JP2015178194A - 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム - Google Patents

光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015178194A
JP2015178194A JP2014055677A JP2014055677A JP2015178194A JP 2015178194 A JP2015178194 A JP 2015178194A JP 2014055677 A JP2014055677 A JP 2014055677A JP 2014055677 A JP2014055677 A JP 2014055677A JP 2015178194 A JP2015178194 A JP 2015178194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thinning
image data
light emission
image
rate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014055677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6281348B2 (ja
Inventor
平田 聡
Satoshi Hirata
聡 平田
裕也 小川
Hironari Ogawa
裕也 小川
敦司 山▲崎▼
Atsushi Yamazaki
敦司 山▲崎▼
裕之 ▲柳▼
裕之 ▲柳▼
Hiroyuki Yanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014055677A priority Critical patent/JP6281348B2/ja
Priority to US14/643,345 priority patent/US9703229B2/en
Priority to CN201510116450.1A priority patent/CN104932218A/zh
Publication of JP2015178194A publication Critical patent/JP2015178194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6281348B2 publication Critical patent/JP6281348B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

【課題】画像データを間引きして書き込みしても、画質を劣化させず、かつ意図しないハッチング画像の出力を抑制する。
【解決手段】複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイであるLPH5の発光によって感光体に画像を書き込む光書込装置であり、画像パターン検出部512が、入力された2値の画像データのパターンを検出し、その検出されたパターンに応じてトナーセーブ部514が画像データの所定の範囲ごとに間引き率を設定して、画像データ中の画素の間引きを行う。また、画素カウント・比較部515と発光制御部516とによって、トナーセーブ部514で設定された間引き率と予め設定されたトナーセーブ率とに応じて、間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、LPH5の発光時間を変更する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む光書込装置、それを備えた画像形成装置、その光書込制御方法及びプログラムに関する。
デジタル複写機やプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置において、トナー消費量を軽減するためのトナーセーブ機能の一つとして、画像データの画素にマスク処理を施して、黒画素を白画素に変換して画素を間引く技術がある。
トナーセーブモードが設定されている時には、印字画素を減らすために複数の低解像度の画像データからなる配列の注目画素と周辺画素の連続性を判断し、その連続性の判断結果に基づいて印字画素を減らすことが既に知られている。それにより、印字品質を劣化させることなくトナーの消費量を削減することができる。
例えば、特許文献1には、印字品質を劣化させることなくトナーの消費量を削減する目的で、次のようにして、トナーの消費量を低減する技術が開示されている。
トナーセーブモードに切り替えた場合に、画像が連続していると判断した方向については、連続性を保存するように、その方向の高解像度の画像データを印字する。
画像が連続していないと判断した方向については、その方向の高解像度の画像データを非印字画素とする。そして、斜め方向の連続性がない場合、隣接する縦、横の連続性が有る場合は斜め方向にも連続性があるものとして、その方向の高解像度の画像データを印字画素とする。
また、特許文献2には、トナーセーブをするために印字画素を減らす目的で、次のようにして、トナーの消費量を低減する技術が開示されている。
トナーセーブモードに切り替えた場合に、画像が連続していると判断した方向については連続性を保存するようにその方向の高解像度の画像データを印字する。
画像が連続していないと判断した方向については、その方向の高解像度の画像データを非印字画素とする。そして、注目画素と周辺画素の配列が特定のパターンに一致するときには、高解像度の画像データの特定の部分を印字画素とする。
しかし、このような従来の複数の低解像度の画像データからなる配列の注目画素と周辺画素の連続性を判断し、その連続性の判断結果に基づいて印字画素を間引くことによって、トナーの消費量を低減する技術では、次のような問題がある。
例えば、図12に示すような600dpiの画像データを1200dpiに倍密度変換して、トナーセーブ無しで(a)に示す画像データになる場合、トナーセーブ率50%にするように印字画素を間引くと、(b)に示すようになることがある。この場合、間引き後の画像にはハッチングのような縞状のパターンが現れ、画質が劣化してしまう。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、画像データを間引きして書き込みしても、画質を劣化させず、かつ意図しないハッチング画像の出力を抑制することを目的とする。
この発明は、複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む光書込装置であって、上記の目的を達成するため、入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手段と、その間引き手段による間引き率を上記画像データの所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手段と、その間引き率設定手段が設定した間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、上記間引き手段により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、上記発光素子アレイの発光時間を変更する発光時間変更手段と、を有することを特徴とする。
この発明によれば、画像データを間引きして書き込みしても、画質を劣化させず、かつ意図しないハッチング画像の出力を抑制することができる。
この発明による光書込装置を備えた画像形成装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。 同じくその画像形成装置の機構部の構成例を示す概略図である。 図1における書込制御回路502の機能構成例を示すブロック図である。 この発明における画像パターン検出方法の一例を説明するための説明図である。 この発明における間引き率の設定方法の一例を説明するための説明図である。 この発明における発光時間の設定方法の一例を説明するための説明図である。 この発明による光書込制御方法の第1実施例の処理手順を示すフローチャートである。 この発明による光書込制御方法の第2実施例の処理手順を示すフローチャートである。 同じくその続きのフローチャートである。 3倍密変換における異なる間引き率による画像パターンの例を示す図である。 4倍密変換における異なる間引き率による画像パターンの例を示す図である。 従来のトナーセーブ技術の問題点を説明するための画像パターンの例を示す図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明による光書込装置を備えた画像形成装置の一実施形態の構成について説明する。図1はその画像形成装置の概略構成を示すブロック図であり、図2はその機構部の構成例を示す概略図である。この実施形態の画像形成装置はデジタル複写機である。
この画像形成装置は、図1に示すように、原稿を読み取る読取手段としての読取部100と、読み取った原稿の画像情報を記憶する記憶手段としての画像情報記憶部300と、その記憶した画像情報を転写紙に複写するための書込部500とを備えている。また一連のプロセスを実行制御するエンジン制御部200と、このエンジン制御部200にキー入力等を行う操作手段としての操作部400も備えている。
読取部100は、密着センサ2、画像増幅回路102、AD変換回路103、シェーディング補正回路104、画像処理回路105、同期制御回路106、読取制御回路107、およびスキャナ駆動部108等からなる。
エンジン制御部200は、システム制御回路201と駆動制御回路202を備えている。
画像情報記憶部300は、複数の画像メモリ部301を備えている。
操作部400は、操作制御回路401と操作パネル402を備えており、操作パネル402には液晶表示パネルと各種の入力キーが設けられている。
書込部500には、書込制御回路502とラインプリントヘッド(以下「LPH」と略称する)5、およびプリンタ駆動部505等が設けられている。書込制御回路502については後で図3を用いて詳述する。プリンタ駆動部505は、図2によって後述する画像形成を行うための機構部である。この書込部500が、この発明による光書込装置の実施形態である。
LPH5は、複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイであり、この実施形態では、3本のLPH5A,5B,5Cを千鳥状に接続して、1ライン分のLPH5を構成している。各LPH5A,5B,5Cは、発光素子として発光ダイオード(LED)を一方向に配列したLEDアレイと自己収束型ロッドレンズアレイとを組み合わせたものである。しかし、発光素子として有機EL素子など他の発光素子を使用してもよい。
エンジン制御部200のシステム制御回路201は、この画像形成装置全体を制御する機能を有し、読取制御回路107、同期制御回路106、画像メモリ部301、操作部400および書込制御回路502での画像デ−タ転送等を制御する。駆動制御回路202もシステム制御回路201によって制御され、スキャナ駆動部108及びプリンタ駆動部505の各モ−タ等を駆動させ、図2に示す各部を動作させて、読み取り原稿及び転写紙の搬送と画像形成の一連のプロセスを円滑に制御している。
次に、図1と図2を参照して読取部100の動作を説明する。
オペレータが原稿を図2に示す原稿挿入口110から挿入すると、その原稿は、搬送ローラ1の回転によって、密着センサ2と白色ロ−ラ3の間を通して搬送される。その搬送中の原稿は、密着センサ2に取り付けられている発光ダイオード(LED)によって光が照射される。それによって、原稿画像に応じた反射光が密着センサ2に結像されて、画像情報が読み取られる。画像情報が読み取られた原稿は、原稿受け120上へ送出される。
この密着センサ2上に結像した原稿画像は電気信号に変換され、そのアナログ画像信号が図1に示す画像増幅回路102で増幅される。AD変換回路103は、画像増幅回路102で増幅されたアナログ画像信号を画素毎の多値のデジタル画像信号に変換する。
その変換されたデジタル画像信号は、同期制御回路106から出力されるクロックに同期してシェーディング補正回路104に取り込まれ、光量ムラ、コンタクトガラスの汚れ、センサの感度ムラ等による歪が補正される。
その補正されたデジタル画像信号は、画像処理回路105で記録用のデジタル画像情報に変換された後、画像情報記憶部300の画像メモリ部301に書き込まれる。
読取制御回路107は、エンジン制御部200のシステム制御回路201に制御されて、同期制御回路106の動作を制御する。スキャナ駆動部108は、エンジン制御部200の駆動制御回路202に制御されて、図2に示した搬送ローラ1等の機構部の動作を制御する。
次に、画像メモリ部301に書き込まれたデジタル画像情報によって転写紙に画像を形成するための書込部500(この発明による光書込装置)の機能について説明する。
図1に示した書込部500は、画像メモリ部301からデジタル画像情報が入力される。そのデジタル画像情報の流れは、画像メモリ部301から画素密度600dpiの1画素2値画像デ−タが、転送基準クロックに同期して書込制御回路502に2画素パラレルで送られてくる。書込制御回路502は、2画素パラレルで送られてきた画像情報を内部で一旦1ラインに合成し、600dpiの1画素を1200dpiの4画素の画像デ−タに多値化した後、3分割してLPH5A,5B,5Cに割り当て、4画素同時に転送する。
ここで、図1における画像情報記憶部300までのシステムは従来から確立しているが、デジタル画像情報が書込部500へ入力した後、書込制御回路502内で行うトナーセーブに係る処理に特徴がある。
以下に図2を参照して、この画像形成装置における書込部500の機構部による画像形成プロセスについて説明する。
図2に示す画像形成装置は、その本体内に矢示方向に回転する感光体ドラム4が設けられ、その周囲に回転方向に沿って順に、帯電チャージャ6、LPH5、現像ユニット7、転写チャージャ9及び分離チャージャ10が配置されている。さらに、転写チャージャ9の上流側の転写紙搬送路の所定位置に、位置決めローラ対(レジストローラ対とも称す)8が設けられている。分離チャージャ10の下流側には、搬送ユニット11と定着ユニット12が順次配置されている。これらによって書込部500の機構部を構成している。
帯電チャージャ6は、感光体ドラム4の外周の感光体面を一様に帯電させるグリッド付きのスコロトロンチャージャと呼ばれるものである。その帯電電圧は、例えば−1200V程度である。
LPH5は、前述した発光素子アレイによるラインプリントヘッドであり、各LED素子の発光により、自己収束型ロッドレンズを介して感光体ドラム4の帯電された感光体面を照射する。
感光体ドラム4の帯電した感光体面が、デジタル画像情報に基づくLPH5からの光に照射されると、感光体面の照射された部分の電荷が光導電現象によって感光体ドラム4のアースに流れて消滅する。
そこで、原稿濃度の淡い部分はLED素子を発光させないようにし、原稿濃度の濃い部分はLED素子を発光させるようにすれば、感光体ドラム4の感光体面には画像の濃淡に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像を現像ユニット7のトナーによって現像する。現像ユニット7内のトナーは撹拌により負に帯電されており、感光体面の光に照射された部分だけに付着する。現像ユニット7のトナーを付着する現像ローラには、例えば−700V程度のバイアス電圧が印加される。
一方転写紙は、用紙収納部60の3つのロール紙給紙部61〜63と手差給紙部64から選択されて給紙される。そして、その転写紙の先端が位置決めローラ対8に挟持され、所定のタイミングで感光体ドラム4と転写チャージャ9とが対向する転写位置へ搬送される。転写紙がその転写位置を通過するときに、転写チャージャ9により感光体ドラム4の表面のトナー像を転写紙上に転写させる。
その転写紙は、分離チャージャ10によって感光体ドラム4から分離され、搬送ユニット11によって搬送されて定着ユニット12に送られ、そこで転写されたトナー像が定着される。トナー像が定着された転写紙は第1排紙ローラ13によって機外の記録紙受け14に排紙されるか、あるいは第2排紙ローラ15によって書込部500上の排紙トレイ16に排紙される。
この書込部500の機構部の構成は一例であって、発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む光書込装置を備えたものであれば、どのような構成のものでもよい。シート状の転写紙を積載した給紙部を備えたものや、直接転写方式あるいは間接転写方式のカラー画像形成部を備えたものでもよい。
次に、図1に示した書込部500における書込制御回路502の機能について、図3を用いて説明する。図3は書込制御回路502の機能構成例を示すブロック図である。
画像情報記憶部300から送られてきたデジタル画像情報を、データ変換部510に入力して画像データに変換する。
データ変換部510で変換した画像データを、画像メモリ制御部511で1ラインごとに並び替えを行う。その1ラインごとの画像データを、画像パターン検出部512と密度変換処理部513に入力する。
画像パターン検出部512では、1ラインごとの画像データに対して、設定した窓長に対しての白黒変化点の数によって画像パターンの検出(識別)を行う。
密度変換処理部513は、1ラインごとの画像データの画像密度変換処理を行う。この実施形態では300dpiの入力画像に対しては4倍変換を、400dpiの入力画像に対しては3倍変換を、600dpiの入力画像に対しては2倍変換処理を行う。その他、この実施形態では説明を行わないが、200dpiの入力画像に対しての6倍密変換も可能である。この密度変換処理部513が、画像データの密度変換を行う手段である。
画像パターン検出部512による画像パターンの検出結果と、設定されたトナーセーブ率とによって、トナーセーブ部514が間引きパターンすなわち間引き率を設定し、密度変換処理部513による密度変換後の画像データに対して間引きを行う。
この画像パターン検出部512とトナーセーブ部514が、入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手段と、その間引き手段による間引き率を所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手段とに相当する。
また、画像パターン検出部512が画像パターン検出手段であり、トナーセーブ部514は、画像パターン検出部512が検出したパターンの種類によって異なる間引き率(間引き量に対応する)を設定する。
トナーセーブ率および画像パターンの検出を行うための窓長の設定及び変更は、図1に示した操作部400から行うことができる。
一方、密度変換処理部513で画像密度変換された画像データの画素数と、トナーセーブ部514で間引きした後の画像データの画素数とを、画素カウント・比較部515によってカウントして比較する。その後、画素カウント・比較部515は、設定されたトナーセーブ率に対して1ラインごとに誤差を算出する。
その画素カウント・比較部515による誤差の算出結果を基に、発光制御部516が、「発光時間の下限値の判定」及び「前ラインの発光時間差異の上限値の判定」を行い、発光時間を算出する。なお、発光時間の算出は画素カウント・比較部515で行うこともできる。
この画素カウント・比較部515と発光制御部516が、間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、間引き手段により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、発光素子アレイであるLPH5の発光時間を変更する発光時間変更手段に相当する。
このトナーセーブ部514で間引き処理した画像データと、発光制御部516で算出された発光時間の制御信号を、LPH5を構成する3本のLPH5A,5B,5Cへ分割して送信する。
これらの各機能は、書込制御回路502に設けたマイクロコンピュータ、あるいは図1に示したシステム制御回路201のマイクロコンピュータがそれを兼ねて実行する。
次に、図4を用いてこの発明における画像パターン検出方法の一例を説明する。この画像パターン検出は、画像パターン検出部512によって行う。
なお、網点部とは画像データの所定の範囲内での変化点が多い、図12に示した600dpiのような画像を指す。
図4の(a),(b),(c),(d)はそれぞれ、網点部の例1、網点部の例2、文字/線画部、全画素印字部の例を示す。図中の変化点は、黒→白、又は白→黒に変化した点を表わしている。(a)及び(b)に示す網点部のドット間隔nはほぼ一定であるので、画像が窓長Nの窓枠内で白黒変化する回数(白黒変化数)もほぼ一定である。
これに対して、(c)に示す文字/線画部の白黒変化数は網点部に比べて少なく、ドット間隔nは一定ではない。また、(d)に示す全画素印字部では窓長N内が全て印字されているため、変化点は無い。この窓長Nの窓枠内で白黒変化数とドット間隔nの違いを検出することによって、画像パターン検出を行う。
白黒変化数を検出する画像データの範囲を規定する窓長Nの設定を、図1に示した操作部400の操作パネル402から自由に変更できるようにしてもよい。その場合、操作部400が窓長の設定を変更する手段に相当する。
次に、図5を用いて間引き率の設定方法を説明する。図5はトナーセーブ率50%、窓長を6と設定した場合の2倍密変換例である。
最上段のライン内で、パターンAは変化点が2個なので文字/線画と判断される。パターンBは変化点が5個なので網点と判断される。パターンCは変化点が0個なので全画素印字部と判断される。
パターンAでは縦線は間引きを行わない。
パターンBでは間引き率を25%と設定し、2倍変換後の1200dpiでは、1列目を印字率50%、2列目は間引き無し(印字率100%)と設定する。
パターンCでは間引き率を50%と設定し、2倍変換後の1200dpiでは、1列目と2列目共に印字率50%と設定する。
パターンBとCでは間引き率を異ならせているが、パターンCでは全画素印字しているため間引きを行っても画像への影響が少ないため、間引き率を大きくしている。なお、600dpiから1200dpiの倍密の間引き時の印字ドット位置設定は自由に変更できるものとする。
次に、図6を用いて発光時間の設定方法を説明する。図6は図5による間引き率設定後の発光時間の設定方法を説明するための図である。
1列目は1200dpi換算では20画素中、変換後は11画素印字のため、間引き率は45%となり印字率は55%となる。aで示す画素を印字しているため、トナーセーブ率が50%にならない。そこで発光時間を次のように調整する。
トナーセーブ率50%÷印字率55%=発光時間90%
発光時間を90%に設定することによって、トナーセーブ率50%を達成する。
2列目は1200dpi換算では20画素中、変換後は14画素印字のため、間引き率は30%となり、印字率は70%となる。bで示す画素を印字しているため、トナーセーブ率が50%にならない。そこで発光時間を次のように設定する。
トナーセーブ率50%÷印字率70%=発光時間71%
発光時間を71%に設定することによって、トナーセーブ率50%を達成する。
次に、図3によって説明した書込制御回路502による上述した発光時間制御方法をマイクロコンピュータによって実行する場合の制御処理の流れ(処理手順)を図7〜図9によって説明する。これらの図において、「ステップ」を「S」と略記する。各ステップの処理を行うのは、すべてマイクロコンピュータである。
図7は、この発明による光書込制御方法の第1実施例の処理手順を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まずステップ101でトナーセーブ率Srを設定し、次いでステップ102で間引きを行わない場合の発光時間を設定する。
その後、ステップ103で画像入力を確認し、画像入力を確認できない場合は確認できるまで待機し、確認できた場合にはステップ104へ進む。
ステップ104ではトナーセーブモードの有り無しを判断し、「無し」の場合はステップ105へ進む。そこで、画像データの間引きを行わずに単純倍密処理を行なった後、ステップ113へ進んで、ステップ102で設定した設定発光時間でLPH5のLED素子を発光させる。
なお、ここでの単純倍密とは1つの画素に対してn倍の画素数に変換することであり、図12に示した(a)は、間引き制御を行わない2倍の単純倍密例である。
ステップ104の判断でトナーセーブモード「有り」の場合は、ステップ106へ進んで1ラインの画素数をカウントし、1200dpiに変換した値(Na)を保持する。
次いで、ステップ107で画像パターン検出を行う。その画像パターン検出は、1ライン上のドット数で窓長を設定し、白黒の変化点数と、変化点を2度跨いだ先のドット間隔を考慮して、次の3パターに分けて判断する。
・変化点数が所定数以下で、ドット間隔が異なる場合は「線画/文字」と判断する。
・変化点数が所定数を超え、ドット間隔がほぼ均等で繰り返されている場合は「網点部」と判断する。
・変化点が無い場合は「全画素印字」と判断する。
その結果、「線画/文字」を検出した場合はステップ108へ進んでデータ間引き設定A(間引き無し)を行う。「網点部」を検出した場合はステップ109へ進んでデータ間引き設定B(25%間引き)を行う。「全画素印字」を検出した場合はステップ110へ進んでデータ間引き設定C(50%間引き)を行う。
いずれの場合も、倍密処理を行なって、600dpiの1ドットを1200dpiの4ドットに変換した際に、画像データの所定範囲(この場合1ライン)ごとに、間引き率を設定し、1黒画素の4ドット中のどのドットを印字させるかを決定する。
その後、ステップ111へ進んで、倍密処理及び間引き後の画像データの1ラインごとの画素数(Nb)をカウントする。そして、ステップ112で、間引き前の1ラインの画素数(1200dpi換算)Naと倍密処理及び間引き後の1ラインの画素数Nb(1200dpi)を比較する。
その結果、ステップ101で設定したトナーセーブ率Srと上記画素数Naとの積が上記画素数Nbと同じ値の場合は、そのままステップ113へ進んで、ステップ102で設定した発光時間でLPH5のLED素子を発光させる。
トナーセーブ率Srと画素数Naの積が画素数Nbと同じ値にならない場合は、ステップ114へ進んで、ステップ101で設定したトナーセーブ率Srになるように、1ラインごとに発光時間を算出する。その発光時間の算出は、図6によって前述したようにして設定した発光時間に対する比率(パーセント)で算出する。そして、ステップ115で、その算出した発光時間でLPH5のLED素子を発光させる。
ステップ113又は115による発光後、ステップ116へ進んで全ラインの処理が終了したか否かを判断する。全ラインの処理が終了していない場合は、ステップ104へ戻って、次のラインに対して上述した各ステップの処理を繰り返す。ステップ116で全ラインの処理が終了したと判断した場合には、この図7の処理を終了する。
この第1実施例の発光時間制御方法によって、トナーセーブ率を満足する画像の形成が可能になる。
しかし、この第1実施例では発光時間の下限値を設けていないため、画像によっては全体的に薄くなるか、もしくはライン間によってスジ状に色抜けのように見える画像が形成される可能性がある。また、前ラインとの発光時間の変化量が大きい場合、印字濃度が大きく変化して、スジ状に色抜けのように見える画像が形成される可能性がある。
そこで、この点を改善した発光時間制御方法の第2施例を説明する。
図8及び図9はその第2実施例の制御処理をマイクロコンピユータが実行する際の処理の流れ(手順)を示すフローチャートである。図8と図9は一連の処理を示すフローチャートであるが、図示の都合で2つの図に分けて示しており、A,B,Cの同じ端子記号の流れ線は接続されている。
この制御処理を開始すると、まず図8のステップ201でトナーセーブ率Srを設定し、ステップ202で発光時間の下限値Tminを設定する。さらに、ステップ203で発光時間のライン間の変化量上限値ΔTmaxを設定し、ステップ204で間引きを行わない場合の発光時間を設定する。
その後、ステップ205で画像入力を確認し、画像入力を確認できない場合は確認できるまで待機し、確認できた場合にはステップ206へ進む。
ステップ206ではトナーセーブモードの有り無しを判断し、「無し」の場合はステップ207へ進む。そこで、画像データの間引きを行わずに単純倍密処理を行なった後、図9のステップ215へ進んで、ステップ204で設定した設定発光時間でLPH5のLED素子を発光させる。
ステップ206の判断でトナーセーブモード「有り」の場合は、ステップ208へ進んで1ラインの画素数をカウントし、1200dpiに変換した値(Na)を保持する。
次いで、ステップ209で画像パターン検出を行う。その画像パターン検出は、1ライン上のドット数で窓長を設定し、白黒の変化点数と、変化点を2度跨いだ先のドット間隔を考慮して、前述した第1実施例の場合と同様に、「線画/文字」、「網点部」、「全画素印字」の3種類のパターンのいずれかを検出する。
その結果、「線画/文字」を検出した場合はステップ210へ進んでデータ間引き設定A(間引き無し)を行う。「網点部」を検出した場合はステップ211へ進んでデータ間引き設定B(25%間引き)を行う。「全画素印字」を検出した場合はステップ212へ進んでデータ間引き設定C(50%間引き)を行う。
いずれの場合も、倍密処理を行なって、600dpiの1ドットを1200dpiの4ドットに変換した際に、画像データの所定範囲(この場合1ライン)ごとに、間引き率を設定し、1黒画素の4ドット中のどのドットを印字させるかを決定する。
その後、ステップ213へ進んで、倍密処理及び間引き後の画像データの1ラインごとの画素数(Nb)をカウントする。そして、図9のステップ214で、間引き前の1ラインの画素数(1200dpi換算)Naと倍密処理及び間引き後の1ラインの画素数Nb(1200dpi)とを比較する。
その結果、ステップ201で設定したトナーセーブ率Srと上記画素数Naとの積が上記画素数Nbと同じ値の場合は、そのままステップ215へ進んで、ステップ204で設定した発光時間でLPH5のLED素子を発光させる。
トナーセーブ率Srと画素数Naの積が画素数Nbと同じ値にならない場合は、ステップ216へ進んで、ステップ201で設定したトナーセーブ率Srになるように、1ラインごとに発光時間Tsを算出する。
さらに、ステップ217で一つ前のラインとの発光時間の変化量ΔTを算出する。
そして、ステップ218で、ステップ203で設定した発光時間のライン間の変化量上限値ΔTmaxとステップ217で算出した一つ前のラインとの発光時間の変化量ΔTを比較する。
その結果、ΔTmaxとΔTが同じか、またはΔTmaxの方が小さい場合は、ステップ219で変化量上限値ΔTmaxより発光時間Txを算出する。そして、ステップ220で、ステップ202で設定した発光時間下限値Tminとステップ219で算出した発光時間Txを比較する。
その結果、TminとTxが同じか、またはTminの方が大きい場合はステップ223へ進んで、ステップ202で設定した発光時間下限値TminでLPH5のLED素子を発光させる。TminがTxより小さい場合はステップ224へ進んで、ステップ219で算出した発光時間TxでLPH5のLED素子を発光させる。
ステップ218の比較でΔTmaxがΔTよりも大きい場合は、ステップ221で、ステップ216で算出した発光時間Tsとステップ202で設定した発光時間下限値Tminを比較する。
その結果、TminがTsと同じか、またはTminの方が小さい場合はステップ222へ進んで、ステップ216で算出した発光時間TsでLPH5のLED素子を発光させる。
TminがTsより大きい場合はステップ223へ進んで、ステップ202で設定した発光時間下限値TminでLPH5のLED素子を発光させる。
ステップ215,222,223,224のいずれかの発光を終了すると、ステップ225で全ラインの処理を終了したか否かを判断する。全ラインの処理が終了していない場合は、図8のステップ206へ戻って、次のラインに対して上述した各ステップの処理を繰り返す。ステップ225で全ラインの処理が終了したと判断した場合には、この図8及び図9の処理を終了する。
この第2実施例によれば、発光時間の下限値を設定することにより、画像が薄くなりすぎることや、スジ状に色抜けしたように見える画像の形成を防ぐことができる。
また、発光時間のライン間の変化量上限値を設定することにより、前ラインとの発光時間が大きく異なることが無くなる。そのため、印字濃度の変化が小さくなり、スジ状に色抜けしたように見える画像の形成を防ぐことができる。
さらに、発光時間の下限値Tmin、発光時間のライン間の変化量上限値ΔTmaxより算出した発光時間Tx、および設定したトナーセーブ率Srになるように算出した発光時間Tsを比較し、対象画像に最適な発光時間を求める。これにより、トナーセーブ率を満足し、かつ、劣化の少ない画像を作成することができる。
なお、上述した各実施例では画像データのパターンの検出を白黒の変化点の数によって判別を行ったが、例えばn×nのマトリクスパターンによって画像パターンを検出してもよい。
これらの図7あるいは図8及び図9に示したフローチャートの処理は、複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込むための光書込制御方法の各手順を有している。
すなわち、入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手順と、その間引き率を画像データの所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手順を有する。さらに、その間引き率設定手順で設定した間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、間引き手順により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、発光素子アレイの発光時間を変更する発光時間変更手順を有する。
また、これらのフローチャートの処理は、複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む装置のコンピュータに、上記各手順を実行させるためのプログラムにも相当する。
次に、3倍、4倍密時の印字ドット設定について図10及び図11を用いて説明する。
図10は、400dpiから1200dpiへ3倍密印字ドット設定を行なった場合の例を示し、図11は、300dpiから1200dpiへ4倍密印字ドット設定を行なった場合の例を示している。
図10及び図11において、(b)は間引き率0%(間引き無し)の場合、(c)は間引き率50%の場合、(d)は間引き率25%の場合のそれぞれ倍密変換後の画像データの印字ドットパターンを示している。
これらの実施例では、倍密変換後の印字ドットについて、0〜3の4つのグループに分けて印字ドットを設定している。図10及び図11の(a)における1200dpiに変換した画素を構成するドット中の○の中の数字が0〜3の各グループに対応している。
例えば、図10及び図11の(c)に示す間引き率50%のときは、4つのグループのうち、「0」と「3」の2つのグループを印字するように設定する。同じく(d)に示す間引き率25%の場合には、「0」と「1」と「3」の3つのグループを印字するように設定する。
この場合、図3に示した書込制御回路502のトナーセーブ部514では、トナーセーブ率に応じて、検出する画像パターンごとにどのグループを印字するかを予め設定しておき、その設定値に応じて印字データを変換する。なお、この実施例では、0,1,2,3の4つのグループに分けて印字の設定をしているが、グループの組み合わせやグループ数を変更できるようにしてもよい。
図10及び図11の(a)は3倍密変換及び4倍密変換した際の単純倍密を行った状態の画像データの印字ドットパターンである。
図10及び図11の(c)のように、印字率のみを50%にするようにデータの間引きを行うと、ハッチングのような画像ができてしまう。そこで、この発明による制御では、画像パターンの検出により、網点部を検出した場合には、(d)のような間引きパターンを設定する。そして、1ラインごとに発光時間を制御することによって、ハッチングのような画像を防ぐことができ、且つ設定されたトナーセーブ率50%を達成することもできる。
次に、図10の(d)から発光時間を求めてみる。
1、2列目は1200dpi換算では12画素中の8画素を印字するため、間引き率は33.3%となり印字率は67%である。トナーセーブ率50%を達成するためには、50%÷印字率67%=発光時間75%となるため、発光時間は75%設定となる。
3列目は1200dpi換算では12画素中の12画素を印字するため、間引き率は0%となり印字率は100%である。トナーセーブ率50%を達成するためには、50%÷印字率100%=発光時間50%となるため、発光時間は50%設定となる。
次に図11の(d)から発光時間を求めてみる。
1、2列目は1200dpi換算では16画素中の8画素を印字するため、間引き率は50%となり、トナーセーブ率と一致する。そのため発光時間はデフォルトのままである。
3、4列目は1200dpi換算では16画素中の16画素を印字するため、間引き率は0%となり印字率は100%である。トナーセーブ率50%を達成するためには、50%÷印字率100%=発光時間50%となるため、発光時間は50%設定となる。
上述した各実施例では、画像データを低解像度から高解像度に密度変換して印字ドットを間引く場合にこの発明を適用する例を説明した。しかし、それは必須ではなく、画像データを密度変換せずに印字ドットを間引く場合にも、この発明を同様に適用することができる。
また、画像のパターン検出及び発光時間の算出を、画像データの所定の範囲として1ラインずつ行う例について説明したが、所定の範囲は1ラインずつに限らず、複数ラインごとに行なってもよい。
この発明の実施形態の説明においては、発光素子アレイを3本のLPHを千鳥状に繋いで構成した例を示したが、使用するLPHの数および種類などは自由に変更することが可能である。例えば、最大書込み幅に応じて使用するLPHの本数を変更することもできる。
発光素子アレイに繋ぎ目ができる構成となった場合には、従来技術でのLPHの発光時間制御のみでトナーセーブを行った場合には、LPH間の濃度ムラが発生することがある。しかし、この発明によれば、画像データの所定の範囲ごとに間引き率と発光時間を変更しているため、LPHごとの濃度ムラを低減する効果もある。
図7又は図8及び図9にフローチャートで示したプログラムを、図1に示した画像形成装置のシステム制御回路201又は書込制御回路502のマイクロコンピュータのメモリに、予め格納しておいて、CPUがそれを読み出して動作するように構成することができる。
あるいは、そのプログラムが格納された記録媒体から内蔵のコンピュータが読み込んだり、ネットワーク接続された画像形成装置であれば、そのプログラムを外部からダウンロードして使用することもできる。
この発明による画像形成装置は、この発明による光書込装置を備えているが、複写機に限らず、プリンタやファクシミリ装置、これらの複数の機能を備えた複合機なども含むことは勿論である。したがって、原稿を読み取った画像データだけでなく、外部から受信した画像データや記録媒体から読み込んだ画像データをトナーセーブモードで印刷する場合にも、同様にこの発明を適用できる。
以上、この発明の実施形態について説明してきたが、その実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容等は、そこに記載したものに限るものではない。
また、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に記載された技術的特徴を有する以外は、何ら限定されるものではないことは言うまでもない。
さらに、以上説明してきた実施形態の構成例、動作例及び変形例等は、適宜変更又は追加したり、一部を削除してもよく、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施することも可能であることは勿論である。
1:搬送ローラ 2:密着センサ 3:白色ロ−ラ 4:感光体ドラム
5,5A,5B,5C:ラインプリントヘッド(LPH) 6:帯電チャージャ
7:現像ユニット 8:位置決めローラ対 9:転写チャージャ
10:分離チャージャ 11:搬送ユニット 12:定着ユニット
13,15:排紙ローラ 14:記録紙受け 16:排紙トレイ
60:用紙収納部 61〜63:ロール紙給紙部 64:手差給紙部
100:読取部 102:画像増幅回路 103:AD変換回路
104:シェーディング補正回路 105:画像処理回路 106:同期制御回路
107:読取制御回路 108:スキャナ駆動部 110:原稿挿入口
120:原稿受け
200:エンジン制御部 201:システム制御回路 202:駆動制御回路
300:画像情報記憶部 301:画像メモリ部
400:操作部 401:操作制御回路 402:操作パネル
500:書込部 502:書込制御回路 505:プリンタ駆動部
510:データ変換部 511:画像メモリ制御部
512:画像パターン検出部 513:密度変換処理部
514:トナーセーブ部 515:画素カウント・比較部
516:発光制御部
特開2003−271016号公報 特開2004−219929号公報

Claims (11)

  1. 複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む光書込装置であって、
    入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手段と、
    該間引き手段による間引き率を前記画像データの所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手段と、
    該間引き率設定手段が設定した間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、前記間引き手段により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、前記発光素子アレイの発光時間を変更する発光時間変更手段と、
    を有することを特徴とする光書込装置。
  2. 請求項1に記載の光書込装置において、入力された画像データの密度変換を行う手段を有し、前記間引き率設定手段は密度変換後の画像データに対して前記間引き率を設定し、前記間引き手段は密度変換後の画像データ中の画素の間引きを行うことを特徴とする光書込装置。
  3. 前記画像データの所定の範囲は1ラインであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光書込装置。
  4. 前記間引き率設定手段は、前記画像データのパターンを検出する画像パターン検出手段を有し、該手段が検出したパターンの種類によって異なる間引き率を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の光書込装置。
  5. 前記画像パターン検出手段は、前記画像データの設定された窓長内での白黒変化数を検出することにより画像パターンを検出することを特徴とする請求項4に記載の光書込装置。
  6. 請求項5に記載の光書込装置において、前記窓長の設定を変更する手段を有することを特徴とする光書込装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の光書込装置において、前記発光時間変更手段が変更する発光時間に下限値を設けたことを特徴とする光書込装置。
  8. 請求項3に記載の光書込装置において、ラインごとの発光時間の変化量に上限を設けたことを特徴とする光書込装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の光書込装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込むための光書込制御方法であって、
    入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手順と、
    該間引き手順による間引き率を前記画像データの所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手順と、
    該間引き率設定手順で設定した間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、前記間引き手順により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、前記発光素子アレイの発光時間を変更する発光時間変更手順と、
    を有することを特徴とする光書込制御方法。
  11. 複数個の発光素子が一方向に列設された発光素子アレイの発光によって感光体に画像を書き込む装置のコンピュータに、
    入力された2値の画像データのパターンに応じて、画像データ中の画素の間引きを行う間引き手順と、
    該間引き手順による間引き率を前記画像データの所定の範囲ごとに設定する間引き率設定手順と、
    該間引き率設定手順で設定した間引き率と設定されたトナーセーブ率とに応じて、前記間引き手順により間引きされた2値の画像データの所定の範囲ごとに、前記発光素子アレイの発光時間を変更する発光時間変更手順と、
    を実行させるためのプログラム。
JP2014055677A 2014-03-18 2014-03-18 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム Active JP6281348B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014055677A JP6281348B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム
US14/643,345 US9703229B2 (en) 2014-03-18 2015-03-10 Optical writing device, image forming device, optical writing control method, and computer program product
CN201510116450.1A CN104932218A (zh) 2014-03-18 2015-03-17 光学写入设备、图像形成设备、以及光学写入控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014055677A JP6281348B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015178194A true JP2015178194A (ja) 2015-10-08
JP6281348B2 JP6281348B2 (ja) 2018-02-21

Family

ID=54119441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014055677A Active JP6281348B2 (ja) 2014-03-18 2014-03-18 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9703229B2 (ja)
JP (1) JP6281348B2 (ja)
CN (1) CN104932218A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017223747A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP7337237B2 (ja) 2018-08-29 2023-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4189951A1 (en) * 2020-09-01 2023-06-07 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method of generating target image data, electrical device and non-transitory computer readable medium

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060255238A1 (en) * 2005-05-10 2006-11-16 Jong-Min Lee Apparatus and method of controlling emission of laser beam
JP2012175445A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Riso Kagaku Corp 画像データ生成装置及び画像データ生成方法
JP2013193420A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 光書込装置、画像形成装置、および濃度調整方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5136316A (en) * 1989-12-29 1992-08-04 Am International Incorporated Printing press and method
JPH079695A (ja) 1993-06-14 1995-01-13 Canon Inc 情報記録装置
JP2959394B2 (ja) 1994-04-25 1999-10-06 ブラザー工業株式会社 画像形成装置並びにファクシミリ装置
JPH07312663A (ja) 1994-05-16 1995-11-28 Tec Corp ファクシミリ装置
JPH08174906A (ja) * 1994-12-27 1996-07-09 Ricoh Co Ltd デジタル複写機
JP2003271016A (ja) 2002-03-19 2003-09-25 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004219929A (ja) 2003-01-17 2004-08-05 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7639956B2 (en) * 2003-05-14 2009-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, cartridge, and storing device mounted to the cartridge
JP4344585B2 (ja) 2003-10-29 2009-10-14 株式会社リコー 光書き込み装置
JP4557145B2 (ja) 2004-08-24 2010-10-06 株式会社リコー 画像書込装置
JP4551235B2 (ja) 2005-02-14 2010-09-22 株式会社リコー 発光素子書込み装置、及び、画像形成装置
US7852362B2 (en) 2005-07-15 2010-12-14 Ricoh Company, Limited Image writing device using digital light-emitting elements
JP5078480B2 (ja) * 2007-07-23 2012-11-21 キヤノン株式会社 画像処理装置及びその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記録媒体
CN103620506B (zh) 2011-06-10 2016-11-16 惠普发展公司,有限责任合伙企业 光学扫描装置、系统和方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060255238A1 (en) * 2005-05-10 2006-11-16 Jong-Min Lee Apparatus and method of controlling emission of laser beam
JP2012175445A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Riso Kagaku Corp 画像データ生成装置及び画像データ生成方法
JP2013193420A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 光書込装置、画像形成装置、および濃度調整方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017223747A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置、画像形成方法及び画像形成プログラム
JP7337237B2 (ja) 2018-08-29 2023-09-01 キヤノン株式会社 画像形成装置とその制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6281348B2 (ja) 2018-02-21
CN104932218A (zh) 2015-09-23
US20150268580A1 (en) 2015-09-24
US9703229B2 (en) 2017-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9001383B2 (en) Image processing apparatus which performs image processing for correcting misregistration, control method of image processing apparatus, and storage medium
JP5748464B2 (ja) 画像処理装置ならびに画像処理方法
US8917303B2 (en) Optical writing device, image forming device, and method of operating the same
US8781343B2 (en) Toner consumption calculator, image forming apparatus, and toner consumption calculation method
US9516192B2 (en) Image forming method for increasing resolution in reverse mode
JP2013063599A (ja) 露光制御装置、画像形成装置、及び露光制御方法
JP6281348B2 (ja) 光書込装置、画像形成装置、光書込制御方法及びプログラム
US9360792B2 (en) Optical writing controller, image forming apparatus, and optical writing control method
JP2005271351A (ja) 画像形成装置、記録ヘッドの調整方法
JP6171772B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP2014167516A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP6531340B2 (ja) 画像形成装置
JP6344278B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP4403744B2 (ja) 補正データ生成装置、光プリントヘッドの光量補正方法
EP2541332B1 (en) Image forming apparatus
JP5720149B2 (ja) 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び濃度調整制御プログラム
JP5402654B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
US9344603B2 (en) Image processing for a multi beam image formation
JP5790137B2 (ja) 画像処理方法
JP2004148664A (ja) Ledアレイ露光装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2009056703A (ja) カラー画像形成装置
JP2010179466A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2010028548A (ja) 画像処理装置、画像形成装置、及び画像処理プログラム
JP2010173285A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2016124275A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180108

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6281348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151