JP2013193420A - 光書込装置、画像形成装置、および濃度調整方法 - Google Patents

光書込装置、画像形成装置、および濃度調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コストで画像濃度ムラを抑制できるようにする。
【解決手段】 LED書込制御回路502内の第3の制御部50cは、入力される各LEDヘッド503a,503b,503c毎の画像データ(2値の画像データ)の黒画素データ(黒を表すデータ)をそれぞれカウントし、その各カウント数(カウントした結果)のいずれかが指定カウント数(所定の閾値)以上になった場合に、その指定カウント数以上になったカウント数に対応するLEDヘッドの各LEDの発光時間をそのカウント数が指定カウント数未満の間よりも長くするようにその各LEDの発光時間変更を行う。
【選択図】 図3

Description

この発明は、発光素子の発光(以下「点灯」ともいう)によって像担持体上に画像書き込みを行う光書込装置、その光書込装置を搭載した画像形成装置、およびその画像形成装置における濃度調整方法に関する。
上記のような画像形成装置では、像担持体の周囲に帯電,露光,現像,転写をそれぞれ行う各部を設けた作像ユニットを備え、例えば次のような作像を含む一連の画像形成(以下「印刷」又は「記録」ともいう)処理を行っている。
すなわち、まず副走査方向に移動するドラム状又はベルト状の像担持体を帯電部によって均一に帯電する。なお、ドラム状の像担持体等が副走査方向に移動することを「回転する」又は「回動する」ともいう。また、ベルト状の像担持体等が副走査方向に移動することを「回動する」ともいう。
露光部としての光書込装置では、例えば複数の発光素子が副走査方向に直交する主走査方向(ライン方向)に並べた発光素子アレイを備えているため、その発光素子アレイから像担持体の帯電面に主走査方向のライン(以下単に「ライン」ともいう)単位で画像データに応じた光照射を行うことにより、帯電面を露光する。それによって、像担持体の帯電面に光照射による静電画像(「静電潜像」ともいう)が書き込まれる。そして、その静電画像を現像部からのトナーで現像してトナー画像とし、転写部により、記録媒体に直接転写するか、ベルト状又はドラム状の中間転写体上に転写した後、記録媒体に転写する。そのトナー画像が転写された記録媒体は、定着部を通してそのトナー画像が定着され、機外に排出される。
ところで、このような画像形成処理では、現像部にトナーを補給するトナー補給部を備えているが、例えばグラフィカルな画像や長尺画像を形成する場合、記録媒体の搬送方向の後端部になると、トナー消費が追いつかなくなり、記録媒体に転写されるトナー画像の濃度が薄くなってしまうことがある。
そこで、記録媒体に転写されるトナー画像の濃度(画像濃度)を所定濃度に維持するため、例えば特許文献1に見られるような画像形成装置が提案されている。
この画像形成装置では、画像濃度(トナー濃度)検出用の基準トナー画像を像担持体上の有効画像領域外(画像領域端縁)に形成し、この基準トナー画像の濃度を画像濃度用の光学センサによって検出し、その検出結果に基づいてトナー補給部から現像部へのトナー補給を制御して画像濃度を調整するようにしている。
しかしながら、画像濃度用の基準トナー画像(例えば黒ベタ)を像担持体上の有効画像領域外に形成し、その基準トナー画像を画像濃度検出用の光学センサによって検出するようにすると、画像濃度検出のための複雑な機構が必要となり、コスト高となる。
また、多数枚の画像形成(1ジョブ)を行う場合で、例えばそのいずれか2枚の画像形成間で画像濃度調整を行う場合に、画像濃度用の基準トナー画像を有効画像領域外に形成すると、次のような問題も発生する。つまり、1ジョブが終了するまで、有効画像領域外にトナーをそのまま付着させたままにしておかなければならないため、そのトナーによって像担持体周辺が汚れ、画質の低下につながる。有効画像領域外に付着されているトナーを直ちに除去するには、専用のクリーニング部を設けなければならず、コスト高につながる。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、低コストで画像濃度ムラを抑制できるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、以下の(1)〜(3)に示す各手段を備えた光書込装置を提供する。
(1)入力される2値の画像データのうち、黒を表すデータをカウントするカウント手段
(2)上記2値の画像データが入力され、該2値の画像データに基づいて発光する複数の発光素子
(3)上記カウント手段がカウントした結果が所定の閾値以上になった場合に、上記複数の発光素子の発光時間を長くするように該発光素子の発光時間変更を行う発光時間変更手段
この発明の光書込装置によれば、低コストで画像濃度ムラを抑制することができる。
この発明による光書込装置を搭載した画像形成装置の一実施形態である光書込装置を搭載した複写機における制御系の概略構成例を示すブロック図である。 図1に示した複写機の機構部の概略構成例を示す全体図である。 図1のLED書込制御回路502の構成例を示すブロック図である。 図3のLEDヘッド503a〜503cとそれらによる画像出力結果の一例を示す説明図である。 図3の書込制御IC50による制御の一例を示すフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による光書込装置を搭載した画像形成装置の一実施形態である光書込装置を搭載した複写機における制御系の概略構成例を示すブロック図である。
図2は、図1に示した複写機の機構部の概略構成例を示す全体図である。
まず、その複写機の概要について、図1を参照して説明する。
この実施形態の複写機は、図1に示すように、原稿の画像を読み取る画像読取手段としての原稿読取部100と、その原稿読取部100によって読み取られた原稿の画像情報を記憶する記憶手段としての画像情報記憶部300とを備えている。また、画像情報記憶部300に記憶された画像情報を記録媒体である転写紙に複写(画像形成)するための書込部500と、一連のプロセスを実行制御するシステム制御装置302と、このシステム制御装置302にキー入力を行う操作手段としての操作部400とを備えている。なお、書込部500が光書込装置に相当する。
次に、原稿読取部100の構成について、図1および図2を参照して説明する。
オペレータが原稿を図2の挿入口110から挿入すると、その原稿は、ローラ1の回転に応じて密着センサ2と白色ローラ3との間を搬送される。
その搬送中の原稿には、密着センサ2に取り付いている発光素子であるLED(以下「LED素子」ともいう)により光が照射され、その反射光が密着センサ2に結像されて原稿画像情報が読み取られる。
密着センサ2(図1のセンサ101に相当する)上への光の結像によって読み取られた原稿画像情報は、電気信号であるアナログ画像信号に変換され、このアナログ画像信号は、図1の画像増幅回路102によって増幅される。
図1のA/D変換回路103は、画像増幅回路102によって増幅されたアナログ画像信号を画素毎の多値デジタル画像信号(「デジタル画像信号」,「画像信号」,又は「画像データ」ともいう)に変換する。
A/D変換回路103によって変換されたデジタル画像信号は、同期制御回路106から出力される同期信号クロックに同期して出力され、シェーデング補正回路104により、光量ムラや、図示しないコンタクトガラスの汚れ、センサ101の感度ムラ等による歪が補正される。
この補正されたデジタル画像信号は、画像処理回路105によってデジタル記録画像情報としての画像データ(「画像信号」ともいう)に変換された後、画像情報記憶部300内の画像メモリ部301に書き込まれる。
次に、図1の画像メモリ部301に書き込まれた画像データを可視画像として転写紙に画像形成するための一連のプロセスを制御しているシステム制御装置302と書込部500の構成について説明する。
システム制御装置302は、この複写機全体の制御を行う機能を有しており、読取制御回路107、同期制御回路106、画像メモリ部301、および書込部500内のLED書込制御回路502での画像データの転送制御を行う。
また、駆動制御回路504により、スキャナ駆動装置108およびプリンタ駆動装置505を介して各種モータ等の駆動部を駆動させ、読み取り原稿および転写紙の搬送を円滑に制御させている。
ここで、上記各種モータには、後述するトナーが収容されている図2のトナーボトル30から現像ユニット7へのトナー補給を行うためのトナー補給モータが含まれている。そのため、システム制御装置302が、駆動制御回路504によりプリンタ駆動装置505経由でトナー補給モータの回転駆動を制御させることにより、上記トナー補給を制御してトナー画像の濃度(画像濃度)を調整することができる。
書込部500は、画像メモリ部301から同期信号クロックに同期して転送された画像データが入力される。同期信号クロックには、後述する転送基準クロック等の基準クロックが含まれている。
その画像データの流れは、画像メモリ部301から画素密度600dpiで1画素2値の画像データが、偶数画素(EVEN)、奇数画素(ODD)の2値の画像データとして同時に転送基準クロックでLED書込制御回路502に送られる。
LED書込制御回路502は、2画素パラレルで送られてきた画像データを、内部で一旦1ラインの画像データに合成し、600dpiで1画素の画像データを1200dpiで4画素の画像データに多値化した後、3分割して3つのLEDヘッド(以下「LPH」ともいう)503(503a,503b,503c)に割り当て、その各LEDヘッド503へ4画素同時に転送する。
なお、画像情報記憶部300までのシステムは、従来機より確立しており、書込部500への入力後、LED書込制御回路502内で繋ぎ目処理を行うことで、汎用性をもたせることができ、更にコストメリットもある。
次に、転写紙に画像が形成されるまでのプロセスについて、図2を参照して説明する。
図2において、帯電手段である帯電装置4は、像担持体である感光体ドラム5の表面を1200Vに一様に帯電させるグリッド付きのスコロトロンチャージャと呼ばれる帯電装置である。
発光素子アレイユニット6は、複数の発光素子であるLEDをアレー状に並べ(つまり主走査方向に並べ)、屈折率分布型レンズを用いたセルフォックレンズアレイ(「セルフォック」は登録商標)を介して感光体ドラム5の表面に光を照射する。この発光素子アレイユニット6は、図1の各LEDヘッド503に相当する。
感光体ドラム5は、画像データに応じたLED光が表面に照射されると、光導電現象で感光体表面の電荷が感光体ドラム5のアースに流れて消滅する。
ここで、原稿画像の濃度の淡い部分に対応するLEDは発光させないようにし、原稿画像の濃度の濃い部分に対応するLEDは発光させる。これにより、感光体ドラム5のLED光の被照射部には、画像の濃淡に対応する静電潜像が形成される。
この静電潜像は、現像ユニット7によって現像される。
現像ユニット7内のトナーは、撹拌により負に帯電されており、バイアス電圧として700Vが印加されているため、LED光照射部分だけにトナーが付着する。
一方、感光体ドラム5等からなる書込部500の下方には、それぞれ主走査方向の長さ(幅)が異なるロール状に巻かれた記録媒体である転写紙が収容された3つの給紙部21(21a,21b,21c)が備えられている。
その各給紙部21のうち、例えば図2の挿入口110から挿入された原稿と主走査方向の長さが一致する転写紙が収容されている給紙部21が選択され、その給紙部21内の転写紙が給紙ローラ対22(22a,22b,22c)によって給紙される。そして、その給紙された転写紙は、上記挿入された原稿の副走査方向の長さに応じて図示しないカッタによりカットされ、感光体ドラム5の転写位置側に搬送される。なお、上記挿入された原稿は、図示しないセンサによってサイズ(主走査方向と副走査方向の長さ)を検出することができる。
給紙された転写紙は、レジストローラ対8により所定のタイミングで感光体ドラム5の下側の転写位置を通過し、その際に転写手段である転写チャージャ9によりトナー画像が転写される。
トナー画像が転写された転写紙は、感光体ドラム5から分離手段である分離チャージャ10により分離されて搬送タンク11により搬送されて定着手段である定着ユニット12に送られ、この定着ユニット12でトナー画像が転写紙に定着される。
トナー画像が定着された転写紙は、排紙ローラ対13又は14により機外の前後に送られて排紙される。
次に、図1のLED書込制御回路502について、図3を参照して説明する。
図3は、LED書込制御回路502の構成例を示すブロック図である。
まず、画像データ入力部51について説明する。
偶数画素(EVEN)、奇数画素(ODD)の2値の画像データ、およびタイミング信号は、画像データメモリ部301から図示しない低電圧作動信号素子LVDSドライバを使用してパラレルからシリアルに変換され、シリアル信号(画像データを含む)がLED書込制御回路502に基準クロック周波数で送られてくる。
LED書込制御回路502では、LVDSレシーバにより構成される画像データ入力部51が、画像データメモリ部301から送られてくるシリアル信号を受け取って、その受け取ったシリアル信号からパラレル信号に変換し、PKDE、PKDO、CLKA、LSYNC_N、LGATE_N、FGATEIPU_Nの各データ又は信号として書込制御IC50の第1の制御部50aに入力する。
次に、画像データRAM部60について説明する。
書込制御IC50内の第1の制御部50aから2画素単位で出力されたDEO[1:0]データである画像データは、基準クロックCLKAに同期しながら1ラインずつ画像データRAM部60のSRAM61から順に格納される。そして、SRAM61〜63までの3ライン分の画像データが格納され、4ライン目の画像データをSRAM64に転送している間に、他のSRAM65,66,61,62,63の画像データをアドレス順に読み出して書込制御IC50内の第2の制御部50bへ転送する。
書込制御IC50内の第2の制御部50bは、転送された画像データのうち、SRAM61の1ライン目の画像データに注目し、その画像データ(注目ラインデータ)を取り巻く主走査方向と副走査方向の各画像データ(以下「主・副の画像データ」ともいう)と比較し、2値の画像データを次段へ転送する。更に、2ライン目の画像データの処理は、5ライン目の画像データをSRAM65に転送している間に、他のSRAM66,61,62,63,64の画像データをアドレス順に読み出して2ライン目の画像データ(注目ラインデータ)を主・副の画像データと比較し、次段へ転送する。
このように、SRAM61〜66を順番にトグルさせて、1ライン分の画像データを格納させながら、格納していない他の5個のSRAMの画像データをアドレス順に同時に読み出す。
次に、画像データRAM部70について説明する。
書込制御IC50内の第2の制御部50bは、転送された画像データを注目ラインデータに対して主・副のマトリクスパタ−ンとして認識し、プリント時の密度変換制御や細線化処理等のためにクロック周波数を上げて8画素(8ビット)の画像データSRAMDI[7:0]とする。そして、その画像データSRAMDI[7:0]を、SRAMアドレス信号ADRAおよびADRBにより、画像データRAM部70を構成するA群3個のSRAM71a〜73aおよびB群3個のSRAM71b〜73bに転送して書き込む(格納する)。
LEDヘッド503a〜503cへは1ライン分(最初は1ライン目)の画像データを転送するが、A群のSRAM71aにはLEDヘッド503aへの画像データを、SRAM72aにはLEDヘッド503bへの画像データを、SRAM73aにはLEDヘッド503cの画像データをそれぞれ書き込む。
A群3個のSRAM71a〜73aに順次書き込んだ1ライン目の画像データは、次の2ライン目の画像データの書き込み時にA群3個のSRAM71a〜73aから同時に読み出し、書込制御IC50内の第3の制御部50cへ入力させる。
LEDヘッド制御の都合上、画像データRAM部70からの画像データの読み出しは、2回繰り返す。
2ライン目の画像データは、A群3個のSRAM71a〜73aへの1ライン目の画像データの書き込みと同様に、B群3個のSRAM71b〜73bに順次書き込む。
このように、1ライン毎の画像データを、出力先のLEDヘッドに相当する本数、つまり3本のLEDヘッド503a〜503cに対して分割する制御を行う。また、A群3個のSRAM71a〜73aとB群3個のSRAM71b〜73bに対する画像データの書き込みと読み出しをトグル動作させている。
よって、第2の制御部50bおよび画像データRAM部70が、分割制御手段としての機能を果す。
書込制御IC50内の第3の制御部50cは、カウント手段としての機能を有しており、画像データRAM部70から入力された画像データ(2値画像データ)のうち、黒画素“1”のデータ(黒を表すデータ)をカウントする。そして、そのカウント数(カウントした結果)を記憶手段である点灯時間レジスタ(内部メモリ)に書き込む。但し、画像データRAM部70からの同一画像データの読み出しの1回目のみ、黒画素“1”のデータのカウントを行う。
さらに、8画素(8ビット)の画像データのうち、1回目の読み出しでは偶数画素の画像データのみを取り出し、2回目の読み出しでは奇数画素の画像データのみを取り出す。
画像データは、8画素(8ビット)、仮に0〜7画素目の場合は、0,2,4,6画素目のデータを選択することになり、このデータの単位を「1ブロック」とする。
さらに、1ブロックを2ブロック単位毎にまとめる。これは、蓄積メモリ81〜83のメモリ領域を有効的に使用するためである。
よって、2ブロック分(8画素,8ビット)の画像データを蓄積メモリ81〜83に各LEDヘッド503a〜503c毎に転送する。
次に、画像データ遅延部80について説明する。
この画像データ遅延部80を構成する蓄積メモリ81〜83は、3本のLEDヘッド503a〜503cによる図2の感光体ドラム5上への副走査方向の書き込み位置を合わせるために使用される。つまり、各LEDヘッド503a〜503c別の各画像データを感光体ドラム5の回動方向に結像させる位置をずらした分だけ時間的にずらして各LEDヘッド503a〜503cへ転送させるため、その転送タイミングを選択的に遅延させるために使用される。
蓄積メモリ81はLEDヘッド503aに、蓄積メモリ82はLEDヘッド503bに、蓄積メモリ83はLEDヘッド503cにそれぞれ対応する。
3本のLEDヘッド503a〜503cは、感光体ドラム5の軸線方向(主走査方向)に沿って千鳥状に配列し、且つ感光体ドラム5の回動方向に結像させる位置をずらして配列している。
すなわち、3本のLEDヘッド503a〜503cを千鳥配置にしているため、LEDヘッド503aを基準とし、LEDヘッド503bはメカレイアウト上、副走査方向に17.5mmずらして取り付けている。
このため、A群3個のSRAM71a〜73aおよびB郡3個のSRAM71b〜73bから出力された画像データを同時に処理し、LEDヘッド503bへ転送すると、LEDヘッド503aに対してLEDヘッド503bは副走査方向に17.5mmずれて印刷してしまう。このメカ的なずれを補正するために、蓄積メモリ81〜83を備えている。
また、LEDヘッド503cはメカレイアウト上、副走査方向に0.5mmずらして取り付けている。
よって、第3の制御部50cおよび画像データ遅延部80が、転送タイミング制御手段としての機能を果す。
次に、画像データ出力部90について説明する。
画像データは、書込制御IC50内の第3の制御部50cによって1画素1ビットに変換され、4画素4ビットとして、LPH制御信号と共に出力され、ドライバ91〜93を介し、各LEDヘッド503a〜503cに転送される。このとき、クロックの立ち上がり、立ち下がりエッジでデータが確定される。
次に、光量補正RAM部52について説明する。
各LEDヘッド503a〜503cには、それぞれ各LED素子の光量バラツキを補正するために、LED素子毎の光量補正データおよびLEDアレイチップ毎の光量補正データを格納している光量補正RAMを搭載している。それらの光量補正データは、電源投入時に、各LEDヘッド503a〜503cに転送される。
すなわち、電源投入時に、書込制御IC50が、まずLEDヘッド503aの光量補正データを読み出してシリアル/パラレル変換し、8ビット単位の光量補正データHOSEID[7:0]として、アドレスHOSEIAD[12:0]によりSRAMからなる光量補正RAM部52に格納する。そして、全ての光量補正データHOSEID[7:0]を格納した後、今度は、光量補正RAM部52から光量補正データHOSEID[7:0]を読み出し、パラレル/シリアル変換した光量補正データとしてLEDヘッド503aへ転送させる。それによって、LEDヘッド503aの光量補正が行われる。
この処理は、LEDヘッド503b,503cに対しても順次行われる。
転送された光量補正データは、LEDヘッド503a〜503cの電源がオフにならない限り、それぞれのLEDヘッド503a〜503cの内部に保持されるようになっている。
次に、システム駆動装置302について説明する。
LED書込制御回路502への書き込み条件の設定は、システム制御装置302からの制御信号入力データバスLDATA[7:0]、アドレスバスLADR[5:0]、ラッチ信号VDBCS、Pセンサパタ−ン信号SGATE_Nを書込制御IC50に入力することにより、制御される。
これまで説明してきたLED書込制御回路502を含む各部により構成されるこの実施形態の複写機における具体的な制御方法について、以下で記載する。
図4は、3本の発光素子アレイユニットであるLEDヘッド503a〜503cとそれらによる画像出力結果の一例を示す説明図である。
例えば、図4に示すように、LEDヘッド(LEDアレイ)503aの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域への形成画像を画像濃度が濃い黒ベタとする。また、LEDヘッド503bの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域への形成画像の右側を画像濃度が濃い黒ベタとする。更に、LEDヘッド503cの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域への形成画像を細線とする。
この場合、複写機で長尺画像を出力すると、通常、LEDヘッド503aの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域では、副走査方向に形成される画像が薄くなってくる。なお、長尺画像は、主走査方向に対する副走査方向の長さが定型サイズよりも長い画像であり、ロール状に巻かれた転写紙(ロール紙)を用いて出力される。
そこで、従来のように、画像形成(1ジョブ)毎に感光体ドラム5上の有効画像領域に基準トナー画像を形成し、その画像濃度を濃度検出用の光学センサである画像濃度検出センサによって検出して、その検出した画像濃度が低ければトナー補給を実施して、画像濃度を上げる制御を行うと、次のような問題が発生する。
すなわち、例えば通常サイズ(例えばA0)の画像であれば、その画像濃度も極端に低下することなく安定した濃度で画像出力を行えるが、長尺サイズの画像となると、1コピー中は、感光体ドラム5上の有効画像領域に基準トナー画像を形成できないため、その画像濃度を検出できない。よって、トナー補給を行えず、画像濃度が低下してしまう。
LEDヘッド503bでは、図4に示すように、LEDヘッド503aよりも画像面積が少ないため、LEDヘッド503aの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域に形成する画像が薄くなった時点でも、LEDヘッド503bの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域に形成する画像では、まだその画像濃度の極端な低下はみられない。LEDヘッド503cの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域では、細線画像が形成されるため、その画像濃度の低下はほとんどない。
この実施形態のようにLEDヘッドを主走査方向に3本取り付けるような場合、上記のような画像であると、印刷率が異なり、現像のトナー濃度が均一でも画像としては濃度の差が発生してしまう。
そこで、この実施形態では、長尺画像を出力すると、その画像濃度が薄くなってしまうことを利用し、図1のシステム制御装置302が、次のような制御を行う。つまり、図4に示すように、LEDヘッド503aの初期点灯時間(点灯デューティ)が9%になるようにLED書込制御回路502に指示し、LEDヘッド503aの画像有効幅に対応する感光体ドラム5上の有効画像領域を使用して印刷を行う。
その後、その有効画像領域の画像が薄くなってきたら、LEDヘッド503aの点灯デューティを10%に上げるようにLED書込制御回路502に指示する。
さらに、画像濃度が低下したら、LEDヘッド503aの点灯デューティを11%に上げるようにLED書込制御回路502に指示する。
それによって、形成画像の濃度が薄くならずに済み、3本のLEDヘッド503a,503b,503cの各画像有効幅にそれぞれ対応する感光体ドラム5上の各有効画像領域に形成される各画像の濃度差もなくすことができる。
図5は、図3の書込制御IC50による制御の一例を示すフローチャートである。
この制御は、画像濃度低下の抑制として、画像の黒画素“1”をカウントしてLEDヘッドの点灯時間を制御することである。
書込制御IC50は、システム制御装置302から書き込み制御の指示を受けると、図5の制御ルーチンを開始し、まずステップS1で長尺コピーか否かを判断する。
ここで、システム制御装置302は、画像形成(1ジョブ)を開始すると、使用する転写紙のサイズを書込制御IC50に指示する。
書込制御IC50は、システム制御装置302から使用する転写紙のサイズの指示を受けるので、その指示された転写紙サイズから長尺コピーか否かを判断することができる。
次のステップS2では、上記指示された転写紙サイズが定型サイズの場合、長尺コピーでないと判断しているため、定型コピーを行うための通常制御モードに移行する。
上記指示された転写紙サイズが、長尺サイズの場合には、長尺コピーであると判断するため、ステップS3以降の制御を行う。なお、長尺サイズとは、例えば副走査方向の長さがA0Tサイズより長いサイズとする。
次のステップS3では、画像メモリ部301からの画像データを入力する。その入力した画像データは書込制御IC50内の第1の制御部50aから第2の制御部50bへ転送される。
次のステップS4では、トナーセーブ機能の設定の有無を判断し、判断結果に応じた画像処理を第2の制御部50bに行わせる。第2の制御部50bは、トナーセーブ機能が設定されている場合には、入力した画像データを間引きし、その間引きした画像データを主走査方向に配列した各LEDヘッド503a,503b,503c毎に分割する。トナーセーブ機能が設定されていない場合には、入力した画像データをそのまま各LEDヘッド503a,503b,503c毎に分割する。よって、第2の制御部50bが間引手段としての機能を果す。
この実施形態の複写機では、外部からの指示、例えば図1の操作部400からの指示により、トナーセーブ機能(トナー節約モード)を含む各種サービス機能のオン又はオフを個別に設定することができる。トナーセーブ機能とは、画像形成に使用するトナーを節約するトナー節約モードのことであり、操作部400からシステム制御装置302等を介しての指示によって第2の制御部50bに設定することができる。よって、第2の制御部50bがモード設定手段としての機能を果す。
次のステップS5では、分割された各画像データが第3の制御部50cに転送されるため、第3の制御部50cに黒画素“1”のデータ(黒画素データ)のカウントを開始させる。第3の制御部50cは、分割された各画像データが入力されると、その各画像データ毎に画像データのうちの黒画素データをカウントする。
以下、その後の制御については、説明の便宜上、主にLEDヘッド503aを例に説明するが、他のLEDヘッド503b,503cに対する制御も同様である。
ステップS6〜S8では、第3の制御部50cが、入力された画像データのうちの黒画素データのカウントが開始されたため、そのカウント数(カウントした結果)が予め指定されたカウント数(所定の閾値)になったかどうかをチェックする。そして、上記カウント数が指定されたカウント数(以下「指定カウント数」という)になったと判断した場合には、LEDヘッド503aの各LEDの点灯時間を予め設定された指定カウント数テーブルに従って変更する。つまり、各LEDの点灯時間を黒画素データのカウント数が指定カウント数未満の点灯時間よりも長くするようにその各LEDの点灯時間(発光時間)変更を行う。よって、第3の制御部50cが発光時間変更手段としての機能を果す。
ここで、指定カウント数は、例えば図1の操作部400からシステム制御装置302等を介しての指示によって変更可能に設定することができる。よって、第3の制御部50cが閾値変更手段としての機能を果す。
また、この指定カウント数は、図2の現像ユニット7の機能と濃度制御を考慮し、例えば基本サイズ(A0サイズ)の画像データの画素数とすればよい。この場合、841mm*1189mmの画像範囲の中で、600dpiであれば、およそ5億カウント数となる。但し、1ドット(dot)を0.0423mmとする。
ステップS6で黒画素データのカウント数が指定カウント数になったと判断された後、ステップS7では、黒画素データのカウント数が指定カウント数(A0サイズの画像データの画素数)になった回数をチェックして、指定カウント数になったのが何回目であるか判断する。
そして、指定カウント数になったのが1回目であれば、指定カウント数テーブルより、LEDヘッド503a用の点灯時間レジスタに保持されている点灯時間(点灯デューティ)の設定を9%から10%に変更する。それによって、数十ライン目より、変更した点灯デューティである10%にて印刷が行われる。
書込制御IC50は、第3の制御部50cによって点灯時間の設定を変更させた後、ステップS9で画像形成が終了(1ジョブが完了)したか否かをチェックし、まだ画像形成が終了していないと判断した場合には、ステップS6へ戻って上述と同様の制御を行う。
すなわち、第3の制御部50cが主走査方向の画像データのうちの黒画素データをカウントし続けているため、ステップS6では再び黒画素データのカウント数が指定カウント数になったかどうかのチェックを行っている。
そして、黒画素データのカウント数が指定カウント数になったと判断した場合に、ステップS7で黒画素データのカウント数が指定カウント数になった回数をチェックして、指定カウント数になったのが何回目であるか判断する。そして、指定回数になったのが2回目の場合(2回目の指定カウントアップ時)には、次のステップS8でLEDヘッド503aの点灯時間を再び変更するが、その前に次のような制御も行う。
すなわち、A0サイズの画像データ分でもいいが、現像機能の濃度も少しずつ低下しているので、指定カウント数を、黒画素データのカウント数が指定カウント数になった1回目のA0サイズの画像データの画素数からA1サイズの画像データの画素数にすることで、より濃度低下に対して効果を上げることができる。
そこで、指定カウント数テーブルは、黒画素データのカウント数が指定カウント数になる回数と、その回数毎に異なる指定カウント数との関係を示すものであればよい。
よって、第3の制御部50cが、主走査方向のLEDヘッド503a,503b,503c毎に分割した1ライン分の画像データの黒画素データを各LEDヘッド503a,503b,503c毎にカウントし、その各カウント数のいずれかが指定カウント数以上になった場合の対応するLEDヘッドの各LEDの点灯時間を変更することができる。
書込制御IC50は、図1の画像メモリ部301からの1ジョブ用の画像データの出力が完了し、画像メモリ部301からジョブ終了の通知を受けると、ステップS9で画像形成の終了を判断し、ステップS10へ進む。
ステップS10では、点灯時間を変更したLEDヘッドの各LEDの点灯時間(ここではLEDヘッド503a用の点灯時間レジスタに保持されている点灯時間)を予め設定された初期点灯時間に戻す。つまり、システム制御装置302とのシリアル通信により、システム制御装置302から点灯時間を変更したLEDヘッドの各LEDの点灯時間を示すデータ(再設定用データ)が転送されてくるため、そのデータから点灯時間を変更したLEDヘッドの各LEDの点灯時間を初期点灯時間に戻す。
次のステップS11では、書込制御IC50が、システム制御装置302からの制御指示により通常制御モードに戻り、駆動制御回路504およびプリンタ駆動装置505と共に図2のトナーボトル30から現像ユニット7へのトナー補給動作を行う。つまり、感光体ドラム5上に所定のトナー画像(基準トナー画像)を形成させ、感光体ドラム5の有効画像領域と対向する位置に設けられている画像濃度センサにて基準トナー画像の濃度を検出させる。そして、その検出結果に基づいてトナー補給モータの回転駆動を制御することにより、トナー補給部から現像部へのトナー補給を制御し、画像濃度を調整する。
このステップS11の制御が終了すると、図5の制御を終了する。
なお、ステップS11で次のような制御を行ってもよい。つまり、上述したLEDヘッド503a,503b,503c毎の各黒画素データのカウント数を第3の制御部50cから取得し、その各カウント数から消費トナー量を算出し、その算出結果をシステム制御装置302へ通知する。その通知を受けたシステム制御装置302は、上記算出結果に応じて駆動制御回路504によりプリンタ駆動装置505経由でトナー補給モータの回転駆動を制御させ、現像ユニット7へトナー補給を行わせる。このようにすれば、画像濃度検出センサが不要になる。
また、この実施形態では、長尺コピーを行う場合のみ、LEDヘッド503a,503b,503c毎の各黒画素データをカウントしたが、長尺コピー以外のコピー(定型コピー)時にも同様のカウントを行って、対応する指定カウント数と比較するなど、上述と同様の処理を行うこともできる。
さらに、この実施形態では、複数のLEDヘッド503a,503b,503cを備えたが、1つのLEDヘッドのみを備え、そのLEDヘッドへ転送する画像データの黒画素データをカウントして、指定カウント数と比較するなど、上述と同様の処理を行うこともできる。
このように、この実施形態の複写機によれば、以下の(a)〜(d)に示す作用効果を得ることができる。
(a)書込部500のLED書込制御回路502内の第3の制御部50cが、入力される各LEDヘッド毎の画像データ(2値の画像データ)の黒画素データ(黒を表すデータ)をそれぞれカウントし、その各カウント数のいずれかが指定カウント数以上になった場合に、その指定カウント数以上になったカウント数に対応するLEDヘッドの各LEDの発光時間をそのカウント数が指定カウント数未満の間よりも長くするようにその各LEDの発光時間変更を行うことにより濃度調整を行う。
したがって、複雑な画像濃度検出機構を設けずに済み、メカ機構が簡素化するので、複数のLEDヘッドの分割書き込みによる画像濃度ムラを低コストで抑制することができる。
(b)第3の制御部50cが、指定カウント数を外部からの指示によって変更可能に設定することにより、画像濃度の低下を確実に回避することが可能になる。
(c)第3の制御部50cが、画像データの黒画素データのカウント数が指定カウント数以上になった回数をカウントし、その回数に応じて指定カウント数を変更することにより、画像濃度の低下をより確実に回避することが可能になる。
(d)第2の制御部50bが、画像形成に使用するトナーを節約するトナー節約モードを設定された場合に、入力される画像データを間引く。第3の制御部50cは、第2の制御部50bによって間引いた後の各LEDヘッド毎の画像データの黒画素データをそれぞれカウントする。それによって、トナーの節約を図ることもできる。
以上、複写機に適用した実施形態について説明したが、この発明はこれに限らず、プリンタ、複合機,ファクシミリ装置等の他の画像形成装置にも適用可能である。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜他の機能を追加したり、一部の機能を省略したりすることができる。
5:感光体ドラム 6:発光素子アレイユニット 7:現像ユニット
30:トナーボトル 50:書込制御IC 50a:第1の制御部
50b:第2の制御部 50c:第3の制御部 51:画像データ入力部
52:光量補正RAM部 60,70:画像データRAM部
61〜65,71a〜73a,71b〜73b:SRAM 80:画像データ遅延部
81〜83:蓄積メモリ 90:画像データ出力部 91〜93:ドライバ
100:原稿読取部 101:センサ 102:画像増幅回路
103:A/D変換回路 104:シェーディング補正回路 105:画像処理回路
106:同期制御回路 107:読取制御回路 108:スキャナ駆動装置
300:画像情報記憶部 301:画像メモリ部 302:システム制御装置
400:操作部 500:書込部 502:LED書込制御回路
503(503a〜503c):LEDヘッド 504:駆動制御回路
505:プリンタ駆動装置
特開平5−66639号公報

Claims (9)

  1. 入力される2値の画像データのうち、黒を表すデータをカウントするカウント手段と、
    前記2値の画像データが入力され、該2値の画像データに基づいて発光する複数の発光素子と、
    前記カウント手段がカウントした結果が所定の閾値以上になった場合に、前記複数の発光素子の発光時間を長くするように該発光素子の発光時間変更を行う発光時間変更手段と
    を備えることを特徴とする光書込装置。
  2. 請求項1に記載の光書込装置において、
    前記カウントした結果と比較する前記所定の閾値を変更する閾値変更手段を設けたことを特徴とする光書込装置。
  3. 前記閾値変更手段は、前記カウントした結果が前記所定の閾値以上になった回数をカウントし、その回数に応じて該所定の閾値を変更することを特徴とする請求項2に記載の光書込装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光書込装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    画像形成に使用するトナーを節約するトナー節約モードを設定するモード設定手段と、
    該モード設定手段によって前記トナー節約モードが設定された場合に、前記入力される2値の画像データを間引く間引手段とを設け、
    前記カウント手段は、前記間引手段によって間引いた後の2値の画像データのうち、黒を表すデータをカウントすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4又は5に記載の画像形成装置において、
    前記光書込装置に、前記複数の発光素子を主走査方向に並べた発光素子アレイを備え、
    前記光書込装置を、前記発光素子アレイとして、像担持体の軸線方向に沿って千鳥状に配列し、且つ前記像担持体の回動方向に結像させる位置をずらして配列した複数個の発光素子アレイによって構成し、
    その各発光素子アレイユニットへ転送すべき前記2値の画像データをその各発光素子アレイ毎に分割する分割制御手段と、該分割制御手段によって分割した各画像データを前記像担持体の回動方向に結像させる位置をずらした分だけ時間的にずらして前記各発光素子アレイへ転送させる転送タイミング制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記カウント手段は、前記分割制御手段によって分割した各画像データ毎に前記黒を表すデータをカウントする手段であり、
    前記発光時間変更手段は、前記カウント手段が前記各画像データ毎にカウントした結果のいずれかが前記閾値以上になった場合に、前記各発光素子アレイのうちの対応する発光素子アレイの前記複数の発光素子の発光時間を長くするように該発光素子の発光時間変更を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 当該画像形成装置は、長尺画像の出力に対応することを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 2値の画像データが入力され、該2値の画像データに基づいて発光する複数の発光素子を有する光書込装置における濃度調整方法であって、
    前記入力される2値の画像データのうち、黒を表すデータをカウントし、そのカウントした結果が所定の閾値以上になった場合に、前記複数の発光素子の発光時間を長くするように該発光素子の発光時間変更を行うことにより濃度調整を行うことを特徴とする濃度調整方法。
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JP2019166819A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 株式会社リコー 画像形成装置、発光寿命予測方法、および情報処理装置

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