で用いられる情報端末装置200で行われる処理について、フローチャートを参照しながら説明する。
[配送支援装置100で実行される受注および友人グループ形成処理]
まず、配送支援装置100で実行される商品の受注処理および友人グループ形成処理について説明する。図5は、当該商品の受注処理および友人グループ形成処理を説明するためのフローチャートである。この図5に示す処理は、配送支援装置100の制御部110において常時実行されている処理である。また、図5に示す処理が実行される場合には、配送支援装置100のSNS参加処理部161が機能し、自己のアカウントとパスワードとを用いてSNS6にログインされた状態になっている。
そして、制御部110は、自機がインターネット5上に開設しているネット商店街のサイトに対して、インターネット5を通じてアクセスが有るか否かを判別する(ステップS101)。ステップS101の判別処理において、アクセスはないと判別したときには、ステップS101からの処理を繰り返し、当該サイトへのアクセスを待つ。ステップS101の判別処理において、当該サイトへのアクセスが有ると判別したときは、制御部110は、当該ネット商店街のサイトを、インターネット5を通じてアクセス元の顧客に提供し、商品の受注処理を行う(ステップS102)。
ステップS102では、制御部110が受注処理部141を制御し、顧客DB131の登録情報に基づく顧客の認証処理、商品DB132の登録情報に基づく商品情報の提供処理、商品の注文を受け付ける処理等を行う。そして、ステップS102では、商品の注文を受け付けると、受注処理部141は受注番号を取得して受注データを形成し、これを受注データファイル142に記録する処理も行う。これにより、アクセス元の顧客は、注文した商品の届け先4となる。
この後、制御部110は、アカウント等特定部162を制御し、アクセス元の届け先(顧客)に対して付与する、SNS6にログインするためのアカウントとパスワードとをアカウント等管理ファイル151から特定する(ステップS103)。そして、制御部110は、グループ登録部163を制御し、商品の配送単位に応じて、受注者1、送り主(出店者)2、物流業者3、届け先(顧客)4をメンバーとする友人グループをSNS6に登録する(ステップS104)。この場合、グループ登録部163は、図3を用いて説明したグループ管理ファイル152の格納データを形成し、これに基づいて友人グループをSNS6に登録し、当該格納データをグループ管理ファイル152に格納する。これにより、配送支援装置100において、SNS6にどのような友人グループが登録されているのかを適切に管理できる。
そして、制御部110はグループ登録部163を制御し、届け先4に対して、インターネット5を通じて、商品の受注番号、SNS6へのログイン用のアカウントとパスワードとを通知する(ステップS105)。もちろん、注文を受け付けた商品ID、商品名、請求金額等の情報をも含めて通知してもよい。この後、制御部110は、発送依頼処理部143を制御し、受注データファイル142に記録した受注データに基づいて、当該商品を取り扱っている送り主(出店者)2に対して、当該商品の届け先4の発送を、インターネット5を通じて依頼する(ステップS106)。この後、制御部110は、メッセージ投稿部164を制御し、今回、グループ登録部163がSNS6に登録した友人グループに対して、商品の発送依頼が完了したことを通知するメッセージ情報を投稿する(ステップS107)。この後、制御部110は、ステップS101からの処理を繰り返し、他のアクセスに対して対応する。
この図5に示す処理により、配送支援装置100において、顧客である届け先4からの商品の注文を受け付け、注文を受けた配送単位の友人グループをSNS6に登録(形成)することができる。さらに、図5に示す処理により、配送支援装置100において、当該商品の送り主(出店者)2に対して商品の発送依頼を行い、発送依頼が完了したことを当該友人グループに対して投稿し、当該友人グループのメンバーが参照できる。
[配送支援装置100で実行される友人グループ解消処理]
次に、SNS6に登録された友人グループを解消する処理について説明する。図6は、当該友人グループ解消処理を説明するためのフローチャートである。この図6に示す処理もまた、配送支援装置100の制御部110において常時実行される処理である。また、図6に示す処理が実行される場合には、配送支援装置100のSNS参加処理部161が機能し、自己のアカウントとパスワードとを用いてSNS6にログインされた状態になっている。
制御部110は、配達完了判別部165を制御し、自機がSNS6に登録した各友人グループの投稿を参照し、商品の配達が完了した友人グループを判別する(ステップS201)。そして、制御部110は、グループ解消部166を制御し、ステップS201において配達完了判別部165によって商品の配達が完了したと判別された友人グループを、SNS6において解消する処理を実行する(ステップS202)。
このステップS202の処理では、グループ解消部166によって、商品の配達が完了した友人グループの全メンバーを削除する処理を行うことにより、当該友人グループをSNS6から解消する。そして、制御部110は、グループ管理ファイル152で管理されている当該友人グループの格納データに基づいて、届け先4に付与したアカウントとパスワードとをSNS6から削除(抹消)したり、また、グループ管理ファイル152で管理されている当該友人グループの格納データを消去したりする処理を行う(ステップS203)。この後、制御部110は、ステップS201からの処理を繰り返す。
この図6に示した処理により、商品の配達が完了したために、もはや不要になった友人グループをSNS6から削除することができる。また、商品が配達された届け先4に対して付与したアカウントとパスワードとを削除(抹消)することもできる。これにより、届け先4がSNS6の利用を継続したり、商品の配達完了後においても、届け先4に対して、受注者1、送り主2、物流業者3がアクセスしたりできなくなる。
[送り主(出店者)2の情報端末装置200で実行される発送依頼受付処理]
次に、送り主(出店者)2の情報端末装置200で実行される発送依頼受付処理について説明する。図7は、当該発送依頼受付処理を説明するためのフローチャートである。この図7に示す処理は、送り主2が用いる情報端末装置200の制御部210において、常時実行される処理である。なお、図7に示す処理は、インターネット5経由で行われ、SNS6を用いることは無い。したがって、図7の処理を実行するだけであれば、SNS6へのログインは必要ない。
そして、送り主2の情報端末装置200において、制御部210は、送受信アンテナ221および無線通信部222を通じて、配送支援装置100からの発送依頼を受信するようにし(ステップS301)、発送依頼を受信したか否かを判別する(ステップS302)。ステップS302の判別処理において、発送依頼を受信していないと判別したときには、ステップS301からの処理を繰り返し、配送支援装置100からの発送依頼を待つ。
ステップS302の判別処理において、発送依頼を受信したと判別したときには、制御部210は、発送依頼の内容を情報端末装置200の図示しない外部インターフェースに接続されたプリンターからプリント出力する(ステップS303)、この後、ステップS301からの処理を繰り返す。
この図7に示した処理により発送依頼の内容をプリント出力することができる。そして、送り主2の担当者は、プリント出力された発送依頼の内容に応じて、発送すべき商品を用意して梱包し、送り状を記載して物流業者3に対して配達を依頼することができる。
[送り主2、物流業者3の情報端末装置200で実行される投稿処理]
次に、送り主2と物流業者3の情報端末装置200で実行される友人グループの利用処理について説明する。図8は、当該友人グループの利用処理を説明するためのフローチャートである。この図8に示す処理が実行される場合には、情報端末装置200のSNS参加処理部251によって、自己のアカウントとパスワードとを用いてSNS6にログインされた状態になっている。そして、図8に示す友人グループの利用処理は、送り主2や物流業者3が用いる情報端末装置200に対して、所定の操作ボタンを操作するなど、ログインしているSNS6の自己のページを表示して、SNS6を利用するための所定の操作入力が行われた場合に、制御部210において実行される。
図8に示す処理が実行されると、制御部210は、無線通信部222および送受信アンテナ221を通じて、インターネット5上のSNS6にアクセスし、友人グループを選択するための選択画面の提供を受け、これを表示処理部232を通じて表示部233に表示する(ステップS401)。当該選択画面は、自機のユーザーがメンバーになっている友人グループに対応する受注番号からなる一覧リストから目的とする友人グループを選択することを可能にするものである。
そして、制御部210は、キー操作部231やタッチパネル234を通じてユーザーからの操作入力を受け付け(ステップS402)、友人グループの選択入力を受け付けたか否かを判別する(ステップS403)。ステップS403の判別処理において、友人グループの選択入力を受け付けていないと判別したときには、終了操作を受け付けたか否かを判別する(ステップS404)。ステップS404の判別処理において、終了操作を受け付けたと判別したときには、制御部210は、友人グループの選択画面を消去するなどの所定の終了処理を行って(ステップS405)、この図8に示す処理を終了する。また、ステップS404の判別処理において、終了操作を受け付けていないと判別したときには、ステップS402からの処理を繰り返す。
また、ステップS403の判別処理において、友人グループの選択入力を受け付けたと判別したとする。この場合、制御部210は、メッセージ投稿参照部252を制御し、選択された友人グループにおける自己のページをSNS6から取得して、これを制御部210および表示処理部232を通じて表示部233に表示する(ステップS406)。当該ページを通じて、選択した友人グループに対して情報を投稿したり、当該グループに投稿された情報を参照したりできる。
この後、制御部210はメッセージ投稿参照部252を制御し、キー操作部231やタッチパネル234を通じてユーザーからの操作入力を受け付けるようにする(ステップS407)。ステップS407においては、選択した友人グループへのメッセージの投稿を行うようにする操作入力や、当該自己のページに掲載される投稿ログを参照する操作入力や、当該友人グループの利用処理を終了させる終了操作などが受け付けられる。
なお、選択した友人グループへのメッセージの投稿を行うようにする場合には、ハッシュタグを用いて、目的とする相手先が確実に参照するようにして投稿することができる。例えば、物流業者3の情報端末装置200を通じて、届け先4が確実に参照するようにしてメッセージを投稿する場合には、投稿するメッセージに対して、例えば、「<todokesaki>」などの所定のハッシュタグを付加して投稿する。そして、届け先4の情報端末装置20では、「<todokesaki>」というハッシュタグが付加された投稿メッセージを優先的に投稿ログに掲載するように処理することによって、当該投稿メッセージを確実に参照できる。同様にして、各メンバーに割り当てられたハッシュタグを用いることにより、目的とする相手先が確実に参照できるようにして、情報の投稿を行うことができる。
この後、制御部210は、当該友人グループに対するメッセージを投稿するための操作入力を受け付けたか否かを判別する(ステップS408)。ステップS408の判別処理において、当該友人グループに対するメッセージを投稿するための操作入力を受け付けたと判別したとする。この場合、制御部210はメッセージ投稿参照部252を制御し、ステップS407で受け付けた情報をSNS6に登録されている選択した友人グループに対して投稿する処理を行う(ステップS409)。
これにより、当該友人グループにおいて、当該友人グループのメンバーだけがステップS409で投稿されたメッセージ情報を参照することができる。なお、投稿される情報には、時間制御部241から取得される日時情報が付加され、いつ投稿されたものかを把握することができる。この後、制御部210は、ステップS407からの処理を繰り返す。
また、ステップS408の判別処理において、当該友人グループに対するメッセージを投稿するための操作入力を受け付けていないと判別したとする。この場合、制御部210は、終了操作を受け付けたか否かを判別する(ステップS410)。ステップS410の判別処理において、終了操作を受け付けていないと判別したときには、制御部210はメッセージ投稿参照部252を制御して、受け付けた操作に応じた処理を行う(ステップS411)。このステップS411では、例えば、ステップS406で表示した自己のページの投稿ログをスクロールさせるなどの処理が行われる。ステップS411の処理の後においては、制御部210は、ステップS407からの処理を繰り返す。また、ステップS410の判別処理において、終了操作を受け付けたと判別したときには、制御部210は、友人グループの選択画面を消去するなどの所定の終了処理を行って(ステップS405)、この図8に示す処理を終了する。
この図8に示した処理により、送り主2と物流業者3の情報端末装置200を通じて、送り主2や物流業者3が属する友人グループであって、選択した友人グループに対して、情報を投稿したり、投稿された情報を参照したりすることができる。そして。送り主2の情報端末装置200を通じては、選択した友人グループに対して、商品を発送したことを投稿したり、商品の配達予定日時を投稿したり、あるいは、在庫不足のため、商品の発送が遅れる旨の投稿を行ったりすることができる。また、物流業者の情報端末装置200を通じては、選択した友人グループに対して、商品の集荷日時を投稿したり、配送センターへの入/出の日時を投稿したり、場合によっては、商品の配達が遅れる旨の投稿をしたりすることができる。
なお、物流業者3においては、上述もしたように担当者毎に複数の情報端末装置200が利用される。例えば、(1)送り主2から商品を集荷して送り主2側を担当する配送センターに持ち込む運送車両のドライバが用いる情報端末装置が存在する。(2)当該送り主2側を担当する配送センター内の担当者が用いる情報端末装置が存在する。(3)当該送り主2側を担当する配送センターから目的とする届け先4を担当する配送センターまで商品を運送する運送車両のドライバが使用する情報端末が存在する。(4)届け先4を担当する配送センターから届け先4に商品を配達する運送車両のドライバが使用する情報端末装置が存在する。この他にも。幾つかの配送センターや運送車両が介在する場合もある。
このため、上述もしたように、各担当者が用いる情報端末装置においては、扱う商品に対応する受注番号を管理する。具体的には、物流業者の各情報端末装置において、商品に対応する受注番号についても入庫/出庫処理を行う。これにより、物流業者3のドライバ等の各担当者が用いる情報端末装置200では、自己が扱う商品についての受注番号が記憶装置220に記憶され、当該受注番号により特定される友人グループに対してのみアクセすることができるようになる。したがって、物流業者3の各担当者が使用する情報端末装置200では、物流業者3に共通のアカウントとパスワードとを用いて、SNS6の目的とする友人グループに対してアクセスできる。
[送り主2、物流業者3の情報端末装置200で実行される投稿確認処理]
次に、送り主2と物流業者3の情報端末装置200で実行される投稿確認処理について説明する。図9は、当該投稿確認処理を説明するためのフローチャートである。この図9に示す処理が実行される場合には、情報端末装置200のSNS参加処理部251によって、自己のアカウントとパスワードとを用いてSNS6にログインされた状態になっている。そして、図9に示す投稿処理は、送り主2や物流業者3が用いる情報端末装置200において、所定のタイミング毎に実行される。
図9に示す処理が実行されると、制御部210は、無線通信部222および送受信アンテナ221を通じて、インターネット5上のSNS6にアクセスし、自己が属する複数の友人グループのそれぞれに投稿された情報を参照する(ステップS501)。そして、制御部210は、投稿された情報に付加されているハッシュタグや投稿日時を確認し、前回のこの図9に示す処理を実行した後になされた自己への投稿が存在するか否かを判別する(ステップS502)。ステップS502の判別処理において、自己への投稿があると判別したときには、メッセージ投稿参照部252は、自己への投稿がされている当該友人グループの自己のページを表示部233に表示し、ユーザーが確認できるようにする(ステップS503)。
この後、当該投稿を確認したユーザーが、必要に応じて、SNS6が提供する無料音声通話サービス等を用いて、相手先との間に通話路を接続し、連絡を取ることが可能となる(ステップS504)。なお、特に相手先との間で連絡を取り合う必要が無い場合には、ステップS504の処理は省略できる。また、ステップS503とステップS504の処理は、自己への投稿がなされている友人グループが複数あるときには、それらの複数の友人グループについて同様に実行される。そして、ステップS504の処理後、また、上述したステップS502の判別処理において自己への投稿はないと判別したときには、ステップS501からの処理を繰り返す。
この図9に示した処理により、送り主2と物流業者3の情報端末装置200を通じて、自己への投稿を確実に確認することができ、必要があるときには、自己に投稿してきた相手先との間で連絡を取ることができる。これにより、送り主2や物流業者3は、例えば、届け先4からの投稿に応じて当該届け先4と連絡を取り、発送日や配達日時の調整などを、当該届け先4との間で直接に行うことができる。
[物流業者3の情報端末装置200で実行される現在位置の投稿処理]
次に、物流業者3の情報端末装置200で実行される現在位置の投稿処理について説明する。図10は、当該現在位置の投稿処理を説明するためのフローチャートである。この図10に示す処理は、物流業者3の運送車両のドライバが用いる情報端末装置200で実行される処理であり、商品を配達する物流業者の運送車両の現在位置を、各グループに投稿する処理である。また、この図10に示す処理が実行される場合には、情報端末装置200のSNS参加処理部251によって、自己のアカウントとパスワードとを用いてSNS6にログインされた状態になっている。また、図10に示す投稿処理は、物流業者3が用いる情報端末装置200において、所定のタイミング毎に実行される。
図10に示す処理が実行されると、制御部210は位置情報等投稿部263を制御し、GPS部261から自機の現在位置を取得すると共に、時間制御部241から現在日時を取得する(ステップS601)。そして、位置情報等投稿部263は、自機において受注番号が管理されている商品についての各友人グループに対して、ステップS601で取得した現在位置と現在時刻とを投稿する(ステップS602)。そして、制御部210は、この図10に示す処理を終了し、次の実行タイミングを待つ。
この図10に示した処理により、物流業者3の情報端末装置200は、所定のタイミング毎に、自機において受注番号を管理している商品についての友人グループに対して、自機の現在位置と現在日時とを投稿することができる。これにより、物流業者の情報端末装置200のユーザーが配達を担当する各商品についての友人グループの各メンバーは、直近の投稿時点においては、自分に関連する商品が何処に位置していたのかを明確に把握することができる。したがって、例えば、届け先4は、自己に配達されるべき商品の現在位置を正確に把握することができ、おおよその配達時間を予測することが可能となる。
[届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行される商品の注文処理]
次に、届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行される商品の注文処理について説明する。図11は、当該商品の注文処理を説明するためのフローチャートである。この図11に示す処理は、届け先(顧客)4の情報端末装置200において、いわゆるブラウザを通じて受注者1のネット商店街のサイトにアクセスする操作を行った場合に実行される。この図11に示す処理は、インターネット5を通じて行われるものであり、SNS6とは無関係に行われる処理である。
図11に示す処理が実行されると、制御部210はユーザーからの指示に応じて、この実施の形態においては受注者1が運営するネット商店街のサイトにアクセスする(ステップS701)。そして、当該サイトにおいて、顧客IDやパスワードを入力することにより顧客の認証を受けた後、商品情報の提供を受けて、目的とする商品を注文する(ステップS702)。この後、図5を用いて説明したように、受注先1から注文した商品についての受注番号、SNS6におけるアカウントとパスワードの提供を受け、これを記憶装置220に格納し(ステップS703)、この図11に示す注文処理を終了する。
この図11に示す処理により、届け先(顧客4)は、インターネット5を通じて受注先1が運営するネット商店街において、商品を注文して購入することができる。この図11の注文処理により注文した商品が、上述したように送り主(出店者)2から発送される。
[届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行される配送状況の利用処理]
次に、届け先(顧客)4の情報端末装置200で実行されるSNS6に登録された友人グループを通じた配送状況の利用処理について説明する。図12は、当該配送状況の利用処理を説明するためのフローチャートである。この図12に示す処理は、届け先(顧客)4の情報端末装置200において、いわゆるブラウザを通じてSNS6のログイン画面を表示する操作を受け付けた場合に、制御部210において実行される。
図12に示す処理が実行されると、制御部210はSNS参加処理部251を制御し、図11の処理において受注者1から提供を受け、記憶装置220に格納したSNS6にログインするためのアカウントとパスワードとを用いて、当該SNS6にログインする(ステップS801)。そして、制御部210は、無線通信部222および送受信アンテナ221を通じて、記憶装置220に格納した受注番号によって特定される自機のユーザー(届け先4)をメンバーとする友人グループにアクセスする(ステップS802)。そして、制御部210は、メッセージ投稿参照部252を制御して、SNS6から当該友人グループにおける自己のページを取得して、表示処理部232を通じて表示部233に表示する(ステップS803)。
この後、制御部210はメッセージ投稿参照部252を制御し、キー操作部231あるいはタッチパネル234を通じてユーザーからの操作入力を受け付ける(ステップS804)。このステップS804の処理においては、相手先を特定するハッシュタグを付加した投稿用のメッセージ情報の入力、投稿ログの改ページ指示の入力、自分宛に届けられる商品の現在位置を示す地図情報の表示を指示する入力、SNSからログアウトすることを指示する入力等が受け付けられる。
そして、メッセージ投稿参照部252は、受け付けた操作入力は、情報の投稿を行うようにするものか否かを判別する(ステップS805)。ステップS805の判別処理において、受け付けた操作入力が情報の投稿を行うようにするものであると判別したときには、メッセージ投稿参照部252は、入力されたメッセージ情報を当該友人グループに投稿する(ステップS806)。この806の投稿処理により、当該友人グループのメンバーのみが、当該届け先4からの投稿を参照することができる。また、当該投稿には時間制御部241から取得した現在日時も付加される。また、投稿される情報にユーザーの指示に応じた相手先のハッシュタグを付加することもでき、これにより図9を用いて説明したように、当該友人グループの目的するメンバーが確実に参照することができる。
そして、必要に応じて、当該投稿を見た相手先との間でSNS6が提供する無料音声通話サービス等を利用して直接に連絡を取ることが可能となる(ステップS807)。なお、特に相手先との間で連絡を取り合う必要が無い場合には、ステップS504の処理は省略できる。このステップS807の処理により、届け先4は、物流業者3の運送車両のドライバと直接に連絡を取って、配達日時の調整などを行うことが可能となる。
また、ステップS805の判別処理において、受け付けた操作入力が情報の投稿を行うようにするものではないと判別したときには、メッセージ投稿参照部252は、受け付けた操作入力はSNS6からのログアウトを指示するものか否かを判別する(ステップS808)。ステップS808の判別処理において、ログアウトを指示するものであると判別したときには、メッセージ投稿参照部252は、制御部210、無線通信部222および送受信アンテナ221を通じてログアウト要求をSNS6に送信し、SNS6からログアウトして(ステップS809)、この図12に示す処理を終了する。
また、ステップS808の判別処理において、ログアウトを指示するものではないと判別したときには、制御部210はメッセージ投稿参照部252を制御して、操作入力に応じた処理を実行し(ステップS810)、ステップS803からの処理を繰り返す。なお、ステップS810では、ユーザーからの操作入力に応じて、自己のページに表示される投稿ログの改ページや物流業者の運送車両のドライバが用いる情報端末装置200から投稿される現在位置に応じた商品の現在位置を示すための地図表示等の種々の処理が行われる。
この図12に示す処理により、届け先(顧客4)は、自己が注文した商品の所在を明確に把握することができる。また、必要に応じて、自己が属する友人グループに対して投稿を行ったり、SNS6が提供する無料の音声通話サービスを利用したりして、当該友人グループの他のメンバーと連絡を取ることができる。これにより、商品の配達日時の調整などを簡単かつ適切に行うことができる。また、友人グループにおいて投稿されたメッセージは、当該友人グループ内だけで参照が可能にされるので、簡単であるが、秘匿性高く情報のやり取りを行うことができる。
[実施の形態の効果]
上述したように、受注者1、送り主2、物流業者3、届け先4は、商品の配送単位に応じたSNS6内の友人グループを通じて、情報のやり取りを行うことができる。これにより、インターラクティブ性を有し、プッシュ型であって、届け先4のプライバシーの保護を適切に行うことができる配送支援システムを構築することができる。また、電子メールアドレスや携帯電話端末や固定電話の電話番号などの個人情報を使わずに、それらを利用した場合と同等の連絡が行える。また、直近の配達時間を相互に調整できる。
[変形例等]
なお、上述した実施の形態の場合には、納品が完了したことを届け先のユーザーが所定の言語で投稿すれば、請求が確定し、クレジット等による代金引き落としを行うようにすることができる。すなわち、商品の配達完了が、届け先(受け取り主)の投稿により確認できたことを契機として、代金決済を行うようにすることができる。
また、上述した実施の形態においては、インターネットショッピングによって購入された商品を、購入元の顧客を届け先として配達する場合を例にして説明した。しかし、これに限るものではない。例えば、お中元やお歳暮のように、送り主が個人であり、届け先には商品が届けられるまで、商品が届けられることを知らせる必要性があまりない場合もある。このように、送り主も届け先も個人の場合には、上述した実施の形態では受注者1が運用していた配送支援装置100を、商品を配達する物流業者2が運用すればよい。この場合、図2に示した発送依頼処理部143、顧客DB131、商品DB132などは必要ない。
そして、配信支援装置100にキー操作部等の入力インターフェースを設け、送り主からの配達依頼を受注した場合に、受注情報を、当該入力インターフェースを通じて入力する。これにより、配送依頼を受注し、当該物流業者が運用する配送支援装置100が、当該送り主と自己(物流業者)とをメンバーとする友人グループをSNSに登録し、当該SNSにログインするためのアカウントとパスワードとを当該送り主に付与するようにすればよい。これにより、送り主と物流業者とがメンバーとなる友人グループにおいて、上述した実施の形態と同様の処理を行うことが可能となる。この場合、送り主は、上述した届け先4の場合と同様に、自己が送った荷物が、目的とする相手先に配達されたか否かを簡単かつ確実に確認することができる。
また、親類や友人・知人間で荷物のやり取りを行う場合には、届け先においても自分に送られてくる荷物の配送状況を確認したい場合もある。このような場合には、物流業者の配信支援装置100が、送り主と物流業者と届け先とをメンバーとする友人グループをSNSに登録する。そして、当該物流業者の配信支援装置100が、送り主用と届け先用のアカウントとパスワードとを送り主に対して付与し、送り主が電話や電子メールで、送り状に記載されている受注番号と、届け先用のアカウントとパスワードとを通知するようにすればよい。これにより、送り主と物流業者と届け先とがメンバーとなる友人グループにおいて、上述した実施の形態と同様の処理を行うことが可能となる。
また、このように、物流業者が配送支援装置を運用する場合には、受注番号に替えて、送り状の番号を、友人グループを特定するためのID情報として用いたり、送り状の番号をSNSへのログイン用のアカウントとして用いるようにしたりすることができる。送り状の番号が、例えば「xxxxxxx」であれば、送り主が「xxxxxxx−A」、物流業者が「xxxxxxx−B」、届け先が「xxxxxxx−C」というように、友人グループを構成する各メンバーに対して使い捨てのアカウントを付与することが簡単に行える。この場合には、物流業者が友人グループを登録する独自のSNSを運営していることが望ましい。
また、この発明は、受注番号やSNSへのログイン用のアカウントやパスワードの通知を簡単かつ確実に行うことができるサイトからの注文が可能なピザや出前などの宅配サービス全般にも応用することができる。この場合には、上述した実施の形態の例に従うと、受注者1と送り主2と物流業者3とが、宅配サービスを行う1つの店舗となり、注文者が届け先となる。もちろん、種々の会社やお店が独自に運営している商品販売サイトを通じて注文を受ける場合にも、この発明を適用することができる。この場合には、受注者1と送り主2とが当該商品販売サイトを運営している会社やお店になる。
なお、配送支援装置100が付与するSNSにログインするためのアカウントを使い回す場合には、パスワードを付与の都度、変更すればよい。
また、上述した実施の形態では事業者1が独自のSNSを運営するものとして説明したが、これに限るものではない。既存のSNSを通じて同様のシステムを構築することももちろん可能である。ただし、届け先等の個人の既存アカウントはストーキングされる可能性があるので、当該個人において、物流専用のアカウントを用意し、定期的に変更するなどの対応を取るようにすればよい。
また、友人グループ内だけで情報の投稿、参照が可能であるので、秘匿性高く連絡を取り合うことが可能である。しかし、SNS内で利用可能なダイレクトメッセージ機能を用いることにより、友人グループ内の特定のメンバーに対してだけメッセージを投稿することもできる。
また、近年においては、宅配専用新型車載ナビゲーション・システムなども開発され、宅配事業者によって利用され始めているが、このような宅配専用新型車載ナビゲーション・システムとこの発明とを連携させることも可能である。これにより、宅配業者や宅配サービスの提供を受けるユーザーの双方にとって、より利便性の高い配送支援システムを構築することができる。
[その他]
また、上述した実施の形態の説明からも明らかであるように、配送支援装置の登録手段の機能は、配送支援装置100のグループ登録部163が実現し、配送支援装置の判別手段の機能は、配送支援装置100の配送完了判別部165が実現し、配送支援装置の解消手段の機能は、配送支援装置100のグループ解消部166が実現している。また、配送支援装置の付与手段の機能は、配送支援装置100のアカウント等特定部162が実現し、配送支援装置の通知手段の機能は、制御部210、無線通信部222、送受信アンテナ221が協働して実現している。
また、情報端末装置の参加処理手段としての機能は、情報端末装置200のSNS参加処理部251が実現し、情報端末装置の投稿手段としての機能は、情報端末装置200のメッセージ投稿参照部252が実現している。また、情報端末装置の測位手段の機能は、情報端末装置200のGPS部261が実現し、情報端末装置の現在位置投稿手段の機能は、位置情報投稿部263が実現している。また、情報処理装置の表示処理手段としての機能は、制御部210とメッセージ投稿参照部252と表示処理部232とが協働して実現している。
また、図5〜図12に示したフローチャートの処理が、この発明の配信支援方法が適用されたものである。
1…受注者、2…送り主、3…物流業者、4…届け先、100…配信支援装置、101…接続端子、102…通信I/F、110…制御部、111…CPU、112…ROM、113…RAM、114…CPUバス、120…記憶装置、131…顧客DB、132…商品DB、141…受注処理部、142…受注データファイル、143…発送依頼処理部、151…アカウント等管理ファイル、152…グループ管理ファイル、161…SNS参加処理部、162…アカウント等特定部、163…グループ登録部、164…メッセージ投稿部、165…配達完了判別部、166…グループ解消部、200…情報端末装置、210…制御部、211…CPU、212…ROM、213…RAM、214…CPUバス、220…記憶装置、221…送受信アンテナ、222…無線通信部、223…受話器、224…送話器、231…キー操作部、232…表示処理部、233…表示部、234…タッチパネル、241…時間制御部、251…SNS参加処理部、252…メッセージ投稿参照部、261…GPS部、262…GPSアンテナ、263…位置情報投稿部

Claims (5)

  1. 荷物の配送を行う場合に、ネットワーク上における所定のSNS(Social Networking Service)に対して、当該荷物についての、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者と自機とをメンバーとし、当該メンバー間においてだけ情報の投稿と参照とを可能にするグループを登録する登録手段と、
    前記グループ内に投稿された情報に基づいて、前記荷物の届け先への配達が完了したか否かを判別する判別手段と、
    前記荷物の届け先への配達が完了したと判別された場合に、当該荷物についての登録したグループを解消する解消手段と
    を備えることを特徴とする配送支援装置。
  2. 請求項1に記載の配送支援装置であって、
    少なくとも、個人である前記送り主と個人である前記届け先に対しては、前記荷物の配送完了までの間だけ有効となる、前記SNSに参加するための使い捨てのアカウントとパスワードとを付与する付与手段と、
    当該アカウントとパスワードとを、付与先に対して通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする配送支援装置。
  3. 配送支援装置と、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者とが使用する情報端末装置とからなる配送支援システムであって、
    前記配送支援装置は、
    荷物の配送を行う場合に、ネットワーク上における所定のSNS(Social Networking Service)に対して、当該荷物について、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者と自機とをメンバーとし、当該メンバー間においてだけ情報の投稿と参照とを可能にするグループを登録する登録手段と、
    前記グループ内に投稿された情報に基づいて、前記荷物の届け先への配達が完了したか否かを判別する判別手段と、
    前記荷物の届け先への配達が完了したと判別された場合に、当該荷物について登録したグループを解消する解消手段と
    を備え、
    前記送り主の情報端末装置は、
    前記送り主のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理手段と、
    前記グループに対して投稿を行う投稿手段と
    を備え、
    前記物流業者の情報端末装置は、
    前記物流業者のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理手段と、
    前記グループに対して投稿を行う投稿手段と、
    自機の現在位置を測位する測位手段と、
    所定のタイミング毎に、前記測位手段で測位する自機の現在位置を、前記グループに対して投稿する現在位置投稿手段と、
    前記グループに対して投稿された投稿情報を取得して表示手段に表示する表示処理手段と
    を備え、
    前記届け先の情報端末装置は、
    前記届け先のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理手段と、
    前記グループに対して投稿を行う投稿手段と、
    前記グループに対して投稿された投稿情報を取得して表示手段に表示する表示処理手段と
    を備えることを特徴とする配送支援システム。
  4. 請求項3に記載の配送支援システムであって、
    前記配送支援装置は、
    少なくとも、個人である前記送り主と個人である前記届け先に対しては、前記荷物の配送完了までの間だけ有効となる、前記SNSに参加するための使い捨てのアカウントとパスワードとを付与する付与手段と、
    当該アカウントとパスワードとを、付与先に対して通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする配送支援システム。
  5. 配送支援装置と、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者とが使用する情報端末装置とからなる配送支援システムで用いられる配送支援方法であって、
    前記配送支援装置においては、
    荷物の配送を行う場合に、ネットワーク上における所定のSNS(Social Networking Service)に対して、当該荷物について、送り主と届け先との一方あるいは両方と物流業者と自機とをメンバーとし、当該メンバー間においてだけ情報の投稿と参照とを可能にするグループを、登録手段を通じて登録する登録工程と、
    前記グループ内に投稿された情報に基づいて、判別手段を通じて前記荷物の届け先への配達が完了したか否かを判別する判別工程と、
    前記荷物の届け先への配達が完了したと判別し場合に、解消手段を通じて当該荷物について登録したグループを解消する解消工程と
    を有し、
    前記送り主がメンバーとなっている場合に、前記送り主の情報端末装置においては、
    参加処理手段が、前記送り主のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理工程と、
    投稿手段を通じて、前記グループに対して投稿を行う投稿工程と
    を有し、
    前記物流業者の情報端末装置は、
    参加処理手段が、前記物流業者のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理工程と、
    投稿手段を通じて、前記グループに対して投稿を行う投稿工程と、
    測位手段を通じて、自機の現在位置を測位する測位工程と、
    所定のタイミング毎に、前記測位工程で測位する自機の現在位置を、現在位置投稿手段を通じて、前記グループに対して投稿する現在位置投稿工程と、
    前記グループに対して投稿された投稿情報を、表示処理手段を通じて表示手段に表示する表示処理工程と
    を有し、
    前記届け先がメンバーになっている場合に、前記届け先の情報端末装置においては、
    参加処理手段が、前記届け先のアカウントとパスワードとを用いて、前記SNSに対して参加する処理を行う参加処理工程と、
    投稿手段を通じて、前記グループに対して投稿を行う投稿工程と、
    前記グループに対して投稿された投稿情報を、表示処理手段を通じて表示手段に表示する表示処理工程と
    を有することを特徴とする配送支援方法。
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