JP2013192744A - 運動回数計測装置、運動回数計測方法およびプログラム - Google Patents

運動回数計測装置、運動回数計測方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】意図しない負荷を使用者に与えずに運動回数を計測することができる。
【解決手段】運動回数計測装置(100)は、運動する被写体(H)を撮像する撮像部(2)により撮像された被写体(H)のうちの予め定められている被写体部分である顔(K)のサイズを検出し(S02、S03)、他方、表示部(8)の外枠(23)のサイズを基準サイズとして記憶し、この記憶された後に、検出された顔(K)のサイズが記憶されている表示部(8)の外枠(23)のサイズと一致していない第1の状態を検出してから、一致した第2の状態を検出する都度、被写体(H)が運動を行った回数としてカウントする(S09)。
【選択図】図3

Description

この発明は、運動の回数の情報を記録する運動回数計測装置、運動回数計測方法およびプログラムに関する。
筋力トレーニングなどの繰り返し運動を行う場合、その回数を知るために、使用者は、頭の中で繰り返した回数を数え続ける必要がある。しかしながら、別の思考が頭に浮かんだり、回数の記憶間違いや、数えそこなったりすることが原因で、運動回数を正確にカウントすることは困難であることが多い。
そこで、従来から、筋力トレーニングなどの繰り返し運動の反復回数をカウントするためのカウント装置が開発されてきた。
特許文献1には、概ねプラスチック、ゴム材料または発泡材料の外観であり、装置本体とその上側のカウンタ組立体で構成された腕立て伏せ運動用カウント装置が開示されている。運動中の使用者が、例えば使用者の胸やあごによってカウンタ組立体上部の発泡体リングを押し下げると、運動の経過時間と反復回数が記録される様に構成されている。
特開2010−110580号
しかしながら、このようなカウンタ装置では、使用者が胸やあごを出して装置のボタンを押すため、意図しない負荷が使用者にかかってしまうという課題が存在していた。
本発明の目的は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、意図しない負荷を使用者に与えずに運動回数を計測することのできる運動回数計測装置、運動回数計測方法およびプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の運動回数計測装置は、
運動する被写体を撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
このサイズ検出手段により検出される被写体部分のサイズと比較される基準サイズが記憶されている記憶手段と、
前記サイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが前記記憶手段に記憶されている前記基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズと一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
を備えていることを特徴とする。
また、本発明の運動回数計測方法は、
運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置による運動回数計測方法において、
前記撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出し、この検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測ステップと、
を有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、
運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置のコンピュータを、
撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
このサイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
として機能させることを特徴とする。
本発明に従うと、意図しない負荷を使用者に与えずに運動回数を計測することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る運動回数計測装置の正面図である。 第1の実施の形態に係る運動回数計測装置の概略構成を示すブロック図である。 運動回数計測装置の中央制御部により実行される「腕立てカウント処理」の制御手順を示すフローチャートである。 腕立て基本姿勢登録フェーズにおける、使用者の姿勢(腕立ての姿勢)を示す図である。 RAMのうち、「腕立てカウント処理」にて使用するRAMマップの記憶内容を示した図である。 伏せ状態フェーズにおいて、「腕立ての姿勢」の状態から腕を曲げて完全に「伏せ状態」に移行するまでの表示画面での表示例を示す図である。 顔枠のサイズが表示画面の外枠サイズよりも大きいか否かの判別手法を説明するための図である。 表示画面の外枠の代わりに設定枠(第1の設定枠)を用いて顔枠サイズを判断する場合の判別手法を説明するための図である。 (A)(B)および(C)は腕立て状態から伏せ状態を経て腕立て状態に至る一連の動作を説明するための図である。 「腕立てカウント処理」の動作での表示部の表示例を示す。 「腕立てカウント処理」の動作での表示部の別な表示例を示す。 本発明の第2の実施の形態における、「腹筋カウント処理」にて使用するRAMマップの記憶内容を示した図である。 第2の実施の形態における「腹筋カウント処理」の制御手順を示すフローチャートである。 腹筋運動の準備態勢を説明するための図である。 (A)(B)および(C)は腹筋運動の一連の動作を説明するための図である。 表示画面の外枠の内部に設けられている第2の設定枠を示した図である。
[第1の実施の形態]
まず、本発明の第1の実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100の正面図である。図1に示すように、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100は、正面上側にレンズ部1、スピーカ部20を、正面中央に表示部8を、正面下側に電源ボタン21、操作のための各種指示ボタン10b、シャッタボタン10aをそれぞれ有している。
運動回数計測装置100は、表示部8とレンズ部1とが同じ向きに構成されており、表示部8に表示される使用者自身の画像を確認しながら所定の運動の回数を計測することができる。
図2は、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100は、レンズ部1と、電子撮像部2と、撮像制御部3と、画像データ生成部4と、画像メモリ5と、画像処理部6と、表示制御部7と、表示部8と、記録媒体制御部9と、操作入力部10と、中央制御部11とを備えている。ここで、レンズ部1と、電子撮像部2とで撮像手段を構成する。
また、撮像制御部3と、画像処理部6と、中央制御部11は、例えば、カスタムLSI1Aとして設計されている。
レンズ部1は、例えば複数のレンズ玉からなる固定焦点レンズから構成されている。また、ズームレンズであってもよく、その場合には、例えばフォーカシングレンズやバリエータレンズ等から構成される。
また、レンズ部1は、図示は省略するが、例えば、合焦のための合焦駆動部を備え、ズームレンズの場合には、例えば、バリエータレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えている。
電子撮像部2は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等のイメージセンサから構成され、レンズ部1の各種レンズを通過した光学像を二次元の画像信号に変換する。
撮像制御部3は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像制御部3は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部2を走査駆動して、所定周期毎に光学像を電子撮像部2により二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部2の撮像領域から1画面分ずつ画像フレームを読み出して画像データ生成部4に逐次出力させる。
また、撮像制御部3は、AF(自動合焦処理)、AE(自動露出処理)、AWB(自動ホワイトバランス)等の被写体の撮像条件の調整制御を行う。
画像データ生成部4は、電子撮像部2から転送された画像フレームのアナログ値の信号に対してRGBの色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドしてA/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換し、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Cr(YUVデータ)を画像データとして生成する。
カラープロセス回路から出力される画像データは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用される画像メモリ5にDMA転送される。
中央制御部11は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、中央制御部11は、CPU、ROM(何れも図示略)、RAM12を備え、撮像装置100用の各種処理プログラム(図示略)に従って各種の制御動作を行う。
画像メモリ5は、例えば、DRAM等により構成され、画像データ生成部4から転送された画像データを一時的に記憶する。また、画像メモリ5は、画像処理部6や中央制御部11等によって処理されるデータ等を一時的に記憶する。
画像処理部6は、被写体検出部6aと、動き検出部6bとを具備している。
被写体検出部6aは、被写体の顔を検出する顔検出手段を有する。顔検出手段は、画像メモリ5から画像を読み出し、その画像から人の顔を検出し、検出された顔の位置や大きさ等を特定する。被写体検出部6aは、撮像された画像データの全領域(画角の全範囲)内に人の顔があるか否かを認識する。つまり、顔認識処理の対象となる範囲は画像データの全領域である。
この顔検出手段は、例えば、画像領域に含まれる人の顔を識別するための一般的な人の顔の特徴点データ(目、眉毛、鼻、口、耳等の特徴データ)と撮像された画像データとを比較照合することによって、顔を検出するように構成されている。
また、この顔検出手段は、一方の眼を検出し、該一方の眼に基づいて両眼対候補を生成することによって、顔を検出するように構成されてもよい。
また、この顔検出手段は、顔全体の輪郭に対応した基準テンプレートを用いたテンプレートマッチング(ブロックマッチングともいう。)によって顔を検出するように構成されてもよい。
また、被写体検出部6aは、被写体の形状の特徴領域を表す形状情報を特徴点として抽出する。この場合、被写体検出部6aは、画像データから被写体の輪郭を形状情報として抽出して被写体を検出する。
動き検出部6bは、画像領域における物体の移動における動きを検出する。具体的には、画像メモリ5から読み出された画像のフレーム間差分を画素単位で求め、差分のあった画素領域に動きのある移動物体が存在すると推定するフレーム間差分方式を用いて、物体の動きを検出する。
また、前フレームで動きと推定された領域を切り出してテンプレート画像とし、現フレームでこのテンプレート画像と相関の高い領域を探索し、相関値が閾値以上である領域を移動物体が存在する領域であると推定するマッチング方式を用いて、物体の動きを検出することもできる。
表示制御部7は、画像メモリ5に記憶されている縮小画像データを読み出して表示部8に縮小画像を表示させる制御を行う。
具体的には、表示制御部7は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、中央制御部11の制御下にて画像メモリ5から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている縮小画像データの輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部8に出力する。また、表示制御部7は、撮像モードにて、電子撮像部2及び撮像制御部3による撮像により生成された複数の画像フレームに基づいたライブビュー画像や、本撮像画像として撮像されたレックビュー画像等を表示部8に表示させる機能も有する。
表示部8は、例えば、液晶表示装置であり、表示制御部7からのビデオ信号に基づいて縮小画像を表示する表示手段として機能している。また、表示部8は、表示制御部7からのビデオ信号に基づいて、ライブビュー画像、レックビュー画像等を表示部8に表示する。
記録媒体制御部9は、記録媒体9aが着脱自在に構成され、装着された記録媒体9aからのデータの読み出しや記録媒体9aに対するデータの書き込みを制御する。即ち、記録媒体制御部9は、画像処理部6のJPEG圧縮部(図示略)により符号化された記録用の画像データを記録媒体9aに記録させる。記録用の画像データには、切抜画像データも含まれる。
なお、記録媒体9aは、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成されるが、一例であってこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
操作入力部10は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部10は、被写体の撮影指示に係るシャッタボタン10a、メニュー画面にて撮像モードや機能等の選択や構図の指示等に係る指示ボタン10b、レンズ部1がズームレンズである場合には、ズーム量の調整指示に係るズームボタン(図示略)等を備え、これらのボタンの操作に応じて所定の操作信号を中央制御部11に出力する。
また、操作入力部10は、各種の設定に係る指示入力を行うためのものとして機能する。
次に、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100の動作について説明する。
図3は、運動回数計測装置100の中央制御部11により実行される「腕立てカウント処理」の制御手順を示すフローチャートである。図4は、腕立て基本姿勢登録フェーズにおける、腕立て状態の姿勢を示す図である。図5は、腕立てカウント処理にて使用する、中央制御部11にあるRAM12中のRAMマップ12aに記憶される内容を示した図である。図6は、伏せ状態フェーズにおいて、「腕立て状態から腕を曲げて完全に伏せ状態に移行するまでの表示部8での表示例を示す図である。
以下、運動回数計測装置100による「腕立てカウント処理」の動作について図3のフローチャート等を参照して説明する。フロー図は、「腕立て基本姿勢登録フェーズ」、「伏せ状態フェーズ」、「腕立て復帰フェーズ」の三つのフェーズに分けられている。
先ず、腕立て基本姿勢登録フェーズについて説明する。
腕立てカウント処理が開始されると中央制御部11は先ず、例えば、「腕を伸ばし、基本姿勢を保ってください。」という音声ガイダンスをスピーカ20から発信する(ステップS01)。図4に示すように使用者Yは、音声ガイダンスに従い、運動回数計測装置100の上に顔Kを位置させて、腕立て状態の姿勢をとる。
ステップS02では、中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して使用者の顔を検出し、使用者Yの顔Kが検出されると顔枠22を検出された顔に重畳して表示する。そして、顔枠22のサイズが一定時間同じサイズであるか否かを確認する。ここで、顔枠22は、例えば図6に示すように、正方形に近い矩形の枠である。
顔枠22のサイズが一定時間同じでなければ「NO」へ分岐して、ステップS02の処理を繰り返す。顔枠22のサイズが一定時間同じであれば「YES」へ分岐して、ステップS03に移行する。
ステップS03では、中央制御部11は、顔枠22のサイズをRAMマップ12aに記憶する。図5のように、RAMマップ12aの記憶内容は、顔枠22のサイズ、表示部8の外枠のサイズ(または、伏せ状態の閾枠である設定枠(第1の設定枠)のサイズ)および、腕立てカウント値からなる。ここで、記憶された顔枠のサイズを「予め定められている被写体部分の第2の基準サイズ」という。ここで、RAMマップ12aは第2の基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
次に、「伏せ状態フェーズ」について説明する。伏せ状態フェーズは、腕立て状態から腕を曲げて完全に伏せ状態に移行するまでのフェーズである。
中央制御部11は、ステップS04にて、例えば、「腕立てをスタートしてください。」という音声ガイダンスをスピーカ20より発信する。
次に、中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して顔が検出されているか否かを監視する(ステップS05)。顔が検出されていなければ、「NO」へ分岐して、ステップS05の処理を繰り返す。顔が検出されていれば、「YES」へ分岐して、ステップS06に移行する。図6(A)は、腕立て状態が表示部8に表示されている例を示している。図6(B)は、使用者が腕を曲げていくに従って顔枠22のサイズが大きくなる例を示している。
ステップS06では、中央制御部11は、顔枠22が表示部8の外枠からはみ出た状態であるか否かを、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいか否かにより判別する。そして、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいと判断されたとき、使用者の運動が伏せ状態に至ったと判断する。ここで、「伏せ状態」を第1の状態と呼ぶ。ここで、外枠23のサイズは基準サイズとして機能している。また、RAMマップ12aは基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
図7は、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいか否かの判別手法を説明するための図である。
例えば、図7(A)の破線に示すように、矩形の顔枠22の左右上下の4つの辺のすべてが、表示部8の外枠23内にある場合は、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも小さいと判断するが、図7(A)の実線に示すように、矩形の顔枠22の4つの辺の内、両サイドの辺がともに、表示部8の外枠23を越え、外に出てしまった状態に至った場合は、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいと判断する。
また、例えば、図7(B)に示すように、顔枠22の4つの辺の内、上下の辺がともに、表示部8の外枠23を越え、外に出た状態に至った場合は、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいと判断する。
また、図7(C)、図7(D)のような場合も、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズよりも大きいと判断する。
なお、計測手段としての中央制御部11は、表示部8の外枠23を用いて伏せ状態を判断する代わりに、表示部8の外枠23の内部の所定部位に設けた閥枠(設定枠(第1の設定枠)24)を用いても良い。
図8は、表示部8の外枠23の代わりに設定枠(第1の設定枠)24を用いてステップS06を判断する場合の判別手法を説明するための図である。
例えば、図8(A)に示すように、顔枠22の4つの辺の内、両サイドの辺がともに、第2の設定枠24に触れた後、外枠を越えた状態に至った場合、ステップS06にて「YES」と判断する。一方、顔枠22の両サイドの辺の内、一方の辺が設定枠(第1の設定枠)24に触れることがない状態(図8(C))は、ステップS06にて「NO」と判断する。
また、例えば、図8(B)に示すように、顔枠22の4つの辺の内、上下の辺がともに、設定枠(第1の設定枠)24に触れた後、設定枠(第1の設定枠)24を越えた状態に至った場合、ステップS06にて「YES」と判断してもよい。この場合、顔枠22の上下の辺の一方の辺が設定枠(第1の設定枠)24に触れることがない状態(図8(D))は、ステップS06にて「NO」と判断する。
図8(C)、図8(D)のような場合は、伏せ移行時の上体の姿勢がずれているので、伏せ状態と判断しない。
上記のように、設定枠(第1の設定枠)24を用いることにより、設定枠(第1の設定枠)24の大きさを表示部8の外枠23と異ならせることができるので、腕立て状態での顔のサイズと伏せ状態と判断される顔枠22のサイズとの比率を変更することができる。ここで、設定枠23のサイズは基準サイズとして機能している。また、RAMマップ12aは基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
次に、腕立て復帰フェーズについて説明する。腕立て復帰フェーズは、伏せ状態から腕を伸ばして腕立て状態に移行するまでのフェーズである。
先ず、ステップS07では、中央制御部11は、例えば、「基本姿勢に戻ってください。」という音声ガイダンスをスピーカ20より発信する。
次にステップS08にて、中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して、顔枠22のサイズが記憶された顔枠のサイズと一致するか否かを判別する。伏せ状態から腕Uを伸ばして腕立て状態に移行すると顔枠22のサイズが小さくなり、表示部8の外枠23(または、第1の設定枠24)に収まるようになる。
顔枠22のサイズと記憶された顔枠22のサイズとが一致しない場合は、「NO」へ分岐してステップS07に移行する。一方、顔枠22のサイズと記憶された顔枠22のサイズとが一致したと判断された場合は、「YES」へ分岐してステップS09に移行する。
ここで、顔枠22のサイズが第2の基準サイズ(記憶された顔枠22のサイズ)に一致した状態(腕立て状態)を第2の状態と呼ぶ。
また、ここで、「両サイズが一致した」とは、例えば、両サイズの所定の寸法の差が所定の値(例えば10%)以下になった場合をいう。
ステップS09では中央制御部11は、腕立て伏せの回数をカウントするカウンタの変数を1増分し、表示部8のカウントの表示を更新する。
ここで中央制御部11およびステップS06、S08、S09が計測手段として機能している。
図9は、腕Uの腕立て状態から伏せ状態を経て腕立て状態に至る一連の動作を説明するための図である。
以上の説明のように、使用者Yは図9(A)の腕立て状態から(B)の伏せ状態を経て(C)の腕立て状態に至る一連の動作を行う。そしてこれ以降、使用者Yの指示により終了指示がなされない限り、腕立てカウント処理では、伏せ状態フェーズ、腕立て復帰フェーズの両フェーズが繰り返される。
図10、図11は、「腕立てカウント処理」における表示部8の表示例を示す。図10は腕立て伏せの回数のみ表示される例を示している。図11は腕立て伏せの回数が表示部8下部に表示されるとともに、運動している人物Yの顔Kを含む姿と顔枠22とが表示されている例を示している。
以上のように、第1の実施の形態によれば、運動回数計測装置100は、運動する被写体を撮像する撮像手段であるレンズ部1、電子撮像部2と、撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出する被写体検出部6aと、基準サイズおよび第2の基準サイズを記憶するRAMマップ12aと、RAMマップ12aにより第2の基準サイズが記憶された後に、被写体検出部6aにより検出された被写体部分のサイズが第2の基準サイズと一致していない第1の状態(伏せ状態)を検出してから、第2の基準サイズに一致した第2の状態(腕立て状態)を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段である中央制御部11とを備えている。このように顔検出技術を利用することによって、手やあごによる操作が不要となり、ユーザに意図しない負荷をかけないという効果がある。
また、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、被写体の運動により、顔枠22が表示画面の外枠23からはみ出た第1の状態から顔枠22が表示画面の外枠23に収まって顔枠22が第2の基準のサイズに一致した第2の状態に移行した際に、被写体が運動を行った回数としてカウントするので、上記の効果が得られることに加え、腕立て状態から伏せ状態まで顔が認識され続けること、および、カメラ部1に常に顔を向け、伏せ移行時の姿勢も良くしなければ伏せ状態の判断条件が満たされないため、間違った姿勢での腕立て伏せを防止できるという効果がある。
また、計測手段である中央制御部11は、表示画面の外枠23の内側に設定枠24を設定し、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、被写体の運動により、顔枠22が設定枠24からはみ出た第1の状態から顔枠22が設定枠24に収まって顔枠22が第2の基準のサイズに一致した第2の状態に移行した際に被写体が運動を行った回数としてカウントするので、腕立て状態での顔のサイズと伏せ状態と判断される顔枠22のサイズとの比率を変更することができる。
なお、第1の実施の形態において、基準サイズのみを用い、第2の基準サイズを用いないで運動回数をカウントするように構成することもできる。すなわち、表示部8の外枠23を基準サイズと定義して、例えば、被写体の運動により、顔枠のサイズが表示部8の外枠23からはみ出ている第1の状態と、顔枠のサイズが表示部8の外枠23に収まって当該顔枠のサイズが表示部8の外枠23のサイズに一致した第2の状態との移行を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントするようにしてもよい。すなわち、顔枠のサイズが基準サイズと一致していない第1の状態と、一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントするようにしてもよい。
また、例えば、被写体の運動により、顔枠のサイズが表示部8の外枠23からはみ出ている第1の状態と、顔枠のサイズが表示部8の外枠23のサイズに収まった第2の状態との移行を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントするようにしてもよい。
さらに、基準サイズを表示部8の外枠23の内側に設けられた設定枠24としてもよい。基準サイズは、使用者が設定する基準となる使用者設定サイズであり、外枠23と設定枠24を使用者が選択して設定できるように構成されている。
また、移行の順序は、第1の状態から第2の状態への移行を検出してもよく、その逆に、第2の状態から第1の状態への移行を検出してもよい。
また、予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであったが、予め定められている被写体部分のサイズは顔以外の他の部位を囲む枠のサイズであってもよい。
このようにすれば、1つの基準サイズで運動を行った回数をカウントすることができる。
以上のように、上記によれば、運動回数計測装置100は、運動する被写体を撮像する撮像手段であるレンズ部1、電子撮像部2と、撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出する被写体検出部6aと、被写体検出部6aにより検出された前記被写体部分の基準サイズを記憶するRAMマップ12aと、RAMマップ12aにより被写体部分の基準サイズが記憶された後に、被写体検出部6aにより検出された被写体部分のサイズが記憶されている被写体部分の基準サイズと一致していない第1の状態(図6(C)および図9(B)の伏せ状態)を検出してから、一致した第2の状態(図6(B)の波線および図9(C)の腕立て状態)を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段である中央制御部11とを備えている。このように顔検出技術を利用することによって、手やあごによる操作が不要となり、ユーザに意図しない負荷をかけないという効果がある。
また、基準サイズは、使用者が設定する基準となる使用者設定サイズであり、記憶手段(12a)は、この使用者設定サイズを基準サイズとして記憶しているサイズ記憶手段を備えているように構成されている。したがって、基準サイズを表示部8の外枠23または第1の設定枠24の何れかを選択して設定することができるので、使用者の体型や装置使用状況に適合する運動回数計測装置110を提供することができる。
また、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22の左右のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、被写体Hの運動により、顔枠22の左右のサイズが表示部8の外枠23のサイズからはみ出て、両者のサイズが一致していない第1の状態(図6(C)および図9(B)の伏せ状態)から、顔枠22の左右のサイズが表示部8の外枠23のサイズ内に収まって顔枠22の左右のサイズが表示部8の外枠23のサイズに一致した第2の状態(図6(B)の波線および図9(C)の腕立て状態)に移行した際に、被写体Hが運動を行った回数としてカウントを1増やすので、上記の効果が得られることに加え、腕立て状態から伏せ状態まで顔が認識され続けること、および、カメラ部1に常に顔を向け、伏せ移行時の姿勢も良くしなければ伏せ状態の判断条件が満たされないため、間違った姿勢での腕立て伏せを防止できるという効果がある。
また、計測手段である中央制御部11は、表示部8の外枠23の内側に第1の設定枠24を設定し、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、被写体の運動により、顔枠22が第1の設定枠24からはみ出た第1の状態から顔枠22が第1の設定枠24に収まって顔枠22が基準のサイズに一致した第2の状態に移行した際に被写体が運動を行った回数としてカウントするので、腕立て状態での顔のサイズと伏せ状態と判断される顔枠22のサイズとの比率を変更することができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、運動回数計測装置100による「腕立て伏せ」運動の回数計測について説明したが、第2の実施の形態では「腹筋運動」の回数計測について説明する。
なお、第2の実施の形態に係る運動回数計測装置は、第1の実施の形態に係る運動回数計測装置100と同様の構成によってなるため、図1および図2を援用し、図示および説明を省略する。以下、第2の実施の形態に特徴的な構成および動作についてのみ説明する。
第2の実施の形態においては、図5に示したRAMマップ12aの記憶内容を一部異ならせて用いる。図12は、中央制御部11にあるRAMの中の、「腹筋カウント処理」にて使用するRAMマップの記憶内容を示した図である。第2の実施の形態では、RAMマップ12aの記憶内容は、顔枠22のサイズ、外枠のサイズ(または、あおむけ状態の閾枠である第2の設定枠のサイズ)および、腹筋カウント値からなる。
次に、動作について説明する。
図13は、運動回数計測装置100の制御部11により実行される「腹筋カウント処理」の制御手順を示すフローチャートである。図14は、腹筋運動の準備態勢を説明するための図である。図15は、腹筋運動の一連の動作を説明するための図である。
以下、運動回数計測装置100による「腹筋カウント処理」の動作について図13のフローチャートおよび図14、図15を参照して説明する。フローチャート図13は、「腹筋起き上がっている状態登録フェーズ」、「状態戻しフェーズ」、「状態起こしフェーズ」の三つのフェーズに分けられている。
以下の説明では、「腹筋起き上がっている状態登録フェーズ」、「状態起こしフェーズ」において、上体が起きている姿勢を「上体起こし状態(腹筋起き上がっている状態)」と、において、「状態戻しフェーズ」における上体が寝ている姿勢を「あおむけ状態」とよぶ。
使用者は、図14に示すように、例えば運動回数計測装置100を台の上に設置し、腹筋運動の準備態勢に入る。
先ず、「腹筋起き上がっている状態登録フェーズ」について説明する。
「腹筋カウント処理」が開始されると中央制御部11は先ず、例えば、「起き上がり、顔を登録してください。」という音声ガイダンスをスピーカ20より発信する(ステップS21)。
使用者は、その音声ガイダンスに従い、図15(A)に示すように、腹筋を使い顔がカメラの前になる状態まで上体を起こす。
ステップS22では、中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して使用者の顔を検出し、使用者の顔が検出されると顔枠22を検出された顔に重畳して表示する。
そして、顔枠22のサイズが一定時間同じサイズであるか否かを確認する。
顔枠22のサイズが一定時間同じでなければ「NO」へ分岐して、ステップS22の処理を繰り返す。顔枠22のサイズが一定時間同じであれば「YES」へ分岐して、ステップS23に移行する。
ステップS23では、中央制御部11は、顔枠22のサイズをRAMマップ12aに記憶する。すなわち、「腹筋起き上がっている状態登録フェーズ」では、顔枠22のサイズが一定時間、変わらなかったときに、上体起こし状態として顔枠22のサイズを中央制御部11に備えられているRAM12のRAMマップ12aに記憶する。
ここで、記憶された顔枠のサイズを「予め定められている被写体部分の第2の基準サイズ」という。また、RAMマップ12aは第2の基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
次に、「状態戻しフェーズ」について説明する。「状態戻しフェーズ」は上体起こし状態からあおむけ状態に移行するまでのフェーズである。
中央制御部11は、ステップS24にて、例えば、「腹筋をスタートしてください。」という音声ガイダンスをスピーカ20より発信する。
次に、中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して顔が検出されている状態であるか否かを監視する(ステップS25)。顔が検出されていれば、「YES」へ分岐して、ステップS25の処理を繰り返す。顔が検出されていなければ、「NO」へ分岐して、ステップS26に移行する。
ステップS25において、音声ガイダンスを聞いた使用者の運動により上体起こし状態からあおむけ状態に移行すると、使用者の上体が伸び、カメラから顔が遠ざかるため、検出されている顔の顔枠22のサイズが小さくなり、やがて、顔枠22が表示部8の外枠23の外に外れる。その時点で顔が検出されていない状態となるので、ステップS25において「NO」へ分岐して、ステップS26に移行することとなる。この移行時点であおむけ状態であると判断する。ここで、あおむけ状態を第1の状態と呼ぶ。また、外枠23のサイズは基準サイズとして機能している。また、RAMマップ12aは基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
なお、計測手段としての中央制御部11は、表示部8の外枠23を用いてあおむけ状態を判断する代わりに、表示部8の外枠23の内部の所定部位に設けた閥枠(第2の設定枠25)を用いても良い。
図16は、表示部8の外枠23の内部に設けられている第2の設定枠25を示した図である。この場合、第2の設定枠24の大きさ・位置を表示部8の外枠23の大きさ・位置と異ならせることができるので、あおむけ状態における検出位置を変更することができる。ここで、第2の設定枠23のサイズは基準サイズとして機能している。また、RAMマップ12aは基準サイズを記憶する記憶手段として機能している。
次に、「状態起こしフェーズ」について説明する。「状態起こしフェーズ」は、あおむけ状態から上体起こし状態に移行するまでのフェーズである。
ステップS26にて中央制御部11は「状態を起こしてください。」という音声ガイダンスをスピーカ20より発信する。
次にステップS27にて中央制御部11は、被写体検出部6aを制御して、顔枠22のサイズが記憶された顔枠のサイズと一致するか否かを判別する。すなわち、使用者の運動によりあおむけ状態から上体起こし状態に移行すると、顔枠22が表示部8の外枠23(または、第2の設定枠)に収まり、顔枠22のサイズが記憶された顔枠のサイズと一致するようになる。
顔枠22のサイズと記憶された顔枠のサイズとが一致しない場合は、「NO」へ分岐してステップS27に移行する。一方、顔枠22のサイズと記憶された顔枠のサイズとが一致した判断された場合は、「YES」へ分岐してステップS28に移行する。
ここで、顔枠22のサイズが記憶された顔枠のサイズに一致した状態(上体起こし状態)を第2の状態と呼ぶ。
また、ここで、「両サイズが一致した」とは、例えば、両サイズの所定の寸法の差が所定の値(例えば10%)以下になった場合をいう。
ステップS28では中央制御部11は、腹筋の回数をカウントするカウンタの変数を1増分し、表示部8のカウントの表示を更新する。そして、ステップS24に移行する。
ここで中央制御部11およびステップS25、S27、S28が計測手段として機能している。
以上の説明のように、使用者は図15(A)の上体起こし状態から、図15(B)のあおむけ状態を経て、図15(C)の上体起こし状態に至る一連の動作を行う。そしてこれ以降、使用者による終了指示がなされない限り、「状態戻しフェーズ」、「状態起こしフェーズ」の両フェーズが繰り返される。
中央制御部11は、「腹筋カウント処理」時にも、図9、図10に示した「腹筋カウント処理」時の表示と同様、「腹筋カウント処理」時の表示を表示部8の表示で行う。
以上のように、第2の実施の形態によれば、運動回数計測装置100は、運動する被写体を撮像する撮像手段であるレンズ部1、電子撮像部2と、撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出する被写体検出部6aと、基準サイズと第2の基準サイズを記憶するRAMマップ12aと、RAMマップ12aにより第2の基準サイズが記憶された後に、被写体検出部6aにより検出された被写体部分のサイズが第2の基準サイズと一致していない第1の状態(あおむけ状態)を検出してから、第2の基準サイズと一致した第2の状態(上体起こし状態)を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段である中央制御部11とを備えている。このように顔検出技術を利用することによって、手やあごによる操作が不要となり、ユーザに意図しない負荷をかけないという効果がある。
また、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、前記被写体の運動により、前記顔枠22が小さくなって顔枠22が表示画面の外枠23から外れる第1の状態(あおむけ状態)から、顔枠22が表示画面に収まって当該顔枠22が第2の基準のサイズに一致した第2の状態(上体起こし状態)に移行した際に前記被写体が運動を行った回数としてカウントするので、上記の効果が得られることに加え、記憶された顔枠のサイズについての第2の基準サイズと一致するサイズになるまで起き上がらないとカウントされないため、所定のレベルまで起き上がらない間違った姿勢での腹筋運動防止できるという効果がある。
また、前記計測手段は、表示画面の外枠23の内側に第2の設定枠25を設定し、被写体検出部6aは被写体部分のサイズとして顔枠22のサイズを検出し、計測手段である中央制御部11は、被写体の運動により、顔枠22が小さくなって顔枠22が第2の設定枠25から外れる第1の状態(あおむけ状態)から、顔枠22が第2の設定枠25に収まって顔枠22が第2の基準のサイズに一致した第2の状態(上体起こし状態)に移行した際に被写体が運動を行った回数としてカウントするのであおむけ状態における検出位置を変更することができる。
なお、第2の実施の形態において、基準サイズのみを用い、第2の基準サイズを用いないで運動回数をカウントするように構成することもできる。すなわち、表示部8の外枠23を基準サイズと定義して、例えば、被写体の運動により、顔枠22が小さくなって顔枠22が表示部8の外枠23から外れる第1の状態(あおむけ状態)と、顔枠22のサイズが表示部8の外枠23のサイズに収まって一致した第2の状態(上体起こし状態)(図6(B)の波線相当の状態および図15(A)の上体起こし状態)との間の移行を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントするようにしてもよい。
さらに、基準サイズを表示部8の外枠23の内側に設けられた第2の設定枠25としてもよい。
また、移行の順序は、第1の状態から第2の状態への移行を検出してもよく、その逆に、第2の状態から第1の状態への移行を検出してもよい。
また、予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであったが、予め定められている被写体部分のサイズは顔以外の他の部位を囲む枠のサイズであってもよい。
このようにすれば、1つの基準サイズで運動を行った回数をカウントすることができる。
以上のように、上記によれば、運動回数計測装置100は、運動する被写体を撮像する撮像手段であるレンズ部1、電子撮像部2と、撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出する被写体検出部6aと、この被写体検出部6aにより検出される被写体部分のサイズと比較される基準サイズが記憶されているRAMマップ12aと、被写体検出部6aにより検出された被写体部分のサイズがRAMマップ12aに記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態(あおむけ状態)と、基準サイズと一致した第2の状態(上体起こし状態)との間の移行を検出する都度、被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段である中央制御部11と、備えている。
このように顔検出技術を利用することによって、手やあごによる操作が不要となり、使用者に意図しない負荷をかけないという効果がある。
また、第1の基準サイズは、使用者が設定する基準となる使用者設定サイズであり、RAMマップ12aは、この使用者設定サイズを基準サイズとして記憶しているサイズ記憶手段として機能しているので、基準サイズを表示部8の外枠23または第2の設定枠25の何れかを選択して設定することができ、上体起こし状態における検出位置を変更することができ、使用者の体型や装置使用状況に適合する運動回数計測装置110を提供することができる。
また、撮像手段により撮像された被写体を表示する表示部8を更に備え、予め定められている被写体部分のサイズは顔枠22のサイズであり、基準サイズは表示部8の外枠23のサイズであり、計測手段である中央制御部11は、前記被写体の運動により、前記顔枠22が小さくなって顔枠22が表示部8の外枠23から外れる第1の状態(あおむけ状態)から、顔枠22が表示部8に収まって当該顔枠22が基準のサイズに一致した第2の状態(上体起こし状態)に移行した際に前記被写体が運動を行った回数としてカウントするので、上記の効果が得られることに加え、所定のレベルまで起き上がらない間違った姿勢での腹筋運動防止できるという効果がある。
また、撮像手段により撮像された被写体を表示する表示部8を更に備え、予め定められている被写体部分のサイズは顔枠22のサイズであり、第1の基準サイズは表示部8の外枠23の内側に設けられた第2の設定枠25であり、計測手段である中央制御部11は、被写体の運動により、顔枠22が小さくなって顔枠22が第2の設定枠25から外れる第1の状態(あおむけ状態)から、顔枠22が第2の設定枠25に収まって顔枠22が基準サイズに一致した第2の状態(上体起こし状態)に移行した際に被写体が運動を行った回数としてカウントするのであおむけ状態における検出位置を変更することができる。
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記]
<請求項1>
運動する被写体を撮像する撮像手段と、
この撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
このサイズ検出手段により検出される被写体部分のサイズと比較される基準サイズが記憶されている記憶手段と、
前記サイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが前記記憶手段に記憶されている前記基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズと一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
を備えていることを特徴とする運動回数計測装置。
<請求項2>
前記基準サイズは、使用者が設定する基準となる使用者設定サイズであり、
前記記憶手段は、この使用者設定サイズを基準サイズとして記憶しているサイズ記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の運動回数計測装置。
<請求項3>
前記撮像手段により撮像された被写体を表示する表示手段を更に備え、
前記予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであり、前記基準サイズは前記表示手段の外枠のサイズであり、
前記計測手段は、前記被写体の運動により、前記顔枠のサイズが前記表示部の外枠からはみ出ている第1の状態から、前記顔枠のサイズが前記表示部の外枠に収まって当該顔枠のサイズが前記基準サイズに一致した第2の状態に移行した際に、前記被写体が運動を行った回数としてカウントすることを特徴とする請求項2に記載の運動回数計測装置。
<請求項4>
前記撮像手段により撮像された被写体を表示する表示手段を更に備え、
前記予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであり、前記基準サイズは前記表示手段の外枠の内側に設けられた設定枠であり、
前記計測手段は、前記被写体の運動により、前記顔枠のサイズが前記設定枠からはみ出ている第1の状態から、前記顔枠のサイズが前記第1の設定枠内に収まって当該顔枠のサイズが前記基準サイズに一致した第2の状態に移行した際に、前記被写体が運動を行った回数としてカウントすることを特徴とする請求項1に記載の運動回数計測装置。
<請求項5>
運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置による運動回数計測方法において、
前記撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出し、この検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測ステップと、
を有することを特徴とする運動回数計測方法。
<請求項6>
運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置のコンピュータを、
撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
このサイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。
100 運動回数計測装置
1 レンズ部(撮像手段)
2 電子撮像部(撮像手段)
3 撮像制御部
4 画像データ生成部
5 画像メモリ
6 画像処理部
6a 被写体検出部(サイズ検出手段)
6b 動き検出部
7 表示制御部
8 表示部(表示手段)
9 記録媒体制御部
10 操作入力部
10a シャッタボタン
10b 指示ボタン
11 中央制御部(計測手段)
12 RAM
12a RAMマップ(記憶手段)
20 スピーカ部
21 電源ボタン
22 顔枠
23 表示部の外枠
24 設定枠(第1の設定枠)
25 第2の設定枠

Claims (6)

  1. 運動する被写体を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    このサイズ検出手段により検出される被写体部分のサイズと比較される基準サイズが記憶されている記憶手段と、
    前記サイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが前記記憶手段に記憶されている前記基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズと一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
    を備えていることを特徴とする運動回数計測装置。
  2. 前記基準サイズは、使用者が設定する基準となる使用者設定サイズであり、
    前記記憶手段は、この使用者設定サイズを基準サイズとして記憶しているサイズ記憶手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の運動回数計測装置。
  3. 前記撮像手段により撮像された被写体を表示する表示手段を更に備え、
    前記予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであり、前記基準サイズは前記表示手段の外枠のサイズであり、
    前記計測手段は、前記被写体の運動により、前記顔枠のサイズが前記表示部の外枠からはみ出ている第1の状態から、前記顔枠のサイズが前記表示部の外枠に収まって当該顔枠のサイズが前記基準サイズに一致した第2の状態に移行した際に、前記被写体が運動を行った回数としてカウントすることを特徴とする請求項2に記載の運動回数計測装置。
  4. 前記撮像手段により撮像された被写体を表示する表示手段を更に備え、
    前記予め定められている被写体部分のサイズは顔枠のサイズであり、前記基準サイズは前記表示手段の外枠の内側に設けられた設定枠であり、
    前記計測手段は、前記被写体の運動により、前記顔枠のサイズが前記設定枠からはみ出ている第1の状態から、前記顔枠のサイズが前記設定枠内に収まって当該顔枠のサイズが前記基準サイズに一致した第2の状態に移行した際に、前記被写体が運動を行った回数としてカウントすることを特徴とする請求項2に記載の運動回数計測装置。
  5. 運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置による運動回数計測方法において、
    前記撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出し、この検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測ステップと、
    を有することを特徴とする運動回数計測方法。
  6. 運動する被写体を撮像する撮像手段を備えた運動回数計測装置のコンピュータを、
    撮像手段により撮像された被写体のうちの予め定められている被写体部分のサイズを検出するサイズ検出手段と、
    このサイズ検出手段により検出された被写体部分のサイズが記憶されている基準サイズと一致していない第1の状態と、前記基準サイズに一致した第2の状態との間の移行を検出する都度、前記被写体が運動を行った回数としてカウントする計測手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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